JP2009211848A - プロトン伝導体、それを備えた燃料電池および燃料電池システム - Google Patents

プロトン伝導体、それを備えた燃料電池および燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】 水への溶解が抑制されたプロトン伝導体、それを備えた燃料電池および燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 プロトン伝導体(100)は、プロトン伝導性を有する水溶性電解質膜(10)と、水溶性電解質膜の少なくとも一方の面に設けられたプロトン伝導性セラミックス(20)と、を備える。燃料電池(200)は、プロトン伝導体(100)と、プロトン伝導性セラミックス上に設けられたカソード(30)と、プロトン伝導体のカソードと反対側の面に設けられたアノード(40)と、を備える。燃料電池システム(300)は、燃料電池(200)と、燃料電池の発電停止時にカソードに掃気ガスを供給する掃気手段(303)と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロトン伝導体、それを備えた燃料電池および燃料電池システムに関する。
燃料電池は、一般的には水素及び酸素を燃料として電気エネルギーを得る装置である。この燃料電池は、環境面において優れかつ高いエネルギー効率を実現できることから、今後のエネルギー供給システムとして広く開発が進められてきている。
この燃料電池の電解質膜として、プロトン伝導体が開発されている。例えば、プロトン伝導体として固体酸を用いる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−276721号公報
しかしながら、固体酸の中には水溶性を有するものがある。この場合、燃料電池の発電反応で生じる水によって電解質が溶解するおそれがある。
本発明は、水への溶解が抑制されたプロトン伝導体、それを備えた燃料電池および燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明に係るプロトン伝導体は、プロトン伝導性を有する水溶性電解質膜と、水溶性電解質膜の少なくとも一方の面に設けられたプロトン伝導性セラミックスと、を備えることを特徴とするものである。本発明に係るプロトン伝導体においては、液水と水溶性電解質膜との接触が、プロトン伝導性セラミックスによって抑制される。それにより、水溶性電解質膜の溶解が抑制される。なお、プロトン伝導性セラミックスはプロトン伝導性を有することから、本発明に係るプロトン伝導体のプロトン伝導性が確保される。
水溶性電解質膜は、固体水素酸またはポリリン酸からなるものであってもよい。固体水素酸は、CsHSOまたはCsHPOからなるものであってもよい。この場合、高いプロトン伝導性が得られる。また、プロトン伝導性セラミックスは、ペロブスカイト型電解質からなるものであってもよい。ペロブスカイト型電解質は、SrZr(1−x)Inであってもよい。
本発明に係る燃料電池は、請求項1〜5のいずれかに記載のプロトン伝導体と、プロトン伝導性セラミックス上に設けられたカソードと、プロトン伝導体のカソードと反対側の面に設けられたアノードと、を備えることを特徴とするものである。この場合、発電に伴ってカソードにおいて生成される水と電解質膜との接触が、プロトン伝導性セラミックスによって抑制される。
アノードは、水素透過性金属からなるものであってもよい。この場合、燃料ガス中に水が含まれていても、電解質膜と水との接触を抑制することができる。水素透過性金属は、パラジウムであってもよい。
本発明に係る燃料電池システムは、請求項6〜8のいずれかに記載の燃料電池と、燃料電池の発電停止時にカソードに掃気ガスを供給する掃気手段と、を備えることを特徴とするものである。本発明に係る燃料電池システムにおいては、カソードに滞留する水分が除去される。それにより、電解質膜と水との接触がより抑制される。
本発明によれば、水へのプロトン伝導体の溶解を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るプロトン伝導体100の模式的断面図である。図1に示すように、プロトン伝導体100は、電解質膜10の一方の面にプロトン伝導性セラミックス20が設けられた構造を有する。電解質膜10は、プロトン伝導性を有する水溶性電解質からなる。
電解質膜10は、例えば、固体水素酸、ポリリン酸等からなる。この場合の固体水素酸として、CsHSO、CsHPO、Cs(HSO)(HPO)、MHPO、MHAO、MH(AO、M(AO、M(AO等を用いることができる。ただし、MはKまたはRbからなり、AはSまたはSeからなる。また、ポリリン酸として、NHPO等を用いることができる。
プロトン伝導性セラミックス20は、プロトン伝導性を有し、水を透過しにくいセラミックスからなる。プロトン伝導性セラミックス20として、例えば、ペロブスカイト型電解質を用いることができる。ペロブスカイト型電解質として、例えば、SrZr(1−x)In、BaZr(1−x)等を用いることができる。プロトン伝導性セラミックス20は、PLD(パルスレーザデポジション)法等によって成膜することができる。
本実施の形態においてはプロトン伝導性セラミックス20が設けられていることから、電解質膜10の一面と液水との接触が防止される。この場合、電解質膜10が溶解することが抑制される。なお、プロトン伝導性セラミックス20はプロトン伝導性を有していることから、プロトン伝導体100のプロトン伝導率低下が抑制される。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池200の模式的断面図である。図2に示すように、燃料電池200は、図1のプロトン伝導体100のプロトン伝導性セラミックス20上にカソード電極30が設けられ、プロトン伝導体100のプロトン伝導性セラミックス20と反対側の面にアノード電極40が設けられた構造を有する。カソード電極30およびアノード電極40は、触媒活性および導電性を有する材料から構成され、例えば、白金等の貴金属からなる多孔質電極である。
続いて、燃料電池200の動作について説明する。まず、アノード電極40に水素を含有する燃料ガスが供給される。燃料ガス中の水素は、アノード電極40と電解質膜10との界面においてプロトンと電子とに解離する。プロトンは、プロトン伝導体100を伝導して、カソード電極30に到達する。一方、カソード電極30には、酸素を含む酸化剤ガスが供給される。酸化剤ガス中の酸素は、カソード電極30において、プロトンと電子と反応する。以上の動作により、燃料電池200は、発電を行う。なお、燃料電池200の作動温度は、200℃程度である。
この発電に伴い、水が生成される。本実施の形態においては、カソード電極30と電解質膜10との間にプロトン伝導性セラミックス20が配置されていることから、電解質膜10と液水との接触が抑制される。それにより、電解質膜10の溶解が抑制される。
図3(a)は、燃料電池200の他の例である燃料電池200aの模式的断面図である。図3(a)に示すように、燃料電池200aにおいては、アノード電極40と電解質膜10との間にもプロトン伝導性セラミックス20が設けられている。ここで、改質器等を用いて燃料ガスを生成する場合には、燃料ガスに水が含まれる。燃料電池200aを用いれば、燃料ガスに水が含まれていても、燃料ガス中の水と電解質膜10との接触を抑制することができる。その結果、電解質膜10の溶解を抑制することができる。
なお、電解質膜10を構成する電解質の強度が不十分な場合には、セラミックス等を用いて電解質膜10を補強してもよい。例えば、図3(b)に示すように、電解質膜10を構成する電解質12を多孔質セラミックス基板11の孔部に含浸させたものを電解質膜10として用いてもよい。また、図3(c)に示すように、電解質12とセラミックス粒子13とを混合したものを電解質膜10として用いてもよい。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池200bについて説明する。図4は、燃料電池200bの模式的断面図である。図4に示すように、燃料電池200bは、水素分離膜50上にプロトン伝導体100およびカソード電極60が積層された構造を有する。本実施の形態においては、プロトン伝導性セラミックス20は、プロトン伝導体100のカソード電極60側に配置されている。
水素分離膜50は、プロトン伝導体100を支持および補強する支持体として機能するとともに、アノードとしても機能する。水素分離膜50は、緻密な水素透過性金属からなる。本実施例に係る水素分離膜50は、水素をプロトンおよび/または水素原子の状態で透過する程度に緻密な構造を有している。水素分離膜50を構成する材料は、緻密で水素透過性および導電性を有していれば特に限定されるものではない。水素分離膜50としては、例えば、Pd(パラジウム)、V(バナジウム)、Ta(タンタル)、Nb(ニオブ)等の金属、またはこれらの合金等を用いることができる。水素分離膜50の肉厚は、特に限定されないが、例えば5μm〜100μm程度である。水素分離膜50は、自立膜であってもよく、多孔質状の卑金属板によって支持された薄膜であってもよい。
カソード電極60は、触媒活性および導電性を有する電極材料からなる。カソード電極60は、例えば、酸素イオン伝導性セラミックス(例えば、La0.6Sr0.4CoO、La0.5Sr0.5MnO、La0.5Sr0.5FeO等)等からなる。
続いて、燃料電池200bの動作について説明する。まず、水素分離膜50に水素を含有する燃料ガスが供給される。燃料ガス中の水素は、プロトンおよび/または水素原子の状態で水素分離膜50を透過する。電解質膜10に到達した水素原子は、水素分離膜50と電解質膜10との界面においてプロトンと電子とに解離する。プロトンは、プロトン伝導体100を伝導して、カソード電極60に到達する。一方、カソード電極60には、酸素を含む酸化剤ガスが供給される。カソード電極60においては、酸化剤ガス中の酸素がプロトンと電子と反応する。以上の動作により、燃料電池200bは、発電を行う。
この発電に伴い、水が生成される。本実施の形態においては、カソード電極60と電解質膜10との間にプロトン伝導性セラミックス20が配置されていることから、電解質膜10と液水との接触が抑制される。それにより、電解質膜10の溶解が抑制される。なお、水素分離膜50は緻密な金属からなることから、燃料ガスに水が含まれていても、電解質膜10と水との接触は抑制される。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態に係る燃料電池システム300について説明する。図5は、燃料電池システム300の全体構成を示す模式図である。図5に示すように、燃料電池システム300は、図2に示した燃料電池200、燃料ガス供給手段301、酸化剤ガス供給手段302、掃気手段303および制御手段304を備える。
燃料ガス供給手段301は、制御手段304の指示に従ってアノード電極40に燃料ガスを供給する手段であり、水素ボンベ、改質器等からなる。酸化剤ガス供給手段302は、制御手段304の指示に従ってカソード電極30に酸化剤ガスを供給する手段であり、エアポンプ等からなる。掃気手段303は、制御手段304の指示に従ってカソード電極30に掃気ガスを供給する手段であり、不活性ガスボンベ、エアポンプ等からなる。本実施の形態においては酸化剤ガス供給手段302と掃気手段303とが別個に設けられているが、酸化剤ガス供給手段302を掃気手段303として用いてもよい。制御手段304は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成される。
燃料電池システム300の動作について説明する。制御手段304は、アノード電極40に燃料ガスが供給されるように燃料ガス供給手段301を制御する。また、制御手段304は、カソード電極30に酸化剤ガスが供給されるように酸化剤ガス供給手段302を制御する。この場合にカソード電極30およびアノード電極40を含む電気回路(図示せず)が形成されると、燃料電池200において発電が行われる。
続いて、燃料電池200の発電を停止する場合の制御を、図6に示すフローチャートを参照しつつ説明する。図6に示すように、制御手段304は、上記電気回路を遮断する(ステップS1)。それにより、発電が停止される。次に、制御手段304は、燃料ガスの供給が停止されるように燃料ガス供給手段301を制御するとともに、酸化剤ガスの供給が停止されるように酸化剤ガス供給手段302を制御する(ステップS2)。次いで、制御手段304は、カソード電極30に掃気ガスが供給されるように掃気手段303を制御する(ステップS3)。その後、制御手段304は、フローチャートの実行を終了する。
このフローチャートに従えば、カソード電極30に滞留する水分が除去される。この場合、電解質膜10と液水との接触がより抑制される。それにより、燃料電池200の発電性能低下を抑制することができる。
なお、燃料電池200の代わりに、図3(a)に示す燃料電池200aを用いてもよい。この場合、掃気手段303は、カソード電極30およびアノード電極40の両方に掃気ガスを供給する。それにより、カソード電極30およびアノード電極40に滞留する水分を除去することができる。また、燃料電池200の代わりに図4に示す燃料電池200bを用いてもよい。この場合、掃気手段303は、カソード電極60に掃気ガスを供給する。
以下、上記実施の形態に係るプロトン伝導体を作製し、その特性について調べた。
(実施例)
実施例においては、パラジウム基板上にCsHSO粉末を溶射によりコートし、約100μmの厚さのCsHSO薄膜を得た。このCsHSOの表面に、約1μm程度のSrZr0.8In0.2をPLD法によりコートした。それにより、0.1gのプロトン伝導体を得た。
(比較例)
比較例においては、0.1gのCsHSOをプロトン伝導体として用いた。
(分析)
実施例および比較例に係るプロトン伝導体を水中に浸漬し、1時間後の重量変化から、水への溶解量を測定した。表1に結果を示す。表1に示すように、実施例に係るプロトン伝導体においては、重量変化量は0.0003gであった。これに対して、比較例に係るプロトン伝導体は、ろ過後に残留せず、重量変化量が0.1000gになった。これらのことから、比較例に係るプロトン伝導体は水に溶解し、実施例に係るプロトン伝導体の水への溶解は抑制された。したがって、水溶性電解質の表面にプロトン伝導性セラミックスを形成することによって、水溶性電解質の水への溶解が抑制されることがわかった。
Figure 2009211848
本発明の第1の実施の形態に係るプロトン伝導体の模式的断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池の模式的断面図である。 燃料電池および電解質膜の他の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池の模式的断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る燃料電池システムの全体構成を示す模式図である。 燃料電池が発電を停止する場合のフローチャートの一例を示す図である。
符号の説明
10 電解質膜
11 セラミックス基板
12 電解質
13 セラミックス粒子
20 プロトン伝導性セラミックス
30,60 カソード電極
40,50 アノード電極
100 プロトン伝導体
200 燃料電池
300 燃料電池システム
301 燃料ガス供給手段
302 酸化剤ガス供給手段
303 掃気手段
304 制御手段

Claims (9)

  1. プロトン伝導性を有する水溶性電解質膜と、
    前記水溶性電解質膜の少なくとも一方の面に設けられたプロトン伝導性セラミックスと、を備えることを特徴とするプロトン伝導体。
  2. 前記水溶性電解質膜は、固体水素酸またはポリリン酸からなることを特徴とする請求項1記載のプロトン伝導体。
  3. 前記固体水素酸は、CsHSOまたはCsHPOからなることを特徴とする請求項2記載のプロトン伝導体。
  4. 前記プロトン伝導性セラミックスは、ペロブスカイト型電解質からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプロトン伝導体。
  5. 前記ペロブスカイト型電解質は、SrZr(1−x)Inであることを特徴とする請求項4記載のプロトン伝導体。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のプロトン伝導体と、
    前記プロトン伝導性セラミックス上に設けられたカソードと、
    前記プロトン伝導体の前記カソードと反対側の面に設けられたアノードと、を備えることを特徴とする燃料電池。
  7. 前記アノードは、水素透過性金属からなることを特徴とする請求項6記載の燃料電池。
  8. 前記水素透過性金属は、パラジウムであることを特徴とする請求項7記載の燃料電池。
  9. 請求項6〜8のいずれかに記載の燃料電池と、
    前記燃料電池の発電停止時に前記カソードに掃気ガスを供給する掃気手段と、を備えることを特徴とする燃料電池システム。
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