JP2008077887A - 単室型固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】しみ込みの問題を解消しつつ発電効率の低下を防止することができる固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造を提供。
【解決手段】本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池は、導電性の緻密質基板2と、緻密質基板2の上面21に形成された燃料極31、燃料極31上に形成された電解質32、及び電解質32上に形成された空気極33、を有する少なくとも一つの単セル3と、各単セル3の空気極33上に架設された導電性の多孔質基板4と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池は、導電性の緻密質基板2と、緻密質基板2の上面21に形成された燃料極31、燃料極31上に形成された電解質32、及び電解質32上に形成された空気極33、を有する少なくとも一つの単セル3と、各単セル3の空気極33上に架設された導電性の多孔質基板4と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料ガス及び酸化剤ガスの混合ガスにより動作する単室型固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造に関する。
燃料電池とは外部からの燃料供給と燃焼生成物の排気とを連続的に行いながら、燃料が酸化する際に発生する化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換できる電池である。燃料電池の種類は電解質により分類され、電解質にイオン伝導性を持つ固体酸化物を用いたものを固体酸化物形燃料電池と呼んでいる。この固体酸化物形燃料電池としては、種々のものが提案されているが、例えば特許文献1には、その強度や耐熱衝撃性を向上させるため、多孔質の支持体で燃料極(アノード)、電解質、空気極(カソード)からなる単セルを支持する単室型の燃料電池が開示されている。しかし、このように多孔質の支持体を使用すると、支持体上に燃料極を印刷等で形成した場合に、燃料極ペーストが支持体の気孔内にしみ込む等の問題が発生する。この問題を解消するためには、例えば特許文献2に示すように、第1電極、電解質、第2電極からなる単セルを緻密質の基板で支持するように燃料電池を構成することが考えられる。
特開2005−174662号公報
特開2002−313357号公報
ところで、燃料電池の出力を向上するには、一般に複数の単セルをスタック化するが、上記のような緻密質基板を使用した燃料電池を直列に接続してスタック化すると以下のような問題が生じる。すなわち、上記燃料電池をスタック化するには、緻密質基板、第1電極、電解質、第2電極の順でなる燃料電池の上に、さらに緻密質基板、第1電極、電解質、第2電極の順でなる燃料電池を積層するのであるが、このようにすると、第2電極は、その上に積層された燃料電池の緻密質基板によって、上面が塞がれてしまうために、混合ガスと充分に接触することができない。また、各電極への混合ガスの流路が、緻密質基板と緻密質基板との間、すなわち、単セルの厚さ分のみのスペースとなってしまうため、単セルを薄膜に形成すると、各電極へ混合ガスを充分に供給することができない。これらの結果、燃料電池の発電効率が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明は、しみ込みの問題を解消しつつ発電効率の低下を防止することができる固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造を提供することを課題とする。
本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池は、上記課題を解決するためになされたものであり、緻密質基板と、前記緻密質基板の一方面に形成された燃料極及び空気極のいずれか一方の電極、前記一方の電極上に形成された電解質、及び前記電解質上に形成された他方の電極、を有する少なくとも一つの単セルと、前記各単セルの他方の電極上に架設された多孔質基板と、を備えている。
この構成によれば、次のような効果を得ることができる。まず、上記燃料電池は、緻密質基板に一方の電極を形成するので、一方の電極を印刷などで形成してもしみ込み等の問題が発生することがない。また、上記燃料電池は各単セルの他方の電極上に多孔質基板が架設されている。このため、直列に接続するように上記燃料電池を複数積層してスタック化した場合、他方の電極上に緻密質基板が直接載置されることがなく、他方の電極と緻密質基板との間には多孔質基板が介在している構成となる。したがって、混合ガスが多孔質基板内を透過するため、多孔質基板内に進入した混合ガスと他方の電極の上面とを接触させることができる。その結果、燃料電池の発電効率の低下を防止することができる。なお、本発明に係る緻密質基板の「緻密質」とは、ガス不透過性で、ガスが透過するための気孔をほとんど有さないことをいう。
上記単室型固体酸化物形燃料電池は種々の構成をとることができる。例えば、上記単セルを複数備えており、各単セルが所定間隔をおいて緻密質基板上に配置されていることが好ましい。このように構成することで、各単セル間のスペースが混合ガスの流路となるので、各電極へ確実に混合ガスを供給することが出来るため、電極反応もスムーズに進行させることが出来る。
また、上記単セルは種々の構成をとることができるが、例えば、一方の電極が隣接する各単セルの一方の電極と連結されていてもよい。
また、本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造は、上記燃料電池を複数備え、各燃料電池は、その緻密質基板の他方面が他の燃料電池における多孔質基板上面と接するよう、他の燃料電池上に積層されている。このように、燃料電池を他の燃料電池の上に積層し各燃料電池を直列に接続することで、燃料電池の出力の向上を図ることができる。
本発明によれば、しみ込みの問題を解消しつつ発電効率の低下を防止することができる固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。図1は本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池の実施形態を示す正面断面図、図2は図1のA−A線断面図(平面断面図)である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る単室型固体酸化物形燃料電池1は、導電性の緻密質基板2と、緻密質基板2の上面(一方面)21に形成された複数の矩形状の単セル3と、複数の単セル3の上面に架け渡された導電性の多孔質基板4とを備えている。複数の単セル3は、平面視矩形状の緻密質基板2の上面21に縦5列・横6列となるように、隣接する単セル同士が所定間隔をあけて配置されている(図2参照)。また、各単セル3は、薄膜状の燃料極31、電解質32及び空気極33を備えており、これら燃料極31,電解質32及び空気極33は、緻密質基板2の上面21側からこの順で積層されている。そして、多孔質基板4は全ての空気極33上に架け渡されるように配置されている。
次に、このように構成された単室型固体酸化物形燃料電池1のスタック構造について、図3を参照しつつ説明する。図3は燃料電池1のスタック構造を示す正面断面図である。同図に示すように、このスタック構造は、上述した構造を有する三つの燃料電池、つまり第一の燃料電池1a、第二の燃料電池1b及び第三の燃料電池1cを備えており、これら第一の燃料電池1a、第二の燃料電池1b、第三の燃料電池1cはこの順で上から上下方向に積層されている。そして、各燃料電池1は、緻密質基板2が下側で多孔質基板4が上側となるように配置されている。すなわち、第二の燃料電池1bを中心として説明すると、第二の燃料電池1bは、その下に配置された第三の燃料電池1cの多孔質基板4c上に積層されており、第二の燃料電池1bにおける緻密質基板2bの下面(他方面)22bが、第三の多孔質基板4cの上面に接している。そして、第二の燃料電池1b上には、第一の燃料電池1が積層されており、第一の燃料電池1aにおける緻密質基板2aの下面22aが第二の燃料電池1bにおける多孔質基板4bの上面と接している。この構造において、緻密質基板2と多孔質基板4とは導電性であるため、3つの燃料電池は電気的に直列に接続されている。
続いて、上記燃料電池1を構成する材料について説明する。緻密質基板2は、例えば、耐熱性の観点から、Pt,Au,Ag,Ni,Ti,Cu,Fe,Cr等の導電性金属材料からなる。ここで用いる、緻密質基板2は、多孔質基板4と異なり、ガス不透過性であり剛性が高い基板をいうものとする。緻密質基板2の厚さは、100〜5000μmとすることが好ましく、200〜1000μmとすることがさらに好ましい。
多孔質基板4は、ガス透過性を考慮すると、その気孔率が10〜70%の範囲にあることが好ましく、30〜50%の範囲にあることがさらに好ましい。このような要求を満たすため、多孔質基板4を構成する材料は、Pt,Au,Ag,Ni,Ti,Cu,Fe,Cr等の導電性金属、又はLa(Cr,Mg)O3,(La,Ca)CrO3,(La,Sr)CrO3などのランタン・クロマイト系等の導電性セラミックス材料によって形成することができ、これらのうちの1種を単独で使用してもよいし、2種以上を混合して使用してもよい。多孔質基板4は、ガス流路として使用されることを考慮し、その厚さは100〜5000μmとすることが好ましく、500〜2000μmとすることがさらに好ましい。
電解質32の材料としては、固体酸化物形燃料電池の電解質として公知のものを使用することができ、例えば、サマリウムやガドリニウム等をドープしたセリア系酸化物、ストロンチウムやマグネシウムをドープしたランタン・ガレード系酸化物、スカンジウムやイットリウムを含むジルコニア系酸化物などの酸素イオン伝導性セラミックス材料を用いることができる。
燃料極31は、例えば、金属触媒と酸化物イオン導電体からなるセラミックス粉末材料との混合物を用いることができる。このとき用いられる金属触媒としては、ニッケル、鉄、コバルトや、貴金属(白金、ルテニウム、パラジウム等)等の還元性雰囲気中で安定で、水素酸化活性を有する材料を用いることができる。また、酸化物イオン導電体としては、蛍石型構造又はペロブスカイト型構造を有するものを好ましく用いることができる。蛍石型構造を有するものとしては、例えばサマリウムやガドリニウム等をドープしたセリア系酸化物、スカンジウムやイットリウムを含むジルコニア系酸化物などを挙げることができる。また、ペロブスカイト型構造を有するものとしてはストロンチウムやマグネシウムをドープしたランタン・ガレード系酸化物を挙げることができる。上記材料の中では、酸化物イオン導電体とニッケルとの混合物で、燃料極31を形成することが好ましい。なお、酸化物イオン導電体からなるセラミックス材料とニッケルとの混合形態は、物理的な混合形態であってもよいし、ニッケルへの粉末修飾などの形態であってもよい。また、上述したセラミックス材料は、1種類を単独で、或いは2種類以上を混合して使用することができる。また、燃料極31は、金属触媒を単体で用いて構成することもできる。
空気極33を形成するセラミックス粉末材料としては、例えば、ペロブスカイト型構造等を有するCo,Fe,Ni,Cr又はMn等からなる金属酸化物を用いることができる。具体的には(Sm,Sr)CoO3,(La,Sr)MnO3,(La,Sr)CoO3,(La,Sr)(Fe,Co)O3,(La,Sr)(Fe,Co,Ni)O3などの酸化物が挙げられ、好ましくは、(La,Sr)MnO3である。上述したセラミックス材料は、1種を単独で、或いは2種以上を混合して使用することができる。
燃料極31、電解質32及び空気極33を、セラミックス粉末材料から形成する場合、用いられる粉末の平均粒径は、好ましくは10nm〜100μmであり、さらに好ましくは50nm〜50μmであり、特に好ましくは100nm〜10μmである。なお、平均粒径は、例えば、JISZ8901にしたがって計測することができる。
上記燃料極31、及び空気極33は、上述した材料を主成分として、さらにバインダー樹脂、有機溶媒などが適量加えられることにより形成される。より詳細には、上記主成分とバインダー樹脂との混合において、上記主成分が50〜95重量%となるように、バインダー樹脂等を加えることが好ましい。また、電解質32も、上記燃料極31及び空気極33と同様に、上述した材料を主成分として、バインダー樹脂、有機溶媒などが適量加えられることにより成型されるが、上記主成分とバインダーとの混合において、上記主成分の割合が80重量%以上となるように混合されることが好ましい。燃料極31及び空気極33の膜厚は、5〜100μmとすることが好ましく、10〜50μmとすることがさらに好ましい。また、電解質32の膜厚は、5〜500μmであることが好ましく、10〜100μmであることがさらに好ましい。
次に、上述した燃料電池1の製造方法について図4を参照しつつ説明する。図4は、燃料電池1の製造方法を示す説明図である。
まず、上述した燃料極31、電解質32及び空気極33用の粉末材料を主成分として、これらそれぞれにバインダー樹脂、有機溶媒などを適量加えて混練し、電解質ペースト、燃料極ペースト、空気極ペーストをそれぞれ作製する。各ペーストの粘度は、次に説明するスクリーン印刷法に適合するように103〜106mPa・s程度であることが好ましい。
次に、上述した材料からなる緻密質基板2の上面21上に燃料極ペーストをスクリーン印刷法により塗布した後、所定の時間及び温度で乾燥・焼結し、燃料極31を形成する(図4(a))。
続いて、この燃料極31上に電解質ペ−ストをスクリーン印刷により塗布した後、所定の時間及び温度で乾燥・焼結することにより電解質32を形成する(図4(b))。なお、電解質32は、種々の方法で形成することができるが、金属の緻密質基板2を用い燃料極31および空気極33を多孔体として形成するには、これらよりも低温で焼結することが好ましく、例えば真空法、溶射法等による低温焼成手法で形成することができる。
これに続いて、電解質32上に、空気極ペーストをスクリーン印刷法によって塗布し、所定時間及び温度で乾燥・焼結することにより空気極33を形成する。以上の工程により、緻密質基板2上に燃料極31、電解質32及び空気極33からなる積層体が形成される(図4(c))。
そして、この積層体を切削加工やレーザ加工などによって分断し、複数の単セル3を形成する(図4(d))。このように複数に形成された単セル3上に多孔質基板4を配置する(図4(e))。以上の工程により、燃料電池1が完成する。以上の工程を繰り返して複数の燃料電池1を作製し、図3に示すように、複数の燃料電池1を上下方向に積層して、各燃料電池1同士をシール剤を介して接着させたり、治具等を使用して燃料電池1の積層状態を固定することで、燃料電池のスタック構造を形成する。
次に、上記のように構成された燃料電池1の発電動作について図3に基づいて説明する。まず、水素、又はメタン、エタンなどの炭化水素からなる燃料ガスと空気等の酸化剤ガスとの混合ガスを、各燃料電池1の左右から高温の状態(例えば、400〜1000℃)で供給する。各単電池セル3の厚さは、実際には多孔質基板4の厚さに比べて充分に薄いので、各燃料電池1の左右から供給された混合ガスは、主に多孔質基板4の側面から多孔質基板4内に進入する。多孔質基板4内に進入した混合ガスは、多孔質基板4と接触している空気極33の上面に供給される一方で、各単セル3間の隙間に進入し、空気極33や燃料極31の露出している側面にも供給される。こうして、各単セル3の燃料極31及び空気極33がそれぞれ混合ガスと接触するため、各単セル3における燃料極31と空気極33との間で、電解質32を介した酸素イオン伝導が起こり、発電が行われる。
以上のように、本実施形態によれば、緻密質基板2に燃料極31を形成するので、印刷などで燃料極31形成しても、しみ込みの問題が発生することがない。そして、各単セル3の空気極33上に多孔質基板4が架設されているため、多孔質基板4を介して燃料極31や空気極33に混合ガスを供給することができる。したがって、各燃料電池1の発電効率の低下を防止することができる。特に、本実施形態によれば、複数の単セル3が所定間隔をおいて緻密質基板2上に配置されているため、各単セル3間のスペースが混合ガスの流路となり、各電極へ確実に混合ガスを供給することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、燃料極31、電解質32及び空気極33からなる積層体を緻密質基板2の上面21全体に形成した後に切削加工等で分断して複数の単セル3としているが、初めから緻密質基板2の上面21に複数の単セル3を形成してもよい。すなわち、緻密質基板2の上面21に燃料極31を複数形成し、その各燃料極31上に電解質32を形成し、さらにその各電解質32上に空気極33を形成することで、複数の単セル3を形成することもできる。また、単セル3を切削加工等によって完全に分断せずに、図5に示すように、単セル3をその空気極33の上面から燃料極31の上面まで或いは燃料極31の一部まで分断することによっても本発明の実施形態とできる。
また、上記実施形態では、各ペーストの塗布にスクリーン印刷法を用いているが、これに限定されるものではなく、ドクターブレード法、スプレーコート法、スピンコート法、リソグラフィー法、電気泳動法、ディスペンサーコート法、CVD,EVD,スパッタリング法、転写法等の印刷方法等、その他一般的な印刷法を用いることができる。また、印刷後の後工程として、CIP(静水圧プレス)、HIP(熱間静水圧プレス)、ホットプレス、その他の一般的なプレス工程を用いることができる。
1 単室型固体酸化物形燃料電池
2 緻密質基板
21 上面(一方面)
22 下面(他方面)
3 単セル
31 燃料極
32 電解質
33 空気極
4 多孔質基板
2 緻密質基板
21 上面(一方面)
22 下面(他方面)
3 単セル
31 燃料極
32 電解質
33 空気極
4 多孔質基板
Claims (4)
- 導電性の緻密質基板と、
前記緻密質基板の一方面に形成された燃料極及び空気極のいずれか一方の電極、前記一方の電極上に形成された電解質、及び前記電解質上に形成された他方の電極、を有する少なくとも一つの単セルと、
前記各単セルの他方の電極上に架設された導電性の多孔質基板と、
を備えた単室型固体酸化物形燃料電池。 - 前記単セルを複数備え、
前記各単セルは、所定間隔をおいて前記緻密質基板上に配置されている、請求項1に記載の単室型固体酸化物形燃料電池。 - 前記各単セルは、その一方の電極が隣接する各単セルの一方の電極と連結されている、請求項2に記載の単室型固体酸化物形燃料電池。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の単室型固体酸化物形燃料電池を複数備え、
前記各燃料電池は、その緻密質基板の他方面が他の燃料電池における多孔質基板上面と接するように、前記他の燃料電池上に積層されている、単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造。
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JP2006253489A JP2008077887A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 単室型固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2009245898A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法 |
JP2010517208A (ja) * | 2006-10-31 | 2010-05-20 | コーニング インコーポレイテッド | マイクロ加工された電解質シート、これを利用する燃料電池デバイス、および燃料電池デバイスを作製するマイクロ加工方法 |
-
2006
- 2006-09-19 JP JP2006253489A patent/JP2008077887A/ja active Pending
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