JP5211531B2 - 固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP5211531B2
JP5211531B2 JP2007095278A JP2007095278A JP5211531B2 JP 5211531 B2 JP5211531 B2 JP 5211531B2 JP 2007095278 A JP2007095278 A JP 2007095278A JP 2007095278 A JP2007095278 A JP 2007095278A JP 5211531 B2 JP5211531 B2 JP 5211531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal body
electrode
electrolyte
fuel cell
solid oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007095278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008257870A (ja
Inventor
邦聡 芳片
和史 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2007095278A priority Critical patent/JP5211531B2/ja
Publication of JP2008257870A publication Critical patent/JP2008257870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5211531B2 publication Critical patent/JP5211531B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料ガス及び酸化剤ガスにより動作する固体酸化物形燃料電池、及びその製造方法に関する。
燃料電池とは外部からの燃料供給と燃焼生成物の排気とを連続的に行いながら、燃料が酸化する際に発生する化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換できる電池である。燃料電池の種類は電解質により分類され、電解質にイオン伝導性を持つ固体酸化物を用いたものを固体酸化物形燃料電池と呼んでいる。この固体酸化物形燃料電池としては、種々のものが提案されているが、例えば、特許文献1には、多孔質の支持基体上に燃料極(アノード)を形成し、その燃料極の上に電解質を形成し、さらにその電解質の上に空気極(カソード)を形成した固体酸化物形燃料電池が開示されている。
特開平11−111309号公報
上記燃料電池のように、電池の機械的な強度を向上するには、金属支持基板上に電解質及び両電極を形成することが提案されているが、この構成では、金属基板と電解質との間に電極が配置されるため、金属支持基板に導電性が必要となる。また、固体酸化物形燃料電池は高温で作動するため、金属支持基板には耐熱性も必要となる。したがって、金属支持基板によって電池の機械的な強度を向上するには、金属支持基板には、高い耐熱性と導電性の両方の特性が必要である。そのため、金属材料としては特殊組成で高価な材料を使うこととなり、セルの高コスト化に繋がるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、低コストで、電池の機械的強度を維持することが可能な固体酸化物形燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る第1の固体酸化物形燃料電池は、上記問題を解決するためになされたものであり、電解質と、前記電解質の一方面に形成された燃料極または空気極のいずれか一方の電極と、前記電解質の他方面に形成された他方の電極と、前記電解質の他方面に配置され、前記他方の電極の層厚以下の厚さで、当該電極内に配置される少なくとも一つの金属体と、を備えている。
上記構成によれば、他方の電極内に金属体が配置されているため、電池の機械的強度を向上することができる。また、金属体の層厚が他方の電極の層厚以下で、電極の内部に配置されているため、金属体側に配置された電極は露出した状態になる。したがって、金属体には、必ずしも導電性を求める必要が無く、燃料電池の作動温度に耐熱性が有れば良く、作動温度下において、材料の酸化性により、導電性が低下する安価な金属を用いることも可能である。その結果、材料選択度が大きくなるために、コスト低減が可能になる。上記金属体は、種々の形態にすることができる。例えば、所定間隔をおいて、複数の金属体を配置することができる。この場合、金属体の形状は特には限定されず、平面視円形、矩形、多角形上など種々の形状にすることができる。また、電解質及び各電極の形状も同様に、板状、シート状、薄膜状、ブロック状など種々の形状にすることができる。
また、第2の固体酸化物形燃料電池は、少なくとも一つの貫通孔が形成された金属体と、前記金属体上に配置される電解質と、前記電解質上に配置される、燃料極および空気極のいずれか一方の電極と、少なくとも一部が前記金属体の貫通孔内に配置され、前記電解質と接触する他方の電極と、を備え、前記他方の電極が、前記金属体の層厚以上の厚さを有している。
第2の固体酸化物形燃料電池は、上記第1の本発明と同様の効果を得ることができるのに加え、金属体上に、電解質及び各電極が配置されているため、電池の機械強度をさらに向上することができる。
また、本発明に係る第3の固体酸化物形燃料電池は、上記問題を解決するためになされたものであり、多孔質の金属体と、前記金属体上に配置される電解質と、前記電解質上に配置される、燃料極および空気極のいずれか一方の電極と、前記多孔質の金属体の空孔内に浸透し、前記電解質と接触する他方の電極と、を備え、前記他方の電極が、前記金属体において前記電解質とは反対側の面の空孔を介して外部に露出している。
この構成によれば、多孔質の金属体の空孔に他方の電極が浸透して電解質と接触し、さらにこの電極が金属体における電解質とは反対の面から露出しているため、多孔質金属体が、電池の作動温度において導電性を有していなくても、露出する電極によって通電が可能となる。したがって、電池の機械的強度を向上できるとともに、支持体として金属体の材料選択の範囲が広がり、コストを低減することができる。なお、上記第1から第3の発明において、金属体は、板状、シート状、薄膜状、ブロック状等、種々の形状にすることができる。
上記燃料電池においては、金属体が燃料電池の発電時に導電性を維持していれば、電極内の金属体が導電の経路になるため、集電効果を大きく増大することができる。特に、金属体の層厚が他方の電極の層厚以下で、電極の内部に配置されているため、金属体の一部を埋め込むよりも電極と金属体との接触面積が増大し、集電効果がより大きくなる。また、上記金属体は、多孔質であってもよい。特に、多孔質で形成すると、電極内部のガス透過性が向上するため、好ましい。
本発明によれば、電池の機械的強度を維持しつつ、出力向上を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る固体酸化物形燃料電池の一実施形態について図面にしたがって説明する。図1は本実施形態に係る固体酸化物形燃料電池の断面図であり、図2は図1のA−A線断面図である。
本実施形態に係る固体酸化物形燃料電池は、図1に示すように、薄膜状の電解質1と、その上面及び下面にそれぞれ形成された薄膜状の空気極2及び燃料極3を備えている。また、燃料極3の内部には、図2に示すように、平面視網目状の多孔質からなる板状の金属体4が埋め込まれている。より詳細に説明すると、この金属体4は、電解質1の下面に接触し、燃料極3の層厚以下の厚さに形成されている。つまり、金属体4は、燃料極3に覆われ、層厚が同じ時は、金属体4の下面が見えるようになっている。また、金属体4は、網目構造になっていることから、燃料極3は、この網目構造の貫通孔41を介して電解質1に接触している。なお、燃料極3、空気極2は多孔質であり、ガス透過性を有している。一方、電解質1は緻密に形成されており、ガス非透過性である。
続いて、上記燃料電池を構成する材料について説明する。金属体4は、緻密であっても、多孔質であってもよいが、例えば多孔質を採用する場合には、ガス透過性及びその強度を考慮すると、その気孔率が好ましくは20〜90%、さらに好ましくは30〜60%の範囲にあるような連結した空孔からなる多孔質体であることが好ましい。そのような要件から、金属体4を構成する材料としては、Fe,Ti,Cr,Cu,Ni,Ag,等の導電性金属を用いることが出来、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を混合してもよい。例えば、ステンレス系耐熱材料などが使用でき、具体的には、オーステナイト系ステンレス鋼、フェライト系ステンレス鋼、インコネルやハステロイなどのニッケル基の耐熱合金などを用いることができる。
電解質1の材料としては、固体酸化物形燃料電池の電解質として公知のものを使用することができ、例えば、サマリウムやガドリニウム等をドープしたセリア系酸化物(GDC)、ストロンチウムやマグネシウムをドープしたランタン・ガレード系酸化物、スカンジウムやイットリウムを含むジルコニア系酸化物(YSZ)などの酸素イオン伝導性セラミックス材料を用いることができる。
燃料極3及び空気極2は、セラミックス粉末材料により形成することができる。このとき用いられる粉末の平均粒径は、好ましくは10nm〜100μmであり、さらに好ましくは50nm〜50μmであり、特に好ましくは100nm〜10μmである。なお、平均粒径は、例えば、JISZ8901にしたがって計測することができる。
燃料極3は、例えば、金属触媒と酸化物イオン導電体からなるセラミックス粉末材料との混合物を用いることができる。このとき用いられる金属触媒としては、ニッケル、鉄、コバルトや、貴金属(白金、ルテニウム、パラジウム等)等の還元性雰囲気中で安定で、水素酸化活性を有する材料を用いることができる。また、酸化物イオン導電体としては、蛍石型構造又はペロブスカイト型構造を有するものを好ましく用いることができる。蛍石型構造を有するものとしては、例えばサマリウムやガドリニウム等をドープしたセリア系酸化物、スカンジウムやイットリウムを含むジルコニア系酸化物などを挙げることができる。また、ペロブスカイト型構造を有するものとしてはストロンチウムやマグネシウムをドープしたランタン・ガレード系酸化物を挙げることができる。上記材料の中では、酸化物イオン導電体とニッケルとの混合物で、燃料極2を形成することが好ましい。なお、酸化物イオン導電体からなるセラミックス材料とニッケルとの混合形態は、物理的な混合形態であってもよいし、ニッケルへの粉末修飾またはセラミックス材料へのニッケル修飾などの形態であってもよい。また、上述したセラミックス材料は、1種類を単独で、或いは2種類以上を混合して使用することができる。また、燃料極3は、金属触媒を単体で用いて構成することもできる。
空気極2を形成するセラミックス粉末材料としては、例えば、ペロブスカイト型構造等を有するCo,Fe,Ni,Cr又はMn等からなる金属酸化物を用いることができる。具体的には(Sm,Sr)CoO,(La,Sr)MnO,(La,Sr)CoO,(La,Sr)(Fe,Co)O,(La,Sr)(Fe,Co,Ni)Oなどの酸化物が挙げられ、好ましくは、(La,Sr)(Fe,Co)Oである。上述したセラミックス材料は、1種を単独で、或いは2種以上を混合して使用することができる。
上記燃料極3、及び空気極2は、上述した材料を主成分として、さらにバインダー樹脂、有機溶媒などが適量加えられることにより形成される。より詳細には、上記主成分とバインダー樹脂との混合において、上記主成分が50〜95重量%となるように、バインダー樹脂等を加えることが好ましい。これら燃料極3、空気極2は、種々の方法で形成することができる。例えば、溶射法、スクリーン印刷法、電気泳動法、ドクターブレード法、インクジェット法、CVD,EVD,スプレーコート法、ディップコート法、スパッタリングや、或いは、いわゆるグリーン体を用いた方法で形成することができる。また、電解質1は、例えばドライコーティング法によって形成することができる。ドライコーティング法としては、例えば蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、化学気相成長(CVD)法、電気化学気相成長法、イオンビーム法、レーザーアブレーション法、大気圧プラズマ成膜法、減圧プラズマ成膜法等が例示できる。これらのドライコーティング法によれば、低温で金属酸化物膜を形成できる。具体的に、スパッタリング法を使用した場合、金属基板(厚み:500μm)をスパッタリング装置の基板ホルダーに設置し、成膜材料として、燃料極或いは電解質材料をバッフルプレート上に載置し、真空ポンプを用いて、チャンバー内を到達真空度3×10−4Paまで減圧した後、金属基板を700℃まで加熱し、導入管からチャンバー内へアルゴンガス(1slm)を導入すると共に、導入管からチャンバー内へ、それぞれ酸素(0.5slm)を導入する。続いて、パルス直流電源により電解質材料に2kWの電力を印加して拡散させ、所定の厚みになるまで成膜を行う。なお、成膜時の雰囲気圧は1Paに設定する。燃料極3及び空気極2の膜厚は5〜100μmとなるように形成するが、20〜50μmとすることが好ましい。また、電解質1の膜厚は、1〜100μmであることが好ましく、5〜50μmであることがさらに好ましい。
次に、上記燃料電池の製造方法について図3を参照しつつ説明する。図3は本実施形態に係る燃料電池の製造方法の説明図である。まず、上述した金属体のもとになる金属基板40を準備し、この金属基板40の上面に緻密な電解質1を上述した方法で形成する(図3(a))。次に、エッチングなどにより、金属基板40に複数の貫通孔41を形成する(図3(b))。すなわち、金属基板40の下面に適宜マスクを施した後、エッチングにより貫通孔41を形成し、金属基板40を平面視網目状にすることで、上述した金属体4を得る。これにより、この貫通孔41からは電解質1が露出するようになる。続いて、金属体4の貫通孔41を塞ぐように、ディップコートによって多孔質の燃料極3を、電解質1の下面側に形成する(図3(c))。このとき、燃料極3は、金属体4の厚さよりも高い厚さになるようする。つまり上述したように、金属体4を完全に覆う厚さに形成する。また、下面に金属体4の下面を露出させる場合には、燃料極3が金属体4を覆うように形成後、研磨を行う。最後に、電解質1の上面に、スクリーン印刷によって上述した材料からなる空気極用のペーストを塗布し、所定時間乾燥・焼結して多孔質の空気極2を得る。こうして、図1に示す燃料電池が完成する。
上記のように構成された燃料電池は、次のように発電が行われる。まず、水素、又はメタン、エタンなどの炭化水素からなる燃料ガスを多孔質の燃料極3に供給する。このとき、燃料極内に入り込んだ燃料ガスは、金属体4も透過しつつ燃料極3全体に行き渡る。一方、空気極2には、空気などの酸化剤ガスを供給する。個々でも酸化剤ガスは、多孔質の空気極2全体に行き渡る。このとき供給される燃料ガスと空気等の酸化剤ガスとは、例えば、400〜1000℃の高温で供給する。こうして、燃料極3及び空気極2がそれぞれ燃料ガス及び酸化剤ガスと接触するため、燃料極3と空気極2との間で、電解質1を介した酸素イオン伝導が起こり、発電が行われる。このとき、電解質1は緻密な材料で形成されているため、各燃料電池内では燃料ガス及び酸化剤ガスは、電解質1によって遮断され、混合されることなく各電極2,3に供給される。
以上のように、本実施形態によれば、燃料極3内に金属体4が埋め込まれており、しかも金属体4によって電解質1および各電極2,3が支持されているため、電池の機械的強度を大きく向上することができる。また、燃料極3内の金属体4が導電の経路になるため、集電効果を大きく増大することができる。特に、金属体4が燃料極3の内部に埋め込まれているため、燃料極3と金属体4との接触面積が増大し、集電ロスが小さくなると共に高出力化する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、燃料極3内に金属体4を埋め込んでいるが、空気極2に埋め込むこともできる。また、上記金属体4は、緻密であっても多孔質であってもよいが、緻密な金属であれば、上記のようにエッチング等で貫通孔41を形成することができるが、多孔質の金属体を用いる場合には、例えば、予め、貫通孔が形成された金属体を準備し、この上にグリーン体からなる電解質1を貫通孔41を覆うように配置して熱融着、焼結し、その後、上記と同様に、燃料極3および空気極2を形成すればよい。また、貫通孔41が形成されていない多孔質の金属体を支持基板として用いることもできる。この場合、電解質1を金属体の一方面に形成した後、燃料極3を金属体の他方面からディッピング等によって多孔質の空孔に浸透させる。このとき、燃料極3は、電解質1に接触するまで浸透させる必要がある。また、金属体の他方面から少なくとも一部が露出するか、あるいは他方面を覆うように燃料極を形成しておく必要がある。このとき、空気極2を浸透させてもよい。このような構成でも、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、金属体4の形状は、上記のような網目構造に限定されるものではなく、金属基板に少なくとも一つの貫通孔を形成し、この貫通孔を通じて電極が電解質に接触するように構成されていればよい。或いは、図4に示すように、平面視円形、矩形、多角形状などの複数の塊からなる金属体4を分散させ、所定間隔をおいて配置するような構造であってもよい。いずれの構造であっても、電池の機械強度を向上することができるとともに、集電効率が高くすることができる。
また、金属体4が配置されている側の電極は、露出しているため、金属体4には必ずしも導電性が要求されるわけではない。したがって、燃料電池の高温での作動で、酸化性があるが耐熱性のある一般的な金属材料を使用することが可能である。例えば、SUS430などを用いて電池の機械強度を向上することもできる。これにより、電池の低コスト化を図ることもできる。
本発明に係る固体酸化物形燃料電池の実施形態を示す断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1の燃料電池の発電中の状態を示す断面図である。 図2の燃料電池の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 電解質
2 空気極
3 燃料極
4 金属体
41 貫通孔

Claims (5)

  1. 電解質と、
    前記電解質の一方面に形成された燃料極または空気極のいずれか一方の電極と、
    前記電解質の他方面に形成された他方の電極と、
    前記電解質の他方面に配置され、前記他方の電極の層厚以下の厚さで、当該電極内に配置される少なくとも一つの金属体と、
    を備えている、固体酸化物形燃料電池。
  2. 少なくとも一つの貫通孔が形成された金属体と、
    前記金属体上に配置される電解質と、
    前記電解質上に配置される、燃料極および空気極のいずれか一方の電極と、
    少なくとも一部が前記金属体の貫通孔内に配置され、前記電解質と接触する他方の電極と、を備え、
    前記他方の電極が、前記金属体の層厚以上の厚さを有している、固体酸化物形燃料電池。
  3. 多孔質の金属体と、
    前記金属体上に配置される電解質と、
    前記電解質上に配置される、燃料極および空気極のいずれか一方の電極と、
    前記多孔質の金属体の空孔内に浸透し、前記電解質と接触する他方の電極と、を備え、
    前記他方の電極が、前記金属体において前記電解質とは反対側の面の空孔を介して外部に露出している、固体酸化物形燃料電池。
  4. 前記金属体は、導電性を有している、請求項1から3のいずれかに記載の固体酸化物形燃料電池。
  5. 前記金属体は、多孔質である、請求項1または2に記載の固体酸化物形燃料電池。
JP2007095278A 2007-03-30 2007-03-30 固体酸化物形燃料電池 Expired - Fee Related JP5211531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007095278A JP5211531B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 固体酸化物形燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007095278A JP5211531B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 固体酸化物形燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008257870A JP2008257870A (ja) 2008-10-23
JP5211531B2 true JP5211531B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=39981253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007095278A Expired - Fee Related JP5211531B2 (ja) 2007-03-30 2007-03-30 固体酸化物形燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5211531B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210566A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Mitsubishi Materials Corp 固体酸化物形燃料電池の発電セルとその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461752A (ja) * 1990-06-28 1992-02-27 Fujikura Ltd 固体電解質型燃料電池
JP4923407B2 (ja) * 2004-01-16 2012-04-25 三菱マテリアル株式会社 固体酸化物形燃料電池の製造方法
JP4959138B2 (ja) * 2005-01-07 2012-06-20 新光電気工業株式会社 燃料電池
JP5110340B2 (ja) * 2005-02-14 2012-12-26 日産自動車株式会社 固体酸化物形燃料電池用セル及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008257870A (ja) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050053819A1 (en) Solid oxide fuel cell interconnect with catalyst coating
JP5292898B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
JP5353160B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池の製造方法
JP2013026085A (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP5135853B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2008108647A (ja) 改質器一体型燃料電池
JP2014123544A (ja) 固体酸化物形燃料電池及びインターコネクタの製作方法
JP5167670B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP5266652B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池、及びその製造方法
JP2016024996A (ja) 固体酸化物形燃料電池セル
JP2013033617A (ja) 固体酸化物形燃料電池および固体酸化物形燃料電池の製造方法
JP5211531B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP5369471B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
JP5233143B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP5217567B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
JP2006019044A (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP5114999B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造
JP2009117198A (ja) 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
JP5233148B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2005251611A (ja) 固体酸化物形燃料電池用セル及び固体酸化物形燃料電池
JP2008047380A (ja) 単室型固体酸化物形燃料電池
JP4165688B2 (ja) 電気化学装置
JP2008077887A (ja) 単室型固体酸化物形燃料電池及びそのスタック構造
JP2008251246A (ja) 固体酸化物形燃料電池用構造体及びこれを用いた固体酸化物形燃料電池
JP5211532B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池、及びそのスタック構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees