JP2009211443A - 含有化学物質情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】製品の含有化学物質の情報を効率的に収集可能とする。
【解決手段】完成品メーカーが管理する部品表部品情報テーブル130と部品表部品構成テーブル131の部品の追加・更新情報を検知し、取引先から購入している取引先IDを含む部品情報と部品構成情報を抽出する情報監視部111と、その情報を基に、サプライヤに調査をするための情報をグリーン調達部品情報テーブル128とグリーン調達部品構成テーブル127に格納し、既にグリーン調達部品情報テーブル128とグリーン調達部品構成テーブル127に情報がある部品情報に対しては当該テーブルの既存情報を利用することで調査依頼フラグのみを変更して登録し、また、サプライヤから購入している部品と当該構成品、および部品の含有化学物質情報を、化学物質情報テーブル125に格納する登録情報取得部110などを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品などの物品の構成に関連する情報を管理するための技術に関する。この中には、物品含まれるいわゆる化学物質に関する情報を管理するための情報処理が含まれる。含有化学物質情報管理システム、サプライヤ端末、含有化学物質情報管理方法、および含有化学物質情報管理プログラムに関し、特に、サプライチェーンにおける企業間で含有化学物質情報を効率的に取得・管理する技術に関する。なお、化学物質に関する情報としては、その含有量や性質(特に化学物質毎の)が含まれる。
環境問題に対する社会的な関心の高まりと法規制の強化により、製造業(者)には、環境に対する負荷がより少ない製品の製造、そして製品の含有化学物質に関する具体的な情報の開示が求められている。このような背景から、製造業は、原材料や部品を購入する際に、取引先に対して含有化学物質に関する情報の提供を義務づけることが多くなっている。また、製造業以外においても、環境に関する情報の開示や購入における義務付けを行っていることも今後予想される。
含有化学物質の情報を取得することが行うためには、一般にはその製品の購入先に対して、化学物質に関する情報を要求することで実行される。このような要求に関しては、重複して要求を出すことがある。この化学物質の含有量の回答要求を重複して要求しないようにするための従来技術として、特許文献1がある。特許文献1では、以下の処理を実行している。調査支援装置5において、部品構成DB装置2を用いて調査依頼の対象製品を構成する購入部品を特定する。そして、前記特定した購入部品のうち、調査対象の化学物質の含有量データが購入部品DB装置3に記憶されていない購入部品の化学物質を特定する。それから、特定した購入部品の化学物質の含有量の回答要求データを回答要求支援装置6に送信する。回答要求支援装置6は、回答要求データを前記特定した購入部品の購入先のサプライヤ端末8に送信する。つまり、特定した購入部品のうち、所定のデータベースに格納されていない化学物質を特定して、これについて回答を要求するものである。
特開2005−339373号公報
上記の特許文献1では、重複回答(要求)に関しては意識されているものの、取引先等の問合せ先からどのような回答が来るか、に関しては考慮されていない。
ここで、製品(物体)が含有する化学物質情報を正確に把握することは、該当製品の製造に関するサプライチェーン順序に従って含有化学物質の情報収集を行うことを意味している。しかし、現実には、問合せ元から問合せ(回答要求)に対して、問合せ先が問合せ元の要求する情報を回答できるとは限らない。例えば、サプライチェーンについて考慮してみると、下流メーカーである完成品メーカーの要求する情報の詳細を取引先から得られるとは限らない。特に、完成品メーカーが作成した独自仕様の部品を、取引先に加工外注している場合、部品の構成を示した詳細な情報は、完成品メーカーが保持している。前記部品に対して、取引先に含有化学物質情報を要求したときに、従来技術では、取引先からの回答が必ずしも完成品メーカーの要求する詳細情報どおりに回答がくるとは限らず、取引先の判断により、当該部品に対する総括されたあいまいな情報が回答される場合がある。
また、完成品メーカーが作成する部品情報および部品構成情報は、日時で変更、追加が行われるものであり、タイムリーな取引先への調査依頼ができず、完成品メーカーが含有化学物質情報を含む取引先の回答情報を閲覧するときに情報がないなどの課題がある。
また、前記取引先から購入している部品に関する含有化学物質を含む情報を前記取引先に調査依頼をして回答を受け取るとき、前記取引先から購入している部品の構成が多いとき、完成品メーカーが前記取引先から回答を得るためのリードタイムが長くなることが課題となる。
この課題を解決するために、本発明では、問合せ元から、物品の化学物質に関する情報の要求を行う際、当該物品の関連情報を特定し、特定された関連情報を指定できる形で回答要求を、問合せ先に通知するものである。この際、本発明では、物品を管理する部品表での変更を検知し、その変更内容に応じた検索を実行することで、その変更内容に応じた関連情報の特定を行う。この検索においては、物品の階層関係(部品と完成品など)を利用して、部品表から検索するものである。
本発明の一態様としては、前記の変更内容が、(1)「新規追加」「追加と削除(の両方)」か(2)「(内容の)変更」かを判断し、(1)については、該当する物品の下位部品および上位部品につての識別情報を特定し、これを用いて関連情報を特定し、(2)については当該物品の物品情報を特定するものである。さらに、(1)については、以下のように特定を行う。「新規追加」と判断された場合、物品の下位部品および上位部品の内容や構成を示す物品情報を関連情報として特定する。「追加と削除」を判断された場合、追加・削除それぞれの下位物品、上位物品の識別情報を特定する。そして、削除の下位物品、上位物品に関しては、その識別情報を用いて、回答要求を出力しているか(データベースに登録されているか)を確認し、登録されている場合、これら識別情報を削除する。また、追加に関しては「新規追加」と同様の処理を実行する。
また、本発明には、より具体的にものとして、以下の態様が含まれる。
完成品メーカーが取引先から購入している部品の含有化学物質情報の登録依頼(問い合わせのための)をする際に、完成品メーカーが持つ部品の部品名称を含む部品情報と、部品間の構成を管理する部品構成情報を含めて登録依頼情報として取引先に通知することにより、取引先の判断によるあいまいな情報の回答を防止する。
また、完成品メーカーの持つ部品情報と部品構成情報の更新履歴を検知し、取引先から購入している部品とその当該部品間の構成を表す部品構成情報を抽出し、当該部品情報と部品構成情報を含む調査依頼情報を取引先へ通知するプログラムを設けることにより課題をタイムリーな調査依頼を可能とする。
さらに、一度取引先が回答した部品情報および部品構成情報、および当該部品情報に対する含有化学物質情報に変更がなければ、調査依頼通知時に既登録された情報を取引先に通知し、再度回答しなくても回答情報として回答できることを可能とする。この場合、変更のあったものを抽出し、これを取引先に通知することも本発明に含まれる。
さらに、本発明には、既に問い合わせを行っている物品に関しては、問い合わせの依頼に関する情報を登録した管理テーブルの既存情報を利用してそのフラグを変更する構成も含まれる。これを実現する一態様して、以下の構成がある。完成品メーカーが管理する部品表部品情報テーブル130と部品表部品構成テーブル131の部品の追加・更新情報を検知し、取引先から購入している取引先IDを含む部品情報と部品構成情報を抽出する情報監視部111と、その情報を基に、サプライヤに調査をするための情報をグリーン調達部品情報テーブル128とグリーン調達部品構成テーブル127に格納し、既にグリーン調達部品情報テーブル128とグリーン調達部品構成テーブル127に情報がある部品情報に対しては当該テーブルの既存情報を利用することで調査依頼フラグのみを変更して登録し、また、サプライヤから購入している部品と当該構成品、および部品の含有化学物質情報を、化学物質情報テーブル125に格納する登録情報取得部110と、抽出した取引先IDから調査依頼テーブルからサプライヤの連絡先に、サプライヤから購入している当該部品情報と部品構成情報を通知する提供指示部112を有する態様も含まれる。
さらなる本発明の態様としては、以下のものも本発明に含まれる。
製品製造のサプライチェーンにおける完成品メーカーとサプライヤとの間で取引される部品の含有化学物質の情報を管理するコンピュータシステムであり、前記コンピュータシステムは、完成品メーカーの製造する製品の各部品毎に該当部品の部品構成の情報を格納する部品表部品構成テーブルと、当該部品の名称を管理する部品表部品情報テーブルを、別システムで管理されるもしくは別システムからの入力情報として格納する記憶装置と、
完成品メーカーの製品を構成する部品をサプライヤから購入している場合、当該購入部品の構成情報を管理するグリーン調達部品構成情報テーブルと、その当該購入部品の情報を管理するグリーン調達部品情報テーブルと、当該購入部品の含有化学物質の情報を格納する化学物質情報テーブルと、各部品毎に当該部品を納品するサプライヤの連絡先情報を格納する調査依頼テーブルを格納する記憶装置と、
完成品メーカーが各サプライヤから購入している部品について、完成品メーカーの製品の構成を表す部品表部品構成情報と、その該当部品の部品情報の更新情報から、サプライヤへ含有化学物質情報の調査依頼をする部品構成情報と部品情報を抽出する、情報監視処理と、
完成品メーカーがサプライヤから購入している部品について、前期抽出した購入品の部品構成情報に関する、部品ID、子部品ID、員数および部品IDをキーとした部品名称および調査依頼フラグの部品情報を、サプライヤに該当部品の含有化学物質を調査依頼する情報として登録する、調査依頼情報登録処理と、
前記調査依頼情報から、完成品メーカーがサプライヤから購入している部品IDに対し、取引先IDをキーとして前記調査依頼テーブルで検索し、サプライヤに調査依頼情報を通知する、調査依頼通知処理と、
完成品メーカーが各サプライヤから購入している部品について、部品を構成する各部品の名称および調査依頼フラグの情報と購入部品の構成情報に関する、部品ID、子部品IDと、当該部品に関する含有化学物質の情報を前記化学物質情報テーブルにおいて前記部品IDおよび子部品IDの各々に対応づけて含有化学物質情報を格納する、入力インターフェイスから受け付けて、前記各テーブルに各情報を格納する、登録情報取得処理を備えるものであり、
前記化学物質情報管理システムは、
前記サプライヤの利用するサプライヤ端末とネットワークを介して通信するための通信装置を備え、
前記調査依頼テーブルは、部品を納品するサプライヤが利用するサプライヤ端末のネットワーク上の連絡先情報を格納するものであり、
前記情報監視処理は、前記完成品メーカーの製造する製品の部品情報と部品間の構成情報が管理される部品表部品情報テーブルと部品表部品構成テーブルから、当該処理日時を基に、新規追加および更新された部品IDの更新日を比較し、抽出条件にあった更新日情報を持つ当該部品IDと、前記サプライヤから購入している部品構成を含んだ、部品ID,子部品ID、取引先IDの情報を含む登録情報を抽出するものであり、
前記調査依頼情報登録処理は、前記情報監視処理で抽出された情報が新規に登録された情報である場合、グリーン調達部品情報テーブルとグリーン調達部品構成テーブルに前記情報監視処理で抽出された情報を部品ID,取引先ID、調査依頼フラグの情報を含んで登録するものであり、前記情報監視処理で抽出された情報が更新された情報である場合、完成品メーカーが前記サプライヤから購入している部品の部品IDと取引先IDを基に、既に登録されているグリーン調達部品構成テーブルから購入品の部品構成情報を親部品ID、子部品IDを全て抽出し、その各部品IDに対してグリーン調達部品情報テーブルの調査依頼フラグを含む各情報を更新するものであり、
調査依頼通知処理は、前記完成品メーカーが前記サプライヤから購入する部品の部品IDから、前記調査依頼テーブルの前記サプライヤが利用するサプライヤ端末のネットワーク上の連絡先を抽出し、購入品の部品IDと当該部品の親部品ID,子部品IDを含む部品構成情報を含む前記調査依頼情報登録処理で登録した情報を前記サプライヤに通知するものであり、
登録情報取得処理は、前記サプライヤが利用するサプライヤ端末とネットワークを通じて通信し、前記サプライヤが完成品メーカーへ納品する部品と当該部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品ID、および含有化学物質の情報を含む登録情報を受信し、前記化学物質情報テーブルにおいて前記部品IDおよび子部品IDの各々に対応づけて各含有化学物質情報を格納を実行するものであるとしてよい。
前記情報監視処理は、前記部品表部品情報テーブルの更新フラグから、新規追加および更新のあった部品IDを抽出し、当該部品IDを基に、前記部品表部品構成テーブルの取引先ID(取引先ID)がある親部品IDを検索していくものであり、当該親部品IDに前期取引先IDがない場合には、当該親部品IDを子部品IDとして、その親部品IDの納入先ID(取引先ID)がある親部品IDを検索し、取引先IDがある親部品IDが存在するまで検索し、前記サプライヤから購入している部品IDを検知するものであって、
前記サプライヤから購入している部品IDから、前記部品表部品構成テーブルから部品IDを親部品IDとしてその子部品ID、さらにその子部品IDを親部品IDとしてさらに子部品IDを抽出し、子部品IDの情報がなくなるまで繰り返して全ての情報抽出し、抽出した各部品IDを基に前記部品表部品情報テーブルから部品情報を抽出を実行するものであるとしてよい。
前記調査依頼情報登録処理は、部品表部品情報を更新の場合、既に登録されている前記グリーン調達部品構成テーブルから、前記情報監視処理で抽出された前記サプライヤから購入している部品IDと取引先IDを基に、前記グリーン調達部品構成テーブルから部品IDを親部品IDとしてその子部品ID、さらにその子部品IDを親部品IDとしてさらに子部品IDを抽出し、子部品IDの情報がなくなるまで繰り返して情報抽出し、抽出した各部品IDと取引先IDを基に前記グリーン調達部品情報テーブルの調査依頼フラグを含む調査依頼情報を、前記完成品メーカーが部品を購入している前記サプライヤに調査依頼が出来るよう更新処理を実行するものであるとしてよい。
登録情報取得処理は、既に登録されているグリーン調達部品情報テーブルやグリーン調達部品構成テーブル、部品IDに対応づけられた含有化学物質管理テーブルに変更がない場合には、前記グリーン調達部品情報テーブルの調査依頼フラグと登録日を更新することにより登録処理の完了を実行するものであるとしてよい。
また、製品製造のサプライチェーンにおける完成品メーカーとサプライヤとの間で取引される部品の、含有化学物質の情報をコンピュータシステムで管理する方法であって、
前記コンピュータシステムが、
各部品毎に該当部品の部品情報を格納するグリーン調達部品情報テーブルと、各部品間の構成を管理するグリーン調達部品構成テーブルと、該当部品に対応した含有化学物質の情報を格納する化学物質情報テーブルと、各会社毎に当該部品を納品するサプライヤの連絡先情報を格納する調査依頼先テーブルと、を記憶装置に備えて、
完成品メーカーがサプライヤから購入している部品と該当部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品IDの情報を含む登録情報を入力インターフェイスから受け付けて、前記部品構成テーブルと連絡先テーブルに格納を実行するものであるとしてよい。
この本発明の一態様によれば、含有化学物質情報が得られないサプライヤから迅速的な情報取得処理を図れることとなる。
なお、本発明では、物品の構成に関連する情報に対しても適用可能であって、化学物質の管理以外への適用も可能である。
本発明によれば、製品の含有化学物質の情報を効率的に収集できる。
−−−システム構成−−−
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における含有化学物質情報管理システム100を含むネットワーク構成図である。本実施形態における含有化学物質情報管理システム100(以下、システム100)は、製品製造のサプライチェーンにおける完成品メーカーとサプライヤとの間で取引される部品の、含有化学物質の情報を管理するコンピュータシステムであり、前記サプライヤの利用するサプライヤ端末200、前記サプライヤが前記完成品メーカーに納入する部品を構成する子部品の含有化学物質情報等を、ネットワーク140でデータ通信可能に結ばれている例をここでは想定する。
他の例としては、サプライヤが、電話回線を通じた音声通話やファックス通信などの処理をもってシステム100に含有化学物質情報等を送ってくる場合、システム100が音声や文字画像を電子的に読み取って文字や数字の電子データとして取得するとしてもよい。また、サプライヤが郵送などで送ってきた含有化学物質情報等を担当者が、入力インターフェイスを介してシステム100に入力し、システム100はこの入力インターフェイスを介して含有化学物質情報等を受付けるとしてもよい。
また、問合せ先をサプライヤ、問合せ元を完成品メーカとしているが、本発明は他の例にも適用可能である。
前記システム100は、本発明の含有化学物質情報管理方法を実行する機能を実現すべくハードディスクドライブ101などの記憶装置に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類といった入力インターフェイス105や、ディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびにサプライヤ端末200らとの間のデータ授受を担う通信装置107などを有している。システム100は、前記通信装置107により、前記サプライヤ端末200と例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続しデータ授受を実行する。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能につき説明を行う。なお前記システム100は、前記ハードディスクドライブ101において、各部品毎に該当部品の含有化学物質の情報を格納する化学物質情報テーブル125と、各部品毎に当該部品を納品するサプライヤへ連絡する調査依頼テーブル126と、前記サプライヤが製造する部品毎に構成部品間の親子関係を定めたグリーン調達構成情報テーブル127とサプライヤの各部品の情報を登録するグリーン調達部品情報テーブル、完成品メーカが製造する製品の構成部品間の親子関係を定めた部品表構成テーブル130と完成品メーカの各部品の情報を登録する部品表部品情報テーブル131、とを格納しているものとする。
こうしたシステム100は、サプライヤが完成品メーカーへ納品する部品と当該部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品ID、および含有化学物質の情報を含む登録情報を入力インターフェイス105から受け付けて、前記化学物質情報テーブル125において前記部品IDおよび子部品IDの各々に対応づけて各含有化学物質情報を格納する、登録情報取得部110を備える。
また、前記システム100は、前記部品表部品情報の部品IDの更新情報を検知し、該当部品のサプライヤから購入している部品表構成を部品表構成テーブル131で検索し、ここで検索した部品情報と部品構成情報の取引先IDと部品IDに基づいて、グリーン調達部品情報テーブル127とグリーン調達部品構成情報テーブル128に該当情報を格納し、取引先IDから調査依頼テーブル126からサプライヤの連絡先に宛てて、該当子部品の含有化学物質情報の取得を促す取得指示通知を出力する、情報監視部111を備える。
また、前記システム100は、前記取得指示通知に応じて前記サプライヤ側で実行された、該当部品の含有化学物質情報の取得処理結果を入力インターフェイス105から受け付ける。
また、前記調査依頼テーブル126は、部品を納品するサプライヤが利用するサプライヤ端末200のネットワーク140上の連絡先情報を格納するものであるとしてもよい。
この場合、前記登録情報取得部110は、サプライヤが利用するサプライヤ端末200とネットワーク140を通じて通信し、前記サプライヤが完成品メーカーへ納品する部品と当該部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品ID、および含有化学物質の情報を含む登録情報を受信し、前記化学物質情報テーブル125において前記部品IDおよび子部品IDの各々に対応づけて各含有化学物質情報を格納するものとなる。
また、前記情報監視部111は、前記部品表情報における更新情報を検知し、前記部品表の部品IDに基づいて、サプライヤから購入している部品表部品構成情報を検索し、該当部品情報と部品構成情報を各々グリーン調達部品テーブル127とグリーン調達構成テーブル128に該当情報を格納し、サプライヤ端末200の調査依頼情報を前記調査依頼テーブル126で検索し、ここで検索したサプライヤ端末200の連絡先情報に宛てて、該当部品の含有化学物質情報の取得を促す取得指示通知を送信するものとなる。
以上がシステム100の構成となる。他方、前記含有化学物質情報管理システム100とネットワーク140で結ばれ、製品製造のサプライチェーンにおけるサプライヤが備えるのがサプライヤ端末200である。このサプライヤ端末200は、前記システム100とネットワーク140でデータ通信可能に結ばれている。
サプライヤ端末200は、前記システム100と協働して本発明の含有化学物質情報管理方法を実行する機能を実現すべくハードディスクドライブ201などの記憶装置に格納されたプログラム202をメモリ203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。また、サプライヤ端末200は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類といった入力インターフェイス205や、ディスプレイなどの出力インターフェイス206を有している。サプライヤ端末200は、前記通信装置107により、前記システム100と例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続しデータ授受を実行する。
前記サプライヤ端末200は、前記サプライヤが完成品メーカーへ納品する部品と当該部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品ID、および含有化学物質の情報を登録情報として前記システム100に送信する、登録情報送信部210を備える。
この登録情報送信部210は、前記登録情報を前記システム100の情報監視部111に送信する際に、グリーン調達構成情報にない子部品について情報を追加登録する。
また、前記サプライヤ端末200は、前記システム100から、前記部品の子部品に関する含有化学物質情報の取得を促す取得指示通知を受信する、取得指示受信部210を備える。
なお、ここでは、親部品、子部品との用語を用いているが、階層的な関連性があればよいので、本発明はこの用語には限定されない。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するテーブルの構造について説明する。図2は本実施形態における、(a)化学物質情報テーブル125、(b)調査依頼テーブル126、(c)グリーン調達構成情報テーブル127、(d)部リーン調達部品情報テーブル128、(e)部品表部品情報テーブル130、(f)部品表部品構成情報テーブル131の各データ構造例を示す図である。
前記化学物質情報テーブル125は、前記完成品メーカーが製造する製品の各構成部品の含有化学物質の情報を格納するテーブルであり、例えば、製品ないし部品毎に定めた部品IDをキーとして、部品の含有化学物質情報たる、CAS番号(米国化学会のCAS(Chemical Abstracts Service)における化学物質登録システムで付与される化学物質に固有の識別番号)、含有量、およびその単位といった情報を対応付けたレコードの集合体となる。
また、前調査依頼テーブル126は、例えば、部品を納品するサプライヤのネットワーク上の連絡先情報を格納するテーブルであり、納品先の取引先IDをキーとして、該当部品のサプライヤの連絡先(例:電子メールアドレスなどの各種ネットワーク上のアドレス、電話番号、ファックス番号など)、担当者名といった情報を対応付けたレコードの集合体となる。
また、前記グリーン調達構成情報テーブル127は、前記完成品メーカーが製造する製品のなかで、サプライヤから購入している部品における部品間の親子関係を定めたテーブルであり、例えば、取引先IDと前記部品IDをキーとして、前記部品IDに対応する部品およびこの部品を構成する子部品の各部品番号(請求項における部品ID)、ならびに前記部品および子部品らの員数といった情報を対応付けたレコードの集合体となる。
なお本実施形態では、上記各テーブル類の部品IDとなるグリーン調達部品情報テーブル128を想定する。このグリーン調達部品情報テーブル128は、前記部品情報の部品IDと、これに対応する前記部品番号、部品名、前記部品の質量、調査依頼を表すステータスを対応付けて管理するテーブルである。
また、部品表部品情報テーブル130は、完成品メーカーの製品を構成する各部品の部品情報を定めたテーブルであり、例えば、部品毎に定めた部品IDをキーとして、部品名称、各部品の更新情報を記録する更新フラグを管理するテーブルである。
また、部品表部品構成テーブル131は、前記完成品メーカーの製品を構成する部品間の親子関係を定めたテーブルであり、例えば前記部品IDをキーとして、前記部品IDに対応する部品およびこの部品を構成する子部品の各部品番号(請求項における部品ID)、ならびに前記部品および子部品らの員数、サプライヤから購入している部品には取引先ID、各レコードの更新情報を記録する更新フラグを管理するレコードの集合体となる。
−−−処理フロー例−−−
以下、本実施形態における含有化学物質情報管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する含有化学物質情報管理方法に対応する各種動作のうち、前記システム100に関するものは当該システム100が、メモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現され、また前記サプライヤ端末200に関するものは当該サプライヤ端末200がメモリ203に読み出して実行するプログラム202によって実現される。そして、これらの各プログラムは102、202、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図3は、本実施形態の含有化学物質情報管理方法の処理手順例を示す図である。図4は、図3における処理手順S101〜112までを表した事例である。図5は、図3における処理手順S101〜S103、S201〜S207までを表した事例である。図6は、図3における処理手順S101〜S103、S301〜S304までを表した事例である。
ここで、完成品メーカーの利用する前記システム100は、部品表部品構成テーブル130と部品表部品情報テーブル131を管理する。情報監視部111は部品表部品情報テーブル130もしくは部品表部品構成情報テーブル131のステータスの新規もしくは更新フラグと設定された処理間隔内に該当する更新日時のデータ内を検索し、部品表部品情報もしくは部品表部品構成情報が追加もしくは、ある部品(問い合わせ対象の部品)に対して部品情報の一部の更新かを判定する。例えば、図4では、部品表部品構成情報テーブル131の親部品ID101、子部品ID103が新規に追加される場合であり、図5では、部品表部品構成情報テーブル130のステータスの削除フラグがある部品表部品構成情報を追加、削除する場合であり、図6では、部品表部品構成情報テーブル131のステータス変更はなく、部品表部品情報テーブル130の部品ID303のステータスが更新される場合である(S101)。ここで、問い合わせ対象の部品に関しては、利用者からその部品IDの入力を受付けて、その特定を行う。また、システム側で変更があったものを検知して、その変更内容を判断してもよい。
次に、S102、103で、その変更内容の判定を行う。具体的には、構成の変更か、新規追加かを判定する。この結果、部品表部品構成情報が新規に追加の場合(S102:構成の変更、S103:新規追加)、例えば、追加された部品ID103をキーに、部品表部品構成情報テーブル131から上位部品の取引先IDサプライヤAと子部品ID101を抽出し、当該部品ID101を親部品IDとした構成情報を抽出する(S104)。
次に、新規追加された部品についての情報である部品情報を抽出する。すなわち、抽出した構成情報の部品IDをキーに、部品表部品情報テーブル130の部品情報を抽出する。図4における例では、部品表部品情報テーブル130から部品ID100、部品ID101、部品ID102、部品ID103をキーとした情報を抽出する。(S105)
そして、S104で抽出した構成情報を、抽出した取引先IDサプライヤAと対応付けて、グリーン調達構成情報テーブル127に登録する(S106)。このことにより、サプライヤAに対して、回答要求の準備としてこのような処理を実行する。
そして、抽出した部品ID100、部品ID101、部品ID102,部品ID103における部品情報に、取引先IDサプライヤAと、ステータス調査依頼と対応付けて、グリーン調達部品情報テーブルに登録する(S107)。
そして、システム100の提供情報指示部112は、完成品メーカー端末にステータスが調査依頼となっている部品ID100、部品ID101、部品ID102,部品ID103を通知する(S108)。この場合、S107で登録された内容にアクセス可能な情報(例えば、URL)を送信してもよい。
そして、システム100の情報監視部111は、完成品メーカー端末から確認データを受信する(S109)。
そして、システム100の情報監視部111は、グリーン調達部品情報テーブル128のステータス調査依頼の取引先IDサプライヤAと部品ID100、部品ID101、部品ID102,部品ID103に対し、調査依頼テーブルの連絡先(メールアドレス)を検索し、サプライヤ端末にメールを送信する(S110)。この場合、サプライヤ端末にデータが送信されればよいので、メール以外の方法で送信してもよい。
そして、システム100の情報監視部111は、サプライヤ端末から化学物質の応答データを受信する(S111)。
そして、システム100の登録情報取得部110は、含有化学物質情報を該当する部品ID102,部品ID103に対応付けて化学物質情報テーブルに格納する(S112)。
次に、また、部品表部品構成情報が追加と削除の場合(S102:構成の変更、S103:追加と削除)、例えば、部品表部品構成情報テーブル131のステータスが削除の親部品ID201、子部品ID203を抽出する(S201)。
そして、システム100の情報監視部111は、抽出したステータス削除の親部品ID201をキーに、部品表部品構成情報テーブル131のステータス追加の親部品ID201、子部品ID204を検索する(S202)。
そして、システム100の情報監視部111は、追加された子部品ID204をキーに、部品表部品情報テーブル130より該当する部品情報を抽出する。ここでは、部品ID204、質量10、単位mgである(S203)。つまり、追加された子部品の部品情報を抽出する。
そして、システム100の情報監視部111は、S201での親部品ID201、子部品ID203をキーに、グリーン調達部品構成テーブル127から、取引先IDサプライヤBと、子部品ID203が含まれている最上位部品ID201を検索し、部品ID201を最上位部品とした構成情報を抽出し、親部品ID201、子部品IDのデータを削除する(S204)。このことにより、削除された部品に関連する部品のデータを削除する。
そして、システム100の登録情報取得部110は、S202で抽出した、親部品ID201、子部品ID204を、グリーン調達部品構成テーブル127に、取引先IDサプライヤBと対応付けて、登録する(S205)。
そして、システム100の登録情報取得部110は、S203で抽出した部品ID204の部品情報を、取引先IDサプライヤBとステータス調査依頼と対応付けて、グリーン調達部品情報テーブル128に登録する(S206)。このことにより、サプライヤ端末への回答要求の準備が可能になる。
そして、システム100の情報監視部111は、S204で抽出した部品ID201を最上位部品とした構成情報にある各部品IDをキーに、グリーン調達部品情報テーブル128のステータス調査依頼に変更する。この場合の例では、取引先IDサプライヤBの部品ID201、部品ID202、部品ID203におけるステータスを調査依頼に変更する(S207)。
そして、システム100の提供情報指示部112は、完成品メーカー端末にステータスが調査依頼となっている部品ID201、部品ID202、部品ID203,部品ID204を通知する(S108)。
そして、システム100の情報監視部111は、完成品メーカー端末から確認データを受信する(S109)。
そして、システム100の情報監視部111は、グリーン調達部品情報テーブル128のステータス調査依頼の取引先IDサプライヤBと部品ID201、部品ID202、部品ID203,部品ID204に対し、調査依頼テーブルの連絡先(メールアドレス)を検索し、サプライヤ端末に調査依頼のメールを送信する(S110)。上述のように、この送信はメール以外の方法を用いてもよい。
そして、システム100の情報監視部111は、サプライヤ端末から化学物質の応答データを受信する(S111)。
そして、システム100の登録情報取得部110は、含有化学物質情報を該当する部品ID202,部品ID204に対応付けて化学物質情報テーブルに格納する。例えば、取引先IDサプライヤBの部品ID202は、化学物質情報テーブル125に、すでに登録されている化学物質情報であるCASNOA01、含有量10、単位mgを使用してもよい(S112)。
また、部品表部品情報の変更の場合(S102:部品情報の変更)、システム100の情報監視部111は、例えば、部品表部品情報テーブル130の部品情報のステータスが更新の部品ID303とその部品情報である質量8、単位mgを抽出する(S301)。
そして、システム100の情報監視部111は、S301で抽出した部品表部品情報テーブル130の部品情報のステータスが更新の部品ID303をキーに、部品表部品構成情報テーブル131から、部品ID303を子部品IDとして、構成の上位部品の取引先IDがある子部品IDを抽出する。例えば、抽出する前記取引先IDは、サプライヤCとサプライヤDで、上位部品の子部品IDは、取引先IDサプライヤCの部品ID301と、サプライヤDの部品ID401である(S302)。
そして、システム100の情報監視部111は、S302で抽出した取引先IDサプライヤCと部品ID301、およびサプライヤDと部品ID401をキーに、グリーン調達構成情報テーブル127から構成情報を抽出する。このとき、構成情報は、取引先IDサプライヤCでは、部品ID301、部品ID302、部品ID303が抽出され、取引先IDサプライヤDでは、部品ID401、部品ID402、部品ID303を抽出する(S303)。
そして、システム100の登録情報取得部110は、S303で抽出した構成情報である取引先IDサプライヤCの部品ID301の構成と、サプライヤDの部品ID401の構成に対して、部品表部品情報テーブル130のステータスが更新された部品ID303から下の構成の末端部品である部品IDを検索する。この場合、取引先IDサプライヤCでは、部品ID302と部品ID303を抽出し、取引先IDサプライヤDでは、部品ID402と部品ID303を抽出し、取引先IDサプライヤCにおける末端部品である部品ID302と部品ID303をキーとして、化学物質情報テーブル125の化学物質、含有量、単位を削除する。また、取引先IDサプライヤDにおける末端部品である部品ID402と部品ID303をキーとして、化学物質情報テーブル125の化学物質、含有量、単位を削除する(S304)。
そして、システム100の登録情報取得部110は、S303で抽出した構成情報の取引先IDサプライヤCにおける、部品ID301、部品ID302、部品ID303と、取引先IDサプライヤDにおける、部品ID401、部品ID402、部品ID303構成情報にある取引先IDと各部品IDをキーに、グリーン調達部品表部品表情報テーブル128のステータスを調査依頼に変更する(S305)。
そして、システム100の提供情報指示部112は、完成品メーカー端末にステータスが調査依頼となっている取引先IDサプライヤCにおける部品ID301、部品ID302、部品ID303と、取引先IDサプライヤDにおける部品ID401、部品ID402、部品ID303を通知する(S108)。
そして、システム100の情報監視部111は、完成品メーカー端末から確認データを受信する(S109)。
そして、システム100の情報監視部111は、グリーン調達部品情報テーブル128のステータス調査依頼の取引先IDサプライヤCと部品ID301、部品ID302、部品ID303と、取引先IDサプライヤDにおける部品ID401、部品ID402、部品ID303に対し、調査依頼テーブルの連絡先を検索し、各サプライヤ端末に調査依頼のメールを送信する(S110)。
そして、システム100の情報監視部111は、サプライヤ端末から化学物質の応答データを受信する(S111)。
そして、システム100の登録情報取得部110は、取引先IDサプライヤCにおける含有化学物質情報を該当する部品ID302,部品ID303に対応付けて化学物質情報テーブルに格納し、取引先IDサプライヤDにおける含有化学物質情報を該当する部品ID402,部品ID303に対応付けて化学物質情報テーブルに格納する。例えば、取引先IDサプライヤCの部品ID302と、取引先IDサプライヤDの部品ID402は、化学物質情報テーブル125に、すでに登録されている化学物質情報であるCASNOA01、含有量10、単位mgを使用してもよい(S112)。
本発明の一実施形態における含有化学物質情報管理システムを含むネットワーク構成図である。 本発明の一実施形態における各データテーブルを示す図である。 本発明の一実施形態におけるフローチャートである。 本発明の一実施形態の含有化学物質情報管理方法の処理事例示す図である。 本発明の一実施形態の含有化学物質情報管理方法の処理事例示す図である。 本発明の一実施形態の含有化学物質情報管理方法の処理事例示す図である。
符号の説明
100…含有化学物質情報管理システム
101、201…ハードディスクドライブ(記憶装置)
102、202…プログラム
103、203…メモリ
104、204…CPU
105、205…入力インターフェイス
106、206…出力インターフェイス
107、207…通信装置
110…登録情報取得部
111…情報監視部
112…提供指示部
125…化学物質情報テーブル
126…調査依頼テーブル
127…グリーン調達部品構成情報テーブル
128…グリーン調達部品情報テーブル
130…部品表部品情報テーブル
131…部品表部品構成情報テーブル
140…ネットワーク
200…サプライヤ端末
210…登録情報送信部
211…取得指示受信部

Claims (9)

  1. 製品製造のサプライチェーンにおける完成品メーカーとサプライヤとの間で取引される部品の含有化学物質の情報を管理するコンピュータシステムであり、前記コンピュータシステムは、完成品メーカーの製造する製品の各部品毎に該当部品の部品構成の情報を格納する部品表部品構成テーブルと、当該部品の名称を管理する部品表部品情報テーブルを、別システムで管理されるもしくは別システムからの入力情報として格納する記憶装置と、
    完成品メーカーの製品を構成する部品をサプライヤから購入している場合、当該購入部品の構成情報を管理するグリーン調達部品構成情報テーブルと、その当該購入部品の情報を管理するグリーン調達部品情報テーブルと、当該購入部品の含有化学物質の情報を格納する化学物質情報テーブルと、各部品毎に当該部品を納品するサプライヤの連絡先情報を格納する調査依頼テーブルを格納する記憶装置と、
    完成品メーカーが各サプライヤから購入している部品について、完成品メーカーの製品の構成を表す部品表部品構成情報と、その該当部品の部品情報の更新情報から、サプライヤへ含有化学物質情報の調査依頼をする部品構成情報と部品情報を抽出する、情報監視処理と、
    完成品メーカーがサプライヤから購入している部品について、前期抽出した購入品の部品構成情報に関する、部品ID、子部品ID、員数および部品IDをキーとした部品名称および調査依頼フラグの部品情報を、サプライヤに該当部品の含有化学物質を調査依頼する情報として登録する、調査依頼情報登録処理と、
    前記調査依頼情報から、完成品メーカーがサプライヤから購入している部品IDに対し、取引先IDをキーとして前記調査依頼テーブルで検索し、サプライヤに調査依頼情報を通知する、調査依頼通知処理と、
    完成品メーカーが各サプライヤから購入している部品について、部品を構成する各部品の名称および調査依頼フラグの情報と購入部品の構成情報に関する、部品ID、子部品IDと、当該部品に関する含有化学物質の情報を前記化学物質情報テーブルにおいて前記部品IDおよび子部品IDの各々に対応づけて含有化学物質情報を格納する、入力インターフェイスから受け付けて、前記各テーブルに各情報を格納する、登録情報取得処理を備える含有化学物質情報管理システム。
  2. 前記化学物質情報管理システムは、
    前記サプライヤの利用するサプライヤ端末とネットワークを介して通信するための通信装置を備え、
    前記調査依頼テーブルは、部品を納品するサプライヤが利用するサプライヤ端末のネットワーク上の連絡先情報を格納するものであり、
    前記情報監視処理は、前記完成品メーカーの製造する製品の部品情報と部品間の構成情報が管理される部品表部品情報テーブルと部品表部品構成テーブルから、当該処理日時を基に、新規追加および更新された部品IDの更新日を比較し、抽出条件にあった更新日情報を持つ当該部品IDと、前記サプライヤから購入している部品構成を含んだ、部品ID,子部品ID、取引先IDの情報を含む登録情報を抽出するものであり、
    前記調査依頼情報登録処理は、前記情報監視処理で抽出された情報が新規に登録された情報である場合、グリーン調達部品情報テーブルとグリーン調達部品構成テーブルに前記情報監視処理で抽出された情報を部品ID,取引先ID、調査依頼フラグの情報を含んで登録するものであり、前記情報監視処理で抽出された情報が更新された情報である場合、完成品メーカーが前記サプライヤから購入している部品の部品IDと取引先IDを基に、登録されているグリーン調達部品構成テーブルから購入品の部品構成情報を親部品ID、子部品IDを抽出し、抽出された各部品IDに対してグリーン調達部品情報テーブルの調査依頼フラグを含む各情報を更新するものであり、
    調査依頼通知処理は、前記完成品メーカーが前記サプライヤから購入する部品の部品IDから、前記調査依頼テーブルの前記サプライヤが利用するサプライヤ端末のネットワーク上の連絡先を抽出し、購入品の部品IDと当該部品の親部品ID,子部品IDを含む部品構成情報を含む前記調査依頼情報登録処理で登録した情報を前記サプライヤに通知するものであり、
    登録情報取得処理は、前記サプライヤが利用するサプライヤ端末とネットワークを通じて通信し、前記サプライヤが完成品メーカーへ納品する部品と当該部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品ID、および含有化学物質の情報を含む登録情報を受信し、前記化学物質情報テーブルにおいて前記部品IDおよび子部品IDの各々に対応づけて各含有化学物質情報を格納することを特徴とする請求項1に記載の含有化学物質情報管理システム。
  3. 前記情報監視処理は、前記部品表部品情報テーブルの更新フラグから、新規追加および更新のあった部品IDを抽出し、当該部品IDを基に、前記部品表部品構成テーブルの取引先IDである取引先IDがある親部品IDを検索していくものであり、当該親部品IDに前記取引先IDがない場合には、当該親部品IDを子部品IDとして、その親部品IDの納入先IDである取引先IDがある親部品IDを検索し、取引先IDがある親部品IDが存在するまで検索し、前記サプライヤから購入している部品IDを検知し
    前記サプライヤから購入している部品IDから、前記部品表部品構成テーブルから部品IDを親部品IDとしてその子部品ID、さらにその子部品IDを親部品IDとしてさらに子部品IDを抽出し、子部品IDの情報がなくなるまで繰り返して全ての情報抽出し、抽出した各部品IDを基に前記部品表部品情報テーブルから部品情報を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の含有化学物質情報管理システム。
  4. 前記調査依頼情報登録処理は、部品表部品情報を更新の場合、既に登録されている前記グリーン調達部品構成テーブルから、前記情報監視処理で抽出された前記サプライヤから購入している部品IDと取引先IDを基に、前記グリーン調達部品構成テーブルから部品IDを親部品IDとしてその子部品ID、さらにその子部品IDを親部品IDとしてさらに子部品IDを抽出し、子部品IDの情報がなくなるまで繰り返して各情報抽出し、抽出した各部品IDと取引先IDを基に前記グリーン調達部品情報テーブルの調査依頼フラグを含む調査依頼情報を、前記完成品メーカーが部品を購入している前記サプライヤに調査依頼が出来るよう更新処理することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の含有化学物質情報管理システム。
  5. 登録情報取得処理は、既に登録されているグリーン調達部品情報テーブルやグリーン調達部品構成テーブル、部品IDに対応づけられた含有化学物質管理テーブルに変更がない場合には、前記グリーン調達部品情報テーブルの調査依頼フラグと登録日を更新することにより登録処理を完了できることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の含有化学物質情報管理システム。
  6. 製品製造のサプライチェーンにおける完成品メーカーとサプライヤとの間で取引される部品の、含有化学物質の情報をコンピュータシステムで管理する方法であって、
    前記コンピュータシステムが、
    各部品毎に該当部品の部品情報を格納するグリーン調達部品情報テーブルと、各部品間の構成を管理するグリーン調達部品構成テーブルと、該当部品に対応した含有化学物質の情報を格納する化学物質情報テーブルと、各会社毎に当該部品を納品するサプライヤの連絡先情報を格納する調査依頼先テーブルと、を記憶装置に備えて、
    完成品メーカーがサプライヤから購入している部品と該当部品を構成する子部品の各々に関する、部品ID、子部品IDの情報を含む登録情報を入力インターフェイスから受け付けて、前記部品構成テーブルと連絡先テーブルに格納することを特徴とする含有化学物質情報管理方法。
  7. 物品の構成に関する物品構成情報を管理する物品構成情報管理装置を用いた物品構成情報管理方法であって、前記物品構成情報を問合せ先に問い合わせるための物品構成情報管理方法において、
    前記物品構成情報管理装置は、
    前記物品を示す情報を、当該物品の上位階層の親物品および下位階層の子物品と対応付けられ、当該物品の物品構成情報を含む物品情報を対応付けて、当該物品についての前記問合せ先に対する物品構成情報の問い合わせの有無を示す情報と対応付けて記憶手段に格納し、
    前記物品について、問合せ先に対する問い合わせ要求を受付け、
    前記問い合わせ要求された物品について、前記記憶手段に、前記問い合わせの有を示す情報が格納された場合、当該物品情報についての登録内容の変更の有無を確認し、
    当該確認の結果、変更があった場合、当該変更内容を特定し、
    特定された変更内容に従った検索を前記記憶手段に対して実行することで、当該物品に関連する関連情報を検索し、
    検索された関連情報に対して、前記変更内容に従った情報処理を施すことを特徴とする物品構成情報管理方法。
  8. 請求項7に記載の物品構成情報管理方法において、
    前記問い合わせ先への問い合わせとして、問い合わせを要求する物品を登録する第2の記憶手段をさらに有することを特徴とする物品構成情報管理方法。
  9. 請求項8に記載の物品情報管理方法において、
    前記物品構成情報管理装置は、
    前記変更の内容が、前記物品が追加である場合、当該物品の親物品および子物品を特定し、
    特定された前記親物品および子物品に関する情報を関連情報として、当該関連情報を前記第2の記憶手段に追加することを特徴とする物品情報管理方法。
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