JP6937789B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、建設機械や建設車両(以下、「建機」と総称する)について、レンタル取引、リース取引または割賦取引等が広く行われている。このような建機の取引では、建機の所有権者(レンタル会社、リース会社、商社、メーカーまたは信販会社等)と、当該所有権者に対して賃貸料または分割代金を支払う建機使用者(建設会社等)とが存在する。
上述のような取引を支援するシステムとして、例えば特許文献1に記載の車両レンタル支援システムが存在する。この車両レンタル支援システムは、複数のレンタル業者がそれぞれ所有する建機に関する情報を共有するデータベースを有しており、レンタル利用者が希望する条件に該当する空き車両を当該データベースから検索し、検索結果一覧をレンタル利用者に出力することができる。
特開2006−11877号公報
上述したようなレンタル取引、リース取引または割賦取引の物件である建機は、所有権者とは異なる建機使用者によって実質的に管理されており、従来では、第三者がこのような建機の所有権者を確認するための方法が確立されていない。このため、建機使用者等が正式な所有権者を隠したまま、または、所有権者であると偽って、第三者に建機を売却するといった不正が生じ易い。
しかし、特許文献1などの従来技術は、建機のレンタル取引を支援するものであり、上述したような問題を想定していない。このため、従来技術では、レンタル取引、リース取引または割賦取引の物件である建機の取引を公正かつ円滑に進めることが困難である。
また、上述の課題は、建機を含めた産業機械に広く共通するものである。
本発明は、レンタル取引、リース取引または割賦取引の物件である産業機械の取引を公正かつ円滑に進めることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索部と、前記検索部により検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明の情報処理装置によれば、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である産業機械について、従来では困難であった所有権者の確認が容易になり、機器使用者等による産業機械の不正な取引を抑制することができる。また、ユーザは、産業機械の所有権者の情報を得ることで、この所有権者にコンタクトをとることができる。
本実施形態に係る建機取引支援システムのシステム構成を示す図。 本実施形態のサーバ装置の概略構成を示すブロック図。 本実施形態の物件情報記憶領域に記録される物件情報の一例を示す図。 本実施形態における物件情報検索ページの一例を示す図。 本実施形態の情報処理方法における物件情報検索処理を示すフローチャート。 本実施形態の検索結果コンテンツの一例を示す図。 実施形態の情報処理方法における物件情報提供処理を示すフローチャート。 本実施形態の物件情報コンテンツの一例を示す図。 実施形態の情報処理方法における交渉リクエスト処理を示すフローチャート。 本実施形態の交渉リクエストコンテンツの一例を示す図。 変形例に係る物件情報検索ページの一例を示す図。 変形例に係る物件情報検索処理を示すフローチャート。 変形例に係る物件リストコンテンツの一例を示す図。
以下、本発明に係る一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る建機取引支援システム100のシステム構成を示す図である。
本実施形態の建機取引支援システム100は、図1に示すように、本発明の情報処理装置であるサーバ装置1と、サーバ装置1にインターネットを介して通信可能に接続される複数の端末装置2と、により構築されている。
本実施形態において、端末装置2は、ユーザ(例えばレンタル会社、リース会社、商社、メーカーまたは信販会社等)が操作するコンピュータである。
本実施形態の建機取引支援システム100は、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である建機について、その物件情報を記憶部に登録しておき、ユーザからの検索要求に応じて、記憶部における物件情報に基づくコンテンツをユーザに提供するシステムである。
[サーバ装置1の構成]
図2は、本実施形態のサーバ装置1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーバ装置1は、一般的なコンピュータにより構成され、通信部11、記憶部12および制御部13を含んで構成されている。
通信部11は、ネットワークに接続されており、ネットワークを介して端末装置2や、ネットワーク上のその他の装置と通信する。
記憶部12は、例えばメモリ、ハードディスク等により構成された情報記録装置であり、各種情報や各種プログラムが記憶されている。この記憶部12は、ユーザ情報記憶領域121および物件情報記憶領域122を含んで構成されている。また、記憶部12には、サーバ装置1を本発明の情報処理装置として機能させるための情報処理プログラムが記憶されている。
(ユーザ情報記憶領域)
ユーザ情報記憶領域121には、建機取引支援システム100を利用するユーザに関する情報(ユーザ情報)が記憶される。ユーザ情報は、ユーザID、ユーザ名、ユーザ属性、連絡先情報、契約履歴、取引履歴、レビュー情報、交渉受付条件などを含む。
ユーザIDは、個々のユーザを識別するための情報である。
ユーザ名は、端末装置2を管理するユーザの名称である。なお、本実施形態では、ユーザとして、建機に関わる業界の会社(例えばレンタル会社、リース会社、商社、メーカー、信託会社)等を想定している。
なお、本発明のユーザ特定情報は、ユーザを特定するための情報であり、ユーザID、ユーザ名、または、これらの組み合わせであってもよい。
ユーザ属性は、ユーザの業種、創立年数、社員数などを含む。
連絡先情報は、ユーザのメールアドレスや電話番号、住所等の連絡先を示す情報である。
契約履歴は、ユーザが現在までに建機に関して契約した契約情報の履歴である。例えば、ユーザが現在までに物件情報記憶領域122に登録した物件情報の物件IDを含んでもよい。
取引履歴は、建機取引支援システム100を利用した建機の取引に関する履歴である。例えば、後述する交渉リクエストの送信履歴や、交渉リクエスト送信後における所有権者からの回答履歴などを含んでもよい。
レビュー情報は、建機取引支援システム100を利用した建機の取引後、ユーザの取引対応について取引相手から入力されるレビューに関する情報である。また、他のシステムにおいて、建機取引支援システム100のユーザに対するレビュー情報がある場合には、当該レビュー情報を含んでもよい。
交渉受付条件は、建機の取引に関する交渉を受け付けるための条件であって、本実施形態では、建機に係る契約の契約期間の残日数に関して設定された日数である。
(物件情報記憶領域)
物件情報記憶領域122は、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である建機に関する物件情報が記憶される記憶領域である。
図3は、物件情報記憶領域122に記録される物件情報の一例を示す図である。
図3に示すように、物件情報記憶領域122に記憶される物件情報は、物件ID、建機特定情報、建機属性、所有権者情報、契約情報、コンディション情報等を含んでおり、これらは互いに対応付けられている。
物件IDは、個々の物件情報を識別するための情報である。
建機製造番号は、建機1台毎に固有の番号であり、本発明の機器特定情報に相当する。
建機属性は、建機の属性を示す情報であり、例えば、建機のカテゴリ(機種)、メーカー、製品名、型式、オプション情報などを含む。
所有権者情報は、建機の所有権者を特定するための情報である。建機の所有権者とは、建機の所有権を主張する者であり、例えばレンタル会社、リース会社、商社、メーカーまたは信販会社等である。本実施形態では、所有権者が物件情報を物件情報記憶領域122に登録することを想定する場合もあるため、所有権者は、すなわち建機取引支援システム100に登録されたユーザとなる。このため、所有権者情報は、例えばユーザIDであってもよいし、所有権者の名称、住所および連絡先等を含んでもよい。
契約情報は、建機を物件とするレンタル契約、リース契約または割賦契約について、契約書面に記載される事項の内容を示す情報であり、例えば、契約種類、契約期間、契約当事者情報、支払情報(支払期日、期日支払額)および債務額などを含む。
契約種類は、レンタル契約、リース契約または割賦契約の区別を示す情報である。
契約期間は、契約が有効な期間である。
契約当事者情報は、契約当事者を特定する情報であり、例えば契約当事者の名称、住所および連絡先等を含む。契約当事者とは、建機を物件とするレンタル契約、リース契約または割賦契約を、当該建機の所有権者との間で結んだ者であり、例えば建設会社である。
支払期日は、例えば月毎に支払を定められた日付の情報であってもよいし、支払を定められた年月日のリスト情報であってもよい。期日支払額は、契約当事者が建機の所有権者に対して支払期日毎に支払う金額の情報である。
債務額は、契約当事者が建機の所有権者に対して支払義務を負う総額情報である。
コンディション情報は、建機のコンディションを示す情報であり、例えば稼働時間などの情報を含む。また、コンディション情報は、建機の検査に際して発行された書類(特定自主検査記録表、メンテナンス記録表など)の有無や、当該書類データ自体を含んでいてもよい。
なお、図3では図示を省略するが、物件情報は、建機の所有権を証明する書類(譲渡証明書、売買契約書など)に関する証明書情報、契約当事者の過去の返済状況、および、契約当事者の返済条件などを含んでいてもよい。
また、本実施形態では、物件情報記憶領域122には、後述する検索部133により同一の物件情報が検索された回数(検索回数)が、当該物件情報に対応付けて記録されているが、この検索回数は、物件情報記憶領域122以外の記憶領域に記憶されていてもよい。
(制御部の機能構成)
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、および、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路により構成される。制御部13は、記憶部12等に記憶されているプログラムをRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
そして、制御部13は、記憶部12に記憶された情報処理プログラムを読み取り実行することで、図2に示すように、ユーザ情報登録部131、物件情報登録部132、検索部133、検索通知部134、残債務算出部135、信用評価部136、コンテンツ送信部137、リクエスト処理部138、参考価格算出部139等として機能する。これらの各機能については、後述にて詳細に説明する。
[端末装置2の構成]
端末装置2は、上述のように、例えばレンタル会社、リース会社、商社、メーカーまたは信販会社等が管理するコンピュータであり、例えばスマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等により構成される。
端末装置2は、各種情報を表示させる表示ディスプレイ、各種情報を入力操作するための入力操作部、インターネットを介してサーバ装置1等を通信する通信部、各種情報を記憶する記憶部、および端末装置2を制御する制御部等を含んで構成される。
[情報処理方法]
本実施形態の建機取引支援システム100における情報処理方法について説明する。建機取引支援システム100において、サーバ装置1は、端末装置2から送信される要求に応じて、各種処理を行う。以下では、サーバ装置1における各種処理について、それぞれ説明する。
(ユーザ情報登録処理)
ユーザ情報登録部131は、新規に建機取引支援システム100を利用するユーザの端末装置2からユーザ名およびユーザ属性等のユーザに関する情報を受信し、新規ユーザIDを付与してユーザ情報を生成し、ユーザ情報記憶領域121に記憶させる。また、ユーザ情報登録部131は、既存のユーザの端末装置2からユーザIDと共に更新情報を受信すると、当該ユーザIDで特定されるユーザ情報を更新する。
(物件情報登録処理)
建機取引支援システム100に登録されたユーザ(例えばユーザA)は、レンタル契約、リース契約、または割賦契約の物件である建機であって自身が所有権を主張する建機について、建機取引支援システム100に登録する。
具体的には、ユーザAに操作された端末装置2は、インターネットを介してサーバ装置1が提供する物件登録ページにアクセスする。ユーザAは、物件登録ページによる案内に従って建機に関する各種情報をサーバ装置1に送信する。サーバ装置1では、物件情報登録部132が、端末装置2から上述の各種情報を受け付け、新規物件IDを付与して物件情報を生成し、物件情報記憶領域122に記憶させる(本発明の登録ステップに相当)。
本実施形態において、物件情報登録部132は、少なくとも建機製造番号および所有権者情報を受け付けることで物件情報を生成する。
ここで、物件情報登録部132は、ユーザAから受け付けた建機製造番号と同一の建機製造番号を含む物件情報(先登録物件情報)が、物件情報記憶領域122に既に存在しているか否かを判断する。そして、物件情報登録部132は、先登録物件情報が存在していると判断した場合、ユーザAと、先登録物件情報に対応する所有権者(他のユーザ)とのそれぞれに対して、警告コンテンツを送信する。なお、複数の先登録物件情報が存在している場合には、各先登録物件情報に対応する所有権者に対して警告コンテンツを送信する。
警告コンテンツは、同一の建機製造番号を含む複数の物件情報が登録されることを知らせるものであり、これらの物件情報に対応する所有権者情報を含んでいてもよい。
ユーザAに対する警告コンテンツの送信方法は、例えば、物件登録ページを表示していた端末装置2に警告コンテンツを表示させる方法であってもよい。他のユーザに対する警告コンテンツの送信方法は、例えばメール等のアプリケーションを利用してもよい。
上述の警告コンテンツを受け取った各ユーザは、自身が所有権を主張する建機について、他に所有権を主張する者が存在することを知ることができる。
なお、本実施形態の建機取引支援システム100では、物件情報の信頼性を確保するために、物件情報記憶領域122に保存される物件情報は契約期間を経過していないことが好ましい。このため、物件情報登録部132は、契約期間が未経過である物件情報を受け付けるように構成されていてもよい。
また、物件情報登録部132は、物件情報記憶領域122に登録された物件情報のうち、契約期間を経過した物件情報について、物件情報記憶領域122から自動的に削除し、他の記憶領域に移動させてもよい。
(物件情報検索処理)
以下では、建機製造番号を検索条件とする物件情報検索処理について説明する。
ユーザAに操作された端末装置2は、インターネットを介してサーバ装置1にログインし、サーバ装置1が提供する物件情報検索ページにアクセスする。これにより、端末装置2は、図4に例示されるような物件情報検索ページ41を表示する。この物件情報検索ページ41は、建機製造番号を検索条件として受け付ける入力部42を有する。端末装置2は、入力部42に建機製造番号が入力された状態で検索ボタン43が選択されることにより、当該建機製造番号を検索条件とする検索要求をサーバ装置1に送信する。
図5は、本実施形態の建機取引支援システム100における物件情報検索処理を示すフローチャートである。
端末装置2は、上述したように、建機製造番号を検索条件とする検索要求をサーバ装置1に送信する(ステップS201)。
サーバ装置1において、検索部133は、検索要求を受け付けると(ステップS101)、当該検索要求に含まれる建機製造番号に基づいて、当該建機製造番号を含む物件情報を物件情報記憶領域122から検索する(ステップS102;検索ステップ)。なお、このステップS102において、検索部133は、建機の所有権者である各ユーザが建機に関する情報を管理している各サーバ装置の記憶部から、検索要求に対応する物件情報を検索してもよい。
次に、検索部133により検索された物件情報、すなわち検索条件に該当する物件情報(以下、検索物件情報と記載する)が存在する場合(ステップS103:Yes)、コンテンツ送信部137は、検索物件情報が存在することを知らせる検索結果コンテンツ44(例えば図6参照)を生成して端末装置2に送信する(ステップS104)。なお、図6に示す検索結果コンテンツ44は、検索物件情報の閲覧要求を受け付ける閲覧要求部45(例えばボタン)を有する。
また、検索通知部134は、検索物件情報に対応する所有権者(検索物件所有権者)に対して、所有物件を対象とする検索が行われたことを知らせる検索通知コンテンツを生成し、当該所有権者(例えばユーザB)に送信する(ステップS105)。
検索通知コンテンツは、所有物件を対象とする検索を実施したユーザ(ユーザA)の名称等の情報を含んでもよい。
検索通知コンテンツの送信方法は、例えばメール等のアプリケーションを利用できるが、特に限定されない。
なお、物件情報記憶領域122(または他のサーバ装置の記憶部)には、同一の建機製造番号を含む複数の物件情報が存在する可能性がある。他の物件情報が含む建機製造番号と同一の建機製造番号を含む物件情報を「重複物件情報」と称する。上述のステップS102において複数の重複物件情報が検索された場合、ステップS104で送信される検索結果コンテンツ44は、重複物件情報が検索されたことを知らせる内容を含んでもよい。また、検索結果コンテンツ44は、検索された複数の重複物件情報ごとに閲覧要求部45を有してもよい。また、ステップS105で送信される検索通知コンテンツは、検索された複数の重複物件情報に対応する所有権者のそれぞれに送信されてもよい。
以上のステップS104およびステップS105の順序は逆でもよい。また、ステップS103でYesの場合、参考価格算出部139は、物件情報記憶領域122において検索物件情報に対応する検索回数をカウントアップする。
一方、検索物件情報が存在しない場合(ステップS103:No)、コンテンツ送信部137は、検索物件情報が存在しないことを知らせる検索結果コンテンツを生成して端末装置2に送信する(ステップS106)。
端末装置2は、上述の検索結果コンテンツを受信して(ステップS202)、ディスプレイ等に表示する。ユーザAは、ディスプレイ等に表示された検索結果コンテンツを確認することで、入力部42に入力した建機製造番号の建機について、物件情報記憶領域122における登録有無を確認できる。
(物件情報提供処理)
図7は、本実施形態の建機取引支援システム100における物件情報提供処理を示すフローチャートである。以下、検索物件情報が存在する場合を例として説明する。
端末装置2は、検索結果コンテンツ44の閲覧要求部45が選択されることにより、検索物件情報の閲覧要求をサーバ装置1に送信する(ステップS203)。
サーバ装置1が閲覧要求を受け付けると(ステップS107)、信用評価部136は、検索物件情報に含まれる契約当事者情報を参照し、この契約当事者(例えば契約当事者C)の現在(検索日)の信用度について評価する(ステップS108)。
具体的には、信用評価部136は、物件情報記憶領域122に登録された物件情報のうち、契約当事者Cを特定する契約当事者情報を含む1以上の物件情報を参照する。そして、参照した物件情報に基づいて契約当事者Cが負っている債務額を算出する。また、物件情報記憶領域122に登録された物件情報のうち、契約当事者Cを契約当事者とする重複物件情報が存在するか否かを判断する。そして、信用評価部136は、契約当事者Cの債務額が妥当な範囲からはずれるほどスコアを低く算出し、契約当事者Cを契約当事者とする重複物件情報が存在する場合には大幅なスコア減点を行うことにより、これらの総合スコアが該当する信用レベルを判定する。なお、総合スコアをそのまま信用度としてもよい。
また、契約当事者Cがユーザとして登録されている場合、ユーザ情報記憶領域121から契約当事者Cに対応する契約履歴、取引履歴およびレビュー情報などをさらに参照することにより、総合スコアを算出してもよい。
また、信用評価部136は、契約当事者Cに関して、外部機関等から取得した与信調査情報、または、他のシステムやサービス等から取得した参考情報(例えばレビュー情報)をさらに参照することにより、総合スコアを算出してもよい。
次に、残債務算出部135は、検索物件情報の債務額、支払期日および期日支払額に基づいて、契約物件に関する現在(検索日)の残債務を算出する(ステップS109)。例えば、契約期間、支払期日、期日支払額に基づいて、現在までの支払総額を算出し、債務額から当該支払総額を減算することにより、残債務を算出してもよい。なお、支払期日の情報が支払を定められた年月日のリスト情報である場合には、支払期日の情報に契約期間の情報が含まれているものとみなし、支払期日および期日支払額に基づいて残債務を算出してもよい。
次に、リクエスト処理部138は、検索物件情報に含まれる所有権者に対する交渉リクエストの可否を判定する(ステップS110)。
具体的には、リクエスト処理部138は、ユーザ情報記憶領域121に記憶された所有権者の交渉受付条件を参照し、現在時点における契約期間の残日数が、所有権者により設定された日数以下である場合に、交渉リクエスト可能であると判定する。一方、リクエスト処理部138は、現在時点における契約期間の残日数が所有権者により設定された日数より多い場合、交渉リクエスト不可であると判定する。
なお、以上のステップS108〜S110の順序は、これに限られず、入れ替えられてもよい。
次に、コンテンツ送信部137は、物件情報コンテンツ46(図8参照)を生成し、端末装置2に送信する(ステップS111;コンテンツ送信ステップ)。
ここで、物件情報コンテンツ46は、検索物件情報(例えば所有権者情報、建機製造番号および契約情報等)と、信用評価部136により評価された契約当事者Cの信用レベルと、残債務算出部135により算出された残債務とを含む。
また、物件情報コンテンツ46は、交渉リクエストが「可」と判定されている場合に、交渉リクエスト送信部47(例えばボタン)を含んで生成される。
端末装置2は、上述の物件情報コンテンツ46を受信して(ステップS204)、ディスプレイ等に表示する。ユーザAは、ディスプレイ等に表示された物件情報コンテンツ46の内容を、検索した物件の新規取引を進めるか否かの意思決定に役立てることができる。
(交渉リクエスト処理)
図9は、交渉リクエスト処理を説明するためのフローチャートである。以下、上述のステップS110において、交渉リクエストが「可」と判定された場合を例として説明する。
図8に示すような物件情報コンテンツ46を表示する端末装置2は、交渉リクエスト送信部47が選択されることにより、交渉リクエストをサーバ装置1に送信する(ステップS205)。
サーバ装置1が交渉リクエストを受け付けると(ステップS112)、信用評価部136は、交渉リクエストを送信したユーザ(ユーザA)を特定する。そして、ユーザAのユーザ特定情報(例えばユーザIDまたはユーザ名)を含む1以上の物件情報に基づいて、ユーザAの現在の信用度について評価する(ステップS113)。なお、信用評価部136による評価方法は、上述のステップS108と略同様である。
次に、参考価格算出部139は、検索物件情報に対応する建機の参考価格を、相場価格に基づいて算出する(ステップS114)。ここで、参考価格算出部139は、物件情報記憶領域122から検索物件情報に対応する検索回数を参照し、当該検索回数に応じた参考価格を算出する。例えば、参考価格算出部139は、検索回数に対して複数の区分を設け、検索回数が多い区分であるほど相場価格に乗ずる比率を大きくすることにより、参考価格を算出してもよい。なお、相場価格は、サーバ装置1の記憶部12に記憶されていてもよいし、外部から取得してもよい。
次に、リクエスト処理部138は、交渉リクエストコンテンツ48(図10参照)を生成し、所有権者(ユーザB)に送信する(ステップS115)。交渉リクエストコンテンツ48の送信方法は、例えばメール等のアプリケーションを利用できるが、特に限定されない。
ここで、交渉リクエストコンテンツ48は、例えば、交渉リクエスト送信者(ユーザA)の名称と、リクエスト対象の物件IDと、信用評価部136により評価された交渉リクエスト送信者(ユーザA)の評価レベルと、参考価格算出部139により算出された参考価格とを含む。
また、交渉リクエストコンテンツ48は、ユーザBが交渉リクエストを受けるか否かの回答を受け付ける回答部49(例えばボタン)を含む。さらに、交渉リクエストコンテンツ48は、リクエスト送信者の詳細情報に対するリンクが設けられたリクエスト送信者情報要求部51や、物件情報の詳細な情報に対するリンクが設けられた物件情報要求部52を含んでいてもよい。
ユーザBの端末装置2は、サーバ装置1から交渉リクエストコンテンツ48を受信し(ステップS301)、ディスプレイ等に表示させる。ユーザBが、交渉リクエストコンテンツ48を確認し、「受ける」または「受けない」旨の回答を表示する回答部49を選択すると、ユーザBの端末装置2は、当該回答をサーバ装置1に送信する(ステップS302)。
サーバ装置1が回答を受け付けると(ステップS116)、リクエスト処理部138は、当該回答に基づいた回答コンテンツをユーザAに送信する。回答コンテンツの送信方法は、例えばメール等のアプリケーションを利用できるが、特に限定されない。
ここで、回答コンテンツは、少なくともユーザBの回答内容を含んでいればよい。また、回答コンテンツは、交渉リクエストを「受ける」旨の回答内容を含む場合には、ユーザBの連絡先情報を含んでもよい。ユーザAの端末装置2は、サーバ装置1から回答コンテンツを受信する(ステップS206)。
[本実施形態の作用効果]
(1)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、検索部133およびコンテンツ送信部137として機能する。そして、検索部133は、レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である建機の所有権者を特定する所有権者情報と、当該建機を特定する建機製造番号(本発明の機器特定情報)と、を含む物件情報が記憶された記憶部12において、ユーザから検索条件として受け付けた建機製造番号に対応する物件情報を検索する。コンテンツ送信部137は、検索部133により検索された物件情報の少なくとも所有権者を含む物件情報コンテンツを生成して端末装置2に送信する。
このような本実施形態によれば、ユーザは、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である建機に関して、建機製造番号により特定される建機の所有権者を確認することができる。
よって、本実施形態では、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である建機について、従来では困難であった所有権者の確認が容易になり、建機使用者等による建機の不正な取引を抑制することができる。また、ユーザは、建機の所有権者の情報を得ることで、この所有権者にコンタクトをとることができる。
従って、本実施形態によれば、レンタル取引、リース取引または割賦取引の物件である建機の取引を公正かつ円滑に進めることができる。
なお、本実施形態では、建機に対して固有に付された建機製造番号を検索条件として利用することにより、ユーザは検索対象を明確にできる。
ここで、特に、リース取引について説明する。リース取引では、通常、建設会社等が物件(建機)の選定を行い、リース会社に対して当該物件に関するリース申込を行う。この申込を受けたリース会社と建設会社との間でリース契約が締結されると、リース会社は物件の代金を売主に支払い、建設会社は、売主から物件の納品を受ける。建設会社は、契約期間中、建機を使用しながらリース会社に対してリース料金を支払う。
このようなリース取引において、物件の納品は、建設会社と売主との間で処理されるため、リース会社は、建機の所有権者等を確認することが困難である。これにより、建設会社や売主の悪意または過失などにより、建機の多重リースや不正転売などの問題が発生しやすい。
本実施形態のサーバ装置1が構成する建機取引支援システム100によれば、複数のリース会社の間でリース契約に係る物件情報を共有可能にし、正規の所有権者を確認できるので、リース取引における上述の問題を解決することができる。
例えば、現在、建機Xに関して、建設会社α1との間でリース契約を交わしているリース会社β1が存在し、このリース会社β1がユーザとして建機Xに関する物件情報を記憶部12に登録したとする。そして、別の建設会社α2から建機Xのリース契約を申し込まれた別のリース会社β2が存在する場合を想定する。
このような場合、リース会社β2がユーザとして、建機取引支援システム100で建機Xの建機製造番号に基づいた検索を行うと、リース会社β2は、建機Xがリース契約の物件として登録済であることを知ることができる。そして、リース会社β2は、建機Xの所有権者であるリース会社β1の情報を取得できるため、リース会社β1にコンタクトをとること等により、建設会社α2から申し込まれたリース契約の適正について検討できる。
(2)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、物件情報登録部132としても機能する。物件情報登録部132は、ユーザから所有権者情報および建機製造番号を受け付け、当該所有権者情報および当該建機製造番号を含む物件情報を記憶部12に登録する。
このような本実施形態によれば、建機取引支援システム100を利用する各ユーザから物件情報を集めて記憶部12に集約することができる。これにより、物件情報の検索を効率的に行うことができる。
(3)本実施形態のサーバ装置1において、物件情報登録部132は、ユーザから受け付けた建機製造番号と同一の建機製造番号を含む物件情報が記憶部12に存在する場合、当該ユーザと、当該物件情報に対応する所有権者とのそれぞれに対して、警告コンテンツを送信する。
このような本実施形態によれば、警告コンテンツを受け取った各ユーザは、自身が所有権を主張する建機について、他者が所有権を主張していることに気付くことができる。すなわち、警告コンテンツを受け取った各ユーザは、自身が所有権を主張する建機について、多重リースや不正販売等の不正な取引があった可能性を知ることができる。
なお、本実施形態では、ユーザから受け付けた建機製造番号と同一の建機製造番号を含む物件情報が記憶部12に存在する場合であっても、ユーザから受け付けた建機製造番号の登録を実施するため、この場合には、物件情報登録部132に重複物件情報が存在することになる。
(4)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、信用評価部136としても機能する。信用評価部136は、本発明の契約当事者評価部に相当し、契約当事者情報を含む1以上の前記物件情報に基づいて、契約当事者の信用度を評価する。そして、コンテンツ送信部137は、検索部133により検索された物件情報に関して、契約当事者の信用度を含む物件情報コンテンツを生成して端末装置2に送信する。
このような本実施形態によれば、ユーザは、検索対象の建機を現在契約している契約当事者の信用度について確認できる。
上述の例で説明すると、建設会社α2から建機Xのリース契約を申し込まれたリース会社β2は、建機Xに関して現在リース契約している建設会社α1の信用度を確認することができる。これにより、リース会社β2は、建設会社α1が建機Xに関する現在のリース契約を順当に満了できるか(建機Xに関して新規取引が可能な状態になりそうか)、建設会社α1が建機Xを不正に転売するような会社ではないか(建設会社α2からのリース契約の申し込みが建設会社α1の不正行為に起因するものではないか)等を検討できる。
(5)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、残債務算出部135としても機能する。残債務算出部135は、検索物件情報に基づいて、契約物件に関する残債務を算出する。そして、コンテンツ送信部137は、残債務を含む物件情報コンテンツを生成して端末装置2に送信する。
このような本実施形態によれば、ユーザは、検索対象の建機に係る残債務を確認することができる。
上述の例で説明すると、建設会社α2から建機Xのリース契約を申し込まれたリース会社β2は、建機Xに関して現在リース契約している建設会社α1の残債務を確認することができる。これにより、リース会社β2は、建設会社α1が建機Xに関する現在のリース契約を順当に満了できるか(建機Xに関して新規取引が可能な状態になりそうか)等を検討できる。
(6)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、検索通知部134としても機能する。検索通知部134は、物件情報が検索された場合、当該物件情報(検索物件情報)に対応する所有権者に対して検索通知コンテンツを送信する。
このような本実施形態では、記憶部12に自身の所有する物件を登録している所有権者は、当該物件が検索される度に検索通知コンテンツを受信できる。これにより、所有権者は、自身の所有する建機を検索しているユーザの存在に気付くことができる。また、検索通知コンテンツ内に検索を行ったユーザの情報が含まれている場合には、検索通知コンテンツを受け取った所有権者から当該ユーザに対してコンタクトを取ることができる。
上述の例で説明すると、リース会社β2は、建設会社α2から申し込まれたリース契約の適正を検討するために、建機取引支援システム100で建機Xの建機製造番号に基づいた検索を行ったとする。ここで、建機Xを販売する売主が正当な販売権を有していない場合(例えば建設会社α1または第三者が建機Xを不正に販売しようとしている場合)、建機Xの所有権者であるリース会社β1は、検索通知コンテンツを受信することで、自身の所有する建機Xが不正に取引されようとしていることに気付くことができる。また、検索通知コンテンツ内に検索を行ったリース会社β2の情報が含まれている場合には、リース会社β1は、リース会社β2とコンタクトをとることで、建機Xが自社のものであることを主張し、不正な取引への対処を行うことができる。
特に、建設現場等で使用されている建機は、盗難の対象になることがあり、従来では、無権限の第三者が勝手に建機を販売するといった問題が存在する。これに対して、本実施形態では、建機の不正な取引を防止できる。
(7)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、リクエスト処理部138として機能する。リクエスト処理部138は、物件情報コンテンツが端末装置2に送信された後、ユーザから受け付けた交渉リクエストに応じて交渉リクエストコンテンツを生成し、検索された物件情報に対応する所有権者に対して交渉リクエストコンテンツを送信する。
このような本実施形態では、ユーザは、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である建機について所有権者との交渉を希望する場合、当該所有権者に対して容易にコンタクトをとることができる。
上述の例で説明すると、建設会社α2から申し込まれたリース契約の適正を検討したリース会社β2は、建機Xの所有権者であるリース会社β1に対して、新規取引のためのコンタクトを容易にとることができる。
(8)本実施形態のサーバ装置1において、リクエスト処理部138は、物件情報コンテンツが含む物件情報が、所有権者により設定された条件を満たしている場合に、ユーザから交渉リクエストを受け付ける。
このような本実施形態では、所有権者は、自身の設定した条件を満たさない交渉にかける手間を省くことができる。
特に本実施形態では、リクエスト処理部138は、契約期間の残日数が所有権者に設定された日数以下である場合にユーザから交渉リクエストを受け付ける。これにより、所有権者は、建機に係る契約期間の終了時期を考慮した適当な時期に交渉リクエストコンテンツを受信できる。
上述の例で説明すると、建機Xの所有権者であるリース会社β1は、建機Xに係るリース契約の終了時期を考慮した適当な時期に交渉リクエストを受けることができる。
(9)本実施形態のサーバ装置1において、信用評価部136は、本発明のユーザ評価部にも相当する。すなわち、信用評価部136は、ユーザを特定するユーザ特定情報を含む1以上の物件情報に基づいて、ユーザの信用度を評価する。そして、リクエスト処理部138は、交渉リクエストを送信したユーザの信用度を含む交渉リクエストコンテンツを生成して所有権者に送信する。
このような本実施形態によれば、所有権者は、自身の所有する建機について交渉を希望するユーザの信用度を確認することができる。
上述の例で説明すると、リース会社β2が、建機Xの所有権者であるリース会社β1に対して交渉リクエストを送信した場合、リース会社β1は、リース会社β2の信用度を確認することができ、リース会社β2と交渉を行うか否かの判断材料にすることができる。
(10)本実施形態のサーバ装置1は、制御部13が情報処理プログラムを読み出し実行することで、参考価格算出部139としても機能する。参考価格算出部139は、同一の物件情報が検索された回数(検索回数)に応じて、当該物件情報に対応する建機の参考価格を算出する。これにより、所有権者は、建機の購入希望者との間で、建機に対する関心度を考慮した価格交渉を行うことができる。
なお、上述では、主にリース取引を例とした効果を説明したが、レンタル取引、割賦取引においても同様の効果を奏する。
[物件情報検索処理の変形例]
上述した実施形態では、建機製造番号を検索条件とした物件情報検索処理を行うが、属性情報またはコンディション情報を検索条件とした物件情報検索処理を行ってもよい。すなわち、検索部133は、建機製造番号を検索条件とした物件情報検索処理(上述した実施形態の物件情報検索処理)を行う第一検索モードと、属性情報またはコンディション情報を検索条件とした物件情報検索処理を行う第二検索モードとを有していてもよい。
以下、検索部133の第二検索モードにおける物件情報検索処理について説明する。
ユーザAに操作された端末装置2は、インターネットを介してサーバ装置1にログインし、サーバ装置1が提供する物件情報検索コンテンツにアクセスする。ここで、当該コンテンツは、第一検索モードまたは第二検索モードを選択可能に構成されている。ユーザAが第二検索モードを選択することにより、端末装置2は、図11に例示されるような物件情報検索ページ53を表示する。この物件情報検索ページ53は、建機カテゴリおよび稼働時間を検索条件として受け付ける入力部54を有する。この入力部54は、ユーザAが自身の希望する建機の建機カテゴリおよび稼働時間についてチェックできるチェックボックスを有しており、チェックを入れられた情報を検索条件として受け付ける。ただし、入力部54は、チェックボックスに限られず、キーワード入力等、他の入力形式であってもよい。
端末装置2は、入力部54に建機カテゴリおよび稼働時間がチェックされた状態で検索ボタン55が選択されることにより、チェックが付いた情報を検索条件とする検索要求をサーバ装置1に送信する。
なお、図11に示す例では、属性情報として建機カテゴリ、コンディション情報として稼働時間が検索条件に利用されているが、他の項目に関する内容を利用してもよい。また、属性情報またはコンディション情報のいずれか一方を検索条件としてもよい。あるいは、ユーザ名等を検索条件に含めてもよい。
図12は、建機取引支援システム100における第二検索モードの物件情報検索処理を示すフローチャートである。
端末装置2は、上述したように、建機カテゴリおよびコンディション情報を検索条件とする検索要求をサーバ装置1に送信する(ステップS207)。
サーバ装置1において、検索部133は、建機カテゴリおよびコンディション情報を検索条件とする検索要求を受け付けると(ステップS117)、当該検索要求に該当する物件情報を物件情報記憶領域122から検索する(ステップS118;検索ステップ)。
次に、検索部133により検索された物件情報(検索物件情報)が存在する場合(ステップS119;Yes)、信用評価部136、残債務算出部135およびリクエスト処理部138が各処理(ステップS120〜S122)を行う。なお、ステップS120〜S122は、上述したステップS108〜S110と同様であるため、説明を省略する。
なお、ステップS119でYesの場合、参考価格算出部139は、物件情報記憶領域122において検索物件情報毎に検索回数をカウントアップする。
次に、コンテンツ送信部137は、物件リストコンテンツ56(図13参照)を生成し、端末装置2に送信する(ステップS123)。
ここで、物件リストコンテンツ56では、検索物件情報と、残債務算出部135により算出された残債務と、信用評価部136により評価された契約当事者の信用レベルとが互いに対応付けられている。
また、物件リストコンテンツ56では、交渉リクエストの受付可否が「可」である検索物件情報に対して、交渉リクエスト送信部57(例えばボタン)が対応付けられている。
一方、検索物件情報が存在しない場合(ステップS119;No)、コンテンツ送信部137は、検索条件に対応する物件情報が存在しない旨を知らせる検索結果コンテンツを生成し、端末装置2に送信する(ステップS124)。当該検索結果コンテンツは、ユーザAが購買を希望する建機の条件(例えば建機カテゴリ、コンディション情報および予算等)について建機取引支援システム100に登録することを案内するコンテンツ(本発明の案内コンテンツ)であってもよい。
端末装置2は、上述のコンテンツ(物件リストコンテンツ56または検索結果コンテンツ)を受信して(ステップS208)、ディスプレイ等に表示する。
ユーザAは、ディスプレイ等に表示された物件リストコンテンツ56の内容を、検索した物件の新規取引を進めるか否かの意思決定に役立てることができる。以降の交渉リクエスト処理等は、上述した実施形態と同様である。
または、ユーザAは、検索結果コンテンツに案内されることにより、ユーザAが購買を希望する建機の条件(購買希望条件)についてユーザ情報記憶領域121に登録する。
このような変形例(第二検索モード)によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、レンタル契約、リース契約または割賦契約の物件である建機に関して新規の取引を希望するユーザ(例えば建設会社)は、建機取引支援システム100を利用することにより、建機の存在や所有権者の情報を得ることができるため、当該建機の所有権者にコンタクトをとることができ、希望する建機の新規取引を行いやすくなる。また、所有権者(例えばリース会社やレンタル会社等)の立場から言えば、契約中の物件について早期の売買交渉が可能になるため、効率的な販売戦略を立てることができる。
また、本変形例では、参考価格算出部139が、建機カテゴリおよびコンディション情報を含む検索条件に基づいて同一の物件情報が検索された回数(検索回数)をカウントしている。人気度が高い建機カテゴリまたはコンディション情報を含む物件情報については、検索回数が多くなる傾向がある。よって、所有権者は、建機の購入希望者との交渉において、当該建機の人気度を考慮した価格交渉を行うことができる。
また、本変形例では、ユーザは、検索条件に合致する物件情報が記憶部12のうちの物件情報記憶領域122に存在しない場合、検索結果コンテンツの案内に従って、例えば購買希望条件などの希望条件を記憶部12のうちのユーザ情報記憶領域121に登録できる。
このような場合、サーバ装置1は、ユーザAに関するユーザ情報および購買希望条件を、他のユーザに配信してもよい。これにより、ユーザAの購買希望条件に沿った建機を所有する、または、所有する予定がある他のユーザは、ユーザAに対して当該建機の売却提案を行うことができる。
また、サーバ装置1は、購買希望条件に合致する物件情報が新規登録された場合、ユーザAに対して当該物件情報が登録されたことを通知してもよい。これにより、ユーザAは、購買希望条件に合致する物件情報の存在を早期に知ることができる。
なお、検索条件に合致する物件情報が物件情報記憶領域122に存在しない場合、検索部133が、当該検索条件をユーザ情報記憶領域121に記憶させてもよい。
[他の変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
上記実施形態において、ユーザ情報は、課金したユーザに与えられるプレミアユーザフラグ等を含んでいてもよい。この場合、上述のステップS104において、コンテンツ送信部137は、ユーザ情報におけるプレミアユーザフラグの有無を判断し、当該フラグを有するユーザに対して閲覧要求部45を含む検索結果コンテンツ44を送信してもよい。一方、コンテンツ送信部137は、当該フラグを有さないユーザに対しては、閲覧要求部45を含まない検索結果コンテンツを送信してもよい。
上記実施形態では、サーバ装置1は、端末装置2から物件情報要求を受信した際に、物件情報が含まれる物件情報コンテンツを端末装置2に送信したが、これに限定されない。例えば、上記実施形態において、検索結果コンテンツを送る際、検索結果コンテンツと共に物件情報コンテンツを送信してもよいし、検索結果コンテンツに替えて物件情報コンテンツを送信してもよい。
上記実施形態では、所有権者情報だけでなく、その他各種情報を含む物件情報コンテンツを生成する例について説明しているが、物件情報コンテンツは、少なくとも所有権者情報を含むものであればよい。
上記実施形態では、所有権者により設定される交渉受付条件が、建機に係る契約の契約期間の残日数に対して設定しているが、物件情報の他の項目に対して設定されてもよい。
また、交渉受付条件は、物件情報を検索したユーザの情報(例えば残債務または信用レベルなど)に対して設定されてもよい。この場合、上述のステップS110またはステップS122において、リクエスト処理部138は、ユーザが交渉受付条件を満たしている場合に、交渉リクエスト可能であると判定する。
また、上記実施形態では、交渉受付条件がユーザ情報記憶領域121に記憶されているが、物件情報記憶領域122に記憶されてもよい。例えば、交渉受付条件は、建機のカテゴリ毎または物件毎に設定されてもよい。
上記実施形態では、建機を特定する情報(本発明の機器特定情報)として建機製造番号が用いられているが、本発明はこれに限られず、建機を個別に特定できる情報であればよい。例えば、異なるメーカーで同一の機器製造番号となる建機が想定される場合には、メーカーおよび建機製造番号を建機特定情報として使用してもよい。また、属性情報などの複数の情報を組み合わせることで建機を特定できる場合、これらの情報の組み合わせを建機特定情報として扱ってもよい。
上記実施形態では、物件情報記憶領域122を含むサーバ装置1について説明しているが、本発明の情報処理装置は、このような形態に限定されない。
例えば、サーバ装置1は、物件情報記憶領域122を有さずに構成され、サーバ装置1とネットワークを介して通信可能に接続された他のデータサーバに、物件情報記憶領域122が設けられてもよい。
また、サーバ装置1は、端末装置2と情報のやり取りを行うフロントエンドサーバと、物件情報記憶領域122を含むバックエンドサーバとにより構成されてもよい。この場合、ユーザからの要求を受け付けて処理を行う制御部13の各機能は、フロントエンドサーバおよびバックエンドサーバにそれぞれ分かれて構成されていてもよい。
また、サーバ装置1は、制御部13の各機能を提供するAPI(Application Programming Interface)を構成するものでもよい。この場合、物件情報は、各ユーザの端末装置2の記憶部や各ユーザが管理するサーバ装置の記憶部にそれぞれ分散して記憶されており、サーバ装置1は、各記憶部にアクセスして、各記憶部から物件情報を検索したり、当該物件情報を取得して各種コンテンツを生成したりする。
上記実施形態では、建機の取引を支援する建機取引支援システム100について説明しているが、本発明は、取引される契約物件が建機であることに限定されず、建機を含む産業機械全般を取引する場合に利用できる。この産業機械としては、例えば測定機器や農機などが挙げられる。
1…サーバ装置、100…建機取引支援システム、11…通信部、12…記憶部、121…ユーザ情報記憶領域、122…物件情報記憶領域、13…制御部、131…ユーザ情報登録部、132…物件情報登録部、133…検索部、134…検索通知部、135…残債務算出部、136…信用評価部、137…コンテンツ送信部、138…リクエスト処理部、139…参考価格算出部、2…端末装置、41…物件情報検索ページ、42,54…入力部、43,55…検索ボタン、44…検索結果コンテンツ、45…閲覧要求部、46…物件情報コンテンツ、47…交渉リクエスト送信部、48…交渉リクエストコンテンツ、49…回答部、51…リクエスト送信者情報要求部、52…物件情報要求部、53…物件情報検索ページ、56…物件リストコンテンツ、57…交渉リクエスト送信部。

Claims (16)

  1. レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、前記契約物件に関する契約当事者を特定する契約当事者情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索部と、
    前記検索部により検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信部と、
    前記契約当事者情報を含む1以上の前記物件情報に基づいて、前記契約当事者の信用度を評価する契約当事者評価部と、を備え、
    前記コンテンツ送信部は、前記検索部により検索された前記物件情報について、当該物件情報に対応する前記契約当事者の前記信用度を含む前記物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、前記契約物件に関する契約期間、債務額、支払期日および期日支払額と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索部と、
    前記検索部により検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信部と、
    前記検索部により検索された前記物件情報に基づいて、前記契約物件に関する残債務を算出する残債務算出部と、を備え、
    前記コンテンツ送信部は、前記残債務を含む前記物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索部と、
    前記検索部により検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信部と、
    前記物件情報コンテンツが前記ユーザに送信された後、当該ユーザから受け付けた交渉リクエストに応じて交渉リクエストコンテンツを生成し、検索された前記物件情報に対応する前記所有権者に対して前記交渉リクエストコンテンツを送信するリクエスト処理部と、
    前記ユーザを特定するユーザ特定情報を含む1以上の前記物件情報に基づいて、前記ユーザの信用度を評価するユーザ評価部と、を備え、
    前記リクエスト処理部は、前記交渉リクエストを送信した前記ユーザの前記信用度を含む前記交渉リクエストコンテンツを生成して前記所有権者に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索部と、
    前記検索部により検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信部と、
    前記物件情報コンテンツが前記ユーザに送信された後、当該ユーザから受け付けた交渉リクエストに応じて交渉リクエストコンテンツを生成し、検索された前記物件情報に対応する前記所有権者に対して前記交渉リクエストコンテンツを送信するリクエスト処理部と、
    同一の前記物件情報が検索された回数をカウントし、当該物件情報に対応する前記産業機械の参考価格を、前記回数に応じて算出する参考価格算出部と、を備え、
    前記リクエスト処理部は、前記参考価格を含む前記交渉リクエストコンテンツを生成して前記所有権者に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記ユーザから前記所有権者情報および前記機器特定情報を受け付け、当該所有権者情報および当該機器特定情報を含む前記物件情報を前記記憶部に記憶させる物件情報登録部をさらに備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項に記載の情報処理装置において、
    前記物件情報登録部は、前記ユーザから受け付けた前記機器特定情報と同一の前記機器特定情報を含む前記物件情報が前記記憶部に既に存在する場合、当該ユーザと、当該物件情報に対応する前記所有権者とのそれぞれに対して、警告コンテンツを送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記機器特定情報は、前記産業機械に対して固有に付された製造番号である
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記物件情報が検索された場合、当該物件情報に対応する前記所有権者に対して検索通知コンテンツを送信する検索通知部をさらに備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項3または請求項4に記載の情報処理装置において、
    前記リクエスト処理部は、前記物件情報コンテンツが含む前記物件情報または前記ユーザが、前記所有権者により設定された条件を満たしている場合に、前記ユーザから前記交渉リクエストを受け付ける
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記物件情報は、前記産業機械に関する属性情報またはコンディション情報をさらに含み、
    前記検索部は、前記機器特定情報を前記検索条件とする第一検索モードと、前記属性情報または前記コンディション情報を前記検索条件とする第二検索モードとを有しており、
    前記第二検索モードにおいて、前記検索部は、前記ユーザから前記検索条件として受け付けた前記属性情報または前記コンディション情報に対応する前記物件情報を、前記記憶部から検索する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置において、
    前記第二検索モードにおいて、前記検索条件に該当する前記物件情報が前記記憶部に存在しない場合、前記コンテンツ送信部は、前記産業機械に対する前記ユーザの希望条件を前記記憶部に登録するための案内コンテンツを生成して前記ユーザに送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  12. コンピュータにより情報を処理する情報処理方法であって、
    レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、前記契約物件に関する契約当事者を特定する契約当事者情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信ステップと、
    前記契約当事者情報を含む1以上の前記物件情報に基づいて、前記契約当事者の信用度を評価する契約当事者評価ステップと、を実施し、
    前記コンテンツ送信ステップは、前記検索ステップにより検索された前記物件情報について、当該物件情報に対応する前記契約当事者の前記信用度を含む前記物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータにより情報を処理する情報処理方法であって、
    レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、前記契約物件に関する契約期間、債務額、支払期日および期日支払額と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信ステップと、
    前記検索ステップにより検索された前記物件情報に基づいて、前記契約物件に関する残債務を算出する残債務算出ステップと、を実施し、
    前記コンテンツ送信ステップは、前記残債務を含む前記物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  14. コンピュータにより情報を処理する情報処理方法であって、
    レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信ステップと、
    前記物件情報コンテンツが前記ユーザに送信された後、当該ユーザから受け付けた交渉リクエストに応じて交渉リクエストコンテンツを生成し、検索された前記物件情報に対応する前記所有権者に対して前記交渉リクエストコンテンツを送信するリクエスト処理ステップと、
    前記ユーザを特定するユーザ特定情報を含む1以上の前記物件情報に基づいて、前記ユーザの信用度を評価するユーザ評価ステップと、を実施し、
    前記リクエスト処理ステップは、前記交渉リクエストを送信した前記ユーザの前記信用度を含む前記交渉リクエストコンテンツを生成して前記所有権者に送信する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  15. コンピュータにより情報を処理する情報処理方法であって、
    レンタル契約、リース契約または割賦契約の契約物件である産業機械の所有権者を特定する所有権者情報と、当該産業機械を特定する機器特定情報と、を含む物件情報が記憶された記憶部において、ユーザから検索条件として受け付けた前記機器特定情報を含む前記物件情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索された前記物件情報の少なくとも前記所有権者情報を含む物件情報コンテンツを生成して前記ユーザに送信するコンテンツ送信ステップと、
    前記物件情報コンテンツが前記ユーザに送信された後、当該ユーザから受け付けた交渉リクエストに応じて交渉リクエストコンテンツを生成し、検索された前記物件情報に対応する前記所有権者に対して前記交渉リクエストコンテンツを送信するリクエスト処理ステップと、
    同一の前記物件情報が検索された回数をカウントし、当該物件情報に対応する前記産業機械の参考価格を、前記回数に応じて算出する参考価格算出ステップと、を実施し、
    前記リクエスト処理ステップは、前記参考価格を含む前記交渉リクエストコンテンツを生成して前記所有権者に送信する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  16. コンピュータにより読み取り実行可能な情報処理プログラムであって、
    前記コンピュータを請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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