JP4718813B2 - サポート情報処理システム及びサポート情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サポート情報処理システム及びサポート情報処理方法に関し、特に、情報処理装置におけるサポート情報処理システム及びサポート情報処理方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下「PC」ともいう)は、広く一般家庭に普及している。それに伴い、利用者層もPCに関する知識の少ない低スキル者にまで拡大している。このような低スキルの利用者層には、PC利用中に発生したトラブルを自己解決することは難しい。そのため、PC利用者へのサービスとして、各PCメーカーは、トラブルの解決方法を電話で教えてくれる電話サポート窓口を設けている。近年ではPCの電話サポート窓口へのコール数が増大している。
サポート担当者(アドバイザ)は、サポート中やサポート終了後にサポート内容を履歴情報として残している。上述のようにコール数が増大していることに伴い、履歴情報の数も増大している。それらの履歴情報は、その後のサポート対応や商品の開発などにフィードバックすることが望ましい。ただし、サポート担当者は多数いるため、履歴情報の入力方法がサポート担当者に依存する場合がある。例えば、名称を記載する際、正確な名称を入力する場合と、略称を入力する場合とがある。あるいは、専門用語を用いて入力する場合と、一般用語で入力する場合がある。このような場合、大量の履歴情報を分析することは非常困難であり、コストもかかる。更に、履歴情報には利用者の個人情報が含まれている場合がある。その場合、商品の開発を行う部門に、履歴情報を公開することができない。
大量の履歴情報を有効に利用することを可能とする技術が望まれる。大量の履歴情報を分析可能とする技術が望まれる。大量の履歴情報をサポートに活用することが可能な技術が求められる。履歴情報を商品開発に利用することを可能とする技術が求められる。
関連する技術として特開2002−358410号公報に、コールセンター支援システム、方法及びプログラムが開示されている。このコールセンター支援システムは、複数のオペレータ端末及び複数のオペレータ電話の少なくとも一方を有し、所与の通信回線を介して問い合わせを受け付けるコールセンターを支援するシステムであって、コールセンターが受けた問い合わせに関連して与えられた顧客キー情報に対応する顧客情報をデータベースから読み出す手段と、読み出した顧客情報に含まれた所定の情報を用いて、問い合わせを振り分けるオペレータ端末及びオペレータ電話の少なくとも一方を決定する手段とを含むことを特徴とする。
関連する技術として特開2004−70696号公報に、Q&Aシステムが開示されている。このQ&Aシステムは、ネットワークに接続される複数のサーバを経由して、複数の端末の間で、商品やサービスに関する情報の送受信が行われるQ&Aシステムである。前記端末により顧客間で送受信される情報を記憶する第1の記憶手段を備える第1のサーバと、前記端末により企業と顧客との間で送受信される情報を記憶する第2の記憶手段を備える第2のサーバと、前記端末により企業間で送受信される情報を記憶する第3の記憶手段を備える第3のサーバと、前記端末により企業内で送受信される情報を記憶する第4の記憶手段を備える第4のサーバのうち少なくとも2以上のサーバを備える。当該サーバ群の備える第1から第4の記憶手段のうち少なくとも2以上の記憶手段とネットワークを介して接続される管理サーバとを備えることを特徴とする。
関連する技術として特許第3281350号公報に、電子メールネットワークを通じて配達される質問メールを集積処理してそれぞれに回答メールを作成して配達するための情報処理方法および情報処理システムが開示されている。この情報処理方法は、次の事項(1)〜(5)により特定される。(1)電子メールネットワークを通じて配達される質問メールを集積処理してそれぞれに回答メールを作成して配達するための情報処理方法である。(2)特定のメールアドレス宛に発信された質問メールをサーバーに集積し、各質問メールを処理待ち行列に登録する。(3)前記処理待ち行列に登録された各質問メールの概要を、前記サーバーとネットワーク結合された各回答者コンピュータの共有情報画面に処理待ちメール群として列挙表示する。(4)前記処理待ちメール群の中から処理対象として回答者が選択した質問メールを、回答処理中として前記待ち行列中から一時的に排除する。(5)回答処理中の質問メールは、それを選択した回答者コンピュータの個別情報画面に内容表示され、その回答者により回答メール作成が行われる。回答者がその回答メールの送信指示を出すと、前記質問メール発信者のメールアドレスに向け回答メールを送信するとともに、前記質問メールを処理済みとして前記待ち行列から除く。
関連する技術として特開2002−318931号公報に、クレーム仲介サーバーシステムが開示されている。このクレーム仲介サーバーシステムは、インターネットに代表されるコンピュータネットワークに接続されて備えられ、コンピュータネットワークに接続する利用者端末、及びクレーム対象者端末からアクセスするサーバーシステムである。前記のサーバーシステムは、WWWサーバー、データベースサーバー、アプリケーションサーバーを含むシステムから構成される。前記のデータベースサーバーが備えるクレームデータベースは、企業や商店等、商品やサービス等のクレーム対象者に関するデータや、その他のマスターデータを記憶するマスターテーブルと、利用者端末から送信される利用者情報、クレーム情報や、情報送受信履歴等を記憶する利用者情報テーブルと、クレーム対象者である企業や商店等からのクレーム情報に対する回答や、情報送受信履歴等を記憶するクレーム対象者情報テーブルとを備える。前記のWWWサーバーは、前記のクレームデータベースに記憶された情報からデータ抽出を行いWEB上に表示させるためのファイルを前記のアプリケーションサーバーが備えるプログラムにより生成し表示させる機能を備える。さらに前記のアプリケーションサーバーが備えるクレーム仲介プログラムが、利用者端末から送信されサーバーシステムにおいて受信したクレーム情報を収集して、クレーム対象者端末から送信される、利用者からのクレーム情報に対する回答希望データを受信した場合には、クレーム対象者端末からの回答データを受信して、前記のクレームデータベースに記憶する処理と、クレーム対象が備えるクレーム対象者端末に送信する処理とを行うことにより、利用者端末とクレーム対象者端末との間でのクレーム情報の仲介を行う。
特開2002−358410号公報 特開2004−70696号公報 特許第3281350号公報 特開2002−318931号公報
従って、本発明の目的は、大量の履歴情報を有効に利用することを可能とするサポート情報処理システム及びサポート情報処理方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、大量の履歴情報を分析可能とするサポート情報処理システム及びサポート情報処理方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、大量の履歴情報をサポートに活用することが可能なサポート情報処理システム及びサポート情報処理方法を提供することである。
本発明の別の目的は、履歴情報を商品開発に利用することを可能とするサポート情報処理システム及びサポート情報処理方法を提供することである。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
従って、上記課題を解決するために、本発明のサポート情報処理システムは、ユーザの第1情報端末(2)にネットワーク(10)を介して接続する情報処理装置(1)と、情報処理装置(1)に接続されたデータベース(8)とを具備する。第1情報端末(2)は、ユーザが第1情報端末(2)の状態を問い合わせるとき、第1情報端末(2)のシステム情報を抽出して情報処理装置(1)へ送信する。情報処理装置(1)は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置にシステム情報を表示し、アドバイザの操作に基づいて表示装置上のシステム情報のうちの少なくとも一つを状態の原因を示す原因情報として取得し、状態を示す状態情報と原因情報とを関連付けてデータベース(8)に記憶する。ただし、関連付けて格納してあれば、各々別のデータベースに格納されていても良い(以下同じ)。
本発明により、全ての問い合せに関してシステム情報の入力の形式、名称等を統一することができる。加えて、原因情報がシステム情報で入力されるので、原因情報についてもその入力の形式、名称等を統一することができる。それにより、システム情報の事項(内容)をキーワードとすることで、システム情報と状態情報と原因情報と解決方法情報とを含めた問い合せの履歴を示す履歴情報を、検索容易にすることができる。それにより、履歴情報を、問い合せや商品の統計処理、分析、商品開発用のフィードバックなど有効に利用することが可能となる。システム情報がアドバイザの表示画面に表示されることは、問い合せに適切に応答しやすくなり好ましい。
上記のサポート情報処理システムにおいて、第1情報端末(2)は、更に、第1情報端末(2)の状態を再現する方法を示す再現方法情報を情報処理装置(1)へ送信する。情報処理装置(1)は、状態情報と原因情報とを、再現方法情報に関連付けてデータベース(8)に格納する。
本発明において、再現方法情報を有することは、履歴情報の有効利用するのにより好ましい。
上記のサポート情報処理システムにおいて、情報処理装置(1)に接続され、複数の原因と複数の回答部門と関連付けた部門データベース(9)を更に具備する。情報処理装置(1)は、アドバイザが状態を解決する方法を示す解決方法情報の入力ができないとき、部門データベース(9)を参照して、複数の回答部門のうちの原因情報に対応する対応回答部門に属する第2情報端末(3)へ、システム情報と状態情報とを送信する。情報処理装置(1)は、第2情報端末(3)が対応回答部門のうちの回答可能な専門家に属する第3情報端末(3)へシステム情報と状態情報を送信した後に、第3情報端末(3)から解決方法情報を受信する。
本発明において、専門家を利用できることは、問い合わせに対する応答、及び、履歴情報の信頼性の向上の面で好ましい。専門家は、商品の開発者や研究者に例示される。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置(1)は、情報取得部(11)と、システム情報表示部(13)と、履歴情報生成部(12)と、システム情報転送部(14)とを具備する。情報取得部(11)は、第1情報端末(2)のユーザが第1情報端末(2)の状態をアドバイザに問い合わせるとき、ネットワーク(10)を介して第1情報端末(2)のシステム情報を取得する。システム情報表示部(13)は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、システム情報を含む第1ウインドウ(180)を表示する。履歴情報生成部(12)は、状態を示す状態情報と、状態の原因を示す原因情報とを入力可能な第2ウインドウ(120)を表示装置に表示する。システム情報転送部(14)は、アドバイザの操作に基づいて、第1ウインドウ(180)上のシステム情報のうちの少なくとも一つを原因情報(151)として第2ウインドウ(120)に入力する。履歴情報生成部(12)は、第2ウインドウ(120)に入力された状態情報と原因情報とを関連付けてデータベース(8)に記憶する。
上記の情報処理装置において、ネットワーク(10)を介して第1情報端末(2)の状態を再現する方法を示す再現方法情報を取得する再生方法取得部(16)を更に具備する。履歴情報生成部(12)は、状態情報と原因情報とを、再現方法情報に関連付けてデータベース(8)に記憶する。
上記の情報処理装置において、その再現方法情報は、第1情報端末(2)の状態を再現する一連の操作を示す複数の操作コード、及び、その複数の操作コードを変換したテキストデータのいずれか一方を含む。
上記の情報処理装置において、情報端末に関する技術情報を含む第3ウインドウを表示装置に表示する技術情報表示部(15)を更に具備する。
本発明において、技術情報がアドバイザの表示画面に表示されることは、問い合せに適切に応答しやすくなり好ましい。
上記の情報処理装置において、アドバイザが状態を解決する方法を示す解決方法情報を入力できないとき、複数の原因と複数の回答部門と関連付けた部門データベース(9)を参照して、複数の回答部門のうちの原因情報に対応する対応回答部門に属する第2情報端末(3)へ、システム情報と状態情報とを送信する問い合せ部(17)を更に具備する。問い合せ部(17)は、第2情報端末(3)が対応回答部門のうちの回答可能な専門家に属する第3情報端末(3)へシステム情報と状態情報を送信した後に、第3情報端末(3)から解決方法情報を受信して表示装置に表示する。
上記課題を解決するために、本発明のサポート情報処理方法は、(a)第1情報端末(2)のユーザが第1情報端末(2)の状態をアドバイザに問い合わせるとき、第1情報端末(2)が自身のシステム情報を抽出するステップと、(b)第1情報端末(2)が、システム情報を、ネットワーク(10)を介して情報処理装置(1)へ送信するステップと、(c)情報処理装置(1)が、アドバイザの表示装置にシステム情報(190)を表示するステップと、(d)情報処理装置(1)が、アドバイザの操作に基づいて、表示装置上のシステム情報のうちの少なくとも一つを状態の原因を示す原因情報として取得するステップと、(e)情報処理装置(1)が、状態を示す状態情報と原因情報とを関連付けてデータベース(8)に記憶するステップとを具備する。
上記のサポート情報処理方法において、状態情報は、予め設定された複数の基準状態情報の中から選択される選択基準状態情報を含む。
上記のサポート情報処理方法において、(f)第1情報端末(2)が、状態を再現する方法としての再現方法情報を生成するステップと、(g)第1情報端末(2)が、再現方法情報を情報処理装置(1)へ送信するステップと、(h)情報処理装置(1)が、状態情報と原因情報とを、再現方法情報に関連付けてデータベース(8)に記憶するステップとを更に具備する。
上記のサポート情報処理方法において、
(f)ステップは、(f1)第1情報端末(2)の状態を再現する一連の操作を示す複数の操作コードをその再現方法情報として取得する、又は、その複数の操作コードを変換したテキストデータをその再現方法情報として取得するステップを含む。
上記のサポート情報処理方法において、(e)ステップは、(e1)アドバイザが状態を解決する方法を示す解決方法情報を入力できないとき、情報処理装置(1)が、複数の原因と複数の回答部門と関連付けた部門データベース(9)を参照して、複数の回答部門のうちの原因情報に対応する対応回答部門に属する第2情報端末(3)へ、システム情報と状態情報とを送信するステップと、(e2)第2情報端末(3)が、対応回答部門のうちの回答可能な専門家に属する第3情報端末(3)へ、システム情報と状態情報とを送信するステップと、(e2)第3情報端末(3)が、解決方法情報を入力され、情報処理装置(1)へ送信するステップとを備える。
上記のサポート情報処理方法において、(a)ステップは、(a1)第1情報端末(2)のユーザが第1情報端末(2)の状態をアドバイザにIP電話を用いて問い合わせるとき、IP電話の接続前に第1情報端末(2)が自身のシステム情報を抽出するステップを備える。(b)ステップは、(b1)第1情報端末(2)が、ネットワーク(10)を介して情報処理装置(1)とIP電話の接続を確立するステップと、(b2)第1情報端末(2)が、システム情報を、IP電話の接続を介して送信するステップとを備える。
本発明により、IP電話を用いることは電話をかけるときにシステム情報を確実に送信でき好ましい。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、(i)第1情報端末(2)のユーザが第1情報端末(2)の状態をアドバイザに問い合わせるとき、ネットワーク(10)を介して送信された第1情報端末(2)のシステム情報を受信するステップと、(j)アドバイザの表示装置にシステム情報(180)を表示するステップと、(k)アドバイザの操作に基づいて、表示装置上のシステム情報のうちの少なくとも一つを状態の原因を示す原因情報として取得するステップと、(l)状態を示す状態情報と原因情報とを関連付けてデータベース(8)に記憶するステップとを具備する。
上記のプログラムにおいて、状態情報は、予め設定された複数の基準状態情報の中から選択される選択基準状態情報を含む。
上記のプログラムにおいて、(m)ネットワーク(10)を介して第1情報端末(2)から送信された状態を再現する方法としての再現方法情報を受信するステップと、(n)状態情報と原因情報とを、再現方法情報に関連付けてデータベース(8)に記憶するステップとを更に具備する。
上記のプログラムにおいて、その再現方法情報は、第1情報端末(2)の状態を再現する一連の操作を示す複数の操作コード、及び、その複数の操作コードを変換したテキストデータのいずれか一方を含む。
上記のプログラムにおいて、(l)ステップは、(l1)アドバイザが状態を解決する方法を示す解決方法情報を入力できないとき、複数の原因と複数の回答部門と関連付けた部門データベース(9)を参照して、複数の回答部門のうちの原因情報に対応する対応回答部門に属する第2情報端末(3)へ、システム情報と状態情報とを送信するステップと、(l2)第2情報端末(3)が対応回答部門のうちの回答可能な専門家に属する第3情報端末(3)へシステム情報と状態情報を送信した後に、第3情報端末(3)から解決方法情報を受信するステップとを備える。
上記のプログラムにおいて、(i)ステップは、(i1)第1情報端末(2)のユーザが第1情報端末(2)の状態をアドバイザにIP電話を用いて問い合わせるとき、ネットワーク(10)を介して第1情報端末(2)とIP電話の接続を確立するステップと、(i2)IP電話の接続を介して送信された第1情報端末(2)のシステム情報を受信するステップとを備える。
本発明により、サポートセンターのサポート担当者(アドバイザ)が作成する大量の履歴情報を有効に利用することが可能となる。
以下、本発明のサポート情報処理システム及びサポート情報処理方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のサポート情報処理システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。サポート情報処理システムは、情報処理装置1、情報端末3−1〜3−n(nは自然数)、顧客データベース(以下「顧客DB」)4、システム情報データベース(以下「システム情報DB」)5、ナレッジデータベース(以下「ナレッジDB」)6、再現方法データベース(以下「再現方法DB」)7、履歴データベース(以下「履歴DB」)8、回答待ち情報データベース(以下「回答待ち情報DB」)9を具備する。それらは、ネットワーク10−2を介して双方向通信可能に接続されている。情報処理装置1は、更に、ユーザの情報端末2−1〜2−m(mは自然数)とネットワーク10−1及び10−2を介して双方向通信可能に接続されている。
情報端末2−1〜2−m(以下、「情報端末2」とも記す)は、PC、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、PHS(Personal Handy System)に例示される情報処理装置である。情報端末2は、ユーザに属する。ユーザが情報端末2の状態をサポートセンターへ問い合わせるとき、情報端末2のシステム情報を抽出して、ネットワーク10−1及び10−2を介して情報処理装置1へ送信する。ここで、情報端末2の状態は、情報端末2のソフトウエアやハードウエアの異常やユーザの誤操作により発生する不具合(例示:ソフトウエアやハードウエアが応答しない、エラーメッセージが表示された)のようなユーザが対応困難になった状態に例示される。
情報端末2−1〜2−mは、プログラムとしてのシステム情報取得部21、及び、再現方法記録部22を備える。
システム情報取得部21は、ユーザが情報端末2の状態をサポートセンターへ問い合わせるとき、情報端末2のシステム情報を取得し、顧客IDと共に、情報処理装置1へ送信する。ユーザがIP(Internet Protocol)電話を使用している場合には、ユーザがIP電話でサポートセンターに電話をしたとき、まず、情報端末2がネットワーク10を介してIP電話の接続を確立し、次に、自動的にシステム情報取得部21が起動してシステム情報を情報処理装置1へ送信し、その後、ユーザがアドバイザとIP電話で会話できるようにしても良い。IP電話を用いることは、会話と情報通信とを両立でき好ましい。
更に、IP電話を使用している場合には、ユーザがIP電話でサポートセンターに電話をしたとき、まず、情報端末2がネットワーク10を介してIP電話の接続を確立し、次に、ユーザがアドバイザとIP電話で会話できるようにし、その後、サポートセンターからシステム情報取得部21を情報端末2へ送信し、システム情報取得部21が情報端末2のシステム情報を情報処理装置1へ送信するようにしても良い。この場合、システム情報取得部21を有していないユーザからでもシステム情報を取得することができる。ただし、IP電話を使用していなくても、システム情報取得部21は、Eメールなどで送信することも可能である。この場合、IP電話を使用せずシステム情報取得部21も有していないユーザからでもシステム情報を取得することができる。
ここで、システム情報は、情報端末2で使用しているハードウエアやソフトウエアに関する情報である。ハードウエアは、CPU(Central Processer Unit)、メモリ、マザーボード、ビデオカード、HD(Hard Disc)、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、プリンタ、表示装置に例示される。ソフトウエアは、OS(Operating System)、文書作成ソフトウエア、表計算ソフトウエア、ブラウザ、メーラー、セキュリティソフトウエア、各ハードウエアのドライバに例示される。それらに関する情報は、製造元、バージョン、使用(動作)状態、接続状態、などに関する情報に例示される。顧客IDは、ユーザが情報端末2を購入した際に顧客登録を行うことで情報端末2のメーカーから発行される。それらの情報は顧客DB4に格納されている。
再現方法記録部22は、情報端末2の再現方法情報を取得し、顧客IDと共に、情報処理装置1へ送信する。ここで、再現方法情報は、情報端末2の状態を再現する方法を示す情報であり、具体的には、情報端末2の状態が発生するまでのユーザによる連続した複数の操作(例示:1.ソフトウエアAを起動−2.機能Bを実行−3.ソフトウエアBを起動−4.機能Cを実行−…)である。ユーザは、再現方法記録部22を起動後、情報端末2の状態が発生するまでのその一連の操作を実行する。再現方法記録部22は、その一連の操作を再現方法情報として記録する。一連の操作を記録する方法としては、各操作終了毎のスクリーンショット(表示画面のコピー)を順次記録する方法(スクリーンショット法)や、各操作毎の操作コードを順次記録する方法(操作コード法)に例示される。
ここで、操作コード法について更に説明する。
操作コードを再現方法情報として記録する場合、(1)各操作毎の操作コードそのものを、その操作コードのまま記録する方法と、(2)各操作毎の操作コードを人間が理解しやすい内容(各操作の内容)のテキストデータへ変換し、そのテキストデータを記録する方法との二つのを用いることができる。(2)を実行する場合、例えば、再現方法記録部22は、操作コードと、その操作コードの操作内容を示すテキストデータとを関連付けたテーブルを有している。そして、操作コードを記録する際、そのテーブルを参照して、操作コードに対応するテキストデータに変換する。このようにすることで、テキストデータとして再現方法情報を記録できる。テキストデータとすることは、操作コードで記録した場合に比較して、アドバイザが他の情報端末上で容易に情報端末2の状態を再現することができ好ましい。
情報処理装置1は、ワークステーションやPCに例示される情報処理装置である。例えば、情報端末のメーカや情報端末のサポート会社に属する。ユーザからの問い合わせを受け付けるアドバイザ(サポート担当者)が使用する。情報端末2から送信されたシステム情報を受信する。そのシステム情報を、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に表示する。更に、情報端末2の状態の原因を示す原因情報と、その状態を解決する方法を示す解決方法情報とをアドバイザが入力する入力画面を表示装置に表示する。そして、システム情報と情報端末2の状態としての状態情報と原因情報と解決方法情報とを関連付け、システム情報をシステム情報DB5に、状態情報と原因情報と解決方法情報とを履歴DB8にそれぞれ記憶する。
情報処理装置1は、プログラムとしてのシステム情報取得部11、履歴情報生成部12、システム情報表示部13、システム情報転送部14、ナレッジ情報表示部15、再現方法取得部16、問い合せ部17を備える。
システム情報取得部11は、情報端末2のユーザが情報端末2の状態をアドバイザに問い合わせるとき、ネットワーク10−1、10−2を介して、システム情報取得部21が送信するシステム情報と顧客IDとを取得する。取得したシステム情報は、顧客IDに関連付けてシステム情報DB5に格納される。
システム情報表示部13は、ユーザの電話による問い合わせにより、ユーザの電話番号を特定する。顧客DB4を参照して、電話番号から顧客IDを特定する。そして、システム情報DB5を参照して、特定された顧客IDに対応するシステム情報を取得する。その後、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、システム情報を含む第1ウインドウを表示する。なお、顧客IDの特定は、履歴情報生成部12が行っても良い。システム情報表示部13は、第1ウインドウにシステム情報を表示すとき、システム情報の関係をツリー状の関係を示すツリー構造190に変換して表示するツリー生成機能、又は、アルファベット順などの所望の順序で表現して表示する順序生成機能を有する。
履歴情報生成部12は、状態情報と、原因情報と、解決方法情報とを入力可能な第2ウインドウを表示装置に表示する。状態情報は、ユーザとアドバイザとの間で情報交換することにより、アドバイザが入力する。予め設定された複数のキーワードから選択される内容と、より具体的な詳細な内容とをそれぞれ記入可能である。原因情報は、第1ウインドウのシステム情報と状態情報とからアドバイザが判断して入力する。入力方法は、後述する。後述のナレッジ情報を用いても良い。システム情報から取得される内容(システム情報の一部をそのまま含む)と、より具体的な詳細な内容とをそれぞれ記入可能である。解決方法情報は、第1ウインドウのシステム情報と状態情報と原因情報とからアドバイザが判断して入力する。後述のナレッジ情報を用いても良い。具体的な詳細な内容を記入可能である。履歴情報生成部12は、更に、アドバイザに入力された状態情報と原因情報と解決方法情報とシステム情報とを関連付けて、状態情報と原因情報と解決方法情報とを履歴情報として履歴DB8に格納する。
システム情報転送部14は、第1ウインドウに表示されたシステム情報のうちの一つに対するユーザ(アドバイザ)の選択操作に基づいて、複数のシステム情報の中から一つ分のシステム情報を選択する。そして、選択されたシステム情報に対する第2ウインドウの原因情報への転送操作に基づいて、選択されたシステム情報を第2ウインドウの原因情報へ転送する。履歴情報生成部12は、転送された情報を原因情報として認識する。
システム情報では、同じ内容のものは、どの情報端末2においても同じ形で取得される。同じ形とは、略号と正式名称、専門用語と一般用語というような相違が情報端末2によって生じることは無く、例えば、同じソフトウエアなら同じ名称で過不足が無いことを示す。このようなシステム情報を原因情報に用いることにより、膨大な履歴DB8中の履歴情報について分析や再利用を行うことが可能となる。状態情報の一部をキーワードから選択することで同様の効果を得ることができる。
また、システム情報転送部14の機能により、アドバイザ個々人に依存することなく、選択されたシステム情報を一まとまりのシステム情報として過不足無く確実に第2ウインドウへ入力すること可能となる。
ナレッジ情報表示部15は、技術情報を含む第3ウインドウを表示装置に表示する。ここで技術情報は、それまでに判明しているソフトウエアやハードウエアに関する技術上の不具合、問題点などである。
再現方法取得部16は、ネットワーク10−1、10−2を介して、再現方法記録部22が送信する再現方法情報と顧客IDとを取得する。取得した再現方法情報は、顧客IDに関連付けて再現方法DB7に格納される。履歴情報生成部12は、システム情報と状態情報と原因情報と解決方法情報とに加えて、再現方法情報とを関連付けて履歴DB8に記憶する
問い合せ部17は、アドバイザが原因情報及び解決方法情報、又は、解決方法情報を見出すことができず、入力できないとき、システム情報と状態情報とを回答待ち情報DB9を介して専門家の情報端末3へ送信される。そして、専門家の情報端末3からの解決方法情報、又は、原因情報及び解決方法情報を受信して表示装置に表示する。
情報端末3−1〜3−n(nは自然数)は、回答部31が、回答待ち情報DB9を介して送信されたシステム情報と前記状態情報と受信する。専門家により解決方法情報、又は、原因情報及び解決方法情報を入力され、情報処理装置1へ送信する。ここで専門家は、情報端末2の開発者に例示される。
顧客DB4は、顧客(ユーザ)に関する情報と顧客IDとを関連付けて格納している。顧客に関する情報は、氏名や住所、電話番号に例示される。顧客IDは、顧客が顧客登録を行った際に発行される識別番号に例示される。システム情報DB5は、顧客IDとシステム情報とを関連付けて格納している。ナレッジDB6は、技術情報とその技術情報に関わるシステム情報の一部とを関連付けて格納している。再現方法DB7は、顧客IDと再現方法情報とを関連付けて格納している。履歴DB8は、顧客IDと、状態情報、原因情報、及び解決方法情報とを関連付けて格納している。回答待ち情報DB9は、回答待ち情報に回答を与える専門家と、専門家の専門分野とを関連付けて格納している。
顧客DB4とシステム情報DB5と再現方法DB7と履歴DB8とは、顧客IDにより互いに関連付けられている。ただし、顧客DB4は、顧客に関する個人情報を含むため、閲覧権限を持つ人物(例示:サポート担当者のみ)を制限している。このようにすることで、個人情報に関する安全性を高く保つことができる。逆に、システム情報DB5と再現方法DB7と履歴DB8は、顧客の個人情報とは隔離されているため、サポート担当者だけでなく、開発に関わる人物でも参照することができる。このようにすることで、それらの情報を有効に利用することができる。
顧客DB4、システム情報DB5、ナレッジDB6、再現方法DB7、履歴DB8、回答待ち情報DB9は、一部又は全部が一つのデータベースにまとまっていても良い。更に、一部又は全部が情報処理装置1に含まれていても良い。これらの場合、システムが簡素化され、コストも低減できる。
ネットワーク10−1は、インターネットに例示される通信網である。ネットワーク10−2はLAN(Local Area Network)に例示される通信網である。
顧客DB4について更に説明する。図2は、顧客DBのデータを示す表である。顧客DB4は、顧客に関する情報と顧客ID顧客(ユーザ)に関する情報としての氏名42、電話番号43、住所44、Eメールアドレス45等が、顧客ID41と関連付けられている。
システム情報DB5について更に説明する。図3は、システム情報DBのデータを示す表である。システム情報DB5は、システム情報としての基本情報52、ソフトウエア情報53、及びハードウエア情報54が、顧客ID51と関連付けられている。ここで、基本情報52は、情報端末2の型番52−1、製造番号52−2、OS52−3を含む。ソフトウエア情報53は、各ソフトウエア(1、2、…)の製造元、バージョン、使用(動作)状態、接続状態、などに関する情報に例示される。ハードウエア情報54は、各ハードウエア(1、2、…)の製造元、バージョン、使用(動作)状態、接続状態、などに関する情報に例示される。
ナレッジDB6について更に説明する。図4は、ナレッジDBのデータを示す表である。ナレッジDB6は、システム情報の一部としての条件情報61が、技術情報としてのナレッジ62と関連付けられている。ここで条件情報61は、該当するソフトウエアやハードウエアを特定する名称61−1、そのソフトウエアやハードウエアの型番(バージョンを含む)61−2に例示される。ナレッジ62は、条件情報61に該当するソフトウエアやハードウエアで発生している技術上の不具合や問題点、修正ソフト情報、無償交換情報などに例示される。
再現方法DB7について更に説明する。図5は、再現方法DBのデータを示す表である。再現方法DB7は、再現方法情報としての再現手法72及び再現方法73が、顧客ID71と関連付けられている。再現手法72は、スクリーンショット法、操作コード法に例示される。再現方法73は、再現手法72により得られた再現方法のデータ、又は、そのデータの格納場所を示すアドレスに例示される。
履歴DB8について更に説明する。図6は、履歴DBのデータを示す表である。履歴DB8は、状態情報の一部及び原因情報としてのキーワード83、解決方法情報と状態情報の一部としての補足情報84が顧客ID81とを関連付けられている。ここでは、基本情報52と同じ基本情報82(型番82−1、製造番号82−2、OS82−3)とも関連付けられている。キーワード83は、直接的な原因を示す原因83−1、間接的な原因を示す関連1:83−2、関連2:83−3、関連3:83−4、状態情報の一部である症状83−5を含む。原因83−1、関連1:83−2〜関連3:83−4は、第1ウインドウに表示されたシステム情報の中から選択されて、そのまま入力される。例えば、あるソフトウエアが原因である場合、そのソフトウエアのシステム情報として表示されている名称、製造元、バージョンである。これらは、システム情報は、常に同じ形で表示されるので、そこから選択されるシステム情報も同じ形になる。すなわち、アドバイザ(サポート担当者)に依存せず、同一の内容は同一の形で入力される。これにより、検索が容易となり、膨大な履歴DB8中の履歴情報について分析や再利用を行うことが可能となる。状態情報の一部である症状83−5予め設定された複数のキーワード(テーブルで表示)から選択される。それにより、原因情報と同様の効果を得ることができる。状態情報の一部及び解決方法情報としての補足情報84は、アドバイザにより入力された具体的な状態情報及び解決方法を示す。
回答待ち情報DB9について更に説明する。図7は、回答待ち情報DBにおける回答者特性情報を示す回答者情報テーブル100である。回答待ち情報に回答を与える専門家としての回答者103と、その回答者の所属する部門101と、その部門における窓口となる担当者を示す窓口102と、回答者の優先順位104とを関連付けている。回答者101は、回答者の名称、情報端末3のアドレス情報を含む。部門101は、品質管理部門、ソフトウェア開発部門、ハードウェア開発部門に例示される。窓口102は、例えば、その部門の複数の回答者の各々が当番制で一定の期間ずつ窓口となる。優先順位104は、一度回答した回答者の優先順位は自動的に最低ランクの優先順位となり、他の回答者の優先順位が自動的に繰り上がる。
各部門101が回答する専門分野、製品などの詳細は、図8に示される。すなわち、図8は、回答待ち情報DBにおける部門を示す部門テーブル110である。部門111と専門分野を特定する基本情報112、ソフトウエア情報113及びハードウエア情報114とを関連付けている。部門111は、部門101に対応している。基本情報112とソフトウエア情報113とハードウエア情報114とは、システム情報における基本情報52とソフトウエア情報53とハードウエア情報54と対応している。例えば、ソフトウエア情報では「電子メール」というような大きなくくりである分類名でも良いし、「EmailZYX_4.02」のような小さなくくりである製品名でも良い。部門101の回答可能な専門分野等の具体的内容は、部門101と同じ部門111の欄を見れば、どのような基本情報、ソフトウエア情報、ハードウエア情報に対して解決方法を提示可能かを把握できる。
図9は、情報処理装置1の表示装置に表示される第2ウインドウの例を示す図である。第2ウインドウ120は、顧客情報130と、基本情報140と、キーワード150、再現方法160、及び、補足情報170を含む。ここで、顧客情報130は、顧客DB4から取得される。基本情報140は、システム情報DB5から取得される。キーワード150は、原因情報(原因151、関連152(関連1、関連2、関連3))及び状態情報の一部(症状153)の一部を入力する入力欄であり、アドバイザの操作により入力される。再現方法160は、再現方法情報である。補足情報170は、状態情報の一部及び解決方法情報を入力する入力欄である。履歴情報生成部12が第2ウインドウを生成する。
キーワード150を参照すると、ここでは、アドバイザが、システム情報を表示している第1ウインドウの情報から、原因150として「EmailZYX_4.02」を、その原因に関連する(例示:同時に使用すると問題が発生する)関連152として、「VirusCUT_2.52」を、それぞれ抽出して入力している。
図10は、情報処理装置1の表示装置に表示される第1ウインドウの例を示す図である。第1ウインドウ180は、システム情報をツリー構造190で表示する。ツリー構造は、情報端末のシステムの構成に対応して設定される。ツリー構造190は、例えば、第1階層191として「電子メール」を表示する。それをマウスのようなポインティングデバイスで選択(例示:マウスを左クリック)することで、第2階層192として「EmailZYX_4.02」が表示される。更に階層があれば、第2階層の表示を選択(例示:マウスを左クリック)することで、次の階層の情報を得ることができる。
一方、このシステム情報を第2ウインドウのキーワード150へ転送するには、例えば以下のようにする。例えば、「EmailZYX_4.02」を第2ウインドウのキーワード150の原因151へ転送するには、まず、「EmailZYX_4.02」上にマウスのポインタ195を移動する。次に、マウスを右クリック(選択操作)し、プルダウンメニュー194を表示させる。そして、そこから「原因に追加」を選択する(転送操作)。そうすると、「EmailZYX_4.02」が図9に示すように、原因151に自動的に転送され、入力される。この一連の動作は、システム情報転送部14が行う。
図10では、システム情報をツリー構造190で表示している。ただし、その構造は、システム情報の各名称や表示(記載)内容が同一(例示:「EmailZYX_4.02」を、図10と同じ「EmailZYX_4.02」と表示)であれば、どのような並べ方でも良く、ツリー構造でなくても良い。例えば、ソフトウエアやハードウエアの名称のアルファベット順に並べられていても良い。
システム情報は、情報端末2から同一のプログラムで送信される。したがって、全ての問い合せに関して、情報端末2のシステム情報の形式、名称等を統一することができる。それにより、他の情報端末2との比較や、過去のシステム情報との比較を容易に行うことが可能となる。
アドバイザは、図10に示す第1ウインドウ180のシステム情報の内容から、原因情報となるソフトウエアやハードウエアの情報を選択し、例えばコピー&ペーストにより図9の第2ウインドウ120の原因情報の欄に入力する。これにより、第1ウインドウ180に表示されたシステム情報の内容(例示:名称や、型番、バージョンなど)をそのまま第2ウインドウ120へ入力できる。
すなわち、原因情報がシステム情報で入力されるので、原因情報についてもその入力の形式、名称等を統一することができる。それにより、システム情報の事項(内容)をキーワードとすることで、システム情報と状態情報と原因情報と解決方法情報とを含めた問い合せの履歴を示す履歴情報を、問い合せや商品の分析、商品開発用のフィードバックなど有効に利用することが可能となる。
次に、本発明のサポート情報処理システムの実施の形態の動作(本発明のサポート情報処理方法)について、添付図面を参照して説明する。図11及び図12は、本発明のサポート情報処理システムの実施の形態の動作を示すフロー図である。
(1)ステップS01
情報端末2のユーザは、情報端末2の状態に不具合等を見出し、情報端末2の状態をサポートセンターへ問い合わせようとする。それにあたり、ユーザは、システム情報取得部21を起動する。
システム情報取得部21は、情報端末2のシステム情報を抽出する。
(2)ステップS02
システム情報取得部21は、抽出したシステム情報と顧客IDとを情報処理装置1へ送信する。
(3)ステップS03
システム情報取得部11は、ネットワーク10−1、10−2を介してシステム情報と顧客IDとを受信する。そして、取得したシステム情報と顧客IDとを関連付けてシステム情報DB5に格納する。
(4)ステップS04
ユーザは、サポートセンターに電話する。
ユーザがIP(Internet Protocol)電話を使用している場合には、ユーザがIP電話でサポートセンターに電話をしたとき、自動的にシステム情報取得部21が起動してシステム情報を情報処理装置1へ送信した後に、IP電話が接続されるようにしても良い。
履歴情報生成部12は、ユーザの電話の着信から、ユーザの電話番号を特定する。
(5)ステップS05
履歴情報生成部12は、顧客DB4を参照して、ユーザの電話番号に対応する電話番号43があるか否かを検索する。
(6)ステップS06
ユーザの電話番号に対応する電話番号43がない場合、ステップS07へ進む。
ユーザの電話番号に対応する電話番号43がある場合、ユーザの電話番号に対応する電話番号43に基づいて顧客ID41が特定される。ステップS08へ進む。
(7)ステップS07
アドバイザは、ユーザから情報を取得して顧客DB4を更新してステップS08へ進む。又は、顧客情報が無い空白のケースとしてステップS08へ進む。
(8)ステップS08
履歴情報生成部12は、顧客DB4を参照して、履歴情報の生成に必要な顧客情報130として、特定された顧客ID41に対応する顧客情報を取得する。
(9)ステップS09
システム情報表示部13は、システム情報DB5を参照して、特定された顧客ID41に対応する顧客ID51があるか否かを検索する。
(10)ステップS10
特定された顧客ID41に対応する顧客ID51が無い場合、ステップS11へ進む。
特定された顧客ID41に対応する顧客ID51がある場合、ステップS12へ進む。
(11)ステップS11
アドバイザは、ユーザから再度システム情報+顧客IDを送信してもらうように依頼してステップS01へ戻る。又は、システム情報が無い顧客情報のみのケースとしてステップS12へ進む。
(12)ステップS12
履歴情報生成部12は、システム情報DB5を参照して、履歴情報の生成に必要な基本情報140として、特定された顧客ID41に対応する顧客ID51の基本情報52を取得する。
(13)ステップS13
システム情報表示部13は、特定された顧客ID41に対応する顧客ID51に基づいて、顧客ID51のシステム情報(基本情報52、ソフトウエア情報53、ハードウエア情報54)を取得する。そして、ツリー生成機能により、システム情報の関係をツリー構造190に変換、生成する。
(14)ステップS14
ナレッジ情報表示部15は、システム情報のうちの所定のキー(例示:システム情報内の型番、製造番号、OS)を用いて、ナレッジDB6を参照して、関連するナレッジ62(技術情報)の有無を検索する。所定のキーは、システム情報におけるソフトウエア情報53のうちの各ソフトウエアの名称及びバージョン、ハードウエア情報54における各ハードウエアの名称及び型番に例示される。
(15)ステップS15
所定のキーに対応する条件61がナレッジDB6に無い場合、ステップS16へ進む。
所定のキーに対応する条件61がナレッジDB6にある場合、ステップS17へ進む。
(16)ステップS16
履歴情報生成部12は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、顧客情報130(S08)及び基本情報140(S12)と、状態情報、原因情報及び解決方法情報とを入力可能な第2ウインドウ120(図9参照)を表示する。ただし、空白のケース(S07)では、顧客情報130が表示されない。顧客情報のみのケース(S11)では、基本情報140が表示されない。
システム情報表示部13は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、システム情報を含む第1ウインドウ180(図10参照)を表示する。第1ウインドウ180は、ツリー構造190でシステム情報を表示する。ステップS18へ進む。
(17)ステップS17
履歴情報生成部12は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、顧客情報130(S08)及び基本情報140(S12)と、状態情報、原因情報及び解決方法情報とを入力可能な第2ウインドウ120(図9参照)を表示装置に表示する。ただし、空白のケース(S07)では、顧客情報130が表示されない。顧客情報のみのケース(S11)では、基本情報140が表示されない。
システム情報表示部13は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、システム情報を含む第1ウインドウ180(図10参照)を表示する。第1ウインドウ180は、ツリー構造190でシステム情報を表示する。
ナレッジ情報表示部15は、問い合わせを受けたアドバイザの表示装置に、ナレッジ62を含む第3ウインドウ(図示されず)を表示する。
(18)ステップS18
ユーザとの電話による情報交換で、アドバイザは状態情報を取得する。それによりアドバイザは、第2ウインドウ120のキーワード150の症状の欄及び補足情報170に、状態情報を入力する。ただし、症状の欄は、予め設定された複数のキーワードから選択される。補足情報170は、アドバイザがより具体的に状態情報を入力する。
(19)ステップS19
アドバイザは、状態情報で示される状態を再現するための再現方法情報が不必要か否かを判定する。
不必要な場合、ステップS23へ進む。不必要でない場合、ステップS20へ進む。
(20)ステップS20
アドバイザは、ユーザに再現方法を要求する。
(21)ステップS21
ユーザは、再現方法記録部22を起動する。再現方法記録部22は、状態情報で示す状態が発生するまでの一連の操作をユーザに実行させ、その一連の操作を記録する。
(22)ステップS22
再現方法記録部22は、記録された一連の操作を再現方法情報として顧客IDと共に情報処理装置1へ送信する。
再現方法取得部16は、ネットワーク10−1、10−2を介して、再現方法情報と顧客IDとを取得する。取得した再現方法情報を、顧客IDに関連付けて再現方法DB7に格納する。
履歴情報生成部12は、再現方法DB7を参照して、顧客ID41に対応する顧客ID71の再現方法情報のアドレス情報又はパスを第2ウインドウ120の再現方法160に表示する。
(23)ステップS23
アドバイザは、第1ウインドウ180、第2ウインドウ120及び第3ウインドウ(図示されず)における各情報から、ユーザへ解決方法(又は、原因及び解決方法)を示せるか否かを判断する。
解決方法(又は、原因及び解決方法)を示せる場合、ステップS25へ進む。解決方法(又は、原因及び解決方法)を示せない場合、ステップS24へ進む。
(24)ステップS24
アドバイザは自身で解決方法(又は、原因及び解決方法)を示せないため、開発者(専門家)に問い合わせるために、問い合せ部17を起動する。そして、開発者(専門家)から解決方法(又は、原因及び解決方法)を得る。
(25)ステップS25
第1ウインドウ180、第2ウインドウ120及び第3ウインドウ(図示されず)における各情報から、アドバイザは原因及び解決方法を考え出す。そして、原因(原因情報)については、まず、システム情報転送部14が、アドバイザの選択操作(例示:マウスの右クリック)に基づいて第1ウインドウ180(図10)から一つのシステム情報を選択する。次に、アドバイザの転送操作(例示:プルダウンメニューから「原因へ追加」をクリック)に基づいて選択されたシステム情報を第2ウインドウの原因151へ転送する。それにより、第2ウインドウ120のキーワード150の原因151にシステム情報が入力される。
同様に、システム情報転送部14は、アドバイザの選択操作及び転送動作に基づいて、第2ウインドウ120のキーワード150の関連152(関連1〜関連3)に、第1ウインドウ180のシステム情報を転送、入力する。履歴情報生成部12は、転送された情報を原因情報等として認識する。
アドバイザは、それと共に、より詳細な原因(原因情報)を補足情報170に入力する。この欄には、上記のようにシステム情報を転送して用いても良い。解決方法(解決方法情報)については、詳細な解決方法(解決方法情報)を補足情報170に入力する。
履歴情報生成部12は、顧客情報とシステム情報(基本情報)と状態情報と原因情報と解決方法情報とを関連付けた履歴情報を生成する。再現方法情報がある場合には、それらに加えて、再現方法情報を関連付けて履歴情報を生成する。
(26)ステップS26
履歴情報生成部12は、履歴情報を履歴DB8に記憶する。
以上のプロセスにより、サポート情報処理方法を実行することができる。
アドバイザの表示装置にシステム情報を表示する第1ウインドウ、ナレッジ情報を表示する第3ウインドウが表示されるので、アドバイザはより的確に状態の分析、解決方法の提示をユーザに行うことができる。それにより、顧客満足度を向上させることができる。
アドバイザの表示装置に表示された第1ウインドウのシステム情報を用いて、第2ウインドウのキーワード150を入力するので、アドバイザに依存しない統一された表現形式にすることができる。それにより、それらの情報を後から有効に利用することが可能となる。
ステップS24は、例えば、以下のように行う。図13は、ステップS24を示すフローチャートである。
(0)ステップS30
回答者となるべき人物(開発者や研究者のような専門家)は、予め回答者情報テーブル100に自分に関する情報を登録しておく。その登録は、例えば、時間や期間に応じて登録を行ったり、登録を抹消したりすることができる。それにより、時間に余裕のある専門家を有効に活用できる。
(1)ステップS31
アドバイザは自身で解決方法(又は、原因及び解決方法)を示せないため、開発者(専門家)に問い合わせるために、問い合せ部17を起動する。その際、おおよその原因情報を入力する。
問い合せ部17は、第2ウインドウ120のキーワード150に含まれる原因、関連1〜関連3(システム情報)を抽出する。
(2)ステップS32
問い合せ部17は、抽出された情報(システム情報)と、部門テーブル110のシステム情報である基本情報112、ソフトウエア情報113及びハードウエア情報114とを比較する。これにより、キーワード150の情報に対応する部門111が有るか否かが判定される。回答できる部門がある場合には、ステップS33へ進む。部門がない場合(全ての部門に断られた場合を含む)には、ステップS42へ進む。
(3)ステップS33
問い合せ部17は、回答できる部門が複数ある場合、優先順位付けを行い、優先順位の高い部門を抽出する。
(4)ステップS34
問い合せ部17は、決定された部門111と同じ部門101の窓口102に対応する回答者103の情報端末3へ問い合せ情報を送信する。問合せ情報は、第1ウインドウ180の情報(全システム情報)、第2ウインドウ120のうちの顧客情報130を除く情報(基本情報140、キーワード150(有れば)、再現方法160、補足情報170)を含む。
(5)ステップS35
問い合せ情報を受信した窓口102の回答部31は、回答待情報DB9の優先順位104に基づいて、その問い合せに回答する回答者がいるか否かを判断する。いる場合には、ステップS37へ進む。いない場合(全ての回答者に断られた場合を含む)にはステップS36へ進む。
(6)ステップS36
事情により回答できる回答者がいない場合、窓口102の回答部31は、回答不可情報を生成し、情報処理装置1へ送信する。情報処理装置1の問い合せ部17は、ステップS32から繰り返す。
(7)ステップS37
窓口102の回答部31は、優先順位104順に回答者を決定し、当該回答者の情報端末3へ問い合せ情報を送信する。
(8)ステップS38
決定され、問い合わせ情報を受信した回答者は、回答可能な場合、ステップS39に進む。回答不可能な場合、当該回答者は、回答が不可能な旨を入力する。回答部31は、回答不可情報を生成し、窓口102の情報端末3へ送信する。窓口102の回答者はステップS35から繰り返す。
(9)ステップS39
回答者は、解決方法(又は、原因及び解決方法)を入力する。回答部31は、解決方法(又は、原因及び解決方法)を示す解決方法情報(又は、原因情報及び解決方法情報)を生成する。
(10)ステップS40
回答部31は、解決方法情報(又は、原因情報及び解決方法情報)を情報処理装置1へ送信する。
(11)ステップS41
問い合せ部17は、解決方法情報(又は、原因情報及び解決方法情報)を表示装置に表示する。
(12)ステップS42
問い合せ部17は、回答できる部門がない(全ての部門に断られた場合を含む)ため、回答不可を表示装置に表示する。
なお、ステップS35及びステップS36については、窓口102の回答者(人)が各処理を行っても良い。また、ステップS35において、回答者がいない場合、窓口102の回答者が回答するようにして良い。
なお、S24は、時間がかかることが予想されるため、ユーザとの電話接続を一端切断し、後日解決方法情報(又は、原因情報及び解決方法情報)が得られてからユーザに改めて電話やEメール等で通知するようにしても良い。
本発明において、専門家を利用できることは、問い合わせに対する応答、及び、履歴情報の信頼性の向上の面で好ましい。専門家は、回答者情報テーブル100に登録を行ったり、登録を抹消したりすることで、時間の余裕のある場合に対応し、時間に余裕のない場合に対応しないという選択を行うこともできる。
図1は、本発明のサポート情報処理システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は、顧客DBのデータを示す表である。 図3は、システム情報DBのデータを示す表である。 図4は、ナレッジDBのデータを示す表である。 図5は、再現方法DBのデータを示す表である。 図6は、履歴DBのデータを示す表である。 図7は、回答待ち情報DBにおける回答者特性情報を示す回答者情報テーブルである。 図8は、回答待ち情報DBにおける部門を示す部門テーブルである。 図9は、情報処理装置の表示装置に表示される第2ウインドウの例を示す図である。 図10は、情報処理装置の表示装置に表示される第1ウインドウの例を示す図である。 図11は、本発明のサポート情報処理システムの実施の形態の動作を示すフロー図である。 図12は、本発明のサポート情報処理システムの実施の形態の動作を示すフロー図である。 図13は、ステップS24を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
2−1〜2−m 情報端末
3−1〜3−n 情報端末
4 顧客データベース
5 システム情報データベース
6 ナレッジデータベース
7 再現方法データベース
8 履歴データベース
9 回答待ち情報データベース
10(10−1、10−2) ネットワーク
11 システム情報取得部
12 履歴情報生成部
13 システム情報表示部
14 システム情報転送部
15 ナレッジ情報表示部
16 再生方法取得部
17 問い合せ部
21 システム情報取得部
22 再現方法記録部
31 回答部
41 顧客ID
42 氏名
43 電話番号
44 住所
45 Eメールアドレス
51 顧客ID
52 基本情報
52−1 型番
52−2 製造番号
52−3 OS
53 ソフトウエア情報
54 ハードウエア情報
61 条件情報
61−1 名称
61−2 型番
62 ナレッジ
71 顧客ID71
72 再現手法
73 再現方法
81 顧客ID
82 基本情報
82−1 型番
82−2 製造番号
82−3 OS
83 キーワード
83−1 原因
83−2 関連1
83−3 関連2
83−4 関連3
83−5 症状
84 補足情報
100 回答者情報テーブル
101 部門
102 窓口
103 回答者
104 優先順位
110 部門テーブル
111 部門
112 基本情報
113 ソフトウエア情報
114 ハードウエア情報
120 第2ウインドウ
130 顧客情報
140 基本情報
150 キーワード
160 再現方法
170 補足情報
180 第1ウインドウ
190 ツリー構造

Claims (4)

  1. ユーザからの問い合わせを受け付け可能なサポート情報処理装置と、
    顧客IDを有する前記ユーザの顧客端末からの端末情報を受信可能なデータベースとを
    具備するサポート情報処理システムであって、
    前記データベースは受信した前記端末情報を前記顧客IDに関連付けてシステム情報と
    して記録し、
    前記サポート情報処理装置は、
    前記ユーザからの前記顧客端末の状態の問い合わせ時において、前記データベースを
    参照して前記顧客IDに基づいて前記システム情報を取得し、表示装置に前記システム情
    報を表示するシステム情報表示部と、
    前記表示装置に表示された前記システム情報のうちの少なくとも一つを前記状態の原
    因を示す原因情報として選択可能とするシステム情報転送部と、
    前記状態を示す状態情報と選択された前記原因情報とを前記顧客IDに関連付けて前
    記データベースに記憶する履歴情報生成部とを備える
    サポート情報処理システム。
  2. 請求項1に記載のサポート情報処理システムにおいて、
    前記顧客端末は、
    前記ユーザからの前記状態の問い合わせ時において、前記顧客端末の前記端末情報を
    取得して、取得された前記端末情報と前記顧客IDとを前記サポート情報処理装置へ送信
    する端末情報取得部と、
    前記顧客端末の状態を再現する方法を示す再現方法情報を記録し、記録された前記再
    現方法情報と前記顧客IDとを前記サポート情報処理装置へ送信する再現情報記録部とを
    備え、
    前記情報処理装置の前記履歴情報生成部は、
    前記状態情報と前記原因情報と前記再現方法情報とを前記顧客IDに関連付けて前記デ
    ータベースに格納する
    サポート情報処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載のサポート情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置に接続され、複数の原因と複数の回答部門と関連付けた部門データベ
    ースを更に具備し、
    前記情報処理装置は、
    アドバイザが前記状態を解決する方法を示す解決方法情報の入力ができないとき、前記
    アドバイザの入力に基づいて、前記部門データベースを参照して、前記複数の回答部門の
    うちの前記原因情報に対応する対応回答部門に属する第2情報端末へ、前記システム情報
    と前記状態情報とを送信し、前記第2情報端末が前記対応回答部門のうちの回答可能な専
    門家に属する第3情報端末へ前記システム情報と前記状態情報を送信した後に、前記第3
    情報端末から前記解決方法情報を受信する問い合わせ部を更に備える
    サポート情報処理システム。
  4. ユーザからの問い合わせを受け付け可能なサポート情報処理装置と、
    顧客IDを有する前記ユーザの顧客端末からの端末情報を受信可能なデータベースとを
    具備するサポート情報処理システムで用いる前記サポート情報処理装置であって、
    前記ユーザからの前記顧客端末の状態の問い合わせ時において、
    受信した前記端末情報を前記顧客IDに関連付けてシステム情報として格納したデータ
    ベースを参照して前記顧客IDに基づいて前記システム情報を取得し、表示装置に、前記
    システム情報を含む第1ウインドウを表示するシステム情報表示部と、
    前記状態を示す状態情報と、前記状態の原因を示す原因情報とを入力可能な第2ウイン
    ドウを前記表示装置に表示する履歴情報生成部と、
    前記第1ウインドウ上の前記システム情報のうちの少なくとも一つを前記原因情報とし
    て選択可能とし、選択された前記原因情報を前記第2ウインドウに入力するシステム情報
    転送部と
    を具備し、
    前記履歴情報生成部は、前記第2ウインドウに入力された前記状態情報と前記原因情報
    とを前記顧客IDに関連付けてデータベースに記憶する
    サポート情報処理装置。
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