JP6659414B2 - マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラム - Google Patents

マルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両の修理や保守に係る情報の管理に好適なマルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラムに関する。
車両は、購入から整備、修理、補修、保守、点検、車検(以下、本明細書では、総称して「整備等」と記す)といった処理を施され、比較的長期間に亘り使用されることが考えられる物品である。このため、車両の整備工場では、車両の整備等の記録を一元的に管理し、整備等の履歴を今後の整備等に生かすことが行われている。
このような整備等の情報を管理する発明は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のディーラーサービス管理システムは、ディーラーによって操作されるディーラー端末とネットワークを介して接続されるホストコンピュータとによって構築されている。ディーラーは、ディーラー端末を操作して予め定められているチェック項目毎に評価値を決定する。決定された評価値により、ディーラークリニックチェックデータが構成される。ディーラークリニックチェックデータは、例えば、「損傷の領域と状況の確認」、「修理済みの車の配送の手配」といったディーラーが修理/サービスを提供するために必要なデータを含んでいる。
車両の整備に係る情報は、ディーラーのみならず営業や整備等の現場においても活用することができる。このため、整備等の情報は、事務所、工場、顧客先といった様々な場所においてディーラー、整備作業者、営業といった様々な作業者が閲覧可能であることが望ましい。
特開2003−263515号公報
しかしながら、上記したように、様々な部門の作業者が整備等の情報を閲覧するとなると、コンピュータの操作に不慣れな作業者が操作に手間取って整備等の情報を充分活用することができないことが懸念される。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、コンピュータ操作に不慣れな作業者であっても車両の整備等の情報の閲覧が簡易かつ円滑に行えて、整備等の情報を充分活用することができるマルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様のマルチウィンドウ表示装置は、ディスプレイ画面に、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる第1ウィンドウと、前記作業に使用される情報を表示し、該情報の編集に関する表示が行われない第2ウィンドウとを同時に表示するマルチウィンドウ表示装置であって、前記第2ウィンドウにおいて指定されたキーワードに対応する車両の整備に係る整備情報を、車両情報または顧客情報に対応付けて前記整備情報を蓄積している整備情報データベースから抽出する整備情報抽出部と、前記作業が行われる作業画面を表示するための作業画面表示情報が蓄積されている作業画面データベースから作業画面表示情報を抽出する作業画面表示情報抽出部と、前記整備情報抽出部によって抽出された前記整備情報を前記第2ウィンドウに表示するとともに、前記作業画面表示情報抽出部によって抽出された前記作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面を前記第1ウィンドウに表示する表示制御部と、前記表示制御部によって前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を、前記作業画面に反映させて表示する情報反映表示制御部と、を備える。
本発明の一態様のマルチウィンドウ表示方法は、ディスプレイ画面に、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる第1ウィンドウと、前記作業に使用される情報を表示し、該情報の編集に関する表示が行われない第2ウィンドウとを同時に表示するマルチウィンドウ表示方法であって、前記第2ウィンドウにおいて指定されたキーワードに対応する車両の整備に係る整備情報を、車両情報または顧客情報に対応付けて前記整備情報を蓄積している整備情報データベースから抽出する工程と、前記作業が行われる作業画面を表示するための作業画面表示情報が蓄積されている作業画面データベースから作業画面表示情報を抽出する工程と、抽出された前記整備情報を前記第2ウィンドウに表示するとともに、抽出された前記作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面を前記第1ウィンドウに表示する工程と、前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を、前記作業画面に反映させて表示する工程と、を含む。
本発明の一態様のマルチウィンドウ表示プログラムは、ディスプレイ画面に、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる第1ウィンドウと、前記作業に使用される情報を表示し、該情報の編集に関する表示が行われない第2ウィンドウとを同時に表示するマルチウィンドウ表示プログラムであって、コンピュータに、前記第2ウィンドウにおいて指定されたキーワードに対応する車両の整備に係る整備情報を、車両情報または顧客情報に対応付けて前記整備情報を蓄積している整備情報データベースから抽出する機能と、前記作業が行われる作業画面を表示するための作業画面表示情報が蓄積されている作業画面データベースから作業画面表示情報を抽出する機能と、抽出された前記整備情報を前記第2ウィンドウに表示するとともに、抽出された前記作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面を前記第1ウィンドウに表示する機能と、前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を、前記作業画面に反映させて表示する機能と、を実現させる。
上記した本発明によれば、コンピュータ操作に不慣れな作業者であっても車両の整備等の情報の閲覧が簡易かつ円滑に行えて、整備等の情報を充分活用することができるマルチウィンドウ表示装置、マルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態のマルチウィンドウ表示装置を説明するための機能ブロック図である。 図1に示したマルチウィンドウ表示装置において表示されるマルチウィンドウを例示した図である。 図1に示したマルチウィンドウ表示装置のメインウィンドウ及びサブウィンドウを例示した図である。 本発明の一実施形態のフィッティングを説明するための模式図である。 本発明の一実施形態のフィッティングを説明するための図である。 本発明の一実施形態においてフィッティングする側を決定する処理を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態のマルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラムを説明するためのフローチャートである。 図6に示したステップS52の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態の任意指定モードにおいて表示されるマルチウィンドウを例示した図である。 図1に示した整備情報データベースに整備情報等を登録する処理を説明するための図である。 本発明の一実施形態の履歴照会モードにおいて表示されるマルチウィンドウを例示した図である。 本発明の一実施形態の検索モードを説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態のジャンプモードの操作を説明するための図である。 本発明の他の実施形態の、車両の部品を指定して整備伝票を抽出した例を説明するための図である。
次に、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。本実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置、方法あるいはプログラムを例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
[マルチウィンドウ表示装置]
以下、本発明の一実施形態のマルチウィンドウ表示装置を説明する。
図1は、本実施形態のマルチウィンドウ表示装置を説明するための機能ブロック図である。本実施形態のマルチウィンドウ表示装置1は、ディスプレイ装置11、本体13及び本体13に対して作業者が情報を入力するユーザインターフェース15を備えている。以下、マルチウィンドウ表示装置1の各構成について説明する。
<ディスプレイ装置>
ディスプレイ装置11は、例えば一般的な液晶ディスプレイである。ディスプレイ装置11は、ディスプレイ画面110と、表示すべき画像に合わせて液晶に電圧を印加するためのディスプレイ駆動部111を備えている。ディスプレイ画面110は、後に図示するように正面視において長方形の形状を有するものとする。
<本体>
本体13は、ハードウェアとしてワーキングメモリ131、CPU(Central Processing Unit Central Processing Unit)133、プログラム用メモリ135、整備情報データベース147及び作業画面データベース149を備えている。このような本体13は、汎用的なコンピュータで構成することができる。
整備情報データベース147は、顧客情報や車両情報と整備等の内容や履歴に関する整備情報とを対応付けて蓄積している。なお、顧客情報とは、例えば、車両の所有者の氏名や住所といった個人情報である。車両情報とは、例えば、車両の車種、製造メーカ、型式、製造年月日及びエンジン等の部品といった車両の製造時に決まる情報である。整備情報とは、例えば、車両の購入から以降に行われた整備、修理、補修、保守、点検及び車検等の内容に関する情報である。
作業画面データベース149は、車両の購入または購入以降に行われた整備、修理、補修、保守、点検及び車検等に係る情報に係る作業を行うための作業画面を表示するためのデータを保存するデータベースである。
本実施形態では、整備情報データベース147を車両整備工場等におけるマルチウィンドウ表示装置1の管理側が用意する。作業画面データベース149は、マルチウィンドウ表示装置の提供側が予め用意したものであってもよいし、管理側が作成したオリジナルのものであってもよい。整備情報データベース147及び作業画面データベース149は、マルチウィンドウ表示装置1内に保存され、CPU133によって必要に応じて読みだされ、ディスプレイ画面110に表示される。ただし、整備情報データベース147及び作業画面データベース149は、マルチウィンドウ表示装置1内に保存される構成に限定されるものではない。整備情報データベース147及び作業画面データベース149は、ネットワークを介して接続されたサーバ装置上に保存されるものであってもよい。
CPU133は、本体13で実行される演算処理を統括的に制御する。プログラム用メモリ135は、CPU133が実行する処理に使用されるソフトウェアとしてのプログラムを保存するメモリである。ワーキングメモリ131は、CPU133の処理に使用されるメモリである。
本実施形態のマルチウィンドウ表示用装置は、後述するフィッティングに係るフィッティング制御部130と、後述するサブウィンドウを使った作業に係る作業制御部170とを備えている。なお、プログラム用メモリ135には、本実施形態のマルチウィンドウ表示用のプログラムの他、図示しないワープロ機能や表計算、インターネットといった公知のプログラムも保存されている。
操作判定部145は、作業者によってなされた操作を判定する。ここで、操作とは、例えばマイクやスピーカー、イヤフォンによる音声入出力、キーボード等による文字入力、マウスやペンタブレット、タッチパネル、ジョイスティック等による(画面上の)位置や方向の入力、カメラ等による画像、映像入力、及びこれらの組み合わせによって行われる。このため、ユーザインターフェース15としては、マイクやスピーカー、イヤフォン、キーボード、マウス、ペンタブレット、タッチパネル、ジョイスティック及びカメラ等が使用される。ただし、本実施形態では、マウス及びキーボードを使ってマルチウィンドウ表示装置1を操作するものとして説明をする。
前記したように、本実施形態は、フィッティング制御部130及び作業制御部170を備え、マルチウィンドウをフィッティングする機能とサブウィンドウを利用して作業を行う機能とを有している。
フィッティング制御部130は、ウィンドウ間距離判定部137、表示画像生成部139及び操作判定部145を含んでいる。また、作業制御部170は、表示制御部177及び情報抽出部179を備えている。
(マルチウィンドウのフィッティング)
本実施形態では、先ず、マルチウィンドウ表示装置のマルチウィンドウのフィッティングに係る機能について説明する。
操作判定部145は、作業者によってドラッグ操作の指示がなされたと判定すると、判定の結果を表示画像生成部139に渡す。また、操作判定部145は、クリック等の操作によってフィッティング制御部130以外のプログラムの起動が指示されたと判定すると、起動されたプログラムに判定の結果を渡す。
表示画像生成部139は、作業者の操作に応じてディスプレイ画面110に表示された画像を生成する。例えば、作業者がディスプレイ画面110上に表示されたウィンドウをドラッグして移動させた場合、表示画像生成部139は、ウィンドウの移動後の画像を作成してワーキングメモリ131に展開する。また、作業者がウィンドウの大きさを変更する操作を行った場合、表示画像生成部139は、ウィンドウの変更後の画像を作成してワーキングメモリ131に展開する。ワーキングメモリ131に展開された画像のデータは、表示画像生成部139からディスプレイ装置11にディスプレイ駆動部111に対する制御信号と共に出力される。
ディスプレイ装置11は、表示画像生成部139から出力された制御信号にしたがってディスプレイ駆動部111を駆動する。このような動作により、ディスプレイ画面110には表示画像生成部139によって生成された画像が表示される。
表示画像生成部139は、フィッティング表示部141及びウィンドウ操作部143を含んでいる。また、本実施形態では、フィッティング制御部130にウィンドウ間距離判定部137が保存されている。フィッティング表示部141、ウィンドウ操作部143及びウィンドウ間距離判定部137は、本実施形態のマルチウィンドウ表示装置1に特有のプログラムである。
図2は、本実施形態のマルチウィンドウ表示装置1においてディスプレイ画面110に表示されるマルチウィンドウを示した図である。本実施形態は、ディスプレイ画面110上にマルチウィンドウとして、メインウィンドウ121及びサブウィンドウ123を表示させることができる。図示するように、メインウィンドウ121及びサブウィンドウ123は、いずれも平面視において長方形形状を有するウィンドウである。なお、ここでいう長方形は、四辺の長さが等しい正方形も含むものとする。
メインウィンドウ121では、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる。また、サブウィンドウ123では、作業に使用される情報が表示される一方で、表示された情報の編集に係る表示は行われない。
図2のサブウィンドウ123に示した画面は、マルチウィンドウ表示装置1においてマルチウィンドウ表示プログラムを起動したとき最初に表れる初期画面である。図2に示した初期画面ではメインウィンドウ121及びサブウィンドウ123が同時に表示されている。ただし、マルチウィンドウ表示装置1では、プログラム内のフラグを切替えることによってサブウィンドウ123を表示するか否かをユーザが任意に選択することが可能である。
図2に示した例では、メインウィンドウ121に「顧客」、「入金」、「集計」、「帳票注文」、「車両」、「合計請求書」、「促販」及び「申請書」といった閲覧を希望する情報を選択する情報選択ボタン125が表示されている。また、メインウィンドウ121には、整備に関する「概算見積書」、「作業指示書」、「整備請求書」及び「諸費用請求書」といった書類を作成する作業画面を表示させるための画面表示ボタン127が表示される。
また、メインウィンドウ121の「車販」や「板金」といったボタンを選択すると、「整備」に代わって「車販」や「板金」に関する書類を作成するための作業画面を表示させることができる。
さらに、メインウィンドウ121には、カレンダー129が表示される。カレンダー129には、例えば現在の月のスケジュールや選択された日のスケジュールの詳細が表示される。
サブウィンドウ123には、顧客情報、車両情報及び整備情報の少なくとも1つが表示される。本実施形態では、サブウィンドウ123上で情報の編集をすることが制限されている。作業者は、サブウィンドウ123に表示された情報の中から情報を絞り込む、あるいは表示された情報を選択して関連する情報や情報のさらに詳細な内容をメインウィンドウ121に表示させることができる。
本実施形態のマルチウィンドウ表示装置では、サブウィンドウ123が「任意指定モード」、「履歴照会モード」、「検索モード」及び「集計モード」の4つのモードで動作することができる。図2に示したサブウィンドウは、任意に指定された「営業A担当顧客」の条件に基づいて営業Aが担当する顧客の一覧を表示した「任意指定モード」の画面である。任意指定モードでは、サブウィンドウに表示された一覧に含まれる項目のいずれかを作業者が選択すると、選択された項目のより詳細な情報を表示することができる。
図3は、「A山B子様」の車検整備に係る取引の履歴がサブウィンドウ123に表示される例を示している。作業者は、例えば図2に示したサブウィンドウ123の第1行を選択すると、サブウィンドウ123の表示が「A山B子様」のより詳細な情報に切り替わる。
次に、図2、図3に示したメインウィンドウ121及びサブウィンドウ123に対してマルチウィンドウ表示装置1が行うフィッティングに係る処理について説明する。マルチウィンドウ表示装置1は、メインウィンドウ121とサブウィンドウ123とを隙間なく表示するフィッティングと、フィッティング後に行われるマルチウィンドウドラッグとを行っている。
<フィッティング>
図4(a)から図4(c)は、本実施形態のフィッティングを説明するための模式図である。なお、図4では、説明の簡単のため、図2に示したメインウィンドウ121及びサブウィンドウ123を簡略化して図示している。
図1に示したウィンドウ間距離判定部137は、メインウィンドウ121とサブウィンドウ123との距離を判定する。フィッティング表示部141は、表示画像生成部139において、ウィンドウ間距離判定部137によって判定されたメインウィンドウ121、サブウィンドウ123間の距離が予め定められた閾値より短くなった場合、メインウィンドウの一辺とこの一辺に平行なサブウィンドウの一辺とが一致するようにメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とを表示する動作であるフィッティングを行う。
本実施形態では、ウィンドウ間距離判定部137が、メインウィンドウ121の頂点を基準とする予め定められた範囲内にサブウィンドウ123の一部が入ったときにメインウィンドウ121とサブウィンドウ123との距離が予め定められた閾値より短くなったと判定する。
具体的には、図4(a)に示したように、長方形形状のメインウィンドウ121は、一対の長辺121a、121bと一対の短辺121c、121dを有している。また、サブウィンドウ123は、一対の短辺123a、123bと一対の長辺123c、123dを有している。本実施形態では、図4(b)に示すように、メインウィンドウ121の長辺121aと短辺121dとの交点を中心とする仮想的な正方形aが予め設定されている。正方形aの一辺の長さは、ディスプレイ画面110のピクセルの数によって規定することができる。本実施形態では、正方形aの一辺を例えば40ピクセルに設定した。
ウィンドウ間距離判定部137は、サブウィンドウ123のいずれかの部分が正方形aの範囲内にあるか否かを監視する。そして、サブウィンドウ123の一部が正方形aの範囲内にあることを検出すると、メインウィンドウ121とサブウィンドウ123との距離が閾値より短くなったと判定する。
ウィンドウ間距離判定部137は、メインウィンドウ121とサブウィンドウ123との距離が閾値より短くなったことを表示画像生成部139のフィッティング表示部141に通知する。
このとき、図4(c)に示すように、フィッティング表示部141は、表示画像生成部139にあって、メインウィンドウ121の短辺121dとサブウィンドウ123の長辺123cとが一致するようにメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とを表示するフィッティングを行っている。
以上の処理により、本実施形態は、作業者がメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とを並べて表示しようとしていることを自動的に検知する。そして、作業者がメインウィンドウ121及びサブウィンドウ123の位置を微調整しなくても両者を隙間なく一体的に表示することができる。このため、本実施形態によれば、操作に不慣れな作業者であっても、簡易かつ短時間のうちにメインウィンドウ121及びサブウィンドウ123を間にずれや隙間がないようにディスプレイ画面110上に配置することができる。
さらに、本実施形態のフィッティング表示部141は、メインウィンドウ121の互いに平行な一対の二辺のうちのいずれかにサブウィンドウ123の一辺をフィッティングする。つまり、本実施形態では、メインウィンドウ121の互いに平行な2辺のいずれに対してもサブウィンドウ123をフィッティングすることができる。
サブウィンドウ123をメインウィンドウ121のいずれの辺にフィッティングするかは、次のようにして決定される。すなわち、フィッティング表示部141は、メインウィンドウ121の左右の中心であるメイン中心c1とサブウィンドウ123の左右の中心であるサブ中心c2とを特定する。そして、フィッティング表示部141は、サブ中心c2の位置がメイン中心c1の位置よりも右にあるときにはサブウィンドウ123の左側の一辺123cをメインウィンドウの右側の一辺121dにフィッティングする。一方、サブ中心c2の位置がメイン中心c1の位置よりも左にあるときにはサブウィンドウ123の右側の一辺123dをメインウィンドウ121の左側の一辺121dにフィッティングする。
以上のフィッティングの処理を具体的に説明する。
図5−1(a)、(b)、図5−2(c)は、メインウィンドウ121のいずれの辺にサブウィンドウ123をフィッティングするかを決定する処理を説明するための図である。本実施形態では、図5−1(a)、(b)及び図5−2(c)のいずれにおいても、x−y座標を示している。x−y座標の中心点oを基準としてx側を「左側」とする。また、x−y座標の中心点oを基準として−x側を「右側」とする。したがって、中心点oは、メインウィンドウ121及びサブウィンドウ123の左右の中心線上にある。メイン中心c1は、メインウィンドウ121の左右の中心を通る直線である。サブ中心c2は、サブウィンドウ123の左右の中心を通る直線である。
サブウィンドウ123がメインウィンドウ121の図4に示した正方形aの範囲内に入った場合、フィッティング表示部141は、サブ中心c2がメイン中心c1の左右いずれの側にあるかを判定する。そして、図5−1(a)のように、サブ中心c2がメイン中心c1の右側にあると判定した場合、フィッティング表示部141は、サブウィンドウ123の長辺123cをメインウィンドウ121の短辺121dにフィッティングする。
また、本実施形態は、メインウィンドウ121の長辺121aと短辺121cとの交点を中心として図4(b)に示した正方形aを予め設定しておくことができる。そして、サブウィンドウ123が長辺121aと短辺121cとの交点を中心とするように設定された正方形aの範囲内に入った場合、フィッティング表示部141は、サブ中心c2がメイン中心c1の左右いずれの側にあるかを判定する。そして、図5−1(b)のように、サブ中心c2がメイン中心c1の右側にあると判定した場合、フィッティング表示部141は、サブウィンドウ123の長辺123dをメインウィンドウ121の短辺121cにフィッティングする。
図5−2(c)は、サブウィンドウ123がメインウィンドウ121の左右のいずれにあるかを判定する処理を説明するための図である。図5−2(c)に示した例では、ポジションp1にあったサブウィンドウ123がポジションp2を通ってポジションp3にドラッグされたものとする。フィッティング表示部141は、ドラッグの過程でメイン中心c1とサブ中心c2の座標を順次読み込んでいる。そして、フィッティング表示部141は、サブウィンドウ123がポジションp2通過時にサブ中心c2がメイン中心c1と一致したタイミングでサブウィンドウ123がメインウィンドウ121の右側から左側に移動したと判断する。
さらに、サブウィンドウ123が正方形aの範囲内に入る条件を満たすと、フィッティング表示部141は、メインウィンドウ121とサブウィンドウ123との相対的な左右の位置関係に基づいてサブウィンドウ123をメインウィンドウ121にフィッティングする。
このような処理によれば、本実施形態は、メインウィンドウ121に対して左右いずれの方向からもサブウィンドウ123をフィッティングすることができる。このため、本実施形態は、作業者が自身の利き手や作業環境に応じてディスプレイ画面110を操作しやすいようにメインウィンドウ121及びサブウィンドウを配置することができる。
なお、本実施形態は、上記したように、サブウィンドウ123をメインウィンドウ121の左右いずれか一方にフィッティングする構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態によれば、メインウィンドウ121の長辺121aまたは長辺121bの一方にサブウィンドウ123の短辺123bまたは短辺123aをフィッティングすることも可能である。
<マルチウィンドウドラッグ>
次に、本実施形態のマルチウィンドウドラッグについて説明する。マルチウィンドウドラッグは、図1に示した表示画像生成部139のウィンドウ操作部143によって行われる。ウィンドウ操作部143は、フィッティングが行われたメインウィンドウ121に対してドラッグ操作が行われた場合にはフィッティングを維持したままメインウィンドウ121と共にサブウィンドウ123に対してドラッグ操作を行う。一方、ウィンドウ操作部143は、フィッティングが行われたサブウィンドウに対してドラッグ操作が行われた場合には、フィッティングを解除してサブウィンドウ123に対してのみドラッグ操作を行う。このような動作を、本実施形態ではマルチウィンドウドラッグと記す。
具体的には、表示画像生成部139は、作業者がドラッグの操作を指示すると、この操作の指示を有効としてメインウィンドウ121やサブウィンドウ123が移動されたとき、ドラッグの方向や量に応じてメインウィンドウ121やサブウィンドウ123が移動した状態の表示画像を生成する。このとき、本実施形態では、ウィンドウ操作部143が表示画像生成部139にあってメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とがフィッティングされているか否かを判断する。そして、ユーザインターフェース15から入力されるカーソルの座標によりドラッグがメインウィンドウ121上で指示されたかサブウィンドウ123上で指示されたかを判定する。
ウィンドウ操作部143は、メインウィンドウ121上でドラッグが指示されたと判定した場合、この操作を有効としてメインウィンドウ121をドラッグの方向及び量に応じて移動する。また、ウィンドウ操作部143は、メインウィンドウ121の移動と同時に、サブウィンドウ123もメインウィンドウ121と同じ方向及び同じ量だけ移動させる。
一方、ウィンドウ操作部143は、サブウィンドウ123上でドラッグが指示されたと判定した場合、メインウィンドウ121とサブウィンドウ123とのフィッティングを解除する。そして、ウィンドウ操作部143は、サブウィンドウ123だけについてドラッグの指示を有効とし、サブウィンドウ123をドラッグの方向及び量に応じて移動する。
以上の動作により、本実施形態は、フィッティングの後にメインウィンドウ121をドラッグすればフィッティングされたメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とを一体的にドラッグすることができる。このため、コンピュータの操作に不慣れな作業者がメインウィンドウ121を移動させたことによって意図せずにサブウィンドウ123とのフィッティングが解除され、再度フィッティングを行う煩雑さを回避できる。
また、以上の動作によれば、サブウィンドウ123上でドラッグを指示することによってメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とのフィッティングを必要に応じて解除することができる。このような操作は、メインのディスプレイにサブディスプレイを着脱する物理的な動作と直感的に近いので、コンピュータに不慣れな作業者であっても操作を円滑に行うことができる。
[マルチウィンドウ表示方法、マルチウィンドウ表示プログラム]
図6、図7は、本実施形態のマルチウィンドウ表示方法及びマルチウィンドウ表示プログラムを説明するためのフローチャートである。図6は、上記したフィッティングを実行するマルチウィンドウ表示方法を説明している。図7は、マルチウィンドウドラッグを実行するマルチウィンドウ表示方法を説明している。図6及び図7に示したフローチャートは、いずれもコンピュータ上で動作するプログラムによって実現される。
図6に示すように、本実施形態では、先ず、ステップS51において、図1に示した操作判定部145が順次ユーザインターフェース15からカーソルの座標を順次取得する。次に、操作判定部145は、ステップS52において、取得した座標、あるいは連続する座標の軌跡によって作業者によってなされたドラッグやクリック等の操作を判定する処理を実行する。図1に示した表示画像生成部139は、ステップS53において、操作に応じて変化した表示画像を生成する。
図1に示したウィンドウ間距離判定部137は、ステップS54において、生成された画像におけるサブウィンドウ123のメインウィンドウ121に対する距離を判定する。ウィンドウ間距離判定部137がメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とが正方形aの範囲内にある(図中に「ウィンドウ間の距離<a」と記す)と判断すると(ステップS54:Yes)、ステップS55において、図1に示したフィッティング表示部141がメインウィンドウ121にサブウィンドウ123をフィッティングする。
フィッティング後、ステップS56において、フィッティング表示部141は、フィッティング表示部141として機能するプログラムにおいてフィッティングがなされていることを示すフラグをONする。また、ステップS54において、サブウィンドウ123が正方形aの範囲外にあると判断されると(ステップS54:No)、フィッティング表示部141は、ステップS57においてフィッティングフラグをOFFさせる。
以上の処理の後、図1に示した表示画像生成部139は、ステップS58において、生成された表示画像をワーキングメモリに展開する。そして、ディスプレイ駆動部111を制御して展開された表示画像をディスプレイ画面110に表示させる。なお、図6に示したフローチャートは、システムのシャットダウンがなされると割込み処理によって終了する。
図7に示したフローチャートは、図6に示したステップS52において実行される操作判定処理を説明するための図である。図1に示した操作判定部145は、ステップS61において、ユーザインターフェース15から入力された情報が特定のタスクを指示するコマンドであるか否か判定する。ステップS61においてコマンドに係る操作がされたと判定された場合(ステップS61:Yes)、図1に示したCPU133は、ステップS62においてコマンドに応じたプログラムに処理を指示する。
操作判定部145は、操作をコマンドの入力でないと判定した場合(ステップS61:No)、ステップS63においてドラッグ操作の指示がなされたか否か判定する。ドラッグ操作の指示であった場合(ステップS63:Yes)、操作判定部145は、ステップS64においてドラッグがメインウィンドウ121上において指示されたか否か判定する。ドラッグ操作がメインウィンドウ121上で行われたと判定されると(ステップS64:Yes)、ウィンドウ操作部143は、ステップS65において、フィッティングフラグのON、OFFを判定する。
フィッティングフラグがONされている場合(ステップS65:Yes)、ウィンドウ操作部143は、ステップS66においてメインウィンドウ121と同時にサブウィンドウ123についてドラッグの指示を有効とするマルチウィンドウドラッグを行う。また、ステップS63においてドラッグ操作が指示された座標がメインウィンドウ121上ではないと判定された場合(ステップS64:No)及びフィッティングフラグがOFFされていると判定された場合(ステップS65:No)、ウィンドウ操作部143は、ドラッグされた対象についてだけをドラッグの指示を有効とする(図中では通常ドラッグ処理と記す)。
さらに、操作判定部145は、ステップS63において、ユーザインターフェース15から入力された指示がドラッグ操作でないと判定した場合(ステップS63:No)、操作判定部145は、ステップS67において文字入力のための操作が指示されたか否か判定する。そして、文字入力の操作が指示されたと判定した場合(ステップS67:Yes)、操作判定部145は、マルチウィンドウ表示プログラムの文字の入力処理を行うプログラムに文字入力が指示されたことを通知する。
操作判定部145の通知により、マルチウィンドウ表示プログラムは、ステップS68において、マルチウィンドウ表示プログラムとして独立して動作する文字入力のプログラムを起動する入力処理を実行する。また、ステップS67において、操作が文字入力を指示するものでもないと判定された場合(ステップS67:No)、操作判定部145は、操作の種別が判定できないとして処理を終了する。このとき、表示画像生成部139は、操作がされていないものとして表示画像の生成に移行する。
なお、以上説明した本実施形態では、マルチウィンドウ表示プログラムが、マルチウィンドウ表示装置1に使用される汎用的なプログラムのシステム画面とは独立したマルチウィンドウの画面を提供する。このため、マルチウィンドウ表示プログラムは、汎用コンピュータのプログラムとは独立して動作する。
このような本実施形態は、マルチウィンドウの処理の実行中にコンピュータのメインプログラムを動作させることができる。また、コンピュータのメイン画面の動作が制限されることがない。このため、本実施形態は、マルチウィンドウの操作中に作業者に係るストレスを軽減することができる。
(サブウィンドウを利用した作業)
次に、本実施形態のサブウィンドウ123を利用した作業について説明する。
サブウィンドウを利用した作業を行う際、図1に示した作業制御部170の情報抽出部179は、整備情報データベース147から車両情報や顧客情報、あるいは整備情報を抽出する。情報抽出部179は、抽出された情報を、現在を基準として定められる期間で抽出する。表示制御部177は、情報抽出部179によって抽出された整備情報等をサブウィンドウ123に自動的に表示する。
サブウィンドウを利用した作業では、表示制御部177がディスプレイ画面110のメインウィンドウ121とサブウィンドウ123とを別々に制御する。このため、表示制御部177は、ディスプレイ装置11に2系統の制御情報を出力する。
上記したように、サブウィンドウ123は、「任意指定モード」、「履歴照会モード」、「検索モード」及び「ジャンプモード」の4つのモードで動作する。ここでは、先ず、サブウィンドウ123が「任意指定モード」で動作する作業について説明する。
(i)任意指定モード
図8は、サブウィンドウ123が任意指定モードで動作する際にディスプレイ画面110に表示される表示画像を例示した図である。図8に示した表示画像は、マルチウィンドウ表示装置1の起動時に自動的に表示される。
図8に示した例では、任意に指定されるキーワードとして「車検チェック(今月)」が
キーワードの入力欄123wに予め設定されている。情報抽出部179は、現在を基準として定められる期間を「今月」として、整備情報データベース147から今月車検のチェックをすべき車両情報と、車両情報に対応する顧客情報とを抽出する。この結果、図8に示したサブウィンドウ123には、今月車検のチェックをすべき車両情報と、この車両情報に対応する顧客情報とが表示されることになる。また、車両情報と顧客情報は、今月車検チェックすべき車両あるいは顧客に係る情報であるから、整備情報とも言える。
図9は、図1に示した整備情報データベース147に整備情報等を登録する処理を説明するための図である。現在を基準として定められる期間で整備情報等を抽出するためには、整備情報データベース147において、整備情報としての車検の有効期間に日付情報を設定しておく。また、マルチウィンドウ表示装置1は、日付情報に「自動更新」を設定しておくことにより、車両が車検を受けると自動的に車検の有効期間が更新されるように設定することができる。
上記設定により、図1に示した情報抽出部179が「今月」、「車検チェック」をキーワードにして整備情報データベース147から顧客情報や車両情報あるいは整備情報を抽出すると、マルチウィンドウ表示装置1の図示しない時計機能が現時点を基準にした「今月」の範囲を特定する。情報抽出部179は、特定された今月の間に車検チェックを行うべき車両の車両情報や顧客情報を抽出する。そして、図1に示した表示制御部177は、抽出された車両情報や顧客情報をサブウィンドウ123に表示する。
なお、現在を基準として定められる期間は、今月に限定されるものでないことは言うまでもない。現在を基準として定められる期間とは、期間を規定する日時が異なれば定められる期間も異なるものであればどのようなものであってもよい。このような期間としては、例えば、去年、今年、先月、来月、昨日及び今日等が考えられる。
また、本実施形態は、車検に関する情報を抽出するものに限定されるものでなく、他の条件により整備情報等を抽出するものであってもよい。他の条件としては、例えば、車両の購入や修理の受付け等が考えられる。
また、本実施形態は、情報抽出部179が整備情報等を抽出する際のキーワードを1つに限定するものではなく、例えば、「車検チェック」と共に製造メーカの社名や車種をキーワードとすることができる。このような場合、情報抽出部179は、複数のキーワードのアンドの結果抽出された整備情報等を抽出する。
このような処理によれば、マルチウィンドウ表示装置1の起動時に注意すべき車両の整備情報等を作業者に自動的に表示し、作業者を優先すべき作業に誘導することができる。また、今月等の直感的な言葉によって整備情報等を抽出することができるので、コンピュータの操作に不慣れな作業者のマルチウィンドウ表示装置1の操作性を高めることができる。
(ii)履歴照会モード
図10は、サブウィンドウ123が履歴照会モードで動作する際にディスプレイ画面110に表示される表示画像を例示した図である。
図1に示した情報抽出部179は、作業画面データベース149から作業画面を表示するための作業画面表示情報を抽出する。抽出された作業画面表示情報は、メインウィンドウ121に出力されて作業画面を表示する。情報抽出部179は、表示された作業画面において指定されたキーワードに予め対応付けられている車両情報、顧客情報及び整備情報の少なくともいずれかを整備情報データベース147から抽出する。図1に示した表示制御部177は、作業画面表示情報によって作成された作業画面をメインウィンドウ121に表示する一方、情報抽出部179によって抽出された車両情報、顧客情報及び整備情報の少なくとも1つを作業画面表示情報の表示中にサブウィンドウ123に表示する。
図10は、履歴照会モードにおいてA山B子様の整備請求書を作成する作業画面をメインウィンドウ121に表示している間、A山B子様の整備情報の履歴をサブウィンドウ123に表示させた例を示す図である。作業画面は、作業者が図2に示した初期画面の画面表示ボタン127のうち、「整備請求書」を選択することによってメインウィンドウ121に表示される。
次に、作業者は、メインウィンドウ121の入力欄121pに顧客情報として顧客の氏名(A山B子)、車両情報として車両ナンバ(佐賀580えxxx)及び車種(ppp)を入力する。整備情報データベース147には、整備情報が顧客情報及び車両情報に対応付けられて保存されている。図1に示した情報抽出部179は、入力された顧客情報及び車両情報に対応付けられている整備情報を整備情報データベース147から抽出する。表示制御部177は、A山B子様の作業画面が表示されている間、抽出された整備情報をサブウィンドウ123に表示する。
履歴照会モードによれば、書類作成の作業中に使用される可能性のある整備情報を先読みして自動的に抽出し、作業画面と共に表示することができる。このような処理は、作業者が初期画面に戻って作業画面に入力すべき情報を取得する必要がなく、サブウィンドウ123を視認しながらメインウィンドウ121に情報を入力することができる。このため、履歴照会モードは、作業者がコンピュータの操作に不慣れであったとしても簡易かつ効率的に書類を作成することができる。
(iii)検索モード
次に、本実施形態の検索モードについて説明する。
検索モードにおいて、情報抽出部177は、サブウィンドウ123おいて指定されたキーワードに対応する整備情報を、整備情報データベース147から抽出する。また、情報抽出部179は、作業画面データベース149から作業画面表示情報を抽出する。情報抽出部179によって抽出された整備情報は、表示制御部177によってサブウィンドウ123に表示される。また、情報抽出部179によって抽出された作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面は、表示制御部177によってメインウィンドウ121に表示される。このとき、表示制御部177は、サブウィンドウ123に表示された整備情報に対応する車両情報または顧客情報を、作業画面に反映させて表示する。
具体的には、先に示した図10のように、サブウィンドウ123には車両ナンバを入力するための車両ナンバ入力欄123qと、車両のメーカ名と車種とを入力するメーカ・車種入力欄123rとが設けられている。作業者は、サブウィンドウ123の車両ナンバ入力欄123qに車両ナンバ(佐賀580え)をキーワードとして入力し、メーカ・車種入力欄123rにメーカ名(a社)及び車種(ppp)をキーワードとして入力する。また、作業者は、図2に示した初期画面から、例えば「整備請求書」を作成するための作業画面を選択する。表示制御部177は、選択された作業画面をメインウィンドウ121に表示する。
また、作業者は、ユーザインターフェース15を使ってサブウィンドウ123に表示された整備情報のうち、例えば1行目に表示されている整備情報を選択する。操作判定部145は、選択された整備情報を検索して整備情報データベース147から取得する。表示制御部177は、取得された整備情報に対応する車両情報や顧客情報を作業画面の該当する欄に表示させ、作業画面に反映させる。
このような検索モードによれば、作業者は、抽出された複数の整備情報から任意の情報を選択するだけで整備情報に対応する車両情報や顧客情報を反映した書類を作成することができる。このため、検索モードは、コンピュータの操作に不慣れな作業者であっても、簡易かつ効率的に書類作成の作業を行うことができる。
図11は、本実施形態のマルチウィンドウ表示方法の検索モードを説明するためのフローチャートである。図11に示したフローチャートは、コンピュータ上で動作するプログラムによって実現される。本実施形態では、図1に示した操作判定部145及び作業制御部170によって図11のフローチャートに示す処理が行われる。
図1に示した操作判定部145は、ステップ81において、図2に示した初期画面から例えば概算見積書の作成、作業指示書の作成といった作業の作業画面が選択されたか否か判定する。
ステップ91において作業画面が選択されたと判定した場合(ステップS91:Yes)、操作判定部145は、選択された作業画面を示す情報を情報抽出部179に渡す。また、操作判定部145は、作業画面が選択されていないとき(ステップS91:No)、作業画面が選択されるまで待機する。
情報抽出部179は、ステップ92において、選択された作業画面を表示するための作業画面表示情報を作業画面データベース149から抽出する。抽出された作業画面表示情報は、ステップ93において表示制御部177からメインウィンドウ121に出力される。メインウィンドウ121に出力された作業画面表示情報は、メインウィンドウ121に作業画面を表示させる。
次に、操作判定部145は、ステップ94において、サブウィンドウ123の車両ナンバ入力欄123qやメーカ・車種入力欄123rにキーワードとして車両情報が入力されたか否か判定する。情報抽出部179は、ステップ95において、入力された車両情報に対応する整備情報を整備情報データベース147から抽出する。
表示制御部177は、ステップ96において、抽出された整備情報をサブウィンドウ123に表示させる。操作判定部145は、ステップ97において、サブウィンドウ123に表示された整備情報のいずれかがユーザインターフェース15を介して選択されたか否か判定する。判定の結果、整備情報が選択さていない場合(ステップS97:No)、操作判定部145は、整備情報が選択されるまで待機する。なお、操作判定部145の待機は他の作業の割込みがなされた場合に解除される。
また、ステップ97において、サブウィンドウ123に表示された整備情報のいずれかが選択された場合(ステップS97:Yes)、情報抽出部179は、ステップ98において、整備情報データベース149から選択された整備情報に対応する車両情報及び顧客情報を抽出する。表示制御部177は、ステップ99において、車両情報及び顧客情報を作業画面の該当する個所に表示させることにより、車両情報及び顧客情報を作業画面に反映させる。
(iv)ジャンプモード
次に、本実施形態のジャンプモードについて説明する。ジャンプモードは、図8に示した任意指定モードのサブウィンドウから作業画面を呼び出すモードである。
図12(a)、図12(b)は、ジャンプモードを説明するための図である。図12(a)に示した例は、図8に示したサブウィンドウ123上で車両情報「佐賀50 や xxx a社 ttt」をユーザが選択した状態を示している。
作業者が車両情報を選択した状態で右クリックをすると、図12(b)に示すようにプルダウンメニューが表示される。プルダウンメニューには、図2に示した画面表示ボタン127が示す整備に係る作業(概算見積書、作業指示書、整備請求書、諸費用請求書)、車販に係る作業及び板金に係る作業が表示される。
作業者は、図12(b)に示したプルダウンメニューからいずれかの作業を選択する。図1に示した操作判定部145は、選択された作業の種類を判定して情報抽出部179に通知する。情報抽出部179は、選択された作業に該当する作業画面を表示するための作業画面表示情報を作業画面データベース149から抽出して表示制御部177に送る。表示制御部177は、作業が画面データベース149から抽出された作業画面表示情報を使ってメインウィンドウ121に作業画面を表示する。
以上の処理により、ジャンプモードでは、任意に指定された車両に係る作業画面を初期画面に戻ることなく表示させることができる。なお、本実施形態では、車両情報から作業画面にジャンプした例を示したが、ジャンプモードは、車両情報を選択するものに限定されるものではなく、サブウィンドウ123で表示される情報であれば、どのような情報でも選択することができる。
さらに、本実施形態では、ジャンプモードによってメインウィンドウ121に作業画面が表示された後、検索モードと同様に、サブウィンドウ123上で選択された情報をメインウィンドウ121の作業画面に自動的に反映させるようにしてもよい。このような動作は、以下の処理によって実現できる。
図12(a)に示したように、操作判定部145は、特定の車両情報が選択されことを判定し、情報抽出部179に選択された車両情報を通知する。情報抽出部179は、通知された車両情報及び車両情報に対応する情報を整備情報データベース147から抽出して表示制御部177に送る。表示制御部177は、メインウィンドウ121に表示されている作業画面の該当する個所に、抽出された車両情報及び車両情報に対応付けられた情報を反映させる。
さらに、本発明の実施形態のマルチウィンドウ表示装置は、以上説明した構成に限定されるものではない。例えば、情報抽出部179は、キーワードと完全一致する情報のみを抽出するものではない。例えば、作業者がキーワードの一部のみを入力した場合、情報抽出部179は、入力されたキーワードを含む情報を全て抽出する。このような構成により、本発明は、抽出すべき情報の一部しか分からなくても、目的とする情報を抽出できる可能性を高めることができる。このような検索は、「あいまい検索」とも呼ばれている。あいまい検索は、過去に作成して詳細な内容が分からない書類に係る情報の抽出に有効である。
また、本実施形態は、サブウィンドウ123において車両のナンバや車種を指定して整備情報を抽出する構成に限定されるものではない。本発明の実施形態は、エンジンの型式等車両の一部を構成する部品を指定して整備情報を抽出することもできる。
図13は、車両の部品を指定して整備情報としての整備伝票を抽出したマルチウィンドウを例示した図である。図13に示した例では、サブウィンドウ123に表示される伝票検索123sの画面において、作業者がメーカ・車種入力欄123tに社名「a社」を入力し、原動機の型式の入力欄123uに例えば「5A」を入力している。このような場合、情報抽出部は、a社製の車両であって、かつエンジンの型式が5Aである車両に係る整備情報(伝票No、整備大分類)及び車両情報(車両ナンバ、車種名)を抽出する。そして、表示制御部が、抽出された整備情報及び車両情報をサブウィンドウ123に表示する。
このような構成によれば、情報抽出に使用されるキーワードの自由度が大きくなり、作業者が簡便に所望の情報を閲覧することができる。
本発明は、車両の販売、購入及び販売以降の整備等に係る情報を一元管理する分野であれば、どのような構成にも適用することができる。
1 マルチウィンドウ表示装置
11 ディスプレイ装置
13 本体
15 ユーザインターフェース
110 ディスプレイ画面
111 ディスプレイ駆動部
121 メインウィンドウ
121a,121b,123c,123d 長辺
121c,121d,123a,123b 短辺
123 サブウィンドウ
125 情報選択ボタン
127 画面表示ボタン
129 カレンダー
131 ワーキングメモリ
133 CPU
137 ウィンドウ間距離判定部
139 表示画像生成部
141 フィッティング表示部
143 ウィンドウ操作部
145 操作判定部
147 整備情報データベース
149 作業画面データベース
135 プログラム用メモリ
177 表示制御部
179 情報抽出部

Claims (5)

  1. ディスプレイ画面に、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる第1ウィンドウと、前記作業に使用される情報を表示し、該情報の編集に関する表示が行われない第2ウィンドウとを同時に表示するマルチウィンドウ表示装置であって、
    前記第2ウィンドウにおいて指定されたキーワードに対応する車両の整備に係る整備情報を、車両情報または顧客情報に対応付けて前記整備情報を蓄積している整備情報データベースから抽出する整備情報抽出部と、
    前記作業が行われる作業画面を表示するための作業画面表示情報が蓄積されている作業画面データベースから作業画面表示情報を抽出する作業画面表示情報抽出部と、
    前記整備情報抽出部によって抽出された前記整備情報を前記第2ウィンドウに表示するとともに、前記作業画面表示情報抽出部によって抽出された前記作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面を前記第1ウィンドウに表示する表示制御部と、
    前記表示制御部によって前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を、前記作業画面に反映させて表示する情報反映表示制御部と、
    を備えることを特徴とするマルチウィンドウ表示装置。
  2. 前記情報反映表示制御部は、前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報のいずれかが選択された場合、当該選択された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を前記作業画面中に表示することを特徴とする請求項1に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  3. 前記作業画面表示情報抽出部は、前記第2ウィンドウにおいて選択された作業に係る前記作業画面表示情報を抽出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマルチウィンドウ表示装置。
  4. ディスプレイ画面に、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる第1ウィンドウと、前記作業に使用される情報を表示し、該情報の編集に関する表示が行われない第2ウィンドウとを同時に表示するマルチウィンドウ表示方法であって、
    前記第2ウィンドウにおいて指定されたキーワードに対応する車両の整備に係る整備情報を、車両情報または顧客情報に対応付けて前記整備情報を蓄積している整備情報データベースから抽出する工程と、
    前記作業が行われる作業画面を表示するための作業画面表示情報が蓄積されている作業画面データベースから作業画面表示情報を抽出する工程と、
    抽出された前記整備情報を前記第2ウィンドウに表示するとともに、抽出された前記作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面を前記第1ウィンドウに表示する工程と、
    前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を、前記作業画面に反映させて表示する工程と、
    を含むことを特徴とするマルチウィンドウ表示方法。
  5. ディスプレイ画面に、情報の入力及び情報の編集を含む作業に係る表示が行われる第1ウィンドウと、前記作業に使用される情報を表示し、該情報の編集に関する表示が行われない第2ウィンドウとを同時に表示するマルチウィンドウ表示プログラムであって、
    コンピュータに、前記第2ウィンドウにおいて指定されたキーワードに対応する車両の整備に係る整備情報を、車両情報または顧客情報に対応付けて前記整備情報を蓄積している整備情報データベースから抽出する機能と、
    前記作業が行われる作業画面を表示するための作業画面表示情報が蓄積されている作業画面データベースから作業画面表示情報を抽出する機能と、
    抽出された前記整備情報を前記第2ウィンドウに表示するとともに、抽出された前記作業画面表示情報に基づいて作成される作業画面を前記第1ウィンドウに表示する機能と、
    前記第2ウィンドウに表示された前記整備情報に対応する前記車両情報または前記顧客情報を、前記作業画面に反映させて表示する機能と、
    を実現させることを特徴とするマルチウィンドウ表示プログラム。
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