JP2009210103A - 複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置 - Google Patents

複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置 Download PDF

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JP2009210103A JP2008056470A JP2008056470A JP2009210103A JP 2009210103 A JP2009210103 A JP 2009210103A JP 2008056470 A JP2008056470 A JP 2008056470A JP 2008056470 A JP2008056470 A JP 2008056470A JP 2009210103 A JP2009210103 A JP 2009210103A
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Toshimitsu Ichise
俊光 市瀬
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、各ギヤボックス部にスリップクラッチを設け、モータにより各レバーを回動させ、回動レバーの回動はモータ側に伝達されないようにし、小型化を目的とする。
【解決手段】本発明による複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置は、筐体(1)に設けられたギヤボックス部(20)と、各ギヤボックス部(20)内に設けられたスリップクラッチ(14)及び回動レバー(16)とを有し、モータ(2)によって各スリップクラッチ(14)を介して各回動レバー(16)を回動させ、各回動レバー(16)を手動回動させる時はスリップクラッチ(14)でスリップしてモータ(2)側へは回動が伝達されない構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置に関し、特に、各ギヤボックス部にスリップクラッチを設け、モータにより各レバーを回動させ、手動等による回動レバーの回動はモータ側に伝達されないようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の複数の回動レバーを用いたギヤボックス装置の場合、社内製作のみで特許出願をしていないため、ここでは特許公報名等の文献名を挙げていないが、一般には、筐体外に設けた大型クラッチを介して、各レバー側からの回動がモータ側へ伝達されないように構成されていた。
従来の複数の回動レバーを用いたギヤボックス装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、モータと各回動レバー間の伝達を入切するための大型のクラッチ機構が筐体の外側に設けられていたため、装置自体の全体形状が大形化し、飛翔体等の狭い空間内に装着することは極めて困難であった。
本発明による複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置は、筐体の長手方向に沿って設けられた複数のギヤボックス部と、前記各ギヤボックス部に各々回転自在に設けられた個別駆動軸と、前記筐体の上部に設けられモータにより駆動する上部駆動軸と、前記上部駆動軸と連動すると共に前記個別駆動軸を駆動するスリップクラッチと、前記各ギヤボックス部の下方に設けられた回動レバーと、前記各回動レバーに設けられ前記駆動ギヤと噛合するレバー用ギヤと、を備え、前記モータにより前記上部駆動軸を回転させることにより、前記スリップクラッチ及びレバー用ギヤを介して前記各回動レバーを回動させ、前記各回動レバーを回動させると、前記各回動レバーの回動は前記スリップクラッチで遮断されて前記モータ側へは伝達されない構成である。
本発明による複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、筐体の長手方向に沿って設けられた複数のギヤボックス部と、前記各ギヤボックス部に各々回転自在に設けられた個別駆動軸と、前記筐体の上部に設けられモータにより駆動する上部駆動軸と、前記上部駆動軸と連動すると共に前記個別駆動軸を駆動するスリップクラッチと、前記各ギヤボックス部の下方に設けられた回動レバーと、前記各回動レバーに設けられ前記駆動ギヤと噛合するレバー用ギヤと、を備え、前記モータにより前記上部駆動軸を回転させることにより、前記スリップクラッチ及びレバー用ギヤを介して前記各回動レバーを回動させ、前記各回動レバーを回動させると、前記各回動レバーの回動は前記スリップクラッチで遮断されて前記モータ側へは伝達されない構成であるため、装置の筐体内にスリップクラッチを内蔵することができ、小型のギヤボックス装置を得ることができる。
また、モータ側からのトルクはスリップクラッチを介して複数の回動レバーを同時に伝達することができる。
また、手動等により各回動レバーを回動させた場合には、スリップクラッチによってモータ側への伝達を遮断することができる。
本発明は、各ギヤボックス部にスリップクラッチを設け、モータにより各レバーを回動させ、回動レバーの回動はモータ側に伝達されないようにした複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置の好適な実施の形態について説明する。
図1及び図2において符号1で示されるものは全体形状が上部開放型の枠状をなす筐体であり、この筐体1の上部には、モータ2によって回転駆動される上部駆動軸3が一対の第1軸受4、5を介して配設されている。
前記筐体1は、複数の壁6によって四部屋7、8、9、10に分割されており、前記上部駆動軸3は、前記各部屋7、8、9、10を跨る状態で配設されている。
前記筐体1内の前記上部駆動軸3の下方位置には、前記筐体1の各部屋7〜10に設けられた一対の第2軸受11、12を介して前記各部屋7、8、9、10に各々個別駆動軸13が設けられている。
前記各部屋7、8、9、10内には、前記個別駆動軸13に設けられた周知のスリップクラッチ14が設けられ、各スリップクラッチ14の下方には、前記各壁6に軸17を介して軸支されレバー用ギヤ15を有する回動レバー16が回動自在に設けられている。
前記上部駆動軸3は、前記スリップクラッチ14に対して歯部3aを介して噛合し、このスリップクラッチ14が前記レバー用ギヤ15に噛合することにより、前記モータ2の駆動に連動してオン状態のスリップクラッチ14を介して各回動レバー16を同時に回動することができる。
さらに、前記モータ2がオフ状態において、各回動レバー16を手動等により回動させると、前記各スリップクラッチ14がモータ2の駆動時と逆回転する場合には、周知のようにスリップして回転伝達が行われなくなる(周知の一方向クラッチと同じ作用)ため、各回動レバー16は手動等による回動動作が可能となる。
尚、前述の各部屋7、8、9、10内に設けられたスリップクラッチ14及びレバー用ギヤ15等により各ギヤボックス部20が形成されている。
本発明による複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置を示す分解斜視図である。 図1の断面図である。
符号の説明
1 筐体
2 モータ
3 上部駆動軸
4、5 第1軸受
6 壁
7、8、9、10 部屋
11、12 第2軸受
13 個別駆動軸
14 スリップクラッチ
15 レバー用ギヤ
16 回動レバー
17 軸
20 ギヤボックス部

Claims (1)

  1. 筐体(1)の長手方向に沿って設けられた複数のギヤボックス部(20)と、前記各ギヤボックス部(20)に各々回転自在に設けられた個別駆動軸(13)と、前記筐体(1)の上部に設けられモータ(2)により駆動する上部駆動軸(3)と、前記上部駆動軸(3)と連動すると共に前記個別駆動軸(13)を駆動するスリップクラッチ(14)と、前記各ギヤボックス部(20)の下方に設けられた回動レバー(16)と、前記各回動レバー(16)に設けられ前記スリップクラッチ(14)と連動するレバー用ギヤ(15)と、を備え、
    前記モータ(2)により前記上部駆動軸(3)を回転させることにより、前記スリップクラッチ(14)及びレバー用ギヤ(15)を介して前記各回動レバー(16)を回動させ、前記各回動レバー(16)を回動させると、前記各回動レバー(16)の回動は前記スリップクラッチ(14)で遮断されて前記モータ(2)側へは伝達されないことを特徴とする複数のスリップクラッチを有するギヤボックス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004243954A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Shimadzu Corp 操縦装置

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