JP2009208289A - 木質化粧シート及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表面に透明塗膜層を設けているにもかかわらず、塗装感を殆ど与えることのないシャープな導管模様等の模様凹部を有し、且つ、ラッピング加工等の加工適正に優れた化粧シートとその製造方法を提供する。
【解決手段】 離型シート6の片面に未硬化のホットメルト系樹脂5を層着してなるホットメルト積層体10を木質薄単板1の表面に載置したのち、熱圧ロールにより加熱、加圧して木質薄単板1にホットメルト系樹脂5を含浸させ、次いで、直ちにエンボスロールによって木質薄単板1に模様凹部3を設けると共にこの模様凹部3をそのシャープな形状を保持した状態でホットメルト系樹脂5の硬化によって固定させ、さらに、木質薄単板1の表面に模様凹部3の深さよりも薄い透明塗膜層4を設けて塗装感を殆ど与えることなく模様凹部3を顕現させた化粧シートを得る。
【選択図】 図2
【解決手段】 離型シート6の片面に未硬化のホットメルト系樹脂5を層着してなるホットメルト積層体10を木質薄単板1の表面に載置したのち、熱圧ロールにより加熱、加圧して木質薄単板1にホットメルト系樹脂5を含浸させ、次いで、直ちにエンボスロールによって木質薄単板1に模様凹部3を設けると共にこの模様凹部3をそのシャープな形状を保持した状態でホットメルト系樹脂5の硬化によって固定させ、さらに、木質薄単板1の表面に模様凹部3の深さよりも薄い透明塗膜層4を設けて塗装感を殆ど与えることなく模様凹部3を顕現させた化粧シートを得る。
【選択図】 図2
Description
本発明は各種の家具や建具の表面化粧材、さらには建築物の内装材の仕上材として使用に適したホットメルト系樹脂を含浸してなる木質化粧シートとその製造方法に関するものである。
木質単板にホットメルト系樹脂を含浸させることによって、家具や建具の表面化粧材としての使用に適した化粧性に優れた木質化粧シートを得る方法としては、例えば、特許文献1に記載されているように、突板単板からなる木質基板の表面に染料受容性を有するホットメルト型樹脂を介して、裏面に昇華性染料又は熱溶融移行性染料で印刷された絵柄模様を含む半透明な印刷層を設けている転写シートを積層したのち、加熱加圧することにより上記ホットメルト型樹脂を木質基板の内部にまで浸透、固化させると共に、上記絵柄模様もホットメルト型樹脂の内部に浸透させた状態で固化させる木質化粧シートの製造方法が知られている。
また、特許文献2には、突板単板からなる木質薄板の表面に無黄変型又は難黄変型の湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を塗布したのち、加圧加熱することにより、該湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を木質薄板の裏面に達するまで浸透させ、しかるのち硬化させることによって透明性に優れ且つ良好なラッピング適正を発揮する木質化粧シートの製造方法が開示されている。
上記木質化粧シートの製造方法によれば、いずれも、木質単板や木質薄板に浸透、固化させる樹脂としてホットメルト型樹脂を使用しているため、ホットメルト型樹脂は固形分率が100 %であることから、粘度が高くて木質単板や木質薄板の木材導管部を十分に充填し、表面が平滑な化粧板を得るには最適であるが、表面の平滑化によって照り感が増大する反面、木材導管部を立体的に顕現させることができず、シャープな導管模様等の表面凹凸を有する化粧板が得られないといった問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、表面から内部に亘ってホットメルト系樹脂を含浸、硬化させ、且つ、表面に透明塗膜層を設けているにもかかわらず、殆ど塗装感を与えることなくシャープにして自然感に富んだ導管模様等の表面凹凸を有し、その上、ラッピング加工やVカット加工等の加工適正に優れた木質化粧シートと、この木質化粧シートを連続的に効率よく製造することができる製造方法を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の木質化粧シートは、請求項1に記載したように、内部にホットメルト系樹脂を含浸、硬化させている木質薄単板の裏面に補強シートを貼着していると共に表面に上記ホットメルト系樹脂によって固定された模様凹部が設けられてあり、さらに、木質薄単板の表面にこの模様凹部の深さよりも厚さが薄い透明塗膜層を設けた構造を有している。
このように構成した木質化粧シートにおいて、請求項2に係る発明は、木質薄単板に含浸させるホットメルト系樹脂として、伸び率が10%〜200 %で且つ引張強度が15MPa 以上の湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を使用してあり、この湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を木質薄単板に40〜150 g/m2の割合でもって含浸させていることを特徴とし、請求項3に係る発明は、上記模様凹部を設けている木質薄単板の表面と透明塗膜層との間に柄模様等の印刷層を設けていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、上記木質化粧シートの製造方法であって、木質薄単板の表面に未硬化のホットメルト系樹脂を層着又は積層してホットメルト層を設ける工程と、この積層体を熱圧ロールにより加熱、加圧してホットメルト系樹脂を木質薄単板内に含浸させる工程と、ホットメルト系樹脂を含浸した木質薄単板の表面にエンボスロールによって模様凹部を設けるエンボス工程と、木質薄単板の表面にこの模様凹部の深さよりも厚さが薄い透明塗膜層を設ける工程とからなることを特徴とする。
上記木質化粧シートの製造方法において、請求項5に係る発明は、木質薄単板の表面にホットメルト層を設ける工程として、予め、離型シートの片面にホットメルト系樹脂を層状に塗布しておくことによってホットメルト積層体を得、この積層体のホットメルト系樹脂を木質薄単板の表面に接するように積層する手段を採用している。
さらに、請求項6に係る発明は、上記ホットメルト積層体として、離型シートの片面に透明性樹脂層とホットメルト系樹脂層と印刷層を積層してなる構造を有し、このホットメルト積層体を離型シートが最表面になるように木質薄単板の表面に積層して加熱、加圧することにより木質薄単板にホットメルト系樹脂を含浸させ、しかるのち、エンボス加工を施すことにより、上記ホットメルト系樹脂の硬化によって固定された模様凹部と印刷層と、透明塗膜層とを同時に設けることを特徴とする。
また、上記木質化粧シートの製造方法において、エンボス工程で使用されるエンボスロールとしては、請求項7に記載したように金属製の冷圧ロールであってもよく、或いは、金属製の熱圧ロールであってもよい。
本発明の木質化粧シートによれば、木質薄単板にホットメルト系樹脂を含浸、硬化させているので、木質薄単板全体が所謂、WPC化して透明感が増大し、優れた外観を呈するのは勿論、靭性や耐傷性等の物性が改善された木質化粧シートを提供することができる。さらに、この木質薄単板の表面に導管等の模様凹部が設けられていると共にこの模様凹部は上記ホットメルト系樹脂の含浸、硬化によって固定されているので、エンボス加工等によって凹設された際の深さを維持した状態で模様凹部が固定されてシャープに顕現した導管等の模様凹部を具備することができ、その上、木質薄単板の表面にこの模様凹部の深さよりも薄い透明塗膜層を設けているので、模様凹部による深みを強く発現することができて塗装感を殆ど感じさせない自然感に富んだ導管等の模様凹部を有する木質化粧シートを提供することができる。
さらに、請求項2に係る発明によれば、木質薄単板内に含浸、硬化させているホットメルト系樹脂は、伸び率が10%〜200 %で且つ引張強度が15MPa 以上の湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂であり、この湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を木質薄単板に40〜150 g/m2の割合でもって含浸させているので、この木質薄単板を主体とする上記木質化粧シートに優れた靭性、屈曲性を付与することができて、曲率半径の小さい製品基材であっても亀裂や割れが生じることなく簡単且つ正確に貼着することができ、ラッピング加工性、曲げ加工性に適するものである。
また、請求項3に係る発明によれば、模様凹部を設けている上記木質薄単板の表面と透明塗膜層との間に柄模様等の印刷層を設けているので、この柄模様等の印刷層が模様凹部を設けている木質薄単板の表面であたかも浮き上がった立体的な柄模様等を発現して模様凹部と共に立体感と奥行き感じのある化粧層を形成することができ、商品価値の優れた木質化粧シートを提供することができる。
上記木質化粧シートの製造方法は、請求項4に記載したように、木質薄単板の表面に未硬化のホットメルト系樹脂を層着又は積層してホットメルト層を設ける工程と、この積層体を熱圧ロールにより加熱、加圧してホットメルト系樹脂を木質薄単板内に含浸させる工程と、ホットメルト系樹脂を含浸した木質薄単板の表面にエンボスロールによって模様凹部を設けるエンボス工程と、木質薄単板の表面にこの模様凹部の深さよりも厚さが薄い透明塗膜層を設ける工程とからなるものであるから、表面に未硬化のホットメルト系樹脂を層着又は積層している木質薄単板を熱圧ロールに送り込むことによって、木質薄単板内へのホットメルト系樹脂の含浸処理を連続的に能率よく且つ確実に行うことができると共にホットメルト系樹脂を含浸した木質薄単板の表面にエンボスロールによって導管模様等の模様凹部を設けるので、模様凹部がホットメルト系樹脂の硬化によってエンボスされた深さを維持した状態で固定させることができ、従って、シャープな導管模様等の模様凹部を有する木質化粧シートを得ることができる。
その上、木質薄単板の表面に上記模様凹部の深さよりも厚さが薄い透明塗膜層を設けるので、模様凹部の深みを顕現することができて塗装感を殆ど感じさせない自然感に富んだ模様凹部を有する木質化粧シートを製造することができる。
さらに、請求項5に係る発明によれば、上記木質薄単板の表面にホットメルト層を設ける工程は、予め、離型シートの片面にホットメルト系樹脂を層状に塗布してホットメルト積層体を得、この積層体におけるホットメルト系樹脂を木質薄単板の表面に接するように積層するものであるから、木質薄単板の表面に直接、溶融状態のホットメルト系樹脂を塗布したのち、このホットメルト系樹脂塗布層上に離型シートを重ね合わせる作業に比べて、木質薄単板の表面に対する未硬化のホットメルト系樹脂の層を設ける作業が能率よく行うことができて、木質化粧シートの製造工程の円滑化と共に生産性を向上させることができる。
また、上記ホットメルト積層体として、請求項6に記載したように、離型シートの片面に透明性樹脂層とホットメルト系樹脂層と印刷層を積層してなる構造としておけば、このホットメルト積層体を離型シートが最表面になるように木質薄単板の表面に積層して加熱、加圧することにより木質薄単板にホットメルト系樹脂を熱圧ロールによって含浸させる作業と、エンボスロールによる模様凹部の加工とを順次、能率よく行えると共に、木質薄単板表面にホットメルト系樹脂の硬化によって固定された模様凹部と印刷層と、透明塗膜層とを同時に設けることができ、化粧性に優れた木質化粧シートの多量生産に適するものである。
ホットメルト系樹脂を含浸させている木質薄単板の表面に模様凹部をエンボス加工するエンボスロールとしては、請求項7に記載したように、金属製の冷圧ロールであってもよく、或いは、熱圧ロールであってもよい。金属製の熱圧ロールからなるエンボスロールを使用した場合には、木質薄単板に含浸しているホットメルト系樹脂を溶融状態に保持しながらさらに木質薄単板の特に凹部周辺の内部にまで含浸させることができる一方、金属製の冷圧ロールを使用した場合には、木質薄単板に含浸しているホットメルト系樹脂を硬化させてこの冷圧ロールによりエンボス加工された模様凹部を直ちにその形状を保持したまま固定させることができ、木質薄単板表面に型崩れの生じる虞れがないシャープな模様凹部を設けることができる。
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1は本発明の木質化粧シートAの一例を示すもので、この木質化粧シートAは、厚さが0.05〜0.5mm の木質薄単板1の内部全体にホットメルト系樹脂を含浸、硬化させて所謂、WPC化していると共に、この木質薄単板1の裏面に和紙や不織布等の繊維質シートからなる補強シート2を貼着してあり、さらに、木質薄単板1の表面にエンボス加工によって導管模様等の模様凹部3が設けられていてこの模様凹部3の形状を上記ホットメルト系樹脂の硬化によって固定していると共に、木質薄単板1の表面全面にこの模様凹部3の深さよりも厚みが薄い透明塗膜層4を設けてなるものである。
木質化粧シートAの主体を形成している上記木質薄単板1としては、0.05〜0.5mm の厚さにスライスした突板単板を使用しているが、この突板単板は広葉樹、針葉樹の天然木突板でもよいし、人工突板であってもよい。
この木質薄単板1に含浸、硬化させているホットメルト系樹脂5(図2に示す)としては、例えば、ポリオレフィン系、ポリエステル系、エチレン酢酸ビニル共重合体系、ポリアミド系、ウレタン系等の樹脂を単独又は混合してなる樹脂であり、特に、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂が好適であるが、いずれの場合も、この木質薄単板1を主体とする本発明の木質化粧シートAを曲率半径の小さい製品基材(図示せず)の表面にラッピングする際の曲げ適正や、製品基材の裏面からこの製品基材の表面に貼着した木質化粧シートAの裏面に達するVカットを施したのち、このVカット部分を閉じる方向に屈曲させる際の曲げ適正を考慮して、一定の伸び率を有し且つ引張強度の大なる樹脂が好ましく、好適には、伸び率が10%〜200 %で且つ引張強度が15MPa 以上のホットメルト系樹脂5が用いられる。
また、木質薄単板1の表面に塗層された上記透明塗膜層4は、10〜30g/m2程度の極薄塗膜層であって、エンボス加工によって設けられている上記模様凹部3を充填しない程度に塗布されている。
次に、上記のように構成した木質化粧シートAの製造方法を述べると、まず、木質化粧シートAの連続生産を可能にするために、木質薄単板1として厚さが0.05〜0.5mm の突板単板をバッドジョイントやフィンガージョイントによって帯状の長尺シートに形成すると共にこの長尺シートの裏面に補強シート2を貼着しておき、必要に応じて予め着色、脱色、ダイレクト印刷、転写印刷等の手段によって木質薄単板1の色を調整したり、木目柄等を印刷し加飾しておく。
次いで、図2(イ)に示すように、この木質薄単板1の表面に上記未硬化のホットメルト系樹脂5を層着すると共にこのホットメルト系樹脂5の表面に離型シート6を重ね合わせて積層体を得る。ホットメルト系樹脂5と離型シート6との積層体からなるこのホットメルト積層体10を木質薄単板1の表面に設けるには、例えば、ダイコーターで木質薄単板1の表面に溶融状態のホットメルト系樹脂5を層状に塗布するか、又は、シート状に形成されたホットメルト系樹脂5を木質薄単板1の表面に積載したのち、このホットメルト系樹脂5の表面に離型シート6を重ね合わせることによって設けてもよく、或いは、図3(a)に示すように、離型シート6の片面にホットメルト系樹脂5を層状に塗布、付着させることによってホットメルト積層体10を形成し、このホットメルト積層体10のホットメルト系樹脂5を木質薄単板1の表面に接するように積層することによって設けてもよい。
さらに上述したように、予め、離型シート6の片面にホットメルト系樹脂5を層状に設けることによってホットメルト積層体10を形成する場合には図3(b)に示すように、離型シート6の片面に上記ホットメルト系樹脂5と共に印刷層7を設けておいてもよく、図3(c)に示すように、離型シート6の片面に透明塗膜層4を形成するための透明性樹脂層4'を塗層し、この透明性樹脂層4'上にホットメルト系樹脂5と共に印刷層7を設けておいてもよい。なお、ホットメルト系樹脂5と印刷層7との積層順序は逆であってもよい。また、印刷層7としては、木質薄単板1内への上記ホットメルト系樹脂5の含浸工程において、ホットメルト系樹脂5が木質薄単板1内に浸透するのを阻害するようなシール性を有していない、例えば、顔料系着色剤や染料系着色剤等の一般的な着色剤、特に、熱溶融移行性染料で印刷されていることが好ましい。
木質薄単板1の表面に上記ホットメルト積層体10を積層状態に設けたのち、熱圧ロール(図示せず)によって離型シート6を介してホットメルト系樹脂5を加熱、加圧することにより、該ホットメルト系樹脂5を木質薄単板1内に浸透、含浸させて図2(ロ)に示すようにホットメルト系樹脂含浸木質薄単板1を得る。このホットメルト系樹脂含浸処理工程は、一本の熱圧ロールによって行ってもよいが、好ましくは、連続した複数本の熱圧ロールによって行われる。熱圧ロールは金属ロールであってもゴムロールであってもよく、さらにはその表面全面に微細なエンボスを施しておくことにより、木質薄単板1に対するホットメルト系樹脂5の浸透性を向上させてもよい。離型シート6はある方がエンボスロールが汚れないのでよいが、なくてもよい。
木質薄単板1内に浸透、含浸させるホットメルト系樹脂5の含浸量としては、木質薄単板1の厚さによって変わるために一概にはいえないが、総じて40〜150 g/m2程度の含浸量であることが望ましい。含浸量が40g/m2未満であれば、上述のようなVカット適正やラッピングによる曲げ適正を確保することができず、150 g/m2を超える場合には、高粘度のホットメルト系樹脂5を熱圧ロールにより木質薄単板1に含浸させることが困難となる。なお、熱圧ロールは、木質薄単板1内に浸透、含浸させたホットメルト系樹脂5が次のエンボス工程において溶融状態を保つように100 〜250 ℃程度に加温されている。
このように、熱圧ロールによって木質薄単板1内にホットメルト系樹脂5を浸透、含浸させる工程に引き続いてエンボス加工を行い、図2(ハ)に示すように木質薄単板1に模様凹部3を設ける。このエンボス工程は、木質薄単板1の表面に設ける模様凹部3を反転させた模様凸部を有するエンボスロール(図示せず)により行われる。この際、エンボスロールとしては金属製の熱圧ロール、冷圧ロールのいずれを使用してもよく、熱圧ロールを使用した場合には、この熱圧ロールによって木質薄単板1に含浸しているホットメルト系樹脂を溶融状態に保持しながらさらに木質薄単板1内への含浸を行って模様凹部3を形成することができ、冷圧ロールを使用した場合には、木質薄単板1の表面にエンボス加工により模様凹部3を形成すると共に木質薄単板1内に含浸しているホットメルト系樹脂を硬化させてもよい。
木質薄単板1に含浸させるホットメルト系樹脂5として、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を使用した場合には、エンボスロールとして上記熱圧ロール、冷圧ロールのいずれを使用してもエンボス加工された模様凹部3が該湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂によって直ちに固定されてエンボス加工された直後の形状を維持し得るが、それ以外のホットメルト系樹脂を使用した場合は、熱圧ロールによりエンボス加工を施すと、加工後において、該ホットメルト系樹脂が硬化するまでに木質薄単板1がエンボス加工圧の解除により復元する方向に膨潤して、模様凹部3の深さが浅くなったり形状が崩れてシャープさがなくなったりするので、エンボスロールとして冷圧ロールを使用することが好ましい。
冷圧ロールによってホットメルト樹脂含浸木質薄単板1表面にエンボス加工により模様凹部3を設けると、模様凹部3の周辺の含浸ホットメルト系樹脂が直ちに硬化してエンボス加工圧を解除しても木質薄単板1が殆ど膨潤することなく模様凹部3がエンボス加工された時の深さや形状を保持し、シャープにして深みのある鮮明な模様凹部3を得ることができる。エンボス加工後に木質薄単板1の表面から離型シート6を剥離、除去するが、この離型シート6の除去は、木質薄単板1に対するホットメルト系樹脂5の含浸処理後に行ってもよい。図2(ニ)はこうして得られた木質化粧シートA'の簡略断面図である。
次いで、この木質化粧シートA'の表面に表面保護層として透明塗膜層4を設けて図1及び図2(ホ)に示すような製品としての木質化粧シートAを得る。この透明塗膜層4は上述したように、10〜30g/m2程度の極薄塗膜層であって、エンボス加工によって設けられている上記模様凹部3を充填しない程度に設けられる。この透明塗膜層4を形成する塗料としては、ポリエステル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料(アクリル系塗料)等の中から適宜な塗料を選択して使用すればよい。木質化粧シートAにおける木質薄単板1の表面に透明塗膜層4を設けたのち、この透明塗膜層4を加熱や紫外線照射、電子線照射等により硬化させる。
なお、上記図3(b)に示すように、離型シート6の片面にホットメルト系樹脂5と印刷層7を設けているホットメルト積層体10' をその印刷層7を木質薄単板1に向けて重ね合わせたのち、熱圧ロールによる木質薄単板1内へのホットメルト系樹脂5の含浸処理と、エンボスローラによるエンボス加工を順次行うことにより樹脂含浸木質薄単板1にエンボス加工による模様凹部3と印刷層7を設けておき、しかるのち、この樹脂含浸木質薄単板1の表面に上記同様にして透明塗膜層4を設けてもよい。
また、このように、透明塗膜層4を木質薄単板1にエンボス加工による模様凹部3を形成したのち、その表面に上記塗料を薄く塗布することによって形成しているが、上記図3(c)に示すように、離型シート6の片面に透明塗膜層4を形成するための透明性樹脂層4'を塗層しておくと共にこの透明性樹脂層4'上にホットメルト系樹脂5と印刷層7を設けてなるホットメルト積層体10''を木質薄単板1の表面に、ホットメルト系樹脂5又は印刷層7が接するように重ね合わせたのち、熱圧ロールによる木質薄単板1内へのホットメルト系樹脂5の含浸処理と、エンボスローラによるエンボス加工を施すことによって形成してもよい。
具体的には、木質薄単板1の表面に上記ホットメルト積層体10''を重ね合わせたのち、その離型シート6上を熱圧ロールによって加熱、加圧してホットメルト系樹脂5を木質薄単板1内に浸透、含浸させると共に印刷層7を形成している熱溶融移行性染料をホットメルト系樹脂5内に浸透させることによって木質薄単板1の表面ないし表層部に印刷層を設ける。
次いで、離型シート6上からエンボスロールによってエンボス加工を行って模様凹部3を形成すると、透明性樹脂層4'が木質薄単板1の表面からこの模様凹部3内に沿って薄く層着した状態で硬化して透明塗膜層4が形成される。しかるのち、離型シート6を剥離することにより、図4に示すような木質化粧シートAを得る。なお、この透明塗膜層4は、エンボス工程のちに紫外線照射や電子線照射により硬化させてもよい。さらに、離型シート6に微細な凹凸模様を付けておき、熱圧時にこの凹凸模様によって透明塗膜層4の表面全面に超微細なエンボス模様を設けることにより透明塗膜層4の表面の艶調整を行ってもよく、さらには、離型シート6に微細な模様凹部を設けておくことにより、透明塗膜層4に木質薄単板1に達しない模様凸部を設けて意匠性を高めてもよい。次に、本発明の実施例と比較例とを示す。
〔実施例1〕
厚さ0.25mmのアユース単板を複数枚、フィンガージョイントによって縦継ぎし、裏面に不織布を貼着することによって長尺の連続突板シートを得た。一方、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を120 ℃に加熱溶融し、ホットメルト用ロールコーターによって上記連続突板シートの表面に100 g/m2の割合でもって塗布したのち、その上に離型シートとしてプロピレンコート紙を載置し、直ちに、このプロピレンコート紙上を120 ℃に加熱したシリコンゴムロールによって40N/cmの線圧で圧締めして連続突板シートに湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を含浸させた。
厚さ0.25mmのアユース単板を複数枚、フィンガージョイントによって縦継ぎし、裏面に不織布を貼着することによって長尺の連続突板シートを得た。一方、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を120 ℃に加熱溶融し、ホットメルト用ロールコーターによって上記連続突板シートの表面に100 g/m2の割合でもって塗布したのち、その上に離型シートとしてプロピレンコート紙を載置し、直ちに、このプロピレンコート紙上を120 ℃に加熱したシリコンゴムロールによって40N/cmの線圧で圧締めして連続突板シートに湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を含浸させた。
次いで、表面に木目の導管模様の反転模様凸部を形成している120 ℃に加熱した金属エンボスロールによってプロピレンコート紙上から連続突板シートを連続的に圧締めすることにより、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を含浸させている連続突板シートの表面に導管模様のエンボス模様凹部を設けてなる木質化粧シートを得た。この木質化粧シートを完全に冷却して湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を硬化させたのち、プロピレンコート紙を剥離し、しかるのち、木質化粧シートの表面に無溶剤系のウレタンアクリレート系艶消し塗料を20g/m2塗布した。
こうして得られた木質化粧シートは、塗装感がなく、表面に美麗にしてシャープな導管模様凹部を有していた。また、この木質化粧シートを2.7mm 厚の中比重繊維板(MDF)の表面に貼着したのち、この中比重繊維板に、その裏面から木質化粧シートに達するVカットの切欠きを形成し、この切欠きを介して木質化粧シートを屈折させたがその屈折角部には割れや亀裂は発生しなかった。さらに、この木質化粧シートを凹凸面を有する木質基材にラッピング加工を施したが、割れることなく好適にラッピングを行うことができた。
〔実施例2〕
厚さ0.25mmの人口突板単板を複数枚、フィンガージョイントによって縦継ぎし、裏面に不織布を貼着することによって長尺の連続突板シートを得、この表面にオーク柄の印刷を施した。一方、片面を予めサンドブラストによる微細な凹凸面によって艶消してなる厚さ50μmのPETフィルムからなる離型シートの該片面にポリエステル系樹脂塗料を20g/m2塗布して透明性樹脂層を設けると共に、この透明性樹脂層の表面に120 ℃に加熱された湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂をホットメルト用ロールコーターによって100 g/m2の割合でもって塗布してホットメルト層を設けると共に熱溶融移行性染料によって絵柄模様の印刷層を設けることによってホットメルト積層体を得た。
厚さ0.25mmの人口突板単板を複数枚、フィンガージョイントによって縦継ぎし、裏面に不織布を貼着することによって長尺の連続突板シートを得、この表面にオーク柄の印刷を施した。一方、片面を予めサンドブラストによる微細な凹凸面によって艶消してなる厚さ50μmのPETフィルムからなる離型シートの該片面にポリエステル系樹脂塗料を20g/m2塗布して透明性樹脂層を設けると共に、この透明性樹脂層の表面に120 ℃に加熱された湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂をホットメルト用ロールコーターによって100 g/m2の割合でもって塗布してホットメルト層を設けると共に熱溶融移行性染料によって絵柄模様の印刷層を設けることによってホットメルト積層体を得た。
このホットメルト積層体を、その印刷層側を上記連続突板シートの表面に接した状態となるように載置したのち、離型シート上からホットメルト積層体を120 ℃に加熱したシリコンゴムロールによって40N/cmの線圧で圧締めして連続突板シートに湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を含浸させた。次いで、直ちに表面に木目の導管模様の反転模様凸部を形成している常温のエンボスロールによって離型シート上から連続突板シートを連続的に圧締めすることにより、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を含浸させている連続突板シートの表面に導管模様のエンボス模様凹部を設けると共にこの模様凹部を含めて連続突板シートの表層内に絵柄模様を浸透させ、且つ、連続突板シートの表面全面に透明性樹脂層からなる薄い透明塗膜層を設けてなる木質化粧シートを得た。
この木質化粧シートを完全に冷却したのち、離型シートを剥離した。こうして得られた木質化粧シートは、その表面に透明塗膜層が保護膜として層着していると共に内層に絵柄模様が浸透、固化していて透明感と奥行き感を有し、且つ、上記実施例1と同様に塗装感がなく、美麗な導管模様凹部を有していると共に、Vカット加工やラッピング加工を施しても割れや亀裂が生じなかった。
〔比較例1〕
湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂に代えて不飽和ポリエステル系の熱硬化性樹脂を用いて、上記実施例1と同様に厚さ0.25mmの連続突板シートの表面にこの熱硬化性樹脂を同一の割合でもって塗布したのち、離型シートを介して120 ℃に加熱したシリコンゴムロールにより40N/cmの線圧で圧締めして連続突板シートに熱硬化性樹脂含浸させ、次いで、120 ℃に加熱したエンボスロールによって連続突板シートを連続的に圧締めしたところ、エンボスロールによる熱圧では連続突板シート内に含浸している熱硬化性樹脂の硬化は不十分であった。ロールによる熱圧に代えて熱圧プレスを採用したところ、熱硬化性樹脂の硬化は十分に行われたが、Vカット加工やラッピング加工を行ったところ、屈曲部に割れが生じた。
湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂に代えて不飽和ポリエステル系の熱硬化性樹脂を用いて、上記実施例1と同様に厚さ0.25mmの連続突板シートの表面にこの熱硬化性樹脂を同一の割合でもって塗布したのち、離型シートを介して120 ℃に加熱したシリコンゴムロールにより40N/cmの線圧で圧締めして連続突板シートに熱硬化性樹脂含浸させ、次いで、120 ℃に加熱したエンボスロールによって連続突板シートを連続的に圧締めしたところ、エンボスロールによる熱圧では連続突板シート内に含浸している熱硬化性樹脂の硬化は不十分であった。ロールによる熱圧に代えて熱圧プレスを採用したところ、熱硬化性樹脂の硬化は十分に行われたが、Vカット加工やラッピング加工を行ったところ、屈曲部に割れが生じた。
A 木質化粧シート
1 木質薄単板
2 補強シート
3 模様凹部
4 透明塗膜層
5 ホットメルト系樹脂
6 離型シート
10 ホットメルト積層体
1 木質薄単板
2 補強シート
3 模様凹部
4 透明塗膜層
5 ホットメルト系樹脂
6 離型シート
10 ホットメルト積層体
Claims (7)
- 内部にホットメルト系樹脂を含浸、硬化させている木質薄単板の裏面に補強シートを貼着していると共に表面に上記ホットメルト系樹脂によって固定された模様凹部が設けられてあり、さらに、木質薄単板の表面にこの模様凹部の深さよりも厚さが薄い透明塗膜層を設けていることを特徴とする木質化粧シート。
- ホットメルト系樹脂は、伸び率が10%〜200 %で且つ引張強度が15MPa 以上の湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂であり、この湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂を木質薄単板に40〜150 g/m2の割合でもって含浸させていることを特徴とする請求項1に記載の木質化粧シート。
- 模様凹部を設けている木質薄単板の表面と透明塗膜層との間に柄模様等の印刷層を設けていることを特徴とする請求項1に記載の木質化粧シート。
- 木質薄単板の表面に未硬化のホットメルト系樹脂を層着又は積層してホットメルト層を設ける工程と、この積層体を熱圧ロールにより加熱、加圧してホットメルト系樹脂を木質薄単板内に含浸させる工程と、ホットメルト系樹脂を含浸した木質薄単板の表面にエンボスロールによって模様凹部を設けるエンボス工程と、木質薄単板の表面にこの模様凹部の深さよりも厚さが薄い透明塗膜層を設ける工程とからなることを特徴とする木質化粧シートの製造方法。
- 木質薄単板の表面にホットメルト層を設ける工程は、予め、離型シートの片面にホットメルト系樹脂を層状に塗布してホットメルト積層体を得、この積層体におけるホットメルト系樹脂を木質薄単板の表面に接するように積層することを特徴とする請求項4に記載の木質化粧シートの製造方法。
- 木質薄単板の表面にホットメルト層を設ける工程は、予め、離型シートの片面に透明性樹脂層とホットメルト系樹脂層と印刷層を積層してホットメルト積層体を得、このホットメルト積層体を離型シートが最表面になるように木質薄単板の表面に積層して加熱、加圧することにより木質薄単板にホットメルト系樹脂を含浸させ、しかるのち、エンボス加工を施すことにより、上記ホットメルト系樹脂の硬化によって固定された模様凹部と印刷層と、透明塗膜層とを同時に設けることを特徴とする請求項4に記載の木質化粧シートの製造方法。
- エンボス工程で使用されるエンボスロールは、金属製の冷圧ロール又は熱圧ロールであることを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の木質化粧シートの製造方法。
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JP2008051735A JP2009208289A (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 木質化粧シート及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2009208289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10875280B2 (en) | 2017-10-02 | 2020-12-29 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Wooden decorative panel and method for manufacturing same, insert molding using wooden decorative panel, and method for manufacturing insert molding |
-
2008
- 2008-03-03 JP JP2008051735A patent/JP2009208289A/ja active Pending
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