JP2009207296A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルク脈動の2以上の次数の高調波成分の減少を図ることができる回転電機を提供する。
【解決手段】回転子3は、回転子鉄心6の外周部に磁極たる8個の永久磁石8(8a、8b、8c)が埋設されて構成されている。回転子鉄心6は、等しい厚みの3個のブロック10、11、12に分割され、ブロック11は、磁極が設定された基準位置になるように構成され、ブロック10は、磁極が前記基準位置より回転方向Xと反対方向に角度Θ度だけずれた位置になるように構成され、ブロック12は、磁極が前記基準位置より回転方向Xに角度Θ度だけずれた位置になるように構成されている。前記角度Θは、電気角における基本次数1次に対して打ち消したい次数をn×1およびn×2(nは整数)とすると、(360/n/3)度に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転子鉄心の外周部に永久磁石を配設して磁極を構成した回転子を備えた回転電機に関する。
回転電機、例えば、回転子鉄心の外周部に磁極としての永久磁石を埋設した永久磁石形の回転子を備えた同期電動機においては、固定子および回転子から発生する磁界が固定子および回転子間のギャップで理想的な正弦波分布とならないこと、および、上記磁界により鉄心磁気飽和が生ずることなどにより、回転子が回転する際に、固定子と回転子との間のギャップにおける磁束分布密度が滑らかなものとはならないために、回転子にトルク脈動が発生する。このトルク脈動は,同期電動機における運転時の振動、騒音の発生の原因となるので、その発生を極力抑制する必要がある。
このため従来では、回転子鉄心を軸方向に複数のブロックに分割して、各ブロックを周方向にずらして結合することにより、段階的スキュー構造とした回転子が提示されている(たとえば特許文献1参照)。
特開2004−248422号公報
図16および図17は、上記特許文献1の技術を三相の同期電動機に適用した従来例を示す。すなわち、回転子100は、軸方向に等しい厚み寸法を有する2個のブロック101、102に分割されている。そして、これらのブロック101、102は、これらの外周部に埋設された永久磁石(磁極)101a、102aの中心線をL1、L2としたとき、中心線L2が中心線L1に対して角度β(電気角)を存して回転子100の回転方向Xにずれるように構成されている。この結果、中心線L1、L2の軌跡は、図17に示すように角度βだけずれるようになるので、段階的スキューとなって誘導電動機における回転子のスキューの効果と類似した効果を得ることができる。
ところが、本発明者の検証によると、上記従来例によれば、角度βを設定することよりトルク脈動の高調波成分の特定次数は減少させることができるが、2以上の次数の高調波成分を減少させるには有効ではない、という結果が得られた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、段階的スキュー構造であってもトルク脈動の高調波成分の2以上の次数の成分の減少を図ることができる回転電機を提供することにある。
請求項1の発明の回転電機は、固定子鉄心に固定子巻線が巻装されてなる固定子と、この固定子の界磁空間に配置され、回転子鉄心の外周部に磁極形成用の永久磁石が配設されてなる回転子とを具備し、前記回転子鉄心は、軸方向に互いに略等しい厚み寸法を有するm個(mは3以上の整数)のブロックに分割され、電気角における基本次数1次に対して打ち消したい次数をn×1、n×2、……n×(m−1)(nは整数)とすると、m個のブロックは、夫々の磁極が電気角でΘ(=360/n/m)度順次ずれた位置に位置するように構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明の回転電機は、回転子鉄心は、軸方向に互いに略等しい厚み寸法を有する3個のブロックに分割され、電気角における基本次数1次に対して打ち消したい次数をn×1およびn×2とすると、3分割されたブロックのうちの中央のブロックは、磁極が設定された基準位置に位置するように構成され、その両端のブロックのうちの一方のブロックは、磁極が前記基準位置より反回転方向に電気角でΘ(=360/n/3)度だけずれた位置に位置するように構成され、他方のブロックは、磁極が前記基準位置より回転方向に電気角でΘ(=360/n/3)度だけずれた位置に位置するように構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明の回転電機によれば、回転子鉄心のm個のブロックにおいて、各磁極の中心線の軌跡は、角度Θだけ順次ずれるようになるので、段階的なスキュー構造になって、誘導電動機における回転子のスキューと同様の効果を得ることができ、特に、トルク脈動の2以上の次数たるn×1、n×2、……n×(m−1)次の高調波成分の減少を図ることができる。
請求項2の発明の回転電機によれば、回転子の中央のブロックにおける磁極の中心線の軌跡に対して、両端のブロックのうちの一方のブロックにおける磁極の中心線の軌跡は、反回転方向側に所定角度Θだけずれるとともに、他方のブロックにおける磁極の中心線の軌跡は、回転方向側に所定角度Θだけずれるようになるので、段階的なスキュー構造になって、誘導電動機における回転子のスキューと同様の効果を得ることができ、特に、トルク脈動の2の次数たる1×n次および2×n次の高調波成分の減少を図ることができる。
以下、本発明を三相の同期電動機に適用した第1の実施例につき、図1ないし図6を参照して説明する。
図2に示すように、三相の同期電動機1は、固定子2と回転子3とを備えている。固定子2は、円環状の多数の鉄心材たる珪素鋼鈑を積層してなる固定子鉄心4に三相の固定子巻線4U、4V、4Wを卷装して構成されており、その固定子鉄心4には、固定子巻線4U、4V、4Wを収納するためのN個例えば48個のスロット5が形成されている。
回転子3は、円環状の多数の鉄心材たる珪素鋼鈑を積層してなる回転子鉄心6を有する。回転子鉄心6の外周部には、直線状をなすP個例えば8個の磁石挿入孔部7が等間隔に全周にわたって形成されており、各磁石挿入孔部7には、磁極としての平板状の永久磁石8が挿入されて接着、充填材などにより固定されている。したがって、磁極としての永久磁石8もP個例えば8個である。そして、回転子鉄心6の内周部には、180度の間隔を存して、2個のキー9a、9bが形成されており、これらのキー9a、9bは、回転子鉄心6の内周部に嵌込み固定される回転軸の外周部のキー溝(いずれも図示せず)に係合するようになっている。
しかして、本実施例では、回転子鉄心6(回転子3)において、回転子鉄心6の中心Oとキー9a、9bの中心を通る中心線を基準線(基準位置)Lsに設定されている。そして、回転子3は、固定子2の界磁空間内に配置されて、その回転軸は、図示しない機枠の軸受に支承され、もって、スロット数48(N個)および磁極数8(P個),毎極毎相2スロットの三相同期電動機1が構成される。
さて、回転子鉄心6(永久磁石8も含む)は、図1および図3に示すように、軸方向に互いに等しい厚み寸法の複数個たとえば3個のブロック10、11、12に分割されている。
まず、ブロック10においては、図4に示すように、8個の磁極を構成する永久磁石8は、符号8aで示されており、そのうちの基準と設定された永久磁石8aは、符号8asで示されている。そして、ブロック10おいて、磁極を形成する永久磁石8aは、中心Oと基準の永久磁石8asの中心を通る中心線Laが前記基準線Lsより回転方向Xとは反対方向(反時計方向)に角度Θ(電気角)だけずれるように構成されている。
ブロック11においては、図5に示すように、8個の磁極を構成する永久磁石8は、符号8bで示されており、そのうちの基準と設定された永久磁石8bは、符号8bsで示されている。そして、ブロック11において、磁極を構成する永久磁石8bは、中心Oと基準の永久磁石8bsの中心を通る中心線Lbが前記基準線Lsと一致するように構成されている。
そして、ブロック12においては、図6に示すように、8個の磁極を構成する永久磁石8は、符号8cで示されており、そのうちの基準と設定された永久磁石8cは、符号8csで示されている。そして、ブロック12において、磁極を構成する永久磁石8cは、中心Oと基準の永久磁石8csの中心を通る中心線Lcが前記基準線Lsより回転方向X(時計方向)に角度Θだけずれるように構成されている。
この場合、図4および図6に示すように、ロック12は、ブロック10に対して表裏反転(基準線Lsを中心に180回転)させた形態になるので、2つのブロック10、10を構成してその1つのブロック10を表裏反転することによりブロック12を構成できる。したがって、ブロック10、11、12を構成するにあたっては、ブロック10を構成するための鉄心材とブロック11を構成するための鉄心材との2種類の鉄心材を製作するだけでよい。
以上のように、回転子鉄心6(回転子3)においては、中央のブロック11は、永久磁石8bが設定された基準位置に位置するように構成され、その両端の一方のブロック10は、永久磁石8aが前記基準位置より回転方向Xと反対方向に角度Θだけずれた位置に位置するように構成され、該両端の他方のブロック12は、永久磁石8cが前記基準位置より回転方向Xに所定角度Θだけずれた位置に位置するように構成されている、この結果、ブロック10、11、12の中心線La、Lb、Lcの軌跡は、図1に一点鎖線で示すようになる。すなわち、ブロック11の中心線Lbの軌跡は、直線状をなし、ブロック10の中心線Laの軌跡は、直線状をなして中心線Lbの軌跡に対し回転方向Xとは反対方向に所定角度Θだけずれた位置に位置し、ブロック12の中心線Lcの軌跡は、直線状をなして中心線Lbの軌跡に対し回転方向Xに所定角度Θだけずれた位置に位置し、以上により、段階的なスキューが構成されるようになる。
しかして、本実施例においては、回転子鉄心6の分割数を3とし、電気角における基本次数1次に対して打ち消したいトルク脈動の高調波成分の次数をn×1、n×2(nは整数)とすると、角度Θは(360/n/3)度に設定されている。
ここで、図3(図1)において、中央のブロック11の発生するトルクをT、左側のブロック10の発生するトルクをT、右側のブロック12の発生するトルクをTとすると、これらはそれぞれ以下のように表される。
Figure 2009207296
ただし、Tは平均トルク、Tはn次成分のトルクの振幅値、T2nは2n次成分のトルクの振幅値、αはn次成分のトルクの位相、α2nは2n次成分のトルクの位相、θは回転角度(電気角)を示す。
そして、上記(1)〜(3)式から、回転子3のトルクTは、
T=(T+T+T)/3=T …………(4)
となる。すなわち、トルク脈動のn次および2n次の2つの次数の高調波成分が打ち消されたことになる。なお、nを6(n=6)に設定すれば、この種の同期電動機1に顕著なトルク脈動の6次および12次の高調波成分が打ち消されるようになり、このときの角度Θは、
Θ=360/n/3=360/6/3=20(度) …………(5)
である。
このように本実施例によれば、回転子3の回転子鉄心6が3個のブロック10、11、12に分割され、中央のブロック11の中心線Lbの軌跡に対して、一端のブロック10の中心線Laの軌跡は反回転方向Xと反対方向側に角度Θ(=360/n/3)度だけずれるとともに、他端のブロック12の中心線Lcの軌跡は回転方向X側に角度Θ度だけずれるようにしたので、これらの中心線La、Lb、Lcの軌跡は、段階的なスキューとなって誘導電動機における回転子のスキューと同様の効果を得ることができ、特に、トルク脈動のn次および2n次の高調波成分を打ち消すことができて、n次成分および2n次成分のトルク脈動による振動、騒音を減少させることができる。この場合、nを6に設定して角度Θを20度にすれば、トルク脈動の6次および12次の高調波成分を打ち消すことができる。
図7および図8は本発明の第2の実施例であり、上記第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下、異なる部分について説明する。
この第2の実施例においては、第1の実施例の回転子3における回転子鉄心6の3個のブロック10、11、12がそれぞれ更に2分割されて6個のブロック10a、10a、11a、11a、12a、12aに構成されている。そして、これらの6個のブロック10a、10a、11a、11a、12a、12aは、図7において左側から右方に向かって(図8において上側から下方に向かって)10a、11a、12a、12a、11a、10aの順序で配置されている。
この第2の実施例においても、トルク脈動のn次および2n次の高調波成分を打ち消すことができる原理は第1の実施例と同じであり、第1の実施例と同様の効果を奏する。
図9および図10は本発明の第3の実施例であり、上記第2の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下、異なる部分について説明する。
この第3の実施例においては、第2の実施例と同様に、回転子3における回転子鉄心6は、6個のブロック10a、10a、11a、11a、12a、12aに分割して構成されている。そして、これらの6個のブロック10a、10a、11a、11a、12a、12aは、図9において左側から右方に向かって(図10において上側から下方に向かって)10a、11a、12a、10a、11a、12aの順序で配置されている。
この第3の実施例においても、トルク脈動のn次および2n次の高調波成分を打ち消すことができる原理は第1の実施例と同じであり、第1の実施例と同様の効果を奏する。
図11ないし図15は本発明の第4の実施例であり、上記第1および第2の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下、異なる部分について説明する。
この第4の実施例においては、第2の実施例と同様に、回転子3における回転子鉄心6は、一応6個のブロック10a、10a、11a、11a、12a、12aに分割して構成されている。ただし、これらの6個のブロック10a、10a、11a、11a、12a、12aうち、一方の群のブロック10a、11a、12aは、図4、5、6に示すブロック10、11、12と同一の構成であるが、他方の群のブロック10a、11a、12aは、図12、13、14に示すように、図4、5、6に示すブロック10、11、12を上下反転(図4、5、6に示す平面において180度回転)させたブロック10b、11b、12bとして構成されている。そして、これらの6個のブロック10a、10b、11a、11b、12a、12bは、図11において左側から右方に向かって(図15において上側から下方に向かって)同順序で配置されている。したがって、この第4の実施例によっても、第1の実施例と同様の効果を奏する。
ところで、回転子鉄心6を構成する円環状の珪素鋼板は、圧延処理された長尺な珪素鋼板を打ち抜いて形成されるのであるが、圧延処理に起因して圧延方向および圧延方向と直角な方向に厚み寸法の偏差が生じることが知られている。ここで、図4、5、6のブロック10,11、12を構成する珪素鋼鈑の圧延方向が同図の左側から右方向であったとすると、第4の実施例のように、ブロック10a、11a、12aは、図4、5、6に示すブロック10、11、12と同一の構成とし、ブロック10b、11b、12bは、図4、5、6に示すブロック10、11、12を上下反転して構成すれば、上記厚み寸法の偏差を吸収することができて、回転子鉄心6を全体として均一な厚みとすることができる。
なお、第1の実施例では、回転子3の回転子鉄心6を軸方向に等しい厚み寸法を有する3個のブロック10、11、12に分割するようにしたが、厳密に等しい厚み寸法にする必要はなく、略等しい厚み寸法にすればよい。第2ないし第4の実施例においても同様である。
また、第1の実施例では、回転子3の回転子鉄心6を軸方向に等しい厚み寸法を有する3個のブロック10、11、12に分割するよいにしたが、これに限定されるものではない。たとえば、回転子の回転子鉄心を、軸方向に互いに略等しい厚み寸法を有するm個(mは3以上の整数)のブロックに分割し、電気角における基本次数1次に対して打ち消したい次数をn×1、n×2、……n×(m−1)(nは整数)とすると、m個のブロックそ、それぞれの磁極が電気角で角度Θ(=360/n/m)度順次ずれた位置に位置するように構成する。
このような構成とすれば、第1の実施例と同様の原理に基づき、前述したようなトルク脈動のn×1、n×2、……n×(m−1)次の高調波成分を打ち消すことができ、振動、騒音を減少させることができる。
その他、本発明は上記しかつ図面に示す実施例に限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
上記実施例では、回転子鉄心6において、その中心Oとキー9a、9bの中心とによって基準線(基準位置)Lsを設定するようにしたが、その他の手段によって基準位置を設定するようにしてもよい。
上記実施例では、回転子鉄心6の外周部に永久磁石8を埋設するようにしたが、回転子鉄心の外周部の周面に永久磁石を貼着するようにしてもよい。
上記実施例では、スロット数48および磁極数8の同期電動機1としてが、これに限定されない。
また、上記実施例は、本発明を三相の同期電動機に適用した場合であるが、これに限らず、同期発電機にも適用し得るばかりでなく、永久磁石形の回転電機全般に適用することができる。
本発明の第1の実施例を示す回転子の部分拡大展開図 回転軸を除去した状態の同期電動機の正面図 回転子の側面図 図3のA−Aに沿う断面図 図3のB−Bに沿う断面図 図3のC−Cに沿う断面図 本発明の第2の実施例を示す図3相当図 図1相当図 本発明の第3の実施例を示す図3相当図 図1相当図 本発明の第4の実施例を示す図3相当図 図11のD−Dに沿う断面図 図11のE−Eに沿う断面図 図11のF−Fに沿う断面図 図1相当図 従来例を示す図3相当図 図1相当図
符号の説明
図面中、1は同期電動機(回転電機)、2は固定子、3は回転子、4は固定子鉄心、4U、4V、4Wは固定子巻線、5はスロット、6は回転子鉄心、7磁石挿入孔部.8(8a、8b、8c)は永久磁石(磁極)、9a、9bはキー、10、11、12(10a、10b、11a、11b、12a、12b)はブロック、Lsは基準線、La、Lb、Lcは中心線を示す。

Claims (3)

  1. 固定子鉄心に固定子巻線が巻装されてなる固定子と、
    この固定子の界磁空間に配置され、回転子鉄心の外周部に磁極形成用の永久磁石が配設されてなる回転子とを具備し、
    前記回転子鉄心は、軸方向に互いに略等しい厚み寸法を有するm個(mは3以上の整数)のブロックに分割され、電気角における基本次数1次に対して打ち消したい次数をn×1、n×2、……n×(m−1)(nは整数)とすると、m個のブロックは、それぞれの磁極が電気角でΘ(=360/n/m)度順次ずれた位置に位置するように構成されていることを特徴とする回転電機。
  2. 回転子鉄心は、軸方向に互いに略等しい厚み寸法を有する3個のブロックに分割され、電気角における基本次数1次に対して打ち消したい次数をn×1およびn×2とすると、3分割されたブロックのうちの中央のブロックは、磁極が設定された基準位置に位置するように構成され、その両端のブロックのうちの一方のブロックは、磁極が前記基準位置より反回転方向に電気角でΘ(=360/n/3)度だけずれた位置に位置するように構成され、他方のブロックは、磁極が前記基準位置より回転方向に電気角でΘ(=360/n/3)度だけずれた位置に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 回転子鉄心は、各ブロックが更に2つに分割されて合計6ブロックに分割されていることを特著とする請求項2記載の回転電機。
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