JP2009206341A - マイクロ波プラズマ処理装置、それに用いる誘電体窓部材および誘電体窓部材の製造方法 - Google Patents

マイクロ波プラズマ処理装置、それに用いる誘電体窓部材および誘電体窓部材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プラズマ生成用ガスとして、Krを使用した場合にも、Ar等、他の希ガスを用いた場合と同様な特性の酸化膜、窒化膜しか得られないマイクロ波プラズマ処理装置が存在することが判明した。
【解決手段】マイクロ波プラズマ処理装置を構成する誘電体窓部材をセラミック部材だけで構成するのではなく、当該セラミック部材の処理空間側の面上に、熱処理によって化学量論的にSiOの組成を得ることができる平坦化塗布膜を塗布した後、熱処理することによって極めて平坦、且つ緻密な表面を有する平坦化塗布絶縁膜を形成する。当該平坦化塗布絶縁膜上に耐食性膜を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘電体板および/またはシャワープレートを透過したマイクロ波によりプラズマを生成して被処理体をプラズマ処理するマイクロ波プラズマ処理装置に関し、特に、誘電体板および/またはシャワープレートを構成するセラミック部材およびその製造方法に関する。
一般に、この種のマイクロ波プラズマ処理装置は、プラズマを用いて、ガラス基板、半導体基板等の被処理体に対して、成膜、エッチング、アッシング等の処理を行なう処理室を備え、当該処理室内にガスを導入する一方、ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)(以下、単にスリットアンテナと呼ぶ)等のマイクロ波導入手段を用いてマイクロ波を誘電体板で仕切られた処理室内に供給することによって、処理室内にプラズマを発生させている。このようにマイクロ波プラズマ処理装置では、処理室内部に、ガラス基板、半導体基板等の被処理体を載置する載置台が誘電体板と対向するように配置されている。
更に、誘電体板は処理空間内を気密に保ちつつ、マイクロ波を処理空間内に導入する窓を構成している。
この種、マイクロ波プラズマ処理装置は、誘電体板による誘電体窓のみの構成と、シャワープレートを誘電体窓として有する構成とがある。
特開2004−265919号公報(特許文献1)に開示されているのは前者の構成であって、スロットアンテナと対向するように処理室に誘電体板を設け、この誘電体板によって、プラズマ処理を行なう処理空間を気密に保っている。この形式のマイクロ波プラズマ処理装置は、誘電体板によって構成された誘電体窓を通してスロットアンテナからのマイクロ波を処理空間内に導入している。この場合、アルゴン等のプラズマガスは、誘電体板と載置台との間、即ち、誘電体板の下部から処理空間内に導入される。
一方、特開2006−310794号公報(特許文献2)は、マイクロ波を透過させる多数の誘電体板をタイル状に敷き詰め、それらタイルの間から、プラズマを生成するためのアルゴン等のガスを処理室内に供給するプラズマ処理装置及び処理方法を開示している。特許文献2に示された誘電体板は複数の誘電体パーツによって構成されている。
更に、後者の構成を備えたマイクロ波プラズマ処理装置として、円形形状のスロットアンテナと、アルゴン等のプラズマガスを通すための多数の穴を備えた円形形状のシャワープレートとを備え、当該シャワープレートを誘電体部材によって構成したマイクロ波プラズマ処理装置もある。また、上下二段構成のシャワープレートを有するマイクロ波プラズマ処理装置も提案されている。
上記したような誘電体板、誘電体パーツ、及びシャワープレートとして使用される誘電体窓は、通常、アルミナセラミック等のセラミックによって形成されている。
以下、本明細書では、誘電体板、誘電体パーツ、シャワープレートを含む誘電体窓等の誘電体によって構成された部材を誘電体窓部材と総称するものとする。
一方、この種のマイクロ波プラズマ処理装置では、プラズマ生成用ガスとしてアルゴンを使用するよりも、クリプトン(Kr)を使用すると、特性の優れた膜、例えば、酸化膜が形成できることが報告されている。
特開2004−265919号公報 特開2006−310794号公報
しかしながら、実際に、クリプトンをプラズマ生成用ガスとして使用しても、マイクロ波プラズマ処理装置によっては、アルゴンを用いた場合と同程度の特性を有する膜、例えば、酸化膜しか得られない場合もあることが判明した。具体的に云えば、この種のマイクロ波プラズマ処理装置では、酸化する際、プラズマ生成用ガスとして、通常、アルゴンと酸素(Ar/O)が供給されているが、このプラズマ生成用ガスをクリプトンと酸素(Kr/O)に代えても、マイクロ波プラズマ処理装置によっては、有意な差が認められない場合があった。このことは、Ar/NHをKr/NHに代えて窒化膜を形成した場合にも同様であった。
そこで、本発明の課題は、マイクロ波プラズマ処理装置によって形成された膜、特に、酸化膜、窒化膜における特性劣化の原因を究明し、その原因を取り除く手段を提案すると共に、原因を取り除くことによって生成される膜の特性を改善することにある。
Krプラズマを使用した場合、理論的にはArプラズマより良い酸化膜ができる筈であるが、実際には、Krプラズマを用いても、Arプラズマを用いた場合と同等程度の酸化膜しかできなかった。発明者による検討の結果、その原因の一つは、プラズマで形成された酸素ラジカルが誘電体部材を構成するセラミック板の表面で浪費され不活性となることによるものであるとの知見を得た。具体的に云えば、Krプラズマの方がArプラズマより高密度プラズマが生成されやすいため、プラズマがより誘電体窓部材の近くに存在する。その結果、Krプラズマは誘電体窓部材の表面の影響を受けやすいことになる。一方、誘電体窓部材の表面は研磨によって平滑化されているものの、そのアルミナセラミックの誘電体窓部材の表面をミクロに観察すると、ピークトゥバレイ(P−V)で2μmもの凸凹を有していることが確認された。このように、表面の凹凸が大きいために、プラズマイオンが再結合してプラズマが消滅してしまうことが判明した。
更に、他の原因は、アルミナセラミックの表面が研磨によって酸素欠損状態となっているため、その表面の酸化に酸素ラジカルが使われてしまい、肝心の処理のために使われないためである、との知見を得た。
本発明者等は、上記した知見に基づいて、誘電体窓部材の改善を図ったところ、極めて良好な結果が得られた。
本発明によれば、誘電体窓部材のプラズマに接するセラミック部材表面(処理室側の表面)を平滑化塗布膜によって平滑化し、かつストイキオメトリックな組成(完全な酸化物)とすることによって、所望の特性を備えた膜を得ることができた。
例えば、本発明では、マイクロ波として2.45GHz、又は、915MHzを使用したマイクロ波プラズマ装置において、アルミナ等のセラミック部材表面を平坦化塗布膜で覆ったシャワープレートを備えたマイクロ波プラズマ処理装置が得られる。
更に、本発明は誘電体窓部材としてシャワープレートを備える装置だけでなく、他の形式の誘電体窓部材を備えたマイクロ波プラズマ処理装置に適用できる。
ただし、CF膜のCVDや、プラズマエッチングの時に使われるフッ化カーボンガスに対してSiOは耐性が弱いから、そのような場合にはY等の耐食性絶縁物膜で覆うことが望ましい。
本発明によれば、セラミック部材表面のプラズマに接する面を平坦化塗布膜で覆うことによりマイクロ波プラズマ処理装置用誘電体窓部材を形成すると共に、平坦化塗布膜の表面を完全な酸化膜にすることにより、ラジカルが消滅するのを防止し、プラズマ生成用ガスとしてKr(クリプトン)を使用した場合における特性を改善できる。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係るマイクロ波プラズマ処理装置用誘電体窓部材10は、アルミナ(Al)によって形成されたセラミック部材12、当該セラミック部材12の一方の面側(ここでは、処理空間側の面側)に塗布された平坦化塗布絶縁膜14、及び、平坦化塗布絶縁膜14上に塗布された耐食性膜(ここでは、Y膜)16とによって構成されている。この構成では、図示されたように、耐食性膜16がプラズマ励起空間側、即ち、処理空間側に面している。
図示された誘電体窓部材10において、切削研磨加工後のアルミナセラミック部材12の表面のうち少なくとも処理空間側の面は、ピークツウバレイ(P−V)で1.78μm、Raで0.232μmの凹凸を有していた。
セラミック部材12の処理空間側の表面には、平滑化塗布絶縁膜14が形成されている。平滑化塗布絶縁膜14を形成する材料としては、Si、C、及び、Oを原子比でO>Si>1/2Cとなるように含有したSiCO塗布膜によって形成されるのが望ましい。
具体的には、SiCO塗布膜はSiOの繰り返し単位が主骨格であり、その組成が一般式((CHSiO2−n/2(SiO1−x(但し、n=1〜3、x≦1)で表される一種又は2種以上の酸化物で構成されていることが好ましい。上式で表される酸化物を含む液体状の材料(SiCO)を塗布し、乾燥させ焼成することによって、化学量論的組成(ストイキオメトリック)のSiO膜を得ることができる。
ここで、SiCO材料からSiO膜を得る方法の一例を説明すると、まず、SiCO材料を600rpmで回転するセラミック部材10上に30秒間塗布する。次に、20%O/80%N雰囲気で、130℃の温度で5分間プリベークした後、5℃/minの昇温速度で400℃まで加熱した後、窒素雰囲気で2℃/minの昇温速度で900℃まで昇温し、900℃の温度で、10%HO/90%Oの雰囲気で一時間保持することによって、SiCO材料を化学量論的にSiOの組成を有するシリコン酸化膜を得ることができた。
このように、化学量論的組成を有するSiO膜の表面はP−Vで0.9μm、Raで0.139μmの表面粗さを有し、セラミック部材10の表面の粗さに比較して平坦な表面を有していた。
図1に示された誘電体窓部材10は、上記したSiO膜表面上に、更に、耐食性膜16として、Yを塗布、乾燥焼成して0.3μmの厚さのY膜を形成する。このようにして形成された耐食性膜16としてのY膜表面はSiO膜表面よりも小さい表面粗さを示すと共に、超緻密であり無欠陥であることが確認された。
このように、平坦な表面を有する誘電体窓部材10は実効表面積が小さいため、電子イオンの再結合量を抑制することができる。このため、高い電力効率で高いプラズマ密度を実現できた。
実際に、図示された誘電体窓部材10をマイクロ波プラズマ処理装置の誘電体板、タイル状の誘電体パーツ、シャワープレート等として使用した場合、特性の優れた酸化膜、窒化膜を形成できることが確認された。特に、Krプラズマを使用した場合、特性の優れた酸化膜、窒化膜を形成できた。
以下、図示された誘電体窓部材を用いたマイクロ波プラズマ処理装置について説明する。
図2を参照すると、図1に示された誘電体窓部材10を誘電体窓として使用したマイクロ波プラズマ処理装置が示されている。図示されたマイクロ波プラズマ処理装置は、有底円筒形状の処理容器20、当該処理容器20の中央部に設けられた載置台22を備えている。処理容器20は、絶縁板24によって処理容器20の底部に設けられた載置台22から絶縁されている。載置台22上面には、半導体、ガラス等の基板26が被処理部材として載置されている。また、処理容器20の底面周縁部には、処理容器20内を排気する排気ポート28が設けられている。
処理容器20の側壁には、処理容器20内にガスを導入するガス導入口30が設けられており、当該ガス導入口30からAr、Kr等のプラズマ生成用ガスが導入される。
一方、開口された処理容器20の上部には、誘電体窓部材10として、図1に示された誘電体板10aが設けられており、当該誘電体板10aによって、処理容器20内の空間は、図の下部に位置する処理空間と、上部のマイクロ波印加領域とに区分されている。また、誘電体板10aと処理容器20との間には、Oリング等のシール部材31が配置されており、これによって、処理容器20と誘電体板10aにより密閉された処理空間は気密性を維持している。
更に、誘電体窓部材10によって構成された誘電体板10a上には、処理容器20内にマイクロ波を供給するRLSA(即ち、スロットアンテナ)32が設置されている。スロットアンテナ32は、誘電体窓部材10によって構成された誘電体板10aによって、処理容器20内の処理空間を隔離している。この結果、スロットアンテナ32は、誘電体板10aによってプラズマから保護されている。
誘電体板10aとスロットアンテナ32の外周には、処理容器20の側壁上に環状に配置されたシールド部材34が設置されている。この構成によって、スロットアンテナ32から処理装置20内に供給される高周波電磁界が外部に漏洩するのを防止できる。
スロットアンテナ32は、例えば、2.45GHzの高周波電磁界を生成する高周波電源40に導波管42を介して接続されている。
更に、図示されたスロットアンテナ32は、互いに平行な2枚の円形導体板44、46、及び、これら導波板44、46の外周部を接続してシールドする導体リング48を有している。ここで、導体板44、46は両導体板44、46の間にラジアル導波路を規定している。
ラジアル導波路上部の導体板44の中心部には、導波管42に接続される開口50が形成されており、この開口50からラジアル導波路内に高周波電源40から高周波電磁界が導入される。また、ラジアル導波路の下部に位置する導体板46には、ラジアル導波路内を伝搬する高周波電磁界を処理容器20内に誘電体板10aを介して供給するための複数個のスロット52が形成されている。これらのスロット52によりスロットアンテナ32が構成されるので、スロット52が形成されている導体板46をスロットアンテナ32のアンテナ面と呼ぶ。
この構成では、処理容器20内で生成されたプラズマPを外部に漏れないように、誘電体板10aによって閉塞することができ、これによって、スロットアンテナ32をプラズマPから保護することができる。また、図示された誘電体板10aは図1に示された誘電体窓部材10によって構成されている。但し、Y膜(即ち、イットリア膜)16は省略することができる。
実験によれば、Kr/Oを使用してプラズマを生成した場合、Ar/Oプラズマを用いた場合に比較して、特性の優れた酸化膜を形成することができた。
図3を参照して、本発明に係る誘電体窓部材10をシャワープレート60として使用したマイクロ波プラズマ処理装置が示されている。図3に示されたマイクロ波プラズマ処理装置では、処理室20内に、導波管42及び処理室20の上部に設けられたラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)64を介して、マイクロ波41が供給される。具体的には、RLSA32の下部に、カバープレート62及び当該カバープレート62に対して間隔を置いて配置されたシャワープレート60が設けられており、RLSA64からのマイクロ波はカバープレート62とシャワープレート60とを透過して、処理室内のプラズマ発生領域に放射される。
図1と同様な構成を有する誘電体窓部材10によって形成されたシャワープレート60は、プラズマ生成用ガスを通過させる多数の穴(径が50μm程度)58を有している。穴58の内側面にも平坦化塗布膜が塗布されるのが望ましい。
一方、シャワープレート60内には、ガス導入口30を介して、プラズマを励起するプラズマ励起用ガスが導入されている。ここで、プラズマ励起用ガスとしてKrガス(又はArガス、Xeガス)等の希ガスをシャワープレート60からプラズマ発生領域に均一に吹き出させ、そこに放射されるマイクロ波によってプラズマが励起される。
この例では、シャワープレート60は平坦化塗布膜によるSiO膜のみを有し、Y2O3膜は省略されている。この構成でシャワープレート60の穴58からKr/O2ガスを導入することにより、特性の改善されたSiO膜をシリコン基板26の表面に成膜することができた。
図4を参照して、本発明に係る誘電体窓部材10を適用した更に他のマイクロ波プラズマ処理装置について説明する。図示されたマイクロ波プラズマ処理装置は、図3に示されたシャワープレート60に加えて、更に、処理ガスを供給するシャワープレート70が設けられている。以下、シャワープレート60及び70をそれぞれ上段及び下段シャワープレートと呼ぶ。
具体的に説明すると、図示されたマイクロ波プラズマ処理装置は、処理容器(プロセスチェンバ)20、処理容器20内に設けられ、被処理基板26を静電チャックにより保持する好ましくは熱間等方圧加圧法(HIP)により形成されたAlNもしくはAlよりなる載置台22とを含み、処理容器20内には載置台22を囲む空間に等間隔に、即ち、載置台22上の被処理基板26に対して略軸対称な関係で少なくとも二箇所、好ましくは三箇所以上に排気ポート28が形成されている。処理容器20は、排気ポート28を介してスクリューポンプ等により、排気・減圧される。
処理容器20は好ましくはAlを主成分とするAl合金からなり、内壁面は、有機系化成液からなる電解質溶液により陽極酸化により第1皮膜層として無欠陥の酸化アルミニュウム皮膜が形成されている。また、酸化アルミニュウム皮膜の表面に第2皮膜層として、プラズマ溶射法により形成した酸化イットリウム膜が形成されている。
また、処理容器20の内壁のうち被処理基板26に対応する部分には、多数のノズル開口部58を有する上段シャワープレート60が誘電体窓部材10によって形成されている。図示されたシャワープレート60は処理容器20の内壁の一部を構成し、図1に示されたディスク状誘電体窓部材に多数のノズル開口を設けた構成を備えている。
上段シャワープレート60上にはカバープレート62が、シールリングを介して設けられている。上段シャワープレート60のカバープレート62と接する側にはノズル開口部58の各々に連通したプラズマガス流路59が形成されている。プラズマガス流路59はシャワープレート60とカバープレート62との間に形成され、当該プラズマガス流路59は、処理容器20の外壁に形成されたプラズマガス導入口30に連結されたプラズマガス流路58Aに連通している。
図示された上段シャワープレート60は処理容器20の内壁に形成された張り出し部により保持されており、張り出し部のうち、シャワープレート60を保持する部分には異常放電を抑制するために丸みが形成されている。
この構成では、プラズマガス導入口30に供給されたArやKr等のプラズマガスは上段シャワープレート60内部の流路58Aおよび流路59を順次通過した後、開口部58を介して上段シャワープレート60直下の空間に一様に供給される。
カバープレート62上には、カバープレート62に密接して、多数のスロットを有するディスク状の導体板46が設けられ、スロットアンテナ32の一部を構成している。図示されたラジアルラインスロットアンテナ32は、アンテナ本体を形成する導体板49、導体板46、49の間に挟持されたAl、SiOあるいはSiの低損失誘電体材料よりなる遅相板64により構成されている。
ラジアルスロットラインアンテナ32は処理容器20上にシールリングを介して装着されており、ラジアルラインスロットアンテナ32には導波管42を介して外部のマイクロ波源(図示せず)より周波数が2.45GHzあるいは8.3GHzのマイクロ波が供給される。供給されたマイクロ波は導体板46のスロットからカバープレート62および上段シャワープレート60を介して処理容器20中に放射され、上段シャワープレート60直下の空間において、開口部58から供給されたプラズマガス中にプラズマを励起する。
図示された上段シャワープレート60は凹凸がなく極めて平坦であるため、効率的なマイクロ波透過窓として作用する。
更に、図4に示されたマイクロ波プラズマ処理装置では、処理容器20中、上段シャワープレート60と載置台22上の被処理基板26との間に、処理容器20の外壁に設けられた処理ガス注入口66から処理ガスが供給される下段シャワープレート70が備えられている。下段シャワープレート70は、多数の処理ガスノズル開口部から放出する格子状の処理ガス通路70aを有している。
下段シャワープレート70と被処理基板26との間の空間において、所望の均一な基板処理がなされる。かかる基板処理には、プラズマ酸化処理、プラズマ窒化処理、プラズマ酸窒化処理、プラズマCVD処理等が含まれる。また、下段シャワープレート70から空間に供給されるガスとして、C、CまたはCなどの解離しやすいフルオロカーボンガスや、F系あるいはCl系等のエッチングガスが供給される。載置台22に高周波電源72から高周波電圧を印加することにより、被処理基板26に対して反応性イオンエッチングを行うことが可能である。
図示された例では、シャワープレート70の下部に形成される拡散プラズマ領域にCxFy(C、C等)ガス等の処理ガスが導入管66を介して吹き出されている。このように、拡散プラズマ領域に処理ガスを供給することによってフロロカーボン膜等をシリコン基板26上に形成することができる。
図4を参照すると、下段シャワープレート(処理ガス供給構造)70は処理容器内壁と同様にAlを主成分とする合金母材に上記と同様に陽極酸化により第1の皮膜層として酸化アルミニウム保護膜が形成され、その上に第2皮膜層として酸化イットリウム膜が形成されている。格子状処理ガス通路70aは処理ガス注入口66に処理ガス供給ポート31Rにおいて接続され、下面に形成された多数の処理ガスノズル開口部(図示せず)から処理ガスを空間に均一に放出する。また、下段シャワープレート70には、隣接する処理ガス通路70aの間にプラズマやプラズマ中に含まれる処理ガスを通過させる開口部(図示せず)も形成されている。
図示された上段シャワープレート60は、図1に示すように、平坦化塗布膜及び耐食性膜(Y)によって覆われ、極めて平坦な表面を有している。
上記した実施形態では、マイクロ波プラズマ処理装置の誘電体板、上段シャワープレートを図1に示された誘電体窓部材10によって構成する場合について説明したが、本発明は何等これに限定されることなく、例えば、マイクロ波を透過させるために、複数枚の誘電体パーツ(即ち、複数のタイル状部材)を備えたマイクロ波プラズマ処理装置にも適用することができる。
本発明の一実施形態に係る誘電体窓部材を示す断面図である。 図1に示された誘電体窓部材を使用したマイクロ波プラズマ処理装置の一例を示す概略図である。 図1に示された誘電体窓部材を使用したマイクロ波プラズマ処理装置の他の例を示す概略図である。 図1に示された誘電体窓部材を適用できるマイクロ波プラズマ処理装置の更に他の例を示す概略図である。
符号の説明
10 誘電体窓部材
10a 誘電体窓
12 セラミック部材
14 平坦化絶縁塗布膜
16 耐食性膜
20 処理容器
22 載置台
24 絶縁板
26 被処理基板
28 排気ポート
30 ガス導入口
32 ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)
34 シールド部材
40 高周波電源
42 導波管
44、46、49 導体板
48 導体リング
50 開口
52 スロット

Claims (26)

  1. マイクロ波を伝播させるアンテナと、前記アンテナを伝播したマイクロ波を透過する誘電体窓と、所定のガスを供給するガス供給部と、前記誘電体窓を透過したマイクロ波により前記所定のガスをプラズマ化して被処理体を処理する処理室と、を備えたマイクロ波プラズマ処理装置であって、
    前記誘電体窓はセラミック部材からなり、
    前記セラミック部材は、その処理室側の面が平滑化塗布絶縁膜に覆われている
    ことを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装置。
  2. マイクロ波を伝播させるアンテナと、前記アンテナを伝播したマイクロ波を透過しかつ所定のガスを処理室へ供給するシャワープレートと、前記所定のガスを前記シャワープレートへ供給するガス供給部と、前記シャワープレートを透過したマイクロ波により前記所定のガスをプラズマ化して被処理体を処理する処理室と、を備えたマイクロ波プラズマ処理装置であって、
    前記シャワープレートはセラミック部材からなり、
    前記セラミック部材は、その処理室側の面が平滑化塗布絶縁膜に覆われている
    ことを特徴とするマイクロ波プラズマ処理装置。
  3. 前記平滑化塗布絶縁膜は複数の膜からなることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  4. 前記平滑化塗布絶縁膜は、前記セラミック部材の前記面に塗布され焼成されてSiOとなった膜を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  5. 前記SiO膜は、前記セラミック部材の前記面のピークトゥバレイ値で表現される粗さよりも厚いことを特徴とする請求項4に記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  6. 前記SiO膜の厚さは1μm〜5μmであることを特徴とする請求項5に記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  7. 前記平滑化塗布絶縁膜の表面は、Y膜で覆われていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  8. 前記平滑化塗布絶縁膜の少なくとも前記プラズマに接する表面は、化学量論的組成(ストイキオメトリック)のSiOであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  9. 前記Y膜は、少なくとも前記プラズマに接する表面が化学量論的組成(ストイキオメトリック)となっていることを特徴とする請求項7に記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  10. 前記被処理体を処理するためのガスを前記処理室へ供給する処理ガス供給部が前記セラミック部材と前記被処理体との間に設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  11. 前記セラミック部材は、複数のタイル状部材を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  12. 前記セラミック部材は、前記所定のガスを処理室へ導入するための複数の開口を有することを特徴とする請求項2〜11のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  13. 前記セラミック部材の前記複数の開口のそれぞれには、多孔質体および前記開口の径よりも小さい一つまたは複数のガス通過孔を有する部材のうちの少なくとも一方が挿入されていることを特徴とする請求項12に記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  14. 前記セラミック部材の前記開口の径は50μm以下であることを特徴とする請求項12または13に記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  15. 前記マイクロ波の周波数は、2.45GHzまたは915MHzであることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置。
  16. 前記平滑化塗布絶縁膜は、Si、C、及び、Oと、を原子比でO>Si>1/2Cとなるように含有したSiCO膜を焼成して得られたものであることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のマイクロ波プラズマ処理装置。
  17. 前記SiCO膜はSiOの繰り返し単位が主骨格であり、その組成が((CHSiO2−n/2(SiO1−x(但し、n=1〜3、x≦ 1)で表される一種又は2種以上の酸化物を用いて形成されたものであることを特徴とする請求項16記載のマイクロ波プラズマ処理装置。
  18. マイクロ波を透過するためにマイクロ波プラズマ処理装置で用いられる誘電体窓部材において、セラミック部材と、当該セラミック部材の少なくともプラズマ処理空間側の表面に形成された平滑化塗布絶縁膜を有することを特徴とする誘電体窓部材。
  19. 前記平滑化塗布絶縁膜上には、更に、耐食性膜(Y)膜が形成されていることを特徴とする請求項18記載の誘電体窓部材。
  20. 前記平滑化塗布絶縁膜は、Si、C、及び、Oと、を原子比でO>Si>1/2Cとなるように含有したSiCO膜を用いて形成されたものであることを特徴とする請求項18又は19記載の誘電体窓部材。
  21. 前記SiCO膜はSiOの繰り返し単位が主骨格であり、その組成が一般式((CHSiO2−n/2(SiO1−x(但し、n=1〜3、x≦1)で表される一種又は2種以上の酸化物を用いて形成されたものであることを特徴とする請求項18〜20のいずれかに記載の誘電体窓部材。
  22. マイクロ波を透過するためにマイクロ波プラズマ処理装置で用いられる誘電体窓部材の製造方法において、セラミック部材を用意し、当該セラミック部材の一表面に、一般式((CHSiO2−n/2(SiO1−x(但し、n=1〜3、x≦1)で表される一種又は2種以上の酸化物を含む液体状の材料を塗布し、当該塗布された膜を焼成してSiO膜とすることを特徴とする誘電体窓部材の製造方法。
  23. 前記SiO膜は、化学量論的組成(ストイキオメトリック)のSiOであることを特徴とする誘電体窓部材の製造方法。
  24. 前記SiO膜を耐食性膜で覆うことを特徴とする請求項22又は23記載の誘電体窓部材の製造方法。
  25. 前記耐食性膜は化学量論的組成を有するY膜であることを特徴とする請求項24記載の誘電体窓部材の製造方法。
  26. 請求項1〜17のいずれかに記載されたマイクロ波プラズマ処理装置を使用して被処理体をプラズマ処理する工程を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
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