JP2009206308A - トランス取付装置及びトランス取付部材 - Google Patents

トランス取付装置及びトランス取付部材 Download PDF

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Abstract

【課題】トランスの放熱性を向上することが可能なトランス取付装置及びトランス取付部材の提供にある。
【解決手段】弾性を有する放熱シート14を介してトランス12を取付部材13によって金属製のヒートシンク11に固定するトランス取付装置10において、取付部材13は、トランス12のコア上面17bに載置された放熱シート14と接触する天井部19と、天井部19の両端部に設けられた屈曲部20と、屈曲部20の端部に垂下して設けられた取付腕部21とで構成され、屈曲部20が、天井部19より下方へ屈曲形成された下方屈曲部20aと、下方屈曲部20aに続いて形成された上方へ屈曲する上方屈曲部20bとを備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、トランスをヒートシンクに固定するためのトランス取付装置及びトランス取付部材に関するものである。
トランスは電子部品として金属性のヒートシンクに固定されるとともに、トランスからの発熱はヒートシンクに放熱されるように構成されている。例えば、特許文献1に開示されたトランスの取り付け構造は以下のような構成を有している。
トランス20は、一次巻線21及び二次巻線22を備えている。一次巻線21は、トランス20の外面25に近接する内部領域に収容されている。トランス20は、その外面25がヒートシンク40に接触するように取り付けられている。トランス20から引き出されている二次巻線22は、絶縁シート41を介してヒートシンク40に熱的に接続されている。
このように、一次巻線21において発生する熱の大部分は、トランス20の外面25を介して容易にヒートシンク40に放出される。一方、二次巻線22において発生する熱は、その一部は絶縁シート41を介してヒートシンク40に放出されるが、トランス20の外面25に対向する外面26側に伝達された熱は、容易には放熱されない。このため、トランス20の外面26側が異常に温度上昇し、トランス20を備えた回路が破損してしまう恐れがある。
この問題に対処するために、例えば、図9で示すトランスの放熱構造がとられることがある。図9で示す従来技術では、ヒートシンク51上にトランス52が載置され、トランス52の上面52bには、弾性を有する放熱シート53を介してコの字状の放熱プレート54が配置され、放熱プレート54はネジ55でヒートシンク51に固定される。このような構造をとることにより、トランス52で発生した熱は、下面52aを介してヒートシンク51に放熱されるとともに、上面52bから放熱シート53を介して放熱プレート54に伝わりヒートシンク51に放熱される。
特開2004−335780号公報(第6〜7頁、図5)
しかし、図9で示すトランスの放熱構造においては、放熱プレート54をネジ55で締め付けることによって、放熱プレート54の両端部が下方に引き下げられ、放熱プレート54の中央部が上に持ち上がり変形してしまう問題がある。この状態では、放熱プレート54の両端部の近傍は放熱シート53に接触しているが、中央部は非接触の状態が生じることがある。この場合、放熱シート53と放熱プレート54との接触面積が小さくなり、放熱シート53を介して放熱プレート54に伝達される熱量も少なくなって、トランス52からの放熱性が悪化してしまう問題がある。尚、図9の二点差線で示す放熱プレート54は取り付け前の状態を示し、実線で示す放熱プレート54は取り付け後の状態を示している。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、トランスの放熱性を向上することが可能なトランス取付装置及びトランス取付部材の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、弾性を有する熱伝導性部材を介してトランスを取付部材によって金属製のヒートシンクに固定するトランス取付装置において、前記取付部材は、前記トランスのコア上面に載置された前記熱伝導性部材と接触する天井部と、前記天井部の両端部に設けられた屈曲部と、前記屈曲部の端部に垂下して設けられた取付腕部とで構成され、前記屈曲部が、前記天井部より下方へ屈曲形成された下方屈曲部と、前記下方屈曲部に続いて形成された上方へ屈曲する上方屈曲部とを備えていることを特徴とする。
なお、本願の特許請求の範囲及び明細書においては、トランスのコイルボビンが見える側を前面、その背面側を後面とし、前記トランスの前面から見て左右を側面、上側を上面、下側を下面として説明する。
請求項1記載の発明によれば、取付部材の天井部の両端部に形成された屈曲部は、天井部より下方へ屈曲形成された下方屈曲部と、下方屈曲部に続いて形成された上方へ屈曲する上方屈曲部とを備えている。
このため、屈曲部の端部に垂下して設けられた取付腕部をヒートシンクに固定する場合に、取付腕部が下方に引き下げられることによって上方屈曲部が弾性変形し、下方屈曲部はそのままの状態を維持したまま下方に変位する。このことにより、天井部は熱伝導性部材を均一に押圧することが可能となり、取付部材と熱伝導性部材との接触面積は拡大される。
従って、取付腕部をヒートシンクに固定する場合に発生する取付部材の中央部の変形(天井部の変形)は、屈曲部の変形により吸収されることにより抑制され、トランスの放熱性の向上を図れる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のトランス取付装置において、前記屈曲部の下方屈曲部は、前記天井部より直角に屈曲形成されていることを特徴とするため、熱伝導性部材の移動を規制することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のトランス取付装置において、前記天井部は、両端部に対し中央部が下方に湾曲した形状であることを特徴とするため、天井部は熱伝導性部材に対し全面均一な接触が可能となり、取付部材と熱伝導性部材との密着性を一層向上することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のトランス取付装置において、前記ヒートシンクに上方へ突出した取付台を形成し、前記取付部材の前記取付腕部の下端は取付部を有し、該取付部は前記取付台にネジ止めされたことを特徴とするため、トランスをヒートシンクに容易に、且つ確実に取り付けることができる。
請求項5記載の発明は、トランスのコア上面に載置された熱伝導性部材と接触する天井部と、前記天井部の両端部に設けられた屈曲部と、前記屈曲部の端部に垂下して設けられた取付腕部とで構成され、前記屈曲部が、前記天井部より下方へ屈曲形成された下方屈曲部と、前記下方屈曲部に続いて形成された上方へ屈曲する上方屈曲部とを備えていることを特徴とするトランス取付部材なので、請求項1と同等の効果を得ることができる。
本発明によれば、取付部材の天井部の両端部に屈曲部が設けられているので、天井部の変形を抑制でき、トランスの放熱性の向上を図ることが可能である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係るトランス取付装置について、図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、トランス取付装置10の概略構成を示す正面図であり、トランス取付装置10は、ヒートシンク11、ヒートシンク11に取り付けられるトランス12、トランス12の取付部材13、トランス12と取付部材13との間に介在される放熱シート14及び取付部材13をヒートシンク11に固定するネジ15により構成されている。
ヒートシンク11の上面にはネジ孔を有する取付台16が左右に2個、それぞれ突出して形成されている。ヒートシンク11は放熱性を有する金属材料からなり、各取付台16を含め成型により形成されている。なお、各取付台16はヒートシンク11の上面に後工程での切削加工及び溶接等により形成することも可能である。
トランス12は上下一対のコア17を有し、その中央脚部がコイルを巻き付けたコイルボビン18内を挿通して両側より挟持した3本の脚部を有するE字型の構成である。トランス12のコア下面17aは、ヒートシンク11の上面に接触配置され、トランス12のコア上面17bには熱伝導性部材に相当する放熱シート14が載置されている。放熱シート14は熱伝導性及び弾性を有するゴム部材により形成されている。
取付部材13は、図1及び図3に示されるように、トランス12のコア上面17bに載置された放熱シート14と接触するフラットな天井部19と、天井部19の両端部に設けられた屈曲部20と、屈曲部20の端部にトランス12の側方に垂下して設けられた取付腕部21及び各取付腕部21の下端から外方にほぼ直角に曲げられた取付部22からなり、断面コの字状に一体形成されている。尚、屈曲部20の詳細構成については後述する。取付部材13は、銅、ステンレスあるいはリン青銅等の材料で構成され、弾性と放熱性を有する。
ここで、各取付腕部21の長さをt(図3参照)とし、トランス12のコア上面17bに載置された放熱シート14のヒートシンク11の取付台16からの高さ方向の長さをt0(図1参照)とすれば、t<t0となるように形成されている。これは、取付部材13をヒートシンク11に締め付け固定する時に、天井部19が所定の力で放熱シート14を押圧するための条件であり、あらかじめ適切な値に設定されている。各取付部22には各取付台16のネジ孔と一致する孔が穿孔されている。
図2に示されるように、各取付腕部21は、屈曲部20から取付部22に向かうに従い幅が狭くなるように形成されている。
図4に示されるように、屈曲部20は、天井部19の両端部に連設された下方へ屈曲する下方屈曲部20aと、斜め上方へ屈曲する上方屈曲部20b、下方屈曲部20aと上方屈曲部20bとの間をつなぐ連結部20c、及び上方屈曲部20bから延在する連結部20dとを備えている。下方屈曲部20aは、天井部19より直角に屈曲形成されており、天井部19と連結部20cとの角度はほぼ90°となっている。また、上方屈曲部20bは、連結部20dが水平位置より斜め上方に向けて屈曲形成されており、90°より小さい鋭角となっている。下方屈曲部20aと上方屈曲部20bとの間の高さ方向の距離h1は、放熱シート14の厚さhよりも小さく、天井部19により放熱シート14が取付時に押圧されたときに上方屈曲部20bがコア上面17bと接触しない程度の寸法とされている。
屈曲部20の端部には連結部20dより別の屈曲部23を介して取付腕部21が設けられている。
なお、図4において、二点鎖線で示す取付部材13は、ヒートシンク11に取り付け固定される前の状態を示し、実線で示す取付部材13は、ヒートシンク11に取り付け固定された後の状態を示している。
次に、上記構成を有するトランス取付装置10について図5及び図4に基づき作用説明を行う。
先ず、図5(a)に示されるように、ヒートシンク11の両取付台16の間にトランス12のコイルボビン18が見える側を前後方向とし、トランス12のコア下面17aをヒートシンク11の上面に接触させて配置する。そして、トランス12のコア上面17b側に放熱シート14を介在させて、取付部材13をトランス12の上方から装着する。
次に、図5(b)に示されるように、両取付腕部21の取付部22の孔を取付台16のネジ孔に位置合わせを行って、上方よりネジ15を挿入させる。この状態では、ネジ15による締め付けはまだ行われていないので、両取付腕部21の取付部22はヒートシンク11の両取付台16から浮いている状態にある。これは、各取付腕部21の長さtと、放熱シート14のヒートシンク11の取付台16からの高さ方向の長さt0との間には、t<t0の関係があることによる。
次に、図5(c)に示されるように、取付部22をネジ15により締め付けることによって、取付腕部21が引き下げられ、天井部19は所定の力で放熱シート14を押圧する。
この時の、取付部材13の変形の様子を図4で説明する。天井部19と取付腕部21との間には屈曲部20が形成されているために、取付腕部21が引き下げられることによって、上方屈曲部20bが弾性変形し、取付腕部21は屈曲部23とともに外側にせり出された状態となる。この時、上方屈曲部20bは角度が増加する方向に変形するが、下方屈曲部20aは、取付腕部21の引き下げ方向と、連結部20cの長手方向とが同じであることから、下方屈曲部20aはほとんど変形することなく初期形状を維持したまま下方に変位する。
このため、天井部19は放熱シート14を上方より全面ほぼ均一な力で押圧し、放熱シート14は弾性圧縮されて、天井部19と放熱シート14との接触面積は拡大される。
このような取付構造をとることにより、トランス12で発生した熱は、コア下面17aを介してヒートシンク11に直接放熱されるとともに、コア上面17bから放熱シート14を介して取付部材13の天井部19に伝わり取付腕部21を経てヒートシンク11に放熱される。ところで、コア上面17bからの放熱は、コア上面17bと放熱シート14及び放熱シート14と天井部19との密着性に影響される。しかし、本実施形態においては天井部19は放熱シート14を上方より全面ほぼ均一な力で押圧し、天井部19が変形せず放熱シート14との接触面積が減少することがないので、コア上面17bと放熱シート14との密着性も維持される。よって、コア上面17bから放熱シート14を介して天井部19に至る熱伝導性は低下することがなく、トランス12の放熱性の向上を図ることができる。
また、取付部材13をネジ15で締め付けることによって、トランス12をヒートシンク11に強固に固定できると共に、コア下面17aとヒートシンク11の上面との密着性の向上を図ることができ、この部分からの放熱性も維持できる。
この第1の実施形態に係るによれば以下の効果を奏する。
(1)天井部19の両端部に屈曲部20が形成され、屈曲部20は、天井部19に連設された下方屈曲部20aと、さらに連結部20cを介して形成された上方屈曲部20bとを備えている。従って、取付腕部21が引き下げられることによって、上方屈曲部20bが弾性変形し、屈曲部23及び取付腕部21が外側にせり出した状態となる。この時、上方屈曲部20bは角度が増加する方向に変形するが、下方屈曲部20aは、取付腕部21の引き下げ方向と、連結部20cの長手方向とが同じであることから、下方屈曲部20aはほとんど変形することなく初期形状を維持したまま下方に変位する。このため、天井部19は放熱シート14を上方より全面ほぼ均一な力で押圧し、放熱シート14は弾性圧縮されて、天井部19と放熱シート14との接触面積は拡大される。このことにより、コア上面17bと放熱シート14及び天井部19との密着性が向上し、トランス12の放熱性の向上を図れる。
(2)下方屈曲部20aは、天井部19より直角に屈曲形成されているので、放熱シート14の左右方向の移動を規制することができる。また、下方屈曲部20aと上方屈曲部20bとの間の高さ方向の距離h1は、放熱シート14の厚さhよりも小さいので、放熱シート14の圧縮量を規制できる。即ち、圧縮時に放熱シート14の厚さをh1以下としないことで、過度な引き下げ量によって放熱シート14が圧接してつぶされるのを防止できる。
(3)トランス12を放熱シート14を介して取付部材13によりヒートシンク11に強固に固定することができ、放熱性と保持性の両立を図れる。
(4)取付部材13は、天井部19の両端部に屈曲部20及び取付腕部21が一体的に形成された簡単な構成なので、取り扱いが容易である。
(5)ヒートシンク11に上方に突出した取付台16を形成し、取付部材13の取付部22を取付台16にネジ15で締め付ける構成であるため、電子部品ユニットのように限られたスペースに多数の部品を配設するような場合に、取り付け作業が容易となり、且つ確実に取り付けることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るトランス取付装置30を図6〜図8に基づいて説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における取付部材13の形状を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図6は、トランス取付装置30の概略構成を示す正面図であり、図7は、取付部材31のみの正面図を示す。図6及び図7において、取付部材31における天井部32以外の構成は第1の実施形態における取付部材13と同一である。即ち、屈曲部33と屈曲部20、取付腕部34と取付腕部21、及び取付部35と取付部22とはそれぞれ同一構成となっている。特に、屈曲部33と屈曲部20との対応関係は、下方屈曲部33aと下方屈曲部20a、上方屈曲部33bと上方屈曲部20b、連結部33cと連結部20c、及び連結部33dと連結部20dとがそれぞれ対応している。
図7に示されるように、取付部材31における天井部32は両端部に対し中央部が下方に湾曲した形状となっている。図7において、両端部の高さ位置を基準とする基準線を考え、中央部でのこの基準線に対する下方への乖離量をdとすれば、この乖離量dが大きくなるほど湾曲は大きくなり、この乖離量dが小さくなるほど湾曲は小さくなる。ちなみに、乖離量dがゼロの場合には、湾曲がないフラットな状態で、第1の実施形態における天井部19と同一形状となる。
この乖離量dは、使用材料の物性や形状寸法等により決められる値であり、本実施形態においては、予め適切な値に設定されている。
このような取付装置においては、第1の実施形態と同様に、図8(a)に示されるように、取付部材31をトランス12の上方から装着する。
すると、図8(b)に示されるように、取付部材31の天井部32は湾曲したままの状態で、放熱シート14上に載置される。
次に、図8(c)に示されるように、取付部35をネジ15により締め付けることによって、取付腕部34が引き下げられるが、屈曲部33の一部が弾性変形することにより天井部32の変形は抑制される。(この点は、第1の実施形態における作用と同等であるので詳細説明を省略する。)
取付部材31は第1の実施形態と同様の屈曲部33を有しているので、下方への引き下げ力による天井部32への荷重伝達は緩和されるものの、引き下げ量や精度誤差のばらつきによって完全に除去されず、若干量の天井部32の中央部持ち上がり変形が生じる恐れがある。しかし、その場合であっても本実施形態においては、天井部32は両端部に対し中央部が下方に湾曲しているため、中央部の持ち上がり変形を修正できて天井部32をフラットな形状に維持可能である。従って、天井部32は放熱シート14に対し全面均一な接触が可能となり、取付部材31と放熱シート14との密着性を一層向上することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更しても良い。
○ 第1、第2の実施形態では、屈曲部20、33を下方屈曲部20a、33aと上方屈曲部20b、33bの2箇所として説明したが、3箇所以上設けても構わない。
○ 第1、第2の実施形態において、下方屈曲部20a、33a、上方屈曲部20b、33b及び屈曲部23、36の形状を断面R形状としても良い。
○ 第1、第2の実施形態において、取付部材13、31の取付腕部21、34を長く形成し、取付部22、35をヒートシンク11の上面に直接固定するように構成しても良い。
第1の実施形態に係るトランス取付装置の正面図である。 第1の実施形態に係るトランス取付装置の側面図である。 第1の実施形態に係る取付部材の正面図である。 第1の実施形態に係るトランス取付装置の要部拡大正面図である。 第1の実施形態に係るトランス取付装置の取り付け順序を示す模式図である。(a)取り付ける前の状態。(b)取付部材をトランスに載置した状態。(c)取付部材をネジで固定した状態。 第2の実施形態に係るトランス取付装置の正面図である。 第2の実施形態に係る取付部材の正面図である。 第2の実施形態に係るトランス取付装置の取り付け順序を示す模式図である。(a)取り付ける前の状態。(b)取付部材をトランスに載置した状態。(c)取付部材をネジで固定した状態。 従来技術を示す正面図である。
符号の説明
10、30 トランス取付装置
11 ヒートシンク
12 トランス
13、31 取付部材
14 放熱シート(熱伝導性部材)
15 ネジ
16 取付台
17 コア
17a コア下面
17b コア上面
19、32 天井部
20、33 屈曲部
20a、33a 下方屈曲部
20b、33b 上方屈曲部
20c、20d、33c、33d 連結部
21、34 取付腕部
22、35 取付部

Claims (5)

  1. 弾性を有する熱伝導性部材を介してトランスを取付部材によって金属製のヒートシンクに固定するトランス取付装置において、
    前記取付部材は、前記トランスのコア上面に載置された前記熱伝導性部材と接触する天井部と、前記天井部の両端部に設けられた屈曲部と、前記屈曲部の端部に垂下して設けられた取付腕部とで構成され、
    前記屈曲部が、前記天井部より下方へ屈曲形成された下方屈曲部と、前記下方屈曲部に続いて形成された上方へ屈曲する上方屈曲部とを備えていることを特徴とするトランス取付装置。
  2. 前記屈曲部の下方屈曲部は、前記天井部より直角に屈曲形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトランス取付装置。
  3. 前記天井部は、両端部に対し中央部が下方に湾曲した形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトランス取付装置。
  4. 前記ヒートシンクに上方へ突出した取付台を形成し、前記取付部材の前記取付腕部の下端は取付部を有し、該取付部は前記取付台にネジ止めされたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のトランス取付装置。
  5. トランスのコア上面に載置された熱伝導性部材と接触する天井部と、前記天井部の両端部に設けられた屈曲部と、前記屈曲部の端部に垂下して設けられた取付腕部とで構成され、
    前記屈曲部が、前記天井部より下方へ屈曲形成された下方屈曲部と、前記下方屈曲部に続いて形成された上方へ屈曲する上方屈曲部とを備えていることを特徴とするトランス取付部材。
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