JP2009205346A - 訂正管理システム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷物制作における依頼者と制作会社間の訂正指示と訂正作業の効率化とそのやりとりした履歴を管理することを可能とする訂正管理システム等を提供する。
【解決手段】 依頼元10のクライアント端末4と制作会社13のクライアント端末4と接続されたサーバ1は、依頼元10からの訂正元制作物プレビュデータ21上に書き込まれた訂正指示データ23を登録する訂正指示作成手段101と、登録された訂正指示データと訂正元制作物プレビュデータを重畳配置し提示し、修正された訂正後制作物プレビュデータ24を登録する訂正手段102と、校正担当者15のクライアント端末4に訂正後の制作物を送信し訂正確認を行う訂正確認手段103と、制作物の各手段の進捗記録である訂正進捗履歴情報25と、関連付ける生成物を提示する訂正履歴管理手段104を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを利用した、印刷制作物に対する訂正指示と訂正作業を管理する訂正管理システムに関する。
従来から、チラシ、カタログ、パンフレットなど印刷物の編集制作に適した、ページレイアウトシステムが実用化されている。更に、近年、媒体制作を行う際に、コンピュータの普及に伴い、カタログに載せる商品データをデータベース化して利用することが始まっている。得意先を含めた形態で、データベースと連携して制作作業を行うことができるデスクトップパブリッシング(DTP)作業と親和性の高い媒体制作システムが運用され、媒体制作作業の効率化が図られてきている。
一般に、印刷物(制作物)に対して、内容変更、記載不備が生じ、依頼者と制作会社との間で、紙媒体等により訂正指示、訂正、確認等何回かのやりとりの後、初めて制作物が完成する。
また、印刷物が発注者の意図通りにできているかを発注者が確認する校正作業を行う分野においては、従来からある校正刷り(紙)による校正方法に加えて、最近ではDTPで作成した製版データファイルを汎用的な製版データ形式に変換した上で、ネットワーク等で発注者に送付し、発注者側での社内ネットワークで校正を行うシステムが公開されている(例えば、特許文献1)。
また、校正担当者の好みに応じて、紙などの物理的な媒体上での校正作業も可能となる画面上での校正作業と旧来の紙面上での校正作業とを混在させる校正システムも存在する(例えば、特許文献2)。
特開2002−007391号公報 特開2002−318799号公報
しかしながら、訂正指示や訂正作業を繰り返し行っていると、依頼者は、訂正指示が既に出されたものであるか、最新のものに対して訂正指示を出しているかがわからなくなることがあり、その結果、指示重複による無駄や指示ミスが発生したりしていた。
また、制作会社では、訂正指示どおりに訂正がきちんとなされたかを確認するには、訂正元の制作物と訂正指示書がまとめ、訂正後の制作物をまとめて管理する必要があるが、校正を重ねていくと、最終的には、管理が煩雑になり、あいまいな管理にならざるを得ない。結果として、訂正ミスが発生したり、どの段階で訂正ミスが発生したかの原因究明ができないという問題があった。印刷物制作作業の効率を低下させる原因の一つとなっていた。
また、1つの印刷物に関する訂正指示、訂正、校正作業の進捗状況などを把握することも困難であった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、印刷物制作における依頼者と制作会社間の訂正指示と訂正作業の効率化、及びそのやりとりした履歴を管理することを可能とする訂正管理システム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、印刷制作物に対する訂正を依頼する依頼者の端末装置と、前記訂正指示に応じて訂正を行う制作会社の端末装置と、訂正指示と訂正作業を管理するサーバとがネットワークを介して接続される訂正管理システムであって、前記サーバは、訂正元となる制作物毎に関連付けられた、前記制作物のプレビュデータである訂正元制作物プレビュデータと、前記制作物に対する1又は複数の訂正指示データからなる訂正指示リストと、訂正後制作物プレビュデータと、訂正進捗履歴情報と、を記憶する記憶手段と、制作物のプレビュデータである訂正元制作物プレビュデータを登録、記憶し、前記依頼者の端末装置に提示し、前記訂正元制作物プレビュデータ上に書き込まれた訂正指示データを訂正指示リストに登録、記憶する訂正指示作成手段と、登録された訂正指示データと、前記訂正元制作物プレビュデータとを重畳配置し前記制作会社の端末装置に提示し、前記制作会社の端末装置からの前記訂正指示データに応じて訂正された訂正後制作物プレビュデータを登録、記憶する訂正手段と、前記訂正元制作物プレビュデータ、前記訂正指示データ、前記訂正後制作物プレビュデータを前記制作会社の端末装置に送信し訂正確認を行う訂正確認手段と、前記訂正指示作成手段、前記訂正手段、前記訂正確認手段の各手段実行により、各手段に相当する進捗記録を前記訂正進捗履歴情報に設定、保持する進捗管理手段と、前記制作物の各手段の進捗記録である訂正進捗履歴情報と、該訂正進捗履歴情報に関連付けられる前記訂正元制作物プレビュデータ、前記訂正後制作物プレビュデータ、前記訂正指示データを提示する訂正履歴管理手段と、を具備することを特徴とする訂正管理システムである。
また、前記サーバは、更に、前記依頼者の端末装置から受け取った最終承認に伴い、前記訂正進捗履歴情報に最終承認に相当する進捗記録を設定、保持することが望ましい。
また、前記サーバは、登録された訂正指示データに対してアクセス属性を設定し、訂正指示をすべて書き込んだ後、前記依頼者の端末装置からの訂正指示内容の公開要求に伴い、前記制作会社の端末装置に前記訂正指示データの読み取り権限を与え、かつ、公開後は、前記依頼者の端末装置に前記訂正指示データへの書き込み権限を許可しないことが望ましい。
また、前記サーバはWebサーバであり、前記端末装置はWebブラウザとして機能するものであることが望ましい。
第1の発明では、依頼者と制作会社との間でスムーズな連携をとりながら、効率的に訂正作業を進めることができ、また、訂正作業の進捗状況を容易に把握することが可能になる。
また、訂正指示をデジタル化することでの紙量減少による効果(コスト面、環境面など)も期待できる。
更に、訂正履歴情報が保持されるため、どのような訂正が多いかを容易に把握することができる。
第2の発明は、コンピュータを第1の発明の訂正管理システムのサーバとして機能させるプログラムである。
第3の発明は、コンピュータを第1の発明の訂正管理システムのサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
本発明は、印刷物制作における依頼者と制作会社間の訂正指示と訂正作業の効率化、及びそのやりとりした履歴を管理することを可能とする訂正管理システム等を提供することができる。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係る訂正管理システム等の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、本発明の本実施の形態に係る訂正管理システム100の概略構成を示す図である。
図1は、訂正管理システム100の1例であり、図1に示すように、訂正管理システム100は、サーバ1、依頼元10と制作会社13の複数のクライアント端末4等が、ネットワーク9を介して接続されて構成される。
ネットワーク9は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、社内LAN等のネットワークであり、有線、無線を問わない。
サーバ1は、サーバコンピュータ等であり、Webサーバ2、Webアプリケーション3である訂正管理アプリケーション、及び訂正管理アプリケーション実行時に取得する訂正元制作物プレビュデータ21、訂正指示データ22、訂正後制作物プレビュデータ24、訂正進捗履歴情報25等を記憶する記憶部202を有する。訂正管理アプリケーションは、訂正指示作成手段101、訂正手段102、訂正確認手段103、訂正履歴管理手段104を有する。
訂正指示作成手段101は、訂正元となる制作物のプレビュデータである訂正元制作物プレビュデータを登録、記憶し、依頼元10のクライアント端末4に送信し表示し、依頼元10のクライアント端末4から受け取った訂正指示データを登録、記憶する。
訂正手段102は、登録された訂正指示データと訂正元制作物プレビュデータを重畳配置して制作会社13のクライアント端末4に送信し、制作会社13のクライアント端末4からの訂正された訂正後制作物プレビュデータ24を登録、記憶する。
訂正確認手段103は、訂正元制作物プレビュデータと、訂正指示データと、訂正後制作物プレビュデータとを、制作会社13のクライアント端末4に送信し訂正確認を行う。
訂正履歴管理手段104は、制作物の訂正指示、訂正、訂正確認(校正)等の一連の作業の訂正進捗履歴情報、及び該訂正進捗履歴情報に関連付けられる訂正元制作物プレビュデータと、訂正後制作物プレビュデータと、訂正指示データを依頼元10や制作会社13のクライアント端末4に送信する。
クライアント端末4は、パーソナルコンピュータ、携帯型端末機(Personal Digital Assistant)等である。クライアント端末4は、Webブラウザ5を有する。クライアント端末4は、依頼元10の責任者11、担当者12、制作会社13の制作担当者14、校正担当者15、進行管理者16が有する。各クライアント端末4は、運用に応じて、サーバ1から訂正元制作物プレビュデータ、訂正指示データ、訂正後制作物プレビュデータ、及び訂正進捗履歴情報等を受信、表示し、その内容を確認し訂正指示や訂正を行う。
尚、本実施の形態の訂正管理システム100は、WWW(World Wide Web)技術を用いて実現し、サーバ1はWebサーバ2を、クライアント端末4はWebブラウザ5を搭載し、サーバ1とクライアント端末4は、夫々、Webサーバ2、Webブラウザ5を介して、データの送受信を行う。
次に、訂正管理システム100の処理概要と依頼元10と制作会社13との間の作業の流れについて説明する。図2に示すように、訂正管理システム100の処理概要と依頼元10と制作会社13との間の作業の流れを示す図である。
図2に示すように、依頼元10の依頼元担当者12のクライアント端末4は、サーバ1にアクセスし、訂正元制作物の確認、訂正指示書き込みを行う。訂正指示書き込み後、訂正指示内容を公開し、制作会社13の制作担当者14のクライアント端末4は、サーバ1にアクセスし、閲覧可能となった訂正指示箇所を確認、訂正作業を行う。全ての訂正指示に対する訂正完了後、制作会社13の校正担当者14のクライアント端末4は、訂正確認(校正)を行う。訂正の一連作業中、制作会社13の進行管理者16のクライアント端末4は、進捗確認、履歴管理を行う。依頼元10の責任者11のクライアント端末4は、サーバ1に対して、最終承認を行う。
次に、図3を参照しながら、サーバ1のハードウェア構成を説明する。図3は、サーバ1のハードウェア構成図である。
サーバ1は、制御部301、記憶部302、メディア入出力部303、通信制御部304、入力部305、表示部306、印刷部307等が、システムバス309を介して接続されて構成される。
制御部301は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory )、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部302、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、システムバス309を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ1が行う各種データベース管理処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部302、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部301が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部302は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部301が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラム28や、本コンピュータを適用するサーバ1が行う訂正管理アプリケーションに相当するアプリケーションプログラム29等が格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部303(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピディスクドライブ、PDドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置等を有する。
通信制御部304は、通信制御装置、通信ポート等を有し、サーバ1とネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、サーバ1と、クライアント端末4間の通信制御を行う。
入力部305は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
入力部305を介して、サーバ1に対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部306は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置を有する。
印刷部307は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
システムバス309は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、図4を参照しながら、サーバ1の記憶部302が保持する情報について説明する。図4は、記憶部302が保持する情報を示す図である。
記憶部302内には、訂正管理情報20、及び制御プログラム28、アプリケーションプログラム29等が格納されている。
訂正管理情報20は、訂正元となる1つの制作物毎に、訂正元制作物プレビュデータ21、1又は複数の訂正指示データ23からなる訂正指示リスト22、訂正後制作物プレビュデータ24、訂正進捗履歴情報25等からなる。
訂正元制作物プレビュデータ21は、訂正元となる制作物単位のプレビュデータである。
訂正指示データ23は、訂正元制作物プレビュデータ21に対応付けられる、依頼元10からの訂正指示内容である。
訂正後制作物プレビュデータ24は、訂正元制作物プレビュデータ21に対応付けられる訂正指示リスト22内の訂正指示データ23すべてに対して修正したプレビュデータである。
図5は、訂正進捗履歴情報25の一態様を示す図である。
図5に示すように、訂正進捗履歴情報25は、訂正対象となる制作物に対する訂正一連作業の現在の進捗状況を記録する進捗状況フラグ31、訂正一連作業の訂正履歴情報32からなる。
進捗状況フラグ31は、訂正未、訂正指示中、訂正中、訂正完了、校正中、承認完了等を示すステータスビットからなる。各訂正指示、訂正、校正、承認等の作業に相当する処理で、相当するステータスビットが設定される。
訂正履歴情報32には、訂正指示データ23毎に、訂正指示、訂正指示確認、訂正、訂正確認(校正)、承認等の進捗状況フラグ31のステータス変更時に、開始日時、終了日時、作業担当者名等の履歴情報が記録される。
尚、訂正進捗履歴情報25のデータ構成は、この構成に限られるものではない。システムの運用形態に応じて、自由に設定可能である。
制御プログラム28は、サーバ1の各構成部分を駆動制御するプログラムであり、OS(オペレーティングシステム)に相当する。
アプリケーションプログラム29は、サーバ1が行う訂正管理アプリケーション(訂正指示作成手段101、訂正手段102、訂正確認手段103、訂正履歴管理手段104)に相当する実行可能プログラムである。
次に、図6を参照しながら、クライアント端末4のハードウェア構成を説明する。図6は、クライアント端末4のハードウェア構成図である。
クライアント端末4は、制御部401、記憶部402、通信制御部403、メディア入出力部404、入力部405、表示部406、印刷部407等が、システムバス409を介して接続される。
クライアント端末4のハードウェア構成は、図3について前述したサーバ1と同様の構成を採る。
尚、記憶部402には、プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、本コンピュータを適用するクライアント端末4が行う後述の処理に相当するWebブラウザ5等に該当するアプリケーションプログラム等が格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部401により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
次に、図7、図8、図9を参照しながら、訂正管理システム100の全体の処理の流れと処理機能について説明する。
図7は、訂正管理システム100の全体の処理の流れを示す図である。
図8、図9は、訂正管理システム100の画面遷移図である。
Webサーバ2の記憶部302には、アプリケーションプログラム29である訂正管理プログラムがインストールされている。以下のWebサーバ1の処理は、この訂正管理プログラムの制御に従って、Webサーバ1の制御部301によって行われる。
また、クライアント端末4の記憶部402には、アプリケーションプログラムであるWebブラウザ5がインストールされており、以下のクライアント端末4の処理(Webブラウザ5を介したWebサーバ2へのアクセス、Webサーバ2への指示、入力等)は、クライアント4の制御部401によって行われる。
<訂正元制作物閲覧・訂正指示作業>
依頼元10の依頼元担当者12のクライアント端末4からの閲覧要求に伴い、サーバ1(の制御部301)は、訂正元制作物27をプレビュデータに変換した訂正元制作物プレビュデータ21を訂正管理情報20に登録、保持し、訂正元制作物プレビュデータ21からなる閲覧画面データを送信し(ステップS201)、依頼元担当者12のクライアント端末4は、閲覧画面71を表示し確認し(ステップS202)、その上に用意された訂正指示作成画面72上に訂正指示82を書き込み、サーバ1に訂正指示データ23を送信する(ステップS203)。
サーバ1は、受け取った訂正指示データ23を訂正指示リスト22に登録、記憶し、現作業の履歴管理を行う(ステップS204)。訂正進捗履歴情報25の訂正履歴情報32に訂正指示を書き込んだ日時、担当者名等を記録し、進捗状況フラグ31に「訂正指示中」を設定する。訂正元制作物27に対して、複数の訂正指示を書き込むことが可能である。
サーバ1は、訂正指示データ23への読み取り、書き込み等のアクセス属性を設定し、依頼元担当者12のクライアント端末4は、訂正指示をすべて書き込んだ後、サーバ1に訂正指示内容の公開要求を行い、サーバ1は、制作会社13のクライアント端末4に訂正指示データ23の読み取り権限を与え、公開し、公開後は、依頼元12のクライアント端末4は、訂正指示データ23を変更することはできないように、書き込み権限を不可とする。これにより、依頼元10と制作会社13との訂正指示と訂正の同期をとり、訂正漏れ等のトラブルを防ぐことを可能とする。ユーザ権限は、例えば、ログイン時のユーザID、グループID等により判別、制御する。
<訂正指示箇所確認・訂正作業>
制作会社13の制作担当者14のクライアント端末4からの訂正指示箇所閲覧要求に伴い、サーバ1は、訂正指示データ23と、これに対応する訂正元制作物プレビュデータ21とを重畳配置した訂正指示確認画面データを送信し(ステップS205)、制作担当者14のクライアント端末4は、訂正指示確認画面73を表示し(ステップS206)、訂正指示箇所を見ながら訂正を行い、訂正した訂正後制作物プレビュデータ24を送信する(ステップS207)。訂正指示確認画面73には、訂正指示リスト表示領域83、アイコン化した訂正指示箇所を示す修正フラグ84、位置表示アイコン、スケールバーからなる表示ツール等からなる。修正フラグ84をクリックすると訂正指示内容を示す訂正指示内容画面85を表示する。
サーバ1は、受け取った訂正後制作物プレビュデータ24を登録、記憶し、現作業の履歴管理を行う(ステップS208)。訂正進捗履歴情報25の訂正履歴情報32に訂正した日時、担当者名等を記録し、進捗状況フラグ31に「訂正中」、すべての訂正指示に対する修正を完了すると「訂正完了」を設定する。
<訂正確認(校正)作業>
制作会社13の校正担当者15のクライアント端末4からの訂正確認要求に伴い、サーバ1は、訂正元制作物プレビュデータ21と訂正後制作物プレビュデータ24と訂正指示データ23からなる訂正確認画面74を送信し(ステップS209)、校正担当者15のクライアント端末4は、訂正確認画面74を表示し、訂正元制作物プレビュデータ21と訂正後制作物プレビュデータ24を切替表示させながら訂正指示データ23と比較して確認する(ステップS210)。更に、その訂正確認結果をサーバ1に送信し、また、該制作担当者14に連絡してもよい。
サーバ1は、現作業の進捗記録を行う。訂正進捗履歴情報25の訂正履歴情報32に校正した日時、担当者名等を記録し、進捗状況フラグ31に「校正中」、校正完了すると「校正完了」を設定する。
<訂正履歴管理>
また、制作会社13の進行管理者16のクライアント端末4からの訂正履歴要求に伴い、サーバ1は、訂正進捗履歴情報25を基づいて、時系列に作業日時と作業内容を配置した訂正履歴画面75を送信し(ステップS211)、進行管理者16のクライアント端末4は、訂正履歴画面75を表示し、進捗状況を確認する(ステップS212)。
訂正履歴画面75には、時系列に作業日時と作業内容が表示され、各作業に対して、クリックすることにより、関連付けられた中間生成物である訂正元制作物プレビュデータ、訂正指示データ、訂正後制作物プレビュデータを表示する。
<最終承認>
依頼元10の責任者11のクライアント端末4は、訂正指示、訂正、校正作業を完了すると、サーバ1から時系列に作業日時と作業内容を配置した訂正履歴画面75を受信し、表示する。各作業に対して、クリックすることにより、関連付けられた最終生成物である訂正元制作物プレビュデータ、訂正指示データ、訂正後制作物プレビュデータを表示する。責任者11のクライアント端末4は、最終承認し、サーバ1にその旨送信し、サーバ1は、訂正進捗履歴情報25の訂正履歴情報32に承認した日時、責任者名等を記録し、進捗状況フラグ31に「承認完了」を設定する。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、制作物に対する訂正指示を依頼する依頼元10のクライアント端末4と、訂正指示に対する訂正を行う制作会社13のクライアント端末4と、サーバ1とが、ネットワークを介して接続され、サーバ1は、取得した制作物の訂正元制作物プレビュデータ21を登録、記憶し、依頼元10のクライアント端末4に提示し、表示された訂正元制作物プレビュデータ21上に書き込まれた訂正指示データ23を訂正指示リスト22に登録、記憶する訂正指示作成手段101と、制作会社13のクライアント端末4に、訂正元制作物プレビュデータ21と、訂正指示データ23とを重ねて制作担当者14のクライアント端末4に提示し、訂正元制作物プレビュデータ21に対して訂正指示データ22に応じて訂正された訂正後制作物プレビュデータ24を登録、記憶する訂正手段102と、訂正元制作物プレビュデータ21と、訂正指示データ23と、訂正後制作物プレビュデータ24とを、制作会社13のクライアント端末4に送信し訂正確認を行う訂正確認手段103と、制作物の訂正一連作業の訂正進捗履歴情報と、該訂正進捗履歴情報に関連付けられる訂正元制作物プレビュデータ21と、訂正後制作物プレビュデータ24と、訂正指示データ23を提示する訂正履歴管理手段104とを備え、制作物に対する訂正管理を行う。
これにより、依頼者と制作会社との間でスムーズな連携をとりながら、効率的に訂正作業を進めることができ、また、訂正作業の進捗状況を容易に把握することが可能になる。
また、訂正指示をデジタル化することでの紙量減少による効果(コスト面、環境面など)も期待できる。
更に、訂正履歴情報が保持されるため、どのような訂正が多いかを容易に把握することができる。
訂正指示データの公開/非公開のアクセス制限により、依頼元10と制作会社13との訂正指示と訂正の同期をとり、訂正漏れ等を防ぐことを可能とする。
尚、図7等に示す処理を行うプログラムはCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る訂正管理システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施の形態に係る訂正管理システム100の概略構成を示す図 訂正管理システム100の処理概要と依頼元10と制作会社13との間の作業の流れを示す図 サーバ1のハードウェア構成図 記憶部302が保持する情報を示す図 訂正進捗履歴情報25の一態様を示す図 クライアント端末4のハードウェア構成図 訂正管理システム100の全体の処理の流れを示す図 訂正管理システム100の画面遷移図 訂正管理システム100の画面遷移図
符号の説明
100………訂正管理システム
1………サーバ
2………Webサーバ
3………Webアプリケーション
4………クライアント端末
5………Webブラウザ
9………ネットワーク
10………依頼元
11………責任者
12………依頼元担当者
13………制作会社
14………制作担当者
15………校正担当者
16………進行管理者
20………訂正管理情報
21………訂正元制作物プレビュデータ
22………訂正指示リスト
23………訂正指示データ
24………訂正後制作物プレビュデータ
25………訂正進捗履歴情報
31………進捗状況フラグ
32………訂正履歴情報
101………訂正指示作成手段
102………訂正手段
103………訂正確認手段
104………訂正履歴管理手段
301、401………制御部
302、402………記憶部

Claims (6)

  1. 印刷制作物に対する訂正指示を依頼する依頼者の端末装置と、前記訂正指示に応じて訂正を行う制作会社の端末装置と、訂正指示と訂正作業を管理するサーバとがネットワークを介して接続される訂正管理システムであって、
    前記サーバは、
    訂正元となる制作物毎に関連付けられた、前記制作物のプレビュデータである訂正元制作物プレビュデータと、前記制作物に対する1又は複数の訂正指示データからなる訂正指示リストと、訂正後制作物プレビュデータと、訂正進捗履歴情報とを記憶する記憶手段と、
    制作物のプレビュデータである訂正元制作物プレビュデータを登録、記憶し、前記依頼者の端末装置に提示し前記訂正元制作物プレビュデータ上に書き込まれた訂正指示データを訂正指示リストに登録、記憶する訂正指示作成手段と、
    登録された訂正指示データと前記訂正元制作物プレビュデータを重畳配置し前記制作会社の端末装置に提示し、前記制作会社の端末装置からの前記訂正指示データに応じて訂正された訂正後制作物プレビュデータを登録記憶する訂正手段と、
    前記訂正元制作物プレビュデータ、前記訂正指示データ、前記訂正後制作物プレビュデータを前記制作会社の端末装置に送信し訂正確認を行う訂正確認手段と、
    前記訂正指示作成手段、前記訂正手段、前記訂正確認手段の各手段の実行により、各手段に相当する進捗記録を前記訂正進捗履歴情報に設定、保持する進捗管理手段と、
    前記制作物の各手段の進捗記録である訂正進捗履歴情報と、該訂正進捗履歴情報に関連付けられる前記訂正元制作物プレビュデータ、前記訂正後制作物プレビュデータ、前記訂正指示データを提示する訂正履歴管理手段と、
    を具備することを特徴とする訂正管理システム。
  2. 前記サーバは、
    更に、前記依頼者の端末装置から受け取った最終承認に伴い、前記訂正進捗履歴情報に最終承認に相当する進捗記録を設定、保持することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の訂正管理システム。
  3. 前記サーバは、
    登録された訂正指示データに対してアクセス属性を設定し、訂正指示をすべて書き込んだ後、前記依頼者の端末装置からの訂正指示内容の公開要求に伴い、前記制作会社の端末装置に前記訂正指示データの読み取り権限を与え、かつ、公開後は、前記依頼者の端末装置に前記訂正指示データへの書き込み権限を許可しないことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかの記載の訂正管理システム。
  4. 前記サーバはWebサーバであり、前記端末装置はWebブラウザとして機能するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の訂正管理システム。
  5. コンピュータを請求項1から請求項4のいずれかに記載の訂正管理システムにおけるサーバとして機能させるプログラム。
  6. コンピュータを請求項1から請求項4のいずれかに記載の訂正管理システムにおけるサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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