JP2011081537A - データ受渡方法及び汎用データ取得方法 - Google Patents

データ受渡方法及び汎用データ取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアのソースコード等を解析する必要が無く、簡単な処理で迅速にシステム間等でのデータの受け渡しが可能な汎用データ取得方法、データ連携方法及びデータ受渡方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係るデータ受渡方法は、受渡元レコードをディスプレイ20に表示するレコード表示工程と、マスクDB125に格納されているマスクにより抽出された画像データを光学文字認識することで、項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、テキストデータを当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして汎用データDB123に格納する汎用データ格納工程と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、システム間やアプリケーション間でデータの受け渡しを行うデータ受渡方法に関する。
データの受け渡しとしては、データベースに格納されているデータを他のデータベースで利用可能なデータに変換して他のデータベースに移行するためのデータ移行があるが、例えば、システムの更新やアプリケーションの変更時には、旧システムや旧アプリケーションによって構築されたデータ資産を、新しいシステムやアプリケーションで利用可能なデータに変換して移行する必要がある。
このため、従来から、所定のフォーマットでデータベース等に記録されたデータを、他のデータベースで利用可能にするために、他のデータベースのフォーマットに変換するデータ移行方法が提供されている。例えば、下記特許文献1には、移行元のデータベースのフォーマットと、移行先のデータベースのフォーマットとの間でのカラムの対応関係を把握したうえで変換処理を行い、データベースのデータを移行させるデータ移行装置等が開示されている。
また、手動による原始的な方法ではあるが、異なるシステム間やアプリケーション間で一方のデータベースに格納されているレコードを他方のデータベースに一つずつ受け渡すといったデータ連携の場合には、双方のアプリケーションを同時に立ち上げておいて、移行元のアプリケーションのウィンドウに表示されたレコードの中から必要な情報をマウス等で選択してコピーし、その後、移行先のアプリケーションのウィンドウの所定の場所にペーストするといった手作業を繰り返すことでも、異なるシステム間やアプリケーション間でのデータ連携が可能である。
例えば、下記特許文献2には、マウス等のポインティング入力装置を用いたコピー、切り取り、貼り付け処理によって、クリップボード(情報仮置き場)を介して、異なるアプリケーション間でデータの連携(移行)を行うことが開示されている。
特開2003−288244号公報 特開2003−330733号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたデータ移行方法では、移行元のデータベースに格納されているレコードの項目名、項目数、サイズ、データ形式等、レコード構造を正確に把握しなければ、データ移行を行うことができない。したがって、データ移行をする場合には、移行元のデータベースの設計者等と一緒に移行プログラムを作成するか、移行元データベースプログラムのソースコード等を解析してデータ形式を把握しなければ、データ移行を行うことができず、データ移行の手間やコストが大きい。
大規模システムに係るデータベースであり、移行費用がある程度かかっても問題ない場合には、このような手間やコストをかけることもできるが、小規模で安価なシステムに係るデータベースの場合には、このような手間や費用をかけることは現実的ではない。このため、データベース移行自体を諦めざるを得ないケースも生じてしまう。また、ソースコードが公開されておらず、解析できない場合には、データ移行を行うことができない場合も生じる。
また、上記特許文献2に開示されたデータ連携方法では、アプリケーションのソースコード等を解析する必要もなく、簡単にコピー&ペーストによりデータ移行を行うことができるが、各レコードの項目毎に一つ一つ手動でコピー&ペーストを行う必要がある。したがって、多数のレコードをデータ変換する場合には、非常に手間がかかってしまい、レコード数が膨大な数となる場合には、現実的な方法ではない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ソフトウェアのソースコード等を解析する必要が無く、簡単な処理で迅速にシステム間等でのデータの受け渡しが可能な汎用データ取得方法、データ連携方法及びデータ移行方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るデータ受渡方法は、演算装置と記憶装置を備えたコンピュータにおいて、受渡元データベースに格納されている受渡元レコードを変換して受渡先データベースに格納するデータ受渡方法において、前記演算装置が、受渡元レコードを表示装置に表示するレコード表示工程と、前記演算装置が、レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、前記演算装置が、前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るデータ受渡プログラムは、受渡元データベースに格納されている受渡元レコードを変換して受渡先データベースに格納するデータ受渡方法をコンピュータに行わせるデータ受渡プログラムにおいて、受渡元レコードを表示装置に表示するレコード表示工程と、前記レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータシステムは、種々の演算を行う演算装置と、受渡元データベース及び受渡先データベースとを格納する記憶装置と、表示装置とを備えたコンピュータシステムにおいて、前記演算装置は、受渡元レコードを前記表示装置に表示するレコード表示制御と、前記レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識制御と、前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納制御と、を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る汎用データ取得方法は、演算装置及び記憶装置を備えたコンピュータにおいて、ディスプレイ上に表示されているレコードから汎用データを取得する汎用データ取得方法であって、前記演算装置が、前記レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、前記演算装置が、前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、受渡元のデータフォーマットを調べる必要なく、手軽に受渡元レコードを受渡先のシステムやアプリケーションに受け渡しすることができる。また、受渡元のレコードをいったん汎用データに変換することで、様々なアプリケーションやシステム間でのデータ受け渡しも可能となる。
図1は、本実施形態に係るデータ移行システムの構成を概略的に示す模式図である。 図2は、本実施形態に係るマスクの設定手順を示すフローチャートである。 図3は、本実施形態に係るアプリA−DBに格納されているレコードの表示ウィンドウを示す図である。 図4は、本実施形態に係るマスクDBに格納されるマスクXの設定内容を示す図である。 図5は、本実施形態に係る汎用データ取得処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、汎用データDBに格納される汎用データの内容を示す図である。
図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るデータ移行システムの構成を概略的に示す模式図である。図1に示すように、データ移行システム1は、コンピュータ本体10と、コンピュータ本体10からの出力情報を表示する表示装置であるディスプレイ20と、コンピュータ本体10に情報入力するためのキーボードやマウス等の入力装置22とを備える。
コンピュータ本体10は、各種演算を行うCPU(Central
Processing Unit)等の演算装置11と、各種情報を記憶しておくHDD(Hard Disc
Drive)や演算処理のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)等からなる記憶装置12とを備えている。
記憶装置12は、コンピュータ本体10において後述するアプリケーションや所定の処理を実行するための各種プログラムを格納するプログラムDB(データベース)121と、アプリケーションAのレコードを格納するアプリA−DB122と、後述するようにアプリケーションAのレコードから取得される汎用データを格納する汎用データDB123と、アプリケーションBのレコードを格納するアプリB−DB124と、汎用データを取得するためのマスクを格納するマスクDB125とを備えている。
なお、本実施形態では、一台のコンピュータにおいて、異なるアプリケーション(アプリケーションAとアプリケーションB)の間でデータの受け渡しを行う、すなわち、アプリケーションAのデータベースA(DB−A)122に格納されているレコードを、アプリケーションBのデータベース(DB−B)124に移行させる場合を例に挙げて説明する。アプリケーションA及びBは、ともに住所録データベースを管理するためのアプリケーションである。
本実施形態は、アプリケーションAのレコードの所望の項目値を、表示画面の中のレコード表示ウィンドウの画像データから光学文字認識(OCR:Optical Character Recognition)によりテキスト化することで、アプリB−DB124に移行するための汎用データを取得することを特徴としている。このとき、レコード表示ウィンドウの画像から所望の項目値の表示領域を抽出するためにマスクを用いている。
そこで、このマスクを作成する手順について、図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るマスクの作成手順を示すフローチャートであり、図3は、本実施形態に係るアプリA−DB122に格納されている一レコードの表示ウィンドウを示す図である。図4は、マスクDB125に格納されるマスクXの設定内容を示す図である。なお、本実施形態では、マスクXを用いて、図3の「氏名」、「氏名読み」、「社名」、「電子メール」の4つの項目について、汎用データを取得する場合を例に挙げて説明する。
まず、データ移行を行うユーザは、移行元のデータベースを管理するアプリケーションAと、移行のための処理を行う移行アプリケーションを起動させた状態で、マスク作成を開始する。アプリケーションA及び移行アプリケーションを実行するためのプログラムは、プログラムDB121内に格納されており、演算装置11がこれらのプログラムを実行することで、アプリケーションA及び移行アプリケーションが実行される。
開始後、S10では、ユーザは、入力装置22を操作して、図3に示すように、移行元のアプリA−DB122の所望の移行元レコードを表示するようデータ移行システム1に指示する。指示を受けたコンピュータ本体10は、演算装置11がアプリケーションAのプラグラムを実行することで、上記移行元レコードをディスプレイ20に表示する。
この状態で、ユーザが、移行アプリケーションのマスク設定機能を起動させ、マスク設定処理が開始される(S11)。なお、本実施形態では、レコードの表示ウィンドウがディスプレイ20の全体にわたって最大化されて表示されている場合を例に挙げて説明する。
S12では、移行アプリケーションが、表示されているアプリケーションAのレコードに含まれる複数の項目の中から、アプリケーションBのDB124に移行させたい項目の項目名を入力するように、ユーザに促す。この案内は、例えば、音声やディスプレイ20上への表示によって呈示される。最初に設定される項目名として、ユーザが「氏名」を入力すると、マスクXの設定として、マスクDB125に記録される。
続いて、S13に進み、移行アプリケーションからユーザに対して、項目「氏名」の項目値が表示されている領域を指定するように案内がなされる。ユーザが入力装置22であるマウスを操作して、図3の項目「氏名」の項目値が表示されている領域51(図中、点線で囲んである領域)を指定すると、指定された領域の座標値が項目名「氏名」と関連づけられ、マスクXの設定としてマスクDB125に記録される。
続いて、S14では、移行アプリケーションが、全ての項目について設定が終了したか否かについて、ユーザに問い合わせる。このような問い合わせは、例えば、画面上に、問い合わせの文章と共に、「YES」及び「NO」の回答ボタン表示させることで行われる。まだ、終了していないとユーザが回答した場合には、S12に戻り、次の項目について、上述したS12及びS13が再度実施される。
全ての項目について設定が終了、すなわち、本実施形態では、「氏名」、「氏名読み」、「社名」及び「電子メール」の項目についてのマスク設定(項目名及び項目値の領域座標)が終了、すなわち、残りの項目名「氏名読み」に対して領域52が指定され、項目名「社名」に対して領域53が指定され、項目名「電子メール」に対して領域54が指定され、S14においてユーザが終了と回答すると、S15へと進む。
S15へ進むときには、マスクDB125には、図4(a)に示すようなマスクXの設定が格納されている。このように、マスクXの項目情報としては、項目番号毎に、項目名及び領域座標が関連づけて記録されている。
次に、S15では、アプリA−DB122のレコード表示ウィンドウにおける特徴画像の指定が行われる。この特徴画像は、後述する文字認識を行う際に、表示ウィンドウに所望の項目値が表示されていない場合に警告を出したりするために用いられるデータであり、レコード表示ウィンドウに表示されるレコード表示画像の一部であって、レコード表示画像に常に表示される特徴的な文字や図形等が特徴画像として保存される。
特徴画像としては、例えば、図3に点線で囲んで例示しているように、アプリケーションAの名称表示領域61、氏名一覧の表示列の上端に表示された文字「氏名」の表示領域62、文字「レコード情報」の表示領域63、複数の表示文字からなる始めかぎ括弧形状の表示領域64等が指定される。
このように、マスクXに特徴画像を関連づけて設定しておけば、マスク設定時と比べて、レコード表示ウィンドウが縮小され、ディスプレイ画面上に特徴画像が表示されていない場合には、ユーザに対して音等で警告を出すことによって、ウィンドウを拡大させ、所望の項目値が全てディスプレイ画面上のレコード表示ウィンドウ内に表示されるようにすることができる。
図4(b)に示すように、特徴画像情報としては、特徴画像番号毎に、特徴画像(領域61,62,63,64)のデータと、特徴画像の領域座標が関連づけて記録される。このように、S15で特徴画像が指定されると、マスクXの作成が終了し、図4(a)及び(b)に示すマスクXの設定情報がマスクDB125に格納される。
続いて、図5を参照しながら、データベースAのレコードからデータベースBに移行可能な中間的な汎用データを取得する汎用データ取得処理の流れを説明する。図5は、汎用データ取得処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザは、アプリケーションAと移行アプリケーションを起動したうえで、汎用データの取得を開始する。開始後、S20では、ユーザの指令に従って、アプリケーションAが実行され、ユーザが汎用データの取得を望む移行元レコードがディスプレイ20に表示される。この状態で、ユーザが移行アプリケーションの汎用データ取得機能を起動させ、汎用データ取得処理が開始される(S21)。
S22では、ディスプレイ画面上のレコード表示ウィンドウがキャプチャされ、画像データとして記憶装置12に一時的に記録される。続いて、S23では、マスクXに設定されている特徴画像を用いて、キャプチャ画像(移行元レコード表示ウィンドウ)を確認し、マスクX設定時のレコード表示ウィンドウと比較してウィンドウが縮小されるなどして、特徴画像の一部が表示されていない場合には、ユーザに警告アナウンス「ウィンドウサイズを大きくしてください」を発し、ウィンドウの拡大等の補正を求める。なお、全ての特徴画像が表示されるように、演算装置12が自動でレコード表示ウィンドウを拡大するように構成しても良い。
続いて、S24では、マスクXに設定されている各項目について、キャプチャ画像から各項目値の領域座標の画像を抜き出して、OCR(光学文字認識)処理によりテキストデータに変換する。変換された項目値のテキストデータは、対応する項目名と関連づけられた汎用データとして、記憶装置12の汎用データDB123に格納される(S25)。
図6は、汎用データDB123に格納される汎用データの内容を示す図である。汎用データは、テキスト化された各項目値にそれぞれの項目名がタグとして付いたタグ付きデータとして汎用データDB123に保存される。本実施形態では、図6に示すように、項目名「氏名」が付された項目値「商標 幸次」、項目名「氏名読み」が付された項目値「ショウヒョウ コウジ」、項目名「社名」が付された項目値「B株式会社」、項目名「電子メール」が付された項目値「shouhyou@bcomapny.com」から構成される汎用データが保存される。
なお、汎用データのデータベースへの格納に先立って、取得された汎用データをディスプレイ20上に表示し、ユーザが内容を確認できる工程を入れるようにしても良い。修正がなければ、ユーザの指示によりそのまま格納され、修正がある場合には、ユーザが手動で修正を施した修正済み汎用データが汎用データDB123に格納される。
続いて、S26に進み、汎用データを取得したい次のレコードがあるか否かが判定され、ある場合にはS27へと進み、ない場合には汎用データ取得処理を終了する。この判定は、例えば、汎用データ取得処理開始時に、汎用データを取得するレコードの数をn個と設定しておけば、n個の汎用データを取得したか否かにより自動的に判定される。また、移行アプリケーションがユーザに対して問い合わせるようにしても良い。
S27では、ディスプレイ20に次の移行元レコードを表示させる。この表示は、移行アプリケーションが、アプリケーションAにおいて次のレコードを表示させるアクションを実行することで実現される。例えば、アプリケーションAにおいて、下カーソルキーが押下されると次のレコードが表示されるよう構成されている場合には、S27において、移行アプリケーションが下カーソルキーの押下信号を出力して、アプリケーションAに次のレコードを表示させるようにすれば良い。
S27において次の移行元レコードが表示されると、S22へと戻り、再びS22〜S25が繰り返され、次のレコードの汎用データが取得され、汎用データDB123へと格納される。
以上、アプリA−DB122のレコードから汎用データを取得する処理の流れについて詳細に説明したが、上述したアプリケーションAや移行アプリケーションの機能は、演算装置11がプログラムDB121内に格納されている所定のプログラムを実行することで実現される。
続いて、アプリA−DB122のレコードから取得した汎用データをアプリケーションBのフォーマットに合わせたレコードに変換して、移行先レコードとしてアプリB−DB124に格納する処理について説明する。汎用データは、図6に示したように、項目名と項目値とを一対一で関連づけて列記したデータ構造であるため、アプリケーションBがこのような標準データのインポートに対応している場合には、汎用データをアプリケーションBにインポートするだけで、汎用データがアプリB−DB124用のレコードに変換されてデータベースに記録され、データの移行が完了する。
また、アプリケーションBのレコード構造が分かっていれば、汎用データをアプリケーションBのレコード構造のデータに直接変換し、アプリB−DB124に格納するようにしても良い。このような汎用データのアプリケーションBへの受け渡しは、ユーザの指示によって行うだけなく、移行アプリケーションの機能として組み込むようにしても良い。このとき、移行したい全てのレコードの汎用データを取得してからまとめてアプリケーションBに渡すようにしても良いし、一つのレコードの汎用データを取得するたびにアプリケーションBに渡すように構成しても良い。
なお、汎用データを一つずつアプリケーションBに受け渡すといったデータ連携の場合には、アプリケーションBを起動してレコード入力画面を表示すると共に、このレコード入力画面の対応する項目値の入力欄に汎用データの各項目値を入力するようなプログラムを作成すれば良い。この場合には、汎用データに含まれていない項目値であって、アプリケーションBのレコードとして必要な項目値を、そのままその入力画面において補充入力することも可能である。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態によれば、アプリケーションAのレコード表示画面からOCR処理によりテキストデータからなる汎用データを取得しているので、アプリケーションAのデータ構造を知る必要もなく、アプリA−DB122のレコードを手軽にアプリB−DB124に受け渡すことができる。
また、異なるシステム間でデータ受渡を行う場合であっても、受け渡しのルールを定めて専用の移行プログラムを開発するといった膨大な工数が不要となり、汎用データ取得のためのマスクを設定するという、低コストで簡単な処理によってシステム間でのデータの受け渡しを行うことができる。
また、このように、種々のデータベースに容易にインポート可能な汎用データを取得すれば、アプリケーションA−B間だけでなく、他の様々なアプリケーションやネットワークを介した他のシステム等と容易にデータ連携を行うことができ、低コストで手軽に複数のシステムを接続することもできる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内でさらに種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態におけるマスク設定処理手順や汎用データ取得処理手順は、あくまでも一例であり、適宜、順序を入れ替えることができるのは言うまでもない。
また、上記実施形態では、一つのコンピュータ上で稼働するアプリケーション間でデータ受渡を行う場合について説明したが、ネットワークを介して接続されたシステム間でデータ受渡を行う場合にも適用できるのは言うまでもない。この場合、上述した受渡アプリケーションの機能は、一つのコンピュータ上で行われても良いし、複数のコンピュータ上で分散して行われても良い。
また、本実施形態のように汎用データを介することで、一対一だけでなく、一対多のアプリケーションやシステム間で、さらには多対多のアプリケーションやシステム間でのデータ移行も可能である。
また、上記実施形態では、レコードの表示ウィンドウがディスプレイ画面一杯に最大化された場合で説明したが、表示ウィンドウがディスプレイ画面の一部に表示される場合にももちろん本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、一つの表示ウィンドウに一つのレコードが表示された場合を例に挙げて説明したが、一つの表示ウィンドウ内に複数のレコードが表示される場合であっても、マスクの設定を複数レコード用に対応した設定にすれば、本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、アプリケーションAのデータとして記録済みのレコードをアプリケーションBに受け渡す場合について説明したが、アプリケーションAのレコード入力画面において入力中のレコードであっても、入力中のレコード表示ウィンドウをキャプチャすることで、汎用データを取得することは可能である。
1 データ移行システム
10 コンピュータ本体
11 演算装置
12 記憶装置
121 プログラムDB
122 アプリA−DB
123 汎用データDB
124 アプリB−DB
125 マスクDB
20 ディスプレイ
22 入力装置

Claims (6)

  1. 演算装置と記憶装置を備えたコンピュータにおいて、受渡元データベースに格納されている受渡元レコードを変換して受渡先データベースに格納するデータ受渡方法において、
    前記演算装置が、受渡元レコードを表示装置に表示するレコード表示工程と、
    前記演算装置が、レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、
    前記演算装置が、前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納工程と、
    を備えることを特徴とするデータ受渡方法。
  2. 前記汎用データを前記受渡先データベースのフォーマットのレコードに変換し、受渡先レコードとして前記受渡先データベースに格納する受渡先レコード格納工程をさらに備え、
    前記レコード表示工程、前記文字認識工程、前記汎用データ格納工程及び前記受渡先レコード格納工程を繰り返し、複数の受渡元レコードを前記受渡先データベースに受け渡しすることを特徴とする請求項1記載のデータ受渡方法。
  3. 前記マスクには、前記レコード表示ウィンドウにおいて常に表示される特徴画像がさらに設定されており、前記演算装置は、前記文字認識工程に先立って、前記受渡元レコードの表示ウィンドウに前記特徴画像の一部が表示されていない場合に警告を発するように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ受渡方法。
  4. 受渡元データベースに格納されている受渡元レコードを変換して受渡先データベースに格納するデータ受渡方法をコンピュータに行わせるデータ受渡プログラムにおいて、
    受渡元レコードを表示装置に表示するレコード表示工程と、
    前記レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、
    前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ受渡プログラム。
  5. 種々の演算を行う演算装置と、受渡元データベース及び受渡先データベースとを格納する記憶装置と、表示装置とを備えたコンピュータシステムにおいて、
    前記演算装置は、
    受渡元レコードを前記表示装置に表示するレコード表示制御と、
    前記レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識制御と、
    前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納制御と、
    を行うことを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 演算装置及び記憶装置を備えたコンピュータにおいて、ディスプレイ上に表示されているレコードから汎用データを取得する汎用データ取得方法であって、
    前記演算装置が、前記レコード表示ウィンドウにおける所定の項目値の表示領域をその項目名と関連づけて設定してあるマスクにより、前記受渡元レコードの表示ウィンドウの画像から抽出された画像データを光学文字認識することで、当該項目値のテキストデータを取得する文字認識工程と、
    前記演算装置が、前記テキストデータを前記マスクに設定されている当該項目値の項目名と関連づけた汎用データとして前記記憶装置に格納する汎用データ格納工程と、
    を備えることを特徴とする汎用データ取得方法。
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