JP6938045B2 - 原稿管理装置および原稿管理方法 - Google Patents

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本発明は、原稿管理装置および原稿管理方法に関する。
従来、例えば印刷分野におけるドキュメント校正作業(例えばマニュアルの校正作業)における紙を使用した校正作業に対し、ウェブサーバ技術を駆使した校正システムが提案されている(例えば特許文献1)。
国際公開WO2003/010683号
特許文献1に記載の構成システムでは、登録ユーザからの要求に従って公開される校正状況として、校正管理者ごとの校正進捗状況を把握することができる。しかしながら、当該校正進捗状況の一覧表からは、原稿登録から校了までの進捗状況の中で、原稿登録や原稿訂正、校了といった各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータスの変化を、リアルタイムで容易に知ることはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、原稿管理に付随する行動記録を複数のユーザが共有できる原稿管理装置および原稿管理方法を提供する。
本発明はかかる課題を解決するため、第1端末装置から送信された原稿データについて、前記第1端末装置と第2端末装置との間での校正処理を仲介する複数の動作を実行し、前記校正処理の終了後に第3端末装置からの校了通知を前記第1端末装置に送信する動作を実行する原稿校正管理手段と、前記原稿校正管理手段による前記各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータスを、当該進捗ステータスが変更されるたびに、前記第1端末装置、前記第2端末装置および前記第3端末装置の各表示部に変更表示させるために、前記進捗ステータスを更新して記憶部に記憶させる進捗ステータス更新手段と、を備える原稿管理装置を提供する。
前記原稿管理装置では、前記原稿校正管理手段が、前記第1端末装置から送信された原稿データを記憶部に記憶させる原稿データ記憶手段と、前記第2端末装置からの前記原稿データへのアクセスを検知する原稿データアクセス検知手段と、前記第2端末装置から送信された前記原稿データの訂正依頼通知を前記第1端末装置に送信する訂正依頼通知送信手段と、前記第1端末装置が訂正依頼通知を受領したことを検知する訂正依頼通知受領検知手段と、前記第1端末装置から送信された、前記原稿データを前記訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データを前記記憶部に記憶させる訂正原稿データ記憶手段と、前記第2端末装置からの前記訂正原稿データへのアクセスを検知する訂正原稿データアクセス検知手段と、前記第3端末装置から送信された前記校了通知を前記第1端末装置に送信する校了通知送信手段と、を備える場合がある。
前記原稿管理装置では、前記各動作の実行後、前記各動作を実行したことを示す変更履歴を前記記憶部に記憶させる変更履歴記憶手段をさらに備える場合がある。
前記原稿管理装置では、前記各動作において、前記各動作が費用の発生する動作である場合に、価格表に基づき算出した費用を前記記憶部に記憶させる費用記憶手段をさらに備える場合がある。
また本発明は、第1端末装置から送信された原稿データについて、前記第1端末装置と第2端末装置との間での校正処理を仲介する複数の動作を実行し、前記校正処理の終了後に第3端末装置からの校了通知を送信する動作を実行する原稿校正管理ステップと、前記原稿校正管理ステップにおける前記各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータスを、当該進捗ステータスが変更されるたびに、前記第1端末装置、前記第2端末装置および前記第3端末装置の各表示部に変更表示させるために、前記進捗ステータスを更新して記憶部に記憶させる進捗ステータス更新ステップと、を含む原稿管理方法を提供する。
前記原稿管理方法において、前記原稿校正管理ステップが、前記第1端末装置から送信された原稿データを記憶部に記憶させる原稿データ記憶ステップと、前記第2端末装置からの前記原稿データへのアクセスを検知する原稿データアクセス検知ステップと、前記第2端末装置から送信された前記原稿データの訂正依頼通知を前記第1端末装置に送信する訂正依頼通知送信ステップと、前記第1端末装置が訂正依頼通知を受領したことを検知する訂正依頼通知受領検知ステップと、前記第1端末装置から送信された、前記原稿データを前記訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データを前記記憶部に記憶させる訂正原稿データ記憶ステップと、前記第2端末装置からの前記訂正原稿データへのアクセスを検知する訂正原稿データアクセス検知ステップと、前記第3端末装置から送信された前記校了通知を前記第1端末装置に送信する校了通知送信ステップと、を含む場合がある。
前記原稿管理方法において、前記原稿校正管理ステップの実行後、前記原稿校正管理ステップを実行したことを示す変更履歴を前記記憶部に記憶させる変更履歴記憶ステップをさらに含む場合がある。
前記原稿管理方法において、前記各動作において、前記各動作が費用の発生する動作である場合に、価格表に基づき算出した費用を前記記憶部に記憶させる費用記憶ステップをさらに含む場合がある。
本発明の原稿管理装置および原稿管理方法によれば、原稿の登録から校了までの進捗管理を、時間軸で可視化して複数のユーザで共有することができる。
本発明の原稿管理装置を含む原稿管理システムの概略構成の好適な一実施形態を示すブロック図である。 本発明の原稿管理装置に組み込まれた制御部の原稿校正管理手段の概略構成の好適な一実施形態を示すブロック図である。 発注・申し込みから過去原稿管理までの原稿管理の流れを示す図である。 本発明の原稿管理装置の操作のための表示画面の好適な一実施形態を示す概略図である。 本発明の原稿管理装置を含む原稿管理システムおよび原稿管理方法において、処理の流れの好適な一実施形態を示すフローチャートである。 本発明の原稿管理装置の原稿管理一覧を表示する表示画面の好適な一実施形態を示す概略図である。 本発明の原稿管理装置のユーザ管理のための表示画面の好適な一実施形態を示す概略図である。 本発明の原稿管理装置を含む原稿管理システムおよび原稿管理方法の実施例において、各広告媒体の原稿掲載スケジュールの一例を示す図である。 本発明の原稿管理装置を含む原稿管理システムおよび原稿管理方法の実施例において、発注側と受注側での処理のやり取りを概略的に示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の原稿管理装置および原稿管理方法の好ましい実施形態について説明する。
(全体構成)
図1は本実施形態の原稿管理装置5を含む原稿管理システム1の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態の原稿管理システム1を実現するための構成として、第1端末装置2、第2端末装置3、第3端末装置4、原稿管理装置5であるサーバ、および通信網6が含まれる。図中、第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4はそれぞれ1つのみ表示しているが、それぞれ複数とすることができる。
第1端末装置2は、主要な構成要素として、制御部21と、通信部22と、表示部23とを備える。制御部21は、通信部22を制御することにより、通信網6を介してサーバ5や第2端末装置3、第3端末装置4、その他のデバイス(図示せず)との通信を可能にする。制御部21は、表示部23を制御することにより、表示部23の表示画面(図示せず)に、通信網6を介してサーバ5から受信したデータを表示させる。第1端末装置2は、例えば、デスクトップ型PCやノート型PC、タブレット端末、スマートフォン等を使用することができる。
第2端末装置3は、主要な構成要素として、制御部31と、通信部32と、表示部33とを備える。制御部31は、通信部32を制御することにより、通信網6を介してサーバ5や第1端末装置2、第3端末装置4、その他のデバイス(図示せず)との通信を可能にする。制御部31は、表示部33を制御することにより、表示部33の表示画面(図示せず)に、通信網6を介してサーバ5から受信したデータを表示させる。第2端末装置3は、例えば、デスクトップ型PCやノート型PC、タブレット端末、スマートフォン等を使用することができる。
第3端末装置4は、主要な構成要素として、制御部41と、通信部42と、表示部43とを備える。制御部41は、通信部42を制御することにより、通信網6を介してサーバ5や第1端末装置2、第2端末装置3、その他のデバイス(図示せず)との通信を可能にする。制御部41は、表示部43を制御することにより、表示部43の表示画面(図示せず)に、通信網6を介してサーバ5から受信したデータを表示させる。第3端末装置4は、例えば、デスクトップ型PCやノート型PC、タブレット端末、スマートフォン等を使用することができる。
本発明の原稿管理装置であるサーバ5は、本実施形態では、主要な構成要素として、制御部51と、通信部52と、記憶部53とを備える。
制御部51は、原稿校正管理手段54と、進捗ステータス更新手段55と、変更履歴記憶手段56と、費用記憶手段57と、データ管理手段58と、ユーザ管理手段59とを備える。
制御部51は、通信部52を制御することにより、通信網6を介して第1端末装置2や、第2端末装置3、第3端末装置4、その他のデバイス(図示せず)との通信を可能にする。
制御部51の原稿校正管理手段54は、図2に示すように原稿データ記憶手段541と、原稿データアクセス検知手段542と、訂正依頼通知送信手段543と、訂正依頼通知受領検知手段544と、訂正原稿データ記憶手段545と、訂正原稿データアクセス検知手段546と、校了通知送信手段547と、原稿確認管理手段548とを備える。
記憶部53は、例えばインストールにより記憶されるプログラム538を含む。サーバ5のハードウェア構成は、いわゆる一般的なものであって、コンピュータである制御部51が中央演算処理装置(CPU)を備え、ROM(Read Only Memory)やハードディスク等の記憶部53に記憶されたプログラム538を実行する。プログラム538は、コンピュータである制御部53に原稿校正管理手段54、進捗ステータス更新手段55、変更履歴記憶手段56、費用記憶手段57、データ管理手段58およびユーザ管理手段59を実行させる。
通信網6はインターネット等の通信インフラである。
本実施形態の原稿管理装置5の動作について、図3に示す広告掲載の原稿の校正処理の流れに沿って説明する。
第1端末装置2は、例えば受注側の原稿作成者が操作する。第2端末装置3は、例えば発注側の原稿確認者が操作する。第3端末装置4は、例えば発注側の原稿校了者が操作する。各端末装置2,3,4はそれぞれ操作部24,34,44を備える。操作部24,34,44は、それぞれの表示部23,33,43上のタッチセンサで構成したり、マウスやキーボードで構成される。
本実施形態のサーバ5の制御部51に組み込まれた原稿校正管理手段54は、第1端末装置2から送信された原稿データ531について、第1端末装置2と第2端末装置3との間での校正処理を仲介する複数の動作(図5のステップS1〜S8を参照)を実行し、校正処理の終了後に第3端末装置4からの校了通知を第1端末装置2に送信する動作(図5のステップS9を参照)を実行する。
サーバ5の制御部51の進捗ステータス更新手段55は、原稿校正管理手段54による各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータス533を、当該進捗ステータス533が変更されるたびに、第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に変更表示させるために、進捗ステータス533を更新して記憶部53に記憶させる。また、進捗ステータス533が変更された場合には、サーバ5の各動作に伴い進捗ステータスが変更されたことを、サーバ5の制御部51が通信部52を制御して、原稿作成に関与している発注側および受注側のすべてのユーザの端末装置2,3,4に向けて自動的に通知する。
最初に、図3の(1)において、例えば広告掲載を希望する発注側の企業等が、広告掲載の発注・申し込みを行う。広告掲載を受注した受注側の企業等は、枠取りを行う(図3の(2))。図4は、サーバ5にログインしたユーザが表示部22,33,43で閲覧できる表示画面61の一例である。当該表示画面61は、WEBブラウザやアプリ等で開くことができる。図4の「原稿の進捗ステータス」欄62では、発注・申し込み後、サーバ5へ原稿管理の開始登録がされると、進捗ステータス更新手段55は、記憶部53からプログラム538を読み出し、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「枠取り」に変更する。または、初期表示が「枠取り」となるようにしてもよい。表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、記憶部53に記憶された進捗ステータス533である「枠取り」が表示される。尚、図中、「原稿の進捗ステータス」欄62には、例示として「校閲中」との表示を記載している。
受注側の原稿作成者は、広告の原稿を制作し(図3の(3))、第1端末装置2を使用して、サーバ5への原稿データ531の登録を行う。この際、第1端末装置2の制御部21は、通信部22を制御して、通信網6を介してサーバ5に原稿データ531をアップロードする。サーバ5の制御部51は、通信部52を制御して原稿データ531を受信する。サーバ5の原稿データ記憶手段541は、プログラム538の指令により、第1端末装置2から送信された原稿データ531を記憶部53に記憶させる。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「校閲前」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「校閲前」と表示される。
発注側の原稿確認者は、受注側の原稿作成者が作成した原稿を確認する(図3の(4))。第2端末装置3の制御部31は、表示部33に表示画面61を表示させる。原稿確認者が、表示画面61の「別ウィンドウで原稿を開く」ボタン63上で操作部34をクリックすると、制御部31は、通信部32を制御して、サーバ5の記憶部536に記憶された原稿データ531をダウンロードし、表示部33に表示させる。サーバ5の原稿データアクセス検知手段542は、プログラム538の指令により、原稿データ531がダウンロードされたことを検知すると、第2端末装置3からの原稿データ531へのアクセスを検知する。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「校閲中」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「校閲中」と表示される。
図4の表示画面61の右方には、校閲ユーザ一覧67を表示することができる。校閲ユーザ一覧67には、発注側の原稿確認者および原稿校了者、ならびに必要であれば受注側の原稿作成者を表示させる。サーバ5にアップロードされた原稿データ531へのアクセスが検知されると、サーバ5の原稿確認管理手段548は、プログラム538の指令により、原稿データ531へアクセスした担当者の欄の表示を、「未確認」から「原稿を確認」した旨の表示に変更表示させる。この際、原稿を確認した日時を併せて表示させてもよい。後述する訂正原稿データ532の確認作業の場合も同様である。
発注側の原稿確認者は、原稿を確認した結果、訂正が必要であると判断した場合には、原稿作成者に訂正を依頼する。訂正を依頼する場合、第2端末装置3の表示部33に表示された表示画面61の「訂正コメント」ボタン64をクリックして、訂正箇所や訂正内容を入力して訂正依頼通知を作成することができる。第2端末装置3の制御部31は、通信部32を制御して、原稿確認者が作成した訂正依頼通知をサーバ5に送信する。サーバ5の制御部51は、通信部52を制御して、第2端末装置3から送信された訂正依頼通知を受信する。サーバ5の訂正依頼通知送信手段543は、プログラム538の指令により、第2端末装置3から送信された原稿データ531の訂正依頼通知を第1端末装置2に送信する。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「訂正依頼」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「訂正依頼」と表示される。また、訂正依頼通知とともに、訂正指示等の入った原稿データを送信することも可能である。
受注側の原稿作成者は、発注側の原稿確認者の訂正依頼通知の内容を基に、原稿訂正を行う(図3の(5))。原稿作成者が訂正依頼通知を受信すると、サーバ5の訂正依頼通知受領検知手段544は、プログラム538の指令により、第1端末装置2が訂正依頼通知を受領したことを検知する。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「校閲前」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「校閲前」と表示される。
受注側の原稿作成者は、原稿訂正が終了すると、第1端末装置2を使用して、サーバ5への訂正原稿データ532の登録を行う。この際、第1端末装置2の制御部21は、通信部22を制御して、通信網6を介してサーバ5に訂正原稿データ532をアップロードする。サーバ5の制御部51は、通信部52を制御して訂正原稿データ532を受信する。サーバ5の訂正原稿データ記憶手段545は、プログラム538の指令により、第1端末装置2から送信された、原稿データ531を訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データ532を記憶部53に記憶させる。
発注側の原稿確認者および原稿校了者は、受注側の原稿作成者が作成した訂正原稿を確認する。原稿確認者が操作する第2端末装置3の制御部31は、表示部33に表示画面61を表示させる。原稿校了者が操作する第3端末装置4の制御部41は、表示部43に表示画面61を表示させる。原稿確認者および原稿校了者が、表示画面61の「別ウィンドウで原稿を開く」ボタン63をクリックすると、制御部31,41は、通信部32,42を制御して、サーバ5の記憶部536に記憶された訂正原稿データ532をダウンロードし、表示部33,43に表示させる。サーバ5の訂正原稿データアクセス検知手段546は、プログラム538の指令により、訂正原稿データ532がダウンロードされたことを検知すると、第2端末装置3からの訂正原稿データ532へのアクセスを検知する。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「校閲中」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「校閲中」と表示される。
発注側の原稿確認者および原稿校了者は、訂正原稿を確認して、さらに訂正がある場合には、上述の訂正依頼の工程を再度行う。訂正がない場合には、原稿校了者は、第3端末装置4の表示部43に表示された表示画面61の「この原稿を校了する」ボタン65をクリックして、校了通知が作成される(図3の(6))。第3端末装置4の制御部41は、通信部42を制御して、校了通知をサーバ5に送信する。サーバ5の制御部51は、通信部52を制御して、第3端末装置4から送信された校了通知を受信する。サーバ5の校了通知送信手段547は、プログラム538の指令により、第3端末装置4から送信された校了通知を第1端末装置2に送信する。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「校了」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「校了」と表示される。
例えば発注側の原稿確認者や原稿校了者が忙しい場合、訂正内容が軽微な場合などに、受注側の原稿作成者が、原稿確認者や原稿校了者の指示に基づき、原稿校了者に代わって校了を行う「責任校了」機能を設けることができる。この場合、例えば、発注側からの訂正依頼時に、原稿作成者へのコメントとして、責任校了を行ってほしい旨を伝える。原稿作成者は、訂正依頼を確認後、最終原稿を作成し、第1端末装置2の表示部23に表示された表示画面の責任校了ボタン(図示せず)上で操作部34をクリックして、校了通知が作成される。この際、誰の指示により責任校了を行うのか、登録できるようにすることが好ましい。第1端末装置2の制御部21は、通信部22を制御して、校了通知をサーバ5に送信する。サーバ5の制御部51は、通信部52を制御して、第1端末装置2から送信された校了通知を受信する。サーバ5の校了通知送信手段547は、プログラム538の指令により、第1端末装置2から送信された校了通知を第2端末装置3および第3端末装置4に送信する。サーバ5の進捗ステータス更新手段55は、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された進捗ステータス533を「校了」に変更する。こうして第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に表示可能な表示画面61の「原稿の進捗ステータス」欄62には、「校了」と表示される。
受注側は、校了した原稿を基に広告への掲載を準備し(図3の(6))、掲載開始日に広告の掲載を開始する(図3の(8))。掲載終了日に掲載を終了し(図3の(9))、広告に使用した原稿は本実施形態の原稿管理システムで管理される(図3の(10))。これにより、広告に使用した原稿データについて、訂正前の原稿データ531および訂正後の訂正原稿データ532も含めて、本実施形態のサーバ5において管理し、必要な時に、制御部51の制御によりサーバ5の記憶部53から読み出すことで、いつでも参照したりダウンロードしたりすることができる。
本実施形態のサーバ5を含む原稿管理システム1では、サーバ5の各動作の履歴を時間軸で可視化することができる。履歴には、例えば各担当者の閲覧履歴や進行履歴、更新履歴、校了履歴等が含まれる。例えば進行履歴については、表示画面61の「進行履歴」欄66を参照することにより、コメント履歴をすべてのユーザで共有することができる。これらの履歴情報を作成するため、サーバ5の変更履歴記憶手段56は、サーバ5が進捗ステータス533を変更させる各動作を実行した際に、プログラム538の指令により、各動作の実行後、各動作を実行したことを示す変更履歴534を記憶部53に記憶させる。変更履歴534には、例えば、各動作の内容や、当該各動作を実行した時刻が含まれる。
本実施形態のサーバ5は、例えば受注側の企業に関する資料を登録する機能を有することができる。例えば、広告掲載や原稿作成に関する多種多様の価格表を、同じフォーマットの価格表DB構造として、サーバ5に登録できる。受注側の企業が登録された価格DB構造にアクセスして価格表の登録および編集をできるようにしてもよい。これにより受注側の企業の最新価格表情報を常に最新情報として更新することができる。サーバ5は、当該価格表に基づき、サーバ5の各動作で発生した費用を計算する機能を有してもよい。当該費用の計算のため、サーバ5の費用記憶手段57は、サーバ5が費用の発生する各動作を実行した際に、プログラム538の指令により、発生した費用535を記憶部53に記憶させる。費用が発生する動作は、例えば第3端末装置4からの校了通知が第1端末装置2に送信される動作等である。価格表は例えばサーバ5の記憶部に記憶させることができる。複数の受注側の企業がある場合、複数の受注側の企業の費用をまとめて計算するようにしてもよい。
ここまで、例えば紙面原稿の原稿データ531を電子データとしてサーバ5にアップロードおよびダウンロードして校正作業を進める例を進めてきたが、WEB原稿に対しても、校閲URLを指定することにより、校正作業を進めるようにすることができる。原稿データ531がサーバ5にアップロードされず、校閲URLが登録されている場合には、表示画面61の「別ウィンドウで原稿を開く」ボタン63上でクリックできないようにして、例えば表示画面61にURLが登録されている旨を表示し、例えば「校閲URLで原稿を確認する」ボタン(図示せず)を設ける。校閲URLで指定される原稿は複数登録することができ、登録された複数の原稿のそれぞれの格納場所であるURLへの各リンク上で操作部34,44をクリックすることで、1つずつ原稿を確認することができる。原稿の確認から訂正依頼、訂正、校了までの作業およびサーバ5の動作は上述した例と同様であり、原稿校了者は、登録された複数の原稿を一括で校了することができる。校閲URLを使用した校正作業は、例えば登録される原稿の数が数百に及ぶ場合に特に有用である。
(進捗ステータスの変更表示)
進捗ステータス533の変更表示の一例をまとめると、最初に原稿登録前であれば「枠取り」、原稿登録後に「校閲前」、原稿閲覧後に「校閲中」、原稿訂正後に「訂正依頼」、訂正閲覧後に「訂正中」、原稿登録時に「校閲前」、原稿閲覧後に「校閲中」、最後に原稿校了後に「校了」と表示するようにすることができる。
(原稿管理システムのその他の構成)
図6は、サーバ5のプログラム538により作成され、記憶部53に記憶される管理データ536に基づく原稿管理一覧72を表示する表示画面71の一例を示す。管理データ536は、制御部51に組み込まれたデータ管理手段58が、プログラム538の指令により、記憶部53に記憶された各種データをまとめて作成される。まとめられた各種データは、原稿管理一覧72として出力可能にされる。表示画面71は、第1端末装置2の制御部21が、通信部22を制御してサーバ5との通信を確立し、表示部23に表示させることができる。また表示画面71は、第2端末装置3の制御部31が、通信部32を制御してサーバ5との通信を確立し、表示部33に表示させることができる。さらに表示画面71は、第3端末装置4の制御部41が、通信部42を制御してサーバ5との通信を確立し、表示部43に表示させることができる。
原稿管理一覧72には、例えば、校閲する原稿ごとに、「原稿No.」721、「エリア」722、「校了期限」723、「掲載開始日」724、「掲載終了日」725、「掲載媒体」726、「進捗ステータス」727、および「最終更新日」728のデータを含むことができる。原稿管理一覧72では、例えば、「校了期限」723の近い順に上から並べて表示することができる。これにより、例えば原稿確認者は、原稿確認の優先度が高い原稿を一目で認識することができる。
図7は、サーバ5にログインできるユーザの管理のための表示画面81の一例を示す。表示画面81に表示されるユーザ管理のためのユーザ管理データ537は、制御部51に組み込まれたユーザ管理手段59が、プログラム538の指令により作成し、記憶部53に記憶させる。ユーザ管理では、サーバ5にログインできる発注側および受注側の担当者ごとに、校了を決定できる「校了」権限811、ユーザ管理を編集できる「管理」権限812、すべての原稿を閲覧できる「全原稿閲覧」権限813、および費用の請求額を閲覧できる「請求額閲覧」権限814を設定変更することができる。表示画面81は、表示できる端末装置を制限することができ、例えば、原稿校了者が操作する第3端末装置4の制御部41が、通信部42を制御してサーバ5との通信を確立し、表示部43に表示させるようにすることができる。ここで、全原稿閲覧を設定しているユーザは校閲・校了の機能は使えないとの制限を設けたり、校閲・校了の実務を行っているユーザは全原稿閲覧の機能は使えないとの制限を設けたりしてもよい。
(原稿管理方法の流れ)
本実施形態のサーバ5が実行する原稿管理方法の流れについて、図5の本発明の原稿管理方法の好適な一実施形態を示すフローチャートを用いて説明する。
図5に示すステップS1〜S9は、原稿校正管理ステップであり、第1端末装置2から送信された原稿データ531について、第1端末装置2と第2端末装置3との間での校正処理を仲介する複数の動作を実行し、校正処理の終了後に第3端末装置4からの校了通知を送信する動作を実行する。
ステップS1〜S2、S4〜S7およびS9の各ステップの実行後、進捗ステータス更新ステップが実行され、原稿校正管理ステップにおける各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータス533を、当該進捗ステータス533が変更されるたびに、第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に変更表示させるために、進捗ステータス533を更新して記憶部53に記憶させる。
ステップS1〜S9の詳細を説明すると、最初のステップS1は、原稿データ記憶ステップであり、第1端末装置2から送信された原稿データ531を記憶部53に記憶させる。
ステップS2は、原稿データアクセス検知ステップであり、第2端末装置3からの原稿データ531へのアクセスを検知する。
ステップS3では、原稿データ531について訂正があるか否か判断される。訂正がある場合、ステップS4に進む。訂正がない場合、ステップS9に進む。
ステップS4は、訂正依頼通知送信ステップであり、第2端末装置3から送信された原稿データ531の訂正依頼通知を第1端末装置2に送信する。
ステップS5は、訂正依頼通知受領検知ステップであり、第1端末装置2が訂正依頼通知を受領したことを検知する。
ステップS6は、訂正原稿データ記憶ステップであり、第1端末装置2から送信された、原稿データ531を訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データ532を記憶部53に記憶させる。
ステップS7は、訂正原稿データアクセス検知ステップであり、第2端末装置3からの訂正原稿データ532へのアクセスを検知する。
ステップS8では、訂正原稿データ532について訂正があるか否か判断される。訂正がある場合、ステップS4に進む。訂正がない場合、ステップS9に進む。
ステップS9は、校了通知送信ステップであり、第3端末装置4から送信された校了通知を第1端末装置2に送信する。
本実施形態の原稿管理方法はさらに、原稿校正管理ステップ(ステップS1〜S9)の実行後、原稿校正管理ステップ(ステップS1〜S9)を実行したことを示す変更履歴534を記憶部53に記憶させる変更履歴記憶ステップを含むことができる。変更履歴534を記憶させるためのサーバ5の動作は、上述の通りであり、上記原稿校正管理ステップ54の各ステップS1〜S9でのサーバ5の各動作が実行されるたびに、変更履歴記憶ステップが実行される。
本実施形態の原稿管理方法はさらに、前記各動作において、前記各動作が費用の発生する動作である場合に、価格表に基づき算出した費用535を記憶部53に記憶させる費用記憶ステップをさらに含むことができる。第3端末装置4からの校了通知が第1端末装置2に送信された後、それまでのステップS1〜S9で発生した費用を価格表に基づき算出するようにしてもよい。
本実施形態のサーバ5を含む原稿管理システム1および原稿管理方法を応用することができる実施例について説明する。下記実施例において、第1端末装置2、第2端末装置3、第3端末装置4およびサーバ5の各構成要素の具体的な動作は、上記の実施形態で述べた通りである。
<複数の求人広告媒体に対する求人広告用原稿の管理>
求人広告用原稿を管理する場合の一例について説明する。
図8に示すように、求人募集を行う発注側の企業が求人広告の掲載を依頼する場合、複数の求人広告媒体A,B,C,Dに対し、異なる拠点・募集地、および、異なる広告掲載期間で求人広告の掲載を行う場合が多い。
図9は、発注側の企業と受注側の企業のA媒体およびB媒体との間の原稿制作(図3の(3))から原稿校了(図3の(6))までのやり取りを示す。同図に基づき、第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4のそれぞれの操作者の動作を主体として説明する。
一番目の動作として、A媒体の原稿登録者71が、第1端末装置2を使用して、原稿としての原稿データ531をサーバ5にアップロードする。
二番目の動作として、第2端末装置3を操作する発注側の原稿確認者73、および、第3端末装置4を操作する発注側の原稿校了者74が、原稿データ531がサーバ5にアップロードされた旨の自動通知を受信する。原稿確認者73は、例えば、人員が不足し採用を実施する店舗の受付担当者であり、原稿データ531を確認し、訂正があれば訂正原稿の作成を依頼することができる者である。原稿校了者74は、例えば、当該店舗を管理する本社の人事担当者であり、最終的に原稿の校了を行うことができる者である。
三番目の動作として、原稿確認者73が、原稿を確認して訂正コメントを入力して訂正依頼をする。原稿確認者73は、訂正コメントとして、例えば「時給1000円を時給1100円に訂正してください」といった訂正の指示を記載したテキストデータ(図示せず)をサーバ5にアップロードすることができる。原稿確認者73はさらに、例えば写真の差し替えを依頼するときなどは、差し替える写真等の別資料を添付することもできる。原稿確認者73はまた、サーバ5から原稿データ531をダウンロードして、その原稿データ531に赤入れした原稿データ(図示せず)を訂正書類としてサーバ5にアップロードすることもできる。
四番目の動作として、原稿登録者71が、訂正コメントが送信された旨の訂正依頼通知を自動で受信する。
五番目の動作として、原稿登録者71が、訂正済原稿である訂正原稿データ532をサーバ5にアップロードする。
六番目の動作として、原稿確認者73および原稿校了者74が、訂正原稿データ532がサーバ5にアップロードされた旨の自動通知を受信する。
七番目の動作として、原稿校了者74が、訂正原稿データ532を確認して校了する。
B媒体の原稿登録者72と、原稿確認者73および原稿校了者74との間のやり取りも、A媒体の原稿登録者71の場合と同様である。原稿確認者73および原稿校了者74は、A媒体の原稿登録者71との間のやり取りと、B媒体の原稿登録者72との間のやり取りとを、並行して行うことができる。原稿確認者73および/または原稿校了者74が複数いる場合や、原稿登録者が3人以上いる場合も同様のやり取りを行うことができる。
以上のように、本実施形態の原稿管理装置5は、第1端末装置2から送信された原稿データ531について、第1端末装置2と第2端末装置3との間での校正処理を仲介する複数の動作を実行し、校正処理の終了後に第3端末装置4からの校了通知を第1端末装置2に送信する動作を実行する原稿校正管理手段54と、原稿校正管理手段54による各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータス533を、当該進捗ステータス533が変更されるたびに、第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に変更表示させるために、進捗ステータス533を更新して記憶部53に記憶させる進捗ステータス更新手段55と、を備える。
本実施形態の原稿管理方法は、第1端末装置2から送信された原稿データ531について、第1端末装置2と第2端末装置3との間での校正処理を仲介する複数の動作を実行し、校正処理の終了後に第3端末装置4からの校了通知を送信する動作を実行する原稿校正管理ステップと(ステップS1〜S9)、前記原稿校正管理ステップ(ステップS1〜S9)における各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータス533を、当該進捗ステータス533が変更されるたびに、第1端末装置2、第2端末装置3および第3端末装置4の各表示部23,33,43に変更表示させるために、進捗ステータス533を更新して記憶部53に記憶させる進捗ステータス更新ステップと、を含む。
これらの場合、原稿作成の発注側および受注側の各担当者が、現在の進捗状況をリアルタイムに一目で認識することができ、進捗管理の利便性を向上し、発注側と受注側との間のやり取りを円滑に進めることができる。
本実施形態の原稿管理装置5では、原稿校正管理手段54が、第1端末装置2から送信された原稿データ531を記憶部53に記憶させる原稿データ記憶手段541と、第2端末装置3からの原稿データ531へのアクセスを検知する原稿データアクセス検知手段542と、第2端末装置3から送信された原稿データ531の訂正依頼通知を第1端末装置2に送信する訂正依頼通知送信手段543と、第1端末装置2が訂正依頼通知を受領したことを検知する訂正依頼通知受領検知手段544と、第1端末装置2から送信された、原稿データ531を訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データ532を記憶部53に記憶させる訂正原稿データ記憶手段545と、第2端末装置3からの訂正原稿データ532へのアクセスを検知する訂正原稿データアクセス検知手段546と、第3端末装置4から送信された校了通知を第1端末装置2に送信する校了通知送信手段547と、を備えることができる。
本実施形態の原稿管理方法では、原稿校正管理ステップ(ステップS1〜S9)が、第1端末装置2から送信された原稿データ531を記憶部53に記憶させる原稿データ記憶ステップS1と、第2端末装置3からの原稿データ531へのアクセスを検知する原稿データアクセス検知ステップS2と、第2端末装置3から送信された原稿データ531の訂正依頼通知を第1端末装置2に送信する訂正依頼通知送信ステップS4と、第1端末装置2が訂正依頼通知を受領したことを検知する訂正依頼通知受領検知ステップS5と、第1端末装置2から送信された、原稿データ531を訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データ532を記憶部53に記憶させる訂正原稿データ記憶ステップS6と、第2端末装置3からの訂正原稿データ532へのアクセスを検知する訂正原稿データアクセス検知ステップS7と、第3端末装置4から送信された校了通知を第1端末装置2に送信する校了通知送信ステップS9と、を含むことができる。
これらの場合、原稿管理装置5により発注側と受注側の校正処理が円滑に仲介され、各担当者の負担を軽減することができる。
本実施形態の原稿管理装置5では、各動作の実行後、各動作を実行したことを示す変更履歴534を記憶部53に記憶させる変更履歴記憶手段56をさらに備えることができる。
本実施形態の原稿管理方法では、原稿校正管理ステップ(ステップS1〜S9)の実行後、原稿校正管理ステップ(ステップS1〜S9)を実行したことを示す変更履歴534を記憶部53に記憶させる変更履歴記憶ステップをさらに含むことができる。
これらの場合、すべての担当者の行動記録をサーバ5に残すことで、各担当者のうち権限のある参加ユーザがその行動記録を共有できる。枠取り、原稿作成、原稿確認、原稿訂正および原稿校了の各工程を誰がいつ行ったのか等の履歴や各工程に関与した発注側および受注側に関するユーザ情報を、原稿ごとに管理し、将来必要になった時に、容易に検索して閲覧することができる。
本実施形態の原稿管理装置5では、各動作において、各動作が費用の発生する動作である場合に、価格表に基づき算出した費用535を記憶部53に記憶させる費用記憶手段をさらに備えることができる。
本実施形態の原稿管理方法では、各動作において、各動作が費用の発生する動作である場合に、価格表に基づき算出した費用535を記憶部53に記憶させる費用記憶ステップをさらに含むことができる。
これらの場合、発注側および受注側の各担当者が、原稿管理の各進捗状況において発生した費用請求額を確認し、管理することができる。
以上、本発明の実施形態基づいて説明したが、本発明は種々の変形実施をすることができる、例えば、上記の実施例で述べた例はあくまでも一例であり、本発明はその他種々の用途に応用可能である。
例えば、本発明の原稿管理装置5を含む原稿管理システム1および原稿管理方法は、求人広告用原稿の他、各種印刷用原稿、弁理士が作成する特許明細書等の書類の原稿、弁護士が作成する各種書状の原稿等の管理等にも応用可能である。
1 原稿管理システム
2 第1端末装置
21 制御部
22 通信部
23 表示部
24 操作部
3 第2端末装置
31 制御部
32 通信部
33 表示部
34 操作部
4 第3端末装置
41 制御部
42 通信部
43 表示部
44 操作部
5 原稿管理装置(サーバ)
51 制御部
52 通信部
53 記憶部
531 原稿データ
532 訂正原稿データ
533 進捗ステータス
534 変更履歴
535 費用
536 管理データ
537 ユーザ管理データ
538 プログラム
54 原稿校正管理手段
541 原稿データ記憶手段
542 原稿データアクセス検知手段
543 訂正依頼通知送信手段
544 訂正依頼通知受領検知手段
545 訂正原稿データ記憶手段
546 訂正原稿データアクセス検知手段
547 校了通知送信手段
548 原稿確認管理手段
55 進捗ステータス更新手段
56 変更履歴記憶手段
57 費用記憶手段
58 データ管理手段
59 ユーザ管理手段
6 通信網

Claims (8)

  1. 第1端末装置から送信された原稿データについて、前記第1端末装置と第2端末装置との間での校正処理を仲介する複数の動作を実行し、前記校正処理の終了後に第3端末装置からの校了通知を前記第1端末装置に送信する動作を実行する原稿校正管理手段と、
    前記原稿校正管理手段による前記各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータスを、当該進捗ステータスが変更されるたびに、前記進捗ステータスを更新して記憶部に記憶させる進捗ステータス更新手段と、
    を備え
    前記進捗ステータスが変更されるたびに、前記第1端末装置、前記第2端末装置および前記第3端末装置の各表示部に、その上でクリックすると、前記原稿データの表示を可能にするボタンを備えた表示画面を表示させた状態で、当該表示画面に表示される原稿の進捗ステータス欄の前記進捗ステータスを、前記記憶部に記憶された前記進捗ステータスに変更表示させ、
    前記進捗ステータスが変更されるたびに、制御部が通信部を制御して、前記第1端末装置、前記第2端末装置および前記第3端末装置に、通信網を介して、前記進捗ステータスが変更されたことを通知することを特徴とする原稿管理装置。
  2. 前記原稿校正管理手段が、
    前記第1端末装置から送信された前記原稿データを前記記憶部に記憶させる原稿データ記憶手段と、
    前記第2端末装置からの前記原稿データへのアクセスを検知する原稿データアクセス検知手段と、
    前記第2端末装置から送信された前記原稿データの訂正依頼通知を前記第1端末装置に送信する訂正依頼通知送信手段と、
    前記第1端末装置が訂正依頼通知を受領したことを検知する訂正依頼通知受領検知手段と、
    前記第1端末装置から送信された、前記原稿データを前記訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データを前記記憶部に記憶させる訂正原稿データ記憶手段と、
    前記第2端末装置からの前記訂正原稿データへのアクセスを検知する訂正原稿データアクセス検知手段と、
    前記第3端末装置から送信された前記校了通知を前記第1端末装置に送信する校了通知送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の原稿管理装置。
  3. 前記各動作の実行後、前記各動作を実行したことを示す変更履歴を前記記憶部に記憶させる変更履歴記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿管理装置。
  4. 前記各動作において、前記各動作が費用の発生する動作である場合に、価格表に基づき算出した費用を前記記憶部に記憶させる費用記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の原稿管理装置。
  5. 第1端末装置の第1制御部が前記第1端末装置の第1通信部を制御することにより、通信網を介して送信た原稿データについて、原稿管理装置の第4制御部の原稿校正管理手段により、前記第1端末装置と第2端末装置との間での校正処理を、前記通信網を介して仲介する複数の動作を実行し、前記第4制御部が前記原稿管理装置の第4通信部を制御することにより、前記校正処理の終了後に第3端末装置からの校了通知を送信する動作を実行する原稿校正管理ステップと、
    前記原稿校正管理ステップにおける前記各動作の実行後の進捗状況の各段階を表す進捗ステータスを、当該進捗ステータスが変更されるたびに、前記原稿管理装置の前記第4制御部の進捗ステータス更新手段により、前記進捗ステータスを更新して前記原稿管理装置の記憶部に記憶させる進捗ステータス更新ステップと、
    前記進捗ステータスが変更されるたびに、前記第1端末装置の前記第1制御部が前記第1端末装置の第1表示部を制御することにより、前記第2端末装置の第2制御部が前記第2端末装置の第2表示部を制御することにより、および、前記第3端末装置の第3制御部が前記第3端末装置の第3表示部を制御することにより、前記第1〜第3表示部に、その上でクリックすると、前記原稿データの表示を可能にするボタンを備えた表示画面を表示させた状態で、当該表示画面に表示される各原稿の進捗ステータス欄の前記進捗ステータスを、前記記憶部に記憶された前記進捗ステータスに変更表示させる進捗ステータス表示変更ステップと、
    前記進捗ステータスが変更されるたびに、前記第4制御部が前記第4通信部を制御して、前記第1端末装置、前記第2端末装置および前記第3端末装置に、前記通信網を介して、前記進捗ステータスが変更されたことを通知する自動通知ステップと、
    を含むことを特徴とする原稿管理方法。
  6. 前記原稿校正管理ステップが、
    前記原稿校正管理手段の原稿データ記憶手段により、前記第1端末装置から送信された原稿データを、前記記憶部に記憶させる原稿データ記憶ステップと、
    前記原稿校正管理手段の原稿データアクセス検知手段により、前記第2端末装置からの前記原稿データへのアクセスを検知する原稿データアクセス検知ステップと、
    前記原稿校正管理手段の訂正依頼通知送信手段により、前記第2端末装置から送信された前記原稿データの訂正依頼通知を前記第1端末装置に送信する訂正依頼通知送信ステップと、
    前記原稿校正管理手段の訂正依頼通知受領検知手段により、前記第1端末装置が訂正依頼通知を受領したことを検知する訂正依頼通知受領検知ステップと、
    前記原稿校正管理手段の訂正原稿データ記憶手段により、前記第1端末装置から送信された、前記原稿データを前記訂正依頼通知に基づいて訂正した訂正原稿データを前記記憶部に記憶させる訂正原稿データ記憶ステップと、
    前記原稿校正管理手段の訂正原稿データアクセス検知手段により、前記第2端末装置からの前記訂正原稿データへのアクセスを検知する訂正原稿データアクセス検知ステップと、
    前記原稿校正管理手段の校了通知送信手段により、前記第3端末装置から送信された前記校了通知を前記第1端末装置に送信する校了通知送信ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の原稿管理方法。
  7. 前記原稿装置の前記第4制御部の変更履歴記憶手段により、前記原稿校正管理ステップの実行後、前記原稿校正管理ステップを実行したことを示す変更履歴を前記記憶部に記憶させる変更履歴記憶ステップをさらに含むことを特徴とする請求項5または6に記載の原稿管理方法。
  8. 前記各動作において、前記各動作が費用の発生する動作である場合に、前記原稿装置の前記第4制御部の費用記憶手段により、価格表に基づき算出した費用を前記記憶部に記憶させる費用記憶ステップをさらに含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の原稿管理方法。
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