JP2009202025A - 伸縮性複合シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸収性コアを含む吸収体本体10と外包材とからなるパンツ型吸収性物品1の製造方法であり、長手方向に伸縮性を有する第1帯状シート120を、その長手方向に伸長させる工程と、伸長状態の第1帯状シート120を、長手方向に実質的に伸長しない第2帯状シート130と部分的に接合して外包材連続体110を得る工程と、外包材連続体110に、吸収性本体10を間欠的に固定して、吸収性物品連続体100を得る工程と、吸収性物品連続体110を2つ折りした後、サイドシール部S,Sを形成し、切断して個々の吸収性物品1,1・に分離する工程を具備する。
【選択図】図5
Description
使い捨ておむつの胴回り部に弾性伸縮性を付与する場合、実質的に非伸縮性の2枚のシート間に、伸長状態とした糸状又は帯状の弾性部材を接着剤を介して固定し、その弾性部材を収縮させてギャザーを形成する方法が一般的である。
例えば、特許文献1には、連続搬送される2枚のシート間に、胴回りギャザー形成用の弾性部材を伸長状態で固定して、機械方向に伸縮性を有する外包材連続体を製造し、その外包材連続体に、吸収性本体を間欠的に固定した後、切断してパンツ型おむつを製造する方法が記載されている。
尚、伸縮性シートに張力を加えないように搬送することも考えられるが、設備が過大となり現実的ではない。
先ず、第1実施形態の製造方法により製造されるパンツ型使い捨ておむつについて説明する。
図1には、本実施形態の製造方法により製造されるパンツ型使い捨ておむつの一例の斜視図が示されている。図2には、図1のおむつの展開状態の平面図が示されている。図3には、図1のおむつの分解斜視図が示されている。図4には、図2のII−II線断面図が示されている
具体的には、2枚のシート12,13間は、サイドシール部A1,A2,B1,B2、ウエスト開口部5の周縁部50、一対のレッグ開口部6それぞれの周縁部60に加えて、腹側部A及び背側部Bそれぞれのおむつ幅方向中央部において接着剤14により接合されており、それら以外の部分においては接合されていない。
また、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける2枚のシート12,13間が接合されていない部分の面積は、腹側部A及び背側部Bそれぞれの面積に対して、60〜100%であることが好ましく、70〜100%であることがより好ましい。この数値を満たすものを「全域又は大部分が接合されていない」というものとする。
本明細書に記載の各部の寸法や比等は、図2に示すようにおむつを展開状態とし、ウエスト開口部およびレッグ開口部の弾性部材による収縮力を解除した自然状態(引っ張り力等の外力を作用させない状態)において測定した値又はそれに基づくものである。
おむつ1においては、腹側部A及び背側部B並びに股下部Cそれぞれのおむつ幅方向中央部において、2枚のシート12,13間が接合されているため、外包材11の外面に廃棄用テープを設ける場合に、おむつ幅方向中央部に固定することで、廃棄用テープを強固に固定することができる。廃棄用テープは、おむつを丸めた状態を保持するテープであり、従来公知の各種のものを用いることができる。また、腹側部A及び背側部B並びに股下部Cそれぞれのおむつ幅方向中央部において、2枚の伸長性シート12,13間が接合されているため、裏面シート3に、模様や文字、その他の記号等の図柄を設けた場合に、おむつ外面側からその図柄を明瞭に視認できる。
吸収性本体10は、その長手方向両端部における肌当接面側が、外層シート12の折り返された部分12a、12bに覆われている。その覆われた部分が、外層シート12の折り返された部分12a、12bに接着剤を介して接着されている。これにより、吸収性本体10の長手方向両端部が、外包材11に強固に固定されている。
本実施形態においては、外層シート12の原反として第1帯状シート120を使用し、内層シート13の原反として第2帯状シート130を使用している。第1帯状シート120は、その長手方向に伸縮性を有しており、第2帯状シート130は、その長手方向に実質的に伸長しない帯状シートである。
第1帯状シート120と第2帯状シート130との貼り合わせにより、長手方向に伸長する程度が制限された外包材連続体110が得られる。
第2帯状シート130と接合させる際の第1帯状シート120の伸長率は、例えば10〜200%とすることができ、より好ましくは50〜180%であり、更に好ましくは70〜150%である。伸長率は、〔(伸長後の該シート長さ−伸長前の該シート長さ)/(伸長前の該シート長さ)〕×100で定義される。例えば、該シート長さ50mmを100mmまで伸長させた場合の伸長率は100%、150mmまで伸張させた場合の伸長率は200%である。
例えば、図5に示すように、外包材連続体110上に、吸収性本体連続体を切断して得た吸収性本体10を、それぞれ90度回転して、間欠的に接着固定し、また、ロータリーカッター、レーザーカッター等により、レッグ開口部形成用のトリム111を除去して、おむつ連続体100を得る。吸収性本体10の外包材連続体110への固定は、第1帯状シート120の伸長状態を維持したままで行う。換言すれば、外包材連続体110が第1帯状シート120の収縮力により縮まないように維持しながら、吸収性本体10を固定する。次いで、おむつ連続体100における外包材連続体110の両側部12a,12bを、吸収性本体10の両端部を覆うように折り返して該両端部を固定した後、おむつ連続体100を2つ折りし、次いで、サイドシール部S,Sを、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等により形成した後、あるいはサイドシール部S,Sを形成すると同時に、個々のおむつに切断することにより、パンツ型使い捨ておむつ1を得ることができる。吸収性本体10を90度回転して、外包材連続体110上に間欠固定する方法としては、例えば、特許文献1記載の方法を用いることができる。また、吸収性本体10を外包材連続体110に固定する接着剤15は、吸収性本体10及び外包材連続体110の何れか一方又は双方に塗工しておくことができる。また、レッグ開口部形成用のトリム111の除去は、吸収性本体10の固定前に行うこともできる。
即ち、第1帯状シート120がその長手方向に優れた伸縮性を有するシートであっても、それを伸長状態で、実質的に伸長しない第2帯状シート130と貼り合わせることによって得られる外包材連続体110は、それ以上は殆ど伸びないか、あるいは僅かに伸びたところでそれ以上の伸びが急激に抑制される(いわゆる伸びどまり)。そのため、外包材連続体110にある程度以上の張力を加えて搬送すれば、搬送中に外包材連続体110に加わる張力が変動しても、外包材連続体110の伸び量(伸長率)には変動が生じにくい。そのため、例えば、外包材連続体110に対して吸収性本体10を接合する際の接合位置や、吸収性本体10を固定する前後の外包材連続体110にレッグホール112を形成する際の形成位置、吸収性本体10を固定した外包材連続体110(おむつ連続体100)を2つ折りする際の折り曲げ位置、吸収性本体10を固定した外包材連続体110(おむつ連続体100)の所定箇所をシールしてサイドシールSを形成する際のシール位置、おむつ連続体100を個々のおむつに切断分割する際の切断位置等に、ずれが生じることが防止され、仕上がり精度の高いパンツ型使い捨ておむつを安定して製造することができる。
弾性繊維層と、非弾性繊維層との界面及びその近傍においては、弾性繊維層の構成繊維と、非弾性繊維層の構成繊維との交点が熱融着しており、実質的に全面で均一に接合されている。全面で接合されていることによって、両層が離間して空間が形成されることが防止され、あたかも一層の不織布ごとき一体感のある多層構造の伸縮性不織布となる。「弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態」とは、弾性繊維層の構成繊維のほとんどが、熱や圧力等を付与された場合であっても、フィルム状、又はフィルム−繊維構造に変形していない状態をいう。また、弾性繊維層は、その層内において、構成繊維の交点が熱融着している。同様に、非弾性繊維層も、その層内において、構成繊維の交点が熱融着している。
伸縮性シートは、弾性伸縮性を有する弾性層の両面又は片面に、実質的に非弾性の非弾性繊維層が積層され、これらが規則的なパターンで、部分的に接合されている積層シートに対して延伸加工を施すことにより得られる。
第2帯状シート130は、該シートの25mm幅当たりの引張荷重が1.0Nとなるまで、長手方向に伸長させたときの伸長率(1.0N/25mm時点の伸長率)が10%以下であることが好ましく、より好ましくは伸長率が0.5〜5%である。
テンシロン等の引っ張り試験機にて、例えば、該シート25mm幅、長さ50mmのサンプルを用意する。該サンプル50mmの間を1.0Nの荷重/25mm幅で引っ張り、伸長後のサンプル長さをAと測定する。そして、その時の伸長率は、該サンプル50mmの場合は次の通り定義される。〔(A−50)/50〕×100。つまり、〔(1.0Nで伸長後のサンプル長さ−伸長前のサンプル長さ)/(伸長前のサンプル長さ)〕×100である。伸長後のサンプル長さが100mmの場合は伸長率は100%、伸長後のサンプル長さが150mmの場合は伸長率は200%である。
本実施形態においては、幅方向には伸縮するが長手方向には殆ど伸縮も伸長もしない帯状シート120Aを、ローラーカッター、レーザーカッター等の公知の切断手段(図示せず)により、間欠的に切断し、その間欠的な切断により順次生じる短尺物120Bを、90度回転させた後、連結して、長手方向(機械方向)に伸縮性を有する第1帯状シート120として用いている。短尺物120B同士の連結は、相隣接する短尺物120Bを、流れ方向の端部同士を重ね合わせるようにして配置し、その重ね合わせた部分に、ヒートシール、超音波シール、高周波シール等の加工を施すことにより行っている。
また、90度回転させた後の短尺物120Bは、ピッチを詰めて、隣合う短尺物の流れ方向の端部同士を重ね合わせているが、その方法としては、90度回転させた後の短尺物を、一つ置きに交互に異なる2つの搬送経路で搬送し、一方の搬送経路により搬送された第1の短尺物を、ベルトコンベア等の連続搬送手段上に間隔を設けて配置し、他方の搬送経路により搬送された第2の短尺物を、その両端部が、前後の第1短尺物の端部と重なるようにして、同じ連続搬送手段上に配置する方法等を用いることができる。尚、一方の搬送経路及び他方の搬送経路は、周面に短尺物を吸着しながら回転し、その吸着の制御により、短尺物を所定の位置で周面に受け取り他の位置で周面から離脱させることのできる吸着ロールや、これとベルトコンベア等の公知の搬送手段との組み合わせ等から構成することができる。吸着ロールの周面は、複数に分割された吸着ヘッドから構成されていても良い。
特に、本実施形態の製造方法によれば、幅方向に伸縮性を有する帯状シートを用いて、胴回り部がおむつ幅方向に良好に伸縮するパンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)を効率良く連続生産することができる。
また、短尺物120はおむつ連続体100の外層シートであることから、端部同士の連結部が個々のおむつ1に残ることは見た目にもよくない。トリム除去の方法として、具体的には、一のおむつのサイドシール部Sとそれに隣接するおむつのサイドシール部Sとを離間させて形成し、それらのサイドシール部S,S間に、短尺物120B同士の連結部が位置するように制御する。そして、おむつ連続体を切断する際に、各サイドシール部S,Sの若干内側の2箇所で切断することで、短尺物120B同士の連結部が除去される。尚、短尺物120B同士の連結部の除去は、おむつ連続体を個々の吸収性物品に切断する工程の前又は後に行うこともできる。
図9には、第3及び第4実施形態で製造するパンツ型使い捨ておむつ1Aの斜視図が示されている。図10には、図9に示すおむつの展開状態の平面図が示されている。
図9及び図10に示すおむつ1Aは、外包材として、着用時に着用者の腹側に位置する第1外包材11Aと着用者の背側に位置する第2外包材11Bとを有する。
第1及び第2の両外包材11A,11Bは、股下部Cにおいて相互に離間している。第1外包材11Aの両側縁部A1,A2と第2外包材11Bの両側縁部B1,B2とは、ヒートシール等の公知の接合手段により接合されており、その接合によって、おむつ1Aに、一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されている。
第1外包材11A及び第2外包材11Bそれぞれにおける外層シート12は、おむつ幅方向(図10中の左右方向)に伸縮性を有するシート材からなり、内層シート13は、おむつ幅方向に実質的に伸長しないシート材からなる。第1外包材11A及び第2外包材11Bにおいて、外層シート12と内層シート13との間は、サイドシール部S,Sを形成する部分と、ウエスト開口部5の周縁部50を形成する部分と、レッグ開口部6の周縁部60を形成する部分とにおいて互いに接合されており、それ以外の部分は接合されてない。
おむつ1Aに関し、特に説明しない点については、上述したおむつ1と同様であり、おむつ1に関して上述した説明が適宜適用される。
延伸装置7は、それぞれ、互いに噛み合う一対の歯溝ロール71を具備してなり、例えば、弾性伸縮性を有する弾性層の両面又は片面に実質的に非弾性の非弾性繊維層が積層された構成の帯状シート120’を、両ロール間に噛み込ませ、非弾性繊維層を該弾性層の伸縮を阻害しない構造に変化させることにより、伸縮性が発現し又は向上した第1帯状シート120が得られる。
本実施形態においては、このようにして得られた、長手方向に伸縮性を有する2本の第1帯状シート120を、第1及び第2外包材11A,11Bそれぞれにおける外層シート12の原反として用いている。
そのため、外包材連続体110を、第1帯状シート120の収縮力により縮まないようにある程度以上の張力を維持しながら搬送すれば、搬送中に加わる張力が変動しても、外包材連続体110の伸び量(伸長率)には変動が生じにくい。
第3実施形態に関し特に説明しない点は、第1実施形態におけるのと同様である。
前記分割手段としては、シートを連続的に切断し得る公知の切断装置を用いることができ、例えば、シートの流れ方向の上流側にカッター刃を備えたものや、周面又は周縁部に環状の刃を有し、駆動され又はシートの流れにより従動して回転する円筒又は円盤状のカッター、レーザーカッター、高圧水流カッター等を用いることができる。
このように1本の帯状シート120Aを分割して得た2本の第1帯状シート120,120を用いることにより、帯状シート120’を供給する材料ロールは、幅広の1個である。一方で、同様に2本の第1帯状シート120をそれぞれの流れ方向に間隔をあけて搬送する、第3実施形態および第4実施形態では、帯状シート120’を供給する材料ロールは、幅の狭い2個必要であった。材料ロールを帯状シートとして巻きだす装置は材料ロールの数だけ必要である。第5実施形態によれば、材料ロールの数が少なく、加工設備の簡略化ができる。
また、第5実施形態においては、2本の第1帯状シート120を第2帯状シート130の両側部に接合して、外包材連続体110を得た後に、ウエスト部弾性部材51の導入及びレッグ開口部形成用のトリム111を除去している。
第5実施形態に関し、特に説明しない点は、第1実施形態又は他の実施形態と同様とすることができる。
例えば、本発明で製造するパンツ型吸収性物品は、パンツ型(ショーツ型と称されるものも含む)の生理用ナプキンであっても良い。
また、上述した各実施形態においては、外層シート12の原反として、長手方向に伸縮性を有する帯状シートを用い、内層シート13の原反として、長手方向に実質的に伸長しない帯状シートを用いており、それが、吸収性本体10の接合による伸縮性阻害を防止できるので好ましいが、これに代えて、内層シート13の原反として、長手方向に伸縮性を有する帯状シートを用い、外層シート12の原反として、長手方向に実質的に伸長しない帯状シートを用いることもできる。
例えば、第5実施形態と同様に、分割手段により分割して得た2本の第1帯状シート120,120を、第3又は第4実施形態における、2本の第1帯状シート120,120として用いることもできる。また、第3又は第4実施形態と同様にして得た2本の第1帯状シートを、第5実施形態における、2本の第1帯状シート120,120に代えて用いることもできる。第3〜第5実施形態における2本の第1帯状シートの延伸の程度や延伸前後の幅の比等は、第1実施形態についての好ましい値と同様とすることができる。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
51 ウエスト部弾性部材
6 レッグ開口部
61a,61b レッグ部弾性部材
10 吸収性本体
11 外包材
12 外層シート
13 内層シート
120 第1帯状シート(長手方向に伸縮性を有する帯状シート)
130 第2帯状シート(長手方向に実質的に伸長しない帯状シート)
110 外包材連続体
100 おむつ連続体
Claims (9)
- 吸収性コアを含む吸収体本体と外包材とからなるパンツ型吸収性物品の製造方法であって、
長手方向に伸縮性を有する第1帯状シートを、その長手方向に伸長させる工程と、
伸長状態の第1帯状シートを、長手方向に実質的に伸長しない第2帯状シートと部分的に接合して外包材連続体を得る工程と、
前記外包材連続体に、吸収性本体を間欠的に固定して、吸収性物品連続体を得る工程と、
前記吸収性物品連続体を2つ折りした後、サイドシール部を形成し、切断して個々の吸収性物品に分離する工程を具備するパンツ型吸収性物品の製造方法。 - 前記外包材連続体を得る工程において、第1帯状シートと第2帯状シートとの間に弾性部材を挟みこみ、該工程における第1帯状シートと第2帯状シートとの部分的な接合を、吸収性物品とされたときの腹側部及び背側部の、サイドシール部並びにウエスト開口部及びレッグ開口部それぞれの周縁部を除く部分の全域又は大部分が接合されないように行う請求項1記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。
- 第1帯状シートとして、長手方向に伸長させる前の幅が、第2帯状シートと接合した後の幅の100〜140%のものを用いる請求項1又は2記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。
- 第1帯状シートを長手方向に伸長させる工程の前に、非伸縮性の帯状シートに伸縮性に加工を施して伸縮性が発現した第1帯状シートを得るか又は低伸縮性の帯状シートに加工を施して伸縮性の向上した第1帯状シートを得る工程を具備する請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。
- 第1帯状シートを長手方向に伸長させる工程の前に、幅方向に伸縮性を有する帯状シートを間欠的に切断し、その間欠的な切断により生じる短尺物を90度回転させた後、連結して、長手方向に伸縮性を有する第1帯状シートを得る工程を具備する請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。
- 前記吸収性物品連続体を切断して個々の吸収性物品に分離する工程又はその前後に、前記短尺物同士の連結部を除去する請求項5記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。
- 前記外包材として、着用時に着用者の腹側に位置する第1外包材と着用者の背側に位置する第2外包材とを具備するパンツ型吸収性物品の製造方法であり、
前記第1帯状シートを長手方向に伸長させる工程においては、2本の第1帯状シートを、それぞれ、長手方向に伸長させ、
前記外包材連続体を得る工程においては、それぞれ伸長した状態である2本の第1帯状シートを、間隔をあけて搬送されている、長手方向に実質的に伸長しない2本の第2帯状シートに、それぞれ部分的に接合して2本の外包材連続体を得て、
前記吸収性物品連続体を得る工程においては、2本の外包材連続体に跨るように、吸収性本体を間欠的に固定する、請求項1〜6の何れかに記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。 - 前記外包材として、腹側部と背側部とに分割された外層又は内層シートと、腹側部から背側部に亘って連続する内層又は外層シートとが積層された構造を有する外包材を具備するパンツ型吸収性物品の製造方法であり、
前記第1帯状シートを長手方向に伸長させる工程においては、2本の第1帯状シートを、それぞれ、長手方向に伸長させ、
前記外包材連続体を得る工程においては、それぞれ伸長した状態である2本の第1帯状シートを、長手方向に実質的に伸長しない1本の第2帯状シートに、それぞれ部分的に接合して1本の外包材連続体を得る、請求項1〜6の何れかに記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。 - 一本の帯状シートを連続搬送しながら2本の第1帯状シートに分割する工程を具備する請求項7又は8記載のパンツ型吸収性物品の製造方法。
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