JP2004329873A - 物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えのよい着用物品の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の物品の製造方法は、第1ウエブを供給する供給工程と、前記第1ウエブと弾性部材を接着する第1接着工程と、前記弾性部材を前記第1ウエブとで挟むように、第2ウエブを配置する配置工程と、前記第1ウエブ、前記弾性部材及び前記第2ウエブを複数の部分で接着する第2接着工程とを包含する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、物品の製造装置及び製造方法に関し、特に、着用物品の製造装置及び製造方法に関する。
サイドパネルを有する着用物品が知られている(例えば、特許文献1)。サイドパネルはオムツやパンツの胴部の一部を構成し、前身頃や後身頃から左右に突出している。
サイドパネルを有するオムツ又はパンツは、いわゆる縦流れで製造される(例えば、特許文献2、特許文献3)。「縦流れ」とは、オムツやパンツの幅方向がウエブの流れ方向に直交する方向に設定された状態をいい、オムツやパンツの幅方向が前記流れ方向に沿った「横流れ」に相対する製法をいう。
特表2002−532195号公報 (要約) 特表2002−518096号公報 (第1図) 特開平2−4364号公報 (第20図)
一般に、サイドパネルは、コストが高く、また、インライン(横流れ)でサイドパネルを生産することは困難である。そこで本発明は、そのような課題を解決するための、安価かつインラインで、サイドパネルに類似する部材を有する着用物品を製造することを目的とする。
本発明の、物品のある製造方法は、連続した第1ウエブを供給する工程と、間欠的に接着剤を塗布、又は、弾性部材に接着剤を塗布する塗布工程と、連続した弾性部材を伸張した状態で切断して分割する切断工程と、前記切断された弾性部材が伸張された状態で、前記接着剤を介して順次前記弾性部材を前記第1ウエブに接着する第1接着工程と、前記弾性部材が伸張された状態で、前記弾性部材が接着された第1ウエブに第2ウエブを配置して、前記第1ウエブと前記第2ウエブとの間に前記弾性部材を介挿する配置工程と、前記第1ウエブ、前記弾性部材及び前記第2ウエブを熱融着により接着する第2接着工程とを備えている。
弾性部材は、伸張された状態で第1ウエブと第2ウエブとの間に介挿されるので、第1ウエブ、弾性部材及び第2ウエブが配置された積層部分は、着用物品の製造後、弾性部材が縮んで着用物品のギャザを形成する。したがって、弾性部材を予め配置したサイドパネルに相当する部材を購入しなくても、いわゆる横流れ(インライン)で物品を製造することができる。このため、弾性部材を予め配置した高価なサイドパネルを購入しなくても、物品のギャザを形成することができる。したがって、製造のコストダウンを図ることができる。
前記ギャザは、物品のフィットギャザやサイドパネルのギャザを形成してもよい。
前記第2接着工程において、前記第1ウエブ、弾性部材及び第2ウエブが配置された積層部分に、ヒートエンボスにより貫通孔からなる通気孔を複数形成してもよい。このように、通気孔を形成することで、着用時のムレを防止し得る。
前記弾性部材が間欠的に配置された間の位置に吸収体を配置する配置工程を更に備え、当該吸収体の一部に前記弾性部材が配置されないように物品を製造してもよい。
吸収体が配置された部分に、本質的に、弾性部材が配置されないようにすれば、弾性部材の収縮の影響を受けず、厚手の吸収体がゴワツキにくいので、着用感が向上する。
前記弾性部材としては布帛状の部材を用いてもよい。布帛状の部材は糸状の部材と異なり、面接合が可能であり、前記塗布工程においては、前記分割された弾性部材の上流端部及び下流端部に相当する部分に前記接着剤を塗布して積層部材を形成することが容易になる。この場合、前記両端部の間の少なくとも一部について前記接着剤を塗布しないようにすれば、接着剤によるギャザのゴワツキ感を小さくすることができる。
前記第1ウエブの幅が前記弾性部材の幅よりも広く、前記第1ウエブの幅方向の両側縁部ないしその近傍(幅方向の一端及び他端の付近)に前記弾性部材を配置してもよい。このように、弾性部材を第1ウエブの幅方向の一部に配置することにより、弾性部材でフィットギャザを形成することができる。
第1ウエブは着用物品のアウター材を構成してもよく、例えば液透過性もしくは液不透過性の不織布を採用してもよい。また、模様を付したデザインシートを前記不織布の一部もしくは全面に配置した配置体を採用してもよい。
前記第2ウエブは、着用物品のインナー材を構成してもよく、液透過性もしくは液不透過性の不織布を採用してもよい。
前記弾性部材としては、糸ゴム、平ゴム、網目ゴム、弾性フィルム又は熱可塑性弾性部材を含む材料を採用してもよい。熱可塑性弾性部材を含む材料としては、ホットメルト樹脂が考えられる。また、弾性フィルムには、複数の穴又はスリットが開けられていてもよい。前記接着剤としては、ホットメルト樹脂を採用してもよい。なお、第1及び第2ウエブと弾性部材は、熱融着されて接着されるので、互いに接着の親和性に優れた熱可塑性樹脂材料で形成してもよい。
物品は、着用物品であってもよい。着用物品として、生理用ナプキン、使い捨てオムツ、使い捨てパンツ又は包帯等の着用物品の、製品又は半製品が含まれ、さらに、織布、不織布、液透過性シート又は液不透過性シートなどのシートの、単体及び配置体が含まれてもよい。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の製造装置又は製造方法により、製造される着用物品の一例を示す。
着用物品300は、第1胴部301、第2胴部302、吸収体Cを備えている。第1胴部301の両端部303と第2胴部302の両端部303は、接続されている。また、吸収体Cの一端は、第1胴部301に接続され、吸収体Cの他端は、第2胴部302に接続されている。吸収体Cは、着用者の体液、例えば尿や血液を吸収し保持することができる。
第1胴部301及び第2胴部302には、弾性部材Fが配置される。この弾性部材Fが縮むことにより、着用物品300が着用者にフィットする。
本発明の製造装置又は製造方法により、製造される着用物品では、吸収体が配置される第1胴部301及び第2胴部302の部分が、弾性部材Fにより縮まないため、より商品価値の高い着用物品を製造することができる。このために、弾性部材Fは、基本的には、吸収体Cが配置される第1胴部301及び第2胴部302の部分に配置されない。
ここで、第1胴部と第2胴部が繋がり、吸収体の少なくとも一部を覆っていてもよい。以下に、第1胴部と第2胴部が一体である着用物品を製造する、製造装置の一例を図2を用いて説明する。
この製造装置は、第1配置装置51,第2配置装置52,第3配置装置53,熱融着装置50及びアセンブリステーション54を備えている。
第1配置装置51は、ベルト51aで搬送したデザインシートDsをアンビルロール51bに吸引し、カッタロール51cによって切断し、第1ウエブW1上にデザインシートDsを配置する。アンビルロール51bの表面には、デザインシートDsを吸引する吸排孔が複数開いている。デザインシートDsが第1ウエブW1に配置される際に、吸引が停止される。又は、吸排孔からエアが排気されることにより、デザインシートDsがアンビルロール51bから離れやすくしてもよい。
また、アンビルロール51bの代わりに、後述する第2配置装置52で使用されるリピッチドラムが使用されてもよい。なお、第1ウエブW1は不織布であってもよい。
デザインシートDsには、模様、色彩、或はこれらが結合したものが表されている。例えば、デザインシートDsには、図及び/又は文字等が表されている。弾性部材Fの端部の不具合を隠すために、例えば、弾性部材Fが第1ウエブW1に配置される間隔より長い長さのデザインシートDsが第1ウエブW1に配置されてもよい。なお、第2ウエブW2がアウタ材として使用される場合、第2ウエブにデザインシートDsが配置されてもよい。また、予め第1ウエブW1に模様、色彩、或はこれらが結合したものが表されている場合又は、着用物品のコストを下げる場合、デザインシートDsは配置されない。つまり、本製造装置は、第1配置装置51を有さない場合もある。
図3(a)は、第2配置装置52の一例の概略側面図である。図3(b)は、図3(a)の第2配置装置52のリピッチドラム2の概略正面図である。第2配置装置52は、弾性部材Fを伸張し、伸張された弾性部材Fを所定の長さに切断し、切断された弾性部材Fの間隔を広げて、第1ウエブW1に配置する。例えば、第2配置装置52は、供給部1、リピッチドラム2、カッタ3及び転写部4を有している。
上流から供給された弾性部材Fは、供給部1によって伸張された状態で下流のリピッチドラム2に供給される。リピッチドラム2は、伸張された弾性部材Fを所定の長さに切断し、切断された弾性部材Fを転写部4へ搬送する。転写部4は、弾性部材Fを第1ウエブW1に転写する。
供給部1は、例えば、中速度VM で回転するコンベヤ10を有している。中速度VM よりも遅い低速度VL で上流から搬入された弾性部材Fは、コンベヤ10により中速度VM に加速される。そのため、低速度VL で搬入された弾性部材Fは、コンベヤ10によって加速され、低速度VL と中速度VM との速度差により伸張される。この伸張状態の弾性部材Fは、下流のパッドPi上に供給される。
図4(a)は、パッドP1が連続する弾性部材Fを受け取る様子を示す図である。リピッチドラム2は、弾性部材Fを受け取る複数のパッドPiを有しており、受取位置RPにおいて弾性部材Fを受け取る。パッドP1は、連続する弾性部材Fを受け取った後、連続する弾性部材Fは所定の長さにカッタ3によって切断される。
カッタ3は、カッタロール30と、カッタロール30の周囲に設けられた少なくとも1つの刃31を有している。弾性部材Fは、カッタ3によってパッドPiごとに分割された後、隣接するパッドPi,Pi+1の間隔が広がることにより、弾性部材F同士の間隔が広がる(リピッチされる)。
パッドPiの回転方向における後端部26には、カッタ3の刃31が当接するアンビル23が設けられている。カッタロール30の回転により、所定のタイミングでアンビル23に刃31が当接し、切断位置CPにおいて弾性部材Fが切断される(図3(a))。
なお、切断時におけるパッドPi上の弾性部材Fの移動速度と刃31の周速度とを略同じ速度に設定することが好ましい。速度差があると、刃31の寿命が短くなるからである。刃31の寿命を考慮しなければ、パッドPi上の弾性部材Fの移動速度と刃31の周速度とを同じにする必要はない。また、パッドPiの前端部25にアンビルが形成されていてもよい。
リピッチドラム2のパッドPiは、ドラム20のまわりに設けられている。リピッチドラム2としては、特開昭63−317576号、特表2000−514024号に記載される機構が用いられてもよい。また、パッドPiはドラム上ではなくコンベヤ上に設けられリピッチされてもよい。
例えば、カム機構、リンク機構、それらの組合せ等によって、パッドPiの周速度が変化し、パッドPi間の間隔が変更される。以下に1つのパッドPiの構造について説明する。なお、パッドPiは、所定位置において同じ動作を行う。
図4(b)は、リピッチドラム2が転写部4と協働して、切断された弾性部材Fを第1ウエブW1に転写する様子を示す図である。また、図5は、転写部4付近を拡大した図である。
図5に示すように、パッドPiが弾性部材Fを保持する保持面21は、弾性部材Fの伸張方向Yに沿って円弧状に形成されている。保持面21には、複数の保持要素22が設けられていてもよい。
保持要素22としては、例えば開口部を採用してもよい。開口部は、図示しないエア源に接続されており、所定のタイミングで、開口部からエアが吸引され、弾性部材Fを受け取る場合、伸張された弾性部材Fが保持面21上に保持される。
伸張された弾性部材Fを受け渡す場合、開口部による保持が、パッドPiの前端部25の開口部から後端部26の開口部に向って順に解除される。
保持要素22として開口部を用いた場合、パッドPiが受渡位置SPに差し掛かると開口部の前端部25から順にエアが吐出され、弾性部材Fが前端から順に転写部4上の第1ウエブW1上に転写されてもよい。
なお、保持要素22は、弾性部材Fの伸張方向Yにおいて、中央部よりも前後の端部25,26(両端)における保持力(吸引力)が大きくなるように設定していることが好ましい。伸張された弾性部材Fは、その中央部付近よりも端部付近で強い保持が必要となるからである。保持力を変化させる方法として、例えば、パッドPiの中央付近よりも両端部分に密に開口部を配置することにより、両端の保持力を大きくしてもよい。このような方法により伸張された弾性部材Fをより均一に近い伸張状態で保持することができる また、パッドPiは、開口部の他に、更に以下に述べる保持部を有していてもよい。
例えば、弾性部材Fがウレタンフォーム等のように表面に微細な凹凸を有する部材の場合、図3(b)に斜線で示す保持面21(保持部)に微細な凹凸を形成してもよい。かかる凹凸を得る方法としては、保持面21上にウレタンフォームとの摩擦が大きい部材、例えば、紙ヤスリ等を貼付してもよいし、保持面21に直接凹凸を刻んでもよい。
一方、弾性部材Fが、例えばフィルムのように表面が平滑な部材の場合には、保持面(保持部)21を平滑に形成し、弾性部材Fを保持面21に密着させてもよい。また、弾性部材Fがパッド上で滑らないようにするために、保持面21をゴム系の部材で構成してもよい。
さらに、保持要素としては、例えば、パッドPiの保持面21から弾性部材F側に突没自在に設けた針を備えていてもよい。例えばパッドに複数の穴が開けられ、その穴の中にバネ等の弾性体が挿入されている。弾性体の他端に針が接続され、弾性体により針が突出する。パッドPiが弾性部材Fを受け取る場合、針はパッドの表面に出ており、弾性部材Fを伸張状態で保持することが可能である。また、弾性部材Fを受け渡す場合、針は転写ロールに当接し、針は穴の中に引っ込み、弾性部材Fの保持が解除される。このような突没自在な針を設けることにより、保持部がネット状の弾性部材を保持することも可能となる。この場合、針は、第1パッドP1の前端部25と後端部26に設けられる。
また、図5に示すように、第1ウエブW1は転写ローラ40の接線方向に接触しながら搬送されるが、第1ウエブW1が転写ローラ40に巻回されてもよい。何れの場合にも、弾性部材Fを第1ウエブW1に転写させるためには、パッドPiと転写ローラ40との間に弾性部材F及び第1ウエブW1を挟んで互いに押しつける必要がある。そのため、転写ローラ40の周速度は、第1ウエブW1の搬送速度と略同一であることが好ましい。
図3(b)に示すリピッチドラム2は、パッドPiとパッドQiを離間して一対設けている。パッドPi,Qiが、腹部、背部にそれぞれ弾性部材Fを配置するためである。
ところで、弾性部材Fがウレタンフォームである場合、該ウレタンフォームに直接接着剤を塗布することは困難である。ウレタンフォーム内に接着剤が浸透し、十分な接着力を得られないからである。その場合、図5に示すように、転写ローラ40の上流に塗布装置41が設けられ、第1ウエブW1上に接着剤Bが塗布される。弾性部材Fが弾性フィルム又は弾性不織布である場合、弾性部材に直接接着剤を塗布するようにしてもよい。また、第1ウエブW1と弾性部材Fの双方に接着剤を塗布してもよい。これらの接着は、仮止めであってもよい。
図2に示す第3配置装置53は、弾性部材Fが配置された第1ウエブW1上に、更に第2ウエブW2を配置する。第2ウエブW2は不織布であってもよい。
図2に示す熱融着装置50は、エンボスロール50aとアンビルロール50bを有している。エンボスロール50aは、複数の突起を持っており、第1ウエブW1,弾性部材F及び第2ウエブW2が配置された複合ウエブNに複数のエンボス加工を施す。エンボスロール50aの突起からの熱又は振動等のエネルギーにより、第1ウエブW1、弾性部材F及び第2ウエブW2が接着(接合)される。エンボスロール50aの突起が複合ウエブNを貫通することによって、複合ウエブNに複数の貫通孔が形成されてもよい。突起の形状としては、ピン状であってもよい。
アセンブリステーション54は、吸収体Cを複合ウエブNに配置する。アセンブリステーション54は、吸収体Cをドラム54aに搬送する搬送部54bと、吸収体Cと複合ウエブNとを合せるドラム54aを有している。搬送部54bは、所定の間隔Pcで吸収体Cを搬送する。
また、必要に応じて、アセンブリステーション54は、吸収体Cと複合ウエブNとを馴染ませるロール54cを有していてもよい。アセンブリステーション54は、吸収体Cと弾性部材Fを重ならないように配置し、吸収体Cが弾性部材Fにより縮まないようにすることができる。しかし、吸収体Cを配置するマージンをとったり、着用物品のデザイン上の自由を確保するために、吸収体Cの一部が弾性部材Fの一部とオーバーラップしてもよい。
吸収体Cは、液、特に人体から排出される液が吸収できればどのような構成であってもよい。例えば、吸収体Cは、トップシート、バックシート、及びトップシートとバックシートに挟まれたコアを有している(図示せず)。トップシートは、着用者の体液、例えば尿や血液を透過することができる。トップシートは、液が逆流することを妨げる機能を有していてもよい。また、トップシートとコアの間にトランスファシートが挟まれ、それが逆流防止機能を有していてもよい。コアは、液を吸収し保持することができる。コアは、パルプを粉砕したフラッフ及び/又は高吸収性ポリマーを有している。また、コアは、エアレイドであってもよい。バックシートは、液を透過しない。バックシートとしては、ポリエチレンシートを使用することができる。
以下に、本発明の実施形態における製造方法の一例について図2、図3(b)、図5及び図6(a)〜図6(e)を用いて説明する。
図2に示す第1配置装置51は、外部から供給される第1ウエブW1にデザインシートDsを配置する。本実施形態の場合、背側及び腹側の2箇所にデザインシートDsが配置される。つまり、本実施装置は、第1配置装置51を2つ有している。仕様に応じて、デザインシートDsが、背側だけ又は腹側だけに供給されてもよいし、全く供給されなくてもよい。
第1ウエブW1及び/又はデザインシートDsに、伸張した状態で弾性部材Fを張付けるため、接着剤B(図3)が間欠的に又は連続的に塗布される。
弾性部材Fは、供給部1により伸張され、第2配置装置52により、所定の長さに切断される。接着剤Bは、第1ウエブW1及び/又はデザインシートDsにおいて、弾性部材Fが配置されるべき領域の端部に塗布されるが、弾性部材Fの両端部に塗布されてもよい。
図2及び図5では、塗布装置41が第1ウエブW1の所定の部分に間欠的に接着剤Bを塗布している。なお、図2及び図5では、第1ウエブW1に配置されたデザインシートDsを省略している。また、接着剤Bの接着により、第1ウエブW1と弾性部材Fが硬くならない(着用者に違和感を与えない)のであれば、接着剤Bが、第1ウエブW1及び/又はデザインシートDsにおいて、弾性部材Fが配置されるべき領域、又は弾性部材Fの全面に塗布されてもよい。
弾性部材Fは、第1ウエブW1に配置される。塗布された接着剤Bのため、弾性部材Fは伸張状態を保つ。なお、後の工程で、弾性部材Fが第1ウエブW1とエンボス等により接着される場合には、この接着は、仮止めであってもよい。
弾性部材Fが配置された第1ウエブW1の上に、第2ウエブW2が第3配置装置53により、配置される(図2)。
図6(a)は、デザインシートDsの端部に接着剤Bが塗布され、隣のデザインシートDsを繋ぐように、弾性部材Fが配置され、その上に、第2ウエブW2が配置された半製品を示す図である。図6(b)は、その半製品を切断線X−Xにより切断した断面図である。図6(b)に示すように、弾性部材Fは、第1ウエブW1と第2ウエブW2との間に挟まれる。
第1ウエブW1,弾性部材F及び第2ウエブW2が配置された複合ウエブNは、図2に示すエンボスロール50a,アンビルロール50bの間を通過する際に、複数箇所にて熱融着されて接合される。熱融着する方法としては、ヒートエンボス、ヒートシール又はソニックがある。これらのウエブ等を接合する際、複数の貫通孔Ahが少なくとも弾性部材Fが配置されている部分に形成される。貫通孔Ah(図6(a))は、通気孔としての役割を果たす。
さらに通気孔が必要な場合には、弾性部材Fが複数のスリットを有していてもよい。スリットは、第1ウエブW1及び弾性部材F又は複合ウエブNに加えられてもよい。しかし、弾性部材Fが伸張される前に弾性部材Fにスリットが入っていると弾性部材Fの種類によっては容易にそれを伸張できる。
アセンブリステーション54は、複合ウエブNに所定のピッチPcで吸収体Cを配置する。図6(c)は、吸収体Cが配置された複合ウエブNを示す図である。吸収体Cは弾性部材Fの間に配置されるが、吸収体Cの一部と弾性部材Fの一部が重なってもよい。なお、図2に示す製造装置では、レッグホールH1が、吸収体Cが配置される前に、破線で示した、カッタロール80aとアンビルロール80bを有するダイカッタ80により、開けられるが、吸収体Cが配置された後に、レッグホールH1が開けられてもよい。
その後、図6(c)の切断線Lで複合ウエブNを切断すると、オムツ型の着用物品が製造され、複合ウエブNを二つに折り、切断線L付近をシールし、切断線Lで切断すると、パンツ型の着用物品が製造される。
なお、上述した着用物品では、第1ウエブW1の幅が第2ウエブW2の幅より広く、第2ウエブW2の幅は、弾性部材Fを覆うのに十分な幅であった(図6(b))。しかし、第2ウエブW2が一枚ものであり、第2ウエブW2の幅と第1ウエブW1の幅が略同じであってもよい(図6(d),図6(e))。 弾性部材Fとして、熱可塑性弾性部材が用いられてもよい。
以下に、熱可塑性弾性部材から弾性部材Fを生成し、着用物品を製造する製造装置及び製造方法を図7(a)〜図7(d)を用いて説明する。
図7(a)は、第2配置装置52と、図2の供給部1の代わりに用いられる供給部150とを示す。供給部150は、弾性部材Fを生成する生成部151と、弾性部材Fを伸張するコンベヤ10とを有している。生成部151は、弾性部材Fを生成するために、熱可塑性弾性部材をフィルム状に射出するガン61と、射出された熱可塑性弾性部材を冷却する冷却ロール62とを持つ。
熱可塑性弾性部材の一例としては、弾性ホットメルト樹脂が用いられる。弾性ホットメルト樹脂としては、熱可塑性高分子樹脂、粘着付与剤、粘度調整剤、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、充填剤、可塑剤等を組成とした混練物で、溶剤を含まない不揮発性の接着剤を用いてもよい。熱可塑性高分子樹脂としては、オレフィン系や、ゴム系、ポリアミド系、ポリエステル系の弾性樹脂を用いてもよく、これらの単体もしくは複数をブレンドして用いてもよい。オレフィン系樹脂としては、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)やAPAO(アモルファス・ポリ・アルファー・オレフィン)等を用いてもよい。ゴム系樹脂としては、SIS(スチレン・イソプレン・スチレン共重合体)やSBS(スチレン・ブタジエン・スチレン共重合体)、SEBS(スチレン・エチレン・ブチレン・スチレン共重合体)、SEPS(スチレン・エチレン・プロピレン・スチレン共重合体)等を用いてもよい。混練物は、熱可塑性弾性樹脂の弾性特性が最大限に発揮されるように、その組成を適宜調整してもよく、更には、汎用のホットメルトアプリケータで吐出し得るように、その溶融粘度が調整されていてもよい。
また、弾性部材Fとして、熱可塑性弾性部材とウエブ(弾性又は伸張)との複合弾性部材が用いられてもよい。この場合、熱可塑性弾性部材は必ずしもフィルム状である必要はなく、メッシュ状や複数の線状であってもよい。熱可塑性弾性部材がメッシュ状又は線状である場合、それらを単体で保持することは困難であるが、ウエブを介してメッシュ状又は線状の熱可塑性弾性部材を保持することは可能である。同様に、ライクラー(登録商標)等の弾性部材を、糸ゴム状、又は平ゴム状にし、ウエブに取付けることにより、複合弾性部材が生成されてもよい。
図7(b)〜図7(d)は、生成部151の一例を示す。
図7(b)に示す例では、ガン61がウエブW3に熱可塑性弾性部材を塗布し、ニップロール66がそれらを挟み込む。図7(c)に示す例では、ガン61が冷却ロール62に熱可塑性弾性部材を塗布し、冷却ロール62が熱可塑性弾性部材を冷却し、ニップロール66が、ウエブW3及び冷却された熱可塑性弾性部材を挟み込む。図7(d)に示す例では、ガン61がベルトコンベヤ64に熱可塑性弾性部材を塗布し、冷却ファン65がベルトコンベヤ64を冷却し、ニップロール66が、ウエブW3及び冷却された熱可塑性弾性部材を挟み込む。
図7(b)〜図7(d)のガン61は、メッシュ状又は複数の線状の熱可塑性弾性部材を射出するものに限られず、フィルム状のものであってもよい。また、図7(a)及び図7(c)ロール62は、チーリングロールであってもよい。
ウエブW3の素材としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系の合成繊維の他に、レーヨンや銅アンモニアレーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維の単体もしくはブレンド、コンジュゲート等の複合繊維を用いてもよい。ウエブW3は、流れ方向に大きな伸張性を呈し、スパンレース法やスパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法により得られたものであってもよい。ウエブW3としては、流れ方向(CD)の伸張性が150%以上であり、且つ、流れ方向に直交する幅方向(MD)には顕著な伸張性を有さないものを用いてもよい。ウエブW3として、不織布が用いられてもよい。そのような不織布としては、例えば、(株)クラレ(登録商標)社製のスパンレース不織布JP4040/QR26(26GSM)を用いてもよい。
以下に、他の着用物品の製造方法を図8(a)〜図8(d)を用いて説明する。
図8(a)は、他の着用物品の半製品を示す。第1ウエブW1上に、弾性部材Fが交互に配置され、さらに、腰回り用弾性部材70が配置され、その上に第2ウエブW2を配置した複合ウエブN2を示す。図8(b)は、複合ウエブN2を破線X3−X3で切断した断面を示す。
第1ウエブW1と第2ウエブW2に挟まれる弾性部材Fは、複合ウエブN2の両側縁(幅方向101の一端及び他端)の付近に配置される。また、弾性部材Fの位相は、互いに半ピッチ位置ずれている。
このため、図3(b)に示すパッドPiは、パッドQiとずれた位相で回転する。位相をずらすために、パッドPi用のドラム20とパッドQi用のドラムが設けられてもよい。また、ドラム20は1つであるが、パッドPiがドラム20に取付けられる位置とパッドQiがドラム20に取付けられる位置を位相分ずらしてもよい。
また、完成した着用物品が着用者の腰回りを締めるために、図2において破線で示す弾性部材70が、第1ウエブW1と第2ウエブW2に挟まれてもよい。これは、前述した実施形態についても、同様である。
図8(c)は、複合ウエブN2を凸部、凹部が交互に現れるように、切断したものを示す。この切断は、例えば、図2に破線で示すダイカッタ60により行われる。ダイカッタ60は、カッタロール60a及びアンビルロール60bを有している。
複合ウエブN2がダイカッタ60により、図8(c)に示すように胴部200と胴部201に分割され、胴部200の凸部と胴部201の凸部の位相が合わされる。位相を合わす方法としては、ダミーロールが用いられてもよい。
図8(d)は、胴部200の凸部と胴部201の凸部の位相を合せ、それらの凸部を繋ぐように吸収体Cを配置した図である。なお、複合ウエブN2が切断されてから、吸収体Cが配置されるまでの間に、胴部200と胴部201が所定の間隔だけ拡幅される。
その後、切断線L2で胴部200,201を切断すると、オムツ型の着用物品が製造され、胴部200と胴部201が重なるように、吸収体Cを二つに折り、切断線L2付近をシールし、切断線L2で切断すると、パンツ型の着用物品が製造される。
また、複合ウエブの切断の仕方によっては、胴部200と胴部201の位相を合せる必要がない。図9(a)は、そのような着用物品又は半製品の一例を示している。また、図9(b)は、図9(a)に示す着用物品又は半製品の複合ウエブN3を示す。
また、着用物品の胴部がレッグ周りを囲む弾性部材の一部を有し、吸収体がレッグ周りを囲む弾性部材の残りの一部を有していてもよい。例えば、図9(c)は、そのような着用物品又は半製品の一例を示している。また、図9(d)は、図9(c)に示す着用物品又は半製品に使用される吸収体CLの一例を示す。胴部200L、胴部201L、及び吸収体CLを組み合わせることにより、弾性部材71,72が着用者のレッグを締める。
例えば、弾性部材Fが固定された第1ウエブに、第2ウエブが重ねられる際に弾性部材71が配置される。この際、腰回り用の弾性部材70が同時に配置されてもよい。吸収体CLは、トップシート73、コア74、中間シート75、バックシート76を有している。トップシート73と中間シート75の間にコア74が挟まれ、中間シート75とバックシート76の間に、弾性部材72が挟まれる。
弾性部材71及び弾性部材72の配置を、それぞれの流れ方向を横切る方向に弾性部材71又は弾性部材72を移動させることにより、行うことが可能である。なお、吸収体CLが中間シート75を有さない場合、弾性部材72は、トップシート73とバックシート76に挟まれてもよい。また、吸収体CLは、吸収体Cと異なり、中間シート75を有しているため、中間シート75及びバックシート76の少なくとも一方が液不透過性であればよい。
以下に、別の着用物品の製造方法の一例を図2、図10(a)〜図10(e)を用いて説明する。
図2に示す第2配置装置52は、第1ウエブW1の幅方向101の中央部付近に伸張した弾性部材Fを所定の間隔で配置する。第3配置装置53は、その上に第2ウエブW2を配置する。弾性部材Fの幅は、図6(a)の複合ウエブNで使用される、背部又は腹部の弾性部材Fの幅より広い。後に弾性部材Fが背部と腹部に分割されるからである。図10(a)は、複合ウエブN4を示す。図10(b)は、複合ウエブN4を切断線X4−X4で切断した断面図である。
図2に示す熱融着装置50により、第1ウエブW1、弾性部材F、第2ウエブW2が接着される。その後、ダイカッタ60により、複合ウエブN4が胴部301,302に切断される。図10(c)は、ダイカッタ60により切断された複合ウエブN4を示す。
胴部301,302は、幅方向に所定量拡幅され、胴部301,302は、吸収体Cにより橋渡しされる。つまり、吸収体Cの一端が胴部301に接続され、吸収体Cの他端が胴部302に接続される。
また、図10(d)に示すように、第1ウエブW1の両縁部304には、曲げ代305を除いて、弾性部材77が配置される。弾性部材77が配置された後、曲げ代305を折り重ねて、弾性部材77を被覆する。この場合、吸収体Cの端部を被覆することも可能である。
仕様によっては、図10(e)に示すように、胴部301,302及び吸収体Cを切断し、レッグホールH1の形を整えてもよい。レッグホールH1は、図2に破線で示すダイカッタ80により、形が整えられてもよい。
本発明の製造方法では、図6(a)に示すように、腰を締めるウエスト用弾性部材を配置する工程は、必ずしも必要ではない。これは、着用物品に、ウエスト用弾性部材を配置することを否定するものではない。例えば、本発明の製造方法では、図8(a)に示すように第1ウエブW1と第1ウエブW2の間にウエスト用弾性部材が挟まれてもよいし、図10(d)に示すように第1ウエブW1にウエスト用弾性部材が配置され、第1ウエブW1を折り曲げることにより、ウエスト用弾性部材が配置されてもよい。また、本発明の製造方法では、他の公知の方法により、ウエスト用弾性部材を配置することができる。
本発明の製造装置又は製造方法により、製造される着用物品の一例を示す図である。 本発明の製造装置の一例を示す図である。 (a)は第2配置装置52の概略側面図であり、図3(b)は第2配置装置52のリピッチドラム2の概略正面図である。 (a)はパッドP1が連続する弾性部材Fを受け取る様子を示す図であり、(b)は、リピッチドラム2が転写部4と協働して、切断された弾性部材Fを第1ウエブW1に転写する様子を示す図である。 転写部4付近を拡大した図である。 (a)は複合ウエブNを示す図であり、(b)は(a)の複合ウエブNを切断線X−Xで切断した断面図であり、(c)は吸収体Cが配置された複合ウエブNを示す図であり、(d)は第2ウエブW2が一枚である複合ウエブNを示す図であり、(e)は(d)の複合ウエブNを切断線X2−X2で切断した断面図である。 (a)は第2配置装置52及び供給部150を示す図であり、(b)〜(d)は供給部150の生成部151の一例を示す図である。 (a)は、他の着用物品の複合ウエブN2を示す図であり、(b)は複合ウエブN2を切断線X3−X3で切断した断面図であり、(c)は複合ウエブN2を凸部、凹部が交互に現れるように切断したものを示す図であり、(d)は切断された複合ウエブN2に吸収体Cが配置された図である。 (a)は着用物品又は半製品の一例を示す図であり、(b)は複合ウエブN3を示す図であり、(c)は着用物品又は半製品の一例を示す図であり、(d)は吸収体CLの一例を示す図である。 (a)は、更に他の着用物品の複合ウエブN4を示す図であり、(b)は複合ウエブN4を切断線X3−X3で切断した断面図であり、(c)はダイカッタ60により切断された複合ウエブN4を示す図であり、(d)は切断され拡幅された複合ウエブN4に、吸収体C及び胴部用の弾性部材60を配置したことを示す図であり、(e)はレッグホールH1の形を整えたものを示す図である。
符号の説明
100:流れ方向
201:弾性部材
Ah:貫通孔
B:接着剤
C:吸収体
F:弾性部材
Fe:上流端部、下流端部
W1:第1ウエブ
W2:第2ウエブ

Claims (6)

  1. 第1ウエブを供給する供給工程と、
    前記第1ウエブと弾性部材を接着する第1接着工程と、
    前記弾性部材を前記第1ウエブとで挟むように、第2ウエブを配置する配置工程と、
    前記第1ウエブ、前記弾性部材及び前記第2ウエブを複数の部分で接着する第2接着工程と、を包含する物品の製造方法。
  2. 第1ウエブを供給する工程と、
    伸張した第1及び第2弾性部材を供給する工程と、
    前記第1及び第2弾性部材を切断し、複数の伸張された第1及び第2シートを生成する切断工程と、
    前記第1シートを前記第1ウエブの幅方向の一端付近にその流れ方向に沿って所定間隔で配置する工程と、
    前記第2シートを前記第1ウエブの幅方向の他端付近にその流れ方向に沿って所定間隔で配置する工程と、
    前記第1及び第2シートを覆うように第2ウエブを配置する工程と、
    前記第1ウエブと第2ウエブとの間に、前記第1シートおよび前記第2シートを熱融着により接着し、積層体を生成する工程と、
    前記第1シートと第1シートとの間に吸収体の一端を配置する工程と、
    前記第2シートと第2シートとの間に前記吸収体の他端を配置する工程と
    を包含する物品の製造方法。
  3. 前記第2ウエブを配置する工程において、前記第2ウエブが2つに分割され、前記分割された第2ウエブの一方が前記第1シートを覆い、前記分割された第2ウエブの他方が前記第2シートを覆う、請求項2に記載の物品の製造方法。
  4. 第1ウエブを供給する工程と、
    伸張した第1及び第2弾性部材を供給する工程と、
    前記第1及び第2弾性部材を切断し、複数の伸張された第1及び第2シートを生成する切断工程と、
    前記第1シートを前記第1ウエブの幅方向の一端付近にその流れ方向に沿って所定間隔で配置する工程と、
    前記第2シートを前記第1ウエブの幅方向の他端付近にその流れ方向に沿って所定間隔で配置する工程と、
    前記第1及び第2シートを覆うように第2ウエブを配置する工程と、
    前記第1ウエブと第2ウエブとの間に前記第1シートおよび前記第2シートを熱融着により接着し、積層体を生成する工程と、
    2つの連続した胴部を生成するために、前記積層体を切断する工程と、
    前記2つの連続した胴部を前記幅方向に互いに離間させる工程と、
    前記第1シートと第1シートとの間に吸収体の一端を配置する工程と、
    前記第2シートと第2シートとの間に前記吸収体の他端を配置する工程と
    を包含する物品の製造方法。
  5. 第1ウエブを供給する工程と、
    伸張した弾性部材を供給する工程と、
    前記弾性部材を切断し、複数の伸張されたシートを生成する切断工程と、
    前記シートを前記第1ウエブの幅方向の中央付近にその流れ方向に沿って所定間隔で配置する工程と、
    前記シートを覆うように第2ウエブを配置する工程と、
    前記第1ウエブ、前記シート及び前記第2ウエブを熱融着により接着し、積層体を生成する工程と、
    2つの連続した胴部を生成するために、前記シートとともに前記積層体を切断する工程と、
    前記2つの連続した胴部を前記幅方向に互いに離間させる工程と、
    前記連続した胴部の一方に吸収体の一端を配置する工程と、
    前記連続した胴部の他方に前記吸収体の他端を配置する工程と
    を包含する物品の製造方法。
  6. 前記積層体にレッグホールとなる穴を開ける工程をさらに包含する、請求項2〜5のうちの1つに記載の物品の製造方法。
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