JP5075564B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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本発明は、使い捨ておむつに関する。
一般に、パンツ型の使い捨ておむつにおいては、一対のレッグ開口部それぞれの周縁部に、弾性部材が伸長状態で配されて伸縮性が付与されている。
例えば、特許文献1には、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部それぞれの周縁部に弾性部材を配し、更にウエスト開口部の周縁部よりも下方に位置する胴回り部にも弾性部材を配したものが記載されている。
しかし、特許文献1の使い捨ておむつにおいては、レッグ開口部の周縁部は、脚周り方向(レッグ開口部の周方向)の何れの箇所にも弾性部材が同様の伸長率で配されており、また、その弾性部材を挟んでいるシート材も同じであるため、弾性部材の伸長率が高い場合には、着用者の脚周りにゴム跡が付いたり、かぶれの原因となったりする心配があり、弾性部材の伸長率が低い場合には、肌に対するフィット性が低下し、隙間から尿漏れ等が生じる心配がある。
また、特許文献2には、レッグ開口部の周縁部が、脚周りの内側部分を形成する第1部位と、脚周りの外側部分を形成する第2部位とからなり、第2部位の脚周り方向における伸長応力が第1部位の脚周り方向の伸長応力よりも大きいと共に、第1部位と第2部位との間で、これらの伸長応力が非連続的に変化しているパンツ型の使い捨ておむつが記載されている。
しかし、特許文献2のおむつにおいては、第1部位に配された弾性部材と第2部位に配された弾性部材とが別個の部材であるため、脚の動きに対して即座に追随しにくい。そのため、大腿部とおむつとに隙間が生じやすく漏れにつながる。
尚、特許文献2の段落〔0013〕には、「従来技術のように脚周りの弾性部材の伸長応力を連続的に変化させる場合には、脚周りの内外で伸長応力を極端に変化させることが難しい」と記載されている。
特開平3−86159号公報 特開2002−306532号公報
従って、本発明の目的は、脚周りの外側に配される部分に相対的に強い伸縮力、脚周りに内側に配される部分に相対的に弱い伸縮力が得られ、ゴム跡やかぶれが防止されると共に漏れが生じにくい使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、吸収性本体と外装体とを備え、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつであって、前記外装体は、外層シートと該外層シートの内面側に配された内層シートとが積層された構造を有しており、前記外層シートは、腹側部側に位置する腹側外層シートと背側部側に位置する背側外層シートと股下部に位置する股下部外層シートとを有しており、前記腹側外層シート及び前記背側外層シートはそれぞれ伸縮性シートからなり、前記股下部外層シートは非伸縮性シートからなり、腹側部の側縁部から股下部の中央部付近に亘って連続的に配された腹側レッグ部弾性部材と、背側部の側縁部から股下部の中央部付近に亘って連続的に配された背側レッグ部弾性部材とが、前記各レッグ開口部の周縁部における前記外層シートと前記内層シートとの間にそれぞれ伸長状態で固定されており、 前記各レッグ開口部の周縁部は、前記股下部外層シートと前記内層シートとの間に、前記腹側レッグ部弾性部材又は前記背側レッグ部弾性部材が配されている部分の脚周り方向の伸長応力が、前記腹側外層シート又は前記背側外層シートと前記内層シートとの間に、前記腹側レッグ部弾性部材又は前記背側レッグ部弾性部材が配されている部分の脚周り方向の伸長応力より小さい使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、脚周りの外側に配される部分に相対的に強い伸縮力、脚周りに内側に配される部分に相対的に弱い伸縮力が得られ、ゴム跡やかぶれが防止されると共に漏れが生じにくくすることができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1(以下、単におむつ1ともいう)は、図2及び図3に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性又は液難透過性(撥水性等)の裏面シート3及び両シート2、3間に介在配置された液保持性の吸収性コア4を有する実質的に縦長の吸収性本体10と、該吸収性本体10の非肌当接面側(裏面シート3側)に位置して該吸収性本体10を固定している外装体11とを備えている。
おむつ1は、図2に示すように、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下部Cとに区分される。外装体11は、おむつの輪郭を画成しており、展開状態において、その両側縁が、長手方向中央部において内方に括れた砂時計状をしている。外装体11は、腹側部Aにおける両側縁部A1,A2と背側部Bにおける両側縁部B1,B2とが互いに接合されており、その接合により、おむつ1に、一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。
吸収性本体10は、表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4が一体化されてなる。表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4としては、それぞれ、この種の物品に従来用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シートとしては各種の不織布や開孔フィルム等を用いることができ、裏面シートとしては樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート等を用いることができる。吸収性コア4としては、高吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているもの等を用いることができる。吸収性本体10の長手方向の左右両側には、側方カフス8が形成されている。側方カフス8は、液抵抗性ないし撥水性で且つ通気性のシート材81及び該シート材81に伸長状態で固定された側方カフス弾性部材82から構成されている。
外装体11は、図3に示すように、おむつ1の外面を形成する外層シート12と該外層シート12の内面側(吸収性本体10側)に配された内層シート13とが積層された構造を有している。
外層シート12は、図4及び図5(b)に示すように、おむつ1の腹側部A側に位置する腹側外層シート12Aと、おむつ1の背側部B側に位置する背側外層シート12Bと、おむつ1の股下部Cに位置する股下部外層シート12Cとを有している。
腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bは、それぞれ伸縮性シートからなり、股下部外層シート12Cは、非伸縮性シートからなる。
股下部外層シート12Cは、吸収性本体10の長手方向と同方向の両端部12Ce、12Ceが、腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bそれぞれの端部12Ae,12Beと、接着剤や熱融着等の公知の接合方法により接合されている。尚、図5(b)は、おむつ1における外装体11を、外層シート12側から見た模式平面図である。図5(b)において、腹側レッグ部弾性部材61a及び背側レッグ部弾性部材61bは、外層シート12に覆われているが、見やすさを考慮し、それらの弾性部材61a,61bを実線で示してある。
他方、内層シート13は、図4及び図5(a)に示すように、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って連続する一枚の非伸縮性シートからなる。
おむつ1における腹側部A及び背側部Bそれぞれにおけるウエスト開口部5の周縁部50には、その開口周縁端5a,5bに沿って複数本のウエスト部弾性部材51,51が配されている。ウエスト部弾性部材51は、外層シート12と内層シート13との間に接着剤15を介して固定されている。
また、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って存在するレッグ開口部6の周縁部60、60には、各レッグ開口部6の周縁端に沿って、レッグ部弾性部材61a、61bが配されている。
より具体的には、腹側部Aの側縁部A1,A2から股下部Cの中央部付近C1に亘って連続的に配された一対の腹側レッグ部弾性部材61a,61aと、背側部Bの側縁部B1,B2から股下部Cの中央部付近C1に亘って連続的に配された一対の背側レッグ部弾性部材61b,61bとが、レッグ開口部6の周縁部60、60における外層シート12と内層シート13との間に、それぞれ伸長状態で固定されている。股下部Cの中央部付近C1は、外装体11の長手方向(図2や図5(b)の上下方向)における股下部Cの中央部とその付近という意味である。腹側レッグ部弾性部材61a及び背側レッグ部弾性部材61bは、股下部Cを、外装体11の長手方向の長さL1〔図5(b)参照〕を4等分するように4つの領域に区分したときの中央の2領域に、それぞれの一部(股下部側の端部等)が達するように配されていることが好ましく、股下部Cを、前記長さL1〔図5(b)参照〕を3等分するように3つの領域に区分したときの中央の領域に、それぞれの一部(股下部側の端部等)が達するように配されていることがより好ましい。
そして、おむつ1における外装体11の各レッグ開口部の周縁部60は、股下部外層シート12Cと内層シート13との間に、腹側レッグ部弾性部材61a又は背側レッグ部弾性部材61bが配されている部分F,Gの脚周り方向の伸長応力が、腹側外層シート12A又は背側外層シート12Bと内層シート13との間に、腹側レッグ部弾性部材61a又は背側レッグ部弾性部材61bが配されている部分F,Gの脚周り方向の伸長応力より小さくなっている。
即ち、弾性部材61a,61bは、部分E〜Hの何れにおいても、それぞれの長手方向に同程度に伸長された状態で、それらを挟む2枚のシート間に接着剤15を介して固定されているが、前記部分F,Gにおいては、弾性部材61a,61bが、何れも非伸縮性シートからなる股下部外層シート12C及び内層シート13間に固定されていることによって、弾性部材61a,61bの弾性伸縮性の発現が大きく抑制されているのに対して、前記部分F,Gにおいては、弾性部材61a,61bが、伸縮性シートからなる腹側外層シート12A又は背側外層シート12Bと非伸縮性シートからなる内層シート13との間に固定されていることによって、弾性部材61a,61bの弾性伸縮性の発現が抑制される程度が、前記部分F,Gにおけるよりも小さくなっている。その結果、前記部分F,Gの伸長応力が前記部分E,Hの伸長応力より小さくなっている。前記部分F,Gの伸長応力が前記部分E,Hの伸長応力より小さいと言えるためには、前記部分Fの伸長応力が前記部分Eの伸長応力より小さく、前記部分Gの伸長応力が前記部分Hの伸長応力よりも小さければ良い。
前記部分E〜Hの脚周り方向の伸長応力は、それぞれ、以下のようにして測定される。
(伸長応力の測定方法)
弾性部材61a、61bを含む前記部分E〜Hの、長さ50mm、幅25mmのサンプル片を用意し、このサンプルをテンシロン引張り試験機〔(株)オリエンテック社製RTC−1150〕のチャック間30mmに固定し(サンプルの長さ方向両端部から10mm長さ方向内側に入る領域をチャックで留める)、その時の荷重をゼロとする。その後300mm/minで弾性部材61a、61bの長さ方向と同じ方向に自然長の2.0倍になるまで伸長させたときの応力を伸長応力とする。
おむつ1における腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bは、図1に示すように、何れも、股下部外層シート12C側の端縁12Ae,12Beが、レッグ開口部6の上端の位置Uより下方に位置している。尚、レッグ開口部6の上端は、図1に示すように、ウエスト開口部5を上方に向けたときの上端である。
そのため、おむつ1を着用者が着用した状態において、前記部分E、Hは、着用者の脚周りの外側に位置し、前記部分F,Gは、着用者の脚周りの内側に位置する。
本実施形態のおむつ1によれば、上述した通り、部分F,Gの伸長応力が部分E,Hの伸長応力より小さいため、着用者の脚周りの内側部分にレッグ部弾性部材61a,61bが強く当たることが防止され、ゴム跡やかぶれの問題が生じにくい。しかも、部分E,Hの伸縮性によって、脚周りの外側部分に該部分E,Hがフィットすると共に、伸縮が抑制された状態の部分F,Gが脚周りの内側部分に優しくフィットする。そのため、着用者の脚周りのフィット性が低下したり、脚廻りに隙間が生じることが防止され、良好な漏れ防止性が得られる。
しかも、部分Eと部分F、及び部分Gと部分Hに、レッグ部弾性部材61a,61bが途切れることなく連続して配されているため、脚の動きに対して即座に追随することができ、そのため、大腿部とおむつとに隙間が生じにくく漏れが防止できる。
このような効果がより確実に奏されるようにする観点から、外装体11の長手方向(図2や図5の上下方向)におけるレッグ開口部を形成する部分の長さL1に対する、股下部外層シート12Cの同方向の長さL2が割合は、70〜120%が好ましく、より好ましくは80〜100%であり、更に好ましくは80〜90%である。
また、部分E〜Hの伸長応力は、以下の条件を満たすことがより好ましい。
部分E、Hの伸長応力は部分F、Gの伸長応力の1.2倍〜2.0倍であることが好ましい。2.0倍よりも大きいと、脚周りの応力がきつすぎるか、ゆるすぎるかしてゴム跡やかぶれの問題の原因になったり、フィット性が低下して脚周りからの漏れの原因につながる。また1.2倍よりも小さいと、脚周りの外側部分と内側部分の応力の差が小さく、ゴム跡やかぶれが防止されると共に漏れが生じにくいという本発明の効果が発揮されにくい。
尚、図5(a)には、外層シート12と内層シート13との間に配されて両シート間を接着している接着剤15が示されている。また、図4及び図5(a)中のL10は、吸収性本体5と重なる範囲を示している。
本実施形態のおむつ1の好ましい製造方法においては、腹側外層シート12Aの帯状原反と股下部外層シート12Cの帯状原反と背側外層シート12Bの帯状原反とが一体化された構成の外層シート連続体と、内層シート13の連続体である内層シート連続体とを、連続的に搬送させながら、それら両連続体間に、腹側レッグ部弾性部材用の弾性部材及び背側レッグ部弾性部材用の弾性部材を、前記両連続体の幅方向に揺動させながら導入し、両連続体同士を接着剤15を介して貼り合わせた後、それらの両弾性部材を、図5(a)中の符号16に対応する部分で切断する。そして、このような工程を経て得られる外装体の連続体を用いる以外は、いわゆる横流れ方式(おむつが、おむつの幅方向に連続した構成のおむつ連続体を経ておむつを製造する方式)でおむつを製造する場合の常法に従っておむつ1を製造する。
尚、接着剤15は、貼り合わせ前の外層シート連続体及び内層シート連続体の何れか一方又はその両者に塗布する。また、ウエスト部弾性部材51は、揺動させない以外は、腹側レッグ部弾性部材用の弾性部材及び背側レッグ部弾性部材用の弾性部材と同様にして前記両連続体間に導入することができる。
接着剤15は、かかるおむつ1において、腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bそれぞれと内層シート13の接着強度を股下部外層シート12Cと内層シート13との接着強度よりも弱くすることが好ましい。そうすることによって、腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bの伸縮性が接着剤によって阻害されず、効果的に伸長応力を発現することができる。すなわち、股下部外層シート12Cと内装シート13との間の腹側レッグ部弾性部材及び背側レッグ部弾性部材の伸長応力を腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bと内層シート13との間の腹側レッグ部弾性部材及び背側レッグ部弾性部材の伸長応力よりも効果的に小さくすることができる。接着強度を相対的に弱くする方法としては、接着剤の塗工量を減らすか接着面積を小さくする等が考えられる。
腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bを構成する伸縮性シートは、少なくとも外装体11の横方向〔図2や図5(b)の左右方向〕に伸縮性を有することが好ましい。
腹側外層シート12Aや背側外層シート12Bを構成する伸縮性シートとしては、例えば(1)弾性繊維層の両面又は片面に、伸長可能な繊維層が一体化されているシート、(2)ネット状の弾性シートの両面又は片面に、伸長可能な繊維層が一体化されているシート、(3)弾性フィルムからなる弾性シートの両面又は片面に、伸張可能な繊維層が一体化されているシート、(4)互いに交差せずに一方向に延びるように配列した多数の弾性フィラメントが、実質的に非伸長状態で、それらの全長にわたり、伸長可能な不織布に接合されてなる伸縮シート等を好ましく用いることができる。尚、弾性繊維層と伸長可能な繊維層との一体化の方法としては、これらを積層して水流交絡したり、エアースルー等により繊維を交絡させる方法、また、ヒートエンボス、接着剤、超音波等によって接合させる方法が挙げられる。
前記(1)のシートとしては、例えば(a)弾性繊維層の少なくとも一面に、実質的に非弾性の非弾性繊維層が配され、両繊維層は、弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態で、繊維交点の熱融着によって全面接合されており、非弾性繊維層の構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維の一部が非弾性繊維層に入り込んだ状態になっている伸縮性不織布が挙げられる。また、前記(1)〜(3)のシートとしては、(b)弾性伸縮性を有する弾性層と実質的に非弾性の非弾性繊維層とを有し、前記両層が厚み方向に積層されて部分的に接合されている積層シートを、延伸させてなる伸縮性シート等を好ましく用いることができる。
前記(a)の伸縮性不織布について説明する。
弾性繊維層と、非弾性繊維層との界面及びその近傍においては、弾性繊維層の構成繊維と、非弾性繊維層の構成繊維との交点が熱融着しており、実質的に全面で均一に接合されている。全面で接合されていることによって、両層が離間して空間が形成されることが防止され、あたかも一層の不織布ごとき一体感のある多層構造の伸縮性不織布となる。「弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態」とは、弾性繊維層の構成繊維のほとんどが、熱や圧力等を付与された場合であっても、フィルム状、又はフィルム−繊維構造に変形していない状態をいう。また、弾性繊維層は、その層内において、構成繊維の交点が熱融着している。同様に、非弾性繊維層も、その層内において、構成繊維の交点が熱融着している。
弾性繊維層の両面に非弾性繊維層が配されている場合、少なくとも何れか一方においては、その構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維の一部が少なくとも一方の非弾性繊維層に入り込んだ状態になっている。非弾性繊維層の構成繊維を、弾性繊維層に入り込ませる、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維を非弾性繊維層に入り込ませるには、非弾性繊維層の構成繊維と非弾性繊維層の構成繊維を熱融着させる処理前において非弾性繊維または弾性繊維の少なくともどちらかがウエブ状態(熱融着していない状態)であることが好ましい。構成繊維を他の層に入り込ませる観点から、ウエブ状態である繊維層は、短繊維の方が長繊維に比べ自由度が高いことから好ましい。また、非弾性繊維層の構成繊維を、弾性繊維層に入り込ませる、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維を非弾性繊維層に入り込ませるには、エアスルー法を用いることが好ましい。エアスルー法を用いることで、相対する繊維層に構成繊維を入り込ませ、また、相対する繊維層から構成繊維を入り込ませることが容易となる。またエアスルー法を用いることで、非弾性繊維層の嵩高さを維持しつつ、非弾性繊維層の構成繊維を、弾性繊維層に入り込ませることが容易となる。特に、非弾性繊維層の構成繊維が、弾性繊維層の構成繊維と交絡している場合には、エアスルー法のみによって交絡していることが好ましい。エアスルー法によって繊維を交絡させるためには、気体の吹きつけ圧、吹きつけ速度、繊維層の坪量や厚み、繊維層の搬送速度等を適切に調整すればよいが、特定の条件下でエアスルー法を行うことが好ましい。熱風処理(特にエアスルー法)においては、非弾性繊維ウエブの構成繊維の一部が、弾性繊維ウエブに入り込むのと同時に、非弾性繊維ウエブの構成繊維及び/又は非弾性繊維ウエブの構成繊維と、弾性繊維ウエブの構成繊維とが、それらの交点で熱融着する。この場合、熱風処理によって弾性繊維ウエブの構成繊維がフィルム状又は、或いはフィルム−繊維構造にならないように注意する。
弾性繊維層は、伸ばすことができ且つ伸ばした力から解放したときに収縮する性質を有するものである。弾性繊維層は、少なくとも面と平行な一方向において、100%伸長後に収縮させたときの残留歪みが20%以下、特に10%以下であることが好ましい。この値は、少なくとも、MD方向及びCD方向の何れか一方において満足することが好ましく、両方向において満足することがより好ましい。
弾性繊維層は、弾性を有する繊維の集合体である。弾性を有する繊維の成形方法には、例えば溶融した樹脂をノズル孔より押出し、この押出された溶融状態の樹脂を熱風により伸長させることによって繊維を細くするメルトブローン方法と半溶融状態の樹脂を冷風や機械的ドロー比によって延伸するスパンボンド法がある。また、メルトブローン法の特殊な方法として、メルトブローン法にスパンボンド法を組み合わせたスピニングブローン法がある。また、弾性繊維層は、弾性を有する繊維からなるウエブや不織布の形態であり得る。例えば、スピニングブローン法、スパンボンド法、メルトブローン法等によって形成されたウエブや不織布であり得る。特に好ましくは、スピニングブローン法で得られたウエブである。弾性繊維層の構成繊維としては、例えば熱可塑性エラストマー、ゴムなどを原料とする繊維を用いることができる。特に熱可塑性エラストマーを原料とする繊維は、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られた繊維は熱融着させやすいので、エアスルー不織布を基本構成とする本実施形態の伸縮性不織布に好適である。熱可塑性エラストマーとしては、SBS、SIS、SEBS、SEPS等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。これらは一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
非弾性繊維層は、伸長性を有するが、実質的に非弾性のものである。ここでいう、伸長性は、構成繊維自体が伸長する場合と、構成繊維自体は伸長しなくても、繊維どうしの交点において熱融着していた両繊維どうしが離れたり、繊維どうしの熱融着等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、繊維層全体として伸長する場合の何れであっても良い。非弾性繊維層を構成する繊維としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PETやPBT)、ポリアミド等からなる繊維等が挙げられる。非弾性繊維層を構成する繊維は、短繊維でも長繊維でも良く、親水性でも撥水性でも良い。また、芯鞘型又はサイド・バイ・サイドの複合繊維、分割繊維、異形断面繊維、捲縮繊維、熱収縮繊維等を用いることもできる。これらの繊維は一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。非弾性繊維層は、連続フィラメント又は短繊維のウエブ又は不織布であり得る。
前記(b)の伸縮性シートについて説明する。
伸縮性シートは、弾性伸縮性を有する弾性層の両面又は片面に、実質的に非弾性の非弾性繊維層が積層され、これらが規則的なパターンで、部分的に接合されている積層シートに対して延伸加工を施すことにより得られる。
伸縮性シートの製造に用いる前記積層シートは、例えば、カード機から供給される繊維ウエブ(第1の非弾性繊維層)上に、弾性繊維を供給して弾性層を形成し、更にその上に、他のカード機か繊維ウエブ(第2の非弾性繊維層)2)を供給し、得られた3層構造の積層シートに対して、エアースルー方式のドライヤーにより熱風処理を施し、熱風処理後の積層シートに対して、周面にエンボス用凸部が規則的に配置されたエンボスロール及びそれに対向配置されたアンビルロールを備えたエンボス装置により熱エンボス加工を施す。ドライヤーによる熱風処理を、弾性繊維と非弾性繊維との熱融着や繊維の入り込みを目的として行っているが、斯かる熱風処理は省略することもできる。
弾性層は、弾性材料からなる弾性繊維を含むものが好ましい。弾性材料としては、熱可塑性エラストマー、ゴム、エチレン・プロピレン共重合体等が挙げられ、これらの中でも、比較的容易に繊維状の弾性体が成形できる点から、熱可塑性エラストマーが好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、ポリウレタン、スチレン系(SBS,SIS,SEBS,SEPS等)、オレフィン系(エチレン、プロピレン、ブテン等の共重合体等)、塩化ビニル系、ポリエステル系等を挙げることができる。これらは一種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。弾性層中の、弾性材料からなる弾性繊維の含有率は、50〜100重量%、特に、75〜100重量%であることが好ましい。弾性層としては、繊維層からなるものに代えて、フィルム状のもの、ネット状のもの等を用いることもできる。フィルムやネットの形成材料としては、上記各種の弾性材料を用いることができる。
非弾性繊維層は、伸張性を有するが、実質的に非弾性のものである。ここでいう、伸張性は、構成繊維自体が伸張する場合と、構成繊維自体は伸張しなくても、繊維同士の交点において熱融着していた両繊維同士が離れたり、繊維同士の熱融着等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、繊維層として伸張する場合の何れであっても良い。非弾性繊維層を構成する繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル(PETやPBT)、ナイロン等やポリ乳酸等の生分解樹脂からなる繊維等が挙げられる。非弾性繊維層を構成する繊維は、短繊維でも長繊維でも良く、親水性でも撥水性でも良い。また、芯鞘型の複合繊維、分割繊維、異形断面繊維、捲縮繊維、熱収縮繊維等を用いることもできる。これらの繊維は一種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
前記(4)の伸縮シートについて説明する。
弾性フィラメントとしては、例えば、紡糸ノズルから紡出された弾性樹脂を、溶融又は軟化した状態で1.1〜400倍(より好ましくは4〜100倍)に延伸して得られたもの等を用いることができる。弾性樹脂としては、熱可塑性エラストマーやゴムなどが挙げられる。特に熱可塑性エラストマーを原料として用いると、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られたフィラメントは不織布に熱融着させやすいので好適である。熱可塑性エラストマーとしては、上述した弾性繊維の材料として記載した各種のものを挙げることができ、それらは一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。またこれらの樹脂からなる芯鞘型又はサイド・バイ・サイド型の複合繊維を用いることもできる。特にスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、又はそれらを組み合わせて用いることが、弾性フィラメントの成形性、伸縮特性、コストの面で好ましい。
弾性フィラメントは、実質的に非伸長状態で不織布に接合されている。弾性フィラメントと、不織布との接合の様式としては、例えば融着、接着剤による接着などが挙げられる。弾性フィラメントは不織布に融着により接合していることが好ましく、また、弾性フィラメントは、同一の又は異なる2枚の不織布間に挟持された状態でこれら不織布と接合されていることが好ましい。弾性フィラメントが接合される不織布は、弾性フィラメントの延びる方向と同方向に伸長可能である。伸長可能とは、不織布の構成繊維自体が伸長する場合と、構成繊維自体は伸長しなくても、交点において結合していた繊維どうしが離れたり、繊維どうしの結合等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、不織布全体として伸長する場合とを包含する。尚、弾性フィラメントは、その直径が10〜200μm、特に20〜130μmであることが好ましい。弾性フィラメントが、その全長にわたって不織布に接合しているとは、弾性フィラメントと接触しているすべての繊維(不織布の構成繊維)が、該弾性フィラメントと接合していることを要せず、弾性フィラメントに、意図的に形成された非接合部が存在しないような態様で、弾性フィラメントと不織布の構成繊維とが接合されていることを言う。弾性フィラメントが不織布にその全長にわたって接合していることで、弾性ストランドと不織布との接合力を十分に高めることができる。その結果、伸縮シートを引き伸ばしても、弾性フィラメントが不織布から剥離しづらくなる。弾性フィラメントが不織布から剥離してしまうと、自然状態(弛緩状態)において、弾性フィラメントと不織布との間に浮きが生じて、伸縮シートに皺が発生しやすくなる。
伸縮性を有するシートとしては、各種公知のものを用いることができ、例えば、特開2004−244791号公報に記載の熱可塑性ポリウレタンエラストマーからなる繊維を含む混合繊維からなる不織布、特表平9−512313号公報に記載の伸張性複合不織布、特開平3−269145号公報に「伸縮性の衛生用品表面シート」として記載のシート、特開2001−18315号公報に記載の弾性伸縮性複合シート、特開2001−140158号公報に記載の伸縮性複合不織布、特表平9−500936号公報に記載の複合弾性不織布、特開平10−29259号公報に記載の積層シート等等を用いることもできる。
股下部外層シート12Cや内層シート13を構成する非伸縮性シートは、外装体11の長手方向及び幅方向の何れの方向においても、弾性的に伸長が不可能なシートを言う。一般に自然長の50%伸びることができず、加えられた力を緩めてもその伸びの40%を回復することができないシートを言う。
股下部外層シート12Cや内層シート13を構成する非伸縮性シートとしては、例えば、不織布が用いられ、該不織布を構成する繊維としてはポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエステル系、アミド系、アクリル系等の合成繊維等を用いることができ、上記の繊維を不織布に加工する方法としては、通常の加工方法を用いることができ、例えばヒートロールボンド、エアースルーヒートボンド、スパンボンド、メルトブローン等の方法を挙げることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施態様に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上述したおむつ1においては、図2及び図4に示すように、腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bそれぞれに、内層シート12の端縁から延出する部分12Eを設け、該部分12Eを折り返して吸収性本体10上に固定してあるが、折り返した部分12Eを、吸収性本体10に達しないように固定しても良いし、該部分12E自体を無くすこともできる。更に、ウエスト開口部の周縁部50は、腹側外層シート12A及び背側外層シート12Bとは別体の伸縮性シートや非伸縮性シートから形成することもできる。また、各レッグ開口部の周縁部60に腹側レッグ部弾性部材61a及び背側レッグ部弾性部材61bをそれぞれ3本づつ配するのに代えて、1本、2本又は4本以上づつ配することもできる。背側レッグ部弾性部材61bについても同様である。
また、腹側レッグ部弾性部材61aと背側レッグ部弾性部材61bとは、股下部の中央部付近C1で、相互に重なることなく近接していても良い。また、一対の腹側レッグ部弾性部材61a,61a同士及び/又は一対の背側レッグ部弾性部材61b,61b同士は、外装体11の幅方向に連続していても良い。
また、腹側レッグ部弾性部材61aと背側レッグ部弾性部材61bは別部材を用いても良い。また、腹側レッグ部弾性部材61aと背側レッグ部弾性部材61bの伸長率を変えることができる。そうすることによって、腹背側と股下部の脚周りの伸長応力を変えることができる上に、腹側部と背側部でも伸長応力を変えることができる。
また、内層シート13は、伸縮性シートからなるものであっても良い。
本発明のパンツ型の使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す使い捨ておむつの展開状態を示す平面図である。 図2のII−II線断面図である。 図1に示す使い捨ておむつの分解斜視図である。 図5(a)は、図1に示す使い捨ておむつの内層シートの外層シート側の面を示す平面図であり、図5(b)は、図1に示す使い捨ておむつの外装体を外層シート側から見た模式平面図である。
符号の説明
1 パンツ型の使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
51 ウエスト部弾性部材
6 レッグ開口部
61a 腹側レッグ部弾性部材
61b 背側レッグ部弾性部材
10 吸収性本体
11 外装体
12 外層シート
12A 腹側外層シート
12B 背側外層シート
12C 股下部外層シート
13 内層シート

Claims (3)

  1. 吸収性本体と外装体とを備え、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の使い捨ておむつであって、
    前記外装体は、外層シートと該外層シートの内面側に配された内層シートとが積層された構造を有しており、
    前記外層シートは、腹側部側に位置する腹側外層シートと背側部側に位置する背側外層シートと股下部に位置する股下部外層シートとを有しており、前記腹側外層シート及び前記背側外層シートはそれぞれ伸縮性シートからなり、前記股下部外層シートは非伸縮性シートからなり、
    前記各レッグ開口部の周縁部に、該各レッグ開口部の全周に亘るようにレッグ部弾性部材が配されており、
    前記レッグ部弾性部材として、腹側部の側縁部から股下部の中央部付近に亘って連続的に配された腹側レッグ部弾性部材と、背側部の側縁部から股下部の中央部付近に亘って連続的に配された背側レッグ部弾性部材とが、前記各レッグ開口部の周縁部における前記外層シートと前記内層シートとの間にそれぞれ伸長状態で固定されており、
    前記腹側外層シート及び前記背側外層シートそれぞれと前記内層シートとの接着強度が、前記股下部外層シートと前記内層シートとの接着強度よりも弱く、
    前記各レッグ開口部の周縁部は、前記股下部外層シートと前記内層シートとの間に前記腹側レッグ部弾性部材が配されている部分の脚周り方向の伸長応力が、前記腹側外層シートと前記内層シートとの間に前記腹側レッグ部弾性部材が配されている部分の脚周り方向の伸長応力より小さく、前記股下部外層シートと前記内層シートとの間に前記背側レッグ部弾性部材が配されている部分の脚周り方向の伸長応力が、前記背側外層シートと前記内層シートとの間に前記背側レッグ部弾性部材が配されている部分の脚周り方向の伸長応力より小さい、使い捨ておむつ。
  2. 前記外装体の長手方向における前記レッグ開口部を形成する部分の長さL1に対する、前記股下部外層シートの同方向の長さL2の割合が70〜120%である、請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記腹側外層シート及び前記背側外層シートは、何れも、前記股下部外層シート側の端縁が前記レッグ開口部の上端の位置より下方に位置する、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
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