JP2009201521A - カートリッジ及び空気分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】微生物の検出精度、特に、能動収集する際の検出精度を向上させること。
【解決手段】カートリッジ1が、格子部分(7)と、格子部分を横断し且つ包囲する環状壁(8)を有する胴部(2)と、培養基層(3)と、環状壁(8)の端部表面を覆って引張され、可撓性の液密のフィルム(4)が、初期において培養基層(3)の端部表面を確定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バクテリア、酵母菌、カビのような微生物の検出に関し、詳しくは、そうした微生物を有効に採取、培養、検出するための装置に関する。
監視対象環境からの微生物を寒天のような培養基層を入れた容器で受け、次いでこの容器を必要温度の培養器に入れて必要時間培養し、裸眼視することのできるコロニーを形成させてその数を数え且つ識別することにより微生物を検出することが知られている。
微生物は目標精度に応じて、例えば、開放したペトリ皿を使用して数時間空気に晒した培養基層に微生物を沈降させる受動採取、あるいは、所定量の監視対象の媒体サンプルからの微生物を既知の条件下に付着させる能動採取により採取される。
フランス国特許第2605330号明細書
微生物の検出精度、特に、能動採取する際の検出精度を向上させることである。
本発明に従えば、微生物を培養するために使用するカートリッジが提案される。カートリッジは、格子部分を設けた胴部と、格子部分を横断し且つ包囲する環状壁と、格子部分と平行し且つ格子部分をコーティングする培養基層とを含み、環状壁の端部表面を覆って引張させた可撓性の液密フィルムが、培養基層の端部表面を構成することを特徴としている。
例えば寒天のような培養基層を加熱し液化した後、カートリッジの、前記胴部及び引張した液密フィルムにより構成されるボウルに、格子部分を充分に覆うだけの量をフィルムを張った側とは反対の側から胴部に流入する。
培養基層のフィルム側の端部表面は、被分析サンプルからの微生物を受けるためのものであり、フィルムは勿論、それらの微生物を付着させる以前に取り外される。
カバーと培養基層を境界付ける環状壁の端部表面とが液密接触する、フランス国特許第2605330号に記載される従来型のカートリッジと比較すると、本発明のカートリッジは、引張したフィルムによって優れた幾何学的精度を得ることが可能であり、フィルムの境界付ける培養基層表面の幾何学の再現性において優れている。
この、フィルムにより境界付けした培養基層表面にサンプルの微生物を付着させることで、測定精度に影響を及ぼす分析毎の付着条件の変動が、前述の優れた再現性により回避される。
更にはそうした再現性が、シーブの多数の較正穴を通した多数の細い空気ジェットを培養基層の一方の表面に吹き付けることで空気サンプル中の微生物を培養基層上に固定させる形式の微生物分析装置に本カートリッジを使用する場合の、オペレータの作業を相当程度簡略化する。
実際、培養基層の表面がカートリッジ製造時に可撓性のフィルムによって境界付けられ、このフィルムに細い空気ジェットを吹き付ける形式の本発明のカートリッジを使用すると、フィルム表面の持つ幾何学的精度により、空気ジェットを吹き付ける表面とシーブとの間の間隔を調整する手間が省かれ、カートリッジとシーブとを単に嵌合させるだけでそうした間隔の必要特性を充分に得ることができる。
複雑で間違いやすく、従って測定誤差を生む原因であったこの間隔調整が省略されることで、検出結果の信頼性が向上する。カートリッジは着脱自在のカバーを有しこのカバーが、胴部の環状壁の外側表面と、カバーの横壁の内側表面との間でフィルムを楔止するようになっている。
カバーを、予めフィルムを位置決めしておいた胴部の環状壁に嵌合させると、カバーの横壁の内側表面が胴部の環状壁の端部表面を越えて摺動する際にフィルムを引張し、フィルムをこの環状壁の外側表面に沿って移動させ、かくして、カバーを嵌合させるとフィルムは自動的に引張される。
カバーの設置は、フィルムを引張状態に保ち且つ機械的に保護しそれにより培養基層を保護する点からも好ましい。
カバーが、前記胴部の環状壁の端部表面と、カバーの第2の内側表面との間でフィルムを楔止するようになっていることも好ましい。フィルムを、カバーを嵌合し終えた時点で、つまり引張させた状態で楔止するのは、フィルム及び胴部の環状壁の端部表面間を締め付け状態とするために好ましい。
カバーは、カバーの横壁の第2の内側表面と胴部の環状壁の端部表面との間でフィルムを楔止した場合に、フィルムからある距離の位置に配置される蓋フランジを有しているのが好ましい。
かくして、フィルムを除去し、このフィルムにより境界付けした培養基層の端部表面上に微生物を付着させた後、カバーを、微生物培養のための接触状態となるまでそのまま嵌合させると、培養基層の表面と蓋フランジとの間の必要空間(そうした空間を出現させるためには特別の測定を行わねばならない先に言及した従来のカートリッジよりもずっと好都合なことに)がダイレクトに提供される。
カバーは、カバーを胴部に嵌合した場合にカバーの内外間を連通する少なくとも1つの孔を有しているのが好ましい。この孔により製造時に殺菌用ガスを流入させることができるようになり、また、培養(好気性あるいは嫌気性での)中のカバー内外間での必要なガス交換が可能となる。
胴部及びカバーは夫々成形プラスチック材料から作製し、カバーの方を胴部よりも軟質化するのが好ましい。胴部とカバーとの堅さに差を持たせることで胴部とカバーとの相互作用が助長され、フィルムをできる限り引張させた状態で楔止することができるようになる。
好ましい別態様ではフィルムは、簡略化及び都合上、プラスチックから作成される。
好ましい別態様ではカートリッジは、フィルムと反対側で胴部に嵌合させることにより液密チャンバを確定する着脱自在のベース部を有している。液密チャンバは、培養基層の、フィルムによって境界付けする端部表面とは反対側の端部表面をその上方に提供する。
液密チャンバはその液密性故に、培養基層の、フィルムにより境界付けられる端部表面に加えられる圧力に打ち勝つ、外側圧力よりも高い圧力下に置くことができる。この高い圧力は以下に説明するように培養基層を再均質化及び再水和させる上で好ましい。
液密性を得る上では、(a)ベース部を胴部の環状壁の外側に嵌合し、ベース部の内側表面を、環状壁の、ベース部と同じ側の端部表面と接触させること及びあるいは、(b)胴部とベース部とを成形プラスチックから作成し、ベース部を胴部よりも軟質化することが、実際の製造上及び都合上の理由から好ましい。
別態様では、胴部の、環状壁と格子部分との間は中実の環体であり、この環体には、内側方向に向けて増厚され峰部を構成する部分が形成される。峰部は内側方向に向けて増厚され、培養器がある程度収縮して胴部の環状壁からその周囲部分が分離したときでさえも培養基層で覆われたままである。
峰部が培養基層で覆われ、環体が中実であれば培養基層の周囲部分と胴部との間には何らの連絡もなく、従って、培養基層の各側での胴部の内側空間は液密状態で分離されこれにより、先に説明した液密チャンバを形成することが可能となる。
環体は、フィルムに面する側に何の突出部分も有していないことが好ましい。フィルムに面する側と反対の、そこを通して培養基を注入する側にそうした突出部分がないことで、フィルムと環体との間に培養基層を正しく配置させることができるようになる。
他の好ましい別態様では、培養後のコロニーの計数を容易化するために格子部分を四角形のメッシュとし、また随意的には、培養基層と対比する色が着色される。
本発明の別の様相に従えば空気分析方法が提供される。本方法は、既述したようなカートリッジを、培養基層の、初期においてフィルムにより境界付けした端部表面に空気ジェットを吹き付ける手順と共に使用することを特徴としている。先に説明したように、本発明に従うカートリッジのフィルムによって得られる精度は、空気ジェット吹き付け手順の簡易化及び精度上特に好ましい。好ましい実施例での本発明に従う方法には、空気ジェット吹き付け終了後、培養基層の、初期においてフィルムにより境界付けした端部表面とは反対側の端部表面上に所定量の再水和溶液を付着させる手順が含まれる。再水和溶液を付着させることにより、培養基層の、初期においてフィルムにより境界付けした端部表面、つまり、空気ジェットを吹き付けられて乾燥した端部表面が、培養基層を通して再水和される。
所定量の再水和溶液の付着はカートリッジを逆さにして行うのが好ましい。
かくして、再水和溶液は重力下に培養基層を貫いて移動する。以下に説明するように、再均質化及び再水和の速度は、培養基層の、再水和溶液を付着させる側の圧力を若干過剰にしておくことにより早められる。
本発明の第3の様相に従えば、多数の細孔を形成した壁を有する取り外し自在のシーブを有する分析装置であって、分析装置内に嵌合した容器内の培養基層の表面に吹き付ける空気ジェットが各細孔を通して創出され、前記容器が先に説明したカートリッジにより形成され、培養基層の、空気ジェットを吹き付ける端部表面が前記フィルムによって初期に境界付けされ、分析装置が、前記シーブ及びカートリッジの胴部を位置決めするための共通の支持体を有していることを特徴とする分析装置が提供される。
支持体を共通化したことにより、個別の支持体がその製造許容誤差により相対的位置が変動しがちであるのとは異なり、シーブを胴部に関して、従ってシーブを培養基層の、フィルムによって初期に境界付けした端部表面に関して(フィルムを引張させたことでこの表面が胴部上にあることから)正確且つ反復自在に相対位置決めすることができる。
装置寸法上及び装置内の空気循環上の実用的理由から、共通支持体は胴部の外側ラグの端部を収納するための切り欠きを有する。
胴部の外側ラグは、吸い込みタービンに向かって循環する空気とできるだけ干渉しないようにするために孔開け加工するのが好ましい。
微生物の検出精度、特に、能動採取する際の検出精度を向上させる空気分析装置が提供される。
図1は本発明に従うカートリッジの断面側面図である。 図2はカバーフィルム、培養基層を省略した状態でのカーリッジの平面図である。 図3はベース部を取り付けない状態で逆さにしたカートリッジの断面側面図である。 図4はカバー、フィルムを除去したカートリッジを、空気サンプルを取り入れ、取り入れた空気サンプル中に存在する微生物を培養基層に吹き付けるための装置に嵌め込んだ状態でのカートリッジの断面側面図である。 図5はカートリッジの外側ラグと装置との相互作用状況を示す部分断面側面図である。 図6はカバーを再度取り付け、逆さにし、所定量の再水和溶液を培養基層に付着させるためにベース部を取り外した状態でのカートリッジの断面側面図である。
例示されたカートリッジ1は、胴部2と、培養基層3と、フィルム4と、カバー5と、ベース部6とを有している。胴部2は比較的硬質の成形プラスチック材料から作製され、格子部分7と、この格子部分7を横断し且つ包囲する環状壁8とを有する。
格子部分7は図1に示すような円形断面を有するストランドから形成され、四角いメッシュ、即ち、図2に示すように4辺が同じ長さのメッシュを有する。
格子部分7の周囲には中実の環体9を介して環状壁8が結合される。環体9は内側、つまり格子部分7の方に向いた峰部10を形成する増厚部あるいは突出部を有する。増厚部は環体9のベース部6側にのみ形成され、フィルム4側には形成されない。
環状壁8は厚さが一定であり、全体に、断面が円形の比較的短いチューブ状である。環状壁8のフィルム4と同じ側の端部表面と、環体9との間の部分の長さは、培養基層3の厚さの実質的に半分に相当し、一方、ベース部6と同じ側の端部表面と環体9との間の長さの約二倍とされる。環状壁8の外側表面から横断方向に向けて外側ラグあるいは突出ラグ11(以下、単にラグ11とも称する)が伸延される。ラグ11と、環状壁8のフィルム4と同じ側の端部表面との間の長さは各ラグについて精密に一致される。各ラグ11は孔開け加工される。ラグは本実施例では4箇所形成され、各ラグには3つの孔が開口される。フィルム4は可撓性の液密プラスチック材料から作製され、初期に於ては角を丸めた四角い形状を有し、各辺は、環状壁8の外側表面の直径よりも認め得るほどに長い。カバー5を嵌合させるとこのフィルムの角部がはみ出し、容易に掴むことのできる突出部が創出される。
カバー5は半硬質プラスチック材料から作製され、従って、胴部2の端部表面及びラグ11の材料よりもずっと可撓性が高く、全体的にはボウル形状を有し、断面が円形のチューブ状の2つの部分12A及び12Bから構成される横壁と、これら部分12A及び12B間を横断して配置した環状部分13とを有する。
部分12Aは環状壁8の外径より極く僅か大きい内径を有しそれにより、この部分12Aを所定の力で把持すると、フィルム4をこの環状壁と部分12Aとの間に介挿させつつ環状壁8の周囲に嵌合させることができる。
部分12Bの内径は12Aのそれよりも小さく、部分12A及び12Bは環状部分13により提供される環状表面によって連結される。環状表面の寸法形状は、カバー5を環状壁8に押し嵌めしてカバーを環状壁の端部表面に接触させた時にフィルム4が環状壁のこの端部表面に接近するよう、フィルム4と同じ側の環状壁8の端部表面に相当する寸法形状を有している。
カバー5は蓋フランジ14によって閉鎖される。蓋フランジ14は、その周囲部分を横壁の部分12Bの内側表面に連結した平坦な壁により形成され、部分12Bを横断して配向される。蓋フランジ14は部分12Bの、環状部分13と連結する側の端部から比較的遠い位置に配置される。部分12Bは、蓋フランジ14と、凹所15を形成した自由端部との間の部分を有する。蓋フランジ14の、横壁の部分12Bと交差する部分には4つの小孔16が、各凹所15の中心位置と同等の位置に形成される。ベース部6はカバー5と同じような半硬質の成形プラスチック材料から作製され、カバー5と同様に全体にボウル形状を有し、その横壁が、円形断面の2つのチューブ状部分17A及び17Bと、これらのチューブ状部分17A及び17B間に横断方向に配置した環状部分18とから形成される。
部分17Aの内径は環状壁8の外径に相当しそれにより、この部分17Aを環状壁8に、部分17Aの内側表面を環状壁8の外側表面と密着させる状態で嵌合させることができる。部分17Aの端部位置には、図1の右側及び図5に示されるようにラグ11を収納できるようにするための凹所が形成される。
部分17Bの内径は部分17Aのそれよりも小さく、部分17A及び17Bの各内側表面はこれら部分17A及び17Bの各内側表面を横断する環状表面により連結される。この環状表面は環状部分18により提供され、ベース部6と同じ側で環状壁8の端部表面と密着する設計とされる。
内側が凸面のフランジ19がベース部6を閉鎖する。フランジ19は、部分17Bが環状部分18と連結する側と反対の側で部分17Bと連結される。
ベース部6を押し込んで胴部2と接触させる、つまり、部分17Aに形成した凹所にラグ11が入り、環状部分18が環状壁8と接触すると、ベース部6と胴部2との間に密着シールが創出される。
ベース部6を、部分17Aのラグ11に相対する端部位置に凹所ではなくこれら凹所間の突部を位置付けることによりベース部6を、部分17Aの前記突部の自由端部がラグ11に接触するに過ぎない位置に押し込むようにすることもできる。
この押し込み位置では、環状壁8の外側の自由端から所定長さに形成した小長溝20がベース部6によって完全に隠されなくなることから(環状壁8を覆う部分17Aの長さは小長溝20の全長よりも短い)、これらの小長溝20が外部と連通する。
以下に、カートリッジの製造及びその殺菌方法を説明する。
先ず、環状壁8の相当する端部表面上にフィルム4を配置する。次いで胴部2にカバー5を嵌合させる。この際、カバーの横壁の部分12Aの内側表面が環状壁8の端部表面を越えて摺動し、他方、フィルムがカバーの外側表面に沿って移動することでフィルム4が引張されかくして、カバー5を胴部2に嵌合し終えた時点で、フィルムは環状壁8の外側表面と部分12Aの内側表面との間及び、環状壁8の端部表面と、部分12A及び部分12B間の内側表面の環状表面との間で夫々保持されるようになる。小孔16が設けられていることから、フィルム4の両側間にはフィルムを変形させ得る圧力差は発生しない。
こうしてカバー5によって引張され且つ楔止されたフィルム4は、環状壁8とシール状態で接触する。
次いでベース部6を、部分17Aの凸部がラグ11と接触する位置、つまり、小長溝が完全に隠れない位置で嵌合させる。
次いで、カートリッジをETOのような殺菌ガスを入れたチャンバ内に配置すると、このガスがカバー5の小孔16及び環状壁8の小長溝20を通してカートリッジに流入する。
殺菌終了後、無菌下にベース部6を取り外し、胴部2、フィルム4、カバー5からなるアセンブリを逆さにし、部分12Bの、蓋フランジ14よりも先の部分によって形成される三脚様の部分で立て、次いで、予め加熱して液状化した培養基、好ましくは寒天を図3に示すように格子部分7を覆うまで、環状壁8及びフィルム4で形成されるボウル内に注入する。培養基冷却後、ベース部6を部分17Aの凹所をラグ11と相対させて位置決めし、ベース部6を完全に押し込む。
次いでカートリッジ1を図1に示す状態とするが、この状態での培養基3は外部と何ら接触せず従って完全殺菌状態を維持している。
環体9の峰部10がフィルム4の側に突出されていないことで、培養基を充填するに際してフィルム4と環体9との間の空間にこの峰部が干渉することはない。
峰部10は環体9の内側方向に突出していることから、培養基3が収縮し、胴部2の環状壁8からその周囲部分が分離した場合でさえも培養基3によって完全にコーティングされたままである。
かくして、そうした収縮が培養基層3の各側の空間の間で胴部2の内側の液密シールを破る原因となることがない。
胴部2の内側と培養基3との間、並びに、胴部2とカバー5との間とが夫々液密シールされていることにより、培養基層3の、フィルム4により境界付けられる側と反対側の端部表面に面する側の空間が、幾分圧力過剰状態の、以下に説明するような液密チャンバを形成する。
カートリッジ1は、図4に部分的に示す装置21を使用して空気サンプルを分析するような設計形状とされているのが好ましい。装置21は、空気サンプル内に存在する微生物を培養基層3の、フィルム4で境界付けした表面上に付着させるためのものであり、その構成はフランス国特許出願番号第9807299号に記載されている。
装置21は、デフレクタ23を、空気を吸引チューブ(図示せず)に向けて流すための導管がこのデフレクタ23の周囲に形成されるように取り付けた空力的スリーブ22を有する。
空力的スリーブ22の端部には着脱自在のシーブ25が取り付けられ、このシーブ25には、カバー5を取り外しフィルム4を除去したカートリッジ1のラグの端部を受ける切り欠き22’(図5参照)が形成される。シーブ25には、フィルム4によって境界付けられる培養基層3の表面と正対する位置に多数の孔を形成した中央壁26が設けられる。
装置21のタービン(図示せず)を作動すると外部空気が矢印で示されるように吸引され、中央壁26の孔を通り導管24内をタービンに向けて流れる。デフレクタ23の端部はベース部6により閉鎖されている。
培養基層3と中央壁26との間の流れは、各孔に相当する多数の細い空気ジェットを形成する。これらの空気ジェットは培養基層3に吹き付けられ、かくして、空気中の微生物は吹き付けの衝撃によって培養基層上に固着する。
培養基層3とシーブ25の孔開けした中央壁26とを分離させる上での幾何学的特性がカートリッジ毎に再現され、フィルム4を使用して培養基層3の表面を形成させることが、この表面を胴部2に関して正確に位置決めすることを可能とし、中央壁26に関する胴部2の位置決めが、ラグ11を使用して空力的スリーブ22にカートリッジを嵌合させることでカートリッジ毎に再現され、かくして、タービンが回転する毎に吸引される空気流れは実質的に同一状態に維持され、結局、同じタービン回転速度に対して培養基層3に吹き付けられる空気速度が一定に維持され、同じように、吸引される空気量も一定となる。
カートリッジ1のラグ11と、これらのラグ11を受けるための、空力的スリーブ22の端部に位置付けられた切り欠き22’とが相互作用することにより、カートリッジ1の軸方向位置決めとセンタリングとが共に提供される。切り欠き22’にはラグ11の湾曲した自由端部のみが受容される。
次いでラグ11を導管24を横断して配置するが、ラグ11に形成した、図には3つを例示する孔により、空気はラグを通過してタービンに向かう。
カートリッジ1とデフレクタ23とが相互作用することにより、デフレクタを閉鎖するに充分な量の所定の間隙が生じる。カバー5がデフレクタの内側に嵌合される。部分17Bの外径はデフレクタ23の端部の内径よりも小さい。
必要量の空気が吸引された後、装置21からシーブ25を取り外し、それに代えてカートリッジ1にカバー5を嵌合し、次いでカートリッジ1を回収する。
従来様式での残余の作業は、例えば2日間である必要時間、例えば32.5℃(±2.5℃)である所定温度に加熱した培養器内にカートリッジ1を配置することにより、培養基層3に衝突した微生物を培養することである。カートリッジ1は、カバー5に形成した小孔16により、コロニーを発生させるために必要な、特に好気性細菌のガス交換を可能とする。
カートリッジ1を逆さにし、蓋フランジ14を越えて伸延する横壁の部分12Bの部分により形成される三脚状部分を利用して立て、凹所15部分で空気の循環を可能とすることにより培養を効率化するのが好ましい。蓋フランジ14が培養基層3の(上方ではなく)下方にあることで、カバー上での濃縮現象が周知の様式で防止される。
培養基層3と、環状壁8と、ベース部6とにより境界付けられる空間が液密チャンバ27を形成し、ベース部6を閉じた場合にこの液密チャンバ27内の空気が若干圧力過剰状態となり、原理的にこの液密チャンバ27内の空気の初期温度よりも高温である培養器内の熱を受けて膨張することで追加的な圧力過剰状況が創出される。
培養基層3と、環状壁8と、カバー5とにより境界付けられる空間28は小孔16を通して外部と連通するが、液密チャンバ27が圧力過剰状況にあることで培養基層の2つの端部表面間には圧力差が存在する。この圧力差は培養基層3、特に装置21内の、空気を吹き付る表面位置での再水和を助成する。
事実、吹き付ける空気ジェットにより培養基層3の前記表面は多少乾燥し且つクレーターが形成されそれが、この表面の栄養能力を低減させる。
乾燥程度は比較的大きく、例えば、サンプル空気1m3当たり培養基層3内の合計34gの水分の内、通常2gが失われることが推定される。培養基層3に残留する水分のみに頼らず、培養基層3上に図6に示すように所定量の再水和溶液29を付着させることで、空気ジェットを吹き付けた培養基層表面を再水和させることが可能である。
そうした再水和溶液を付着させるためには、ベース部6を取り外し、ピペット30を使用して必要量、例えば、カートリッジ1を計量することにより確立される、80%あるいは90%の脱水に相当する量の再水和溶液29を付着させる。
再水和溶液は、液密チャンバ内の過剰な圧力が培養基層3内の液体、特に再水和溶液29の拡散を助成することにもよるが、重力により培養基層3の反対側の表面にまで到達する。
再水和されることで、空気ジェットを吹き付けた表面からクレーターが消えてコロニーが形成されやすくなり、コロニーの識別が容易となる。表面が滑らかになることで計数も容易となり、特に見分ける必要のあるコロニーの副次培養も助成される。
状況によっては再水和溶液には水のみが、あるいは栄養材と水との混合物及びあるいは、培養基層3に衝突した微生物の選択的識別あるいは成長を許容する特定の染料が含まれ得る。
格子部分7が四角形のメッシュであることは、コロニー発生表面の寸法を知る上で有益である。各メッシュは、例えば1cm四方の表面を境界付ける。培養基層が透明であることから、格子部分7を目立つ色に着色し、胴部2を、例えば黒いプラスチック材で成形するのが好ましい。カバー5は、カートリッジ1を閉じたままで読み取れるように透明にする。
本発明に従うカートリッジをその他の形式の分析、例えば、液体の汚染度を判定するために使用することが可能であり、培養基層3の、初期にフィルム4によって境界付けした表面に、所定量の被分析液を通過させる膜を受容させることもできる。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
1 カートリッジ
2 胴部
3 培養基層
4 フィルム
5 カバー
6 ベース部
7 格子部分
8 環状壁
9 環体
10 峰部
11 ラグ
13 環状部分
14 フランジ
15 凹所
16 小孔
18 環状部分
19 フランジ
20 小長溝
21 装置
22 スリーブ
23 デフレクタ
24 導管
25 シーブ
26 中央壁
27 液密チャンバ
28 空間
29 再水和溶液
30 ピペット

Claims (19)

  1. 微生物を培養するためのカートリッジであって、
    格子部分と、該格子部分を横断し且つ包囲する環状壁とを有する胴部と、格子部分と平行し且つ覆う培養基層とを含み、該培養基層が、前記環状壁の端部表面を覆って引張された液密のフィルムによって形成され且つ境界付けされる、空気ジェットを吹き付けるための端部表面と、該端部表面とは反対側の、カートリッジを逆さにした状態で再水和溶液を付着させるための端部表面とを含み、
    カートリッジが、フィルムとは反対の側で胴部に嵌合されて液密チャンバを境界付けるようになっている着脱自在のベース部を有し、該ベース部上には前記反対側の端部表面が位置付けられるカートリッジ。
  2. カートリッジが着脱自在のカバーを有し、該カバーが、胴部の環状壁の外側表面と、該カバーの横壁の内側表面との間でフィルムを楔止するようになっている請求項1のカートリッジ。
  3. カートリッジが着脱自在のカバーを有し、該カバーが、胴部の環状壁の外側表面と、該カバーの横壁の内側表面との間でフィルムを楔止し且つ該胴部の環状壁の端部表面と、該胴部の環状壁の端部表面と対向する、前記カバーの横壁の内側表面の環状表面との間でフィルムを楔止するようになっている請求項1のカートリッジ。
  4. カートリッジが着脱自在のカバーを含み、該カバーが、該胴部の環状壁の端部表面と、該胴部の環状壁の端部表面と対向する、前記カバーの横壁の内側表面の環状表面との間でフィルムを楔止した場合に、フィルムから所定距離の位置に配置される蓋フランジを有している請求項1のカートリッジ。
  5. 着脱自在のカバーを有し、該カバーが、胴部の環状壁の外側表面と、該カバーの横壁の内側表面の環状表面との間でフィルムを楔止するようになっており、前記カバーが、該カバーを胴部に嵌合した場合にカバーの内外間を連通する少なくとも1つの孔を有している請求項1のカートリッジ。
  6. 胴部とカバーとが成形プラスチックで作成され、カバーが胴部よりも高い可撓性を有している請求項2のカートリッジ。
  7. 胴部とカバーとが成形プラスチックで作成され、カバーが胴部よりも高い可撓性を有している請求項3のカートリッジ。
  8. 胴部とカバーとが成形プラスチックで作成され、カバーが胴部よりも高い可撓性を有している請求項4のカートリッジ。
  9. 胴部とカバーとが成形プラスチックで作成され、カバーが胴部よりも高い可撓性を有している請求項5のカートリッジ。
  10. フィルムがプラスチックから作成される請求項1のカートリッジ。
  11. カートリッジが、フィルムとは反対の側で胴部に嵌合されて液密チャンバを境界付けるようになっている着脱自在のベース部を有し、該ベース部上には、培養基層の前記フィルムにより境界付けられたとは反対側の端部表面が位置付けられ、前記ベース部が胴部の環状壁の外側に嵌合され、環状壁の、ベース部と同じ側の端部表面と接触する内側表面を有している請求項1のカートリッジ。
  12. 胴部及びベース部が成形プラスチックから作成され、ベース部が胴部よりも高い可撓性を有している請求項11のカートリッジ。
  13. 胴部が、環状壁及び格子部分間に中実の環体を有し、該環体が、内側方向に向いた増厚部を有し、該増厚部が峰部を形成する請求項1のカートリッジ。
  14. 胴部が、環状壁及び格子部分間に中実の環体を有し、該環体が、内側方向を向いた増厚部を有し、該増厚部が峰部を形成し、前記環体がフィルムに相対する突出部を有している請求項1のカートリッジ。
  15. 四角形状のメッシュを有している請求項1のカートリッジ。
  16. 格子部分が、培養基層とは対比する色を有している請求項1のカートリッジ。
  17. 空気分析装置であって、
    微生物を培養するためのカートリッジにして、格子部分と、該格子部分を横断し且つ包囲する環状壁とを有する胴部と、格子部分と平行し且つ覆う培養基層とを含み、該培養基層が、前記環状壁の端部表面を覆って引張された液密のフィルムによって初期において形成され且つ境界付けされる、空気ジェットを吹き付けるための端部表面と、該端部表面とは反対側の、カートリッジを逆さにした状態で再水和溶液を付着させるための端部表面とを含むカートリッジを嵌合するようになっており、
    前記空気ジェットを創出するための微細な孔を形成した壁を有する着脱自在のシーブと、
    該シーブ及びカートリッジの胴部とに共通する位置決め用の支持体と、
    を有し、
    カートリッジが、フィルムとは反対の側で胴部に嵌合されて液密チャンバを境界付けるようになっている着脱自在のベース部を有し、該ベース部上には、前記反対側の端部表面が位置付けられる空気分析装置。
  18. 位置決め用の支持体が、胴部の外側ラグの端部を収納するための切り欠きである請求項17の装置。
  19. 外側ラグが孔開けされる請求項18の装置。
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