JP2009201313A - 分電盤用端子台および分電盤 - Google Patents

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寿朗 松下
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Abstract

【課題】渡り配線28を、分電盤11内の限られた小さい配線スペースでも配線しやすく、配線長さも短くできる分電盤用端子台23を提供する。
【解決手段】分電盤用端子台23に端子板32,33,34を並べて設け、遮断器24に対して反対側となる各端子板32,33,34の一端に各渡り配線接続部36を設ける。各渡り配線接続部36は、遮断器24からの離間寸法が主幹ブレーカ26側から反対側にいくにしたがって順次長くなるように設けるとともに、端子台本体31の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ26側から反対側にいくにしたがって順次高くなるように設ける。各渡り配線接続部36に接続する各渡り配線28を、主幹ブレーカ26側に斜めに向けて配線する。
【選択図】図1

Description

本発明は、分電盤に引き込む引込み線および分電盤内の渡り配線を接続する分電盤用端子台、およびこの分電盤用端子台を用いた分電盤に関する。
従来、分電盤では、分電盤本体内に正面から見て左側から主幹ブレーカおよび複数の分岐ブレーカが配設され、さらに電力会社や契約によっては主幹ブレーカの入力側に接続する電流制限器が主幹ブレーカの左側に配設されることもある。
また、電気温水器の接続にも対応した分電盤では、電気温水器を接続する遮断器が用いられるとともに、分電盤に引き込まれる単相3線の3極の引込み線を接続して電源を遮断器と主幹ブレーカまたは電流制限器とに分配する分電盤用端子台が用いられ、分電盤本体内の主幹ブレーカまたは電流制限器の左側に分電盤用端子台と遮断器とが上下に並んで配設されている。
分電盤用端子台に3極の端子板が左右方向に並んで設けられ、これら各端子板の上端側に分電盤に引き込まれる3極の引込み線と主幹ブレーカなどに接続される3極の渡り配線とを共締めして接続する配線接続部が設けられている。各配線接続部は、分電盤用端子台の水平方向に並んで配置されているとともに分電盤本体への分電盤用端子台の取付面から同じ高さ位置に配置されている。また、分電盤用端子台の3極の端子板のうち一対の電圧極の端子板は電線または別の端子板で遮断器に接続されている。
また、分電盤用端子台の正面側で左右方向に並ぶ3極の端子板の部分に引込み線を接続する引込み線接続部が設けられるとともに、分電盤端子台の右側部に各端子板の一部を延設して渡り配線を接続する渡り配線接続部が設けられた分電盤用端子台がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−33141号公報(第2−3頁、図1−4)
電気温水器の接続にも対応した分電盤では、分電盤用端子台と遮断器とが上下に並んで配置されるため、分電盤用端子台と分電盤本体の上側の内壁との間の配線スペースが比較的小さく、この配線スペース内で分電盤用端子台に各渡り配線を配線しなければならない。
各渡り配線を接続する分電盤用端子台の各配線接続部は、分電盤用端子台の水平方向に並んで配置されているとともに、分電盤本体への分電盤用端子台の取付面から同じ高さ位置に配置されているため、各配線接続部に接続した各渡り配線は分電盤用端子台の真上に引き出され、分電盤本体の上側の内壁との間で逆U字形に湾曲して主幹ブレーカなどに接続される。
そのため、分電盤内の限られた小さい配線スペースで、各渡り配線をコンパクトに湾曲させなければならず、配線しにくく、さらに、分電盤用端子台から引き出された渡り配線が真上に向かう分、渡り配線の長さが長くなる。
また、分電盤用端子台の右側部に各端子板の一部を延設して渡り配線を接続する渡り配線接続部を設けた場合、分電盤用端子台と主幹ブレーカまたは電流制限器との間に配線スペースを設ける必要が生じ、分電盤が大形化してしまうので好ましくない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、渡り配線を、分電盤内の限られた小さい配線スペースでも配線しやすく、配線長さも短くできる分電盤用端子台、およびこの分電盤用端子台を用いた分電盤を提供することを目的とする。
請求項1記載の分電盤用端子台は、正面から見て遮断器、主幹ブレーカおよび分岐ブレーカが一方向に並んで取り付けられる分電盤において一方向に対して交差する方向に遮断器と並んで取り付けられる端子台本体と;端子台本体の正面に一方向に並んで設けられた複数の端子板と;分電盤に引き込まれる複数の引込み線を各端子板に接続する複数の引込み線接続部と;遮断器に対して反対側となる各端子板の一端で、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなるように設けられ、分電盤内で主幹ブレーカ側に配線される複数の渡り配線を各端子板に接続する複数の渡り配線接続部と;を具備しているものである。
本発明および以下の発明において、特に特定しない限り、用語の定義および技術的意味は次による。
分電盤本体に対して分電盤用端子台および遮断器と主幹ブレーカと分岐ブレーカとが並ぶ一方向は、左右方向、および上下方向のどちらでもよい。
電力会社や契約によっては電流制限器を主幹ブレーカの入力側に接続することもあり、そのため、渡り配線が接続される主幹ブレーカ側には電流制限器の場合も含まれる。
遮断器には、例えば、電気温水器などの負荷が接続される。
複数の引込み線は、例えば、一対の電圧極および中性極を有する3極の単相3線式電線があり、これに対応する場合、分電盤用端子台の端子板、および渡り配線もそれぞれ3極となる。
そして、分電盤用端子台は、分電盤に引き込まれる引込み線を接続して電源を遮断器と主幹ブレーカ側(例えば電流制限器または主幹ブレーカ)とに分配する。
端子台本体は、絶縁性を有する合成樹脂等で形成される。
端子板は、ねじなどで端子台本体に取り付けても、端子台本体に嵌め込んで取り付けてもよい。
引込み線接続部および渡り配線接続部は、例えば、ねじを用いて引込み線および渡り配線をそれぞれ接続可能としてもよい。
複数の渡り配線接続部は、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなれば、それらの離間寸法(突出位置)の差が小さくても大きくてもよい。複数の渡り配線接続部の離間寸法(突出位置)の差が小さい場合には、複数の渡り配線が互いに干渉しない範囲で、渡り配線接続部に接続する渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて斜めに配線することが可能となり、また、複数の渡り配線が互いに干渉しないほど差が大きい場合には、渡り配線接続部に接続する渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて真直ぐに配線することも可能となる。
請求項2記載の分電盤用端子台は、正面から見て遮断器、主幹ブレーカおよび分岐ブレーカが一方向に並んで取り付けられる分電盤において一方向に対して交差する方向に遮断器と並んで取り付けられる端子台本体と;端子台本体の正面に一方向に並んで設けられた複数の端子板と;分電盤に引き込まれる複数の引込み線を各端子板に接続する複数の引込み線接続部と;遮断器に対して反対側となる各端子板の一端で、分電盤への端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなるように設けられ、分電盤内で主幹ブレーカ側に配線される複数の渡り配線を各端子板に接続する複数の渡り配線接続部と;を具備しているものである。
複数の渡り配線接続部は、分電盤への端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなれば、それらの高さ位置の差が小さくても大きくてもよい。複数の渡り配線接続部の離間寸法(突出位置)の差が小さい場合には、複数の渡り配線が互いに干渉しない範囲で、渡り配線接続部に接続する渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて斜めに配線することが可能となり、また、複数の渡り配線が互いに干渉しないほど差が大きい場合には、渡り配線接続部に接続する渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて真直ぐに配線することも可能となる。
請求項3記載の分電盤用端子台は、正面から見て遮断器、主幹ブレーカおよび分岐ブレーカが一方向に並んで取り付けられる分電盤において一方向に対して交差する方向に遮断器と並んで取り付けられる端子台本体と;端子台本体の正面に一方向に並んで設けられた複数の端子板と;分電盤に引き込まれる複数の引込み線を各端子板に接続する複数の引込み線接続部と;遮断器に対して反対側となる各端子板の一端で、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなるように設けられるとともに、分電盤への端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなるように設けられ、分電盤内で主幹ブレーカ側に配線される複数の渡り配線を各端子板に接続する複数の渡り配線接続部と;を具備しているものである。
複数の渡り配線接続部は、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長く、かつ分電盤への端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなれば、それらの離間寸法(突出位置)の差が小さくても大きくてもよい。複数の渡り配線接続部の離間寸法(突出位置)および高さ位置の差が小さい場合には、複数の渡り配線が互いに干渉しない範囲で、渡り配線接続部に接続する渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて斜めに配線することが可能となり、また、複数の渡り配線が互いに干渉しないほど差が大きい場合には、渡り配線接続部に接続する渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて真直ぐに配線することも可能となる。
請求項4記載の分電盤は、請求項1ないし3いずれか一記載の分電盤用端子台と;分電盤用端子台に接続される遮断器と;分電盤用端子台に接続される主幹ブレーカと;この主幹ブレーカに接続される分岐ブレーカと;一方向に対して交差する方向に分電盤用端子台と遮断器を並べ、一方向に分電盤用端子台および遮断器と主幹ブレーカと分岐ブレーカとを並べて取り付けた分電盤本体と;を具備しているものである。
請求項1記載の分電盤用端子台によれば、遮断器に対して反対側となる各端子板の一端の渡り配線接続部を、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなるように設けたため、これら渡り配線接続部に接続する複数の渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて配線することが可能となり、分電盤内の限られた小さい配線スペースでも配線しやすくでき、配線長さも短くすることができる。
請求項2記載の分電盤用端子台によれば、遮断器に対して反対側となる各端子板の一端の渡り配線接続部を、端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなるように設けたため、これら渡り配線接続部に接続する複数の渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて配線することが可能となり、分電盤内の限られた小さい配線スペースでも配線しやすくでき、配線長さも短くすることができる。
請求項3記載の分電盤用端子台によれば、遮断器に対して反対側となる各端子板の一端の渡り配線接続部を、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなるように設けるとともに、端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなるように設けたため、これら渡り配線接続部に接続する複数の渡り配線を主幹ブレーカ側に向けて配線することが可能となり、分電盤内の限られた小さい配線スペースでも配線しやすくでき、配線長さも短くすることができる。
請求項4記載の分電盤によれば、分電盤本体に、一方向に対して交差する方向に分電盤用端子台と遮断器を並べ、一方向に分電盤用端子台および遮断器と主幹ブレーカと分岐ブレーカとを並べて取り付けたため、分電盤用端子台と主幹ブレーカ側とを接続する複数の渡り配線を分電盤用端子台から主幹ブレーカ側に向けて配線することが可能となり、分電盤内の限られた小さい配線スペースでも配線しやすくでき、配線長さも短くすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1ないし図5に第1の実施の形態を示し、図1は分電盤用端子台を用いた分電盤のカバーを外した正面図、図2は分電盤用端子台の正面図、図3は分電盤用端子台の側面図、図4は分電盤用端子台の平面図、図5は分電盤用端子台の斜視図である。
図1に示すように、分電盤11は、電気温水器対応形の家庭用分電盤であり、分電盤本体12およびこの分電盤本体12の正面に開閉可能に設けられる図示しないカバーを備えている。
分電盤本体12は、絶縁性を有する樹脂製で横長に形成され、壁面に取り付けられるベース部15の周縁から周壁部16が前方に突出して形成されている。ベース部15の上下縁には図示しない引込み線を引き込む引込口としても機能する複数の開口部17が形成されている。
引込み線には、一対の電圧極および中性極を有する3極の単相3線式電線が用いられる。
分電盤本体12には、ベース部15に取り付けられる複数の取付板19,20,21,22によって、正面から見て、上下方向に並ぶ分電盤用端子台23および遮断器24と、リミッタである電流制限器25と、主幹ブレーカ26と、複数の分岐ブレーカ27とが分電盤本体12の一方向あるいは長手方向である左右方向に並んで取り付けられている。
分電盤用端子台23に引込み線が接続され、分電盤用端子台23と遮断器24の入力側とが直接的に接続され、分電盤用端子台23と電流制限器25の入力側とが3極の渡り配線28で接続され、電流制限器25の出力側と主幹ブレーカ26の入力側とが図示しない3極の電線で接続され、主幹ブレーカ26の出力側に図示しない3極のブスバーが接続され、これら3極のブスバーに対して100Vの負荷用の分岐ブレーカ27および200Vの負荷用の分岐ブレーカ27が選択的に接続されている。
また、図1ないし図5に示すように、分電盤用端子台23は、絶縁性を有する合成樹脂製の端子台本体31、およびこの端子台本体31の正面側に左右方向に並んで取り付けられた3極の端子板32,33,34を備えている。3極の端子板32,33,34は、中央の端子板33が中性極で、両側の端子板32,34が電圧極である。
3極の端子板32,33,34上の中央には3極の引込み線が接続される3極の引込み線接続部35が形成され、遮断器24に対して反対側となる3極の端子板32,33,34上の一端には3極の渡り配線28が接続される3極の渡り配線接続部36が形成され、遮断器24側となる両側の端子板32,34の他端には遮断器接続部37が形成されている。
端子台本体31は、正面に対して反対側を分電盤本体12側つまり取付板19に取り付けられる取付面39とし、端子台本体31の周囲に設けられた複数の取付孔40を通じて取付板19にねじ込まれる図示しない取付ねじで取り付けられる。
端子台本体31の正面には各端子板32,33,34を取り付ける3つの端子板取付部41が左右方向に並んで形成されている。これら各端子板取付部41の中央には取付面39からの高さを同一とする台部42がそれぞれ形成されているとともに、これら端子板取付部41間および両側に各端子板取付部41を隔離する隔壁部43が突出形成されている。
遮断器24に対して反対側となる端子台本体31の上側の側面には、各端子板取付部41の位置に対応して3つの突出部44が突出形成されている。各突出部44の突出寸法は主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長くなるように段差状に形成されているとともに、端子台本体31の取付面39からの各突出部44の高さが主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次高くなるように段差状に形成されている。つまり、図1に示すように、分電盤用端子台23を分電盤11に配設したときに、遮断器24に対して反対側となる端子台本体31の上側方向への突出寸法は主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長くなる。
端子板32,33,34は、導電性を有する金属製で、各端子板取付部41の各台部42に配置される引込み線用端子板部46を有し、遮断器24に対して反対側となる引込み線用端子板部46の一端に、折曲部47を介して、各突出部44に配置される渡り配線用端子板部48が形成されている。そして、各端子板取付部41に配置された端子板32,33,34は、端子台本体31に対して取付ねじ49で取り付けられている。
端子板32,33,34の各引込み線用端子板部46には、引込み線を接続する接続ねじ50が挿通され、台部42に固定されている図示しないナットに螺合されている。これら引込み線用端子板部46、接続ねじ50およびナットにより、引込み線接続部35が形成されている。
端子板32,33,34の各渡り配線用端子板部48には、渡り配線28を接続する接続ねじ51が挿通され、各突出部44に固定されている図示しないナットに螺合されている。これら渡り配線用端子板部48、接続ねじ51およびナットにより、渡り配線接続部36が形成されている。そして、3極の渡り配線接続部36は、端子台本体31の上側方向への突出寸法が主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長くなるように段差状に設けられているとともに、端子台本体31の取付面39からの高さが主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次高くなるように段差状に設けられている。つまり、図1に示すように、分電盤用端子台23を分電盤11に配設したときに、遮断器24に対して反対側となる端子台本体31の上側方向への突出寸法は主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長くなる。また、これら渡り配線接続部36は、端子台本体31の取付面39のからの高さが、引込み線接続部35よりも低い高さに位置している。
電圧極である両側の端子板32,34には、遮断器24側となる引込み線用端子板部46の他端に、端子台本体31から突出する遮断器接続部37が形成されている。これら各遮断器接続部37の先端には接続孔52が形成されている。中性極である中央の端子板33の引込み線用端子板部46の他端は端子台本体31から突出されていない。
図1に示すように、分電盤用端子台23の正面には、分電盤用端子台23および遮断器24の入力側を一体に覆う透明カバー54が開閉可能に取り付けられる。
また、遮断器24は、上部を入力側、下部を出力側としており、入力側には分電盤用端子台23の各遮断器接続部37が接続孔52を挿通する接続ねじ57で接続され、出力側には電気温水器に配線する電線が接続される。
また、電流制限器25は、上部を入力側、下部を出力側としており、入力側には渡り配線28が接続され、出力側には主幹ブレーカ26に配線される図示しない電線が接続される。
また、主幹ブレーカ26は、上部を入力側、下部を出力側としており、入力側には電流制限器25からの電線が接続され、出力側にはブスバーが接続部品を介して接続される。
そして、分電盤11は、分電盤用端子台23が引込み線接続部35と渡り配線接続部36とを別に設けているため、工場出荷状態で、分電盤用端子台23の渡り配線接続部36に渡り配線28を予め接続しておくことができる。
分電盤用端子台23の各渡り配線接続部36に各渡り配線28を接続するには、各接続ねじ51を、各渡り配線28の先端に取り付けられている圧着端子の孔、および各端子板32,33,34の渡り配線用端子板部48の孔を通じて、各突出部44に固定されているナットにねじ込んで締め付け、各渡り配線28を各端子板32,33,34に電気的接続状態に固定する。
このとき、3極の渡り配線接続部36は、端子台本体31の上側方向への突出寸法が主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長くなるように段差状に設けられているため、これら渡り配線接続部36に接続する各渡り配線28を、真上に向けて引き出すのではなく、主幹ブレーカ26側に斜めに向けて引き出して配線することができる。
さらに、3極の渡り配線接続部36は、端子台本体31の取付面39からの高さが主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次高くなるように段差状に設けられているため、これら渡り配線接続部36に接続する各渡り配線28を、3極の渡り配線28同士の干渉の影響が低減されて、真上に向けて引き出すのではなく、主幹ブレーカ26側に斜めに向けて引き出して配線することができる。
特に、3極の渡り配線接続部36は、端子台本体31の上側方向への突出寸法、および端子台本体31の取付面39からの高さの両方について、主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長く、および高くなるように段差状に設けられているため、これら渡り配線接続部36に接続する各渡り配線28を、主幹ブレーカ26側に斜めに向けて容易に引き出して配線することができる。
そのため、分電盤用端子台23と遮断器24とが上下に並んで配置されるために、分電盤用端子台23と分電盤本体12の上側の周壁部16との間の配線スペースが比較的小さくても、分電盤用端子台23の各渡り配線接続部36に接続する各渡り配線28を、主幹ブレーカ26側に斜めに向けて容易に引き出して配線することができ、配線しやすくできる。しかも、各渡り配線28の配線長さも短くすることができ、これにより、コストが低減されるばかりか、配線スペースも大きくなる利点がある。
また、この分電盤用端子台23では、一対の電圧極の各端子板32,34の他端に端子台本体31から突出して遮断器24に接続される遮断器接続部37を一体に設けているため、部品点数を削減でき、接続の信頼性を向上できる。
また、分電盤11の設置時には、分電盤本体12の開口部17を通じて分電盤本体12内に引き込んだ引込み線を、分電盤用端子台23の各引込み線接続部35に接続する。このとき、分電盤用端子台23の各引込み線接続部35は、端子台本体31の取付面39からの高さが、渡り配線接続部36よりも高い位置にあるため、渡り配線28に干渉することなく、渡り配線28の正面側のスペースを利用して引込み線を各引込み線接続部35に接続できる。
また、図6に示す第2の実施の形態のように、電圧極である両側の端子板32,34の各遮断器接続部37を、端子台本体31の取付面39からの高さが異なって平行に配置されるように折曲形成してもよい。この場合、遮断器24に各遮断器接続部37を差し込み接続する端子構造を備えることにより、接続ねじ57が不要となり、組立性を向上できる。
なお、分電盤用端子台23の渡り配線接続部36は、端子台本体31の上側方向への突出寸法、および端子台本体31の取付面39からの高さの両方について、主幹ブレーカ26側である右側から反対の左側に向かうにしたがって順次長く、および高くなるように段差状に設けることが好ましいが、いずれか一方のみでも、渡り配線28を配線しやすくでき、配線長さも短くすることができる。
また、分電盤11として、電流制限器25を備えたが、備えないタイプもあり、この場合には、渡り配線28を分電盤用端子台23と主幹ブレーカ26の入力側との間で接続する。
本発明の第1の実施の形態を示す分電盤用端子台を用いた分電盤のカバーを外した正面図である。 同上分電盤用端子台の正面図である。 同上分電盤用端子台の側面図である。 同上分電盤用端子台の平面図である。 同上分電盤用端子台の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示す分電盤用端子台の斜視図である。
符号の説明
11 分電盤
12 分電盤本体
23 分電盤用端子台
24 遮断器
26 主幹ブレーカ
27 分岐ブレーカ
28 渡り配線
31 端子台本体
32,33,34 端子板
35 引込み線接続部
36 渡り配線接続部
39 取付面

Claims (4)

  1. 正面から見て遮断器、主幹ブレーカおよび分岐ブレーカが一方向に並んで取り付けられる分電盤において一方向に対して交差する方向に遮断器と並んで取り付けられる端子台本体と;
    端子台本体の正面に一方向に並んで設けられた複数の端子板と;
    分電盤に引き込まれる複数の引込み線を各端子板に接続する複数の引込み線接続部と;
    遮断器に対して反対側となる各端子板の一端で、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなるように設けられ、分電盤内で主幹ブレーカ側に配線される複数の渡り配線を各端子板に接続する複数の渡り配線接続部と;
    を具備していることを特徴とする分電盤用端子台。
  2. 正面から見て遮断器、主幹ブレーカおよび分岐ブレーカが一方向に並んで取り付けられる分電盤において一方向に対して交差する方向に遮断器と並んで取り付けられる端子台本体と;
    端子台本体の正面に一方向に並んで設けられた複数の端子板と;
    分電盤に引き込まれる複数の引込み線を各端子板に接続する複数の引込み線接続部と;
    遮断器に対して反対側となる各端子板の一端で、分電盤への端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなるように設けられ、分電盤内で主幹ブレーカ側に配線される複数の渡り配線を各端子板に接続する複数の渡り配線接続部と;
    を具備していることを特徴とする分電盤用端子台。
  3. 正面から見て遮断器、主幹ブレーカおよび分岐ブレーカが一方向に並んで取り付けられる分電盤において一方向に対して交差する方向に遮断器と並んで取り付けられる端子台本体と;
    端子台本体の正面に一方向に並んで設けられた複数の端子板と;
    分電盤に引き込まれる複数の引込み線を各端子板に接続する複数の引込み線接続部と;
    遮断器に対して反対側となる各端子板の一端で、遮断器からの離間寸法が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次長くなるように設けられるとともに、分電盤への端子台本体の取付面からの高さ位置が主幹ブレーカ側の端子板から反対側の端子板にいくにしたがって順次高くなるように設けられ、分電盤内で主幹ブレーカ側に配線される複数の渡り配線を各端子板に接続する複数の渡り配線接続部と;
    を具備していることを特徴とする分電盤用端子台。
  4. 請求項1ないし3いずれか一記載の分電盤用端子台と;
    分電盤用端子台に接続される遮断器と;
    分電盤用端子台に接続される主幹ブレーカと;
    この主幹ブレーカに接続される分岐ブレーカと;
    一方向に対して交差する方向に分電盤用端子台と遮断器を並べ、一方向に分電盤用端子台および遮断器と主幹ブレーカと分岐ブレーカとを並べて取り付けた分電盤本体と;
    を具備していることを特徴とする分電盤。
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