JP2020137133A - 切替開閉器 - Google Patents

切替開閉器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020137133A
JP2020137133A JP2019022842A JP2019022842A JP2020137133A JP 2020137133 A JP2020137133 A JP 2020137133A JP 2019022842 A JP2019022842 A JP 2019022842A JP 2019022842 A JP2019022842 A JP 2019022842A JP 2020137133 A JP2020137133 A JP 2020137133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper bar
switching switch
terminal
breaker
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019022842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7229803B2 (ja
Inventor
明義 加藤
Akiyoshi Kato
明義 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2019022842A priority Critical patent/JP7229803B2/ja
Publication of JP2020137133A publication Critical patent/JP2020137133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7229803B2 publication Critical patent/JP7229803B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Distribution Board (AREA)

Abstract

【課題】 切替開閉器の二次側に分岐ブレーカを接続する際に、漏電遮断器を介して接続する構成を省スペースで実現できる切替開閉器を提供する。【解決手段】 2系統の電源を接続する一対の電源端子2a,2bと、出力端子3と、一対の電源端子2のうちの一方を選択して出力端子に接続させる操作ハンドル4とを有し、出力端子3が配置されたハウジング10の1側面に、複数の分岐ブレーカ6のプラグイン式の一次側端子61を接続するための分岐銅バー7aが設けられている。分岐銅バー7aには、出力端子3に接続された主幹ブレーカ5の二次側端子52に接続された電線12が接続される。【選択図】 図4

Description

本発明は、2系統の電源電路のうちの一方を選択して負荷に供給する切替開閉器に関する。
停電発生時に、電源を商用電源から分散電源に切り替えて引き続き電気機器の使用を可能とした住宅用分電盤がある。例えば、特許文献1では、切替開閉器を主幹ブレーカの上流側に設置して、停電が発生したら全ての電気機器の電源を商用電源から蓄電池等の分散電源への切り替えを可能としたり、主幹ブレーカを直列に2個配置して、その間に切替開閉器を配置し、一部の電気機器のみ分散電源に切替可能とした構成が開示されている。
しかしながら、切替開閉器をこのように分電盤内に組み込んで、分散電源への切り替えを可能とする構成は分電盤の大型化を招いていた。
そのため、切替開閉器の設置スペースの省スペース化を図ったものがある。例えば特許文献2では、切替開閉器に複数の分岐ブレーカ接続部を設けて、直接分岐ブレーカの接続を可能とし、別途分岐ブレーカを接続するための二次側電路の配設スペースを無くした。
特開2016−39755号公報 特開2017−195092号公報
上述したように、特許文献2に開示された構成とすることで、切替開閉器の二次側に分岐ブレーカを接続するための電路を配設する必要が無いため、分電盤内に省スペースで電源切替回路を設けることができた。
しかしながら、切替開閉器により電源を商用電源から分散電源に切り替えた場合、商用電源の電路に配置されている主幹ブレーカ(漏電遮断器)も切り離されるため、切替開閉器の二次側電路に新たに漏電遮断器を設ける等の処置が必要な場合があった。そうなると、省スペース化を図っても漏電遮断器を取り付けるスペースが別途必要となり、省スペースで構成することが難かしい場合が発生した。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、切替開閉器の二次側に分岐ブレーカを接続する際に、漏電遮断器を介して接続する構成を省スペースで実現できる切替開閉器を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、2系統の電源を接続する一対の電源端子と、出力端子と、一対の電源端子のうちの一方を選択して出力端子に接続させる操作ハンドルとを有する切替開閉器であって、出力端子が配置されたハウジングの1側面に、複数の分岐ブレーカのプラグイン式の一次側端子を接続するための銅バーが、出力端子とは独立して設けられて成ることを特徴とする。
この構成によれば、出力端子とプラグイン式の分岐ブレーカを接続する銅バーとがハウジングの1側部に配置されているため、漏電遮断器の一次側端子を出力端子に接続し、その二次側端子と銅バーとを接続すれば、銅バーに接続した分岐ブレーカは漏電遮断器を介して切替開閉器の出力端子に接続されることになる。よって、切替開閉器と分岐ブレーカとの間に漏電遮断器を取り付ける構成を省スペースで実現することが可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、出力端子には漏電遮断器が接続され、当該漏電遮断器の二次側端子が接続手段を介して銅バーに接続されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、出力端子に漏電遮断器が接続され、その二次側端子が銅バーに接続されて成るため、分岐ブレーカは銅バーに接続するだけで漏電ブレーカを介して切替開閉器に接続される。よって、省スペースで切替開閉器と分岐ブレーカの間に漏電遮断器を配置できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の構成において、一対の電源端子のうちの少なくとも一方が速結端子から成ることを特徴とする。
この構成によれば、少なくとも一方の電源端子は圧着端子を使用することなく電源線を接続できるため、例えば商用電源からの電源線を容易に接続できる。結果、切替開閉器の小型化を図ることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、出力端子と銅バーとは隣接して配置され、両端子の間は絶縁壁が配置されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、出力端子と銅バーが隣接して配置されていても、両者の間に絶縁壁が設けられているため、近接配置しても絶縁距離を確保できる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、銅バーは、ハウジングから側方に突出させた銅バー本体と、ハウジングに固定するために銅バー本体の後部に設けられた固定部とを有し、固定部は、銅バー本体に対して直交方向に折り曲げ形成されて、折り曲げ方向に幅広に形成された固定片を左右に有する一方、ハウジングは、銅バーを固定するための銅バー固定部材を有し、銅バー固定部材には固定片を把持する把持部が設けられ、銅バーが把持部に把持されて銅バーがハウジングに取り付けられることを特徴とする。
この構成によれば、銅バーの固定片は銅バー本体と直交する方向、即ち接続する分岐ブレーカに直交する方向に形成されているため、幅広に形成されても分岐ブレーカの前後方向となるハウジングの側方への突出量は僅かで済み、省スペースで銅バーを固定できる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構成において、把持部は、弾性を有する腕片の先端に固定片を把持する把持爪を有して成り、腕片は湾曲部を有して成ることを特徴とする。
この構成によれば、把持爪に弾性を持たせるための腕片は、銅バー固定部材から湾曲部を有して形成されているため、分岐ブレーカ方向への突出量が僅かでも十分な弾性を持たせることができ、省スペースで把持部を形成することができる。
本発明によれば、出力端子とプラグイン式の分岐ブレーカを接続する銅バーとがハウジングの側部に配置されているため、漏電遮断器の一次側端子を出力端子に接続し、その二次側端子と銅バーとを接続すれば、銅バーに接続した分岐ブレーカは漏電遮断器を介して切替開閉器の出力端子に接続されることになる。よって、切替開閉器と分岐ブレーカとの間に漏電遮断器を取り付ける構成を省スペースで実現できる。
本発明に係る切替開閉器の一例を示す斜視図であり、ブレーカを取り付けた状態を示している。 切替開閉器単体の外観図である。 主幹ブレーカのみを組み付けた切替開閉器の斜視図である。 分岐ブレーカの接続状態を示す説明図である。 図1の回路図である。 電源端子の一方を構成する速結端子の説明図である。 分岐ブレーカ接続部の構造を示す斜視説明図である。 図7のA−A線断面説明図であり、銅バー固定部材に分岐銅バーを把持させる流れを示している。 銅バー固定部材を切替開閉器のハウジングに固定した状態を示す切替開閉器の要部正面説明図である。 絶縁壁部材の斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1〜3は本発明に係る切替開閉器の一例を示す斜視図であり、図1は主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを接続した状態、図2は切替開閉器単体を示し、図3は主幹ブレーカのみを接続した状態を示している。但し、図1は斜め上方からみた図、図2,3は斜め下方から見た図である。
切替開閉器1は、2系統の電源を接続するための2組の電源端子2(第1電源端子2a,第2電源端子2b)と、選択された何れか一方の電源が接続される出力端子3と、電源を切り替える操作ハンドル4とを有している。電源端子2及び出力端子3は、共に3端子を有して単相3線式電路に使用する構成を示している。また、5は主幹ブレーカ、6は分岐ブレーカを示し、図1は1つの主幹ブレーカ5と5台の分岐ブレーカ6が接続された状態を示している。
以下、操作ハンドル4が設けられた面をハウジング10の前面、電源端子2が設けられた側面を上面、出力端子3が設けられた側面を下面として説明する。
2組の電源端子2は、第1電源端子2aがねじ式端子、第2電源端子2bが電線を挿入するだけの速結端子で形成されている。一方出力端子3は、図2に示すように前後方向に重ねて配置された3枚の銅バー(出力銅バー)3aを下方に突出して形成され、差込式(プラグイン式)の一次側端子を備えたブレーカを直接接続可能としている。
操作ハンドル4は上下方向に回動し、上方或いは下方の傾倒により、出力端子3に接続される電源端子2が第1電源端子2a或いは第2電源端子2bの何れかに切り替えられる。尚、操作ハンドル4が何れにも傾倒されない中間位置では、内部の切替接点(図5に示す)が中立状態を維持し、何れの電源端子2にも接続されない。
また、ハウジング10の下面には、出力端子3に隣接して分岐ブレーカ6を接続する分岐ブレーカ接続部7が形成されている。分岐ブレーカ接続部7も出力端子3と同様に、前後方向に重ねて設けられて下方に突出した3枚の銅バー(分岐銅バー)7aを有して形成されている。
分岐銅バー7aは、出力端子3とは独立しており、別途電線等を接続しない限り電気的に浮いた状態にある。単に分岐ブレーカ6の一次側端子を接続するために設けられている。
主幹ブレーカ5は、一次側端子が差込式(プラグイン式)で形成され、二次側端子52が速結端子で形成されたものが使用され、一次側端子が出力端子3に接続される。そして、二次側端子52には電線12が挿入され、その先端が図3に示すように各分岐銅バー7aの端部に溶接されて連結される。この電線12の接続により、分岐銅バー7aは電気的な接続が成されて充電状態となる。こうして充電された分岐ブレーカ接続部7に分岐ブレーカ6が接続される。
尚、図1に示すように、出力端子3に機器を接続する際は、ハウジング10の背部に基台11が取り付けられ、この基台11に主幹ブレーカ5及び分岐ブレーカ6等の機器が係止され固定される。また、電線12の分岐銅バー7aへの接続は、分岐銅バー7aの端部にねじ部を設けてねじにより締着しても良い。
また、図2は分岐銅バー7a、及び後述する第1絶縁壁9aを取り外した状態を示し、図3では各分岐ブレーカ6により分岐された接続先の負荷名称等が記入されるネームプレート15を取り付けた状態を示している。
図4は分岐ブレーカ6と分岐銅バー7aとの接続状態を示す説明図であり、主幹ブレーカ5に加えて2台の分岐ブレーカ6を接続した状態を示している。分岐ブレーカ6は、主幹ブレーカ5と同様に一次側端子61が差込式で形成され、二次側端子62は速結端子で構成されたものが使用される。
こうして、分岐銅バー7aに分岐ブレーカ6が接続されると、分岐ブレーカ6は主幹ブレーカ5を介して切替開閉器1の出力端子3に接続される。
図5は図1の機器を接続した状態の回路構成を示し、出力端子3に主幹ブレーカ5が接続され、分岐ブレーカ接続部7に2つの分岐ブレーカ6が接続された場合の回路を示している。1aは操作ハンドル4の操作で切り替わる切替接点部を示し、漏電遮断器(ELCB)である主幹ブレーカ5が出力端子3に接続され、配線用遮断器(MCCB)である分岐ブレーカ6が分岐ブレーカ接続部7に接続された回路を示している。
尚、第1電源端子2aには、例えば分散電源の1つである蓄電池が接続され、第2電源端子2bには例えば商用電源が図示しない主幹ブレーカを介して接続される。
こうして、分岐銅バー7aに接続された分岐ブレーカ6は、その一次側端子61が主幹ブレーカ5を介して切替開閉器1の出力端子3に接続される。そして、各分岐ブレーカ6に供給される電源は、操作ハンドル4の切替操作で切り替えられる。
尚、図5では、2つの分岐ブレーカ6を接続した状態を示しているが、図1の切替開閉器1は、分岐ブレーカ6のサイズの機器であれば5台接続可能としている。但し、接続される機器は分岐ブレーカ6でなくても良く、プラグイン式の端子を備えた電気機器、例えば感震リレーであっても良い。また、切替接点部1aは単相3線式電路それぞれの極に対応して3組備えられており、操作ハンドル4の操作で出力端子3に接続された3つの接点が切り替えられる。
図6は、速結端子で形成された第2電源端子2bの説明図であり、ハウジング10の側面カバーを外した切替開閉器1の側面図である。図6に示すように、第2電源端子2bは速結端子であり、3つの電線挿入孔21が前後方向に配置されて構成されている。そして、個々の電線挿入孔21の内部に配置された端子金具22が操作ハンドル4の背部に組み込まれた切替接点部1a(図5に示す)に接続されている。
このように、第2電源端子2bを速結端子とすることで、圧着端子を使用することなく電源線を接続できるため、例えば商用電源からの電源線を容易に接続できる。結果、切替開閉器の小型化を図ることができる。
図7〜9は分岐ブレーカ接続部7の構造を示している。図7は分岐銅バー7aと銅バー固定部材13の斜視説明図、図8は図7のA−A線断面説明図、図9は銅バー固定部材13を切替開閉器1のハウジング10への固定形態を示す切替開閉器1の要部正面説明図である。図7〜9に示すように、分岐ブレーカ接続部7を構成する3枚の分岐銅バー7aは、銅バー固定部材13を介して切替開閉器1のハウジング10に連結されて一体化される。尚、図7,8の説明においては、分岐銅バー7aが突出する先端方向を前方、銅バー後部の折り曲げ方向を下方として説明する。
分岐銅バー7aは、分岐ブレーカ6の一次側端子61が接続される銅バー本体16と、銅バー固定部材13に係止する固定部17と、主幹ブレーカと接続する電線12を溶接する溶接部18とを有している。銅バー本体16は、複数の分岐ブレーカ6の接続を可能とする帯状の板体であり、分岐ブレーカ6に挿入される先端部はテーパ面を設けて分岐ブレーカ6の接続をし易くしている。そして、溶接部18は、銅バー本体16の一方の側部に形成されている。
一方、銅バー固定部材13は、分岐銅バー7aを把持する把持部14を有し、3枚の分岐銅バー7aを上下に重ねて把持可能としている。
固定部17は、図7に示すように銅バー本体16の背部を直角に下方に折り曲げて形成され、折り曲げた辺の左右に固定片17aが形成されている。固定片17aは、銅バー本体16に直交する縦方向に幅広に形成されており、この固定片17aが把持部14に把持されて分岐銅バー7aは固定される。
把持部14は、固定片17aを把持する把持爪14a、固定部17の背面に当接する背面当接部14b、銅バー本体16の上面に当接する上面当接部14cを有して構成されている。
把持爪14aは、固定片17aの上下方向の幅に合わせて上下に対を成して配置され、固定部17の左右に形成されている固定片17aを把持するよう、対応する左右に設けられており、1枚の分岐銅バー7aは計4個の把持爪14aにより把持される。
また把持爪14aは、銅バー固定部材13の横方向に配設された棒状のフレーム部13bの上下から前方に突出した腕片13cの先端に形成されている。この腕片13cは、図8に示すようにフレーム部13bの後方に向けて立ち上げ形成され、U字状に折り曲げて形成された湾曲部Bが設けられ、その後前方に突出させている。この先端に把持爪14aが設けられている。
このように形成された把持部14に固定部17が把持されると、把持爪14aにより上下から固定片17aが把持され、同時に固定部17の背面が背面当接部14bに当接し、更に銅バー本体16の後部上面が上部当接部14cに当接し、分岐銅バー7aは、上下方向の回動が阻止され安定した状態で固定される。
図9は銅バー固定部材13を切替開閉器1へ取り付けて、分岐ブレーカ接続部7を形成した状態を示し、ハウジング10の前面カバーを外した状態を示している。銅バー固定部材13は、図9に示すように、切替開閉器1のハウジング10の下部左右に形成された挿入溝10a、10bに、左右端部を合致させて挿入することで、ハウジング10に固定される。挿入溝10a,10bはハウジング10の前後方向に亘り形成されている。
このように、分岐銅バー7aの固定片17aは銅バー本体16と直交する方向、即ち接続する分岐ブレーカ6に直交する方向に形成されているため、幅広に形成されても分岐ブレーカ6の前後方向となるハウジング10の側方への突出量は僅かで済み、省スペースで分岐銅バー7aを固定できる。
また、把持爪14aに弾性を持たせるための腕片13cは、銅バー固定部材13から湾曲部Bを有して形成されているため、分岐ブレーカ6方向への突出量が僅かでも十分な弾性を持たせることができ、省スペースで把持部14を形成することができる。
また、出力端子3と分岐ブレーカ接続部7との間には、図3に示すように第1絶縁壁9aが配置されている。図10は、この第1絶縁壁9aを含む絶縁壁部材9の斜視説明図であり、図10に示すように、第1絶縁壁9aは他の絶縁壁と一体に形成されている。
具体的に、第1絶縁壁9aは分岐銅バー7aの右端に配置される第2絶縁壁9bと、出力銅バー3aの左端に配置される第3絶縁壁9cと、連結部材9d,9eを介して連結されて形成されている。第1絶縁壁9aは出力銅バー3aと分岐銅バー7aとの間の絶縁を確保するため、第2絶縁壁9bは分岐銅バー7aとハウジング10周囲との絶縁を確保するため、第3絶縁壁9cは出力銅バー3aとハウジング10周囲との絶縁を確保するために設けられている。
尚、図4では分岐銅バー7aを露出させるために第2絶縁壁9bを省略している。
こうして連結して一体化することで、3つの絶縁壁9a,9b,9cをハウジング10に同時に組み付けでき、組み付け作業を簡素化できる。尚、絶縁壁部材9は、ハウジング10に銅バー固定部材13が組み付けられる前にハウジング10に取り付けられ、銅バー固定部材13が取り付けられることで、ハウジング10に固定される。
このように、出力端子3とプラグイン式の分岐ブレーカ6を接続する分岐銅バー7aとがハウジング10の一側部である下部に配置されているため、主幹ブレーカ5の一次側端子を出力端子3に接続し、その二次側端子52と分岐銅バー7aとを接続すれば、分岐銅バー7aに接続した分岐ブレーカ6は主幹ブレーカ5を介して切替開閉器1の出力端子3に接続されることになる。よって、切替開閉器1と分岐ブレーカ6との間に主幹ブレーカ5を取り付ける構成を別途銅バーを配設することなく省スペースで実現できる。
また、出力端子3に主幹ブレーカ5が接続され、更にその二次側端子52が分岐銅バー7aに接続されて成るため、分岐ブレーカ6は分岐銅バー7aに接続するだけで主幹ブレーカ5を介して切替開閉器1に接続され、省スペースで切替開閉器1と分岐ブレーカ6の間に主幹ブレーカ5を配置できる。
更に、出力端子3と分岐銅バー7aが隣接して配置されていても、両者の間に第1絶縁壁9aが配置されているため、近接配置しても絶縁距離を確保できる。
尚、主幹ブレーカ5が接続される出力銅バー3aは、ハウジング10の内部で切替接点部1aの図示しない可動接点に接続され、基部がねじ締めされて固定されている。
また上記実施形態では、単相3線式電路の電源を切り替える構成を示しているが、単相2線式の電路を切り替える場合にも適用できる。その場合、電源端子2は2端子で良いし、出力端子3及び分岐銅バー7aも3端子の必要無く2枚の銅バーを取り付ければ良い。
また、一対の電源端子2のうちの一方を速結端子としているが、双方を速結端子で形成しても良く、更に小型化を図ることができる。
1・・切替開閉器、2・・電源端子、3・・出力端子、4・・操作ハンドル、5・・主幹ブレーカ(漏電遮断器)、6・・分岐ブレーカ、7・・分岐ブレーカ接続部、7a・・分岐銅バー(銅バー)、9・・絶縁壁部材、9a・・第1絶縁壁(絶縁壁)、10・・ハウジング、12・・電線(接続手段)、13・・銅バー固定部材、13a・・把持爪、13d・・腕片、16・・銅バー本体、17・固定部、17a・・固定片、18・・溶接部。

Claims (6)

  1. 2系統の電源を接続する一対の電源端子と、出力端子と、前記一対の電源端子のうちの一方を選択して前記出力端子に接続させる操作ハンドルとを有する切替開閉器であって、
    前記出力端子が配置されたハウジングの1側面に、複数の分岐ブレーカのプラグイン式の一次側端子を接続するための銅バーが、前記出力端子とは独立して設けられて成ることを特徴とする切替開閉器。
  2. 前記出力端子には漏電遮断器が接続され、当該漏電遮断器の二次側端子が接続手段を介して前記銅バーに接続されて成ることを特徴とする請求項1記載の切替開閉器。
  3. 前記一対の電源端子のうちの少なくとも一方が速結端子から成ることを特徴とする請求項1又は2記載の切替開閉器。
  4. 前記出力端子と前記銅バーとは隣接して配置され、両端子の間は絶縁壁が配置されて成ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の切替開閉器。
  5. 前記銅バーは、前記ハウジングから側方に突出させた銅バー本体と、前記ハウジングに固定するために前記銅バー本体の後部に設けられた固定部とを有し、
    前記固定部は、前記銅バー本体に対して直交方向に折り曲げ形成されて、折り曲げ方向に幅広に形成された固定片を左右に有する一方、
    前記ハウジングは、前記銅バーを固定するための銅バー固定部材を有し、
    前記銅バー固定部材には、前記固定片を把持する把持部が設けられ、
    前記銅バーが前記把持部に把持されて前記銅バーが前記ハウジングに取り付けられることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の切替開閉器。
  6. 前記把持部は、弾性を有する腕片の先端に前記固定片を把持する把持爪を有して成り、
    前記腕片は湾曲部を有して成ることを特徴とする請求項5記載の切替開閉器。
JP2019022842A 2019-02-12 2019-02-12 切替開閉器 Active JP7229803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019022842A JP7229803B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 切替開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019022842A JP7229803B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 切替開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020137133A true JP2020137133A (ja) 2020-08-31
JP7229803B2 JP7229803B2 (ja) 2023-02-28

Family

ID=72279317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019022842A Active JP7229803B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 切替開閉器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7229803B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131103U (ja) * 1991-05-28 1992-12-02 松下電工株式会社 分電盤のバー受台
JP2004030995A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Matsushita Electric Works Ltd プラグインブレーカ用端子台
JP2007122928A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Matsushita Denko Denro System Kk 回路遮断器
JP2009130941A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力外部入出力装置
JP2014161173A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Mitsubishi Electric Corp 電力供給システム
JP2015154561A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 河村電器産業株式会社 導電バーの支持構造
US20160020053A1 (en) * 2013-03-15 2016-01-21 Schneider Electric USA, Inc. Retractable connector for a single vertical main bus stack panel board motor starter
JP2017123749A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 トヨタホーム株式会社 建物の電力供給システム及び報知装置
JP2017199620A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 河村電器産業株式会社 電源自動切替装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131103U (ja) * 1991-05-28 1992-12-02 松下電工株式会社 分電盤のバー受台
JP2004030995A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Matsushita Electric Works Ltd プラグインブレーカ用端子台
JP2007122928A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Matsushita Denko Denro System Kk 回路遮断器
JP2009130941A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力外部入出力装置
JP2014161173A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Mitsubishi Electric Corp 電力供給システム
US20160020053A1 (en) * 2013-03-15 2016-01-21 Schneider Electric USA, Inc. Retractable connector for a single vertical main bus stack panel board motor starter
JP2015154561A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 河村電器産業株式会社 導電バーの支持構造
JP2017123749A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 トヨタホーム株式会社 建物の電力供給システム及び報知装置
JP2017199620A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 河村電器産業株式会社 電源自動切替装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7229803B2 (ja) 2023-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240153726A1 (en) Snap fit circuit breaker and load center system
JP3113266U (ja) ユニット式分電盤
JP2008029133A (ja) 分電盤
US20120171891A1 (en) Plug
JP3925678B2 (ja) 分電盤の接続導体装置
JP2020024962A (ja) 開閉器及び分電盤
JP7229803B2 (ja) 切替開閉器
JP2008061455A (ja) 4極用ブレーカのプラグイン取付アダプタ
JP2007288963A (ja) プラグイン分電盤
JP6540199B2 (ja) 回路遮断器の端子アダプタ
JP2002110022A (ja) 住宅用分電盤の主幹開閉器
JP7204512B2 (ja) 銅バー取付構造
JP2000243483A (ja) 端子装置および分電盤
JP4501544B2 (ja) 分電盤
WO2011068118A1 (ja) 分岐配線システム
CN111566773B (zh) 配线用断路器的电子式跳闸装置
KR20140118640A (ko) 차단기가 일체로 결합된 콘센트
JP2006149118A (ja) 低圧配電用しゃ断装置
JPH0828182B2 (ja) 漏電遮断器
JP7190923B2 (ja) 住宅用分電盤
JP3125999U (ja) 配電盤
JP7224730B2 (ja) 分電盤
JP6670668B2 (ja) 切替開閉器
JP2002142314A (ja) 分電盤の接続導体装置
JP2015516656A (ja) スイッチング分配器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7229803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150