JP2017199620A - 電源自動切替装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一方で、負荷等の電源を2系統のうちの何れか一方に切り替えるために手動で操作する切替開閉器として特許文献2に記載されたものがある。これは、何れにも接続されない中立位置を備えている。
そのため、手動操作する従来の切替開閉器を大きく変更すること無く、アダプタの接続等で自動切替を可能とすれば、手動での切替機能を生かしつつ自動切替も可能となるし、自動切り替えの為の新たな切替開閉器を製作する必要もないためコストも抑制できる。
この構成によれば、制御したハンドルフック部の動作角度、即ち操作ハンドルの傾倒角度を検知して制御するため、操作ハンドルを操作して切り替えを行う制御を確実に実施できる。一方で、切替開閉部は操作ハンドルを有するためマニュアル操作が可能であり、停電/復電に拘わらず容易に切り替えを実施でき、利便性がよい。
また、操作ハンドルにハンドルフック部を係合させて操作するため、従来の手動操作型の切替開閉器を大きく変更すること無く自動切替が可能であり、低コストでの自動切替を実施できる。
この構成によれば、ハンドルフック部が外れたら、或いはハンドルフック部が外されたら、操作ハンドルオフ位置にハンドルフック部が移動するため、装着操作は必ず切替開閉部がオフ状態で実施でき装着操作し易い。更に、ハンドルフック部が操作ハンドルから外れたら制御を停止するため、誤動作を防止できる。
この構成によれば、第2回路接続端子と第3回路接続端子が銅バー型端子であるため、第3回路接続端子に一次側接続端子がプラグイン式の分岐ブレーカを直接接続できるし、第2回路接続端子に二次側接続端子がプラグイン式の漏電ブレーカを直接接続できる。よって、切替開閉部から分岐ブレーカまで配電路が必要ないし、分散電源が接続される漏電ブレーカから切替開閉部までの配電路も必要なくなり、電源を切り替えるための回路を省スペースで形成できる。
この構成によれば、切替開閉部は専用のハウジングで形成されるため、切替駆動部及び制御部を取り外したら手動の切替開閉器としての使用が可能となり、手動/自動の構成変更を容易に実施できる。
この構成によれば、ハンドルフック部、切替駆動部、及び制御部が一体に構成されていることで、ハウジングからの着脱を容易に実施でき、手動/自動の切り替えを容易に実施できる。
この構成によれば、奥行きのあるモータは切替開閉器のハウジングに収容できるため、切替駆動部をハウジングに組み付けても大きく突出する部位が無いように構成でき、省スペースで組み付けできる。
また、操作ハンドルにハンドルフック部を係合させて操作するため、従来の手動操作型の切替開閉器を大きく変更すること無く自動切替が可能であり、低コストでの自動切替を実施できる。
このように、切替開閉部4は1つのハウジング10で構成され、手動で切り替えが可能な切替開閉器を構成している。
一方、第2及び第3回路接続端子13,14は平坦な起立面に隣接して配置され、それぞれの端子が横長の銅バー型端子で形成されている。何れも、上下方向に3本の銅バー型端子が並べて配置され、上から中性極端子13b、14b,第1電圧極端子13a,14a,第2電圧極端子13c,14cと配置されている。特に、第3回路接続端子14は幅広に形成されて複数の分岐ブレーカ2を隣接して接続できるよう形成されている。
この基台51は、ハウジング10にネジ止めされて固定され、切替駆動制御部は切替開閉部4と一体化される。また、ハウジング10に固定された切替駆動制御部5は、同様にハウジング10にネジ止め固定されたカバー枠56で覆われる。
このように、ハンドルフック部52、切替駆動部50、及び回路収容部55が一体に構成されていることで、ハウジング10からの着脱を容易に実施でき、手動/自動の構成変更を容易に実施できる。
そして、モータ53は組み付けるハウジング10の方向に突出した状態で基台51に組み付けられているが、ハウジング10のモータ53の位置に対応する部位には筒状の凹部10aが形成されており、モータ53の突出部を収納可能としている。
尚、図3の拡大図に示すように、回動片54bには、フォトインタラプタ58に係合して回動片57bの回動角度を認識するための係合片59が取り付けられている。
尚、蓄電池電源電圧センサ64が電圧を検出しない場合は、停電が発生しても電源の切り替えを実施せず、回路開閉スイッチ65は開操作される。
可動接点15は、可動接触子16a、可動接触子16aに接続された可撓導線18を介して第3回路接続端子14の第1電圧極端子14aに接続されている。前方に配置された一方の固定接点17Aaは銅バー7aを介して第1回路接続端子12の第1電圧極端子12aに接続され、後方に配置された他方の固定接点17Baは銅バー7bを介して第2回路接続端子13の第1電圧極端子13a(図2に示す)に接続されている。
そして、上述した第1電圧極の構造と同様に、可動接点15は、可動接触子16b、可撓導線18を介して第3回路接続端子14の中性極端子14bに接続されている。前方に配置された一方の固定接点17Abは銅バー7aを介して第1回路接続端子12の中性極端子12bに接続され、後方に配置された他方の固定接点17Bbは銅バー7bを介して第2回路接続端子13の中性極端子13b(図2に示す)に接続されている。
そして、上述した第1電圧極の端子構造と同様に、可動接点15は可動接触子16c、可撓導線18を介して第3回路接続端子14の第2電圧極端子14cに接続されている。また、前方に配置された一方の固定接点17Acは銅バー7aを介して第1回路接続端子12の第2電圧極端子12cに接続され、後方に配置された他方の固定接点17Bcは銅バー7bを介して第2回路接続端子13の第2電圧極端子13c(図2に示す)に接続されている。
例えば、操作ハンドル11が図4に示す右側(前方)に傾倒されると、可動接触子5は前方の固定接点17Aに接触して第1回路接続端子12と第3回路接続端子14とが接続される。図10は、この接続状態,即ち操作ハンドル11を前方に傾倒した状態のC−C線断面図である。
尚、この制御の際、商用電源回路との接続完了、蓄電池系統回路との接続完了、何れの回路にも接続しない中立状態の何れにあるかは、3個のフォトインタラプタ58の信号を受けて判断がなされる。
また、操作ハンドル11にハンドルフック部52を係合させて操作するため、従来の手動操作型の切替開閉器を大きく変更すること無く自動切替が可能であり、低コストでの自動切替を実施できる。
更に、ハンドルフック部52が外れたら、或いはハンドルフック部52が外されたら、操作ハンドル11のオフ位置にハンドルフック部52が移動するため、操作ハンドル11への装着操作は必ず切替開閉部4がオフ状態で実施でき装着操作し易い。また、ハンドルフック部52が操作ハンドル11から外れたら制御を停止するため、誤動作を防止できる。
加えて、切替開閉部4は専用のハウジングで形成されるため、切替駆動部50及び回路収容部55を組み付けた切替駆動制御部5を取り外したら手動の切替開閉器としての使用が可能となり、自動/手動の切替装置を低コストで作製できる。
また、単相3線式電路の切り替えについて説明したが、上記電源自動切替装置1は三相3線式電路の切り替えに対しても適用できるものである。
更に、分散電源を蓄電池として説明したが、燃料電池等であってもよい。
Claims (6)
- 負荷の電源を商用電源と分散電源との間で切り替える切替開閉部と、切り替えを駆動する切替駆動部と、商用電源の停電/復電を監視して前記切替駆動部を制御する制御部とを有して、商用電源に停電が発生したら前記負荷の電源を分散電源に切り替え、復電したら商用電源に切り替える電源自動切替装置であって、
前記切替開閉部は、手動で電源の切り替えを行うための操作ハンドルを有する一方、
前記切替駆動部は、前記操作ハンドルに係合して当該操作ハンドルを操作して電源の切り替えを行うハンドルフック部を有し、
更に前記ハンドルフック部の動作角度を検出する角度検知手段を有し、
前記制御部は、前記角度検知手段から入手する前記ハンドルフック部の角度情報を基に前記操作ハンドルを制御することを特徴とする電源自動切替装置。 - 前記ハンドルフック部の前記操作ハンドルへの係脱を検出する係脱検知手段を有し、
前記制御部は、前記係脱検知手段の情報を基に、前記ハンドルフック部が前記操作ハンドルから外れたら、前記ハンドルフック部を操作ハンドルオフ位置となる中立位置に移動させて自動切替制御を停止することを特徴とする請求項1記載の電源自動切替装置。 - 前記切替開閉部は、商用電源が接続される第1回路接続端子と、分散電源が接続される第2回路接続端子と、負荷が接続される第3回路接続端子とを有し、
前記第2回路接続端子及び前記第3回路接続端子が、漏電ブレーカ或いは分岐ブレーカのプラグイン式の端子の接続を可能とする銅バー型端子であることを特徴とする請求項1又は2記載の電源自動切替装置。 - 前記切替開閉部は、前記切替駆動部及び前記制御部と分離可能なハウジングに組み付けられ、
前記ハウジングの上面に前記操作ハンドル、前面側に前記第1回路接続端子、背面に前記第2回路接続端子及び第3回路接続端子が配置されてなり、
前記切替駆動部及び前記制御部は、前記ハウジングの側部に組み付けられて成ることを特徴とする請求項3記載の電源自動切替装置。 - 前記ハンドルフック部、前記切替駆動部及び前記制御部は一体に形成され、前記ハウジングに取り外し可能に組み付けられて成ることを特徴とする請求項4記載の電源自動切替装置。
- 前記切替駆動部はモータを具備し、前記ハウジングには、前記モータの少なくとも一部を収容する凹部が形成されて成ることを特徴とする請求項4又は5記載の電源自動切替装置。
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JP2020137133A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | 河村電器産業株式会社 | 切替開閉器 |
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JPH11232990A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-27 | Nitto Electric Works Ltd | ブレーカーのハンドル操作装置 |
JP2015195088A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日東工業株式会社 | 切替開閉器 |
JP2016039755A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 日東工業株式会社 | 住宅用分電盤 |
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