JP2009200103A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲート電極起因の容量を低減し、かつ製造工程における熱酸化に起因する結晶欠陥の発生が抑制できる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】第1導電型の半導体層と、前記第1導電型の半導体層の表面付近に形成された第2導電型の半導体領域と、前記第2導電型の半導体領域の上部に選択的に設けられた第1導電型の半導体領域と、前記第1導電型の半導体領域から前記第2導電型の半導体領域を貫通して前記第1導電型の半導体層に至るまで穿設されたトレンチと、前記トレンチの内壁に沿って設けられたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の内側空間に充填された導電体と、を備え、前記導電体は、前記トレンチ内で絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、大電力の制御などに用いられるトレンチゲート型のMOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタ構造を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、省エネルギー化などの要求から、高効率な半導体装置が求められている。そのため、電力制御用の半導体装置として用いられている、パワーMOSFET(Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのMOS型トランジスタにおいても、素子の導通損失の低減、すなわち「オン抵抗」の低減による高効率化が求められている。そこで、セルの微細化によるオン抵抗の低減が図られ、素子構造に「トレンチゲート構造」を採用することで、チャネル幅を稼ぎ、大幅な微細化が実現できるようになった(特許文献1参照)。
ここで、トレンチゲート構造のMOSFETで構成されるIGBTの構成例を図23に示す。
図23に示すIGBTにおいては、単結晶珪素からなるp型半導体基板231の主面231a上に、n型半導体層232及びn型半導体層233が、この順に設けられている。これらのp型半導体基板231、n型半導体層232及びn型半導体層233は、コレクタ領域を形成する。また、n型半導体層233の主面233aの上部には、チャネル形成領域として使用されるp型半導体領域234が設けられ、さらに、p型半導体領域234の主面234aには、ソース領域としてn型半導体領域235が設けられている。そして、n型半導体領域235の上面からp型半導体領域234を貫通してn型半導体層233に至る溝(トレンチ)236が穿設されている。トレンチ236の内側壁にはゲート絶縁膜237が形成され、さらに、ゲート絶縁膜237の内側に、ゲート電極238が形成されている。n型半導体層233の主面233aの周辺領域上には、ゲート電極238と一体化されたゲート引出用電極(図示せず)が形成されている。ゲート電極238の上部は、保護膜239によって被覆され、さらに、ゲート電極238の上部を含むn型半導体層233の主面233a上の全面に層間絶縁膜240が設けられている。そして、層間絶縁膜240に設けた接続孔(図示せず)に、エミッタ配線及びゲート配線(図示せず)が形成され、さらに、最終保護膜(図示せず)が形成される。また、最終保護膜には、ボンディング開口(図示せず)が形成され、また、p型半導体基板231の裏面にコレクタ電極を形成することにより、トレンチゲート構造のMOSFETを有するIGBTがほぼ完成する。
このように構成されたトレンチゲート構造のMOSFETは、半導体層の主面上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成したMOSFETに比べて占有面積を縮小できるので、IGBTの小型化及び低オン抵抗化を図ることができる。
特開2003−101019号公報
しかし、このようなトレンチゲート構造のMOSFETには、図24及び図25に等価回路を示すように、寄生容量〔CGC(ゲートコレクタ間容量),CGE(ゲートエミッタ間容量)〕が存在する。この寄生容量は、ゲート充電電荷QGに起因するもので、入力容量Ciss(=CGC+CGE)と帰還容量Crss(=CGC)は高速動作の妨げとなる。
また、図26にゲート充電電荷QGとゲート電圧VGの例を示す通り、このようなトレンチゲート構造のMOSFETでは、ゲート駆動電圧15Vにおいてゲート充電電荷はQG557nC程度である。
さらに、図27にターンオフ特性を示すとおり、ゲート充電電荷QGの放出時間は電力損失となり、高温動作において、特に障害となる。
また、トレンチゲート構造を形成する多結晶珪素は、単結晶珪素である基板半導体に比べて熱酸化速度が速く、保護膜形成の熱酸化の際に、体積膨張に伴う応力が生じて、基板半導体に結晶欠陥を発生させ易い。
そこで、本発明の目的は、ゲート電極起因の容量を低減し、かつ製造工程における熱酸化に起因する結晶欠陥の発生が抑制できる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の半導体装置は、第1導電型の半導体領域から前記第2導電型の半導体領域を貫通して前記第1導電型の半導体層に至るまで穿設されたトレンチの内側に、ゲート電極を構成する導電体を絶縁膜を挟んで分割された断面構造にすることによって、ゲート電極に起因する容量を低減する。また、製造工程中の熱酸化時に、導電体(ゲート電極)を構成する多結晶珪素の内部を空洞の状態にすることにより、熱酸化の際の体積膨張に伴う、基板への応力を内部に逃がす。
本発明の半導体装置は、トレンチ内で、多結晶珪素で構成されるゲート電極(導電体)が分割された断面構造を有するため、しきい値電圧、オン電圧は変えずに、ゲート電極に起因する容量を低減することができる。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、トレンチ内で、ゲート電極を構成する多結晶珪素を異方性エッチング処置にて分割し、チャネル側壁には多結晶珪素を残して、しきい値電圧、オン電圧は変えずに、チャネル側壁以外の多結晶珪素を除去することにより、ゲート電極に起因する容量を低減することができる。また、製造工程において、ゲート電極を構成する多結晶珪素の内部を空洞にすることにより、熱酸化の際の体積膨張に伴う、基板への応力を、内部に逃がすことが可能となり、ゲート保護膜形成時の応力起因の結晶欠陥を発生し難くすることができる。
以下、本発明の半導体装置及びその製造方法について、トレンチゲート構造を有するnチャネル型MOSFETを有するIGBTを例として説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置Sの要部断面を示す模式断面図である。この半導体装置Sは、トレンチゲート構造を有するnチャネル型MOSFETを使ったIGBTである。
図1に示す半導体装置Sは、単結晶珪素からなるp型半導体基板1の表面1aの上に、n型半導体層(第2導電型の半導体層)2及びn型半導体層(第1導電型の半導体層)3が、この順に形成されている。半導体装置Sにおいて、これらのp型半導体基板1、n型半導体層2及びn型半導体層3は、コレクタ領域を形成する。
また、n型半導体層3の表面3aには、チャネル形成領域として使用されるp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4が設けられている。さらに、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の上部の主面4aには、エミッタ領域としてn型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5が、所定の箇所に選択的に設けられている。
そして、n型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5の上面からp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を貫通してn型半導体層(第1導電型の半導体層)3に至るトレンチ(溝)6が穿設されている。
このトレンチ6は、内底面6aと内側面6bを連絡する下肩部6cが、トレンチ6の内側に曲率中心を有する曲面状の断面を成すように形成されている。そして、トレンチ6の内壁(内側面6b及び内底面6a)に沿って、ゲート絶縁膜7(7a,7b,7c)が形成されている。そして、ゲート絶縁膜7の内側空間には、ゲート保護膜9及び層間絶縁膜10を挟んで、分割された断面構造を有するゲート電極(導電体)8a,8bが形成されている。ゲート保護膜9及び層間絶縁膜10は、n型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5の上部に延設され、層間絶縁膜10は、断面T字状に形成され、ゲート保護膜9は、その層間絶縁膜10を挟む断面が逆Ω状の形状に形成されている。
本発明の半導体装置1は、このトレンチ6の内部に、ゲート保護膜9及び層間絶縁膜10を挟んで、分割された断面構造を有するゲート電極(導電体)8a,8b以外に他の導電体は存在しない構造を有するものである。これによって、分割された導電体以外の導電体(フローティング含む)に起因する容量の増加を防止することができる。
この半導体装置Sにおいて、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の底面4bは、トレンチ6の下肩部6cより浅いことが望ましい。すなわち、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の底面4b(n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の主面3a)は、トレンチ6の内底面6aと内側面6bを連絡する下肩部6cよりも上に位置するように形成される。ここで、半導体装置Sのしきい値電圧Vthは、トレンチ6の側壁に沿ったp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の長さ(厚さ:主面4aから底面4bまでの距離D1)に依存する。トレンチ6の側壁に沿ったp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の厚さ(厚さ:主面4aから底面4bまでの距離)D1は、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面4aからトレンチ6の下肩部6cまでの距離D2に対して、D2>D1>D2/2の関係にあることが好ましい。トレンチ6の側壁に沿ったp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の厚さ(厚さ:主面4aから底面4bまでの距離)D1が、トレンチ6の下肩部6cと同じ深さまたは深くなっている場合、すなわち、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面4aから底面4bまでの距離D1が、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面4aからトレンチ6の下肩部6cまでの距離D2に対して、D1<D2/2である場合、Vth、特に微小Idで定義されるVthは曲部の形状などに影響され、Vthのウエーハ内(チップ毎)のばらつきが大きくなる可能性がある。また、D1<D2/2の場合、空乏層の広がり方に影響しトレンチ6の側壁での電界集中を招く虞がある。
そして、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4は、トレンチ6の下肩部6cより0.1μm以上浅い、すなわち、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面4aから底面4bまでの距離D1は、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面4aからトレンチ6の下肩部6cまでの距離D2よりも0.1μm以上短い(D1<D2−0.1μm)ことが望ましい。
さらに、ゲート電極8a,8bの上部を含むp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面4aの上部及び層間絶縁膜10の全面に、金属配線11(エミッタ配線及びゲート配線)が形成され、さらに、その上に、最終保護膜(図示せず)が形成される。また、最終保護膜には、ボンディング開口(図示せず)を形成し、また、p型半導体基板1の裏面にコレクタ電極を形成することにより、トレンチゲート構造のMOSFETを有するIGBTがほぼ完成する。
この半導体装置Sにおいて、トレンチ6内で、多結晶珪素で構成されるゲート電極(導電体)が分割された断面構造を有するため、しきい値電圧、オン電圧は変えずに、ゲート電極に起因する容量を低減することができる。さらに、トレンチ6の内部に、ゲート保護膜9及び層間絶縁膜10を挟んで、分割された断面構造を有するゲート電極(導電体)8a,8bを有し、さらに、このゲート電極(導電体)8a,8b以外に他の導電体は存在しない構造を有するものである。これによって、分割された導電体以外の導電体(フローティング含む)に起因する容量の増加を防止することができる。D2>D1>D2/2とすることによって、しきい値電圧Vthのばらつきが抑制され、さらに、トレンチ6の側壁での電界集中を防止できる。そのため、特性の安定化、耐圧リークを防止できる。
本発明の半導体装置は、下記の工程(a)〜(d)を含む方法によって製造することができる。
(a)第1導電型の半導体層の表面付近に第2導電型の半導体領域を形成する工程と、
(b)前記第2導電型の半導体領域の上部に第1導電型の半導体領域を選択的に形成する工程と、
(c)前記第1導電型の半導体領域から第2導電型の半導体領域を貫通して第1導電型の半導体層に至るトレンチを形成する工程と、
(d)前記トレンチの内壁に沿ってゲート絶縁膜を形成する工程と、
(e)前記ゲート絶縁膜の内側空間に絶縁膜を介して分割された断面構造を有する導電体を異方性エッチングによって形成する工程
この方法の工程(a)、工程(b)、および工程(c)〜工程(e)において、トレンチ6の周辺領域を形成する工程(c)〜工程(e)と、第2導電型の半導体領域4を形成する工程(a)と、第1導電型の半導体領域5を形成する工程(b)とは、各工程を行う順序は、特に制限されない。例えば、工程(a)→工程(b)→工程(c)〜工程(e)の順、工程(c)〜工程(e)→工程(a)→工程(b)の順、工程(a)→工程(c)〜工程(e)→工程(b)の順のいずれの順序で行ってもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の半導体装置の製造方法に係る第2実施形態について説明する。
この第2実施形態では、デバイス作成順序として、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4と、n型半導体領域(第2導電型の半導体領域)5とを先に形成して、トレンチ6を後に形成する方法を説明する。
図2〜図13は、本発明の半導体装置のチャネル領域及びソース領域の製造工程を表す模式断面図である。
なお、以下に説明する工程の前に、p型半導体基板1、p型半導体基板1の表面1aの上に、n型半導体層(第2導電型の半導体層)2及びn型半導体層(第1導電型の半導体層)3を、この順に、予め、例えば、エピタキシャル成長法によって形成する工程が行われているものとする。
(工程(a))
図2に示すように、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3に、イオン打込み用スルー膜として、膜厚20nm程度の酸化膜12を形成する。n型半導体層(第1導電型の半導体層)3に酸化膜12を形成する処理は、乾燥酸素雰囲気下または酸素と水素の混合雰囲気下、800℃程度の温度で熱処理することによって行うことができる。
(工程(b))
次に、チャネル領域としてp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を形成するために、イオン打込みによりn型半導体層(第1導電型の半導体層)3の酸化膜12の全面にp型不純物(例えば、ボロン)を導入する。
さらに、熱処理により、p型不純物の拡散を行って、図3に示すように、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の主面3a上に、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を形成する(工程(b))。このとき、熱処理は、1000℃〜1200℃程度の窒素ガス雰囲気中で30分〜180分程度行う。
次に、図4に示すように、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の上に、n型半導体領域(第2導電型の半導体領域)5に応じたパターンに形成されたホトレジスト13を積層し、このホトレジスト13をマスクとして用いて、イオン打込みによりn型不純物(例えば、アルシン)を選択的に導入する。その後、ホトレジスト13を除去し、さらに、熱処理して、図5に示すように、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4に、ソース領域として選択的にn型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5を形成する(工程(b))。このとき、熱処理は1000℃程度の窒素雰囲気で300分程度行う。
(工程(c)〜工程(e))
さらに、n型半導体領域(第2導電型の半導体領域)5に、エッチングによりトレンチ6を穿設した(工程(c))後、図6に示すように、絶縁膜7Aを形成する(工程(d))。このとき、トレンチ6の内底面6aは、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の底面4bよりも深くなるように穿設される。エッチングによるトレンチの形成は、ドライエッチング等の異方性エッチングによって行うことができる。
また、絶縁膜7Aは、トレンチ6の内面(内側面6b及び内底面6a)と、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の上面およびn型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5の上面とを被覆するように形成される。この絶縁膜7Aの形成は、熱酸化またはCVD法によって行うことができる。
次に、多結晶珪素をCVD法にて成膜して、図7に示すように、絶縁膜7A(p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の上面およびn型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5の上面の絶縁膜、ならびにトレンチ6の内底面6a及び内側面6bの絶縁膜)の上に、多結晶珪素膜8Aを形成する。これによって、トレンチ6の内部に、多結晶珪素膜8Aで囲まれた空洞14が形成される。多結晶珪素膜8Aの厚さは、10nm〜1500nm程度である。
さらに、図8に示すように、多結晶珪素膜8Aを異方性エッチングによりエッチバックする。p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の主面の多結晶珪素膜8Aを異方性エッチングする際に、トレンチ6底部の多結晶珪素膜8Aも同時に除去できるため、工程数を増やさずに、トレンチ6の内部の多結晶珪素膜8Aを分割して、ゲート電極8a,8bを形成できる。このとき、多結晶珪素膜8Aの異方性エッチングは、ドライエッチング等の方法によって行うことができる。
次に、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4およびn型半導体領域(第2導電型の半導体領域)5の上面(主面上)の絶縁膜7Aを除去して、熱酸化によりn型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上のゲート保護膜9と、トレンチ6の内側のゲート絶縁7(7a,7b,7c)を形成する。ゲート保護膜9は、800〜1000℃の熱酸化により形成することができる。さらに、層間絶縁膜10および金属配線10を形成して、図1に示す断面構造を形成することができる。さらに、その上に、最終保護膜(図示せず)が形成される。また、最終保護膜には、ボンディング開口(図示せず)が形成され、また、p型半導体基板1の裏面にコレクタ電極を形成することにより、トレンチゲート構造のMOSFETを有するIGBTをほぼ完成することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の半導体装置の製造方法に係る第3実施形態について説明する。
この第3実施形態では、デバイス作成順序として、トレンチ6を先に形成して、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4と、n型半導体領域(第2導電型の半導体領域)5を後に形成する方法を説明する。なお、第2実施形態と同様に、以下に説明する工程の前に、p型半導体基板1、p型半導体基板1の表面1aの上に、n型半導体層(第2導電型の半導体層)2及びn型半導体層(第1導電型の半導体層)3を、この順に、予め、例えば、エピタキシャル成長法によって形成する工程が行われているものとする。
図9〜図14は本発明の半導体装置のチャネル領域及びソース領域製造工程を表す工程断面図である。
((工程(c)〜工程(e))
図9に示すように、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3に、エッチングによってトレンチ6を穿設する。このとき、トレンチ6の内底面6aは、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の底面4bよりも深くなるように穿設される。エッチングによるトレンチの形成は、ドライエッチング等の異方性エッチングによって行うことができる。
また、絶縁膜7Aは、トレンチ6の内面(内側面6b及び内底面6a)と、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上面とを被覆するように形成される。この絶縁膜7Aの形成は、熱酸化またはCVD法によって行うことができる。
次に、多結晶珪素をCVD法にて成膜して、図10に示すように、絶縁膜7Aの上に、多結晶珪素膜8Aを形成する。これによって、トレンチ6の内部に、多結晶珪素膜8Aで囲まれた空洞14が形成される。多結晶珪素膜8Aの厚さは、10nm〜1500nm程度である。
そして、図11に示すように、多結晶珪素膜8Aを異方性エッチングによりエッチバックする。このとき、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の主面3aの上の多結晶珪素膜8Aを異方性エッチングする際に、トレンチ6底部の多結晶珪素膜8Aも同時に除去できるため、工程数を増やさずに、トレンチ6の内部の多結晶珪素膜8Aを分割して、ゲート電極8a,8bを形成できる。多結晶珪素膜8Aの異方性エッチングは、ドライエッチング等の方法によって行うことができる。
(工程(a))
次に、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上面(主面3a)の上の絶縁膜7Aの一部を除去して、熱酸化する。これによって、図12に示すように、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上のゲート保護膜9aと、トレンチ6の内側のゲート絶縁膜7(7a,7b,7c)を形成することができる。ゲート保護膜9は、800〜1000℃の熱酸化によりゲート電極8a,8bの内側に形成することができる。そして、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上のゲート保護膜9aをスルー膜としてn型半導体層(第1導電型の半導体層)3の全面にイオン打込みによりp型不純物(例えばボロン)を導入する。このとき、スルー膜としては、別途、CVD酸化膜を用いてもよい。
次に、熱処理によりp型不純物の拡散を行い、図14に示すように、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を形成する。
(工程(b))
そして、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の上に、n型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5に応じたパターンに形成されたホトレジスト13を積層し、このホトレジスト13をマスクとして用いて、イオン打込みによりn型不純物(例えば、アルシン)を選択的に導入する。その後、ホトレジスト13を除去する。さらに、熱処理して、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4に、ソース領域として選択的にn型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5を形成する。このとき、熱処理は1000℃〜1200℃程度の窒素ガス雰囲気中で30分〜180分程度行う。
さらに、層間絶縁膜10および金属配線11を形成して、図1に示す断面構造を形成することができる。
次に、その上に、最終保護膜(図示せず)が形成される。また、最終保護膜には、ボンディング開口(図示せず)が形成され、また、p型半導体基板1の裏面にコレクタ電極を形成することにより、トレンチゲート構造のMOSFETを有するIGBTをほぼ完成することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の半導体装置の製造方法に係る第4実施形態について説明する。
この第4実施形態では、デバイス作成順序として、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を先に形成して、次にトレンチ6を形成した後、n型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5を形成する方法を説明する。なお、第2実施形態と同様に、以下に説明する工程の前に、p型半導体基板1、p型半導体基板1の表面1aの上に、n型半導体層(第2導電型の半導体層)2及びn型半導体層(第1導電型の半導体層)3を、この順に、予め、例えば、エピタキシャル成長法によって形成する工程が行われているものとする。
図15〜図21は、本発明の半導体装置のチャネル領域及びソース領域製造工程を表す工程断面図である。
(工程(a))
まず、図1に示すように、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3に、イオン打込み用スルー膜として、膜厚20nm程度の酸化膜12を形成する。n型半導体層(第1導電型の半導体層)3に酸化膜12を形成する処理は、乾燥酸素雰囲気下または酸素と水素の混合雰囲気下、800℃程度の温度で熱処理することによって行うことができる。
次に、チャネル領域としてp型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を形成するために、イオン打込みによりn型半導体層(第1導電型の半導体層)3の酸化膜12の全面にp型不純物(例えば、ボロン)を導入する。
さらに、熱処理により、p型不純物の拡散を行って、図16に示すように、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4を形成する。このとき、熱処理は、1000℃〜1200℃程度の窒素ガス雰囲気中で30分〜180分程度行う。
((工程(c)〜工程(e))
さらに、n型半導体領域(第2導電型の半導体領域)5に、エッチングによりトレンチ6を穿設した後、図17に示すように、絶縁膜7Aを形成する。このとき、トレンチ6の内底面6aは、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の底面4bよりも深くなるように穿設される。エッチングによるトレンチの形成は、ドライエッチング等の異方性エッチングによって行うことができる。
次に、多結晶珪素をCVD法にて成膜して、図18に示すように、トレンチ6の内底面6a及び内側面6b、さらにトレンチ6の内部に空洞14を有する多結晶珪素膜8Aを形成する。このとき、多結晶珪素膜8Aの厚さは、10nm〜1500nm程度である。
そして、多結晶珪素膜8Aを異方性エッチングによりエッチバックする。このとき、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の主面3aの上の多結晶珪素膜8Aを異方性エッチングする際に、トレンチ6底部の多結晶珪素膜8Aも同時に除去できるため、工程数を増やさずに、図19に示すように、トレンチ6の内部の多結晶珪素膜8Aを分割して、ゲート電極(導電体)8a,8bを形成できる。多結晶珪素膜8Aの異方性エッチングは、ドライエッチング等の方法によって行うことができる。
そして、次に、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上面(主面3a)の上の絶縁膜7Aの一部を除去して、熱酸化する。これによって、図20に示すように、n型半導体層(第1導電型の半導体層)3の上のゲート保護膜9aと、トレンチ6の内側のゲート絶縁膜7(7a,7b,7c)を形成することができる。
(工程(a))
次に、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4の上に、n型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5に応じたパターンに形成されたホトレジスト13を積層し、このホトレジスト13をマスクとして用いて、イオン打込みによりn型不純物(例えば、アルシン)を選択的に導入する。その後、ホトレジスト13を除去する。さらに、熱処理して、p型半導体領域(第2導電型の半導体領域)4に、ソース領域として選択的にn型半導体領域(第1導電型の半導体領域)5を形成する。このとき、熱処理は1000℃〜1200℃程度の窒素ガス雰囲気中で300分程度行う。
さらに、層間絶縁膜10および金属配線11を形成して、図1に示す断面構造を形成することができる。
次に、その上に、最終保護膜(図示せず)が形成される。また、最終保護膜には、ボンディング開口(図示せず)が形成され、また、p型半導体基板1の裏面にコレクタ電極を形成することにより、トレンチゲート構造のMOSFETを有するIGBTをほぼ完成することができる。
以上の第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態の製造方法においては、第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程で行う熱酸化を、多結晶珪素からなるゲート電極(導電体)の内側を空洞の状態で行うことができる。そのため、熱酸化の際の体積膨張に伴う、基板への応力を、内部に逃がすことが可能となり、同時に、ゲート電極に起因する容量を低減することができる。そのため、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置は、図22に例示するように、ゲート電圧VGに対するゲート充電電荷QGを減少させることができる。また、第2導電型の半導体領域を形成する工程(a)を、トレンチを形成する工程(c)よりも先に行う場合、ゲート絶縁膜を形成する工程(d)の際、およびその前に行う犠牲酸化膜の形成の際に第2導電型の半導体領域中のp型不純物(例えば、ボロン)が酸化膜中に吸出され、トレンチ側壁のp型不純物(例えば、ボロン)濃度が低くなり、低Vth化できる利点がある。
前記の第1の実施形態、第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態においては、nチャネル型MOSFETを有するIGBTの例について説明したが、本発明の半導体装置は、nチャネル型MOSFETを有するIGBTに限定されず、pチャネルMOSFETを使ったIGBT、また、前記の実施形態におけるP+基板をN+基板に置き換えた通常のnチャネルMOSFET、及びpチャネルMOSFETも、本発明の範囲に含まれることはもちろんである。すなわち、pチャネルMOSFETを使ったIGBTについては、前記説明の半導体伝導型のnとpが入れ替わるのみで同様である。また、P+基板をN+基板に置き換えた通常のnチャネルMOSFET、及びpチャネルMOSFETについても同様である。
第1実施形態に係る半導体装置の模式断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する要部断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置におけるゲート電圧VGに対するゲート充電電荷QGを示すグラフである。 従来のトレンチゲート構造のMOSFETの構造例を示す模式断面図である。 従来のトレンチゲート構造のMOSFETに存在する寄生容量を示す模式図である。 従来のトレンチゲート構造のMOSFETにおけるトランジスタ及びその寄生容量の等価回路図である。 従来のトレンチゲート構造のMOSFETにおけるゲート電荷QGに対するゲート電圧VGを示すグラフである。 従来のトレンチゲート構造のMOSFETにおけるゲート電圧VG、電流IG、コレクタ電圧VCE、電流ICEのターンオフ波形を示すグラフである。
符号の説明
1 P型半導体基板
2 n型半導体層
3 n型半導体層(第1導電型の半導体層)
4 p型半導体(チャネル)領域(第2導電型の半導体領域)
5 n型半導体(ソース)領域(第1導電型の半導体領域)
6 トレンチ
7 ゲート絶縁膜
8a,8b ゲート電極(導電体)
9,9a ゲート保護膜
10 層間絶縁膜
11 金属配線
12 ホトレジスト
13 イオン打込みスルー膜

Claims (8)

  1. 第1導電型の半導体層と、
    前記第1導電型の半導体層の表面付近に形成された第2導電型の半導体領域と、
    前記第2導電型の半導体領域の上部に選択的に設けられた第1導電型の半導体領域と、
    前記第1導電型の半導体領域から前記第2導電型の半導体領域を貫通して前記第1導電型の半導体層に至るまで穿設されたトレンチと、
    前記トレンチの内壁に沿って設けられたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜の内側空間に充填された導電体と、
    を備え、
    前記導電体は、前記トレンチ内で絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2導電型の半導体領域の底面は、前記トレンチの底面と側面の間を連絡する下肩部より上に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2の半導体領域は、前記トレンチの下肩部より0.1μm以上浅いことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    第1導電型の半導体層の表面付近に第2導電型の半導体領域を形成する工程と、
    前記第2導電型の半導体領域の上部に第1導電型の半導体領域を選択的に形成する工程と、
    前記第1導電型の半導体領域から第2導電型の半導体領域を貫通して第1導電型の半導体層に至るトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内壁にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の内側空間に絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有する導電体を異方性エッチングによって形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    第1導電型の半導体層の表面付近に第2導電型の半導体領域を形成する工程と、
    前記第2導電型の半導体領域の上部に第1導電型の半導体領域を選択的に形成する工程と、
    前記第1導電型の半導体領域から第2導電型の半導体領域を貫通して第1導電型の半導体層に至るトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内壁にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の内側空間に絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有する導電体を異方性エッチングによって形成する工程と、
    を、この順で行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    第1導電型の半導体層にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内壁にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の内側空間に絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有する導電体を異方性エッチングによって形成する工程と、
    前記第1導電型の半導体層の上部に、前記の工程で形成されたトレンチに連続して、内側にゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の内側空間に絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有する導電体を有するトレンチを備えた第2導電型の半導体領域を形成する工程と、
    前記第2導電型の半導体領域の上部に第1導電型の半導体領域を選択的に形成する工程と、
    を、この順で行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    第1導電型の半導体層の表面付近に第2導電型の半導体領域を形成する工程と、
    前記第2導電型の半導体領域から前記第1導電型の半導体層に至るトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチの内側にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の内側空間に絶縁膜を挟んで分割された断面構造を有する導電体を異方性エッチングによって形成する工程と、
    前記第2導電型の半導体領域の上部に第1導電型の半導体領域を選択的に形成する工程と、
    を、この順で行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2導電型の半導体領域の底面を、前記トレンチの底面と側面の間を連絡する下肩部より上に位置するように形成することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
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