JP2009199961A - キー入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キー釦の操作性が良く、且つ効率良く発電できるキー入力装置を提供する。
【解決手段】 接点部5が下部側に設けられたキー支持部材3と、このキー支持部材3に上下方向に移動可能に保持されて押圧操作によって接点部5に接離可能に接触するキー釦2と、このキー釦2の動作に応じて磁石18がコイル19に対し相対的に移動することによりコイル19に電磁誘導起電力を発生させる発電部17とを備えた。従って、キー釦2を押圧操作すると、キー釦2が下側に移動して接点部5を導通させると共に、このキー釦2の動作に応じて発電部17の磁石18がコイル19に対し相対的に移動してコイル19に電磁誘導起電力を発生させる。また、キー釦2が元の位置に戻る際にも、磁石18がコイル19に対し逆方向に相対的に移動してコイル19に電磁誘導起電力を発生させる。このため、キー釦2の操作性が良く、発電部17で効率良く発電できる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子機器に用いられるキー入力装置に関し、更に詳しくは発電機能を有するキー入力装置に関する。
従来、押圧操作によって発電をする発電装置には、特許文献1に記載されているように、可撓性を有する圧電素子と、この圧電素子を屈曲自在に支持する支持部材と、座屈ばねとを有し、圧電素子が指で押されて座屈ばねが座屈変形する際、およびこの座屈ばねが元の形状に戻る際に、圧電素子が屈曲変形して発電するように構成されたものが知られている。
特開2006−262575
このような従来の発電装置は、キー入力装置の各キー釦として採用することにより、発電機能付きキー入力装置として使用した場合、各キー釦に対応する圧電素子が屈曲変形して発電する構成であるから、発電効率が悪く、十分な発電能力が得られないばかりか、座屈ばねが座屈変形する構成であるから、キー釦の操作性が悪いという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、キー釦の操作性が良く、且つ効率良く発電することができるキー入力装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、接点部が下部側に設けられたキー支持部材と、このキー支持部材に上下方向に移動可能に保持されて押圧操作によって前記接点部に接離可能に接触するキー釦と、このキー釦の動作に応じて磁石がコイルに対し相対的に移動することにより前記コイルに電磁誘導起電力を発生させる発電部とを有することを特徴とするキー入力装置である。
請求項2に記載の発明は、前記発電部が、前記キー釦のみに組み込まれていることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置である。
請求項3に記載の発明は、前記キー釦が、前記キー支持部材に上下方向に移動可能に保持される筒状の釦本体部と、この筒状の釦本体部内に上下方向に移動可能に取り付けられ且つ前記キー釦が押し下げられて前記接点部に接触した際に前記釦本体部に対し相対的に移動するスライダ部とを有しており、前記発電部は、前記コイルが前記釦本体部内に設けられ、前記磁石が前記スライダ部に設けられて前記コイルに対し相対的に移動することにより前記コイルに電磁誘導起電力を発生させることを特徴とする請求項2に記載のキー入力装置である。
請求項4に記載の発明は、前記発電部の前記磁石が前記キー釦に設けられ、前記発電部の前記コイルが前記キー支持部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置である。
請求項5に記載の発明は、前記キー釦が、筒状の釦本体部を有しており、前記キー支持部材は、前記キー釦の前記釦本体部を上下方向に移動可能に保持するガイド支持部を有しており、前記発電部は、前記コイルが前記キー支持部材の前記ガイド支持部の外周に設けられ、前記磁石が前記キー釦の前記釦本体部内に設けられて前記キー釦の動作に応じて前記コイルに対し相対的に移動することにより前記コイルに電磁誘導起電力を発生させることを特徴とする請求項4に記載のキー入力装置である。
請求項6に記載の発明は、前記発電部が、磁性材料からなるコアを備え、このコアの両側の先端部が互いに対向し、この対向する両側の先端部間に対応する箇所に前記磁石が挿脱可能に移動すると共に、前記コアの両側の各先端部が前記磁石の両極に対応し、この状態で前記コアが前記キー釦の移動方向に対し直交する方向に配置され、このコアに前記コイルが巻き付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキー入力装置である。
請求項7に記載の発明は、前記コイルが、前記磁石の一方の磁極に対応する前記コアの一方の先端部に巻き付けられた第1コイル部と、前記磁石の他方の磁極に対応する前記コアの他方の先端部に巻き付けられた第2コイル部とを備えていることを特徴とする請求項6に記載のキー入力装置である。
請求項8に記載の発明は、前記発電部が、前記磁石に対しその移動方向に沿って前記コイルを複数個備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のキー入力装置。
請求項9に記載の発明は、前記発電部が、前記キー釦の移動方向に沿って複数個設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のキー入力装置である。
この発明によれば、キー釦を押圧操作すると、キー釦が下側に移動して接点部を導通させることができると共に、このキー釦の動作に応じて発電部の磁石がコイルに対し相対的に移動し、この磁石の相対的な移動によってコイルに電磁誘導起電力を発生させて発電することができ、また押圧操作されたキー釦が元の位置に戻る際にも、そのキー釦の動作に応じて発電部の磁石がコイルに対し上記と逆方向に相対的に移動し、この磁石の逆方向への相対的な移動によってもコイルに電磁誘導起電力を発生させて発電することができる。このため、キー釦を押圧操作した際、発電部がキー釦の動作を妨げることがないので、キー釦の操作性が良く、またキー釦の動作によって発電部を効率良く発電させることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図9を参照して、この発明を適用したキー入力装置の実施形態1について説明する。
このキー入力装置は、図1に示すように、キーボードケース1を備えている。このキーボードケース1には、「アルファベット」や「ひらがな」などの文字キー、テンキー、カーソルキー、ファンクションキーなどの各種キーのキー釦2が縦横に多数配列されている。また、このキーボードケース1内には、図2〜図4に示すように、多数のキー釦2を保持するためのキー支持部材3が設けられている。
このキー支持部材3は、図2〜図4に示すように、キーボードケース1内に設けられた支持部本体4と、この支持部本体4の下側に配置された接点部5とを備えている。支持部本体4は、ほぼ平板状に形成され、多数のキー釦2にそれぞれ対応する箇所(図2〜図4では1つのキー釦2に対応する箇所のみを示す)に、各キー釦2をそれぞれ上下方向に移動可能に保持するためのガイド支持部6が縦横に多数配列された状態で形成されている。
このガイド支持部6は、図2〜図4に示すように、支持部本体4の上下に貫通して形成された四角形状の孔部6aと、この四角形状の孔部6aにおける4つの辺部の各中間部分にそれぞれ上方に突出して形成された4つの支持突起6bとを備え、この4つの支持突起6aで後述するキー釦2の釦本体部11を上下方向に移動可能に保持するように構成されている。また、支持部本体4の下面には、接点部5を取り付けるための支持リブ4aが設けられている。
接点部5は、支持部本体4とほぼ同じ大きさに形成されたスイッチ基板7と、このスイッチ基板7の上面に設けられて支持部本体4の各孔部6aにそれぞれ対応する一対の固定接点8とを備えている。この接点部5は、図2および図3に示すように、一対の固定接点8を除く箇所のスイッチ基板7が支持部本体4の支持リブ4aの下端部に取り付けられ、この状態で後述するキー釦2の可動接点15が一対の固定接点8に接触した際に、一対の固定接点8が互いに導通するように構成されている。
一方、キー釦2は、図2および図3に示すように、キーボードケース1の上方に突出するキートップ10と、このキートップ10の下側に設けられたほぼ筒状の釦本体部11と、この釦本体部11を上方に向けて付勢するためのばね部材12とを備えている。この場合、キートップ10は、その上部がほぼ四角形状に形成され、この四角形状の周囲に斜め下側に向けて傾斜するスカート部10aが形成された構成になっている。
釦本体部11は、図2〜図4に示すように、ほぼ四角形の角筒状に形成され、キー支持部材3のガイド支持部6に上下方向に移動可能に保持されるように構成されている。すなわち、この釦本体部11は、図2〜図4に示すように、その4つの側面がガイド支持部6の4つの支持突起6bにそれぞれ接触した状態で上下方向に摺動可能に配置され、この状態でばね部材12によって上方に付勢され、釦本体部11の下端部に設けられたフック部11aがガイド支持部6の孔部6aの縁部に設けられた係止凹部6cに係止されることにより、上方に抜け出さないように構成されている。
また、この釦本体部11は、図2および図3に示すように、キートップ10の下面に密着して取り付けられると共にばね部材12を収納するするばね収納取付部11bを備え、このばね収納取付部11bの内周側の下部がガイド支持部6の外周に沿って上下方向に移動するように構成されている。ばね部材12は、コイルばねであり、釦本体部11のばね収納取付部11b内に配置され、この状態でばね部材12の下端部がガイド支持部6の上部に弾接すると共に、ばね部材12の上端部がばね収納取付部11b内の上部下面に弾接することにより、キー釦2を上方に向けて付勢するように構成されている。
そして、この釦本体部11には、図2および図3に示すように、その内部を上下に仕切る仕切部13が設けられており、この仕切部13には、その中心に設けられた円形のガイド孔13aに挿入するスライダ部14が上下方向に移動可能に設けられている。このスライダ部14は、円柱状に形成され、その上部が仕切部13のガイド孔13aを通して釦本体部11内の上側に突出し、この上側に突出した上部に頭部14aが設けられ、この頭部14aが仕切部13のガイド孔13aよりも大きく形成されていることにより、仕切部13の下側に抜け出ないように構成されている。
また、このスライダ部14は、その下部が仕切部13のガイド孔13aを通して釦本体部11内の下側に突出し、この下側に突出した下端部に可動接点15が設けられ、この可動接点15が接点部5のスイッチ基板7に設けられた一対の固定接点8に接離可能に接触するように構成されている。この場合、スライダ部14は、その上部の頭部14aと釦本体部11内の上部下面との間に補助ばね16が設けられ、この補助ばね16によって下方に向けて付勢されている。
これにより、キー釦2は、図2に示す状態で、キートップ10がばね部材12のばね力に抗して上方から押されると、釦本体部11がキー支持部材3のガイド支持部6でガイドされながらキートップ10およびスライド部14と共に下側に移動し、このスライダ部14の可動接点15が接点部5のスイッチ基板7に設けられた一対の固定接点8に接触して一対の固定接点8を導通させるように構成されている。
また、このキー釦2は、スライダ部14の可動接点15がスイッチ基板7の一対の固定接点8に接触した状態で、更にキートップ10がばね部材12のばね力に抗して押し下げられると、図3に示すように、キートップ10と釦本体部11とが下側に移動しても、スライダ部14はスイッチ基板7に当接して下側への移動が停止するため、釦本体部11が補助ばね16を圧縮させながら下側に移動し、この下側に移動する釦本体部11に対しスライダ部14が相対的に上方に移動するように構成されている。
さらに、このキー釦2は、キートップ10から外力が取り除かれると、ばね部材12と補助ばね16との両者のばね力によって釦本体部11がキー支持部材3のガイド支持部6でガイドされながらキートップ10と共に上方に移動するが、スライダ部14は補助ばね16でスイッチ基板7に押し付けられて移動しないため、釦本体部11に対し相対的に下方に移動し、スライダ部14の頭部14aの下部に設けられた後述する発電部17の磁石18が仕切部13の上面に当接すると、スライダ部14もキートップ10および釦本体部11と共に上方に移動して、図2に示す元の位置に戻るように構成されている。
ところで、このキー釦2の内部には、図2〜図4に示すように、発電部17が設けられている。この発電部17は、磁石18、コイル19、コア20を備え、これらがキー釦2に組み込まれている。すなわち、磁石18は、図4〜図7に示すように、その両端にN極とS極との両極を有する角棒状に形成され、キー釦2のスライダ部14における頭部14aの下側に設けられ、その両極がそれぞれ頭部14aよりも側方に突出し、この状態でスライド部14と共に上下方向に移動するように構成されている。
コア20は、磁性材料からなり、図4〜図7に示すように、その全体がほぼコ字形状に形成されている。このコア20は、その両側の各先端部が互いに対向し、この対向する両側の先端部間に磁石18が非接触状態で挿脱可能に移動すると共に、コア20の両側の先端部が磁石18の両極に対応し、この状態でキー釦2の移動方向つまりキー釦2のスライダ部14と共に移動する磁石18の移動方向に対し直交する方向に配置され、これにより磁石18によって発生する磁界を誘導して磁束密度を高めるように構成されている。
すなわち、このコア20は、図6に点線で示すように、両側の先端部間に磁石18が位置した際に、磁石18によってコア20内に磁界が発生し、キー釦2が押されてスライダ部14が相対的に上方に移動する際、磁石18が図6に実線で示すように両側の先端部間から上方に向けて相対的に移動することにより、コア20に発生する磁界が次第に減衰するように構成されている。また、このコア20は、図7に示すように、磁石18が両側の先端部間の上方に離れた状態からキー釦2が元の位置に戻る際に、スライダ部14が相対的に下方に移動して磁石18がコア20の先端部間に向けて移動することにより、コア20に発生する磁界が次第に増大するように構成されている。
一方、コイル19は、図4〜図7に示すように、磁石18の一方の磁極であるN極に対応するコア20の一方の先端部(図5(a)、(b)では左側の先端部)に巻き付けられた第1コイル部21と、磁石18の他方の磁極であるS極に対応するコア20の他方の先端部(図5(a)、(b)では右側の先端部)に巻き付けられた第2コイル部22とを備えている。この場合、第1、第2の各コイル部21、22は、その巻き数がほぼ同じであると共に、巻き方向も同じに形成され、図5(a)および図5(b)に示すように、その両者が1本の巻線19aによって連続した構成になっている。
これにより、コイル19は、磁石18がコア20の先端部間から離れる際に、図6に示すように、第1、第2の各コイル部21、22に電磁誘導起電力が発生する。このときの電磁誘導起電力は、磁石18がコア20の先端部間から離れるため、第2コイル部22側から第1コイル部21側に向けて電流が流れる谷形状波形の負の電力(図9(a)参照)となる。また、このコイル19は、磁石18がコア20の先端部間に移動してくる際に、図7に示すように第1、第2の各コイル部21、22に上記と逆向きの電磁誘導起電力を発生する。このときの電磁誘導起電力は、磁石18がコア20の先端部間に移動してくるため、第1コイル部21側から第2コイル部22側に向けて電流が流れる山形状波形の正の電力(図9(a)参照)となる。
また、このコイル19は、図5〜図7に示すように、第1、第2の各コイル部21、22が1本の巻線19aで連続した構成になっていることにより、この巻線19aの両端部が、図2〜図4に示すように、キー釦2の釦本体部11とキー支持部材3のガイド支持部6とに設けられた接続部材23を介して後述する電子回路のスイッチ回路部25に接続されるように構成されている。すなわち、接続部材23は、キー釦2の釦本体部11の外周面に設けられた一対の摺動接点23aと、キー支持部材3のガイド支持部6の内面に設けられて一対の摺動接点23aが上下方向に摺動する一対の接続接点23bとを備えている。
この場合、一対の摺動接点23aは、図2〜図4に示すように、キー釦2の釦本体部11の外周面にその軸方向(図2では上下方向)に長く形成され、コイル19の巻線19aの両端部がそれぞれ接続されている。また、一対の接続接点23bは、キー支持部材3のガイド支持部6の内面にその軸方向(図2では上下方向)に長く形成され、キー釦2の押圧操作に応じて一対の摺動接点23aが常に接触した状態で上下方向に摺動するように構成されている。この一対の接続接点23bは、それぞれ後述する電子回路のスイッチ回路部25に接続されている。
次に、図8および図9を参照して、この発電部17の回路構成について説明する。
この発電部17は、スイッチ回路部25、平滑回路部26、蓄電部27を備えている。この場合、第1、第2の各コイル部21、22を備えたコイル19には、図9(a)に示すように、キー釦2が押された際に磁石18がコア20の両側の各先端部間から離れることにより谷形状波形(負)の電磁誘導起電力と、押圧されたキー釦2が元の位置に戻る際に磁石18がコア20の両側の各先端部間に移動してくることにより上記とは逆の向きである山形状波形(正)の電磁誘導起電力とが発生する。
スイッチ回路部25は、整流器およびブリッジ回路を有し、コイル19に発生した2種類の波形の電磁誘導起電力が与えられ、図9(b)に示すように、キー釦2が押された際にコイル19に発生した谷形状波形(負)の電磁誘導起電力を逆向きの山形状波形(正)に整形するものである。平滑回路部26は、図9(c)に示すように、スイッチ回路部25で整形された波形の電磁誘導起電力を平滑化して直流電流にするものである。蓄電部27は、コンデンサなどであり、平滑回路部26で平滑化された電力を蓄えるものである。
このようなキー入力装置によれば、1つのキー釦2を押圧操作すると、そのキー釦2が下側に移動して接点部5を導通させることができると共に、このキー釦2の動作に応じて発電部17の磁石18がコイル19に対し相対的に移動し、この磁石18の相対的な移動によってコイル19に電磁誘導起電力を発生させて発電することができ、また押圧操作されたキー釦2が元の位置に戻る際にも、そのキー釦2の動作に応じて発電部17の磁石18がコイル19に対し上記とは逆方向に相対的に移動し、この磁石18の逆方向への相対的な移動によってもコイル19に電磁誘導起電力を発生させて発電することができる。
すなわち、キー釦2を押圧操作すると、キー釦2の釦本体部11がばね部材12のばね力に抗してキー支持部材3のガイド支持部6でガイドされながら、キートップ10およびスライド部14と共に下側に移動し、このスライダ部14の下端部に設けられた可動接点15が接点部5のスイッチ基板7に設けられた一対の固定接点8に接触して一対の固定接点8を導通させることができ、これによりスイッチ信号を得ることができる。
この状態で、更にキー釦2がばね部材12のばね力に抗して押し下げられると、図3に示すように、キートップ10と釦本体部11とが下側に移動しても、スライダ部14はスイッチ基板7に当接して下側に移動しないため、スライダ部14が補助ばね16を圧縮させながら釦本体部11に対し相対的に上方に移動する。このときに、磁石18がコア20の両側の先端部間から上方に離れるので、図6に示すように、コア20に発生する磁界が次第に減衰し、この磁界の変化に応じてコイル19の第1、第2の各コイル21、22に電磁誘導起電力が発生する。
また、キー釦2のキートップ10から外力が取り除かれると、ばね部材12と補助ばね16との両者のばね力によって釦本体部11がキー支持部材3のガイド支持部6でガイドされながらキートップ10と共に上方に移動する。このときには、図3に示すように、スライダ部14が補助ばね16によって押し下げられて上方に移動しないため、スライダ部14は釦本体部11に対し相対的に下方に移動する。
このときには、磁石18がコア20の両側の先端部間に向けて移動するので、コア20に発生する磁界が次第に増大し、この磁界の変化に応じてコイル19の第1、第2の各コイル21、22に電磁誘導起電力が発生する。そして、スライダ部14における頭部14aの下側に設けられた磁石18が仕切部13の上面に当接すると、スライダ部14がキートップ10および釦本体部11と共に上方に移動して、図2に示すように、キー釦2が元の位置に戻る。
このように、このキー入力装置では、キー釦2を押圧操作した際、発電部17がキー釦2の動作に影響を与えることがないので、キー釦2の操作性が良い。すなわち、発電部17は、磁石18、コイル19、コア20の全てがキー釦2に組み込まれていると共に、スライダ部14に設けられた磁石18がコア20の両側の先端部間およびこの両側の先端部にそれぞれ巻き付けられた第1、第2の各コイル21、22に対し非接触状態で上下方向に移動するので、キー釦2の上下動作を妨げることがなく、押圧操作に応じてキー釦2を円滑に上下方向に移動させることができる。
この場合、キー釦2は、キー支持部材3のガイド支持部6に接点部5に対する接離方向に移動可能に保持される釦本体部11と、この釦本体部11内の仕切部13に接点部5に対する接離方向に移動可能に取り付けられて接点部5の一対の固定接点8に接触した際に釦本体部11に対し相対的に移動するスライダ部14とを有しているので、押圧操作に応じて磁石18をコイル19に対し相対的に移動させることができる。これにより、キー釦2を押圧操作した際には、発電部17の磁石18をコイル19から離れる方向に移動させることができ、また押圧されたキー釦2が元の位置に戻る際には、発電部17の磁石18をコイル19に近づける方向に移動させることができる。
また、発電部17は、磁性材料からなるコア20を備え、このコア20の両側の先端部が互いに対向し、この対向する両側の先端部間に磁石18が非接触状態で挿脱可能に移動すると共に、このコア20の両側の各先端部が磁石18の両極に対応し、この状態でコア20がキー釦2の移動方向に対し直交する方向に配置し、このコア20にコイル19を巻き付けた構成であるから、コア20によって磁石18の磁界を確実に且つ効率良くコイル19内に誘導することができると共に、コイル19内を通過する磁束密度を高めることができる。これにより、発電部17で効率良く発電させることができる。
この場合、コイル19は、磁石18の一方の磁極であるN極に対応するコア20の一方の先端部に巻き付けられた第1コイル部21と、磁石18の他方の磁極であるS極に対応するコア20の他方の先端部に巻き付けられた第2コイル部22とを備えているので、磁石18の移動に応じて第1、第2の各コイル部21、22内を通過する磁束密度を効率良く変化させることができ、これにより第1、第2の各コイル部21、22に効率良く電磁誘導起電力を発生させることができる。これによっても、発電部17で効率良く発電させることができる。
このように、このキー入力装置では、キーボードケース1に多数のキー釦2が配列され、これら多数のキー釦2がそれぞれ押圧操作によって各発電部17で発電するので、この多数のキー釦2を順次押圧操作して情報を入力する際に、その入力作業中に各キー釦2の発電部17で順次連続して発電することができ、これにより多くの電力を得ることができる。
なお、上記実施形態1では、コイル19が、第1、第2の各コイル部21、22を備え、この第1、第2の各コイル部21、22をコア20の両側の各先端部にそれぞれ巻き付けた構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば図10(a)および図10(b)に示すように、コア20の中間部に1つのコイル28を巻き付けた構成でも良い。この場合には、実施形態1のコイル19よりも、コイル28の巻き数を多くすることができるので、これによっても、効率良く電磁誘導起電力を発生させて発電することができる。
(実施形態2)
次に、図11〜図14を参照して、この発明を適用したキー入力装置の実施形態2について説明する。なお、図1〜図9に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
このキー入力装置は、第1、第2の各発電部31、32を1つのキー釦2に組み付けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、第1発電部31は、図11および図12に示すように、1つの第1磁石33と、2組のコイル34、35と、2つのコア36、37とを備え、実施形態1の発電部17と同様、キー釦2の釦本体部11内における仕切部13の上側に配置されている。この場合、第1磁石33は、実施形態1と同様、キー釦2のスライダ部14における頭部14aの下側に設けられている。
この第1発電部31の2つのコア36、37は、実施形態1のコア20と同様、それぞれ磁性材料からなり、その全体がそれぞれほぼコ字形状に形成され、キー釦2の移動方向である上下方向に重なって配置されている。この2つのコア36、37は、それぞれ各両側の各先端部が互いに対向し、この対向した両側の先端部間に第1磁石33が非接触状態で挿脱可能に移動すると共に、各両側の先端部がそれぞれ第1磁石33の両極に対応し、この状態でキー釦2の移動方向つまりキー釦2のスライダ部14と共に移動する第1磁石33の移動方向に対し直交する方向に配置され、これにより第1磁石33によって発生する磁界を誘導して磁束密度を高めるように構成されている。
また、第1発電部31の2組のコイル34、35のうち、1組目のコイル34は、第1磁石33の一方の磁極であるN極に対応する下側のコア36における一方の端部(図11では下部左側の先端部)に巻き付けられた第1コイル部34aと、第1磁石33の他方の磁極であるS極に対応する下側のコア36における他方の先端部(図11では下部右側の先端部)に巻き付けられた第2コイル部34bとを備えている。
2組目のコイル35は、第1磁石33の一方の磁極であるN極に対応する上側のコア37における一方の先端部(図11では上部左側の先端部)に巻き付けられた第1コイル部35aと、第1磁石33の他方の磁極であるS極に対応する上側のコア37における他方の先端部(図11では上部右側の先端部)に巻き付けられた第2コイル部35bとを備えている。
これにより、2組のコイル34、35のうち、1組目のコイル34は、実施形態1と同様、その巻き数がほぼ同じであると共に、巻き方向も同じに形成され、図13に示すように、その両者が1本の巻線34cによって連続した構成になっている。この1組目のコイル34は、第1磁石33が下側のコア36における両側の先端部間から離れる際に、谷形状波形(負)の電磁誘導起電力を発生すると共に、第1磁石33が下側のコア36における両側の先端部間に移動してくる際に、逆向きである山形状波形(正)の電磁誘導起電力を発生するように構成されている。
また、2組目のコイル35も、実施形態1と同様、その巻き数がほぼ同じであると共に、巻き方向も同じに形成され、図13に示すように、その両者が1本の巻線35cによって連続した構成になっている。この2組目のコイル35は、第1磁石33が上側のコア37における両側の先端部間に移動してくる際に、逆向きである山形状波形(正)の電磁誘導起電力を発生すると共に、第1磁石33が上側のコア37における両側の先端部間から離れる際に、谷形状波形(負)の電磁誘導起電力を発生するように構成されている。
一方、第2発電部32は、図11および図12に示すように、1つの第2磁石38と、2組のコイル40、41と、2つのコア42、43とを備え、キー釦2の釦本体部11内における仕切部13の下側に配置されている。この場合、第2磁石38は、キー釦2のスライダ部14の下部側に設けられている。2つのコア42、43は、第1発電部31のコア36、37と同様、それぞれ磁性材料からなり、その全体がほぼコ字形状に形成され、キー釦2の移動方向である上下方向に重なって配置されている。
すなわち、この2つのコア42、43も、図11および図12に示すように、それぞれ各両側の各先端部が互いに対向し、この対向した両側の先端部間に第2磁石38が非接触状態で挿脱可能に移動すると共に、各両側の先端部がそれぞれ第2磁石38の両極に対応し、この状態でキー釦2の移動方向つまりキー釦2のスライダ部14と共に移動する第2磁石38の移動方向に対し直交する方向に配置され、これにより第2磁石38によって発生する磁界を誘導して磁束密度を高めるように構成されている。
また、第2発電部32の2組のコイル40、41のうち、1組目のコイル40は、第2磁石38の一方の磁極であるN極に対応する下側のコア42における一方の先端部(図11では下部左側の先端部)に巻き付けられた第1コイル部40aと、第2磁石38の他方の磁極であるS極に対応する下側のコア42における他方の先端部(図11では下部右側の先端部)に巻き付けられた第2コイル部40bとを備えている。
2組目のコイル41は、第2磁石38の一方の磁極であるN極に対応する上側のコア43における一方の先端部(図11では上部左側の先端部)に巻き付けられた第1コイル部41aと、第2磁石38の他方の磁極であるS極に対応する上側のコア43における他方の先端部(図11では上部右側の先端部)に巻き付けられた第2コイル部41bとを備えている。
これにより、2組のコイル40、41のうち、1組目のコイル40は、第1発電部31の1組目のコイル34と同様、その巻き数がほぼ同じであると共に、巻き方向も同じに形成され、図13に示すように、その両者が1本の巻線40cによって連続した構成になっている。この1組目のコイル40は、第2磁石38が下側のコア42における両側の先端部間から離れる際に、谷形状波形(負)の電磁誘導起電力を発生すると共に、第2磁石38が下側のコア42における両側の先端部間に移動してくる際に、逆向きである山形状波形(正)の電磁誘導起電力を発生するように構成されている。
また、2組目のコイル41も、第1発電部31の2組目のコイル35と同様、その巻き数がほぼ同じであると共に、巻き方向も同じに形成され、図13に示すように、その両者が1本の巻線41cによって連続した構成になっている。この2組目のコイル41は、第2磁石38が上側のコア43における両側の先端部間に移動してくる際に、逆向きである山形状波形(正)の電磁誘導起電力を発生すると共に、第2磁石38が上側のコア43における両側の先端部間から離れる際に、谷形状波形(負)の電磁誘導起電力を発生するように構成されている。
ところで、第1、第2の発電部31、32における各2組のコイル34、35、40、41は、図11〜図13に示すように、それぞれ1本の巻線34c、35c、40c、41cで連続した構成になっていることにより、この4つの巻線34c、35c、40c、41cの各両端部が、それぞれキー釦部2の釦本体部11とキー支持部材3のガイド支持部6とに設けられた接続部材44を介して後述する電子回路の第1、第2の各スイッチ回路部50、51に接続されるように構成されている。
すなわち、接続部材44は、図13に示すように、キー釦2の釦本体部11の外周面に設けられた2組の摺動接点部45、46と、キー支持部材3のガイド支持部6の内面に設けられて2組の摺動接点部45、46がそれぞれ上下方向に摺動する2組の接続接点部47、48とを備えている。この場合、2組の摺動接点部45、46のうち、1組目の摺動接点部45は、図13に示すように、一対の第1摺動接点45a、45bを備え、2組目の摺動接点部46は、一対の第2摺動接点46a、46bを備えている。
これら第1、第2の各摺動接点45a、45bおよび46a、46bは、それぞれ互いに平行な状態で、キー釦2の釦本体部11の外周面にその軸方向(図11では上下方向)に長く形成されている。この2組の摺動接点部45、46のうち、1組目の摺動接点部45である一対の第1摺動接点45a、45bには、第1発電部31の下側に位置する1組目のコイル34における巻線34cの両端部と、第2発電部31の下側に位置する1組目のコイル40における各巻線40cの両端部とが、それぞれ接続されている。
また、2組目の摺動接点部46である一対の第2摺動接点46a、46bには、第1発電部31の上側に位置する2組目のコイル35の第1、第2の各コイル部35a、35bを形成する各巻線35cの両端部と、第2発電部31の上側に位置する2組目のコイル41の第1、第2の各コイル部41a、41bを形成する各巻線41cの両端部とが、それぞれ接続されている。
一方、2組の接続接点部47、48のうち、1組目の接続接点部47は、図13に示すように、一対の第1接続接点47a、47bを備え、2組目の接続接点部48は、一対の第2摺動接点48a、48bを備えている。これら第1、第2の各接続接点47a、47bおよび48a、48bは、それぞれ互いに平行な状態で、キー支持部材3のガイド支持部6の内面にその軸方向(図11では上下方向)に長く形成されて、それぞれ後述する電子回路のスイッチ回路部50、51に接続されている。
この場合、1組目の接続接点部47である一対の第1接続接点47a、47bは、キー釦2の押圧操作に応じて1組目の摺動接点部45である一対の第1摺動接点45a、45bがそれぞれ常に接触した状態で上下方向に摺動するように構成されている。また、2組目の接続接点部48である一対の第1接続接点48a、48bは、キー釦2の押圧操作に応じて2組目の摺動接点部46である一対の第1摺動接点46a、46bがそれぞれ常に接触した状態で上下方向に摺動するように構成されている。
このような第1、第2の発電部31、32の回路構成は、図14に示すように、それぞれ第1、第2の各スイッチ回路部50、51と、第1、第2の各平滑回路部52、53と、1つの蓄電部27と備えている。この場合、第1発電部31における下側に位置する1組目のコイル34と、第2発電部32における下側に位置する1組目のコイル40とは、第1スイッチ回路部50に接続されている。これにより、第1、第2の各発電部31、32における各1組目のコイル34、40で得られた電磁誘導起電力は、第1スイッチ回路部50に与えられ、この第1スイッチ回路部50で合成されて波形が整形され、この整形された電磁誘導起電力の波形が第1平滑回路部52で平滑化される。
また、第1発電部31における上側に位置する2組目のコイル35と、第2発電部32における上側に位置する2組目のコイル41とは、第2スイッチ回路部51に接続されている。これにより、第1、第2の各発電部31、32における各2組目のコイル35、41で得られた電磁誘導起電力は、第2スイッチ回路部51に与えられ、この第2スイッチ回路部51で合成されて波形が整形され、この整形された電磁誘導起電力の波形が第2平滑回路部53で平滑化される。そして、第1、第2の各平滑回路部52、53で平滑化された各電力は、1つの蓄電部27に蓄電される。
このようなキー入力装置によれば、1つのキー釦2に第1、第2の各発電部31、32が組み込まれているので、実施形態1よりも多くの電力を発電することができる。この場合、第1発電部31は、それぞれ1つの第1磁石33と、2組のコイル34、35と、2つのコア36、37とを備えており、第2発電部32は、それぞれ1つの第2磁石38と、2組のコイル40、41と、2つのコア42、43とを備えているので、第1、第2の各発電部31、32による発電量が実施形態1の発電部17よりも多く、且つその発電効率が実施形態1の発電部17よりも良い。
すなわち、第1、第2の各発電部31、32のうち、第1発電部31は、キー釦2が押されてスライダ部14が釦本体部11に対し相対的に上方に移動する際に、第1磁石33が下側に位置する1つ目のコア36から離れるので、下側に位置する1組目のコイル34の第1、第2の各コイル34a、34bに電磁誘導起電力が発生すると共に、第1磁石33が上側に位置する2つ目のコア37に向けて移動するので、上側に位置する2組目のコイル35の第1、第2の各コイル35a、35bにも電磁誘導起電力が発生する。このため、第1発電部31は、実施形態1の発電部17よりも、ほぼ2倍の電力を発電することができる。
同様に、第2発電部32は、キー釦2が押されてスライダ部14が釦本体部11に対し相対的に上方に移動する際に、第2磁石38が下側に位置する1つ目のコア42から離れるので、下側に位置する1組目のコイル40の第1、第2の各コイル40a、40bに電磁誘導起電力が発生すると共に、第2磁石38が上側に位置する2つ目のコア43に向けて移動するので、上側に位置する2組目のコイル41の第1、第2の各コイル41a、41bにも電磁誘導起電力が発生する。このため、第2発電部32も、実施形態1の発電部17よりも、ほぼ2倍の電力を発電することができるので、これら第1、第2の各発電部31、32によって、実施形態1の発電部17よりも、ほぼ4倍の電力を発電することができる。
(実施形態3)
次に、図15〜図17を参照して、この発明を適用したキー入力装置の実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図9に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
このキー入力装置は、発電部60の磁石61をキー釦2に設け、発電部60のコイル62およびコア63をキー支持部材3のガイド支持部64に設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
この場合、キー支持部材3のガイド支持部64は、図15〜図17に示すように、支持部本体4の上下に貫通して形成されたほぼ四角形状の孔部64aと、このほぼ四角形状の孔部64aにおける左右の2辺部の中間部分にそれぞれ上方に突出して形成された2つの支持突起64bとを備え、この2つの支持突起64bでキー釦2を上下方向に移動可能に保持するように構成されている。
また、キー釦2は、実施形態1とほぼ同様、キーボードケース1の上方に突出するキートップ10と、このキートップ10の下面に設けられた筒状の釦本体部11と、この筒状の釦本体部11を上方に向けて付勢するばね部材65と、釦本体部11に上下方向に移動可能に設けられたスライダ部14と、このスライド部14を下側に向けて付勢する補助ばね16とを備えている。この場合、釦本体部11は、図15〜図17に示すように、ほぼ四角形の角筒状に形成され、キー支持部材3のガイド支持部64に上下方向に移動可能に保持されるように構成されている。
すなわち、この釦本体部11は、図17に示すように、その左右の2つの側面がガイド支持部64の2つの支持突起64bにそれぞれ接触した状態で上下方向に摺動可能に保持されている。また、この釦本体部11は、実施形態1と同様、ばね部材65によって上方に付勢され、釦本体部11の下端部に設けられたフック部11aがガイド支持部64の孔部64aの縁部に設けられた係止凹部64cに係止されることにより、上方に抜け出さないように構成されている。
この場合、釦本体部11内には、図15および図16に示すように、その内部を上下に仕切る仕切部13が設けられており、この仕切部13の下側における釦本体部11内には、ばね部材65が配置されている。このばね部材65は、釦本体部11内における仕切部13の下面と接点部5のスイッチ基板7の上面との間に配置されて、釦本体部11を上方に向けて付勢するように構成されている。
スライド部14は、実施形態1と同様、釦本体部11内の仕切部13における中心部に設けられたガイド孔13aに上下方向に移動可能に設けられ、その下端部が釦本体部11の下側に突出し、この突出した下端部に可動接点15が設けられ、この可動接点15が接点部5のスイッチ基板7上に設けられた一対の固定接点8から少し上方に離れて接近した位置に配置されるように構成されている。これにより、このスライダ部14は、その下端部の可動接点15がキー釦2の押圧操作に応じてスイッチ基板7の一対の固定接点8に接離可能に接触し、この状態で更にキー釦2が押し下げられると、補助ばね16を圧縮しながら釦本体部11に対し相対的に上方に移動するように構成されている。
ところで、発電部60は、図15〜図17に示すように、磁石61、コイル62、コア63を備えている。磁石61は、キー釦2の釦本体部11内におけるスライダ部14の上端部に設けられ、キー釦2のスライダ部14と共に上下方向に移動するように構成されている。コア63は、実施形態1と同様、磁性材料からなり、図17に示すように、その全体がほぼコ字形状に形成され、キー支持部材3のガイド支持部64の外周に配置されている。
この場合、コア63は、図15〜図17に示すように、その両側の各先端部が互いに対向し、この対向する両側の各先端部がガイド支持部64の2つの支持突起部64bにそれぞれ外側から食い込んだ状態で配置され、この状態でコア63の両側の先端部が磁石61の両極に対応して、キー釦2と共に移動する磁石61の移動方向に対し直交する方向に配置されている。これにより、コア63は、その両側の先端部間に対応する釦本体部11内の部分に磁石61が挿脱可能に移動することにより、磁石61によって発生する磁界を誘導して磁束密度を高めるように構成されている。
すなわち、このコア63は、実施形態1と同様、その両側の先端部間に対応する磁石61によって磁界が発生し、キー釦2が押されてスライダ部14の可動接点15が接点部5のスイッチ基板7に設けられた一対の固定接点15に接触してスライダ部14が相対的に上方に移動する際、磁石61がコア63の先端部間に対応する箇所から上方に向けて相対的に移動することにより、コア64に発生する磁界が次第に減衰するように構成されている。
また、このコア63は、図16に示すように、キー釦2が押されて磁石61がコア63の両側の先端部間に対応する箇所の上方に離れた状態からばね部材65と補助ばね16との両者のばね力によってキー釦2が元の位置に戻る際に、スライダ部14が相対的に下方に移動して磁石61がコア63の両側の先端部間に対応する箇所に向けて移動することにより、コア63に発生する磁界が次第に増大するように構成されている。
一方、コイル62は、実施形態1と同様、磁石61の一方の磁極であるN極に対応するコア63の一方の先端部(図17では左側の先端部)に巻き付けられた第1コイル部66と、磁石61の他方の磁極であるS極に対応するコア63の他方の先端部(図17では右側の先端部)に巻き付けられた第2コイル部67とを備えている。この場合にも、第1、第2の各コイル部66、67は、その巻き数がほぼ同じであると共に、巻き方向も同じに形成され、1本の巻線62aによって連続した構成になっている。
これにより、第1、第2の各コイル部66、67は、磁石61がコア63の各先端部間に対応する箇所から離れる際に、谷形状波形(負)の電磁誘導起電力を発生すると共に、磁石61がコア63の各先端部間に対応する箇所に向けて移動してくる際に、上記と逆向きである山形状波形(正)の電磁誘導起電力を発生するように構成されている。また、この第1、第2の各コイル部66、67は、1本の巻線62aの両端部が電子回路のスイッチ基板部25(図8参照)に直接接続されるように構成されている。この電子回路は、実施形態1と同じ構成になっている。
このようなキー入力装置によれば、実施形態1と同様、キー釦2を押圧操作すると、キー釦2が下側に移動して接点部5を導通させることができると共に、このキー釦2の動作に応じて発電部60の磁石61がコイル62に対し相対的に移動し、この磁石61の相対的な移動によってコイル62に電磁誘導起電力を発生させて発電することができ、また押圧操作されたキー釦2が元の位置に戻る際にも、そのキー釦2の動作に応じて発電部60の磁石61がコイル62に対し上記とは逆方向に相対的に移動し、この磁石61の逆方向への相対的な移動によってもコイル62に電磁誘導起電力を発生させて発電することができる。
すなわち、キー釦2を押圧操作すると、キー釦2の釦本体部11がばね部材65のばね力に抗してキー支持部材3のガイド支持部64でガイドされながら、キートップ10およびスライド部14と共に下側に移動し、このスライダ部14の下端部に設けられた可動接点15が接点部5のスイッチ基板7に設けられた一対の固定接点8に接触して一対の固定接点8を導通させることができ、これによりスイッチ信号を得ることができる。
この状態で、更にキー釦2がばね部材65のばね力に抗して押し下げられると、図16に示すように、キートップ10と釦本体部11とが下側に移動しても、スライダ部14はスイッチ基板7に当接して移動しないため、釦本体部11に対し相対的に上方に移動する。このときに、磁石61がコア63の両側の先端部間に対応する箇所から上方に離れるので、図6に示したように、コア63に発生する磁界が次第に減衰し、この磁界の変化に応じてコイル62の第1、第2の各コイル66、67に電磁誘導起電力が発生する。
また、キー釦2のキートップ10から外力が取り除かれると、ばね部材65と補助ばね16との両者のばね力によって釦本体部11がキー支持部材3のガイド支持部64でガイドされながらキートップ10と共に上方に移動する。このときには、図16に示すように、スライダ部14が補助ばね16によってスイッチ基板7に押し付けられて移動しないため、スライダ部14は釦本体部11に対し相対的に下方に移動する。
このときには、磁石61がコア63の両側の先端部間に対応する箇所に向けて移動するので、コア63に発生する磁界が次第に増大し、この磁界の変化に応じてコイル62の第1、第2の各コイル66、67に電磁誘導起電力が発生する。そして、スライダ部14の上端部に設けられた磁石61が仕切部13の上面に当接すると、スライダ部14がキートップ10および釦本体部11と共に上方に移動して、図15に示すように、キー釦2が元の位置に戻る。
このように、このキー入力装置では、キー釦2を操作した際、実施形態1と同様、発電部60がキー釦2の動作に影響を与えることがないので、キー釦2の操作性が良い。すなわち、発電部60は、その磁石61がキー釦2に組み込まれていると共に、コイル62およびコア63がキー支持部材3のガイド支持部64に設けられ、且つスライダ部14に設けられた磁石61がコア63およびコイル62の第1、第2の各コイル部66、67に対し非接触状態で上下方向に移動するので、キー釦2の上下動作を妨げることがなく、押圧操作に応じてキー釦2を円滑に上下方向に移動させることができる。
この場合にも、キー釦2は、キー支持部材3のガイド支持部64に接点部5に対する接離方向に移動可能に保持される釦本体部11と、この釦本体部11内の仕切部13に接点部5に対する接離方向に移動可能に取り付けられて接点部5の一対の固定接点8に接触した際に釦本体部11に対し相対的に移動するスライダ部14とを有しているので、押圧操作に応じて磁石61をコイル62に対し相対的に移動させることができる。このため、キー釦2を押圧操作した際には、発電部60の磁石61をコイル62から離れる方向に移動させることができ、また押圧されたキー釦2が元の位置に戻る際には、発電部60の磁石61をコイル62に近づける方向に移動させることができる。
また、この発電部60は、磁性材料からなるコア63を備え、このコア63の両側の先端部が互いに対向し、この対向する両側の各先端部がキー支持部材3のガイド支持部64に食い込んで配置されていると共に、この両側の先端部間に対応する部分に磁石61が挿脱可能に移動すると共に、このコア63の両側の各先端部が磁石61の両極に対応し、この状態でコア63がキー釦2の移動方向に対し直交する方向に配置され、このコア63にコイル62を巻き付けた構成であるから、実施形態1と同様、コア63によって磁石61の磁界を確実に且つ効率良くコイル62内に誘導することができると共に、コイル62内を通過する磁束密度を高めることができる。
この場合にも、コイル62は、磁石61の一方の磁極であるN極に対応するコア63の一方の先端部に巻き付けられた第1コイル部66と、磁石61の他方の磁極であるS極に対応するコア63の他方の先端部に巻き付けられた第2コイル部67とを備えているので、磁石61の移動に応じて第1、第2の各コイル部66、67内を通過する磁束密度を効率良く変化させることができ、これにより第1、第2の各コイル部66、67に効率良く電磁誘導起電力を発生させることができる。これらによって、発電部60で効率良く発電することができる。
なお、上記実施形態3では、コイル62が、第1、第2の各コイル部66、67を備え、この第1、第2の各コイル部66、67をコア63の両側の各先端部にそれぞれ巻き付けた構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば図10(a)および図10(b)に示した実施形態1の変形例と同様、コア63の中間部に1つのコイル28を巻き付けた構成でも良い。この場合には、実施形態3のコイル62よりも、コイル28の巻き数を多くすることができるので、これによっても、効率良く電磁誘導起電力を発生させて発電することができる。
また、上記実施形態3およびその変形例では、1つの発電部60を組み込んだ場合について述べたが、これに限らず、実施形態2と同様、2組の発電部を組み込んだ構成でも良い。この場合には、2つの磁石を釦本体部11内に上下方向に設け、この2つの磁石の各移動範囲にそれぞれ対応するキー支持部材3のガイド支持部64の外周部分にそれぞれ2組のコイルと2つのコアとを設ければ良い。このように構成すれば、実施形態3よりも、より多くの電力を発電することができる。
また、上記実施形態3およびその各変形例では、キー釦2の釦本体部11内にスライド部14を上下方向に移動可能に設けた場合について述べたが、これに限らず、スライド部14を短く形成して釦本体部11内に固定した構成でも良い。この場合には、スライド部14の下端部に設けられた可動接点15を釦本体部11のフック部11aの下端部とほぼ同じか、それよりも少し長く形成し、可動接点15を接点部5のスイッチ基板7の上方に大きく離せば良い。
このように構成すれば、スライド部14を下方に向けて付勢する補助ばね16が不要なるほか、キー釦2が押圧操作されて下側に移動する際に、磁石61がキー釦2と共にコア63の両側の各先端部間に対応する箇所から下側に移動し、キー釦2が元の位置に戻る際に、磁石61がキー釦2と共にコイル62コア63の両側の各先端部間に対応する箇所に向けて移動するので、実施形態3と同様、コイル62に電磁誘導起電力を発生させることができ、これによっても効率良く発電することができる。
さらに、このようにスライド部14を釦本体部11に固定した場合には、接点部5のスイッチ基板7上にゴムシートを設け、このゴムシートにドーム状の膨出部を形成し、このドーム状の膨出部でスライド部14を弾力的に押し上げることにより、キー釦2を上方に向けて付勢するように構成しても良い。この場合には、ドーム状の膨出部内に可動接点を設け、この可動接点によって一対の固定接点を導通させるように構成すれば良い。このように構成すれば、キー釦2を押し上げるためのばね部材65が不要となる。
この発明を適用した実施形態1のキー入力装置を示した正面図である。 図1のキー入力装置における1つのキー釦に対応する部分を示した拡大断面図である。 図2のキー釦を押圧操作した状態を示した拡大断面図である。 図2のA−A矢視における拡大断面図である。 図4の発電部を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。 図5の発電部においてキー釦が押圧操作された際にコイルに電磁誘導起電力が発生する状態を示した原理図である。 図5の発電部においてキー釦が元の位置に戻る際にコイルに電磁誘導起電力が発生する状態を示した原理図である。 図4の発電部の回路構成を示したブロック図である。 図8の回路構成における電磁誘導起電力の波形状態を示し、(a)はコイルに発生した電磁誘導起電力の波形を示した図、(b)はスイッチ回路部で電磁誘導起電力の波形を整形した状態を示した図、(c)は平滑回路部で電磁誘導起電力の波形を平滑化する状態を示した図である。 実施形態1における発電部の変形例を示し、(a)はその発電部の平面図、(b)はその側面図である。 この発明を適用した実施形態2のキー入力装置における1つのキー釦に対応する個所の要部を示した拡大断面図である。 図11のキー釦を押圧操作した状態を示した拡大断面図である。 図11のB−B矢視における拡大断面図である。 図13の発電部の回路構成を示したブロック図である。 この発明を適用した実施形態3のキー入力装置における1つのキー釦に対応する個所の要部を示した拡大断面図である。 図15のキー釦を押圧操作した状態を示した拡大断面図である。 図11のC−C矢視における拡大断面図である
符号の説明
1 キーボードケース
2 キー釦
3 キー支持部材
4 支持部本体
5 接点部
6、64 ガイド支持部
7 スイッチ基板
8 一対の固定接点
11 釦本体部
12、65 ばね部材
14 スライダ部
15 可動接点
16 補助ばね
17、60 発電部
18、61 磁石
19、34、35、40、41、62 コイル
20、36、37、42、43、63 コア
21、34a、35a、40a、41a、66 第1コイル部
22、34b、35b、40b、41b、67 第2コイル部
31 第1発電部
32 第2発電部
33 第1磁石
38 第2磁石

Claims (9)

  1. 接点部が下部側に設けられたキー支持部材と、
    このキー支持部材に上下方向に移動可能に保持されて押圧操作によって前記接点部に接離可能に接触するキー釦と、
    このキー釦の動作に応じて磁石がコイルに対し相対的に移動することにより前記コイルに電磁誘導起電力を発生させる発電部と
    を有することを特徴とするキー入力装置。
  2. 前記発電部は、前記キー釦のみに組み込まれていることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
  3. 前記キー釦は、前記キー支持部材に上下方向に移動可能に保持される筒状の釦本体部と、この筒状の釦本体部内に上下方向に移動可能に取り付けられ且つ前記キー釦が押し下げられて前記接点部に接触した際に前記釦本体部に対し相対的に移動するスライダ部とを有しており、前記発電部は、前記コイルが前記釦本体部内に設けられ、前記磁石が前記スライダ部に設けられて前記コイルに対し相対的に移動することにより前記コイルに電磁誘導起電力を発生させることを特徴とする請求項2に記載のキー入力装置。
  4. 前記発電部は、前記磁石が前記キー釦に設けられ、前記コイルが前記キー支持部材に設けられた構成であることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
  5. 前記キー釦は、筒状の釦本体部を有しており、前記キー支持部材は、前記キー釦の前記釦本体部を上下方向に移動可能に保持するガイド支持部を有しており、前記発電部は、前記コイルが前記キー支持部材の前記ガイド支持部の外周に設けられ、前記磁石が前記キー釦の前記釦本体部内に設けられて前記キー釦の動作に応じて前記コイルに対し相対的に移動することにより前記コイルに電磁誘導起電力を発生させることを特徴とする請求項4に記載のキー入力装置。
  6. 前記発電部は、磁性材料からなるコアを備え、このコアの両側の先端部が互いに対向し、この対向する両側の先端部間に対応する箇所に前記磁石が挿脱可能に移動すると共に、前記コアの両側の各先端部が前記磁石の両極に対応し、この状態で前記コアが前記キー釦の移動方向に対し直交する方向に配置され、このコアに前記コイルが巻き付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキー入力装置。
  7. 前記コイルは、前記磁石の一方の磁極に対応する前記コアの一方の先端部に巻き付けられた第1コイル部と、前記磁石の他方の磁極に対応する前記コアの他方の先端部に巻き付けられた第2コイル部とを備えていることを特徴とする請求項6に記載のキー入力装置。
  8. 前記発電部は、前記磁石に対しその移動方向に沿って前記コイルを複数個備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のキー入力装置。
  9. 前記発電部は、前記キー釦の移動方向に沿って複数個設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のキー入力装置。
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