JP2011114884A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図ることができる発電装置を提供する。
【解決手段】発電装置10は、振動増幅機構12と発電手段14とを有し、振動増幅機構12は、錘18と、振動する振動体20に錘18を揺動可能に支持する中空の支持部材16とを備えている。発電手段14は、支持部材16の中空内部に配置されている。よって、発電装置10の小型化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動エネルギーを電気エネルギーに変換して電力を発生する発電装置に関する。
近年、振動エネルギーを電気エネルギーに変換して電力を発生する発電装置が提案されている。
図19に示すように、特許文献1の発電装置500では、筐体の天板502に筒状コイル504の一端側が取り付けられている。この筒状コイル504内には、コイルバネ506によって天板502から吊り下げられた棒状磁石508が配置されている。
そして、筐体を揺動したり、傾けたりすることにより、棒状磁石508を振動させて筒状コイル504から電力を発生させる。
しかし、発電装置500のような発電装置は、バネ(コイルバネ506)と磁石(棒状磁石508)とを上下方向に直列に配置する構成になるので、磁石の振動方向に対して長い形状になってしまい小型化を図るのが難しい。特に、大きな発電量を得ようとする場合には、磁石を大きく振動させる必要があるので、小型化がより難しくなる。
特開平10−66323号公報
本発明は係る事実を考慮し、小型化を図ることができる発電装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、振動する振動体に錘を揺動可能に支持する中空の支持部材と該錘とを備えた振動増幅機構と、前記錘に設けられた第1部材と該第1部材に対して相対移動可能な第2部材とを備えて前記支持部材の中空内部に配置され前記相対移動によって電力を発生する発電手段と、を有する。
請求項1に記載の発明では、発電装置が、振動増幅機構と発電手段とを有している。振動増幅機構は、中空の支持部材と錘とを備えている。支持部材は、振動する振動体に錘を揺動可能に支持する。
発電手段は、錘に設けられた第1部材と、この第1部材に対して相対移動可能な第2部材とを備え、支持部材の中空内部に配置されている。そして、第1部材に対して第2部材を相対移動することによって電力を発生する。
よって、振動体に振動が発生したときに、この振動が振動増幅機構を介して第1部材に伝達されて第1部材が振動し、第1部材に対して第2部材が相対移動するので電力が発生する。すなわち、振動する振動体の振動エネルギーを発電手段により電気エネルギーに変換して電力を発生させることができる。
また、支持部材の中空内部に発電手段が配置されているので、支持部材と発電手段とを直列に配置する構成に比べて、第1部材と第2部材との相対移動方向に対する発電装置の長さを短くできる。すなわち、発電装置の小型化を図ることができる。
ここで、発電手段により電力を発生させるときに、第1部材の振動を抑える抵抗力(例えば、第1部材を磁石とし第2部材をコイルとして電磁誘導によりコイルから電力を発生させる場合における、コイルに発生する逆起電力によって磁石の振動を抑える抵抗力)が第2部材から第1部材へ作用する場合、第1部材の振動の振幅は小さくなってしまう。
これに対して請求項1の発電装置では、第1部材が錘に設けられているので、錘の重量により第1部材の慣性力が大きくなる。これにより、第2部材から第1部材へ作用する抵抗力による振動抑制効果を低減することができる。
すなわち、振動体の振動に対する第1部材の振動の増幅倍率の低下を低減することができ、第1部材を効果的に振動させることができる。発電手段による発電量は、第1部材と第2部材との相対移動量が大きいほど大きくなるので、振動体に発生する振動エネルギーを効果的に電気エネルギーに変換することができ、大きな電力を発生させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記第1部材は磁石又はコイルであり、前記第2部材はコイル又は磁石である。
請求項2に記載の発明では、第1部材を磁石又はコイルとし、第2部材をコイル又は磁石とすることにより、磁石に対してコイルが相対移動したときに、電磁誘導の原理によってコイルから電力を発生させることができる。
ここで、発電手段により電力を発生させるときにコイルには逆起電力が発生し、これによって磁石の振動を抑える抵抗力がコイルから磁石へ作用してしまう。これに対して請求項2の発電装置では、磁石又はコイルを錘に設けているので、錘の質量により磁石又はコイルの慣性力が大きくなる。これにより、コイルから磁石へ作用する抵抗力による振動抑制効果を低減することができる。
すなわち、振動体の振動に対する磁石又はコイルの振動の増幅倍率の低下を低減することができ、磁石又はコイルを効果的に振動させることができる。電磁誘導の原理を利用した発電手段の発電量は、第1部材(磁石又はコイル)と第2部材(コイル又は磁石)との相対移動量が大きいほど大きくなるので、振動体に発生する振動エネルギーを効果的に電気エネルギーに変換することができ、大きな電力を発生させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記支持部材は、コイルばねである。
請求項3に記載の発明では、支持部材をコイルばねとすることにより、簡単な部材(コイルばね)で、第1部材を効率よく振動させることができる。
また、支持部材をゴム部材とした場合、振動増幅機構に伝わる振動エネルギーの一部がゴム部材によって熱エネルギーに変換されてしまうため、第1部材の振動として取り出すことができる潜在的なエネルギーがロスしてしまう。これに対して、コイルばねは、振動エネルギーが熱エネルギーに変換されにくいので、第1部材の振動として取り出すことができる潜在的なエネルギーはゴム部材の場合よりも大きくなる。
請求項4に記載の発明は、前記支持部材は、弾性を有する筒状部材である。
請求項4に記載の発明では、支持部材を、弾性を有する筒状部材とすることにより、この筒状部材がカバーの役割りを兼ねるので、支持部材の中空内部に塵や埃等が入り込むことにより発電効果が低下するのを防ぐことができる。
例えば、第1部材を磁石、第2部材をコイルとした場合、砂鉄などの小さな鉄分が支持部材の中空内部に入り込むと、磁束線の分布を乱して電磁誘導による発電効果を低下させてしまうことが考えられる。
請求項5に記載の発明は、前記振動体の振動が伝達されて振動する、前記第1部材と前記第2部材との振動の位相差を調整可能な位相調整手段を有する。
請求項5に記載の発明では、発電装置が位相調整手段を有している。位相調整手段は、振動体の振動が伝達されて振動する第1部材の振動と、振動体の振動が伝達されて振動する第2部材の振動との位相差の調整が可能となっている。
よって、位相調整手段による位相差の調整により、第1部材と第2部材との相対移動量を大きくすることができるので、発電手段によって効果的に電力を発生させることができる。
本発明は上記構成としたので、小型化を図ることができる発電装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る発電装置を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る発電装置を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る発電装置を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る発電装置を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る発電装置の作用を示す線図である。 本発明の第3の実施形態に係る発電装置を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る発電装置を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る発電装置の作用を示す線図である。 本発明の第4の実施形態に係る発電装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の変形例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の変形例を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の変形例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の変形例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の変形例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の変形例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の応用例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の応用例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る発電装置の応用例を示す正面図である。 従来の発電装置を示す説明図である。
図面を参照しながら、本発明の発電装置を説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1の正面図、及び図2の分解図に示すように、第1の実施形態の発電装置10は、振動増幅機構12と発電手段14とを有している。
振動増幅機構12は、中空の支持部材としてのコイルばね16と、円板状の錘18とを備えている。コイルばね16は、振動する振動体としての床スラブ20上面に固定された円板状の台座26上部に設けられ、錘18は、このコイルばね16の上端部に設けられた円板状の揺動部材28下部に固定されている。このような構成により、錘18は、コイルばね16によって床スラブ20に揺動可能に支持されている。
発電手段14は、第1部材としての棒状の磁石22と、磁石22に対して相対移動可能な第2部材としてのコイル24とを備えている。磁石22は錘18下面に固定され、コイル24は台座26上部に設けられている。このような構成により、発電手段14はコイルばね16の中空内部に配置されている。
次に、本発明の第1の実施形態の作用及び効果について説明する。
第1の実施形態の発電装置10では、図1に示すように、振動体としての床スラブ20に上下方向の振動が発生したときに、この振動が振動増幅機構12を介して第1部材としての磁石22に伝達されて磁石22が振動し、磁石22に対して第2部材としてのコイル24が相対移動する。これにより、電磁誘導の原理によってコイル24から電力が発生する。すなわち、振動する振動体の振動エネルギーを発電手段14(磁石22及びコイル24)により電気エネルギーに変換して電力を発生させることができる。
また、支持部材としてのコイルばね16の中空内部に発電手段14が配置されているので、コイルばね16と発電手段14とを上下方向に直列に配置する構成に比べて、磁石22とコイル24との相対移動方向に対する発電装置10の長さを短くできる。すなわち、発電装置の小型化を図ることができる。
また、発電手段14により電力を発生させるときにコイル24には逆起電力が発生し、これによって磁石22の振動を抑える抵抗力がコイル24から磁石22へ作用してしまう。これに対して発電装置10では、磁石22を錘18に固定しているので、錘18の質量により磁石22の慣性力が大きくなる。これにより、コイル24から磁石22へ作用する抵抗力による振動抑制効果を低減することができる。
すなわち、床スラブ20の振動に対する磁石22の振動の増幅倍率の低下を低減することができ、磁石22を効果的に振動させることができる。電磁誘導の原理を利用した発電手段14の発電量は、磁石22とコイル24との相対移動量が大きいほど大きくなるので、床スラブ20に発生する振動エネルギーを効果的に電気エネルギーに変換することができ、大きな電力を発生させることができる。
また、錘18の重量の設定により、振動増幅機構12の固有振動数を変更することができる。例えば、床スラブ20の振動の振動数と、振動増幅機構12の固有振動数とがほぼ等しくなるように錘18の重量を設定すれば、共振現象によって磁石22をより大きく振動させることができ、大きな電力を発生させることができる。
また、支持部材をコイルばね16とすることにより、簡単な部材(コイルばね16)で、錘18及び磁石22を効率よく振動させることができる。
また、支持部材をゴム部材とした場合、振動増幅機構に伝わる振動エネルギーの一部がゴム部材によって熱エネルギーに変換されてしまうため、磁石22の振動として取り出すことができる潜在的なエネルギーがロスしてしまう。これに対して、コイルばね16では、振動エネルギーが熱エネルギーに変換されにくいので、磁石22の振動として取り出すことができる潜在的なエネルギーはゴム部材の場合よりも大きくなる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
なお、第1の実施形態では、第1部材を磁石22とし、第2部材をコイル24とした例を示したが、第1部材をコイル24とし、第2部材を磁石22としてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図3の正面図、及び図4の分解図に示すように、第2の実施形態の発電装置30では、錘18と揺動部材28との間に振動増幅ユニット32が設けられている。
揺動部材28下部には円板状の錘34が固定され、この錘34下面に上端部が固定されたコイルばね36によって錘18が吊り支持されている。
次に、本発明の第2の実施形態の作用及び効果について説明する。
第2の実施形態では、図3に示すように、振動体としての床スラブ20に上下方向の振動が発生したときに、振動増幅ユニット32を有する振動増幅機構12を介してこの振動が第1部材としての磁石22に伝達されて磁石22が振動する。これにより、磁石22に対して第2部材としてのコイル24が相対移動し、電磁誘導の原理によってコイル24から電力が発生する。
また、発電装置30には振動増幅ユニット32が設けられているので、第1の実施形態で示した発電装置10に比べて、振動体としての床スラブ20の振動に対する磁石22の振動の増幅倍率をより大きくすることができ、磁石22をより大きく振動させることができる。
例えば、発電装置30において、床スラブ20の重量をm、錘34の重量をm、錘18の重量と磁石22の重量とを合計した重量をm、重量mに対する重量mのマス比をμ01(=m/m)、重量mに対する重量mのマス比をμ12(=m/m)とすると、錘34の振動加速度はマス比μ01が小さいほど大きくなり、磁石22の振動加速度はマス比μ12が小さいほど大きくなる。
このように、発電装置30は、床スラブ20の振動に対する磁石22の振動の増幅倍率をより大きくすることができる。また、錘18の重量を小さくしても磁石22を十分に振動させることができる。
また、質点(錘18、34)の数と同数の固有振動数を生じさせることができると共に、この固有振動数付近の振動数において床スラブ20の振動に対する磁石22の振動の増幅倍率を大きくすることができる。これにより、卓越振動数が幅広く分布する床スラブ20に対して効率よく電力を発生させることができる。床スラブの加振振動数はバラエティに富んでおり、例えば人の動作(歩行)などで床スラブを加振する場合には、歩行のテンポによって床スラブの加振振動数が変わってくる。よって、床スラブで励起される卓越振動数もそのテンポによって変化する。このように、床スラブの卓越振動数は床スラブの加振振動数によって異なるので、一般に床スラブには卓越振動数が幅広く分布する。
また、錘18、34の重量の設定により、振動増幅機構12の固有振動数を変更することができる。例えば、床スラブ20の振動の振動数と、振動増幅機構12の固有振動数とがほぼ等しくなるように錘18、34の重量を設定すれば、共振現象によって磁石22をより大きく振動させることができ、大きな電力を発生させることができる。
また、先に説明したように、錘18の重量と磁石22の重量とを合計した重量mを錘34の重量mで割ったマス比μ12を小さくすれば、床スラブ20の振動に対する磁石22の振動の増幅倍率を大きくすることができ、このマス比μ12を大きくすれば、振動増幅機構12に生じる2つの固有振動数(1次固有振動数と2次固有振動数)の振動数の間隔を広げることができる。
図5にこれらの一例を示す、図5のグラフの横軸には床スラブ20の振動数が示され、縦軸には床スラブ20に対する磁石22の振動増幅倍率が示されている。値140に対して、マス比μ12を小さくした値が値142であり、マス比μ12を大きくした値が値144である。
このように、床スラブ20の振動特性に応じてこのマス比を適宜設定することによって大きな発電量を得ることができる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
なお、第2の実施形態では、振動増幅ユニット32を有する振動増幅機構12の例を示したが、錘18と揺動部材28との間に複数の振動増幅ユニット32を直列(上下方向)又は並列(横方向)に配置してもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態の説明において、第2の実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図6の正面図、及び図7の分解図に示すように、第3の実施形態の発電装置38では、台座26と第2部材としてのコイル24との間に位相調整手段40が設けられている。
位相調整手段40は、コイルばね44と円板状の錘42とによって構成されている。コイルばね44は台座26上部に設けられ、錘42はコイルばね44の上端部に固定されている。このような構成により、錘42は、コイルばね44によって床スラブ20に揺動可能に支持されている。コイル24は、錘42の上面に固定されている。
位相調整手段40は、床スラブ20の振動が伝達されて振動する第1部材としての磁石22の振動と、床スラブ20の振動が伝達されて振動する第2部材としてのコイル24の振動との位相差の調整が可能となっている。
次に、本発明の第3の実施形態の作用及び効果について説明する。
第3の実施形態では、図6に示すように、位相調整手段40による位相差の調整によって、磁石22とコイル24との相対移動量を大きくすることができるので、発電手段14によって効果的に電力を発生させることができる。位相調整手段40による位相差の調整は、錘42の重量やコイルばね44の剛性を変更して行う。
例えば図8(a)のグラフに示すように、発電装置38において、床スラブ20に上下方向の振動が発生したときに床スラブ20の振動が伝達されて振動する、磁石22の振動波形を値46(実線)とし、コイル24の振動波形を値48(点線)とする。値46と値48との波長は等しく、値46の振幅Wは値48の振幅Wの5倍になっている。
ここで、位相調整手段40により、値46と値48との位相差を調整して180度ずらすと、図8(b)のグラフに示すようになる。すなわち、図8(a)のときの磁石22とコイル24との相対移動量がW−W(=Wの4倍)であるのに対して、図8(b)のときの磁石22とコイル24との相対移動量はW+W(=Wの6倍)となる。よって、磁石22とコイル24との相対移動量を大きくすることができる。
位相調整手段40の設定により、値48の振幅を大きくすれば、磁石22とコイル24との相対移動量をさらに大きくすることができる。例えば、値48の2倍の振幅W(=W×2)を有する値50(一点鎖線)とすれば、磁石22とコイル24との相対移動量はW+W(=Wの7倍)とすることができる。
なお、値48の振幅は、床スラブ20の振動数に、錘42及びコイルばね44によって構成されるコイル系の固有振動数を近づけることによって大きくすることができる。ここで、床スラブ20の振動数にコイル系の固有振動数を近づけ過ぎると、値46との位相差が180度よりも小さくなってしまうので、値46との位相差と、コイル系の固有振動数との兼ね合いを考慮する必要がある。
このように、床スラブ20の振動が伝達されて振動する第1部材としての磁石22の振動と、床スラブ20の振動が伝達されて振動する第2部材としてのコイル24の振動との位相差は、180度付近であることが好ましく、180度であることがより好ましい。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ構成のものは、同符号を付すると共に、適宜省略して説明する。
図9の正面図に示すように、第4の実施形態の発電装置52では、支持部材が弾性を有する筒状部材54となっている。そして、筒状部材54と錘18とによって振動増幅機構56を構成している。
筒状部材54は、弾性を有する中空の部材であればよく、天然ゴム等のゴム材によって形成してもよいし、ポリウレタン、ポリプロピレン等の発泡材や、シリコーンゲル等の高分子ゲルなどによって形成してもよい。
次に、本発明の第4の実施形態の作用及び効果について説明する。
第4の実施形態では、図9に示すように、支持部材を筒状部材54とすることにより、この筒状部材54がカバーの役割りを兼ねることができる。これにより、筒状部材54の中空内部に塵や埃等が入り込むことによって発電効果が低下するのを防ぐことができる。
例えば、図9に示すように、第1部材を磁石22、第2部材をコイル24とした場合、砂鉄などの小さな鉄分が支持部材の中空内部に入り込むと、磁束線の分布を乱して電磁誘導による発電効果を低下させてしまうことが考えられる。
以上、本発明の第1〜第4の実施形態について説明した。
なお、第1〜第4の実施形態では、第1部材を磁石22とし、第2部材をコイル24として、磁石22とコイル24との相対移動によって発電する発電手段14の例を示したが、発電手段は、第1部材と第2部材との相対移動によって電力を発生するものであればよい。
例えば、図10の正面図、及び図11の分解図に示す発電装置62のように、第2部材としてのコイル58から離した位置で、コイル面58Aに対向するように第1部材としての磁石60を配置し、コイル面58Aに対する磁石60の離間と接近とを繰り返すようにしてもよい。図10、11では、発電装置62の高さを低くするために、台座64及び揺動部材66を円板状の薄板としている。
また、例えば、図12(a)〜(c)の正面図に示すような、圧電効果に基づいて電力を発生させる発電手段68、70、72としてもよいし、図13の正面図に示すような、静電誘導に基づいて電力を発生させる発電手段74としてもよい。また、人工筋肉を動かすことによって生じる電力を利用する発電手段としてもよい。
図12(a)に示す発電装置76は、第1の実施形態の発電装置10(図1、2を参照のこと)の錘18下面に発電手段68を設置したものである。発電手段68は、圧電素子84と錘86とによって構成されている。圧電素子84は錘18下面に固定され、この圧電素子84下面に錘86が固定されている。
床スラブ20に上下方向の振動が発生すると、振動増幅機構12を介して錘18も上下方向に振動する。そして、この振動が圧電素子84を介して錘86に伝わり錘86も上下方向に振動する。このとき、圧電素子84には圧縮応力と引張応力とが繰り返し作用し、これによって圧電素子84の上下に設けられた電極84A、84Bから電力を発生させることができる。この場合、圧電素子84の上端部が第1部材となり、錘86が第2部材となる。
図12(b)に示す発電装置78は、第1の実施形態の発電装置10(図1、2を参照のこと)の錘18下面に発電手段70を設置したものである。発電手段70は、圧電素子88、錘90、及び支柱92によって構成されている。支柱92は、錘18下面に上端部が固定されて略鉛直に吊り下げられており、この支柱92の下部付近から圧電素子88を介して錘90が左右に張り出すように設けられている。
床スラブ20に上下方向の振動が発生すると、振動増幅機構12を介して錘18も上下方向に振動する。そして、この振動が支柱92及び圧電素子88を介して錘90に伝わり錘90も上下方向に振動する。このとき、圧電素子88には、せん断応力が繰り返し作用し、これによって圧電素子88の左右に設けられた電極88A、88Bから電力を発生させることができる。この場合、支柱92が第1部材となり、錘90が第2部材となる。
図12(c)に示す発電装置80は、第1の実施形態の発電装置10(図1、2を参照のこと)の錘18下面に発電手段72を設置したものである。発電手段72は、圧電素子96A、96Bと電極96C、96Dとが交互に積層された板状の圧電部材96、及び錘98によって構成されている。
圧電部材96は、圧電部材96の材軸方向(横方向)の略中央で、錘18下面に上端部が固定されて略鉛直に吊り下げられた支柱94の下端部に固定されている。また、圧電部材96の左右両端部付近の下面には錘98が固定されている。
床スラブ20に上下方向の振動が発生すると、振動増幅機構12を介して錘18も上下方向に振動する。そして、この振動が支柱94及び圧電部材96を介して錘98に伝わり錘98も上下方向に振動する。このとき、圧電素子96A、96Bには曲げ応力が繰り返し作用し、これによって圧電部材96に設けられた電極96C、96Dから電力を発生させることができる。この場合、圧電部材96の材軸方向(横方向)の略中央部(支柱94の下端部に固定されている圧電部材96の部位付近)が第1部材となり、錘98が第2部材となる。
図13の発電装置82に設けられている発電手段74は、静電式の発電機であり、2つの平面状の基盤100、102が互いに向かい合った構造となっている。この場合、基盤100が第1部材となり、基盤102が第2部材となる。
基盤100は、錘18下面に上端部が固定され、基盤102は、台座26上部に下端部が固定されている。基盤102には、電荷を半永久的に帯びたエレクトレット104が櫛状に配置されている。基盤100には、エレクトレット104に対向する対向電極106が櫛状に配置されている。
これにより、エレクトレット104と対向電極106とが相対移動することによって起電力が生じ、対向電極106から電力が発生する。
このようにして、発電装置76、78、80、82では、振動する床スラブ20の振動エネルギーを発電手段68、70、72、74により電気エネルギーに変換して電力を発生させることができる。
また、第1〜第4の実施形態では、振動体としての床スラブ20上面に発電装置10、30、38、52を設置した例を示したが、これらの発電装置10、30、38、52を振動体の下面に設置してもよい。例えば、図14の正面図に示すように、第1の実施形態で示した発電装置10(図1を参照のこと)を振動体としての床スラブ20下面に設置してもよい。
また、第1〜第4の実施形態では、支持部材としてのコイルばね16の中空内部に発電手段14を配置した例を示したが、発電手段の一部又は全部が支持部材の中空内部に位置していればよい。例えば、磁石22やコイル24の一部がコイルばね16の外部に位置していてもよい。
また、図15の正面図に示す構成の発電装置108においては、第1部材としての磁石110、第2部材としてのコイル112、及び磁石110とコイル112との間に形成される一点鎖線で示した空間Sによって、発電手段114が構成されるものとする。よって、発電手段114の一部(空間S)が支持部材としてのコイルばね16の中空内部に位置していることになるので、発電装置108も本発明の発電装置となる。
図15では、コイル112が、円柱状の台座116に形成された穴118内に配置されると共に穴118の内壁に固定されている。また、磁石110が、円柱状の揺動部材122に形成された穴124内に配置されると共に揺動部材122に設けられた錘120下面に固定されている。
また、第1〜第4の実施形態で示した錘18、34は、この錘18、34が固定されている揺動部材28や磁石22によって必要な重量が得られる場合には設けなくてもよい。
また、第1〜第4の実施形態では、振動体を床スラブ20とした例を示したが、振動体は振動するものであればよい。例えば、空調ダクトのパネル、階段の踏み板、設備機器を載置する防振台、水道配管、二重床構造の床ボード、天井ボード、走行する自動車や列車の車体、歩道橋、連絡橋、道路等を振動体とし、これらに第1〜第4の実施形態で示した発電装置10、30、38、52を設けてもよい。
また、第1〜第4の実施形態では、錘としての錘18に第1部材としての磁石22が固定された例を示したが、錘に第1部材が設けられていればよい。例えば、磁石22の先端部(下端部)に錘18の代わりの錘が設けられていてもよいし、揺動部材28に対して錘18と磁石22とが別々に固定されていてもよい。これらの構成も「錘に設けられた第1部材」を意味する。
また、第1〜第4の実施形態で示した発電装置10、30、38、52を振動体に複数設置してもよい。例えば、図16(a)の正面図に示すように、発電装置10を横方向に複数配置してもよいし、図16(b)〜(d)の正面図に示すように、発電装置10を上下方向に複数積層してもよい。図16(d)では、2つの発電装置10によって床スラブ20上に板部材126が支持され、この板部材126上に発電装置10が載置されている。
図16(a)〜(d)において、複数の発電装置10の固有振動数を異ならせれば、卓越振動数が幅広く分布する床スラブ20(振動体)に対して効率よく電力を発生させることができる。また、図16(b)〜(d)においては、上層に配置した発電装置10に設けられた磁石22(第1部材)をより大きく振動させることができる。
また、第1〜第4の実施形態で示した発電装置10、30、38、52を防振部材として用いてもよい。例えば、図17の正面図に示すように、床スラブ20の上面に設置した発電装置10上に、振動を嫌う精密機器等の機器128を載置すれば、床スラブ20から機器128へ伝達される振動を防ぐことができる。また、例えば、図18の正面図に示すように、床スラブ20の上面に設置した発電装置10上に、振動を発生する空調機器等の機器130を載置すれば、機器130から床スラブ20へ伝達される振動を防ぐことができる。
以上、本発明の第1〜第4の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものでなく、第1〜第4の実施形態を組み合わせて用いてもよいし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10、30、38、52、62、76、78、80、82、108 発電装置
12、56 振動増幅機構
14、68、70、72、74、114 発電手段
16 コイルばね(支持部材)
18、120 錘
20 床スラブ(振動体)
22、60、110 磁石(第1部材)
24、58、112 コイル(第2部材)
40 位相調整手段
54 筒状部材

Claims (5)

  1. 振動する振動体に錘を揺動可能に支持する中空の支持部材と該錘とを備えた振動増幅機構と、
    前記錘に設けられた第1部材と該第1部材に対して相対移動可能な第2部材とを備えて前記支持部材の中空内部に配置され前記相対移動によって電力を発生する発電手段と、
    を有する発電装置。
  2. 前記第1部材は磁石又はコイルであり、前記第2部材はコイル又は磁石である請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記支持部材は、コイルばねである請求項1又は2に記載の発電装置。
  4. 前記支持部材は、弾性を有する筒状部材である請求項1又は2に記載の発電装置。
  5. 前記振動体の振動が伝達されて振動する、前記第1部材と前記第2部材との振動の位相差を調整可能な位相調整手段を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の発電装置。
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