JP2015139267A - 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器 - Google Patents

発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015139267A
JP2015139267A JP2014009073A JP2014009073A JP2015139267A JP 2015139267 A JP2015139267 A JP 2015139267A JP 2014009073 A JP2014009073 A JP 2014009073A JP 2014009073 A JP2014009073 A JP 2014009073A JP 2015139267 A JP2015139267 A JP 2015139267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
posture
power generation
driving body
input device
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014009073A
Other languages
English (en)
Inventor
高橋 洋
Hiroshi Takahashi
洋 高橋
杉山 幸一
Koichi Sugiyama
幸一 杉山
鈴木 克俊
Katsutoshi Suzuki
克俊 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2014009073A priority Critical patent/JP2015139267A/ja
Publication of JP2015139267A publication Critical patent/JP2015139267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】操作部材を押す押し込み速度、戻し速度によらず、安定した起電力が得られる発電入力装置及び安定した起電力が得られる発電入力装置を用いた電子機器を提供する。
【解決手段】操作部材9の移動によって2つの安定姿勢の間で姿勢が変化する駆動体10を有する発電部3を備え、起電力が発生する発電入力装置1において、操作部材9に連結して配置された第1弾性部材18と、第1弾性部材18に連結され駆動体10の姿勢を規制するスライド部材15と、スライド部材15に接続され駆動体10の姿勢を第1の姿勢に復帰させる復元力をもつ第2弾性部材19と、を有し、第1弾性部材18は、駆動体10の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢に変化するときに第2弾性部材19を弾性変形させるための補助力を発生するととともに、駆動体10の姿勢が第2の姿勢から第1の姿勢に変化するときにスライド部材15によって規制されている規制力を緩和する。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部からの操作力によって発電することができる発電入力装置、及び、発電入力装置が操作されたときの起電力によって送信動作などが行われる電子機器に関する。
自己発電型の発電入力装置として、一般的に電磁誘導方式が使用されており、この発電電力を利用して無線機を動かし、無電池の自己発電無線機等の利用が進みつつある。電池を用いずに電子機器を動作させることができれば、電池が消耗して動作しなくなるという心配がなくなる。
特許文献1に、過大な操作力を必要とせず、大きな出力の起電力を発生できる発電入力装置が開示されている。
図8は、従来の発電入力装置100を示す第1の姿勢のときの側面図である。図9は、従来の発電入力装置100を示す第2の姿勢のときの側面図である。
発電コイルが巻かれた磁路形成部材103に、図8及び図9に示すように、第1の対向端面104aと第2の対向端面104bが形成されている。回動体110が、永久磁石121と第1の磁化部材122および第2の磁化部材123を有している。
操作部材115に操作力が作用していないと、図8に示すように、第1の磁化部材122の第1の端面122aが第1の対向端面104aに隙間を介して対向し、第2の磁化部材123の第1の端面123aが第2の対向端面104bに隙間を介して対向する。図8に示す状態では、永久磁石121の磁力により、第1の端面122aと第1の対向端面104aとが磁気吸引され、第1の端面123aと第2の対向端面104bとが磁気吸引されて、回動体110が第1の姿勢で安定しようとする。操作部材115が押されると回動体110が回動し、図9に示す第2の姿勢で安定しようとする。第2の姿勢では、第1の磁化部材122の第2の端面122bが、磁路形成部材103の第2の対向端面104bに微小な隙間を介して対向し、第2の磁化部材123の第2の端面123bが第1の対向端面104aに微小な隙間を介して対向する。操作部材115への力が解除されると操作部材115と回動体110が初期状態に復帰する。
図8に示す第1の姿勢のとき、永久磁石121から発せられる磁束φ1が、第2の磁化部材123の第1の端面123aから第2の対向端面104bを介して磁路形成部材103の第2の腕部103bに与えられる。磁束φ1は、磁路形成部材103の連結部103cを介して第1の腕部103aに至る経路を辿り、第1の対向端面104aから第1の端面122aを介して第1の磁化部材122に戻る。図9に示す第2の姿勢になると、永久磁石121から発せられる磁束φ2が、第1の腕部103aから連結部103cを介して第2の腕部103bに至る経路を辿る。磁路形成部材103内で磁束φ1からφ2に変化するとき、発電コイルから誘導起電力を得ることができる。同様に、磁路形成部材103内で磁束φ2からφ1に変化するとき、発電コイルから誘導起電力を得ることができる。回動体110と磁路形成部材103が接触しないので操作部材115の操作に要する力が比較的弱く、回動体110が磁気吸着で瞬時に回動するため、大きな起電力を得ることができる。
特開2013−21746号公報
しかしながら、発電量は押し込み速度、戻し速度によりばらつきが発生することがあった。とくに、弾力性のない操作体により操作される使用形態では、特に戻し時の速度が低速の場合、発電量が少なくなり、発電入力装置を用いて送信回路などを有する電子機器を無電池で動作させようとした場合、動作不具合が発生することがあった。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、特に、押し込み速度、戻し速度によらず、安定した起電力が得られる発電入力装置及び安定した起電力が得られる発電入力装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の発電入力装置は、操作体により押圧操作される操作部材と前記操作部材の移動によって第1の姿勢と第2の姿勢との2つの安定姿勢の間で姿勢が変化する駆動体を有する発電部とを備え、前記駆動体の姿勢を変化させる際に起電力が発生する発電入力装置において、前記操作部材に連結して配置された第1弾性部材と前記第1弾性部材に連結され前記駆動体の姿勢を前記第1の姿勢と前記第2の姿勢との間で規制するスライド部材と前記スライド部材に接続され前記駆動体の姿勢を前記第1の姿勢に復帰させる復元力をもつ第2弾性部材とを有し、前記第1弾性部材は、前記駆動体の姿勢が前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化するときに前記第2弾性部材を弾性変形させるための補助力を発生するととともに、前記駆動体の姿勢が前記第2の姿勢から前記第1の姿勢に変化するときに前記スライド部材によって規制されている規制力を緩和することを特徴とする。
この構成によれば、発電部は、第1の姿勢と第2の姿勢との2つの安定姿勢の間で姿勢が変化する駆動体を有し、駆動体の姿勢を規制するスライド部材には第1弾性部材と第2弾性部材とが連結されている。このため、第1弾性部材と第2弾性部材との弾性変形によって、駆動体の姿勢が変化する速さをより速くするように加速することができる。したがって、操作部材を押す押し込み速度、戻し速度によらず、所定の速度で駆動体の姿勢を変化させることができるため、安定した起電力が得られる。
また、本発明の発電入力装置において、前記発電部は、前記駆動体の姿勢が前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化するとき及び前記第2の姿勢から前記第1の姿勢に変化するときの電磁誘導により発電することを特徴とする。
この構成によれば、電磁誘導により発電する機構は単純な構造で長期間安定して動作可能なので、長期信頼性に優れている。
また、本発明の発電入力装置において、前記発電部は、前記駆動体と、磁性材料で形成された磁路形成部材と、前記磁路形成部材の一部であって空間を介して対向する第1対向端面および第2対向端面と、前記磁路形成部材に巻かれた発電用コイルと、を有し、前記駆動体が前記空間内に位置して前記第1対向端面と前記第2対向端面との対向方向と交差する回動中心軸を中心として回動可能に軸支され、前記駆動体は、互いに逆の磁極となる第1の着磁面と第2の着磁面を有する磁石と、前記第1の着磁面に固着された磁性材料製の第1の磁化部材と、前記第2の着磁面に固着された磁性材料製の第2の磁化部材と、を有し、前記第1の姿勢で、前記第1の磁化部材が前記第1対向端面に隙間を介して磁気吸引され、且つ前記第2の磁化部材が前記第2対向端面に隙間を介して磁気吸引され、前記第2の姿勢で、前記第1の磁化部材が前記第2対向端面に隙間を介して磁気吸引され且つ前記第2の磁化部材が前記第1対向端面に隙間を介して磁気吸引されることを特徴とする。
この構成によれば、駆動体が、第1の姿勢へ向けて回動するときと、第2の姿勢に向けて回動するときの双方において、第1の磁化部材と第2の磁化部材が、磁路形成部材の2つの対向端面に磁気吸引されるため、駆動体の回動速度が自然と加速されることなる。そのため、磁路形成部材の内部の単位時間当たりに磁束の変化量が大きくなり、発電効率が高くなる。また、駆動体が第1の姿勢と第2の姿勢に回動したときに、第1の磁化部材および第2の磁化部材と磁路形成部材の対向端面との間に隙間が形成されているため、駆動体を第1の姿勢から回動させ、または第2の姿勢から回動させるときに過大な操作力が必要とならない。したがって、操作がきわめて容易である。
また、本発明の発電入力装置において、前記第2弾性部材は、前記第2の姿勢での磁気吸引力に打ち勝って、前記駆動体の姿勢を前記第1の姿勢に復帰させるばね力をもつ復帰ばねであることを特徴とする。
この構成によれば、駆動体を第1の姿勢または第2の姿勢から回動させるのに必要な力に対し、第1弾性部材及び第2弾性部材のばね力を適度なものにでき、操作しやすいものとなる。
本発明の電子機器は、上記いずれかの発電入力装置と、前記駆動体の姿勢を変化させるときに前記発電部から得られる起電力によって駆動される信号処理回路と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、発電入力装置の操作部材を外部からの操作力によって押圧操作し、送信回路などを有する電子機器を、無電力で動作させることが可能である。
本発明によれば、操作部材を押す押し込み速度、戻し速度によらず、所定の速度で駆動体の姿勢を変化させることができるため、安定した起電力が得られる発電入力装置を提供することができる。
また、安定した起電力が得られる発電入力装置を用いた電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態の発電入力装置を示す部分斜視図である。 発電部を示す部分斜視図である。 駆動体の姿勢が第1の姿勢のときの説明図である。 駆動体の姿勢が第2の姿勢のときの説明図である。 押し込み操作における操作荷重を示す説明図である。 戻し操作における操作荷重を示す説明図である。 本発明の実施形態の電子機器を示すブロック図である。 従来の発電入力装置を示す第1の姿勢のときの側面図である。 従来の発電入力装置を示す第2の姿勢のときの側面図である。
[発電入力装置]
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、分かりやすいように、図面は寸法を適宜変更している。
図1は、本発明の実施形態の発電入力装置1を示す部分斜視図である。図2は、発電部3を示す部分斜視図である。図3は、駆動体10の姿勢が第1の姿勢のときの説明図である。図4は、駆動体10の姿勢が第2の姿勢のときの説明図である。図5は、押し込み操作における操作荷重を示す説明図である。図6は、戻し操作における操作荷重を示す説明図である。
本発明の実施形態の発電入力装置1は、図1に示すように、筐体2、スライド部材15、操作部材9、第1弾性部材18、第2弾性部材19、及び、発電部3を備えている。
操作部材9は、合成樹脂材料で形成されている。第1弾性部材18は、金属材料で形成され、操作部材9に連結して配置されている。スライド部材15は、磁気的な絶縁材料である合成樹脂材料で形成され、第1弾性部材18に連結されている。第2弾性部材19は金属材料で形成され、スライド部材15に接続されている。なお、図1は、筐体2として下部筐体のみが図示された部分斜視図である。図1に図示しない上部筐体は、操作部材9の一部を露出させて外部から操作体により押圧操作可能にするとともに、その他の筐体2の内部に収容された発電部3等を外部に露出させないように保護している。
スライド部材15は、図1に示すように、連結長穴16を有している。また、スライド部材15及び操作部材9は、図示しない上部筐体の摺動部に摺動可能に保持されている。
筐体2には、発電部3が保持されている。発電部3は、磁路形成部材5、第1の発電コイル6a、第2の発電コイル6b、及び駆動体10を備え、駆動体10が回転したときの電磁誘導により発電するように構成されている。図2に示すように、磁路形成部材5は、第1腕部5aと第2腕部5bおよび連結部5cとが連続して一体に形成されている。磁路形成部材5は軟磁性の金属板でU字形状に形成されて、連結部5cが上向きにほぼ直角に折り曲げられている。
図1ないし図4では、第1腕部5aと第2腕部5bの板面に沿う対向方向がX1−X2方向で示され、第1腕部5aと第2腕部5bの板厚方向がX1−X2方向と直交するZ1−Z2方向として示されている。Y1−Y2方向は、X1−X2方向及びZ1−Z2方向に直交する方向として示されている。
第1腕部5aが第1対向端面4aを有し、第2腕部5bが第2対向端面4bを有している。第1対向端面4aと第2対向端面4bとは、Y1−Y2方向に向けて互いに平行に延びている。第1対向端面4aと第2対向端面4bは、Y−Z平面に平行で平坦に形成されている。
磁路形成部材5の第1腕部5aの外周に第1の発電コイル6aが巻かれている。第2腕部5bの外周に第2の発電コイル6bが巻かれている。この第1の発電コイル6a及び第2の発電コイル6bによって発電用コイルが構成され、第1の発電コイル6aの巻き導線と第2の発電コイル6bの巻き導線は直列に接続されており、導線の両端部が、筐体2に固定された一対の端子7に個別に接続されている。
発電部3には、図1に示すように、駆動体10が設けられている。駆動体10は、磁気的な絶縁材料である合成樹脂材料で形成された回動ホルダ11を有している。回動ホルダ11には、Y1側とY2側に突出する回動軸12が一体に形成されている。筐体2に軸受部2bが形成されており、回動軸12が軸受部2bに回動自在に保持されて、駆動体10が、Y1−Y2方向に延びる軸芯10a(図2参照)を中心として回動自在に支持されている。
図1に示すように、回動ホルダ11のY2側の端部に回動アーム13が一体に形成され、その先端部に軸方向がY1−Y2方向に延びる連結ピン14が一体に形成されている。スライド部材15にX1−X2方向に延びる連結長穴16が形成されており、連結長穴16の内部に連結ピン14が摺動自在に挿入される。なお、製造上、連結長穴16は連結ピン14の径より少し大きく形成され、このため、摺動に遊びを生じる。
図1に示すように、第1弾性部材18は補助ばねであり、操作部材9とスライド部材15との間にばね力による第1弾性力が発生している。この第1弾性力により、スライド部材15がZ2側へ常に付勢されている。一方、図1に示すように、第2弾性部材19は復帰ばねであり、筐体2とスライド部材15との間にばね力による第2弾性力が発生している。第2弾性力は第1弾性力とは反対方向へ作用し、この第2弾性力によって、スライド部材15がZ1側へ常に付勢されている。
外部から操作体により操作部材9が押圧操作されると、第1弾性部材18を介してスライド部材15に外力が作用して、スライド部材15はZ2側に移動し、外力が解除されるとZ1側に移動する。連結ピン14と連結長穴16とで構成されている連結機構によって、スライド部材15のZ1−Z2方向の移動力を、駆動体10の軸芯10aを中心とした回動力に変換している。
駆動体10では、回動ホルダ11に磁束発生部20が固定されている。磁束発生部20は、磁路形成部材5の第1対向端面4aと第2対向端面4bとが対向する空間の内部に位置している。図2〜図4に示すように、磁束発生部20は磁石21を有している。磁石21は、板状の永久磁石であり、図3及び図4に示すように、上下に対向する一方の平面が第1の着磁面21aで他方の平面が第2の着磁面21bである。第1の着磁面21aと第2の着磁面21bは互いに逆の極性に着磁されている。図3及び図4は、第1の着磁面21aがS極で、第2の着磁面21bがN極に着磁されている事例である。
第1の着磁面21aに第1の磁化部材22が固定され、第2の着磁面21bに第2の磁化部材23が固定されている。第1の磁化部材22と第2の磁化部材23は、軟磁性の金属板である。第1の磁化部材22はX2側に向く第1の端面22aとX1側に向く第2の端面22bを有している。第2の磁化部材23は、X1側に向く第1の端面23aとX2側に向く第2の端面23bを有している。
図3と図4に示すように、第1の端面22a、23a、第2の端面22b、23bは、回動軸12の中心である軸芯10aを中心とする円筒面に一致するように、曲面形状に形成されている。図3と図4に示すように、第1の磁化部材22の第1の端面22aまたは第2の磁化部材23の第2の端面23bが第1対向端面4aに対向したときに、第1の端面22aまたは第2の端面23bと第1対向端面4aとが接触することがなく対向部に微細な隙間が形成される。同様に、第1の磁化部材22の第2の端面22bまたは第2の磁化部材23の第1の端面23aが第2対向端面4bに対向したときに、第2の端面22bまたは第1の端面23aと第2対向端面4bとが接触することがなく対向部に微細な隙間が形成される。
次に、本実施形態の発電入力装置1の動作について説明する。
図3に示すように、スライド部材15に操作部材9から伝達される外力が作用していないときは、第2弾性部材19の第2弾性力でスライド部材15がZ1側へ戻されており、スライド部材15の連結長穴16によって連結ピン14が持ち上げられている。このスライド部材15の位置に規制されて、駆動体10が、図3において時計方向へ回動させられた第1の姿勢を保持している。駆動体10が第1の姿勢のとき、第1の磁化部材22の第1の端面22aが磁路形成部材5の第1対向端面4aに微小な隙間を介して対向し、第2の磁化部材23の第1の端面23aが第2対向端面4bに微小な隙間を介して対向している。また、第1の磁化部材22の第2の端面22bが第2対向端面4bから離れ、第2の磁化部材23の第2の端面23bが第1対向端面4aから離れている。
図3に示す状態では、磁石21の磁力により、第1の端面22aと第1対向端面4aとが磁気吸引され、第1の端面23aと第2対向端面4bとが磁気吸引されて、駆動体10が第1の姿勢で安定しようとする。
スライド部材15の上部に、第1弾性部材18を介して操作部材9が連結されている。外部の操作体によって操作部材9が押圧操作されると、第1弾性部材18を介して、スライド部材15が図3の状態からZ2側へ向けて押され、スライド部材15の連結長穴16によって連結ピン14が下向きに押される。このスライド部材15の位置に規制されて、駆動体10が反時計方向へ回動させられると、図4に示す第2の姿勢に反転して保持される。第2の姿勢では、第1の磁化部材22の第2の端面22bが、磁路形成部材5の第2対向端面4bに微小な隙間を介して対向し、第1の端面22aが第1対向端面4aから離れる。また、第2の磁化部材23の第2の端面23bが第1対向端面4aに微小な隙間を介して対向し、第1の端面23aは第2対向端面4bから離れる。
図4に示す状態では、磁石21の磁力により、第2の端面22bと第2対向端面4bとが磁気吸引され、第2の端面23bと第1対向端面4aとが磁気吸引されて、駆動体10が第2の姿勢で安定しようとする。このため、操作荷重は、第1の姿勢から第2の姿勢に駆動体10が回転する押し込み量の領域で軽くなり、第2の姿勢で安定すると再び重くなる。これを図示すると、図5のように、操作部材9の押し込み量に対して非線形の操作荷重として表わすことができる。
例えば、最大押し込み量が2.5mm、第1の着磁面21aと第2の着磁面21bとの間隔(磁石21の厚み)が1mmである。
図3に示す第1の姿勢のとき、磁石21から発せられる磁束φ1が、第2の磁化部材23の第1の端面23aから第2対向端面4bを介して磁路形成部材5の第2腕部5bに与えられる。磁束φ1は、磁路形成部材5の連結部5cを介して第1腕部5aに至る経路を辿り、第1対向端面4aから第1の端面22aを介して第1の磁化部材22に戻る。図4に示す第2の姿勢になると、磁石21から発せられる磁束φ2が、第1腕部5aから連結部5cを介して第2腕部5bに至る経路を辿る。
図1に示す発電入力装置1では、スライド部材15がZ2側へ押し込まれるときに、駆動体10が図4に示す第2の姿勢に向けて磁気吸引力及び第1弾性部材18の第1弾性力によって急速に回転する。このとき、第1弾性部材18は、駆動体10の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢に変化するときに第2弾性部材19を弾性変形させるための補助力を第1弾性力によって発生する。すなわち、第1弾性部材18の補助力が加わることによって、駆動体10の姿勢が変化する速さをより速くすることができる。
第2弾性部材19は、第2の姿勢での磁気吸引力に打ち勝って、駆動体10の姿勢を第1の姿勢に復帰させるばね力をもっている。このため、スライド部材15が下向きに押し込まれた後に押し込み力が除去されると、駆動体10が図4に示す第2の姿勢から図3に示す第1の姿勢に向けて第2弾性部材19の復元力によって回転しようとする。このとき、駆動体10が図3に示す第1の姿勢に向けて磁気吸引力によって急速に回転する。操作荷重は、第2の姿勢に磁気吸引力で抑えられている領域では軽く、第1の姿勢で安定すると図5の押し込み量の荷重と同じ曲線に戻る。これを図示すると、図6のように、操作部材9の押し込み量に対して非線形の操作荷重として表わすことができる。なお、図5の操作方向と図6の操作方向とは逆向きであり、連結ピン14と連結長穴16とで構成されている連結機構等の遊びによりヒステリシスをもっていると考えられる。
操作部材9とスライド部材15との間に第1弾性部材18のばね力による第1弾性力が発生しているので、スライド部材15の移動が操作部材9の位置に規制されない。すなわち、第1弾性部材18は、駆動体10の姿勢が第2の姿勢から第1の姿勢に変化するときにスライド部材15からの規制力を緩和させる効果をもたらす。こうして、例えば、操作部材9への外力がゆっくり解除される場合であっても、スライド部材15からの規制力が第1弾性部材18の第1弾性力によって緩和され、駆動体10の姿勢が変化する速さが制限されてしまうことがない。
そのため、スライド部材15がZ2側へ向けて押されるときに、磁路形成部材5内で磁束φ1からφ2に変化するときの、単位時間当たりの磁束の変化量が大きく、発電用コイルから大きな誘導起電力を得ることができる。同様に、スライド部材15がZ1側へ戻るときに、磁路形成部材5内で磁束φ2からφ1に変化するときの、単位時間当たりの磁束の変化量が大きく、発電用コイルから大きな誘導起電力を得ることができる。本実施形態の発電入力装置1の発電部3は、駆動体10の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢に変化するとき及び第2の姿勢から第1の姿勢に変化するときの電磁誘導により発電する。第1弾性部材18が操作部材9とスライド部材15との間に配置されているので、単位時間当たりの磁束の変化量をより大きくすることができる。
この構成によれば、操作部材9を押す押し込み速度、戻し速度によらず、所定の速度で駆動体10の姿勢を変化させることができるため、安定した起電力が得られる。電磁誘導により発電する機構は単純な構造で長期間安定して動作可能なので、長期信頼性に優れている。
[発電入力装置を用いた電子機器]
図7は、本発明の実施形態の電子機器30を示すブロック図である。
本実施形態の電子機器30は、図7に示すように、発電入力装置1の発電部3に電気接続された電源回路32と、電源回路32で調整された電力によって動作する信号処理回路33と、信号処理回路33で発生した送信信号を電源回路32で調整された電力によって送信する送信回路34と、を備えた回路部31が構成されている。
電源回路32は、発電部3の発電用コイルから得られる誘導起電力を整流してコンデンサに充電する等の動作をおこない、所望の電圧に調整する回路である。
信号処理回路33は、例えば、発電入力装置1を押圧操作したときに送信信号を発生させる回路である。この送信信号は、信号処理回路33が動作を開始したときに発生させることができる。また、押圧操作から解除されたときにも送信信号を発生させることができる。
送信回路34は、例えば無線送信回路と送信アンテナとを備え、電源回路32で調整された電力によって送信信号を図示しない受信装置に無線送信する回路である。
一般に、無線送信の電力は大きく、電池等を必要としていた。長期間に渡って使用する場合には電池の交換が必要であり、煩わしいものであった。本実施形態の電子機器30は、発電入力装置1の起電力のみを電力としているので、電池等を内蔵することなく、無電力で動作させることが可能である。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の発電入力装置1は、操作体により押圧操作される操作部材9と、操作部材9の移動によって第1の姿勢と第2の姿勢との2つの安定姿勢の間で姿勢が変化する駆動体10を有する発電部3と、を備え、駆動体10の姿勢を変化させる際に起電力が発生する。本実施形態の発電入力装置1は、操作部材9に連結された第1弾性部材18と、第1弾性部材18に連結され駆動体10の姿勢を第1の姿勢と第2の姿勢との間で規制するスライド部材15と、スライド部材15に接続された第2弾性部材19と、を有している。第1弾性部材18は、駆動体10の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢に変化するときに第2弾性部材19を弾性変形させるための補助力を発生するととともに、駆動体10の姿勢が第2の姿勢から第1の姿勢に変化するときにスライド部材15からの規制力を緩和させる。
この構成によれば、発電部3は、第1の姿勢と第2の姿勢との2つの安定姿勢の間で姿勢が変化する駆動体10を有し、駆動体10の姿勢を規制するスライド部材には第1弾性部材と第2弾性部材とが連結されている。このため、第1弾性部材と第2弾性部材との弾性変形によって、駆動体10の姿勢が変化する速さをより速くするように加速することができる。したがって、操作部材9を押す押し込み速度、戻し速度によらず、所定の速度で駆動体10の姿勢を変化させることができるため、安定した起電力が得られる。
また、本実施形態の発電入力装置1において、発電部3は、駆動体10の姿勢が第1の姿勢から第2の姿勢に変化するとき及び第2の姿勢から第1の姿勢に変化するときの電磁誘導により発電する。
この構成によれば、電磁誘導により発電する機構は単純な構造で長期間安定して動作可能なので、長期信頼性に優れている。
また、発電部3は、駆動体10と、磁性材料で形成された磁路形成部材5と、対向する第1対向端面4aおよび第2対向端面4bと、磁路形成部材5に巻かれた発電用コイル(第1の発電コイル6a、第2の発電コイル6b)と、を有している。そして、駆動体10が空間内に位置して第1対向端面4aと第2対向端面4bとの対向方向と交差する回動中心軸を中心として回動可能に軸支されている。また、駆動体10は、互いに逆の磁極となる第1の着磁面21aと第2の着磁面21bを有する磁石21と、第1の着磁面21aに固着された磁性材料製の第1の磁化部材22と、第2の着磁面21bに固着された磁性材料製の第2の磁化部材23と、を有している。第1の姿勢で、第1の磁化部材22が第1対向端面4aに隙間を介して磁気吸引され、且つ第2の磁化部材23が第2対向端面4bに隙間を介して磁気吸引され、第2の姿勢で、第1の磁化部材22が第2対向端面4bに隙間を介して磁気吸引され且つ第2の磁化部材23が第1対向端面4aに隙間を介して磁気吸引される。
この構成によれば、駆動体10が、第1の姿勢へ向けて回動するときと、第2の姿勢に向けて回動するときの双方において、第1の磁化部材22と第2の磁化部材23が、磁路形成部材5の2つの対向端面(第1対向端面4a及び第2対向端面4b)に磁気吸引されるため、駆動体10の回動速度が自然と加速されることなる。そのため、磁路形成部材5の内部の単位時間当たりに磁束の変化量が大きくなり、発電効率が高くなる。また、駆動体10が第1の姿勢と第2の姿勢に回動したときに、第1の磁化部材22および第2の磁化部材23と磁路形成部材5の対向端面との間に隙間が形成されているため、駆動体10を第1の姿勢から回動させ、または第2の姿勢から回動させるときに過大な操作力が必要とならない。したがって、操作がきわめて容易である。
また、第2弾性部材19は、第2の姿勢での磁気吸引力に打ち勝って、駆動体10の姿勢を第1の姿勢に復帰させるばね力をもつ復帰ばねである。
この構成によれば、駆動体10を第1の姿勢または第2の姿勢から回動させるのに必要な力に対し、第1弾性部材18及び第2弾性部材19のばね力を適度なものにでき、操作しやすいものとなる。
本実施形態の電子機器30は、上記の発電入力装置1と、駆動体10の姿勢を変化させるときに発電部3から得られる起電力によって駆動される信号処理回路33と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、発電入力装置1の操作部材9を外部からの操作力によって押圧操作し、送信回路34などを有する電子機器30を、無電力で動作させることが可能である。
以上のように、本発明の実施形態の発電入力装置1と電子機器30とを具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらも本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、発電部3の構造及び向きを具体的に示したが、これに限定去るものではない。例えば、回動軸12がY1−Y2方向でなくZ1−Z2方向となるように、磁路形成部材5及び連結機構を変更してもよい。
(2)本実施形態において、第1弾性部材18及び第2弾性部材19をばねとしているが、螺旋ばね以外のばね形状であってもよい。また、金属ばね以外の弾性部材を用いて構成してもよい。
1 発電入力装置
2 筐体
2b 軸受部
3 発電部
4a 第1対向端面
4b 第2対向端面
5 磁路形成部材
5a 第1腕部
5b 第2腕部
5c 連結部
6a 第1の発電コイル
6b 第2の発電コイル
7 端子
9 操作部材
10 駆動体
10a 軸芯
11 回動ホルダ
12 回動軸
13 回動アーム
14 連結ピン
15 スライド部材
16 連結長穴
18 第1弾性部材
19 第2弾性部材
20 磁束発生部
21 磁石
21a 第1の着磁面
21b 第2の着磁面
22 第1の磁化部材
22a 第1の端面
22b 第2の端面
23 第2の磁化部材
23a 第1の端面
23b 第2の端面
30 電子機器
31 回路部
32 電源回路
33 信号処理回路
34 送信回路
φ1、φ2 磁束

Claims (5)

  1. 操作体により押圧操作される操作部材と、前記操作部材の移動によって第1の姿勢と第2の姿勢との2つの安定姿勢の間で姿勢が変化する駆動体を有する発電部と、を備え、前記駆動体の姿勢を変化させる際に起電力が発生する発電入力装置において、
    前記操作部材に連結して配置された第1弾性部材と、
    前記第1弾性部材に連結され、前記駆動体の姿勢を前記第1の姿勢と前記第2の姿勢との間で規制するスライド部材と、
    前記スライド部材に接続され、前記駆動体の姿勢を前記第1の姿勢に復帰させる復元力をもつ第2弾性部材と、を有し、
    前記第1弾性部材は、前記駆動体の姿勢が前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化するときに前記第2弾性部材を弾性変形させるための補助力を発生するととともに、前記駆動体の姿勢が前記第2の姿勢から前記第1の姿勢に変化するときに前記スライド部材によって規制されている規制力を緩和することを特徴とする発電入力装置。
  2. 前記発電部は、前記駆動体の姿勢が前記第1の姿勢から前記第2の姿勢に変化するとき及び前記第2の姿勢から前記第1の姿勢に変化するときの電磁誘導により発電することを特徴とする請求項1に記載の発電入力装置。
  3. 前記発電部は、前記駆動体と、磁性材料で形成された磁路形成部材と、前記磁路形成部材の一部であって空間を介して対向する第1対向端面および第2対向端面と、前記磁路形成部材に巻かれた発電用コイルと、を有し、前記駆動体が前記空間内に位置して前記第1対向端面と前記第2対向端面との対向方向と交差する回動中心軸を中心として回動可能に軸支され、
    前記駆動体は、互いに逆の磁極となる第1の着磁面と第2の着磁面を有する磁石と、前記第1の着磁面に固着された磁性材料製の第1の磁化部材と、前記第2の着磁面に固着された磁性材料製の第2の磁化部材と、を有し、
    前記第1の姿勢で、前記第1の磁化部材が前記第1対向端面に隙間を介して磁気吸引され、且つ前記第2の磁化部材が前記第2対向端面に隙間を介して磁気吸引され、
    前記第2の姿勢で、前記第1の磁化部材が前記第2対向端面に隙間を介して磁気吸引され且つ前記第2の磁化部材が前記第1対向端面に隙間を介して磁気吸引されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電入力装置。
  4. 前記第2弾性部材は、前記第2の姿勢での磁気吸引力に打ち勝って、前記駆動体の姿勢を前記第1の姿勢に復帰させるばね力をもつ復帰ばねであることを特徴とする請求項3に記載の発電入力装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発電入力装置と、前記駆動体の姿勢を変化させるときに前記発電部から得られる起電力によって駆動される信号処理回路と、を有していることを特徴とする電子機器。
JP2014009073A 2014-01-22 2014-01-22 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器 Pending JP2015139267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014009073A JP2015139267A (ja) 2014-01-22 2014-01-22 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014009073A JP2015139267A (ja) 2014-01-22 2014-01-22 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018236265A Division JP2019050729A (ja) 2018-12-18 2018-12-18 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015139267A true JP2015139267A (ja) 2015-07-30

Family

ID=53769947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014009073A Pending JP2015139267A (ja) 2014-01-22 2014-01-22 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015139267A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132894A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 文化シヤッター株式会社 開閉装置
WO2018043131A1 (ja) 2016-09-02 2018-03-08 アルプス電気株式会社 発電装置
WO2018047606A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 アルプス電気株式会社 発電入力装置
WO2018047605A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 アルプス電気株式会社 発電入力装置
JP2018191402A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 ミツミ電機株式会社 発電装置および電子デバイス
CN112740522A (zh) * 2018-10-02 2021-04-30 阿尔卑斯阿尔派株式会社 发电装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005208A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Matsushita Electric Works Ltd 検出スイッチ
JP2009199961A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Casio Comput Co Ltd キー入力装置
JP2013021746A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Alps Electric Co Ltd 発電入力装置および前記発電入力装置を使用した電子機器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005208A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Matsushita Electric Works Ltd 検出スイッチ
JP2009199961A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Casio Comput Co Ltd キー入力装置
JP2013021746A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Alps Electric Co Ltd 発電入力装置および前記発電入力装置を使用した電子機器

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132894A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 文化シヤッター株式会社 開閉装置
KR102172547B1 (ko) * 2016-09-02 2020-11-02 알프스 알파인 가부시키가이샤 발전 장치
KR20190031296A (ko) 2016-09-02 2019-03-25 알프스 알파인 가부시키가이샤 발전 장치
US10855157B2 (en) 2016-09-02 2020-12-01 Alps Alpine Co., Ltd. Power generation device
WO2018043131A1 (ja) 2016-09-02 2018-03-08 アルプス電気株式会社 発電装置
US20190181739A1 (en) * 2016-09-02 2019-06-13 Alps Alpine Co., Ltd. Power generation device
CN109643946A (zh) * 2016-09-02 2019-04-16 阿尔卑斯阿尔派株式会社 发电装置
EP3509200A4 (en) * 2016-09-02 2020-04-08 Alps Alpine Co., Ltd. POWER GENERATION DEVICE
JPWO2018047605A1 (ja) * 2016-09-12 2019-06-24 アルプスアルパイン株式会社 発電入力装置
CN109643947A (zh) * 2016-09-12 2019-04-16 阿尔卑斯阿尔派株式会社 发电输入装置
JPWO2018047606A1 (ja) * 2016-09-12 2019-06-24 アルプスアルパイン株式会社 発電入力装置
WO2018047606A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 アルプス電気株式会社 発電入力装置
WO2018047605A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 アルプス電気株式会社 発電入力装置
CN109643947B (zh) * 2016-09-12 2020-12-22 阿尔卑斯阿尔派株式会社 发电输入装置
JP2018191402A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 ミツミ電機株式会社 発電装置および電子デバイス
CN112740522A (zh) * 2018-10-02 2021-04-30 阿尔卑斯阿尔派株式会社 发电装置
CN112740522B (zh) * 2018-10-02 2023-11-07 阿尔卑斯阿尔派株式会社 发电装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5859763B2 (ja) 発電入力装置および前記発電入力装置を使用した電子機器
JP2015139267A (ja) 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器
US7710227B2 (en) Electromagnetic energy transducer
US9509304B2 (en) Induction generator
JP6908830B2 (ja) 発電装置および電子デバイス
CN108240309B (zh) 发电装置以及电子设备
CN113363100B (zh) 扳机按键装置和电子设备
WO2014021196A1 (ja) 発電装置
US9419496B2 (en) Return mechanism, acceleration mechanism, power generator, transmitter, and switching arrangement
JP2010283948A (ja) 発電装置
EP3509200B1 (en) Power generation device
JP6058773B2 (ja) 発電入力装置を使用した電子機器
JP2019050729A (ja) 発電入力装置、及び、発電入力装置を用いた電子機器
JP2010283970A (ja) 発電装置
TWI584322B (zh) Switchgear
WO2016021456A1 (ja) 発電入力装置
US11437901B2 (en) Electromagnetic energy converter
JP2017192271A (ja) 発電装置およびスイッチ
JP6198323B2 (ja) 発電機
JP2015050844A (ja) 発電入力装置
WO2024085196A1 (ja) 発電機
JP2018107044A (ja) 接点装置
BG109753A (bg) Манипулатор
JPH03135358A (ja) リニアモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170728

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180918