JP2009199773A - 表示装置の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の製造歩留まりの低下を防止することが可能であるとともに、信頼性の高い表示装置を製造することが可能な製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】自発光素子40を備えた画素PXによって構成された表示エリア102を有する一対の基板と、表示エリア102を囲むように枠状に配置され、一対の基板を貼り合せるフリットガラス300と、を備えた表示装置1を製造するための製造装置80であって、一対の基板がフリットガラス300を介して対向して配置されている状態において、一方の基板側からフリットガラス300を溶融するレーザを照射するレーザ照射部84と、レーザ照射部84と連動し、一方の基板のフリットガラス300を挟んだ両側に圧力を印加しながらフリットガラス300に沿って移動するように構成された圧力印加部81と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図4A

Description

この発明は、表示装置の製造装置に係り、特に、自発光素子を含んで構成される表示装置を製造するための製造装置に関する。
近年、平面表示装置として、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置が注目されている。この有機EL表示装置は、自発光素子である有機EL素子を備えていることから、視野角が広く、バックライトを必要とせずに薄型化及び軽量化が可能であり、消費電力が抑えられ、且つ応答速度が速いといった特徴を有している。
このような有機EL表示装置は、基板上において陽極と陰極との間に発光機能を有する有機化合物を含む有機活性層を保持した有機EL素子をマトリックス状に配置することにより構成されている。しかしながら、有機EL素子に用いられる材料、特に、有機活性層を構成する材料には、水分や酸素により劣化しやすいものが含まれる。
そこで、第1基板の周辺に設置した低融点ガラスであるフリットガラスを介して第2基板を接着することにより水分や酸素の浸透を防止した有機EL表示装置が提案されている。特に、特許文献1によれば、フリットガラスにレーザを照射して熱を加えることにより、フリットガラスを溶融し、第1基板と第2基板とを接着する製造技術が開示されている。
特開2007−200840号公報
フリットガラスを介して一対の基板が接着される有機EL表示装置において、フリットガラスを溶融するに際し、例えば、一方の基板に配置されたフリットガラスを他方の基板に向けて均一に押し当てた状態で2枚の基板を合わせてレーザを照射することにより加熱する手法がある。
しかしながら、実際には、基板の撓みによって、均一に押し当てられた状態とはならないことがある。このため、フリットガラスの接着力のばらつきが生じてしまうことがある。さらに、フリットガラスの接着力が局所的に弱いところを基点として一対の基板の剥れも生じうる。
また、レーザの照射後において、一対の基板は、急激に冷却されてしまため、接着部に歪みが生じ、時間の経過に伴い、一対の基板の剥れが発生してしまうという問題も生じるおそれがある。このような基板の剥れは、表示装置の製造歩留まりの低下を招く一因となりうるだけでなく、表示装置としての信頼性の低下を招くおそれがある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、表示装置の製造歩留まりの低下を防止することが可能であるとともに、信頼性の高い表示装置を製造することが可能な製造装置を提供することにある。
この発明の態様による表示装置の製造装置は、
自発光素子を備えた画素によって構成された表示エリアを有するアレイ基板と、
前記アレイ基板に対向配置された封止基板と、
前記表示エリアを囲むように枠状に配置され、前記アレイ基板と前記封止基板とを貼り合せるフリットガラスと、を備えた表示装置を製造するための製造装置であって、
一対の基板が前記フリットガラスを介して対向して配置されている状態において、
一方の基板側から前記フリットガラスを溶融するレーザを照射するレーザ照射部と、
前記レーザ照射部と連動し、前記一方の基板の前記フリットガラスを挟んだ両側に圧力を印加しながら前記フリットガラスに沿って移動するように構成された圧力印加部と、
を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、表示装置の製造歩留まりの低下を防止することが可能であるとともに、信頼性の高い表示装置を製造することが可能な製造装置を提供することにある。
以下、この発明の一実施の形態に係る表示装置を製造するための製造装置について図面を参照して説明する。
まず、製造装置により製造される表示装置の構成について説明する。なお、表示装置として、自己発光型表示装置、例えば、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置を例にして説明する。
有機EL表示装置1は、図1に示すように、画像を表示する表示エリア102を有するアレイ基板100を備えている。表示エリア102は、マトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている。また、図1では、カラー表示タイプの有機EL表示装置1を例に示しており、表示エリア102は、複数種類の色画素、例えば3原色に対応した赤色画素PXR、緑色画素PXG、及び、青色画素PXBによって構成されている。
各画素PX(R、G、B)は、画素回路10及びこの画素回路10によって駆動制御される表示素子40を備えている。
表示素子40は、自発光性の表示素子である有機EL素子40(R、G、B)によって構成されている。各種有機EL素子40(R、G、B)の構成は、基本的に同一である。すなわち、図2に示すように、アレイ基板100は、配線基板120の主平面に配置された複数の有機EL素子40を備えている。
なお、配線基板120は、ガラス基板やプラスチックシートなどの絶縁性の支持基板101上に、アンダーコート層102、ゲート絶縁膜103、層間絶縁膜104、有機絶縁膜105を備える他に、画素回路10を構成するスイッチや各種配線などを備えて構成されている。そして、有機絶縁膜105の表面が配線基板120の主平面に相当する。これらのアンダーコート層102、ゲート絶縁膜103、及び、層間絶縁膜104は、無機系材料によって形成されている。有機絶縁膜105は、絶縁性の樹脂材料を用いて形成されている。
この有機EL素子40は、マトリクス状に配置され色画素PX毎に孤立島状に配置された第1電極60と、第1電極60に対向して配置され複数の色画素PXに共通に配置された第2電極64と、これらの第1電極60と第2電極64との間に保持された有機活性層62と、によって構成されている。
有機EL素子40を構成する第1電極60は、配線基板120の表面の絶縁膜上に配置されている。第1電極60は、陽極として機能する。この第1電極60は、画素回路10を構成するスイッチのドレイン電極にコンタクトしている。このような第1電極60は、光透過性を有する導電材料によって形成された透過層と、光反射性を有する導電材料によって形成された反射層とを積層した積層体によって構成しても良いし、透過層単層、または、反射層単層で構成しても良い。トップエミッション方式の場合、第1電極60は、反射層を含んでいることが望ましい。
有機活性層62は、第1電極60上に配置され、少なくとも発光層を含んでいる。この有機活性層62は、発光層以外の機能層を含むことができ、例えば、ホール注入層、ホール輸送層、ブロッキング層、電子輸送層、電子注入層、バッファ層などの機能層を含むことができる。発光層は、赤、緑、または青に発光する発光機能を有する有機化合物によって形成されている。
第2電極64は、有機活性層62を覆うように配置され、陰極として機能する。トップエミッション方式を採用した構成では、この第2電極64は、光透過性を有する導電材料や、半透過性を有する導電材料などを用いて形成されている。
また、アレイ基板10は、表示エリア102において、各画素PX(R、G、B)を分離する隔壁70を備えている。このような隔壁70は、絶縁性の樹脂材料を用いて形成されている。また、隔壁70は、有機活性層62とともに、第2電極64によって覆われている。
このような構成のアレイ基板100において、少なくとも表示エリア102は、封止基板200によって封止されている。すなわち、封止基板200は、アレイ基板100の有機EL素子40側に対向するように配置されている。そして、これらのアレイ基板100と封止基板200とは、表示エリア102を囲むように枠状に配置されたシール材300により貼り合せられている。
ここでは、シール材300は、低融点ガラスなどのフリットガラスである。このようなフリットガラスは、レーザを照射するなどして熱を加えることによって溶融し、アレイ基板100と封止基板200とを接着する。これにより、アレイ基板100と封止基板200との間に密閉空間が形成される。有機EL素子40は、この密閉空間内に配置されることになる。
ここで、上述した有機EL表示装置の製造方法の一例について説明する。
まず、2枚の400mm×500mmのガラス基板を用意する。一方のガラス基板を用いて、アレイ基板100用の第1マザー基板を形成する。また、他方のガラス基板を用いて封止基板200用の第2マザー基板を形成する。
その後、第1マザー基板に、各セル領域において、表示エリア102を囲むようにフリットガラス300を塗布した後に焼成する。そして、このような第1マザー基板と第2マザー基板とがフリットガラス300を介して対向するように配置する。そして、このような状態において、第1マザー基板と第2マザー基板とを貼り合せる方向に圧力を印加しながら、フリットガラス300にレーザを照射し、フリットガラス300を溶融させ、第1マザー基板と第2マザー基板とを接着する。
続いて、図3に示すように、接着されたマザー基板対400を割断線Aに沿って割断し、各セルが形成される。このような工程により、有機EL表示パネルが形成される。
次に、上述した有機EL表示装置の製造工程において、第1マザー基板と第2マザー基板とを接着する工程に用いられる製造装置について説明する。
製造装置80は、図4A及び図4Bに示すように、圧力印加部81、圧力センサー部82、ヒーター部83及びレーザ照射部84を備えている。
レーザ照射部84は、マザー基板対400上において、フリットガラス300に対向するように配置される。このレーザ照射部84は、一方の基板側からフリットガラス300に向けてレーザを照射し、フリットガラス300を溶融するように構成されている。ここに示した例では、レーザ照射部84は、第2マザー基板400Bからフリットガラス300に向けてレーザを照射する。レーザ照射部84に備えられるレーザ光源は、フリットガラス300が吸収する波長に合わせて選択され、その出力は、一方の基板を通してフリットガラス300に照射したときにフリットガラス300が溶融するのに十分なレベルに設定される。
圧力印加部81は、マザー基板対400上において、フリットガラス300に対向するレーザ照射部84を挟んで、フリットガラス300の両側に配置される。この圧力印加部81は、第1マザー基板400Aと第2マザー基板400Bとがフリットガラス300を介して対向して配置されている状態において、フリットガラス300の両側に一方の基板から他方の基板に向けて圧力を印加するように構成されており、ここに示した例では、第2マザー基板400Bから第1マザー基板400Aに向けて圧力を印加する。
このような圧力印加部81は、レーザ照射部84と連動し、フリットガラス300を挟んだ両側に圧力を印加しながらフリットガラス300に沿って移動するように構成されている。圧力印加部81は、フリットガラス300から略一定の距離をおいた位置に圧力を印加しながら移動するように構成されている。圧力印加部81は、フリットガラス300の両側に圧力を印加しているため、フリットガラス300を挟む一対の基板に均一の圧力を印加することが可能となる。
このような構成において、製造装置80は、一方のマザー基板に形成されたフリットガラス300を他方の基板に向けて均一の圧力を印加しつつ、フリットガラス300にレーザを照射することが可能となる。このため、フリットガラス300の接着力を均一化することが可能となり、剥れの発生を抑制することが可能となる。
ところで、圧力印加部81は、回転軸81Aと、回転軸81Aに取り付けられたホイール81Bとによって構成されている。この回転軸81Aは、レーザ照射部84の両側に接続されている。圧力印加部81は、回転軸81Aの回転に伴ってホイール81Bが回転することによって、レーザ照射部84と連動して移動する。このような圧力印加部81は、レーザ照射部84とともにフリットガラス300に沿って平行に移動しつつ、均一の圧力を印加することが可能である。
圧力センサー部82は、レーザ照射部84の両側に配置されている。図4A及び図4Bに示した例では、圧力センサー部82は、レーザ照射部84と圧力印加部81との間に配置されている。圧力センサー部82は、圧力印加部81によって印加される圧力を検出するものである。圧力センサー部82が検出した圧力は、例えば、圧力印加部81にフィードバックされ、印加する圧力を一定に制御するのに利用される。
このような圧力センサー部82を備えることによって、圧力印加部81が移動しながらも、いずれの位置においても均一の圧力を印加することが可能となる。このため、フリットガラス300の接着力のばらつきを低減することが可能となり、さらに、剥れの発生を抑制することが可能となる。
ヒーター部83は、レーザ照射部84の両側に配置されている。図4A及び図4Bに示した例では、ヒーター部83は、圧力印加部81と接するように配置されている。ヒーター部83を備えている場合において、圧力印加部81は、熱伝導性材料によって形成される。
このヒーター部83は、圧力印加部81を加熱する。加熱された圧力印加部81は、マザー基板対400、特に、第2マザー基板400Bを加熱する。つまり、ヒーター部83の熱は、圧力印加部81に伝わり、さらに、圧力印加部81からマザー基対400に伝わる。このような構成においては、レーザの照射後において、第1マザー基板400Aや第2マザー基板400Bの急激な冷却を抑制することが可能となる。これにより、接着部に歪みが生じるのを抑制することが可能となり、剥れの発生を抑制することが可能となる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。変形例において、図5A及び図5Bに示すように、製造装置80は、圧力印加部81、圧力センサー部82、ヒーター部83、及びレーザ照射部84を備えている。なお、図4A及び図4Bに示した例と同一構成については、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
変形例において、圧力印加部81は、マザー基板対400上において、フリットガラス300の両側に配置される。圧力印加部81は、複数の軸81Cと、その周りに掛け渡された帯状のベルト80Dによって構成されている。ここでは、特に、少なくとも2つの軸81C間のベルト80Dが第2マザー基板400Bに接するように構成されている。このような構成の圧力印加部81は、少なくともベルト80Dが熱伝導性材料によって形成されている。
複数の軸80Cは、レーザ照射部84の両側に接続されている。圧力印加部81は、複数の軸80Cの回転に伴って、ベルト80Dが回転することによって、レーザ照射部84と連動して移動する。このような構成においても、圧力印加部81は、レーザ照射部84とともにフリットガラス300に沿って平行に移動しつつ、均一の圧力を印加することが可能であり、上述した本実施の形態と同様の効果が得られる。
また、図5A及び図5Bに示した変形例において、圧力印加部81のマザー基板対400との接触面積(すなわち第2マザー基板400Bと接する面積)は、図4A及び図4Bに示した本実施の形態の圧力印加部81の接触面積より大きく形成されているため、広範囲にわたって圧力を印加することが可能となる。
また、図5A及び図5Bに示した変形例において、ヒーター部83を備えたことにより、広範囲にわたって第2マザー基板400Bを加熱することが可能となる。さらに、圧力印加部81の接触面積が大きいため、圧力印加部81が移動する際、圧力印加部81と第2マザー基板400Bとの接触時間が長く、第2マザー基板400Bを十分に加熱することが可能となる。このような構成においては、レーザの照射後において、第1マザー基板400Aや第2マザー基板400Bの急激な冷却をさらに抑制することが可能となる。
次に、この実施の形態に係る製造装置について効果を検証した。
3つのサンプルA、B、及びCを用意した。
サンプルAは、図4A及び図4Bに示した圧力印加部81、圧力センサー部82、及びレーザ照射部84を備えた製造装置80によって製造された表示パネルである。サンプルBは、図5A及び図4Bに示した圧力印加部81、圧力センサー部82、ヒーター部83、及びレーザ照射部84を備えた製造装置80によって製造された表示パネルである。サンプルBについては、ヒーター部により圧力印加部を介してマザー基板対を100℃に加熱しながらフリットガラスの溶着を行った。サンプルCは、レーザ照射部のみを備え、圧力印加部やヒーター部等を備えていない製造装置によって製造された表示パネルである。
各サンプルにおいて、35個の表示パネルを形成し、振動試験を行い、剥れの有無を確認した。
図6に示した結果から、サンプルCについて、10枚の表示パネルにおいて、剥れの発生が確認された。サンプルA及びサンプルBについては、全ての表示パネルにおいて、剥れは確認されなかった。
この結果から、サンプルA及びサンプルBのように、圧力印加部81、圧力センサー部82、及びヒーター部83を用いることで剥れの発生を抑制できることが確認された。
以上説明したように、本実施の形態によれば、表示装置の製造歩留まりの低下を防止することが可能であるとともに、信頼性の高い表示装置を製造することが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、この発明の一実施の形態に係る製造装置によって製造される有機EL表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、有機EL表示装置における表示エリアの構成を概略的に示す断面図である。 図3は、有機EL表示装置の製造工程を説明するための図であり、割断する工程を示す図である。 図4Aは、この発明の一実施の形態に係る製造装置の構成を概略的に示す正面図である。 図4Bは、図4Aに示した製造装置の構成を概略的に示す側面図である。 図5Aは、変形例における製造装置の構造を概略的に示す正面図である。 図5Bは、図5Aに示した製造装置の構成を概略的に示す側面図である。 図6は、圧力印加部、圧力センサー部、及びヒーター部を備えたことによる効果の検証結果を示す図である。
符号の説明
1…有機EL表示装置 PX(R、G、B)…色画素
10…画素回路
40…有機EL素子
60…第1電極 62…有機活性層 64…第2電極
70…隔壁
100…アレイ基板 200…封止基板
102…表示エリア 120…配線基板
300…フリットガラス(シール材)
80…製造装置
81…圧力印加部 82…圧力センサー部
83…ヒーター部 84…レーザ照射部
400…マザー基板対
400A…第1マザー基板 400B…第2マザー基板

Claims (8)

  1. 自発光素子を備えた画素によって構成された表示エリアを有するアレイ基板と、
    前記アレイ基板に対向配置された封止基板と、
    前記表示エリアを囲むように枠状に配置され、前記アレイ基板と前記封止基板とを貼り合せるフリットガラスと、を備えた表示装置を製造するための製造装置であって、
    一対の基板が前記フリットガラスを介して対向して配置されている状態において、
    一方の基板側から前記フリットガラスを溶融するレーザを照射するレーザ照射部と、
    前記レーザ照射部と連動し、前記一方の基板の前記フリットガラスを挟んだ両側に圧力を印加しながら前記フリットガラスに沿って移動するように構成された圧力印加部と、
    を備えたことを特徴とする表示装置の製造装置。
  2. 前記圧力印加部は、前記一方の基板の前記フリットガラスから略一定の距離をおいた位置に圧力を印加しながら移動するように構成されたことを特徴とする請求項1の表示装置の製造装置。
  3. 前記圧力印加部は、前記レーザ照射部に接続された回転軸及びその回転軸に取り付けられたホイールによって構成されたことを特徴とする請求項1の表示装置の製造装置。
  4. 前記圧力印加部は、前記レーザ照射部に接続された複数の軸及びその周りに掛け渡された帯状のベルトによって構成されたことを特徴とする請求項1の表示装置の製造装置。
  5. さらに、前記圧力印加部によって印加された圧力を検出する圧力センサー部を備えたことを特徴とする請求項1の表示装置の製造装置。
  6. 前記圧力印加部は、熱伝導性材料によって形成されていることを特徴とする請求項1の表示装置の製造装置。
  7. さらに、前記圧力印加部を加熱するヒーター部を備えたことを特徴とする請求項6の表示装置の製造装置。
  8. 前記自発光素子は、
    前記表示エリアの前記画素毎に配置された第1電極と、
    前記第1電極封止基板側に配置された第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に保持された有機活性層と、によって構成された有機EL素子であることを特徴とする請求項1の表示装置の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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