JP5033505B2 - 表示パネル - Google Patents

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本発明は、表示基板に配線基板が半田付けされる表示パネルに関する
液晶層や有機EL層などを備えた表示パネルが知られている。
例えば、有機EL層を備えた表示パネルにおいては、一対のガラス基板が封着され、その一対のガラス基板により封着された内部に表示部が設けられている(特許文献1参照)。表示部は、画像を形成するためのものであり、いずれか一方の基板に設けられている。表示部は、一対の電極に挟まれた光を発光可能な有機EL層を備えている。従来、このような表示パネルでは、表示部を制御するために、表示部から外部へと延びる電極の端部に、ACF(異方性導電テープ)などを介してICチップが接続されるか、または、フレキシブル配線が接続される構成が一般的であった。
特開2001−93664号公報
近年、これらの表示パネルは、小型化が進み、配線基板上に他の部品とともに実装されることが多くなっている。このように、表示パネルが配線基板に実装される場合は、表示パネルを配線基板に載置した状態で、半田リフロー装置などに導入して、実装する工程が行われる。
しかしながら、このように半田リフロー装置に表示パネルを導入すると、半田により接合される部分のみならず、表示部などその他の部分をも加熱される。このため、表示部に設けられている熱に弱い有機EL層や液晶層などが劣化するといった課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、有機EL層などを含む表示部の劣化を抑制可能な表示パネル及び表示装置の製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表示基板と、前記表示基板の一方の面に形成された画像を表示するための有機EL層が形成された表示部と、少なくとも前記有機EL層が形成されている領域の表示部を覆う絶縁材料からなる封止部材と、前記封止部材の外面の前記表示部と対向する位置に第1の接着剤を介して接着された第1の防熱板と、前記封止部材と前記第1の防熱板と前記第1の接着剤とに囲まれて密閉された第1の防熱空間と、前記表示基板の他方の面の前記表示部と対向する位置に第2の接着剤を介して接着された第2の防熱板と、前記表示基板と前記第2の防熱板と前記第2の接着剤とに囲まれて密閉された第2の防熱空間とを備え、前記第1の防熱空間および前記第2の防熱空間には、空気が密閉されていることを特徴とする表示パネルである。
本発明によれば、表示基板または封止部材と、接着剤と、防熱板とによって囲まれた防熱空間が密閉されているので、半田リフロー装置などにより配線基板及び表示基板を加熱して半田付けする場合でも、防熱空間により表示部への熱伝導を遅らせることができる。これにより、半田リフローの加熱終了時までに表示部へ伝達される熱を低減することができるので、有機EL層を有する表示部の劣化を抑制できる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、有機EL層を有する表示パネルを備えた表示装置に本発明を適用した第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態による表示装置の断面図である。図1に示す、XYZをXYZ方向とする。尚、Y方向は、紙面上向きを+Y方向とする。
図1に示すように、第1実施形態に係る表示装置1は、表示パネル2と、配線基板3とを備えている。
表示パネル2は、表示基板5と、封止板6と、封着剤7と、表示部8と、乾燥剤9と、防熱板(請求項1の防熱板に相当)10と、接着剤11とを備えている。
表示基板5は、表示部8を支持するためのものである。表示基板5は、光を透過可能なガラス基板からなる。表示基板5は、一部が露出するように封止板6よりも大きい矩形状に形成されている。封止板6から露出する表示基板5の端部5aには、配線基板3が半田付けされて実装される。
封止板6は、表示基板5とともに表示部8が形成される領域を封止するためのものである。封止板6は、ガラス板からなる。封止板6は、Y方向の長さは表示基板5と略同じであるが、表示基板5の端部5aを露出させるためにX方向の長さは表示基板5よりも短い矩形状に形成されている。尚、封止板6は、金属板などにより構成してもよい。
封着剤7は、表示基板5と封止板6とを封着するためのものである。封着剤7は、紫外線照射樹脂からなり、表示部8の外周を囲むように設けられている。これにより、表示基板5、封止板6及び封着剤7により囲まれた領域が封止される。この結果、外部から表示部8の周りに水分や酸素が侵入することを防止して、表示部8の劣化を抑制する。尚、表示基板5、封止板6及び封着剤7により封止された領域には、窒素が充填されている。
表示部8は、画像を表示するためのものであって、表示基板5の+Z方向側の面に形成されている。表示部8は、複数のアノード電極15と、有機EL層16と、複数のカソード電極17と、絶縁膜18とを備えている。
アノード電極15は、有機EL層16に正孔を供給するためのものである。複数のアノード電極15は、ITOからなる光を透過可能な透明電極である。アノード電極15は、表示基板5の+Z方向側の面に形成されている。アノード電極15は、X方向に延びる直線状に形成されている。アノード電極15の+X方向の端部15aは、封着剤7の外側へと延び、表示基板5の端部5a上で露出している。アノード電極15の端部15aには、配線基板3の配線(図示略)が半田を介して電気的に接続される。尚、ITOの代わりにIZO等によりアノード電極15を構成してもよい。
複数の有機EL層16は、−Z方向の外部へと照射する光を発光するためのものである。有機EL層16は、トリスアルミニウム(Alq)などからなる有機層が複数積層された構造を有する。有機EL層16は、アノード電極15とカソード電極17との間にドット状に形成されている。各有機EL層16は、アノード電極15とカソード電極17とが交差する位置に配置されている。即ち、有機EL層16は、マトリックス状に配置されている。有機EL層16は、赤色、緑色または青色のいずれかの色を発光可能な蛍光体を有する。これにより、アノード電極15とカソード電極17とを介して有機EL層16に電圧が印加されると、有機EL層16が発光する。そして、発光された光が蛍光体により所定の色に光に変換されて外部へと照射される。
カソード電極17は、有機EL層16に電子を供給するためのものである。複数のカソード電極17は、アルミニウム等の金属電極からなり、有機EL層16及び絶縁膜18の上面に形成されている。カソード電極17は、Y方向に延び、アノード電極15と直交する直線状に形成されている。更に、カソード電極17のY方向の端部は、+X方向に曲げられて配線基板3の下面まで延び、半田を介して配線基板3の配線と電気的に接続されている。
絶縁膜18は、アノード電極15とカソード電極17とを電気的に絶縁するためのものであり、SiOからなる。
乾燥剤9は、表示基板5と封止板6とが封着された後に、表示部8が設けられた内部の水分を吸収して乾燥させるためのものである。これにより、表示部8が水分により劣化することを抑制する。
防熱板10は、後述する半田付け工程において、有機EL層16を含む表示部8への熱伝導を遅らせるためのものである。防熱板10は、光を透過可能なガラス板からなる。防熱板10は、表示基板5との間に所定の間隔を開けて、表示基板5の−Z方向側の面に接着剤11を介して接着されている。防熱板10は、表示部8と対向する位置に設けられている。ここで防熱板10は、表示部8の一部と対向するように設けてもよいが、少なくとも有機EL層16が形成されている領域と対向するように設けることが好ましい。接着剤11は、紫外線硬化樹脂からなる。接着剤11は、平面視にて封着剤7と略同じ矩形状に、防熱板10の外周部の内面に形成されている。これにより、防熱板10、接着剤11及び表示基板5によって囲まれた領域には、密閉された防熱空間(請求項1の防熱空間に相当)12が形成される。防熱空間12には、空気が密閉されている。
配線基板3は、外部からの信号をアノード電極15及びカソード電極17を介して有機EL層16に伝達するためのものである。配線基板3は、表面に銅配線がプリントされたガラスエポキシ基板からなる。
次に、上述した表示装置1の動作を説明する。
まず、配線基板3からいずれかのアノード電極15及びカソード電極17に電圧が印加されると、電圧が印加されたアノード電極15を介して正孔が有機EL層16に供給されるとともに、電圧が印加されたカソード電極17を介して電子が有機EL層16に供給される。有機EL層16に供給された正孔及び電子は再結合して光を発光する。有機EL層16で発光された光は、アノード電極15、表示基板5、及び、防熱板10を順に透過して外部へ照射される。この結果、発光する複数の有機EL層16により画像が表示される。
次に、上述した第1実施形態による表示装置の製造方法について、図面を参照して説明する。図2〜図5は、第1実施形態による表示装置の各製造工程における概略の側面図である。
まず、図2に示すように、表示基板5の一面に、画像を表示するための表示部8を形成する(表示部形成工程)。具体的には、図1に示すように、表示基板5上にスパッタ法によりITO膜を形成した後、パターニングすることにより透明電極からなるアノード電極15を形成する。その後、アノード電極15の一部を覆うように絶縁膜18を形成する。次に、蒸着法や塗布法などによりドット状の複数の有機EL層16をマトリックス状にアノード電極15上に形成する。その後、電子ビーム蒸着法、抵抗加熱蒸着法またはスパッタ法などによりアルミニウムからなるカソード電極17を有機EL層16及び絶縁膜18上に形成する。これにより表示部8を形成する。
次に、封止板6の中央部に乾燥剤9を設けるとともに、封止板6の外周部に紫外線硬化樹脂からなる封着剤7を塗布する。その後、図3に示すように、封着剤7が塗布された面が表示基板5側となるように、封止板6を表示基板5上に載置する。その後、封着剤7に紫外線を照射することによって、封着剤7を硬化させて表示基板5と封止板6とを封着する。
次に、防熱板10の一面の外周部に紫外線硬化樹脂からなる接着剤11を塗布する。その後、図4に示すように、大気圧中で接着剤11を介して防熱板10上に表示基板5を載置する。この状態で、接着剤11に紫外線を照射することによって、表示基板5の−Z方向側の面に防熱板10を接着する。これにより、表示基板5、防熱板10及び接着剤11により囲まれた防熱空間12(図1参照)を密閉する(防熱空間形成工程)。この結果、防熱空間12内の空気の出入りを防止する。これにより、表示パネル2が完成する。
次に、図5に示すように、半田を介して表示基板5の端部5aの所定の位置に配線基板3を載置した状態で、表示パネル2及び配線基板3を半田リフロー装置(図示略)に導入する。尚、半田リフロー装置に導入される配線基板3には、他の電子部品も載置されている。そして、半田リフロー装置の内部で予熱を行った後、約270に加熱することにより、半田を溶融させる。これにより、配線基板3の配線と、アノード電極15の端部15a、カソード電極17の端部及び他の電子部品とを半田付けして電気的に接続する(半田付け工程)。ここで、防熱空間12には、熱伝導率の低い空気が密閉されているので、表示部8の有機EL層16への熱の伝導を遅れさせることができる。
これにより、表示装置1が完成する。
上述したように、第1実施形態にかかる表示装置1には、表示基板5に接着された防熱板10によって熱伝導率の低い空気が密閉された防熱空間12が形成されているので、半田リフロー装置によって表示パネル2が加熱されても、有機EL層16を有する表示部8への熱の伝導を遅らせることができる。これにより、半田リフロー装置による加熱が終了するまでに有機EL層16へ伝導される熱を低減できるので、有機EL層16がガラス転位温度まで上昇することを抑制できる。この結果、有機EL層16が熱により劣化することを抑制できる。
また、光を透過可能なガラス基板によって防熱板10を構成することにより、上述の効果を奏しつつ、有機EL層16から照射される光の減少を抑制できる。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態の一部を変更した第2実施形態について、図面を参照して説明する。図6は、第2実施形態による表示装置の断面図である。尚、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付けて説明を省略する。
図6に示すように、表示装置1Aは、表示パネル2Aと、配線基板3とを備えている。表示パネル2Aは、表示基板5と、表示部8と、防熱板(請求項3の第2の防熱板に相当)10と、接着剤11と、封止部材21と、防熱板(請求項2の第1の防熱板に相当)10Aと、接着剤11Aとを備えている。尚、防熱空間12が請求項3の第2の防熱空間に相当する。
封止部材21は、水分や物理的な破損などによる表示部8の劣化を抑制するためのものである。封止部材21は、絶縁材料からなり、アノード電極15の端部15a及びカソード電極17の端部を除く表示部8の略全域、少なくとも有機EL層16の形成されている領域の表示部8を覆うように形成されている。
防熱板10Aは、表示部8への伝達される熱を抑制するためのものである。防熱板10Aは、光を透過可能なガラス板からなる。防熱板10Aは、封止部材21の+Z方向側の外面であって表示部8と対向する位置に接着剤11Aを介して接着されている。防熱板10Aは、表示部8の一部と対向するように設けてもよいが、少なくとも有機EL層16が形成されている領域と対向するように設けることが好ましい。接着剤11Aは、紫外線硬化樹脂からなる。これにより、封止部材21、防熱板10A、及び、接着剤11Aに囲まれた領域には、密閉された防熱空間(請求項2の第1の防熱空間に相当)12Aが形成される。尚、防熱空間12Aには、空気が密閉されている。
第2実施形態による表示装置1Aの画像表示のための動作は、第1実施形態の表示装置1と略同様のため説明を省略する。
次に、上述した第2実施形態による表示装置の製造方法について、図面を参照して説明する。図7〜図10は、第2実施形態による表示装置の各製造工程における概略の側面図である。
まず、図7に示すように、第1実施形態と同様に表示基板5の一面に表示部8を形成する(表示部形成工程)。その後、表示部8の外面を覆うように絶縁材料からなる封止部材21を形成して、表示部8を封止部材21により封止する(封止工程)。
次に、図8に示すように、第1実施形態と同様に表示基板5に接着剤11を介して防熱板10を接着して、防熱空間12を密閉する(第2防熱空間形成工程)。
次に、防熱板10Aの一面の外周部に紫外線硬化樹脂からなる接着剤11Aを塗布する。その後、図9に示すように、大気圧下で接着剤11Aを介して封止部材21の+Z方向側の外面に防熱板10Aを載置する。次に、接着剤11Aに紫外線を照射することによって、封止部材21の+Z方向側の外面の表示部8と対向する位置に防熱板10Aを接着する。これにより、封止部材21、防熱板10A及び接着剤11Aにより囲まれた防熱空間12A(図6参照)を密閉する(第1防熱空間形成工程)。この結果、防熱空間12A内の空気の出入りを防止する。これにより、表示パネル2Aが完成する。
次に、図10に示すように、半田を介して表示基板5の端部5a上の所定の位置に配線基板3を載置した状態で、表示パネル2Aを半田リフロー装置に導入する。そして、半田リフロー装置内で、配線基板3の配線と、アノード電極15の端部15a及びカソード電極17の端部とを半田付けして電気的に接続する(半田付け工程)。ここで、防熱空間12、12Aには、熱伝導率の低い空気が密閉されているので、表示部8の有機EL層16への熱の伝導を遅れさせることができる。
これにより表示装置1Aが完成する。
上述したように、第2実施形態にかかる表示装置1Aには、表示基板5に接着された防熱板10によって空気が密閉された防熱空間12が形成されているので、第1実施形態の表示装置1と同様の効果を奏することができる。
また、第2実施形態による表示装置1Aでは、封止部材21に接着された防熱板10Aによって熱伝導率の低い空気が密閉された防熱空間12Aが形成されているので、半田リフロー装置によって表示パネル2Aが加熱されても、有機EL層16を有する表示部8への熱の伝導を遅らせることができる。これにより、半田リフロー装置による加熱が終了するまでに有機EL層16へ伝達される熱を低減できるので、有機EL層16がガラス転位温度まで上昇することを抑制できる。この結果、有機EL層16が熱により劣化することをより抑制できる。
(第3実施形態)
次に、上述した実施形態の表示装置の製造方法を一部変更した第3実施形態による表示装置の製造方法について説明する。図11は、第3実施形態による表示装置の断面図である。尚、以下の説明において、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
第3実施形態による表示装置1Bの製造方法では、上述した第1実施形態の半田付け工程の後に、防熱板10を表示基板5から除去する防熱板除去工程を行う。これにより、図11に示す表示装置1Bの表示パネル2Bのように、表示基板5から防熱板10が除去されるので、表示装置1Bを薄型化できるとともに、有機EL層16から発光された光をより多く外部へ照射できる。
(第4実施形態)
次に、上述した実施形態の表示装置の製造方法を一部変更した第4実施形態による表示装置の製造方法について説明する。図12は、第4実施形態による表示装置の断面図である。尚、以下の説明において、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
第4実施形態による表示装置1Cの製造方法では、上述した第2実施形態における半田付け工程の後に、防熱板10、10Aの両方を除去する防熱板除去工程を行う。これにより、図12に示す表示装置1Cの表示パネル2Cのように、表示基板5から防熱板10、10Aが除去されるとともに、封止部材21から防熱板10Aが除去されるので、表示装置1Cを薄型化できるとともに、有機EL層16から発光された光をより多く外部へ照射できる。尚、防熱板除去工程において、防熱板10、10Aのいずれか一方のみを除去してもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
例えば、上述した第2実施形態による表示装置1Aでは、防熱板10及び防熱板10Aの2つの防熱板を設けたが、いずれか一方の防熱板のみを設けてもよい。
また、上述した実施形態による防熱空間12、12Aには、空気を密閉したが、防熱空間12、12A内を真空にしてもよい。即ち、防熱空間12、12A内に大気圧以下の空気を密閉してもよい。これにより、有機EL層16を有する表示部8への熱の伝導をより遅らせることができる。また、空気以外の熱伝導率の低い材料を防熱空間に密閉してもよい。
また、上述の実施形態では、有機EL層16を有する表示部8を備えた表示装置1〜1Cに本発明を適用したが、他の表示装置、例えば、液晶層を備えた表示装置に本発明を適用してもよい。
また、上述の実施形態では、接着剤11、11Aを紫外線硬化樹脂により構成したが、紫外線硬化樹脂以外の材料により接着剤を構成してもよい。
また、上述の実施形態では、表示基板5に表示部8を形成した後、防熱板10を接着したが、表示基板に防熱板を接着した後、表示基板に表示部を形成してもよい。
第1実施形態による表示装置の断面図である。 第1実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第1実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第1実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第1実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第2実施形態による表示装置の断面図である。 第2実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第2実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第2実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第2実施形態による表示装置の製造工程における概略の側面図である。 第3実施形態による表示装置の断面図である。 第4実施形態による表示装置の断面図である。
符号の説明
1、1A、1B、1C 表示装置
2、2A、2B、2C 表示パネル
3 配線基板
5 表示基板
5a 端部
6 封止板
7 封着剤
8 表示部
9 乾燥剤
10、10A 防熱板
11、11A 接着剤
12、12A 防熱空間
15 アノード電極
15a 端部
16 有機EL層
17 カソード電極
18 絶縁膜
21 封止部材

Claims (1)

  1. 表示基板と、
    前記表示基板の一方の面に形成された画像を表示するための有機EL層が形成された表示部と、
    少なくとも前記有機EL層が形成されている領域の表示部を覆う絶縁材料からなる封止部材と、
    前記封止部材の外面の前記表示部と対向する位置に第1の接着剤を介して接着された第1の防熱板と、
    前記封止部材と前記第1の防熱板と前記第1の接着剤とに囲まれて密閉された第1の防熱空間と、
    前記表示基板の他方の面の前記表示部と対向する位置に第2の接着剤を介して接着された第2の防熱板と、
    前記表示基板と前記第2の防熱板と前記第2の接着剤とに囲まれて密閉された第2の防熱空間と、
    を備え、
    前記第1の防熱空間および前記第2の防熱空間には、空気が密閉されていることを特徴とする表示パネル。
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