JP2009199055A - 転写装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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圭央 阪
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Abstract

【課題】転写ベルト上の残留トナーやキャリアの漏れを防止するクリーニング手段を有する転写装置とそれを備えた画像形成装置を提供することである。
【解決手段】転写ベルトと、前記転写ベルトを巻き掛ける軸方向長さL1のローラと、前記ローラの両軸端部に設けられた蛇行防止部材と、前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記ローラの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、前記転写ベルトクリーニングブレードの前記ローラの軸方向端部に配設された長さL3のクリーニングブレードシール部材と、を有し、
L1>L2、L1<L2+2L3の関係を有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、像担持体上の液体現像剤像を転写ベルトに転写する転写装置およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、液体現像剤を用いた画像形成装置においては、像担持体ベルトに転写された液体現像剤像を紙等の転写材に転写する転写ユニットを備えた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示の画像形成装置に用いられている転写装置では、転写後の転写ベルトにクリーニングブレードを当接して残留トナーやキャリアを掻き取り除去している。
特開2005−338734号公報
しかしながら、クリーニングブレードにより掻き取られた液体現像材は、クリーニングブレード表面を流れて回収されるが、クリーニングブレードと転写ベルト表面との接触部に溜まった液体現像剤が毛細管現象でクリーニングブレード端部に広がり、液リングと呼ばれる液の帯を発生させ、混色等の画像不良を引き起こすという問題が発生する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、転写ベルト上の残留トナーやキャリアの漏れを防止するクリーニング手段を有する転写装置とそれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の転写装置は、前記課題を解決するために、転写ベルトと、前記転写ベルトを巻き掛ける軸方向長さL1のローラと、前記ローラの両軸端部に設けられた蛇行防止部材と、前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記ローラの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、前記転写ベルトクリーニングブレードの前記ローラの軸方向端部に配設された長さL3のクリーニングブレードシール部材と、を有し、
L1>L2、L1<L2+2L3の関係を有することを特徴とする。蛇行防止部材を配することで転写ベルトの蛇行を規制することがでる。また、L1>L2とすることで、クリーニングブレードをバックアップローラを介して転写ベルトに強く押し付けることができ、クリーニング効率を向上することができる。また、L1<L2+2L3とすることで、クリーニングブレードの端部の液リングの発生を防止し、転写ベルトの裏面側へのキャリアの廻り込みを防止できる。
また、本発明の転写装置は、転写ベルトと、前記転写ベルトを巻き掛ける軸方向長さL1のローラと、前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記ローラの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、前記転写ベルトクリーニングブレードの前記ローラの軸方向端部に配された長さL3のクリーニングブレードシール部材と、を有し、L1>L2、L1<L2+2L3の関係を有することを特徴とする。L1>L2とすることで、クリーニングブレードをバックアップローラを介して転写ベルトに強く押し付けることができ、クリーニング効率を向上することができる。また、L1<L2+2L3とすることで、クリーニングブレードの端部の液リングの発生を防止し、転写ベルトの裏面側へのキャリアの廻り込みを防止できる。
また、本発明の転写装置は、前記転写ベルトの前記ローラの軸方向の幅L7が、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3の関係を有する。転写ベルトの端部のキャリアやトナーを除去できる。
又、本発明の転写装置は、前記転写ベルトを介して前記ローラに当接しバイアスを印加する軸方向長さL4の転写ベルトクリーニングローラと、前記転写ベルトクリーニングローラに当接するとともに、前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の長さL6のローラクリーニングクリーナと、前記ローラクリーニングクリーナの前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向端部に配された長さL5のローラクリーナシール部材と、を有し、L4>L6、L4<L6+2L5の関係を有する。転写ベルト上の固形分を静電吸着で除去することができ、転写ベルトクリーニングブレードで掻き取る固形分の量が減少し、転写ベルトクリーニングブレードに固形分が溜まることで発生するすり抜けなどの問題を防止できる。
また、本発明の転写装置は、前記ローラクリーナシール部材の前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の幅L5と、前記L3とが、L3>L5の関係を有する。ベルトクリーニングローラにより除去されるものは流動性のあまりない固形分が主なのでローラクリーナシール部材の長さを短くできる。
また、本発明の転写装置は、前記転写ベルトクリーニングブレードと前記クリーニングブレードシール部材とを前記転写ベルト当接方向に付勢するクリーニング支持部材に支持する。転写ベルトクリーニングブレードとクリーニングブレードシールが一体で転写ベルトに押圧され、クリーニング効果を高めることができる。
また、本発明の転写装置は、前記転写ベルトの硬度をH1と、前記転写ベルトクリーニングブレードの硬度H2と、前記クリーニングブレードシール部材の硬度H3とが、H2>H1、H1>H3の関係を有する。ベルトクリーニングブレードで転写ベルトの表面をブレードクリーニングすることができ、クリーニングブレードシール部材が転写ベルトの端部で押圧される変形し転写ベルトの端部と密着し液漏れを防止しつつ端部のクリーニングをすることができる。
また、本発明の転写装置は、前記ローラは前記転写ベルトに張力を付与するテンションローラである。転写ベルトクリーニングブレードの押圧による転写ベルトの緩みの発生を防止し、クリーニング効果を向上することができる。
また、本発明の画像形成装置は、トナーとキャリア液とを有する液体現像剤で現像された像を担持するとともに軸方向長さL8の像担持体ドラムと、前記像担持体ドラムの前記像が転写されるとともに、前記像担持体ドラムの軸方向の幅L7の転写ベルトと、前記転写ベルトの前記像を転写材に転写させる転写手段と、前記転写ベルトを巻き掛けるとともに、前記像担持体ドラムの軸方向の長さL1のローラと、前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記像担持体ドラムの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、前記転写ベルトクリーニングブレードの前記像担持体ドラムの軸方向端部に配された長さL3のシール部材と、を有し、L8>L7、L1>L2、L1<L2+2L3の関係を有することを特徴とする。L1>L2とすることで、クリーニングブレードを転写ベルトに強く押し付けることができ、クリーニング効率を向上することができる。また、L1<L2+2L3とすることで、転写ベルトの端部までクリーニングを可能とし、クリーニングブレードの端部の液リングの発生を防止し、転写ベルトの裏面側へのキャリアの廻り込みを防止でき、混色の発生を防止できる。
また、本発明の画像形成装置は、前記幅L7が、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3の関係を有する。バックアップローラが存在しない転写ベルトの端部のキャリアやトナーを除去できる。
また、本発明の画像形成装置は、前記転写ベルトを介して前記ローラに当接しバイアスを印加するとともに、軸方向長さL4の転写ベルトクリーニングローラと、前記転写ベルトクリーニングローラに当接するとともに、前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の長さL6のローラクリーニングクリーナと、前記ローラクリーニングクリーナの前記転写ベルとクリーニングローラの軸端部に配された長さL5のローラクリーナシール部材と、を有し、L4>L6、L4<L6+2L5の関係を有する。転写ベルト上の固形分を静電吸着で除去することができ、転写ベルトクリーニングブレードで掻き取る固形分の量が減少し、転写ベルトクリーニングブレードに固形分が溜まることで発生するすり抜けなどの問題を防止できる。
また、本発明の画像形成装置は、前記ローラクリーナシール部材の前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の幅L5と、前記幅L3とが、L3>L5の関係を有する。ベルトクリーニングローラにより除去されるものは流動性のあまりない固形分が主なのでローラクリーナシール部材の長さを短くできる。
また、本発明の画像形成装置は、前記転写ベルトクリーニングブレードと前記クリーニングブレードシール部材を前記転写ベルト当接方向に付勢するクリーニング支持部材に支持する。転写ベルトクリーニングブレードとクリーニングブレードシールが一体で転写ベルトに押圧され、クリーニング効果を高めることができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記転写ベルトの硬度をH1と、前記転写ベルトクリーニングブレードの硬度H2と、前記クリーニングブレードシール部材の硬度H3とが、H2>H1、H1>H3の関係を有する。ベルトクリーニングブレードで転写ベルトの表面をブレードクリーニングし、クリーニングブレードシール部材が押圧されることでシール部材自体が変形しバックアップローラのない転写ベルトの両端部と密着し液漏れを防止しつつ両端部のクリーニングをすることができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記ローラは前記転写ベルトに張力を付与するテンションローラである。転写ベルトクリーニングブレードの押圧による転写ベルトの緩みの発生を防止し、クリーニング効果を向上することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す図である。
図1に示すように、この例の画像形成装置1は、タンデムに配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の潜像担持体である感光体2Y,2M,2C,2Kを備えている。ここで、各感光体2Y,2M,2C,2Kにおいて、2Yはイエローの感光体、2Mはマゼンタの感光体、2Cはシアンの感光体、2Kはブラックの感光体を表す。また、他の部材についても同じように、部材の符号にそれぞれ各色のY,M,C,Kを添えて各色の部材を表す。各感光体2Y,2M,2C,2Kは、図1に示す例ではいずれも、感光体ドラムから構成されている。なお、各感光体2Y,2M,2C,2Kは、無端ベルト状に構成することもできる。
これらの感光体2Y,2M,2C,2Kは、いずれも作動時に図1に矢印で示すように時計回りに回転するようにされている。各感光体2Y,2M,2C,2Kの周囲には、それぞれ、それらの回転方向上流側から順に、帯電部材3Y,3M,3C,3K、露光装置4Y,4M,4C,4K、現像装置5Y,5M,5C,5K、感光体スクイーズ装置6Y,6M,6C,6K、一次転写装置7Y,7M,7C,7K、感光体クリーニング装置8Y,8M,8C,8Kが配設されている。
また、画像形成装置1は、中間転写媒体である無端状の中間転写ベルト10を備えている。この中間転写ベルト10は図示しないモータの駆動力が伝達されるベルト駆動ローラ11および一対の従動ローラ12,13に張架されて図1において反時計回りに回転可能に設けられている。その場合、ベルト駆動ローラ11と一方の従動ローラ12は互いに、搬送されてくる紙等の転写材の矢印で示す移動方向に所定間隔を置いて隣接して配設されている。また、ベルト駆動ローラ11と他方の従動ローラ13は互いに各感光体2Y,2M,2C,2Kのタンデム配置方向に沿って離間して配設されている。更に、中間転写ベルト10は従動ローラ13に矢印方向に所定のテンションが付与されて、たるみが除去されるようになっている。また、中間転写ベルト10は、従動ローラ12の近傍に配された押さえローラ63により移動方向が変えられる。図2に示されるように、中間転写ベルト10の感光体の軸方向の幅L7は、各感光体2Y,2M,2C,2Kの軸方向の長さL8より狭くされている。
図3に示されるように中間転写ベルト10は、基材層10aに弾性層10bが積層され、弾性層10bの表面にコート層10cが形成された複層構造となっている。弾性層を備えた複層構造とすることにより中間転写ベルト10を厚み方向へ適度な弾性を持たせ感光体2Y,2M,2C,2Kからの液体現像剤像の転写性及び転写材への転写性が向上し、特に、凹凸の大きい転写性に優れ、凹部にもきれいな画像を転写できる。基材層10aを構成する材料は、ポリイミド樹脂、またはポリアミドイミド樹脂等であり、厚み100μm程度である。弾性層10bを構成する材料は、ポリウレタンゴム等であり、硬度はJIS−A30度、厚みは200μmとする。コート層10cを構成する材料は、フッ素樹脂等であり、厚み10μmとする。中間転写ベルト10の体積抵抗値は約10−10Ωcm(全
層の抵抗値)である。
なお、この例の画像形成装置1では、各感光体2Y,2M,2C,2Kおよび各現像装置5Y,5M,5C,5Kは中間転写ベルト10の回転方向上流側から色Y、M、C、Kの順に配設されているが、これらの各色Y、M、C、Kの配置順は任意に設定することができる。
各一次転写装置7Y,7M,7C,7Kより中間転写ベルト10の回転方向下流側の各一次転写装置7Y,7M,7C,7Kの近傍には、それぞれ、中間転写ベルトスクイーズ装置15Y,15M,15C,15Kが配設されている。更に、中間転写ベルト10のベルト駆動ローラ11側には二次転写装置16が設けられ、また中間転写ベルト10の従動ローラ13側には中間転写ベルトクリーニング装置17が設けられている。
なお、図示しないが、この例の画像形成装置1は、二次転写を行う従来の一般的な画像形成装置と同様に、二次転写装置16より転写材搬送方向上流側に例えば紙等の転写材を収納する転写材収納装置と、この転写材収納装置からの転写材を二次転写装置16へ搬送供給するレジストローラ対とを備えている。また、この画像形成装置1は、同様に二次転写装置16より転写材搬送方向下流側に定着装置および排紙トレイを備えている。
各帯電部材3Y,3M,3C,3Kはそれぞれ例えば一対のコロナ帯電器からなる。各帯電部材3Y,3M,3C,3Kには、図示しない電源装置から液体現像剤の帯電極性と同極性のバイアスがそれぞれ印加される。そして、各帯電部材3Y,3M,3C,3Kは、それぞれ、対応する感光体2Y,2M,2C,2Kを帯電するようになっている。また、各露光装置4Y,4M,4C,4Kは、それぞれ、対応する帯電された感光体2Y,2M,2C,2K上に、例えばレーザ走査光学系等からレーザ光を照射することによって静電潜像を形成するようになっている。
各現像装置5Y,5M,5C,5Kは、それぞれ、現像剤供給部(図示せず)と、現像ローラ19Y,19M,19C,19Kと、トナー帯電用コロナ帯電器20Y,20M,20C,20Kと、現像ローラクリーナ21Y,21M,21C,21Kとを備えている。
各現像剤供給部は、それぞれ、トナー粒子および不揮発性液体キャリアからなる液体現像剤を収納する現像剤容器と、現像剤汲み上げローラ25Y,25M,25C,25Kと、アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kと、現像剤規制ブレード27Y,27M,27C,27Kとを備えている。
各現像剤容器内に収納される液体現像剤において、トナーとしては、トナーに使用される公知の熱可塑性樹脂中へ同じく公知の顔料等の着色剤を分散させた例えば平均粒径1μmの粒子を用いることができる。一方、液体キャリアとしては、低粘性低濃度の液体現像剤の場合は、例えばIsopar(商標:エクソン社)の絶縁性液体キャリアを用いることができる。また、液体キャリアとして、高粘性高濃度の液体現像剤の場合は、例えば、有機溶媒、フェニルメチルシロキサン、ジメチルポリシロキサンおよびポリジメチルシクロシロキサン等の引火点210℃以上のシリコーンオイル、鉱物油、沸点170℃以上で40℃での粘度が3mPa・sの比較的低粘度の流動パラフィンなどの脂肪族飽和炭化水素、ノルマルパラフィン、植物油、食用油、高級脂肪酸エステル、等の絶縁性液体キャリアを用いることができる。そして、液体現像剤23Y,23M,23C,23Kはトナー粒子を液体キャリアへ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約20%としたものである。
各現像剤汲み上げローラ25Y,25M,25C,25Kは、それぞれ、各現像剤容器内の液体現像剤を汲み上げて各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kに供給するローラである。各現像剤汲み上げローラ25Y,25M,25C,25Kは、いずれも図1において矢印で示す時計まわりに回転するようにされている。また、各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kは、いずれも、円筒状の部材で表面に微細かつ一様に螺旋状の溝を形成したローラである。溝の寸法は、例えば、溝ピッチが約170μm、溝深さが約30μmに設定される。もちろん、溝の寸法はこれらの値に限定されることはない。各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kは、いずれも各現像ローラ19Y,19M,19C,19Kと同じ方向で図1において矢印で示す反時計まわりに回転するようにされている。なお、各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kは、いずれも各現像ローラ19Y,19M,19C,19Kと連れ回りで回転するようにすることもできる。すなわち、アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kの回転方向は、限定されず任意である。
各現像剤規制ブレード27Y,27M,27C,27Kは、それぞれ、各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kの表面に当接して設けられている。これらの現像剤規制ブレード27Y,27M,27C,27Kは、それぞれ、各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kの表面に当接する、ウレタンゴム等からなるゴム部と、このゴム部を支持する金属等の板とから構成されている。そして、各現像剤規制ブレード27Y,27M,27C,27Kは、それぞれ、各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kの溝部以外の表面に付着する液体現像剤をゴム部で掻き落として除去する。したがって、各アニロクスローラ26Y,26M,26C,26Kは、それらの溝部内に付着する液体現像剤のみを各現像ローラ19Y,19M,19C,19Kに供給するようになっている。
各現像ローラ19Y,19M,19C,19Kは、いずれも、例えば幅約320mmの円筒状の部材であり、例えば鉄等金属シャフトの外周部に、導電性ウレタンゴム等の弾性体と樹脂層やゴム層を備えたものである。これらの現像ローラ19Y,19M,19C,19Kはそれぞれ各感光体2Y,2M,2C,2Kに当接され、かつ図1において矢印で示すように反時計まわりに回転するようにされている。
各トナー帯電用コロナ帯電器20Y,20M,20C,20Kは、それぞれ電圧を印加されて、対応する各現像ローラ19Y,19M,19C,19Kを帯電するようになっている。
更に、各現像ローラクリーナ21Y,21M,21C,21Kは、それぞれ、対応する現像ローラ19Y,19M,19C,19Kの表面に当接する例えばゴム等で構成され、現像ローラ19Y,19M,19C,19Kに残留する現像剤を掻き落として除去するためのものである。
各感光体スクイーズ装置6Y,6M,6C,6Kは、それぞれ、一対の感光体スクイーズローラ36Y,36M,36C,36Kと、感光体スクイーズローラクリーナ37Y,37M,37C,37Kとを備えている。各感光体スクイーズローラ36Y,36M,36C,36Kは、それぞれ、各感光体2Y,2M,2C,2Kと各現像ローラ19Y,19M,19C,19Kとの当接部(ニップ部)より各感光体2Y,2M,2C,2Kの回転方向下流側に設置されている。そして、これらの感光体スクイーズローラ36Y,36M,36C,36Kは、それぞれ、各感光体2Y,2M,2C,2Kと逆方向(図1において反時計回り)に回転されて、各感光体2Y,2M,2C,2K上の液体キャリアを除去するようになっている。
各感光体スクイーズローラ36Y,36M,36C,36Kとしては、いずれも、金属製芯金の表面に導電性ウレタンゴム等の弾性部材とフッ素樹脂製表層を配した弾性ローラが好適である。また、各感光体スクイーズローラクリーナ37Y,37M,37C,37Kは、いずれもゴム等の弾性体からなり、それぞれ対応する感光体スクイーズローラ36Y,36M,36C,36Kの表面に当接され、これらのスクイーズローラ36Y,36M,36C,36Kに残留する液体キャリアを掻き落として除去するものである。
各一次転写装置7Y,7M,7C,7Kは、それぞれ、中間転写ベルト10を各感光体2Y,2M,2C,2Kに当接させる一次転写用のバックアップローラ39Y,39M,39C,39Kを備えている。各バックアップローラ39Y,39M,39C,39Kは、トナー粒子の帯電極性と逆極性の例えば約−200Vが印加されて、各感光体2Y,2M,2C,2K上の各色のトナー像(液体現像剤像)を中間転写ベルト10に一次転写する。
感光体クリーニング装置8Y,8M,8C,8Kは、一次転写後の感光体2Y,2M,2C,2Kに配置される感光体クリーニングローラ43Y,43M,43C,43Kと、感光体クリーニングローラクリーナ44Y,44M,44C,44Kと、感光体クリーニングブレード45Y,45M,45C,45Kとを備えている。
各中間転写ベルトスクイーズ装置15Y,15M,15C,15Kは、それぞれ、中間転写ベルトスクイーズローラ40Y,40M,40C,40Kと、中間転写スクイーズ用のバックアップローラ42Y,42M,42C,42Kと、中間転写ベルトスクイーズローラクリーナ41Y,41M,41C,41Kとを備えている。各中間転写ベルトスクイーズローラ40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ中間転写ベルト10上の対応する色の液体キャリアを回収するものである。また、各中間転写ベルトスクイーズローラクリーナ41Y,41M,41C,41Kは、それぞれ中間転写ベルトスクイーズローラ40Y,40M,40C,40Kのローラ上の回収した液体キャリアを掻き取るものである。これらの中間転写ベルトスクイーズローラクリーナ41Y,41M,41C,41Kは、それぞれ各スクイーズローラクリーナ37Y,37M,37C,37Kと同様にゴム等の弾性体からなっている。
中間転写ベルト10の従動ローラ13側に配置される中間転写ベルトクリーニング装置17は、中間転写ベルトクリーニングローラ50と、中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51と、中間転写ベルトクリーニングブレード49とを備える。中間転写ベルトクリーニングローラ50にはバイアスが印加され中間転写ベルト10上の固形分を静電吸着で除去する。その下流に位置する中間転写ベルトクリーニングブレード49が中間転写ベルト10上の残留トナーを掻き取り除去する。
二次転写装置16は、互いに転写材移動方向に沿って所定間隔離間して配置された一対の二次転写ローラを備えている。これらの一対の二次転写ローラのうち、転写材の移動方向の上流側に配置される二次転写ローラが第1二次転写ローラ43である。また、一対の二次転写ローラのうち、転写材の移動方向の下流側に配置される二次転写ローラが第2二次転写ローラ44である。そして、これらの第1、第2二次転写ローラ43,44には、無端状の転写ベルト46が掛け渡されている。その場合、転写ベルト46にはテンションローラ61によりテンションが付与されている。また、第1、第2二次転写ローラ43,44は、それぞれベルト駆動ローラ11および従動ローラ12に中間転写ベルト10および転写ベルト46を介して当接可能となっている。転写ベルト46は、ポリイミド樹脂またはポリアミドイミド樹脂製とする。
すなわち、これらの第1、第2二次転写ローラ43,44に掛け渡された転写ベルト46は、ベルト駆動ローラ11および従動ローラ12に掛けられた中間転写ベルト10に転写材を密着させるとともに、転写材を中間転写ベルト10に密着させた状態で転写材を搬送しながら、中間転写ベルト10上の各色のトナー像が合わせられたカラーのトナー像(液体現像剤像)を転写材に二次転写するようになっている。
その場合、ベルト駆動ローラ11および従動ローラ12は、それぞれ二次転写時の二次転写ローラ43、44のバックアップローラとしても機能する。すなわち、ベルト駆動ローラ11は二次転写装置16において従動ローラ12より転写材の移動方向上流側に配置される第1バックアップローラとして兼用される。また、従動ローラ12は二次転写装置16においてベルト駆動ローラ11より転写材の移動方向下流側に配置される第2バックアップローラとして兼用される。
したがって、二次転写装置16に搬送されてきた転写材は、第1二次転写ローラ43とベルト駆動ローラ11との圧接開始位置(ニップ開始位置)から第2二次転写ローラ44と従動ローラ12との圧接終了位置(ニップ終了位置)までの転写材の所定の移動領域で中間転写ベルト10に密着される。これにより、中間転写ベルト10上のフルカラーのトナー像が、中間転写ベルト10に密着した状態の転写材に所定時間にわたって二次転写されるので、良好な二次転写が行われる。
また、二次転写装置16は、転写ベルト46に対して、転写ベルトクリーナ45を備えている。転写ベルトクリーナ45は、各感光体スクイーズローラクリーナ37Y,37M,37C,37Kと同様にゴム等の弾性体からなる。そして、この転写ベルトクリーナ45は転写ベルト46に当接されて二次転写後に転写ベルト46の表面に残留する液体現像剤等の異物を掻き落として除去する。したがって、転写ベルト46に付着する液体現像剤等の異物による次の転写材への影響を防止することができる。
更に、第1二次転写ローラ43がベルト駆動ローラ11に中間転写ベルト10および転写ベルト46を介して当接可能にされる。これにより、転写材がベルト駆動ローラ11と第1二次転写ローラ43との圧接位置に進入開始したとき転写材が中間転写ベルト10に確実に密着される。これにより、中間転写ベルト10から転写材への液体現像剤像の転写が確実に開始される。また、ベルト駆動ローラ11と第1二次転写ローラ43との圧接位置を通過した転写材を中間転写ベルト10と転写ベルト46との間に挟持するので、転写材を中間転写ベルト10から剥離する(浮く)のを抑制できる。したがって、更に一層良好な転写を行うことができる。更に、第1二次転写ローラ43およびベルト駆動ローラ11の当接位置と第2二次転写ローラ44および従動ローラ12の当接位置との間で、転写ベルト46が中間転写ベルト10に平行にされる。これにより、転写材がこれらの当接位置間を移動する間、転写材を中間転写ベルト10に安定して密着させることができる。したがって、転写効率が更に良好になるとともに、転写材の搬送性も更に向上する。
更に、転写材がベルト駆動ローラ11および第1二次転写ローラ43の圧接部および従動ローラ12および第2二次転写ローラ44の圧接部にそれぞれ進入開始するとき、中間転写ベルト10および転写ベルト46はともに抵抗を受けてそれぞれ緩みを生じようとする。そこで、中間転写ベルト10には、従動ローラ13をテンションローラとして兼用させてテンションを付与し、転写ベルト47には、テンションローラ60を配してテンションを付与している。これにより、前述のように中間転写ベルト10および転写ベルト46が抵抗を受けて緩みを生じようとしても、中間転写ベルト10および転写ベルト46は緊張状態に保持される。したがって、ベルト駆動ローラ11および第1二次転写ローラ43の圧接位置と従動ローラ12および第2二次転写ローラ44の圧接位置との間で、中間転写ベルト10から転写材への転写を効率よく行うことができる。しかも、転写ベルト46による転写材の支持搬送を更に安定しかつ更に確実に行うことができる。
図4〜図7は、中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置の実施例1を示す図である。
実施例1の中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置は、二次転写後の中間転写ベルト10の残留液体現像剤を除去するために、中間転写ベルト10にテンションを付与するテンションローラとしての従動ローラ13側に配される。感光体の軸方向の幅L7:374mmの中間転写ベルト10の裏面側の少なくとも一端に蛇行調整部材であるビード54を貼り付ける。ビード54は、ウレタンゴム製で厚さ1.5mm、幅5.5mmとする。
中間転写ベルト10を巻き掛ける従動ローラ13は、芯金の回りに滑り止めのウレタンゴムの表層が施された外径33.4mm、軸方向の長さL1:367mmのローラ本体と、ローラ本体の両端にローラ本体より小径の軸部を有する。
図6、図7に示されるように、従動ローラ13の小径の軸部に蛇行防止部材であるプーリ55が回転自在に設置される。プーリ55には、中間転写ベルト10の裏面端部に貼り付けた蛇行調整部材であるビード54をガイドするための幅6.3〜7.4mm、深さ1.5mmの溝が形成され、溝の両側はビード54との接触摩擦を軽減するためテーパ状にする。プーリの外径を32.7mmとし、従動ローラ13のローラ本体の外径33.4mmより小さくし、プーリ55が中間転写ベルト10と接触するのを防止する。
実施例1の、中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置は中間転写ベルト10を介して従動ローラ13に当接する中間転写ベルトクリーニングローラ50と、中間転写ベルトクリーニングローラ50に当接する中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51と、中間転写ベルトクリーニングローラ50の下流で中間転写ベルト10を介して当接する中間転写ベルトクリーニングブレード49とを備える。
中間転写ベルトクリーニングローラ50は、芯金の回りに硬度JIS−A30度のウレタンゴムが厚み2.5mmで巻かれ、その上に、硬度JIS−A60度のウレタンコートが厚み100μmで施され、直径25mm、軸方向の長さL4:352mmとする。中間転写ベルトクリーニングローラ50は、中間転写ベルト10と等速、連れ回り方向に駆動される。中間転写ベルトクリーニングローラ50には、約400Vの電圧が印加され、静電吸着で中間転写ベルト10上のトナー等の固形分を除去する。中間転写ベルトクリーニングローラ50の抵抗値としては、例えば10−4Ωである。
中間転写ベルトクリーニングローラ50に、中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51が中間転写ベルトクリーニングローラ50の回転方向に対してカウンタ方向に当接する。中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51は、硬度JIS−A90度と中間転写ベルトクリーニングローラ50の硬度JIS−A30度より硬いウレタンゴム製とし、厚み2mm、自由長6.5mm、軸方向の長さL6:348mmとする。中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の硬度が、中間転写ベルトクリーニングローラ50の硬度より高いため、中間転写ベルトクリーニングローラ50の表面を効率的にクリーニングできる。中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の当接角度は特に限定するものではないが当接角度20度、当接圧力1.2kgfで当接させたとき、良好なクリーニングが得られた。
中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の両端部にクリーニングローラシール部材53が取り付けられる。クリーニングローラシール部材53は、イノアック社製 PORON ML−32(硬度がJIS−A換算で10度未満)を使用する。クリーニングローラシール部材53の軸方向の長さL5:11mm、厚み3mmとする。クリーニングローラシール部材53をオイル吸収性部材とすることで中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の両端部でのキャリアの吸収性を向上することができる。また、クリーニングローラシール部材53は、中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の中間転写ベルトクリーニングローラ50の当接位置より回転方向の上流側に伸びるようにし、上流側に伸びた部分の中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51側をテーパとし、液リングの発生を防止する。
中間転写ベルトクリーニングローラ50の軸方向の長さL4、中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の軸方向の長さL6、クリーニングローラシール部材53の軸方向の長さL5は、L4>L6、L4<L6+2L5の関係を有する。クリーニングローラシール部材53が中間転写ベルトクリーニングローラ50の両端部を効率よくクリーニングする。
中間転写ベルトクリーニングローラ50の硬度H4、中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51の硬度H5、クリーニングローラシール部材53の硬度H6は、H5>H4、H4>H6の関係を有する。中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ51で中間転写ベルトクリーニングローラ50の表面をブレードクリーニングし、クリーニングローラシール部材53が押圧されて変形し中間転写ベルトクリーニングローラ50の両端部と密着し液漏れを防止しつつ両端部のクリーニングをする。
中間転写ベルトクリーニングローラ50の下流で、中間転写ベルトクリーニングブレード49が中間転写ベルト10を介して従動ローラ13に当接する。中間転写ベルトクリーニングブレード49は、硬度H2はJIS−A90度と中間転写ベルトク10の硬度H1より高いウレタンゴム製とし、厚み2mm、自由長6.5mm、長さL6:351mmとする。中間転写ベルトクリーニングブレード49は、中間転写ベルト10の回転方向に対してカウンタ方向に当接する。当接角度は特に限定するものではないが当接角度20度、当接圧力1.2kgfで当接させたとき、良好なクリーニングが得られた。
図2に示されように、各感光体2Y,2M,2C,2Kの軸方向の長さL8は中間転写ベルト10の感光体の軸方向の幅L7より長いため、二次転写後の中間転写ベルト10の両端部のクリーニングは混色の発生を防止するために重要である。また、中間転写ベルトクリーニングブレード49により掻き取られた液体現像材は、中間転写ベルトクリーニングブレード49表面を流れて回収されるが、中間転写ベルトクリーニングブレード49と中間転写ベルト10表面との接触部に溜まった液体現像剤が毛細管現象で中間転写ベルトクリーニングブレード49端部に広がり、液リングと呼ばれる液の帯を発生させ、混色等の画像不良を引き起こすという問題が発生する。
そのため、中間転写ベルトクリーニングブレード49の両端部にクリーニングブレードシール部材52が取り付けられる。クリーニングブレードシール部材52は、イノアック社製 PORON ML−32(硬度がJIS−A換算で10度未満)を使用する。クリーニングブレードシール部材52をオイル吸収性部材とすることで中間転写ベルトクリーニングブレード49の両端部でのキャリアの吸収性を向上することができる。クリーニングブレードシール部材52の軸方向の長さL3:15mm、厚み3mmとする。クリーニングブレードシール部材52の軸方向の長さL3が、クリーニングローラシール部材53の軸方向の長さL5より長いのは、中間転写ベルトクリーニングローラ50により除去されるものは流動性のあまりない固形分が主なのでローラクリーナシール部材53の長さ軸方向のL5を、液状分の多いクリーニングブレードシール部材52の軸方向の長さL3より短くできるためである。クリーニングブレードシール部材52は、中間転写ベルトクリーニングブレード49の中間転写ベルト10の当接位置より、中間転写ベルト10の回転方向の上流側に伸びるようにし、上流側に伸びた部分の中間転写ベルトクリーニングブレード49側をテーパとし、液リングの発生を防止する。
中間転写ベルトクリーニングブレード49の軸方向の長さL2、従動ローラ13の軸方向の長さL1、中間転写ベルト10の軸方向の幅L7、クリーニングブレードシール部材52の軸方向の長さL3は、L1>L2、L1<L2+2L3、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3の関係を有する。L1>L2とすることで、中間転写ベルトクリーニングブレード49を従動ローラ13をバックアップローラとして中間転写ベルト10に強く押し付けることができ、クリーニング効率を向上することができる。また、L1<L2+2L3とすることで、中間転写ベルトクリーニングブレード49の端部の液リングの発生を防止し、中間転写ベルト10の裏面側へのキャリアの廻り込みを防止でき、混色の発生を防止できる。また、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3とすることで、バックアップローラが存在しない中間転写ベルト10の端部のキャリアやトナーを除去できる。
中間転写ベルトク10の硬度H1、中間転写ベルトクリーニングブレード49の硬度H2、クリーニングブレードシール部材52の硬度H3は、H2>H1、H1>H3の関係を有する。中間転写ベルトクリーニングブレード49で中間転写ベルト10の表面をブレードクリーニングし、クリーニングブレードシール部材52が押圧されることでシール部材自体が変形しバックアップローラのない中間転写ベルト10の両端部と密着し液漏れを防止しつつ両端部のクリーニングをする。
実施例1の中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置を構成する部材の長さ、幅を次の表1に示す。
Figure 2009199055
図8〜図11は、中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置の実施例2を示す図である。
実施例2の中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置は、実施例1で配置した中間転写ベルトクリーニングローラ50を配置していない。実施例2においても、実施例1と同様に、従動ローラ13の小径の軸部に蛇行防止部材であるプーリ55が回転自在に設置される。プーリ55には、中間転写ベルト10の裏面端部に貼り付けた蛇行調整部材であるビード54をガイドするための幅6.3〜7.4mm、深さ1.5mmの溝が形成され、溝の両側はビード54との接触摩擦を軽減するためテーパ状にする。プーリの外径を32.7mmとし、従動ローラ13のローラ本体の外径33.4mmより小さくし、プーリ55が中間転写ベルト10と接触するのを防止する。
実施例2では中間転写ベルトクリーニングブレード49とクリーニングブレードシール部材52が金属製のクリーニング支持部材56で支持されている。クリーニング支持部材56は、中間転写ベルト10に離当接可能にピン57で回動自在に軸支される。また、クリーニング支持部材56には、スプリング等の付勢手段(図示せず)が配置され、中間転写ベルトクリーニングブレード49とクリーニングブレードシール部材52を、中間転写ベルト表面に押圧する。
クリーニング支持部材56に支持される中間転写ベルトクリーニングブレード49は、硬度H2はJIS−A90度と中間転写ベルトク10の硬度H1より高いウレタンゴム製とし、厚み2mm、自由長6.5mm、軸方向の長さL6:351mmとする。中間転写ベルトクリーニングブレード49は、中間転写ベルト10の回転方向に対してカウンタ方向に当接する。当接角度は特に限定するものではないが当接角度20度、当接圧力1.2kgfで当接させたとき、良好なクリーニングが得られた。
中間転写ベルトクリーニングブレード49の両端部にクリーニングブレードシール部材52が取り付けられる。クリーニングブレードシール部材52は、イノアック社製 PORON ML−32(硬度がJIS−A換算で10度未満)を使用する。クリーニングブレードシール部材52をオイル吸収性部材とすることで中間転写ベルトクリーニングブレード49の両端部でのキャリアの吸収性を向上することができる。クリーニングブレードシール部材52は、中間転写ベルトクリーニングブレード49の中間転写ベルト10の当接位置より、中間転写ベルト10の回転方向の上流側に伸びるようにし、上流側に伸びた部分の中間転写ベルトクリーニングブレード49側をテーパとし、液リングの発生を防止する。
クリーニングブレードシール部材52は、中間転写ベルトクリーニングブレード49の中間転写ベルト10の当接位置より、中間転写ベルト10の回転方向の上流側に伸びて配置されているので、クリーニング支持部材56の両端部を中央部より長くし、クリーニングブレードシール部材52を支持している。実施例2のクリーニング支持部材56の構成を実施例1に適用しても良い。
実施例2における、中間転写ベルトクリーニングブレード49の軸方向の長さL2、従動ローラ13の軸方向の長さL1、中間転写ベルト10の軸方向の幅L7、クリーニングブレードシール部材52の軸方向の長さL3は、L1>L2、L1<L2+2L3、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3の関係を有する。L1>L2とすることで、中間転写ベルトクリーニングブレード49を従動ローラ13をバックアップローラとして中間転写ベルト10に強く押し付けることができ、クリーニング効率を向上することができる。また、L1<L2+2L3とすることで、中間転写ベルトクリーニングブレード49の端部の液リングの発生を防止し、中間転写ベルト10の裏面側へのキャリアの廻り込みを防止でき、混色の発生を防止できる。また、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3とすることで、バックアップローラが存在しない中間転写ベルト10の端部のキャリアやトナーを除去できる。
中間転写ベルトク10の硬度H1、中間転写ベルトクリーニングブレード49の硬度H2、クリーニングブレードシール部材52の硬度H3は、H2>H1、H1>H3の関係を有する。中間転写ベルトクリーニングブレード49で中間転写ベルト10の表面をブレードクリーニングし、クリーニングブレードシール部材52が押圧されることでシール部材自体が変形しバックアップローラのない中間転写ベルト10の両端部と密着し液漏れを防止しつつ両端部のクリーニングをする。
実施例2の中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置を構成する部材の長さ、幅を次の表2に示す。
Figure 2009199055
図12〜図14は、中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置の実施例3を示す図である。
実施例3の中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置は、実施例1、2で配置した蛇行防止部材であるプーリ55を配置していない。中間転写ベルト10の裏面側の両側端に蛇行規制部材であるビード54を貼り付ける。ビード54は、ウレタンゴム製で厚さ1.5mm、幅5.5mmとする。中間転写ベルト10に配置されたビード54は、中間転写ベルト10の走行中の片寄りが発生すると、ビード54の内側端が、従動ローラ13の大径のローラ本体の端面と接触し、中間転写ベルト10の蛇行を規制する。
図13に示される実施例3では、中間転写ベルトクリーニングローラ50を配置していないが、実施例1と同様に中間転写ベルトクリーニングローラ50を配置しても良い。
実施例3では中間転写ベルトクリーニングブレード49とクリーニングブレードシール部材52が金属製のクリーニング支持部材56で支持されている。クリーニング支持部材56は、中間転写ベルト10に離当接可能にピン57で回動自在に軸支される。また、クリーニング支持部材56には、スプリング等の付勢手段(図示せず)が配置され、中間転写ベルトクリーニングブレード49とクリーニングブレードシール部材52を、中間転写ベルト表面に押圧する。
クリーニング支持部材56に支持される中間転写ベルトクリーニングブレード49は、硬度H2はJIS−A90度と中間転写ベルトク10の硬度H1より高いウレタンゴム製とし、厚み2mm、自由長6.5mm、軸方向の長さL6:351mmとする。中間転写ベルトクリーニングブレード49は、中間転写ベルト10の回転方向に対してカウンタ方向に当接する。当接角度は特に限定するものではないが当接角度20度、当接圧力1.2kgfで当接させたとき、良好なクリーニングが得られた。
中間転写ベルトクリーニングブレード49の両端部にクリーニングブレードシール部材52が取り付けられる。クリーニングブレードシール部材52は、イノアック社製 PORON ML−32(硬度がJIS−A換算で10度未満)を使用する。クリーニングブレードシール部材52をオイル吸収性部材とすることで中間転写ベルトクリーニングブレード49の両端部でのキャリアの吸収性を向上することができる。クリーニングブレードシール部材52は、中間転写ベルトクリーニングブレード49の中間転写ベルト10の当接位置より、中間転写ベルト10の回転方向の上流側に伸びるようにし、上流側に伸びた部分の中間転写ベルトクリーニングブレード49側をテーパとし、液リングの発生を防止する。
クリーニングブレードシール部材52は、中間転写ベルトクリーニングブレード49の中間転写ベルト10の当接位置より、中間転写ベルト10の回転方向の上流側に伸びて配置されているので、クリーニング支持部材56の両端部を中央部より長くし、クリーニングブレードシール部材52を支持している。
実施例3における、中間転写ベルトクリーニングブレード49の軸方向の長さL2、従動ローラ13の軸方向の長さL1、中間転写ベルト10の軸方向の幅L7、クリーニングブレードシール部材52の軸方向の長さL3は、L1>L2、L1<L2+2L3、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3の関係を有する。L1>L2とすることで、中間転写ベルトクリーニングブレード49を従動ローラ13をバックアップローラとして中間転写ベルト10に強く押し付けることができ、クリーニング効率を向上することができる。また、L1<L2+2L3とすることで、中間転写ベルトクリーニングブレード49の端部の液リングの発生を防止し、中間転写ベルト10の裏面側へのキャリアの廻り込みを防止でき、混色の発生を防止できる。また、L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3とすることで、バックアップローラが存在しない中間転写ベルト10の端部のキャリアやトナーを除去できる。
中間転写ベルトク10の硬度H1、中間転写ベルトクリーニングブレード49の硬度H2、クリーニングブレードシール部材52の硬度H3は、H2>H1、H1>H3の関係を有する。中間転写ベルトクリーニングブレード49で中間転写ベルト10の表面をブレードクリーニングし、クリーニングブレードシール部材52が押圧されることでシール部材自体が変形しバックアップローラのない中間転写ベルト10の両端部と密着し液漏れを防止しつつ両端部のクリーニングをする。
実施例3の中間転写ベルトクリーニング装置17を有する転写装置の構成する部材の長さ、幅を次の表3に示す。
Figure 2009199055
本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。
符号の説明
1:画像形成装置、2Y,2M,2C,2K:各色の感光体、5Y,5M,5C,5K:各色の現像装置、6Y,6M,6C,6K:感光体スクイーズ装置、7Y,7M,7C,7K:各色の一次転写装置、10:中間転写ベルト、11:ベルト駆動ローラ(第1バックアップローラ)、12:従動ローラ(第2バックアップローラ)、13:従動ローラ(テンションローラ)、16:二次転写装置、17:中間転写ベルトクリーニング装置、43:第1二次転写ローラ、44:第2二次転写ローラ、45:転写ベルトクリーナ、46:転写ベルト、49:中間転写ベルトクリーニングブレード、50:中間転写ベルトクリーニングローラ、51:中間転写ベルトクリーニングローラクリーナ、52:クリーニングブレードシール部材、53:クリーニングローラシール部材、54:ビード、55:プーリ、56:クリーニング支持部材、57:ピン

Claims (15)

  1. 転写ベルトと、
    前記転写ベルトを巻き掛ける軸方向長さL1のローラと、
    前記ローラの両軸端部に設けられた蛇行防止部材と、
    前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記ローラの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、
    前記転写ベルトクリーニングブレードの前記ローラの軸方向端部に配設された長さL3のクリーニングブレードシール部材と、
    を有し、
    L1>L2、L1<L2+2L3
    の関係を有することを特徴とする転写装置。
  2. 転写ベルトと、
    前記転写ベルトを巻き掛ける軸方向長さL1のローラと、
    前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記ローラの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、
    前記転写ベルトクリーニングブレードの前記ローラの軸方向端部に配された長さL3のクリーニングブレードシール部材と、
    を有し、
    L1>L2、L1<L2+2L3
    の関係を有することを特徴とする転写装置。
  3. 前記転写ベルトの前記ローラの軸方向の幅L7が、
    L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3
    の関係を有する請求項1または請求項2に記載の転写装置。
  4. 前記転写ベルトを介して前記ローラに当接しバイアスを印加する軸方向長さL4の転写ベルトクリーニングローラと、
    前記転写ベルトクリーニングローラに当接するとともに、前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の長さL6のローラクリーニングクリーナと、
    前記ローラクリーニングクリーナの前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向端部に配された長さL5のローラクリーナシール部材と、
    を有し、
    L4>L6、L4<L6+2L5
    の関係を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の転写装置。
  5. 前記ローラクリーナシール部材の前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の幅L5と、
    前記L3とが、
    L3>L5
    の関係を有する請求項4に記載の転写装置。
  6. 前記転写ベルトクリーニングブレードと前記クリーニングブレードシール部材とを前記転写ベルト当接方向に付勢するクリーニング支持部材に支持する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の転写装置。
  7. 前記転写ベルトの硬度をH1と、
    前記転写ベルトクリーニングブレードの硬度H2と、
    前記クリーニングブレードシール部材の硬度H3とが、
    H2>H1、H1>H3の関係を有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の転写装置。
  8. 前記ローラは前記転写ベルトに張力を付与するテンションローラである請求項1ないし7のいずれか1項に記載の転写装置。
  9. トナーとキャリア液とを有する液体現像剤で現像された像を担持するとともに、軸方向長さL8の像担持体ドラムと、
    前記像担持体ドラムの前記像が転写されるとともに、前記像担持体ドラムの軸方向の幅L7の転写ベルトと、
    前記転写ベルトの前記像を転写材に転写させる転写手段と、
    前記転写ベルトを巻き掛けるとともに、前記像担持体ドラムの軸方向の長さL1のローラと、
    前記転写ベルトを介して前記ローラと当接するとともに、前記像担持体ドラムの軸方向の長さL2の転写ベルトクリーニングブレードと、
    前記転写ベルトクリーニングブレードの前記像担持体ドラムの軸方向端部に配された長さL3のシール部材と、
    を有し、
    L8>L7、L1>L2、L1<L2+2L3
    の関係を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記幅L7が、
    L7>L1、L7>L2、L7<L2+2L3
    の関係を有する請求項9または10に記載の画像形成装置。
  11. 前記転写ベルトを介して前記ローラに当接しバイアスを印加するとともに、軸方向長さL4の転写ベルトクリーニングローラと、
    前記転写ベルトクリーニングローラに当接するとともに、前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の長さL6のローラクリーニングクリーナと、
    前記ローラクリーニングクリーナの前記転写ベルとクリーニングローラの軸端部に配された長さL5のローラクリーナシール部材と、
    を有し、
    L4>L6、L4<L6+2L5
    の関係を有する請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記ローラクリーナシール部材の前記転写ベルトクリーニングローラの軸方向の幅L5と、
    前記幅L3とが、
    L3>L5
    の関係を有する請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記転写ベルトクリーニングブレードと前記クリーニングブレードシール部材を前記転写ベルト当接方向に付勢するクリーニング支持部材に支持する請求項9ないし12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記転写ベルトの硬度をH1と、
    前記転写ベルトクリーニングブレードの硬度H2と、
    前記クリーニングブレードシール部材の硬度H3とが、
    H2>H1、H1>H3の関係を有する請求項9ないし13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記ローラは前記転写ベルトに張力を付与するテンションローラである請求項9ないし14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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