JP6070325B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、前記媒体にインク等の液体を吐出する吐出ヘッドと、前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを有する清掃機構とを備えるインクジェット記録装置等の液体吐出装置に関する。
この種液体吐出装置として、特許文献1に記載のインクジェット記録装置を挙げることができる。
特許文献1には、ベルト清掃ローラーと搬送ベルトが当接する該搬送ベルトの回動方向のニップ幅を、間欠搬送する前記搬送ベルトの一回の送り幅より大きくすることにより、搬送ベルト停止時に該搬送ベルトの一回の送り幅内の全ての部分をベルト清掃ローラーと当接させる構造が開示されている。この構造により、記録媒体を間欠搬送する搬送ベルトに付着したインクの清掃を、簡単な構成で清掃ムラがなく効率的に行うことができる、と記載されている。
特開平2007−55001号公報
しかしながら、特許文献1には、前記ニップ幅と前記搬送ベルトの全長との関係についての記載はない。前記ニップ幅が前記一回の送り幅よりも大きいという関係だけでは、前記清掃ローラーによる清掃の継続によって搬送ベルト面に清掃頻度の高い箇所が発生する虞がある。この虞について、図8(A)〜(D)に基づいて説明する。
図8(A)において、符号10は搬送用無端ベルト、符号13は清掃ローラーを示す。前記清掃ローラー13は、前記搬送用無端ベルト10による搬送の方向において該搬送用無端ベルト10の粘着性支持面Fと接触長L3で接している。同図において、符号L2は前記搬送用無端ベルト10の間欠搬送距離、即ち1回当たりの送り量を示す。前記接触長L3は間欠搬送距離L2より長い。
図8(B)は、図8(A)の状態から間欠搬送を1回行った状態を示す。符号21で示した領域は前記一回の間欠搬送では前記接触長L3の範囲を通過することができない。そのため、前記搬送用無端ベルト10の前記粘着性支持面Fの前記領域21に対応する部分は、前記清掃ローラー13による清掃領域(接触長L3の範囲)を通過する際に二度清掃が行われる。
図8(C)は、前記搬送用無端ベルト10の全長が前記間欠搬送距離L2の整数倍の関係にある場合において、当該搬送用無端ベルト10を図8(A)の位置から一回転(全長分の移動)させた状態を示す。このような関係にある場合、当該搬送用無端ベルト10の前記粘着性支持面Fは、一回転しても前記清掃ローラー13の清掃領域(接触長L3)に対向する部分の位置関係は変わらない。即ち、図8(A)と同じ位置関係にある。
図8(D)は、図8(C)の状態から間欠搬送を1回行った状態を示し、この状態は図8(B)と同じ位置関係である。
以上の説明から理解できるように、前記領域21は他の領域よりも清掃される頻度が高くなる。
前記清掃ローラー13による前記搬送用無端ベルト10の清掃は、該搬送用無端ベルト10の前記粘着性支持面に付着したインクや異物等の汚れを除くために行われるが、その際、表面の粘着剤も前記汚れと共に少しずつ剥がしてしまう。
前記清掃頻度の高い領域21では、他の部分よりも粘着剤の剥がされ方が激しくなる。そのため、前記清掃が繰り返されることで、前記清掃頻度の高い領域21の粘着剤の減少の程度が他の部分よりも偏って大きくなる、その結果、該粘着性支持面における粘着性が一様でなくなり、早期に粘着剤を塗り直すことが必要になり、ユーザーにとって高負担となる問題がある。
前記特許文献1には、この清掃頻度の偏りの問題に関しても記載されていないし、示唆もない。
本発明の目的は、粘着性支持面を有する搬送用無端ベルトを清掃ローラーで清掃する構成の液体吐出装置において、前記粘着性支持面の特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することにある。
上記目的を達成するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、粘着性支持面を有し該粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、前記搬送用無端ベルトに支持された前記媒体に液体を吐出する吐出ヘッドと、前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを有する清掃機構とを備え、前記搬送用無端ベルトの全長をL1、前記搬送用無端ベルトの間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラーの前記搬送の方向における前記搬送用無端ベルトとの接触長をL3として、前記L3は前記L2よりも長く、前記L1は前記L2の非整数倍であることを特徴とする。
ここで、「搬送用無端ベルトの全長」とは、本明細書において、前記粘着性支持面の部分についての前記搬送の方向に沿う一周の長さを意味する。
また、「接触長」とは、本明細書において、前記清掃ローラーが前記搬送用無端ベルトを清掃している際に該清掃ローラーが前記搬送用無端ベルトに接触している部分の前記搬送方向における長さを意味する。
また、「粘着性支持面」とは、本明細書において、記録媒体の支持面に該記録媒体を剥離可能に接着して保持する粘着剤が付着された支持面を意味する。
また、「媒体」とは、本明細書において、インクが吐出されて記録が行われる用紙や布帛等の記録媒体が代表的であるが、それ以外に前記記録以外の所望の目的で液体が吐出される被吐出媒体の全てを含む意味で使われている。具体的には、紙、布帛、プラスチック、金属、ガラス、木材、セラミックス、皮革等が挙げられる。
本態様によれば、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記搬送用無端ベルトの全長L1は前記間欠搬送距離L2の非整数倍であるので、清掃漏れの箇所が発生しないと共に、前記非整数倍の関係によって、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルトの全周に分散することができる。即ち、前記粘着性支持面を有する前記搬送用無端ベルトを前記清掃ローラーで清掃する構成の液体吐出装置において、前記粘着性支持面の特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することができる。
これにより、前記粘着性支持面の粘着剤の塗り直しの頻度が下がり、ユーザーの負担を軽減することができる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、粘着性支持面を有し該粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、前記搬送用無端ベルトに支持された前記媒体に液体を吐出する吐出ヘッドと、前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを備える清掃機構とを備え、前記搬送用無端ベルトの間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラーの前記搬送の方向における前記搬送用無端ベルトとの接触長をL3として、前記L3は前記L2よりも長く、前記清掃機構は、前記清掃ローラーの前記搬送用無端ベルトに接する位置を前記搬送の方向に変位可能であることを特徴とする。
本態様によれば、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記清掃ローラーの前記搬送用無端ベルトに接する位置が前記搬送の方向に変位可能であるので、清掃漏れの箇所が発生しないと共に、前記変位を行うことで、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルトの全周に分散することができる。即ち、前記粘着性支持面を有する前記搬送用無端ベルトを前記清掃ローラーで清掃する構成の液体吐出装置において、前記粘着性支持面の特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することができる。
これにより、前記粘着性支持面の粘着剤の塗り直しの頻度が下がり、ユーザーの負担を軽減することができる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、粘着性支持面を有し該粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、前記搬送用無端ベルトに支持された前記媒体に液体を吐出する吐出ヘッドと、前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを備える清掃機構とを備え、前記搬送用無端ベルトの全長をL1、前記搬送用無端ベルトの間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラーの前記搬送の方向における前記搬送用無端ベルトとの接触長をL3として、前記L3は前記L2よりも長く、前記L3は前記L2の整数倍であることを特徴とする。
本態様によれば、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍であるので、清掃漏れの箇所が発生しないと共に、前記整数倍の関係によって、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルトの全周に分散することができる。即ち、前記粘着性支持面を有する前記搬送用無端ベルトを前記清掃ローラーで清掃する構成の液体吐出装置において、前記粘着性支持面の特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することができる。
これにより、前記粘着性支持面の粘着剤の塗り直しの頻度が下がり、ユーザーの負担を軽減することができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記L3は前記L2の整数倍であることを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様の作用効果に加えて、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍であるので、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルトの全周に分散することが一層容易になる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様において、前記L3は前記L2の整数倍であることを特徴とする。
本態様によれば、第2の態様の作用効果に加えて、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍であるので、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルトの全周に分散することが一層容易になる。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様又は第5の態様において、前記接する位置は、前記搬送用無端ベルトの回転情報に基づいて変位することを特徴とする。
本態様によれば、前記清掃ローラーの前記搬送用無端ベルトに接する位置は、前記搬送用無端ベルトの回転情報に基づいて変位する。前記搬送用無端ベルトの回転数等の回転情報は、前記清掃頻度の高まりと相関関係を有するので、該回転情報を利用することは本発明の目的を達成する上で効果的である。例えば、前記搬送用無端ベルトの1回転毎、10回転毎、50回転毎、100回転毎等に設定することにより、更にはこれらを変更して設定可能に構成することにより、前記接する位置の変位動作を効果的に行うことができる。また、無駄な変位動作を無くして行うことができる。
尚、前記「回転情報」は、搬送用無端ベルトの回転を計測する回転数計測部を設けることで回転数を直接得ることができるが、搬送用無端ベルトを回転するモーターの回転数から演算して間接的に求めてもよい。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様又は第5の態様において、前記接する位置は、設定時間経過毎に変位することを特徴とする。
本態様によれば、前記清掃ローラーの前記搬送用無端ベルトに接する位置は、設定時間経過毎に変位するので、例えば1時間毎、10時間毎、1日毎、2日毎、1週間毎等に設定することにより、更にはこれらの設定時間を変更して設定可能に構成することにより、変位動作を効果的に、また無駄な変位動作を無くして行うことができる。
尚、前記「設定時間経過」の判断は、前記搬送用無端ベルトが回転している状態における経過時間を計時部で計測して判断することが高精度であるが、当該液体吐出装置の電源ON時からの経過時間に基づいて判断してもよい。
本発明の第8の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様又は第5の態様において、前記接する位置は、ユーザーからの変位指令の入力により又はユーザーのマニュアル操作により変位することを特徴とする。
本態様によれば、画一的でないきめの細かい前記変位を実行することができる。また、前記変位を実現するための構造を簡素化することができる。
本発明の第9の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様から第8の態様のいずれか一つの態様において、前記L3は、前記吐出ヘッドの前記搬送方向におけるノズル列の長さL4より長いことを特徴とする。
本態様によれば、様々な液体吐出モードに容易に対応して、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルトの全周に分散することができる。
本発明の第10の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様から第9の態様のいずれか一つの態様において、前記L3は可変であることを特徴とする。
本態様によれば、例えば前記搬送用無端ベルトの前記間欠搬送距離L2が変更されても、その変更に容易に対応することができ、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長くする構成を、容易に維持することができる。
本発明の実施例1の液体吐出装置を示す概略側面図。 本発明の実施例1の液体吐出装置を示すブロック図 本発明の実施例1の作用説明図。 本発明の実施例2の液体吐出装置を示す概略側面図。 本発明の実施例2の液体吐出装置を示すブロック図 本発明の実施例5の作用説明図。 本発明の実施例6の作用説明図。 従来構造の問題点の説明図。
[実施例1](図1〜図3)
以下に、本発明の一実施例に係る液体吐出装置としてのインクジェット記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1に係るインクジェット記録装置1の概略側面図である。
本実施例のインクジェット記録装置1は、一例として記録を行うためのロール状の紙媒体より成る記録媒体PのロールR1を繰り出すことが可能な繰出部2を備えている。また、粘着剤が付着された粘着性支持面Fで前記記録媒体Pを支持する搬送用無端ベルト10により該記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する搬送機構3を備えている。また、前記記録媒体Pの搬送方向Aと交差する前記搬送用無端ベルト10の幅方向(記録媒体Pの幅方向でもある)Bに吐出ヘッドである記録ヘッド7を往復移動させて記録する記録機構4を備えている。
また、本実施例のインクジェット記録装置1は、前記搬送用無端ベルト10の清掃を行う清掃機構15を備えている。さらに、前記記録媒体Pを巻き取る巻取軸17と巻き取られている前記記録媒体Pを切断するカッター16とを有する巻取機構18を備えている。
前記繰出部2は、記録を行うための前記記録媒体PのロールR1のセット位置を兼ねる回転軸5を備え、該回転軸5にセットされた前記ロールR1から従動ローラー6を介して前記記録媒体Pを前記搬送機構3に繰り出すことが可能な構成となっている。なお、前記記録媒体Pを前記搬送機構3に繰り出す際、前記回転軸5は回転方向Cに回転する。
前記搬送機構3は、前記繰出部2から繰り出された前記記録媒体Pを支持して搬送する前記搬送用無端ベルト10と、該搬送用無端ベルト10を移動させる搬送用駆動ローラー8と搬送用従動ローラー9を備えている。前記記録媒体Pは、前記搬送用無端ベルト10の前記搬送方向Aにおける上流側の位置において、加圧ローラー12により該搬送用無端ベルト10の前記粘着性支持面Fに加圧されて貼り付けられて載置される。
なお、前記記録媒体Pを搬送する際、前記搬送用駆動ローラー8は回転方向Cに回転し、前記搬送用無端ベルト10は移動方向Eに移動する、即ち回動する。
前記記録機構4は、前記搬送用無端ベルト10に支持された前記記録媒体Pにインクを吐出して記録可能な前記記録ヘッド7と、該記録ヘッド7を搭載する不図示のキャリッジと、該キャリッジを前記幅方向Bに往復移動させるキャリッジモーター26(図2)と、を備えている。なお、図1において前記幅方向Bは紙面に対して垂直方向である。
該記録機構4は、記録の際、前記記録ヘッド7を往復移動させて記録するが、該記録ヘッド7の移動中は、前記搬送機構3は前記記録媒体Pの搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、前記記録ヘッド7の往復移動と前記記録媒体Pの搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、前記記録ヘッド7の往復移動に対応して、前記搬送機構3は前記記録媒体Pを間欠搬送させる。
前記記録機構4は、前記記録ヘッド7を往復移動させて記録する構成であるが、このような構成の記録機構に限定されず、搬送方向Aと交差する前記幅方向にインクを吐出するノズル列を設けた所謂ラインヘッドを有する構成のものでもよい。
前記搬送用無端ベルト10の前記清掃機構15は、清掃ローラー13と、該清掃ローラー13を洗浄するための洗浄剤が入った清掃液槽14と、前記清掃ローラー13を前記搬送用無端ベルト10に押し付ける押付部としてのシリンダー19とを備えている。なお、該シリンダー19は、前記清掃ローラー13を前記搬送用無端ベルト10に押し付けるだけでなく、前記清掃ローラー13を前記搬送用無端ベルト10から離間させることもできる。
前記清掃ローラー13は、前記シリンダー19によって前記搬送用無端ベルト10に押し付けられ、その押付力は制御部20(図2参照)により制御される。
該制御部20は、詳しくは後述するが、前記シリンダー19、前記繰出部2、前記搬送機構3、前記記録機構4、前記清掃機構15及び前記巻取機構18等と電気的に接続され、前記記録ヘッド7の往復移動に対応して前記記録媒体Pを間欠搬送させる制御を行う。
前記清掃ローラー13の前記幅方向Bの長さは、前記搬送用無端ベルト10の同幅方向Bの長さより長く形成されている。これにより、前記幅方向Bにおいて前記搬送用無端ベルト10の全体を清掃することができる。また、広い接触面で該搬送用無端ベルト10を清掃することができるので、当該搬送用無端ベルト10の清掃ムラを効果的に抑制することができる。
前記巻取機構18は、記録がなされ、従動ローラー11を介して前記搬送機構3から搬送された前記記録媒体Pを巻取軸17に巻き取る機構である。即ち該巻取機構18は該巻取軸17に巻き取り用の紙管等をセットしてこれに前記記録媒体Pを巻き付けていくことにより、該記録媒体PをロールR2として巻き取る。
そして、本実施例のインクジェット記録装置1においては、前記搬送用無端ベルト10の全長をL1、該搬送用無端ベルト10の間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラー13の前記搬送方向Aにおける前記搬送用無端ベルト10との接触長をL3として、前記搬送用無端ベルト10との接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記搬送用無端ベルト10の全長L1は前記間欠搬送距離L2の非整数倍の関係で構成されている。
次に、図2に基づいて、本実施例のインクジェット記録装置1における電気的な構成について説明する。
制御部20には、インクジェット記録装置1の全体の制御を司るCPU21が設けられている。該CPU21は、システムバス22を介して、該CPU21が実行する各種制御プログラム等を格納したROM23と、データを一時的に格納可能なRAM24と接続されている。また、該CPU21は、前記システムバス22を介して、前記記録ヘッド7を駆動するためのヘッド駆動部25と接続されている。
また、前記CPU21は、前記システムバス22を介して、前記キャリッジモーター26、搬送モーター27、繰出モーター28、巻取モーター29及び清掃ローラーモーター37を駆動させるためのモーター駆動部32と接続されている。
ここで、該キャリッジモーター26は、前記記録ヘッド7を搭載したキャリッジ(図示せず)を移動させるためのモーターである。また、該搬送モーター27は、前記搬送用駆動ローラー8を駆動するためのモーターである。また、該繰出モーター28は、前記回転軸5の回転機構であり、前記被記録媒体Pを前記搬送機構3に送り出すために該回転軸5を駆動するモーターである。該巻取モーター29は、前記巻取軸17を回転させるための駆動モーターである。そして、該清掃ローラーモーター37は、清掃ローラー13を回転させるためのモーターである。
また、該CPU21は、前記システムバス22を介して、前記被記録媒体Pを切断するよう前記カッター16を駆動させるカッター駆動部33と接続されている。また、該CPU21は、前記システムバス22を介して、シリンダー駆動部36と接続されている。
さらに、該CPU21は入出力部30と接続されている。該入出力部30は、当該インクジェット記録装置1に設けられたモニター34及びコントロールパネル35、並びに記録データ等をパソコン(PC)等の外部装置から入力する等のためのインターフェース31と、データ及び信号の送受信を行うために接続されている。
[作用の説明]
図3に基づいて本実施例の作用を説明する。
図3(A)において、前記搬送用無端ベルト10による搬送の方向において該搬送用無端ベルト10の粘着性支持面Fと接触長L3で接している。同図において、符号L2は前記搬送用無端ベルト10の間欠搬送距離、即ち1回当たりの送り量を示す。前記接触長L3は間欠搬送距離L2より長い。
図3(B)は、当該搬送用無端ベルト10を図3(A)の位置から一回転(全長分の移動)させた状態を示す。該搬送用無端ベルト10の全長L1は前記間欠搬送距離L2に対して非整数倍の関係で構成されているので、前記一回転によって該搬送用無端ベルト10の粘着性支持面Fが当該清掃ローラー13に接する部位は、図3(A)の状態とは異なってずれる。
図3(C)は、図3(B)の状態から間欠搬送を1回行った状態を示し、符号41で示した領域は前記一回の間欠搬送では前記接触長L3の範囲を通過することができない部分に相当する。前記搬送用無端ベルト10の前記粘着性支持面Fの当該領域41に対応する部分は、前記清掃ローラー13による清掃領域(接触長L3の範囲)を通過する際に二度清掃が行われる。しかし、この領域41は間欠搬送毎に位置がずれ、さらに前記搬送方向Aにおける長さも間欠搬送毎に変わる。
図3に基づく以上の説明で理解できるように、本実施例によれば、前記搬送用無端ベルト10の全長L1は前記間欠搬送距離L2の非整数倍であるので、前記粘着性支持面Fの清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルト10の全周に分散することができる。
即ち、前記粘着性支持面Fを有する搬送用無端ベルト10を清掃ローラー13で清掃する構成のインクジェット記録装置1において、前記粘着性支持面Fの特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することができる。従って、前記粘着性支持面Fの粘着剤の塗り直しの頻度が下がり、ユーザーの負担を軽減することができる。
また、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く形成されていることで被清掃面に対して清掃漏れの箇所が発生しない。
[実施例2](図4〜図5)
図4は本発明の実施例2に係るインクジェット記録装置1の概略側面図である。
本実施例においては、前記搬送用無端ベルト10の間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラー13の前記搬送方向Aにおける前記搬送用無端ベルト10との接触長をL3として、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く形成されている。また、前記清掃機構15は、前記清掃ローラー13の前記搬送用無端ベルト10に接する位置を前記搬送方向Aに変位可能に構成されている。
ここで、該清掃ローラー13の前記接する位置を変位する際の変位量は、当該清掃ローラー13による清掃漏れが発生しない範囲で適宜設定してよい。また、前記変位量はその都度変えてもよいし、所定サイクルで変えてもよい。
前記清掃ローラー13の前記搬送用無端ベルト10に接する位置を前記搬送方向Aに変位可能にする移動構造40として、本実施例では、ラック・アンド・ピニオンが用いられているが、このラック・アンド・ピニオンに限定されず、公知の他の移動構造(ベルト式、レール式等)を適宜採用することができる。この移動構造(ラック・アンド・ピニオン)の駆動は、清掃ローラー移動モーター38(図5)により行われる。
また、図4においては、前記清掃ローラー13の前記変位を、前記清掃機構15の全体を前記ラック・アンド・ピニオンで移動させて行う構造が示されているが、前記清掃機構15の一部、例えば清掃ローラー13の部分だけを移動させて変位する構造にすることも可能である。
本実施例では、前記搬送用無端ベルト10の回転を計測する回転数計測部39が設けられている。この回転数計測部39は、前記搬送用無端ベルト10に設けられた目印(図示せず)を光学式に読み取って、前記回転数を直接計測する構造であるが、この構造に限定されない。
その他の構成は、図1に示した実施例1のものと同様なので、同一部分に同一符号を付して、その説明は省略する。
次に、図5に基づいて、本実施例のインクジェット記録装置1における電気的な構成について説明する。
前記CPU21は、前記システムバス22を介して、前記キャリッジモーター26、前記搬送モーター27、前記繰出モーター28、前記巻取モーター29及び清掃ローラーモーター37に加えて、前記清掃ローラー移動モーター38を駆動させるためのモーター駆動部32と接続されている。
ここで、該清掃ローラー移動モーター38は、前記移動構造(ラック・アンド・ピニオン)40を駆動させるモーターである。
また、前記CPU21と接続されている前記入出力部30は、前記モニター34、前記コントロールパネル35、及び前記インターフェース31に加えて、前記回転数計測部39とも、データ及び信号の送受信を行うために接続されている。
その他の電気的な構成は、図2に示した実施例1のものと同様なので、同一部分に同一符号を付して、その説明は省略する。
[作用の説明]
本実施例によれば、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記清掃ローラー13の前記搬送用無端ベルト10に接する位置が前記搬送方向Aに変位可能であるので、清掃漏れの箇所が発生しないと共に、前記変位を行うことで、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルト10の全周に分散することができる。即ち、前記粘着性支持面Fを有する搬送用無端ベルト10を前記清掃ローラー13で清掃する構成のインクジェット記録装置1において、前記粘着性支持面Fの特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することができる。従って、前記粘着性支持面Fの粘着剤の塗り直しの頻度が下がり、ユーザーの負担を軽減することができる。
また、本実施例では、前記清掃ローラー13の前記搬送用無端ベルト10に接する位置は、前記回転数計測部39で計測された前記回転数、即ち前記搬送用無端ベルト10の回転情報に基づいて、前記移動構造(ラック・アンド・ピニオン)40を介して自動的に変位するように構成されている。
前記搬送用無端ベルト10の回転数等の回転情報は、前記清掃頻度の高まりと相関関係を有するので、該回転情報を利用することは本発明の目的を達成する上で効果的である。例えば、前記搬送用無端ベルト10の1回転毎、10回転毎、50回転毎、100回転毎等に設定することにより、更にはこれらを変更して設定可能に構成することにより、前記接する位置の変位動作を効果的に行うことができる。また、無駄な変位動作を無くして行うことができる。
尚、前記「回転情報」は、前記搬送用無端ベルト10の回転を計測する回転数計測部39を設けることで回転数を直接得ているが、該搬送用無端ベルト10を回転する前記搬送モーター27の回転数から演算して間接的に求めてもよい。
[実施例3]
本実施例3は前記実施例2の変形例である。
本実施例では、前記回転数計測部39に代えて、或いはそれに加えて、前記搬送用無端ベルト10が回転している状態における経過時間を計測する計時部(図示せず)が設けられている。該計時部で計測された経過時間が設定時間を越えたら前記接する位置の前記変位を実行するように構成されている。本実施例では、前記経過時間情報を前記制御部20が受けることで、前記移動構造(ラック・アンド・ピニオン)40を介して前記接する位置を自動的に変位するように構成されている。
この経過時間も前記清掃頻度の高まりと相関関係を有するので、該経過時間の情報を利用することは本発明の目的を達成する上で効果的である。
該計時部による前記「設定時間」の経過の判断は、前記搬送用無端ベルト10が回転している状態における経過時間を該計時部で計測して判断することが高精度であるが、当該インクジェット記録装置の電源ON時からの経過時間に基づいて判断してもよい。
本実施例によれば、前記清掃ローラー13の前記搬送用無端ベルト10に接する位置は、設定時間の経過毎に変位するので、例えば1時間毎、10時間毎、1日毎、2日毎、1週間毎等に設定することにより、更にはこれらの設定時間を変更して設定可能に構成することにより、変位動作を効果的に、また無駄な変位動作を無くして行うことができる。
[実施例4]
本実施例4も前記実施例2の変形例である。
本実施例では、前記清掃ローラー13が前記搬送用無端ベルト10に接する位置は、前記回転数計測部39に代えて、或いはそれに加えて、ユーザーからの変位指令の入力により変位するように構成されている。ここで、ユーザーからの変位指令の入力は、コントロールパネル35から行う。本実施例では、ユーザーからの変位指令の入力を前記制御部20が受けることで、前記移動構造(ラック・アンド・ピニオン)40を介して前記接する位置が自動的に変位するように構成されている。
本実施例によれば、ユーザーからの変位指令の入力により前記接する位置が変位するので、画一的でないきめの細かい前記変位を実行することができる。また、前記変位を実行するための構造を簡素化することができる。
尚、前記移動構造40を電動ではなく手動で移動する構造にして、ユーザーが前記変位を行うと判断した際に、手動(ユーザーのマニュアル操作)で前記移動構造40を駆動して変位するようにしてもよい。これにより、前記変位を実現するための構造を簡素化することができる。
[実施例5](図6)
図6は本発明の実施例5に係るインクジェット記録装置1の作用説明図である。
本実施例においては、前記搬送用無端ベルト10の全長をL1、前記搬送用無端ベルト10の間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラー13の前記搬送方向Aにおける前記搬送用無端ベルト10との接触長をL3として、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍である。
図6(A)は前記接触長L3が前記間欠搬送距離L2の2倍である場合を示し、図6(B)は前記接触長L3が前記間欠搬送距離L2の3倍である場合を示す。その他の構成は図3に示した構成と同様であるので、同一部分に同一符号を付してその説明は省略する。
[作用の説明]
本実施例によれば、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長く、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍であるので、清掃漏れの箇所が発生しないと共に、前記整数倍の関係によって、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルト10の全周に分散することができる。
即ち、前記粘着性支持面Fを有する前記搬送用無端ベルト10を前記清掃ローラー13で清掃する構成のインクジェット記録装置において、前記粘着性支持面Fの特定の箇所の清掃頻度が高くなることを抑制することができる。従って、前記粘着性支持面Fの粘着剤の塗り直しの頻度が下がり、ユーザーの負担を軽減することができる。
[実施例6](図7)
本実施例6は前記各実施例に以下の構成を追加したものである。
図7に示したように、前記清掃ローラー13が前記搬送用無端ベルト10に接する部分の前記接触長L3は、前記記録ヘッド7の前記搬送方向Aにおけるノズル列の長さL4より長い。
本実施例によれば、様々な記録実行モード(液体吐出モード)に容易に対応して、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルト10の全周に分散することができる。
[実施例7]
本実施例7は前記各実施例に以下の構成を追加したものである。
前記清掃ローラー13が前記搬送用無端ベルト10に接する部分の前記接触長L3は可変である。この可変は、前記シリンダー19が前記清掃ローラー13を前記搬送用無端ベルト10に押し付けることによって行うように構成されている。
本実施例によれば、例えば前記搬送用無端ベルト10の前記間欠搬送距離L2が変更されても、その変更に容易に対応することができ、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2よりも長くする構成を、容易に維持することができる。
[実施例8]
本実施例8は前記実施例1に以下の構成を追加したものである。
前記清掃ローラー13が前記搬送用無端ベルト10に接する部分の前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍である。
本実施例によれば、実施例1の作用効果に加えて、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍であるので、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルト10の全周に分散することが一層容易になる。
[実施例9]
本実施例9は前記実施例2に以下の構成を追加したものである。
前記清掃ローラー13が前記搬送用無端ベルト10に接する部分の前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍である。
本実施例によれば、実施例2の作用効果に加えて、前記接触長L3は前記間欠搬送距離L2の整数倍であるので、清掃頻度の高くなる箇所を当該搬送用無端ベルト10の全周に分散することが一層容易になる。
1 インクジェット記録装置(液体吐出装置)、2 繰出部、3 搬送機構、
4 記録機構、5 繰出部2の回転軸、6 従動ローラー、7 記録ヘッド、
8 搬送用駆動ローラー、9 搬送用従動ローラー、
10 搬送用無端ベルト、11 従動ローラー、12 加圧ローラー、
13 清掃ローラー、14 清掃液槽、15 清掃機構、16 カッター、
17 巻取軸、18 巻取機構、19 シリンダー、20 制御部、21 CPU、
22 システムバス、23 ROM、24 RAM、25 ヘッド駆動部、
26 キャリッジモーター、27 搬送モーター、28 繰出モーター、
29 巻取モーター、30 入出力部、31 インターフェース、
32 モーター駆動部、33 カッター駆動部、34 モニター、
35 コントロールパネル、36 シリンダー駆動部、37 清掃ローラーモーター、
清掃ローラー移動モーター、39 回転数計測部、
40 移動構造(ラック・アンド・ピニオン)、A 搬送方向、E 移動方向、
P 記録媒体

Claims (10)

  1. 粘着性支持面を有し該粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、
    前記搬送用無端ベルトに支持された前記媒体に液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを有する清掃機構と、を備え、
    前記搬送用無端ベルトの全長をL1、前記搬送用無端ベルトの清掃時の間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラーの前記搬送の方向における前記搬送用無端ベルトとの接触長をL3として、前記L3は前記L2よりも長く、前記L1は前記L2の非整数倍である、ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 粘着性支持面を有し該粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、
    前記搬送用無端ベルトに支持された前記媒体に液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを備える清掃機構と、を備え、
    前記搬送用無端ベルトの間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラーの前記搬送の方向における前記搬送用無端ベルトとの接触長をL3として、前記L3は前記L2よりも長く、
    前記清掃機構は、前記清掃ローラーの前記搬送用無端ベルトに接する位置を前記搬送の方向に変位可能である、ことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 粘着性支持面を有し該粘着性支持面に媒体を支持して間欠的に搬送可能な搬送用無端ベルトと、
    前記搬送用無端ベルトに支持された前記媒体に液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記搬送用無端ベルトに接して清掃する清掃ローラーを備える清掃機構と、を備え、
    前記搬送用無端ベルトの全長をL1、前記搬送用無端ベルトの間欠搬送距離をL2、前記清掃ローラーの前記搬送の方向における前記搬送用無端ベルトとの接触長をL3として、前記L3は前記L2よりも長く、前記L3は前記L2の整数倍である、ことを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記L3は前記L2の整数倍である、ことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項2に記載の液体吐出装置において、
    前記L3は前記L2の整数倍である、ことを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項2又は5に記載の液体吐出装置において、
    前記接する位置は、前記搬送用無端ベルトの回転情報に基づいて変位する、ことを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項2又は5に記載の液体吐出装置において、
    前記接する位置は、設定時間経過毎に変位する、ことを特徴とする液体吐出装置。
  8. 請求項2又は5に記載の液体吐出装置において、
    前記接する位置は、ユーザーからの変位指令の入力により又はユーザーのマニュアル操作により変位する、ことを特徴とする液体吐出装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記L3は、前記吐出ヘッドの前記搬送方向におけるノズル列の長さL4より長い、ことを特徴とする液体吐出装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記L3は可変である、ことを特徴とする液体吐出装置。
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