JP2009198262A - 車両用表示装置 - Google Patents

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英明 神山
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Abstract

【課題】指標部が立体的に見えるようにして見栄えの向上を図ることができる車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】車室に面した表示部10と、表示部10の前面側に設けられて回動する指針4により指示される指標部20とを備え、この指標部20が、指針4の回動中心に向かって延びる線状の複数の目盛り部21,…と、目盛り部21,…の内側に位置する文字部22とを有する車両用表示装置1であって、指標部20を、指針4の回動軌跡に沿うと共に、表示部10の背面側に配置された光源3aからの光を透過する透明部材12に設け、目盛り部21を透明部材12の上面12aに形成し、文字部22を透明部材12の下面12bに形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、回動する指針により指示されると共に、線状の複数の目盛り部及び目盛り部の内側に位置する文字部を有する指標部を備えた車両用表示装置に関するものである。
従来から、回動する指針の先端部の移動軌跡に沿って配置された指標部を備えた車両用表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両用表示装置では、透光性を有する文字板の外縁部に着色処理を施すと共に、この着色処理部分において指標部の形状に着色をしていない。これにより、着色していない指標部から光が漏れ、この指標部が発光表示されるようになっている。
特開2006−194622号公報
ところで、上述の車両用表示装置では、平面状の文字板に指標部が形成されているので、指標部が平面的に見えるようになっていた。
そのため、デザイン的な面白みが少なく、表示装置としての見栄えが低下するという問題があった。
また、上記特許文献1では、指標部の前面側に文字板の外縁部に沿う導光部材を配置し、この導光部材を発光させて立体的に表示し、見栄えの向上を図っている。しかしながら、この場合であっても指標部は平面的に見えてしまい、見栄えの向上を十分に図ることは困難であった。
そこで、この発明は、指標部が立体的に見えるようにして見栄えの向上を図ることができる車両用表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、この発明に係る車両用表示装置は、車室に面した表示部と、該表示部の前面側に設けられて回動する指針により指示される指標部とを備え、該指標部が、前記指針の回動中心に向かって延びる線状の複数の目盛り部と、該目盛り部の内側に位置する文字部とを有し、前記指標部は、前記指針の回動軌跡に沿うと共に、前記表示部の背面側に配置された光源からの光を透過する透明部材に設けられ、前記目盛り部は、前記透明部材の上面又は内部に形成され、前記文字部は、前記透明部材の下面に形成されたことを特徴としている。
また、前記指標部は、前記透明部材にレーザー加工することで形成されていてもよいし、前記透明部材にプリント加工することで形成されていてもよい。
この発明によれば、指針の回動軌跡に沿うと共に光源からの光を透過する透明部材の上面又は内部に目盛り部が形成され、下面に文字部が形成されている。
これにより、目盛り部と文字部との奥行き方向の位置を異ならせることができるので、目盛り部と文字部との陰影が異なり、指標部の立体感を強調することが可能となる。
さらに、透明部材の上面又は内部に形成された目盛り部と、表示部の前面側で回動する指針との高さ位置をほぼ同じにすることができ、目盛り部と指針との位置ずれが低減する。また、透明部材の下面に文字部を形成することで、この文字部にゆがみが生じにくくなる。そのため、指針による指示位置をより正確に把握することが可能となる。
また、指標部をレーザー加工により形成することにより、デザイン性に優れた指標部を容易に形成することができる。
そして、指標部をプリント加工により形成することにより、製造コストを抑え、廉価なものとすることができる。
本発明に係る車両用表示装置の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1に示す車両用表示装置1は、車室内のインストルメントパネルに取り付けられるコンビネーションメータである。
この車両用表示装置1は、図示しないインストルメントパネルの内側に配置されるハウジング7(図2参照)と、このハウジング7の開放した前面に取り付けられると共に、車室内に面する表示板2とを有している。この表示板2には、一対の表示開口部2a,2aが形成されている。
また、図2に示すように、表示板2の背面2b側には、照明光を出射する複数の光源3a,…が実装された基板3と、先端に指針4が取り付けられた回転軸5aを備えたムーブメント5と、表示板2と基板3との間に固定されるインナケース6とを有している。なお、これらはハウジング7内に収容されている。
ここで、インナケース6には、回転軸5aが貫通する軸貫通孔6aが形成され、回転軸5aとこのインナケース6とが干渉しないようになっている。
そして、各表示開口部2aからは、車速やエンジン回転数等の各種の車両情報を表示する表示部10が露出している。
この表示部10は、指針4を回動させる回転軸5aが貫通する貫通孔11a(図2参照)が中心に形成されたほぼ円環形状を呈する文字板11と、この文字板11の周縁部に指針4の先端部4aの移動軌跡に沿って配置された透明部材12とを有している。
文字板11は、遮光性を有する遮光部材によって構成されており、インナケース6の前面側に配置され、車両用表示装置1の前面側から背面側(図2において上側から下側)に向けて、指針4、文字板11、インナケース6、光源3a、基板3と位置するようになっている。
なお、この文字板11の周縁部は、表示板2の表示開口部2aの開口縁部と重複するように、この表示開口部2aの背面側に入り込むと共に、インナケース6との間には間隙があいている。
透明部材12は、ここでは無色透明の透明アクリル樹脂によって構成されており、表示部10の外周に沿う円環形状を呈している。
また、この透明部材12の上面12aには、図2に示すように、表示板2の背面側に当接する当接面13と、この当接面13から表示部10の中心である文字板11の貫通孔11aに向かって緩やかに低くなる傾斜面14と、傾斜面14からほぼ直角に屈曲した内周面15とが形成されている。
なお、透明部材12の下面12bは、文字板11に沿っており、当接面13と平行になっている。これにより、透明部材12の断面形状は、ほぼ三角形を呈することとなる。
さらに、この透明部材12の外方に面した側面は、インナケース6に形成された反射面6bに面しており、この反射面6bによって反射した光源3aからの光が入射する入光面12cとなっている。この入光面12cから入射した光は、透明部材12の内部を通って上面12aから出射するようになっている。なお、入光面12cから入射した光の一部は、下面12bに反射してから上面12aを介して出射する。
ここで、光源3aからの光は、文字板11の周縁部とインナケース6との間にあいた間隙を介して反射面6bに照射されるようになっている。
そして、透明部材12は、文字板11の周縁部に塗布された図示しない接着剤によって下面12bが接着固定されると共に、当接面13が表示板2の背面側に当接し、この表示板2と文字板11との間に狭持される。このとき、当接面13は、表示開口部2aから表示部10内に露出している。
さらに、この透明部材12には、レーザー加工により指標部20が形成されている。なお、レーザー加工とは、透明部材12にレーザー光を照射し、照射箇所を研磨して任意の彫刻を施す加工のことである。また、レーザー光の照射箇所を変色させて任意の印字を施す加工も含まれる。
指標部20は、表示部10の径方向に延びる線状の複数の目盛り部21,…と、この目盛り部21,…の内側に設けられた複数の文字部22,…とを有している。
また、ここでは、複数の目盛り部21,…は、全長が長い複数の長目盛り21a,…と、全長が短い複数の短目盛り21b,…とから構成されている(図3参照)。そして、長目盛り21aと短目盛り21bとは、表示開口部2a近傍の端部が同一円弧上に位置している。
すなわち、長目盛り21aは、透明部材12の上面12aのうち、この表示部10内に露出した当接面13から傾斜面14にかけての部分に形成され、短目盛り21bは、表示部10内に露出した当接面13の部分に形成されている。
なお、図3に示すように、一つの長目盛り21aと複数の短目盛り21b,…とが交互に位置している。
また、文字部22は、長目盛り21aに対応するように位置すると共に、透明部材12の下面12bに形成されている。なお、長目盛り21aと文字部22とは、この車両用表示装置1を正面視した際に、重複しないようになっている(図3参照)。
次に、本発明に係る車両用表示装置1の作用について説明する。
この車両用表示1では、一対の表示部10,10により、エンジン回転数と車速とをそれぞれ表示する。
この表示部10において情報の表示を行うには、まず、図示しない回転数センサ等のセンサにより所定の検出値を検出する。次に、検出された検出値に基づいて、図示しないコントロール部からムーブメント5に制御信号が出力され、回転軸5aを所定角度回動させ、指針4を回動させる。
そして、指針4の先端部4aにより指標部20を指示することで、所定の情報を表示することができる。
また、複数の光源3a,…が点灯すると、この光源3aからの光は、文字板11とインナケース6との間の間隙を通って反射面6bに照射され、この反射面6bに反射して透明部材12の入光面12cに入射する。そして、この光は、透明部材12の上面12aから出射する。なお、一部の光は透明部材12の下面12bに反射した後に上面12aから出射する。
このとき、透明部材12にはレーザー加工により指標部20が形成されており、この指標部20によって出射する光が屈曲するので、指標部20が浮かび上がるように表示される。
ここで、透明部材12の上面12aには指標部20の目盛り部21が形成され、下面12bには文字部22が形成されている。
これにより、目盛り部21と文字部22とは、この車両用表示装置1の奥行き方向の位置が異なることとなる。そのため、目盛り部21と文字部22との陰影が異なり、指標部20の立体感を強調することが可能となる。
さらに、透明部材12の上面12aに形成された目盛り部21は、図2に示すように、表示部10の前面側で回動する指針4の先端部4aとの高さ位置がほぼ同じになる。そのため、この目盛り部21と指針4との位置ずれが低減する。また、透明部材12の下面12bに文字部22を形成することで、この文字部22が平面上に形成されてゆがみが生じにくくなる。そのため、指針4による指示位置をより正確に把握することが可能となる。
さらに、上述の実施の形態では、指標部20がアクリル樹脂からなる透明部材12をレーザー加工することで形成されているので、指標部20がデザイン性の高い複雑な形状であっても、容易に形成することが可能となる。
以上、この発明にかかる実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態では、指標部20の目盛り部21が透明部材12の上面12aに形成されているが、透明部材12の内部に形成されてもよい。
この場合であっても、目盛り部21と文字部22とは、車両用計測器1の奥行き方向の位置が異なることとなり、指標部20の立体感を強調することが可能となる。
なお、アクリル樹脂によって構成された透明部材12の内部に目盛り部21を形成するには、特殊なレーザー光を透明部材12の内部に照射し、この照射箇所を変色させることで形成する。
さらに、上述の実施の形態では、指標部20をレーザー加工により形成しているが、これに限らず、遮光塗料や透光性を有する着色塗料等をプリント加工することで形成してもよい。この場合には、製造コストを抑え、廉価なものとすることができる。
本発明に係る車両用表示装置を示す正面図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB部の拡大図である。
符号の説明
1 車両用表示装置
3a 光源
4 指針
10 表示部
12 透明部材
12a 上面
12b 下面
20 指標部
21 目盛り部
22 文字部

Claims (3)

  1. 車室に面した表示部と、該表示部の前面側に設けられて回動する指針により指示される指標部とを備え、該指標部が、前記指針の回動中心に向かって延びる線状の複数の目盛り部と、該目盛り部の内側に位置する文字部とを有する車両用表示装置であって、
    前記指標部は、前記指針の回動軌跡に沿うと共に、前記表示部の背面側に配置された光源からの光を透過する透明部材に設けられ、
    前記目盛り部は、前記透明部材の上面又は内部に形成され、前記文字部は、前記透明部材の下面に形成されたことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記指標部は、前記透明部材にレーザー加工することで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記指標部は、前記透明部材にプリント加工することで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。

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