JP4758953B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に係り、特に、意匠に相当する部分が除かれた暗色系の遮光層が正面に設けられた透明文字板と、前記透明文字板の正面側に配置された導光板と、前記導光板に対して光を入射する光源と、を有する表示装置に関するものである。
上述した表示装置として、例えば、特許文献1に記載された計器が知られている。図7に示すように、上記計器は、目盛(=意匠)に相応する部分が除かれた遮光印刷層56(=遮光層)が正面に設けられた透明文字板51と、透明文字板51の正面に設けられた指針31と、透明文字板51の背面に設けられた拡散板1と、透明文字板51の正面側の縁部に配置された円弧状の導光板52と、指針31に光を入射する指針用光源L1と、透明文字板51の背面に光を入射する文字板用光源L2と、導光板52に対して光を入射する導光板用光源L3と、指針用光源L1、文字板用光源L2及び導光板用光源L3を搭載する配線板29と、を有している。これら、透明文字板51、指針31、拡散板1、導光板52及び配線板29などは、正面が開口されたケーシング25に収容されている。そして、このケーシング25の正面には見返し26が設けられ、見返し26の正面には表ガラス27が設けられている。
ところで、上述した導光板52を簡単にかつ強固に成形する方法としてインサート成形がある。具体的には、透明文字板51を金型内に充填した後に、導光板52の溶融材料を金型内に注入して導光板52を成形する。
しかしながら、このインサート成形で導光板52を成形すると、導光板52の溶融材料の温度が非常に高いため透明文字板51の正面が溶けてしまう。これにより、導光板52の背面と透明文字板51の正面とがピッタリと密着してしまい、以下のような問題点が生じる。即ち、導光板用光源L3から導光板52内に入射された光は、導光板52内の正面と背面とで反射を繰返して、導光板52全体に広がって、導光板52全体を照明する。上述したように導光板52の背面と透明文字板51の正面とがピッタリと密着すると、導光板52の背面が遮光印刷層56によって黒塗りされた状態になってしまう。このため、導光板用光源L3からの光が遮光印刷層56で吸収されてしまい、導光板52全体に広がらない、という問題があった。
そこで、図7に示すように、導光板52の全外周に下側に向かって突出する凸部52Aを設け、この凸部52Aに対向する導光板用光源L3を沢山設ける必要がある。このような構成の場合、導光板用光源L3が正面から視認されないように、導光板52の外周を例えば見返し26で隠す必要があり、意匠的に制限されてしまう。
また、上述した表示装置として、例えば、図8に示す特許文献2に記載された形状の導光板52を備えたものも知られている。同図に示すように、導光板52正面の外周には、外周から内周に向かうに従って正面側に近づくテーパ面52Bが設けられており、そのテーパ面52Bにはシボ加工が施されている。また、導光板52正面の内周には、外周から内周に向かうに従って背面側に近づくテーパ面52Cが設けられており、そのテーパ面52Cにはシボ加工が施されている。このように、テーパ面52B、52Cにシボ加工を施すことにより、テーパ面52B、52Cを光らせて、導光板52の外周縁、内周縁が光っているように視認させることができる。
しかしながら、上述した従来の計器では、テーパ面52B、52Cから出射される光が屈折され運転者視点にまっすぐに届かないため、導光板52の外周縁又は内周縁がクリアに光らず、ぼんやり光っているように視認される。このため、意匠性に欠けるという問題もあった。
特開2003−139579号公報 特開2007−17167号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、光源から導光板に入射された光を導光板全体に導いて、導光板全体を照明することができる表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、意匠に相当する部分が除かれた暗色系の遮光層が正面に設けられた透明文字板と、前記透明文字板の正面に配置された導光板と、前記導光板に対して光を入射する光源と、を有する表示装置において、前記透明文字板と前記導光板との間にポリカーボネート基板が設けられていることを特徴とする表示装置に存する。
請求項1記載の発明によれば、耐熱性の高いポリカーボネート基板が透明文字板と導光板との間に設けられているため、導光板をインサート成形する際に透明文字板の正面が溶けることがない。このため、ポリカーボネート基板の背面と透明文字板の正面とに空気層を設けることができ、光源から導光板内に入射された光が、導光板の正面とポリカーボネート基板の背面とで反射を繰返して導光板全体に導かれる。
請求項2記載の発明は、前記透明文字板の正面において前記導光板の縁部に対向する部分に白色層が設けられていて、前記導光板の正面のうち前記白色層と対向する縁部が背面から正面に向かう方向と垂直となるように、前記導光板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置に存する。
請求項2記載の発明によれば、導光板に入射された光が白色層で反射され、白色層から反射された光が導光板の正面で屈折することなく、まっすぐに運転者視点に届くため、クリアに導光板の縁部を光らせることができる。
請求項3記載の発明は、前記白色層に沿った前記導光板の側面にシボ加工が施されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、導光板内を導光する光が、導光板のシボ加工が施された側面によって拡散されて出射されるため導光板の側面が光輝する。また、白色層で反射された光の一部が導光板の側面に向かうため、導光板の側面がさらに光輝する。
請求項4記載の発明は、前記透明文字板の正面において前記導光板の縁部に対向する部分に白色層が設けられ、前記ポリカーボネート基板が、前記透明文字板の前記白色層が設けられた部分を除いて設けられ、前記白色層と前記導光板との間に接着層が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置に存する。
請求項4記載の発明によれば、白色層では光は吸収されずに反射されるため接着層により導光板の背面と白色層とを密着させても、光源から導光板内に入射された光を導光板全体に導くことができる。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、ポリカーボネート基板の背面と透明文字板の正面とに空気層を設けることができ、光源から導光板内に入射された光が導光板の正面とポリカーボネート基板の背面とで反射を繰返して、導光板全体に導かれるため、導光板全体を照明することができる。
請求項2記載の発明によれば、導光板に入射された光が白色層で反射され、白色層から反射された光が屈折することなく、まっすぐに運転者視点に届くため、クリアに導光板の縁部を光らせることができるので、意匠性の向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、導光板内を導光する光が、導光板のシボ加工が施された側面によって拡散されて出射されるため導光板の側面が光輝する。また、白色層で反射された光の一部が導光板の側面に向かうため、導光板の側面がさらに光輝するので、より一層、意匠性の向上を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、白色層では光は吸収されずに反射されるため接着層により導光板の背面と白色層とを密着させても、光源から導光板内に入射された光を導光板全体に導くことができるので、導光板と透明文字板とを強固に固定しつつ導光板全体を照明することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。同図に示すように、車両用のコンビネーションメータ20は、自動車等の移動体に搭載されて、この移動体の乗務員に対して該移動体の状況を表示する装置である。コンビネーションメータ20には、図1に示すように、車両の速度を指示する速度計21(表示装置)と、車両のエンジン回転数を指示する回転計22(表示装置)と、走行距離などの各種情報を表示する液晶ディスプレイ(LCD)23と、ウォーニング24とが設けられている。
コンビネーションメータ20は、図2に示すように、速度計21、回転計22、LCD23及びウォーニング24を収容するケーシング25と、ケーシング25の正面に取り付けられた見返し26と、見返し26の正面に取り付けられた表ガラス27と、ケーシング25の背面側に設けられた裏カバー28と、を有している。
上記見返し26は、上記速度計21、回転計22、LCD23及びウォーニング24に対向する部分に開口が設けられ、ケーシング25内に収容された後述する配線板29やムーブメント30などを隠す。
次に、上記速度計21、回転計22の構成について説明する。本実施形態では、速度計21及び回転計22は、速度計用指針31及び回転計用指針32と、複数の指針用光源L1と、複数の文字板用光源L2と、複数の導光板用光源L3(=光源)と、文字板40と、立体文字板50とを有している。
上記速度計用指針31、回転計用指針32は、図2に示すように、ムーブメント30の回転軸の軸受けと、後述する指針本体34及び指針キャップ35を保持する保持部と、が一体に設けられた指針袴33と、該指針袴33に保持された導光部材から構成される指針本体34と、ムーブメント30の回転軸を隠す指針キャップ35とから構成されている。
上記複数の指針用光源L1は、図2に示すように、ムーブメント30の回転軸を囲むように配線板29上に配置されている。これにより、指針用光源L1が発光すると、指針用光源L1からの光が指針本体34に入射される。指針本体34に入射された光は、指針本体34全体に導光されて指針本体34全体が光輝する。上記複数の文字板用光源L2は、後述する文字板40の背面にある配線板29上に指針用光源L1を囲むように配置されている。上述した指針用光源L1と文字板用光源L2との間には、ケーシング25によって遮光壁が形成されており、指針用光源L1の光が文字板40の背面に入射したり、文字板用光源L2からの光が指針本体34に入射したりしないようになっている。上記導光板用光源L3については後述する。
上記文字板40は、円盤状であり、その正面に遮光印刷層41が設けられている。遮光印刷層41は、例えば図1に示すように車両速度の単位を示す「km/h」や回転数の単位を示す「×1000rpm」といった意匠に相当する部分が除かれている。また、文字板40は、その背面に上記意匠の表示色に着色された透光性の表示色印刷層42が設けられている。これにより、文字板用光源L2からの光が文字板40の背面に入射されると、上記「km/h」や「×1000rpm」といった意匠が表示色印刷層42の表示色で光輝する。
次に、立体文字板50の構成について説明する。本実施形態では速度計21用の立体文字板50と回転計22用の立体文字板50とが一体に設けられている。立体文字板50は、上記文字板40の正面に配置され、図3に示すように、透明文字板51と、導光板52と、ベース53と、ポリカーボネート基板54と、から構成されている。
透明文字板51は、図3に示すように、速度計用指針31の回転軸を中心とした円弧状に設けられた速度計用文字板511と、回転計用指針32の回転軸を中心とした円弧状に設けられた回転計用文字板512と、から構成されている。上記透明文字板51には、図4及び図5に示すように、意匠に相当する部分が除かれた暗色系の遮光印刷層56(=遮光層)と、この遮光印刷層56を覆うハードコート層としてのUVクリア印刷層57とがこの順で正面に設けられ、上記意匠の表示色に着色された透光性の表示色印刷層58が背面に設けられている。速度計用文字板511の正面に設けられた遮光印刷層56は、速度を示す数字、目盛といった意匠に相当する部分が除かれていて、回転計用文字板512の正面に設けられた遮光印刷層56は、回転数を示す数字、目盛といった意匠に相当する部分が除かれている。
上記UVクリア印刷層57は、円弧状の速度計用文字板511及び回転計用文字板512の外周縁部に相当する部分が除かれて設けられている。そして、透明文字板51正面のUVクリア印刷層57が除かれた外周縁部には、白色印刷層59が設けられている。UVクリア印刷層57は、透明なUVインクを透明文字板51の正面に塗布した後、紫外線を照射して硬化させることにより形成されている。通常、UVクリア印刷層57の正面は、平らにならずに微細な凹凸が設けられた状態となっている。なお、本実施形態では、ハードコート層としてUVインクから形成されたUVクリア印刷層57を設けていたが、透明文字板51正面のハードコート層としては、例えばポリエステルフィルムなどの一般的なハードコート材から形成されていればよい。
上述した導光板52は、図3に示すように、上記透明文字板51の正面に配置されていて、例えば透明樹脂アクリル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ヒクロオレフィンポリマーなどの何れか1つから形成されている。この導光板52は、速度計用文字板511の正面に設けられた速度計用導光板521と、回転計用文字板512の正面に設けられた回転計用導光板522とが一体に形成されている。上記速度計用導光板521は速度計用文字板511と同形に設けられ、回転計用導光板522は回転計用文字板512と同形に設けられていて、導光板52の外周縁部及び内周縁部と、透明文字板51の外周縁部及び内周縁部との位置は一致する。よって、透明文字板51の外周縁部に設けられた白色印刷層59は、透明文字板51正面において導光板52の外周縁部に対向する部分に設けられているともいえる。
上記速度計用導光板521の周方向の両端には、背面側に向かって突出する一対の光導入部523が設けられている。上記回転計用導光板522の周方向の一端は、速度計用導光板521に連なっている。そして、回転計用導光板522の周方向の他端には、背面側に向かって突出する光導入部523が設けられている。図2に示すように、導光板用光源L3は、配線板29上の光導入部523と対向する位置に配置されている。
また、図5に示すように、導光板52の正面の外縁部には、テーパなどは設けられておらず、導光板52の正面のうち白色印刷層59と対向する部分が背面から正面に向かう前後方向Y1と垂直になるように、導光板52が設けられている。また、白色印刷層59に沿った導光板52の外側面にはシボ加工Sが施されている。
上記ポリカーボネート基板54は、透明文字板51の上記UVクリア印刷層57が設けられている部分と、導光板52との間に設けられている。即ち、ポリカーボネート基板54は、白色印刷層59が設けられた透明文字板51の外周縁部を除いて設けられている。また、上記白色印刷層59と導光板52との間には接着層60が設けられている。
また、上記ベース53は、上記透明文字板51の背面に配置されていて、例えば樹脂などから形成される。ベース53は、透明文字板51背面の外周縁部から背面側に向かって突出する外周側立壁部531と、透明文字板51背面の内周縁部から背面に向かって突出する内周側立壁部532と、外周側立壁部531の背面側端部に設けられた外周側フランジ部533と、内周側立壁部532の背面側端部に設けられた内周側フランジ部534と、から構成されている。
速度計用文字板511の外周縁部及び内周縁部に突設された外周側立壁部531及び内周側立壁部532は、回転計用文字板512の外周縁部及び内周縁部に突設された外周側立壁部531及び内周側立壁部532よりも高くなるように、ベース53が設けられている。これにより、図3に示すように、速度計用文字板511が回転計用文字板512よりも正面側に配置される。また、上記外周側フランジ部533には、ケーシング25に取り付けるための取付孔H1が設けられた取付部535が複数突設されている。
上述した構成の立体文字板50の製造方法について、図6を参照して以下説明する。まず、同図(A)に示すように、遮光印刷層56、UVクリア印刷層57、表示色印刷層58、白色印刷層59が設けられた透明文字板51の正面にポリカーボネート基板54を搭載した状態で、ベース53を形成するための第1上型71と、下型72との間に挟む。
第1上型71には、上下方向に貫通するバキューム孔73が設けられている。このバキューム孔73から空気を吸い上げることにより、透明文字板51及びポリカーボネート基板54を第1上型71に押し付けることができる。そして、第1上型71に設けられたゲート74からベース53の溶融材料を注入する。なお、透明文字板51及びポリカーボネート基板54には結合孔H2が設けられていて、ベース53の溶融材料を注入するとこの結合孔H2にベース53が挿入される。これにより、ベース53と透明文字板51及びポリカーボネート基板54とを強固に固定することができる。なお、結合孔H2は、正面から視認できない部分に設けている。
ベース53の溶融材料が固まりベース53が完成すると、同図(B)に示すように、第1上型71を外す。その後、同図(C)に示すように、導光板52を形成するための第2上型75と、下型72との間に、透明文字板51、ポリカーボネート基板54、ベース53を充填する。次に、同図(D)に示すように、第2上型75のゲート76から導光板52の溶融材料を注入する。導光板52の溶融材料が固まり導光板52が完成すると、同図(E)に示すように、第2上型75を外して、同図(F)に示すように、立体文字板50が完成する。
上述した立体文字板50によれば、耐熱性の高いポリカーボネート基板54が透明文字板51と導光板52との間に設けられている。このため、図6(D)に示すように、温度の高い導光板52の溶融材料を第2上型75のゲート76から注入して導光板52を成形する際に、ポリカーボネート基板54が導光板52から透明基板51に伝わる熱を遮断するため、透明文字板51の正面に設けたUVクリア印刷層57が溶けることがない。これにより、図5に示すように、UVクリア印刷層57の正面の微細な凹凸がなくならずに、ポリカーボネート基板54の背面とUVクリア印刷層57とが点で接触する。このため、ポリカーボネート基板54の背面と透明文字板51の正面とに空気層を設けることができる。そして、導光板用光源L3が発光すると、導光板用光源L3からの光は、導光板52の光導入部523から入射され、導光板52の正面とポリカーボネート基板54の背面とで反射を繰返して導光板52全体に導かれ、導光板52全体を照明することができる。
また、上述した立体文字板50によれば、透明文字板51の正面において導光板52の外周縁部と対向する部分に白色印刷層59を設け、導光板52の正面のうち白色印刷層59と対向する部分が前後方向Y1と垂直となるように、導光板52が設けられている。これにより、図5に示すように、導光板52に入射されて白色印刷層59で前後方向Y1の正面側に向かってまっすぐに反射された光Lが、導光板52の正面で屈折することなく、まっすぐに運転者視点に届くため、クリアに導光板52の外周縁部を光らせることができ、意匠性の向上を図ることができる。
また、上述した立体文字板50によれば、白色印刷層59に沿った導光板52の外側面にシボ加工Sが施されている。これにより、導光板52内を導光する光が、導光板52のシボ加工が施された外側面によって拡散されて出射されるため導光板52の外側面が光輝する。また、白色印刷層59で反射された光の一部が導光板52の外側面に向かうため、導光板52の外側面がさらに光輝して、より一層、意匠性の向上を図ることができる。
また、図5に示すように、導光板52内を導光する光Lは、ポリカーボネート基板54の正面で反射されて運転者視点に届く光Lと、ポリカーボネート基板54の背面で反射されて運転者視点に届く光Lとがある。このため、導光板52の厚さが視認され、より背面側に透明文字板51があるように視認されて、立体感を強調できる。
また、上述した立体文字板50によれば、白色印刷層59では光は吸収されずに反射されるため接着層60により導光板52の背面と白色印刷層59とを密着させても、導光板用光源L3から導光板52内に入射された光を導光板52全体に導くことができるので、導光板52と透明文字板51とを強固に固定しつつ導光板52全体を照明することができる。
なお、上述した実施形態では、速度計21及び回転計22は、立体文字板50と文字板40とを設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、円盤状の文字板40と、この文字板40の周縁に設けられた円弧状の導光板52との間に、ポリカーボネート基板54を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、導光板52と透明文字板51とがほぼ同形であったが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、透明文字板51が四角状に設けられ、導光板52が弧状に設けられていてもよい。この場合、白色印刷層59は、透明文字板51正面の縁部ではなく、透明文字板51の正面において導光板52の縁部に対向する部分に設けられる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の表示装置としての車両用コンビネーションメータの一実施の形態を示す正面図である。 図1に示す車両用コンビネーションメータのI−I線断面図である。 図1の車両用コンビネーションメータを構成する立体文字板の斜視図である。 図3に示す立体文字板のII−II線断面斜視図である。 図3に示す立体文字板のII−II線部分断面図である。 図3に示す立体文字板の製造過程を示す説明図である。 従来の表示装置の一例を示す断面図である。 従来の表示装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
21 速度計(表示装置)
22 回転計(表示装置)
51 透明文字板
52 導光板
54 ポリカーボネート基板
56 遮光印刷層(遮光層)
59 白色印刷層(白色層)
60 接着層
L3 導光板用光源(光源)

Claims (4)

  1. 意匠に相当する部分が除かれた暗色系の遮光層が正面に設けられた透明文字板と、前記透明文字板の正面に配置された導光板と、前記導光板に対して光を入射する光源と、を有する表示装置において、
    前記透明文字板と前記導光板との間にポリカーボネート基板が設けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記透明文字板の正面において前記導光板の縁部に対向する部分に白色層が設けられていて、
    前記導光板の正面のうち前記白色層と対向する縁部が背面から正面に向かう方向と垂直となるように、前記導光板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記白色層に沿った前記導光板の側面にシボ加工が施されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記透明文字板の正面において前記導光板の縁部に対向する部分に白色層が設けられ、
    前記ポリカーボネート基板が、前記透明文字板の前記白色層が設けられた部分を除いて設けられ、
    前記白色層と前記導光板との間に接着層が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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