JP2009197519A - 養生シート - Google Patents

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忠芳 藤田
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Abstract

【課題】施工時に継目をオーバラップさせて使用する場合にも、養生シートが簡単に捲れ上がらず、継目に隙間ができず、雨水等が床パネル面などに浸入するおそれがなく、養生シートが不要となったときには床パネル面などから剥離し易くなり、その剥離作業に手間がかからない養生シートを提供する。
【解決手段】合成樹脂シート1の片面に粘着剤層2を設けたものとし、長さ方向の両側部1a、1aに設けた粘着剤層2の粘着力を、長さ方向の中央部1bに設けた粘着剤層2の粘着力より強くしたものとしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、住宅などの施工時に床面などを覆って、土や泥、材木の破片、雨水などから床面を保護する養生シートに関するものである。
従来、この種の養生シートとしては、例えば図5に示したように、合成樹脂シート11の表面に多数の凹凸12が形成され、裏面全面に、シート剥離時に床パネル面に残らないアクリル系樹脂製の粘着剤層13が形成されたものが存在した(特許文献1)。
このような従来の養生シートは、合成樹脂シート11の表面に多数の凹凸12が形成されたものであるため、降雨等により水が溜まったり又は面上が濡れていたり、あるいは施工作業者の靴に泥が付着していても、養生シート面が滑り難く、作業者が安全に施工作業を行えるとしている。
さらに、この種の養生シートとしては、例えば図6に示したように、合成樹脂フィルム21の裏面に粘着剤層22を設けたシート状物において、合成樹脂フィルム21表面の長さ方向に沿った少なくとも1〜10cm幅の合成樹脂フィルム帯状平坦部23を有し、且つこの平坦部がプラズマ加工されているとともに、それ以外の全部分に合成樹脂フィルム凹凸部24を設けてなるものが存在した(特許文献2)。
このような従来の養生シートは、床パネル面に合成樹脂フィルム帯状平坦部23どうしを重ねて貼着することにより、家屋建築中における降雨等による水の床パネル面や床材中への浸入を防止できるとしている。さらに、この養生シートの表面には、全体に凹凸形状が形成されているので、床面パネル面上に敷設されたこの養生シート上に足を踏み入れて作業をしても足を滑らすことなく安全に作業を続けることができるとしている。
実用新案登録第2599811号公報 特許第3281219号公報
ところで、上記特許文献1に開示された従来の養生シートは、合成樹脂シート11の表面に多数の凹凸12が形成されているため、滑りにくいという利点があるが、養生シートどうしを継ぎ合わせる場合に、継目に隙間ができ、雨水等が床パネル面に浸入するおそれがある。そのため、この養生シートでは、合成樹脂シートの表裏に予めコロナ処理等を施して、接着性を向上させたものとするのが、施工時に継目をオーバラップさせて使用する場合、裏面の粘着剤がシート表面に接着し易くなるので好適であるとしている。
しかしながら、従来の養生シートのように裏面全域の接着性を向上させたものとすると、この養生シートが不要となったときに床パネル面から剥離し難くなり、その剥離作業に手間がかかるという問題点を有していた。
さらに、上記特許文献2に開示された従来の養生シートは、合成樹脂フィルム21の裏面の全域に設けた粘着剤層22の粘着力を強いものにすると、施工時に継目をオーバラップさせて使用する場合に、養生シートが簡単に捲れ上がらないので、継目に隙間ができず、雨水等が床パネル面に浸入するおそれがないが、この養生シートが不要となったときに床パネル面から剥離し難くなり、その剥離作業に手間がかかるという問題点を有するものとなる。
また、この従来の養生シートは、合成樹脂フィルム21の裏面の全域に設けた粘着剤層22の粘着力を弱いものにすると、この養生シートが不要となったときに床パネル面から剥離し易くなり、その剥離作業に手間がかからないが、施工時に継目をオーバラップさせて使用する場合には、養生シートが簡単に捲れ上がることがあり、継目に隙間ができて、雨水等が床パネル面に浸入するおそれがあるという問題点を有するものとなる。
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、施工時に継目をオーバラップさせて使用する場合にも、養生シートが簡単に捲れ上がらず、継目に隙間ができず、雨水等が床パネル面などに浸入するおそれがなく、養生シートが不要となったときには床パネル面などから剥離し易くなり、その剥離作業に手間がかからない養生シートを提供することを目的としてなされたものである。
この発明の養生シートは、合成樹脂シート1の片面に粘着剤層2を設けたものとし、長さ方向の両側部1a、1aに設けた粘着剤層2の粘着力を、長さ方向の中央部1bに設けた粘着剤層2の粘着力より強くしたものとしている。
そして、この発明の養生シートは、前記両側部1a、1aの粘着剤層2のそれぞれの幅と、中央部1bの粘着剤層2の幅の割合を、0.9〜1.1:7.8〜8.2にしている。
さらに、この発明の養生シートは、前記両側部1a、1aの粘着剤層2の粘着力を3.0〜5.5N/25mmにし、中央部1bの粘着剤層2の粘着力を1.0〜2.9N/25mmにしている。
この発明の養生シートは、以上に述べたように構成されているので、施工時に継目をオーバラップさせて使用する場合には、養生シートが簡単に捲れ上がらず、継目に隙間ができず、雨水等が床パネル面などに浸入するおそれがないものとなり、使用性能に優れたものとなった。
さらに、この発明の養生シートは、不要となったときには、床パネル面などから剥離し易くなり、その剥離作業に手間がかからないものとなり、作業性能に優れたものとなった。
以下、この発明の養生シートを実施するための最良の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この発明の養生シートは、図1〜4に示したように、合成樹脂シート1の片面の全域に粘着剤層2を設けたシート状物において、長さ方向の両側部1a、1aに設けた粘着剤層2の粘着力を、長さ方向の中央部1bに設けた粘着剤層2の粘着力より強くしたものとしている。このようにするには、前記両側部1a、1aの粘着剤層2の粘着力を、通常の粘着力とし、前記中央部1bの粘着剤層2の粘着力を、通常の粘着力より弱くしたものとしたり、前記両側部1a、1aの粘着剤層2の粘着力を、通常の粘着力より強くし、前記中央部1bの粘着剤層2の粘着力を、通常の粘着力としたものとしたり、さらに前記両側部1a、1aの粘着剤層2の粘着力を、通常の粘着力より強くし、前記中央部1bの粘着剤層2の粘着力を、通常の粘着力より弱くしたものとすることができる。この場合、前記両側部1a、1aと前記中央部1bは、図2に示したように、粘着剤層2の厚さを同一にして並列させて塗布したり、図3に示したように、粘着剤層2の厚さを中央部1bより両側部1a、1aを厚くして並列させて塗布したり、図4に示したように、粘着剤層2を合成樹脂シート1の片面の全域に塗布し、さらに粘着剤層2を両側部1a、1aにおいて重ね塗りしたものとすることができる。なお、前記両側部1a、1aの粘着剤層2の粘着力と、前記中央部1bの粘着剤層2の粘着力が同一であっても、前記両側部1a、1aの粘着剤層2の厚さを、中央部1bの粘着剤層2の厚さより厚くすることにより、両側部1a、1aの粘着力を、中央部1bの粘着力より強くしたものとすることもできる。
前記合成樹脂シート1において、両側部1a、1aの粘着剤層2のそれぞれの幅と、中央部1bの粘着剤層2の幅の割合は、0.5〜1.5:7.0〜9.0にしているが、0.9〜1.1:7.8〜8.2にするのが好ましい。すなわち、前記合成樹脂シート1の全幅を100cmにした場合には、両側部1a、1aの粘着剤層2のそれぞれの幅を5〜15cm、好ましくは9〜11cmにし、中央部1bの幅を70〜90cm、好ましくは78〜82cmにした。
前記合成樹脂シート1において、両側部1a、1aの粘着剤層2の粘着力は、3.0N以上/25mm、好ましくは3.0〜5.5N/25mmにし、中央部1bの粘着剤層2の粘着力は、3.0N未満/25mm、好ましくは1.0〜2.9N/25mmにした(粘着力は、粘着テープ・粘着シート試験方法に基づくJIS Z 0237:180度引き剥がし粘着力の測定値による)。
さらに、前記合成樹脂シート1としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの防水性、耐候性に優れた合成樹脂シートが用いられる。
また、前記合成樹脂シート1おいて、粘着剤層2は、合成ゴム系、ポリオレフィン系、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系などの各種ホットメルト粘着剤からなるものとしており、その重合度によったり、可塑剤、安定剤等の種類や添加量によって、両側部1a、1aと中央部1bの粘着力の強弱を調節している。
このように構成したこの発明の養生シートは、不使用時には、粘着剤層2の上に剥離紙(図示せず)を必要に応じ貼り合わせ、この粘着剤層2を内側にして合成樹脂シート1を巻回して、図に示したようにロール状にしておく。なお、粘着剤層2の上に剥離紙を貼り合わせた場合には、この粘着剤層2を外側にして合成樹脂シート1を巻回し、ロール状にしておいてもよい。
そして、家屋建築中の床パネル面などに施工する場合には、ロール状に巻回した合成樹脂シート1を引き出して、適宜寸法に裁断して、以下のようにして使用する。
すなわち、家屋建築中の床パネル面などへの施工時には、この発明の養生シートでも、従来と同様に、継目をオーバラップさせて使用する。この場合、そのオーバラップさせる部分の幅は、両側部1a、1aの粘着剤層2の幅より小さくするが、その粘着剤層2の半分程度の幅とするのが好ましい。例えば、両側部1a、1aの粘着剤層2の幅を10cmした場合には、オーバラップさせる部分の幅は5cmにする。するとこの場合、この発明の養生シートでは、粘着力の強い両側部1a、1aの粘着剤層2が15cm幅で床パネル面に接着していることになり、粘着力の弱い中央部1bの粘着剤層2が70cm幅で床パネル面に接着していることになる。
このようにすると、この発明の養生シートでは、オーバラップさせた継目の接着力が強いものとなり、簡単に捲れ上がらず、継目に隙間ができず、雨水等が床パネル面に浸入するおそれがないものとなる。
さらに、この発明の養生シートでは、養生シートが不要となったときに床パネル面から剥離する場合にも、床パネル面への接着面の大部分を占める粘着力の弱い中央部1bの粘着剤層2は、この床パネル面から弱い力で剥離することができるので、剥離し易くなり、その剥離作業に手間がかからないものとなる。
この発明の養生シートの一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すこの発明の養生シートの幅方向における一側部の拡大断面図である。 この発明の養生シートの他の実施形態の幅方向における一側部の拡大断面図である。 この発明の養生シートのさらに他の実施形態の幅方向における一側部の拡大断面図である。 従来の養生シートの一例の構成を示す断面図である。 従来の養生シートの他の例の使用状態を示す断面図である。
符号の説明
1 合成樹脂シート
1a 側部
1b 中央部
2 粘着剤層

Claims (3)

  1. 合成樹脂シート(1)の片面に粘着剤層(2)を設けたシート状物において、長さ方向の両側部(1a、1a)に設けた粘着剤層(2)の粘着力を、長さ方向の中央部(1b)に設けた粘着剤層(2)の粘着力より強くしたことを特徴とする養生シート。
  2. 前記両側部(1a、1a)の粘着剤層(2)のそれぞれの幅と、中央部(1b)の粘着剤層(2)の幅の割合を、0.9〜1.1:7.8〜8.2にしたことを特徴とする請求項1記載の養生シート。
  3. 前記両側部(1a、1a)の粘着剤層(2)の粘着力を3.0〜5.5N/25mmにし、中央部(1b)の粘着剤層(2)の粘着力を1.0〜2.9N/25mmにしたことを特徴とする請求項1記載の養生シート。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020076247A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 藤本株式会社 養生シート

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