JP2009196209A - 搬送装置および印刷装置並びに搬送装置の制御方法、印刷装置の制御方法、プログラム - Google Patents

搬送装置および印刷装置並びに搬送装置の制御方法、印刷装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】紙送り精度を向上させる。
【解決手段】記録紙Sを搬送する搬送ローラ54に中継歯車62,64を介して駆動モータ58が接続されると共に搬送ローラ54の歯車54aに噛合する中継歯車64にロータリエンコーダ60が取り付けられたものにおいて、1回分の紙送り量を中継歯車64の1歯当たりの移動角の整数倍の移動角に設定してロータリエンコーダ60からの信号に基づいて紙送りを行なう。これにより、搬送ローラ54の歯車54aと中継歯車64との間に生じる伝達誤差のうち1ピッチ当たり1周期で生じる誤差が搬送ローラ54の回転ムラに与える影響を小さくすることができ、紙送り精度を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送する搬送装置およびこれを備える印刷装置並びに搬送装置の制御方法、搬送装置の制御方法を1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラム、印刷装置の制御方法、印刷装置の制御方法を1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラムに関する。
従来、この種の印刷装置としては、記録紙を搬送する際の搬送量を補正するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、副走査方向(記録紙の搬送方向)に間隔αをもって第1PWセンサと第2PWセンサの二つのPWセンサを配置すると共に記録紙を搬送する搬送ローラの回転量を検出するロータリーエンコーダを配置し、記録紙を搬送して二つのPWセンサで搬送されてくる記録紙の先端を順次検出すると共に第1PWセンサにより用紙先端が検出された時点から第2PWセンサにより用紙先端が検出された時点までに記録紙が搬送された搬送制御量βをロータリエンコーダにより検出し、二つのPWセンサの間隔αと搬送制御量βとを比較することにより、間隔αと搬送制御量βとのズレ量を補正する搬送補正量を算出している。
特開2005−225176号公報
ところで、例えばスペースに大きな制約がある小型プリンタなどでは、ロータリエンコーダを搬送ローラに取り付けることができずに搬送ローラに取り付けられた歯車と搬送モータに取り付けられた歯車に介在する中継歯車に取り付ける場合がある。このとき、理想的な歯車を考えれば、中継歯車に取り付けられたロータリエンコーダからの信号に基づいて搬送モータを駆動することにより、搬送ローラの回転量を高い精度で制御することができるが、実際の歯車には伝達誤差が生じ、その伝達誤差の程度によってはエンコーダからの信号に基づいて搬送モータを駆動しても搬送ローラに回転ムラが生じ、搬送精度が低下してしまう。
本発明の搬送装置および印刷装置並びに搬送装置の制御方法、印刷装置の制御方法、プログラムは、用紙の搬送精度をより向上させることを主目的とする。
本発明の搬送装置および印刷装置並びに搬送装置の制御方法、印刷装置の制御方法、プログラムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の搬送装置は、
所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送する搬送装置であって、
前記用紙を搬送する搬送用ローラと、
前記搬送用ローラを駆動するための搬送用モータと、
前記搬送用ローラに取り付けられた歯車と前記搬送用モータに取り付けられた歯車との間に介在する少なくとも一つの中継歯車と、
前記搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車に取り付けられ、該中継歯車の回転量を検出する回転量検出手段と、
前記回転量検出手段が取り付けられた中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を前記所定送り量として前記用紙が搬送されるよう前記回転量検出手段により検出された回転量に基づいて前記搬送用モータを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の搬送装置では、搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を所定送り量として用紙が搬送されるよう回転量検出手段により検出された中継歯車の回転量に基づいて搬送用モータを制御する。したがって、搬送用ローラに取り付けられた歯車と中継歯車との間に生じる伝達誤差のうち1ピッチ当たり1周期で生じる誤差に対して、その影響を小さくすることができる。この結果、用紙の搬送精度をより向上させることができる。ここで、「回転量検出手段」としては、例えば、ロータリエンコーダを挙げることができる。
本発明の印刷装置は、
用紙に印刷する印刷装置であって、
上述した本発明の搬送装置と、
前記搬送装置により搬送された用紙にインクを吐出することにより印刷する印刷手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の印刷装置によれば、上述した本発明の搬送装置を備えるから、本発明の搬送装置が奏する効果と同様の効果、例えば、用紙の搬送精度をより向上させることができる効果や印刷品質をより向上させることができる効果などを奏することができる。
本発明の搬送装置の制御方法は、
用紙を搬送する搬送用ローラと、前記搬送用ローラを駆動するための搬送用モータと、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車と前記搬送用モータに取り付けられた歯車との間に介在する少なくとも一つの中継歯車と、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車に取り付けられ該中継歯車の回転量を検出する回転量検出手段と、を備え、所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送する搬送装置の制御方法であって、
前記回転量検出手段が取り付けられた中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を前記所定送り量として前記用紙が搬送されるよう前記回転量検出手段により検出された回転量に基づいて前記搬送用モータを制御する
ことを特徴とする。
この本発明の搬送装置の制御方法によれば、搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を所定送り量として用紙が搬送されるよう回転量検出手段により検出された中継歯車の回転量に基づいて搬送用モータを制御する。したがって、搬送用ローラに取り付けられた歯車と中継歯車との間に生じる伝達誤差のうち1ピッチ当たり1周期で生じる誤差に対して、その影響を小さくすることができる。この結果、用紙の搬送精度をより向上させることができる。
本発明の印刷装置の制御方法は、
用紙を搬送する搬送用ローラと、前記搬送用ローラを駆動するための搬送用モータと、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車と前記搬送用モータに取り付けられた歯車との間に介在する少なくとも一つの中継歯車と、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車に取り付けられ該中継歯車の回転量を検出する回転量検出手段と、を備え、所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送すると共に該搬送された用紙にインクを吐出することにより印刷する印刷装置の制御方法であって、
前記回転量検出手段が取り付けられた中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を前記所定送り量として前記用紙が搬送されるよう前記回転量検出手段により検出された回転量に基づいて前記搬送用モータを制御する
ことを特徴とする。
この本発明の印刷装置の制御方法によれば、搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を所定送り量として用紙が搬送されるよう回転量検出手段により検出された中継歯車の回転量に基づいて搬送用モータを制御する。したがって、搬送用ローラに取り付けられた歯車と中継歯車との間に生じる伝達誤差のうち1ピッチ当たり1周期で生じる誤差に対して、その影響を小さくすることができる。この結果、用紙の搬送精度をより向上させることができる。このように、高い搬送精度で搬送された用紙にインクを吐出して印刷を行なうことにより、印刷品質をより向上させることができる。
本発明のプログラムは、上述した搬送装置の制御方法や印刷装置の制御方法を1又は複数のコンピュータに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述した搬送装置の制御方法や印刷装置の制御方法が実行されるため、該制御方法と同様の作用効果が得られる。
次に本発明を具現化した一実施形態について説明する。図1は本実施形態であるインクジェットプリンタ20の構成の概略を示す断面図、図2は紙送り機構50の構成の概略を示す説明図、図3はインクジェットプリンタ20の電気的接続を示す説明図である。
本実施形態のインクジェットプリンタ20は、図1に示すように、シアン(C)とマゼンタ(M)とイエロー(Y)とブラック(K)の各色のインクを個別に収容する図示しないインクカートリッジからのインクの供給を受けると共にインクを加圧することによりインク滴を吐出して印刷を行なう印刷ヘッド22と、記録紙Sをプラテン24上に搬送する紙送り機構50と、インクジェットプリンタ20全体をコントロールするコントローラ70とを備えている。なお、印刷ヘッド22は、圧電素子に電圧を印加してこの圧電素子を変形させることによりインクを加圧してインク滴を吐出する方式を採用することができる他、発熱抵抗体(例えばヒータなど)に電圧を印加してインクを加熱することにより発生した気泡によりインクを加圧してインク滴を吐出する方式を採用することができる。
紙送り機構50は、図1に示すように、給紙トレイ51に載置された記録紙Sを給紙する給紙ローラ52と、給紙ローラ52に給紙された記録紙Sを印刷ヘッド22に搬送する搬送ローラ54と、記録紙Sを排紙する排紙ローラ56と、給紙ローラ52や搬送ローラ54,排紙ローラ56を回転駆動する駆動モータ58とを備える。
駆動モータ58は、図2に示すように、駆動モータ58の回転軸に取り付けられた歯車58aと二つの中継歯車62,64を介して搬送ローラ54に取り付けられた歯車54aに噛合しており、駆動モータ58からの動力を二つの中継歯車62,64により減速して搬送ローラ54に伝達する。搬送ローラ54に取り付けられた歯車54aに噛合する中継歯車64にはその回転量を検出するためのロータリエンコーダ60が取り付けられており、ロータリエンコーダ60からの信号に基づいて駆動モータ58が駆動制御されている。
ロータリエンコーダ60は、図2に示すように、中継歯車64に取り付けられたロータリスケール60aと、ロータリスケール60aに形成された目盛りを読み取るためのロータリスケールセンサ60bとにより構成されており、ロータリスケールセンサ60bからの信号に基づいて中継歯車64の回転量を検出する。中継歯車64の回転角度θ1と搬送ローラ54(歯車54a)の回転角度θ2との関係を図4に示す。図中の破線は、歯車54aと中継歯車64とを理想的な歯車としたときの関係を示す。図示するように、理想的な歯車を考えれば、中継歯車64の回転角度θ1と搬送ローラ54(歯車54a)の回転角度θ2とは比例関係となるが、実際には、歯面の加工誤差や組み付け誤差,偏心誤差などに起因して、歯車54aと中継歯車64との間には伝達誤差が生じる。この伝達誤差としては、中継歯車64の1回転当たり1周期で生じる誤差と、1ピッチ(1回転を中継歯車64の歯数で割った回転角)当たり1周期で生じる誤差とがある。
コントローラ70は、図3に示すように、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムを記憶したROM74と、一時的にデータを記憶したりデータを保存したりするRAM76と、外部機器との情報のやり取りを行うインタフェース(I/F)78と、図示しない入出力ポートとを備える。なお、ROM74には、後述する印刷処理ルーチンのプログラムなどの各処理プログラムが記憶されている。また、RAM76には、印刷バッファ領域が設けられており、この印刷バッファ領域にユーザPC110からI/F78を介して送られてきた印刷データが記憶される。このコントローラ70には、印刷ヘッド22を搭載し主走査方向に往復動する図示しないキャリッジの位置を検出するリニアエンコーダ28からの位置信号や中継歯車64に取り付けられたロータリエンコーダ60からの回転量信号,各種指示を行なうためのボタン類や各種情報を表示するための表示部とが配置された操作パネル30からの操作信号などが図示しない入力ポートを介して入力されるほか、ユーザPC110から出力された印刷ジョブなどがI/F78を介して入力される。また、コントローラ70からは、印刷ヘッド22への制御信号やキャリッジを主走査方向に往復動させるキャリッジモータ26への制御信号,駆動モータ58への制御信号,操作パネル30の表示部への表示信号などが出力ポートを介して出力されるほか、ユーザPC110への印刷ステータス情報などがI/F78を介して出力される。
次に、こうして構成された本実施形態のインクジェットプリンタ20の動作について説明する。図5は、コントローラ70のCPU72により実行される印刷処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、ユーザPC110から印刷ジョブを受信したときに実行される。
印刷処理ルーチンが実行されると、コントローラ70のCPU72は、まず、駆動モータ58を駆動して給紙トレイ51に載置された記録紙Sを給紙して(ステップS100)、印刷処理を実行する(ステップS110)。印刷処理は、印刷ヘッド24が主走査方向に走査されるようキャリッジモータ28を制御すると共に印刷ジョブから作成された印刷用データに基づいて印刷ヘッド24からインク滴が吐出されるよう印刷ヘッド24を制御することにより行なわれる。現パスの印刷処理が終了すると、印刷すべき次のパスがあるか否かを判定する(ステップS120)。ここで、「パス」とは、印刷ヘッド24が一端から他端まで1回移動する動作のことをいう。印刷すべき次パスがあるときにはロータリエンコーダ60が取り付けられた中継歯車64のn(nは整数)ピッチ分の移動角を紙送り量としてロータリエンコーダ60からの信号に基づいて記録紙Sが搬送されるよう駆動モータ58を制御して(ステップS130)、上述した印刷処理を繰り返す(ステップS110)。図6に、1回分の紙送り量を説明する説明図を示す。図示するように、中継歯車64の1歯当たりの移動角の整数倍(図中では3倍)の移動角が1回分の紙送り量として設定されている。前述したように、ロータリエンコーダ60は、搬送ローラ54の歯車54aではなくこの歯車54aと噛合する中継歯車64に取り付けられていることから、歯車54aと中継歯車64との間に生じる伝達誤差に起因して、ロータリエンコーダ60からの信号に基づいて正確に紙送りを行なっても、搬送ローラ54に回転ムラが生じる。本実施形態では、1回分の紙送り量をロータリエンコーダ60が取り付けられた中継歯車64の1歯当たりの移動角の整数倍の移動角に設定することにより、歯車54aと中継歯車64との間に生じる伝達誤差のうち1ピッチ当たり1周期で生じる誤差が搬送ローラ54の回転ムラに与える影響を少なくしているのである。次パスがなく印刷が終了すると、駆動モータ58を駆動して記録紙Sを排紙し(ステップS140)、印刷すべき次頁があるか否かを判定する(ステップS150)。次頁があると判定されたときにはステップS100に戻ってステップS100〜S140の印刷処理を繰り返し、次頁がないと判定されたときにはこれで本ルーチンを終了する。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の搬送ローラ54が本発明の「搬送用ローラ」に相当し、駆動モータ58が「搬送用モータ」に相当し、中継歯車62,64が「中継歯車」に相当し、ロータリエンコーダ60が「回転量検出手段」に相当し、図6の印刷処理ルーチンを実行するコントローラ70が「制御手段」に相当する。なお、本実施形態では、印刷装置の動作を説明することにより本発明の印刷装置の制御方法の一例も明らかにしている。
以上詳述した本実施形態のインクジェットプリンタ20によれば、記録紙Sを搬送する搬送ローラ54に中継歯車62,64を介して駆動モータ58が接続されると共に搬送ローラ54の歯車54aに噛合する中継歯車64にロータリエンコーダ60が取り付けられたものにおいて、1回分の紙送り量を中継歯車64の1歯当たりの移動角の整数倍の移動角に設定してロータリエンコーダ60からの信号に基づいて紙送りを行なうから、搬送ローラ54の歯車54aと中継歯車64との間に伝達誤差のうち1ピッチ当たり1周期で生じる誤差の影響を少なくすることができる。この結果、搬送ローラ54による紙送り精度を向上させることができ、ひいては、印刷品質をより向上させることができる。
本実施形態のインクジェットプリンタ20では、二つの中継歯車62,64を介して搬送ローラ54と駆動モータ58とを接続するものとしたが、中継歯車の数は1以上であれば幾つであっても構わない。
本実施形態のインクジェットプリンタ20では、中継歯車64の回転量をロータリスケール60aとロータリスケールセンサ60bとからなるロータリエンコーダ60を用いて検出するものとしたが、中継歯車の回転量を検出することができれば、レゾルバや電磁ピックアップなどの他の如何なるセンサを用いるものとしてもよい。
本実施形態では、本発明の印刷装置をインクジェットプリンタ20に適用して説明したがレーザプリンタや熱転写方式のプリンタなどの他の方式のプリンタに本発明を適用してもよいし、プリンタ以外にファクシミリ装置などのように印刷機能を有する装置に本発明を適用してもよい。
本実施形態では、本発明の印刷装置をインクジェットプリンタ20に適用して説明したが、印刷装置の制御方法の形態とするものとしてもよいし、記録紙Sを搬送する搬送装置の形態としてもよいし、搬送装置の制御方法の形態とするものとしてもよい。また、こうした印刷装置の制御方法や搬送装置の制御方法の処理を1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラムの形態とするものとしても構わない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることは勿論である。
本実施形態のインクジェットプリンタ20の構成の概略を示す構成図。 紙送り機構50の構成の概略を示す構成図。 本実施形態のインクジェットプリンタ20のブロック図。 回転角度θ1と回転角度θ2との関係を示す説明図。 印刷処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 1回分の紙送り量を説明する説明図。
符号の説明
20 インクジェットプリンタ、22 印刷ヘッド、24 プラテン、26 キャリッジモータ、28 リニアエンコーダ、30 操作パネル、50 紙送り機構、51 給紙トレイ、52 給紙ローラ、54 搬送ローラ、54a 歯車、56 排紙ローラ、58 駆動モータ、58a 歯車、60 ロータリエンコーダ、60a ロータリスケール、60b ロータリスケールセンサ、62,64 中継歯車、70 コントローラ、72 CPU、74 ROM、76 RAM、78 I/F、110 ユーザPC。

Claims (7)

  1. 所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送する搬送装置であって、
    前記用紙を搬送する搬送用ローラと、
    前記搬送用ローラを駆動するための搬送用モータと、
    前記搬送用ローラに取り付けられた歯車と前記搬送用モータに取り付けられた歯車との間に介在する少なくとも一つの中継歯車と、
    前記搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車に取り付けられ、該中継歯車の回転量を検出する回転量検出手段と、
    前記回転量検出手段が取り付けられた中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を前記所定送り量として前記用紙が搬送されるよう前記回転量検出手段により検出された回転量に基づいて前記搬送用モータを制御する制御手段と、
    を備える搬送装置。
  2. 前記回転量検出手段は、ロータリエンコーダである請求項1記載の搬送装置。
  3. 用紙に印刷する印刷装置であって、
    請求項1または2記載の搬送装置と、
    前記搬送装置により搬送された用紙にインクを吐出することにより印刷する印刷手段と
    を備える印刷装置。
  4. 用紙を搬送する搬送用ローラと、前記搬送用ローラを駆動するための搬送用モータと、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車と前記搬送用モータに取り付けられた歯車との間に介在する少なくとも一つの中継歯車と、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車に取り付けられ該中継歯車の回転量を検出する回転量検出手段と、を備え、所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送する搬送装置の制御方法であって、
    前記回転量検出手段が取り付けられた中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を前記所定送り量として前記用紙が搬送されるよう前記回転量検出手段により検出された回転量に基づいて前記搬送用モータを制御する
    ことを特徴とする搬送装置の制御方法。
  5. 請求項5記載の搬送装置の制御方法を1又は複数のコンピュータで実現させるためのプログラム。
  6. 用紙を搬送する搬送用ローラと、前記搬送用ローラを駆動するための搬送用モータと、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車と前記搬送用モータに取り付けられた歯車との間に介在する少なくとも一つの中継歯車と、前記搬送用ローラに取り付けられた歯車に噛合する中継歯車に取り付けられ該中継歯車の回転量を検出する回転量検出手段と、を備え、所定送り量を単位として該所定送り量ずつ用紙を搬送すると共に該搬送された用紙にインクを吐出することにより印刷する印刷装置の制御方法であって、
    前記回転量検出手段が取り付けられた中継歯車の1歯当たりの移動量に対して整数倍の移動量を前記所定送り量として前記用紙が搬送されるよう前記回転量検出手段により検出された回転量に基づいて前記搬送用モータを制御する
    ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
  7. 請求項6記載の印刷装置の制御方法を1又は複数のコンピュータで実現させるためのプログラム。
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