JP2009195222A - 新規なアルカリアルギン酸リアーゼとその利用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】次の酵素学的性質を有する新規なアルカリアルギン酸リアーゼ。(1)作用:アルギン酸を構成するマンニュロン酸グルロン酸ブロック及びポリグルロン酸に作用し、β脱離によりアルギン酸を分解。(2)最適反応pH:50mMグリシン水酸化ナトリウム緩衝液中でpH10であり、また、0.2M塩化ナトリウムの存在下ではpH9。(3)最適反応温度は30℃付近。(4)分子量:SDS−PAGEによる分子量が約30,000。(5)pH安定性:30℃で60分間恒温した場合に、pH6〜9で安定。これは、アガリボランスエスピーJAM−A1mから生産される。
【選択図】図2
Description
従って、細菌によって生産され、高いアルカリ性条件下において良好に作用する高アルカリ性アルギン酸リアーゼ、特にマンニュロン酸グルロン酸ブロック及びポリグルロン酸を分解する酵素が望まれていた。
(1) 作用:
アルギン酸を構成するマンニュロン酸グルロン酸ブロック及びポリグルロン酸に好んで作用し、β脱離によりアルギン酸を分解する。
(2) 最適反応pH:
50mMグリシン水酸化ナトリウム緩衝液中でpH10であり、また、0.2M塩化ナトリウムの存在下ではpH9である。
(3) 最適反応温度は30℃付近である。
(4) 分子量:
ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子量が、約30,000である。
(5) pH安定性:
30℃で60分間恒温した場合に、pH6〜9で安定である。
(a)配列番号1に示すアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするDNA、
(b)配列番号1に示すアミノ酸配列の1個若しくは複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするDNA、
(c)配列番号2に示すヌクレオチド配列を有するDNA、又は
(d)配列番号2に示すヌクレオチド配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつアルカリアルギン酸リアーゼ活性を有するタンパク質をコードするDNA、
から選ばれるアルカリアルギン酸リアーゼをコードする遺伝子を提供するものである。
本発明のアルカリアルギン酸リアーゼの分子量は、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による測定で約30,000である。
即ち、本発明者らによって深海底泥などの種々の海洋性サンプルからスクリーニングされた微生物の一例として、鹿児島湾付近の海底泥から分離された細菌であるアガリボランス エスピー JAM−A1m株を挙げることができる。
このJAM−A1m株は、マリンアガー上で白色の小さなコロニーとして生育するとともに非常に強力な寒天分解酵素を生産し、生育中から冷蔵庫で保管中に寒天培地を溶解してしまうことがその特徴の一つとして挙げられる。
培養温度は5〜30℃、特に30℃が好ましく、pHは6〜9、特に7〜8.5が好ましく、この条件下において通常1〜2日間で培養が完了する。
培養は宿主微生物の資化可能な炭素源、窒素源その他の必須栄養素を含む培地に接種し、常法に従って行えばよい。
即ち、100mMグリシン-水酸化ナトリウム緩衝液(pH10)、0.1%アルギン酸ナトリウムからなる反応液に酵素を添加し(全量0.5mL)、30℃で15分間反応を行った。その後、2mLの5mM塩酸を添加して反応を停止し、この反応液の235nmにおける吸光度を測定した。酵素1単位(1U)は、上記の条件下で1分間に吸光度を0.01上昇させる量とした。また、タンパク質は牛血清アルブミンを標準としてプロテインアッセイキット(バイオラッド)を用いて測定した。
マリンアガー2216(Difco製)に0.2%w/vアルギン酸ナトリウム(和光純薬製)を添加した培地に、鹿児島湾付近から採取された25種類の深海底泥の一定量をそれぞれ塗抹し、30℃の恒温槽にて培養を行った。コロニーの出現したプレートに0.2%アルギン酸ナトリウム、0.8%寒天および50mMモルホリノプロパンスルホン酸−水酸化ナトリウム(以下「MOPS」という)緩衝液(pH7)からなる軟寒天溶液を注ぎ、固化させた後、30℃で24時間放置した。アルギン酸リアーゼ生産菌は、0.2%セチルピリジニウムクロライド溶液を流し込み、ハローを形成したコロニーを選抜した。選抜したコロニーをマリンアガーに数回植継ぐことで菌株を純化した。次に0.2%アルギン酸ナトリウムを含むマリンブロスの入った試験管に選抜した菌株を植菌し、30℃で1〜3日振盪培養を行い、その後酵素活性を測定した。明らかに活性を認めた培養液について、反応pHを緩衝液によってpH5(酢酸緩衝液)、pH7(MOPS緩衝液)、pH9(グリシン-水酸化ナトリウム緩衝液)として活性測定を行い、アルカリ性領域で最も高い活性を示す酵素の生産菌としてA1m株を選抜した。
実施例1のスクリーニングにより得られたJAM−A1m株の16SrRNA遺伝子を次のようにして決定した。即ち、マリンアガー上に生育したシングルコロニーを爪楊枝で採り25μLのPCR用緩衝液に懸濁し、鋳型とした。バクテリア16SrRNA遺伝子共通配列から設計された27F(5’−AGAGTTTGATCCTGGCTCAG−3‘)、1492R(5’−GGCTACCTTGTTACGACTT−3‘)をプライマーとし、DNAサーマルサイクラー(Gene Amp PCR system 9700: ABI PRISM製)中にてLA Taq DNAポリメラーゼ(タカラバイオ製)を用いてPCRを行った。反応条件は96℃で2分間処理したのち、96℃で30秒間、55℃で30秒間、72℃1.5分を1サイクルとし30サイクル反応させ、最後に72℃で7分間保持した。PCR産物は、シュリンプアルカリホスファターゼ及びエキソヌクレアーゼ(GEヘルスケア製)処理により精製し、DYEnamic ET Terminal Sequencingキット(GEヘルスケア製)及びDNAシークエンサー(Mega BACE 1000:GEヘルスケア製)を用いて塩基配列を決定した。得られた塩基配列を配列番号3に示した。
実施例1で選抜されたJAM−A1m株を、0.5%ポリペプトンS(日本製薬)、0.5%酵母エキス、2%塩化ナトリウム、0.02%硫酸マグネシウム7水塩、0.002%塩化マンガン、0.01%リン酸1カリウム、0.2%アルギン酸ナトリウムを添加した液体培地(pH7)で30℃、24時間振盪培養した。培養上清(2L)をホローファイバーにて濃縮し、さらに10mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)にて希釈、濃縮を行った後、50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)にて平衡化したスーパーQ トヨパールカラム(東ソー)へ添着させ、塩化カリウムによる濃度勾配溶出法により酵素を溶出させた。活性画分を集め、最終濃度が2Mとなるように硫酸アンモニウム添加し、2M硫安を含む10mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)にて平衡化しておいたブチルトヨパールカラム(東ソー)に添着させた。2Mから0.5M硫安の濃度勾配により酵素を溶出させた。この精製操作を繰り返し、SDS―ポリアクリルアミドゲル電気泳動的に1本のタンパク質バンドを得た。その結果を図1に示す。
(1)作用
アルギン酸は、ポリグルロン酸、ポリマンニュロン酸およびマンニュロン酸グルロン酸ブロックから成る多糖であり、アルギン酸分解酵素がそのどれを分解するかによってグルロン酸リアーゼとマンニュロン酸リアーゼに分けられる。さらに双方ともに分解できるリアーゼも存在する。そこでアルギン酸をHaug らの方法(Acta Chem.Scand., 20, 183-190,1966)に従い、酸加水分解し、ポリグルロン酸とポリマンニュロン酸の画分に分けた。また、マンニュロン酸グルロン酸ブロックの画分はHaug らの別法(Acta Chem.Scand., 21, 691-704,1967)に従い調製した。
本発明酵素がこれらのどのポリウロン酸に対して作用を示す酵素であるかの特定化を、段落番号[0037]に示す酵素活性測定法に準じて、各基質を0.1%として酵素反応を行ない評価した。その結果、アルギン酸ナトリウムに対する分解活性を100%とした場合、マンニュロン酸グルロン酸ブロック、ポリグルロン酸、ポリマンニュロン酸に対する分解活性はそれぞれ131.7±16.5%、83.3±16.9%、及び27.3±13.4%であった。従って、本発明酵素のアルカリアルギン酸リアーゼは、マンニュロン酸グルロン酸ブロック及びポリグルロン酸をより好んでβ脱離によって分解していく酵素であることが判った。このことから本酵素はアルギン酸を構成するマンニュロン酸グルロン酸ブロック、ポリグルロン酸のα−1,4結合に作用している可能性が高いと考えられる。
実施例3で得られた精製酵素のSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動から、図1からわかるように、本発明酵素の分子量は約30000であった。尚、分子量マーカーはPrecision Plus Protein Standards(バイオラッド製)を用いた。
精製酵素のSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動後、酵素をPVDF膜(イモブロンP;ミリポア製)にブロットした。ブロットされたタンパク質部分をアミノ酸シークエンサー(497HT型;アプライド バイオシステムズ製)にかけ、アミノ酸配列を決定した。その結果、アミノ末端アミノ酸配列は、Ala−Thr−Thr−Thr−Pro−Ala−Glu−Val−Leu−Asp−Leu−Serであった。
100mM MOPS緩衝液(pH6〜8)、100mMトリス−塩酸緩衝液(pH7〜9)、100mMグリシン−水酸化ナトリウム緩衝液(pH8〜11)の種々の緩衝液の中において、30℃、15分間、本発明酵素によるアルギン酸分解反応を行ない、その酵素活性を測定した。その結果を、酵素活性の最大値を100%とする相対活性で、図2に示す。図2において、「●:実線」が100mMの各種緩衝液のみの場合を、「○:点線」が100mM緩衝液に0.2Mの塩化ナトリウムを添加した場合を示す。
本発明のアルカリアルギン酸リアーゼは、100mMグリシン−水酸化ナトリウム緩衝液中でpH9〜10の範囲で活性を有し、pH10において最も高い活性を示した。また、反応液に0.2M塩化ナトリウムを添加した場合、pH7〜10の範囲で酵素が活性化され活性が最大で20倍と大幅に増加し、100mMグリシン−水酸化ナトリウム緩衝液でpH9において最も高い活性を示し、最適反応pH値がpH9にシフトした。
100mMグリシン-水酸化ナトリウム緩衝液(pH10)中で、5〜45℃までの各温度で活性測定を行った。その結果を、酵素活性の最大値を100%とする相対活性で、図3に示す。図3において、「●:実線」が100mMグリシン-水酸化ナトリウム緩衝液のみの場合を、「○:点線」が100mMグリシン-水酸化ナトリウム緩衝液に0.2Mの塩化ナトリウムを添加した場合を示す。
この結果からわかるように、本発明のアルカリアルギン酸リアーゼは、5〜40℃の温度で活性を有し、その最適反応温度は30℃であった。同様に0.2M塩化ナトリウムを含む100mMグリシン−水酸化ナトリウム緩衝液(pH9)中では酵素の大幅な活性化が認められ、30℃での活性が約2.5倍に増加したが、最適反応温度は30℃で変化はなかった。
20mMの各種緩衝液中に0.2M塩化ナトリウムを添加あるいは無添加の系に本発明の酵素を加え、30℃で60分間恒温後、氷水中で急冷した。その後、段落番号[0037]に示した方法により残存活性を測定した。
但し、各pHの緩衝液は次のものを用いた:
pH4〜6 : 酢酸緩衝液、
pH6〜8 : MOPS緩衝液、
pH7〜9 : トリス塩酸緩衝液、
pH9〜11: グリシン−水酸化ナトリウム緩衝液、
pH11〜12.5: リン酸−水酸化ナトリウム緩衝液、
その結果を、残存活性の最大値を100%とする相対活性で、図4に示す。図4において、「●:実線」が20mMの各種緩衝液の場合を、「○:点線」が20mMの各種緩衝液に0.2Mの塩化ナトリウムを添加した場合を示す。
マリンブロス2216を用いて30℃、1昼夜振盪培養したアガリボランス エスピー JAM−A1m株から、斎藤と三浦の方法(Biochim. Biophys. Acta, 72, 619-629, 1963)に準じ、染色体DNAを調製した。これを制限酵素Sau3AI(ロッシュ製)にて完全分解し、0.75kb〜3kbのDNA断片を得た。予め制限酵素BamHI(ロッシュ製)にて切断しておいたベクターpUC18にこれらの断片を結合し、遺伝子ライブラリーを作製した後、大腸菌(Escherichia coli DH5α)を形質転換した。形質転換株はLB培地に0.1%アルギン酸、100ppmのアンピシリンを含むLB培地上に生育させた。
実施例5にて決定したアルカリアルギン酸リアーゼをコードする遺伝子の上流部をプライマーC(配列番号6:5’−AATGGATCCATCGGGTCTAATCCAGTTTGATGTC−3‘、下線部は新たに付加したBamHIサイトを示す)、プライマーD(配列番号7:5’−AATGGATCCTTCCGCTTTAGCGTTGGTAAACGC−3‘、下線部は新たに付加したBamHIサイトを示す)を用い、アガリボランス エスピー JAM−A1m株の染色体DNAを鋳型としPCRを行った。PCR条件は96℃で2分間の熱変性後、96℃で20秒間、68℃で3分間を1サイクルとし30サイクル行なった。得られたPCR増幅断片をWizard SV Gel and PCR Clean−up system(プロメガ製)にて精製し、制限酵素BamHIにて分解した後、同様に処理したベクターpUC18に結合し、組換えプラスミドを調製した。これを用いて大腸菌DH5α株を形質転換した。得られた形質転換株を100ppmのアンピシリンを含むLB培地上に生育させた後、実施例5に示した重層法によりアルカリアルギン酸リアーゼの生産を確認した。
また、先に述べたクロレラのウィルス(CVN1)由来の高アルカリアルギン酸リアーゼは、分子量36800、最適反応pHは10.5ではあるものの、反応にカルシウムを必要とするというものであるが、本発明酵素は、反応にカルシウムは不要であり、またアミノ酸配列においても両者に相同性は認められず、本発明酵素とは本質的に異なった酵素と考えられる。
以上のように本発明酵素は、従来公知のアルギン酸リアーゼとはその性質が大きく異なる新規な酵素である。
Claims (7)
- 次の酵素学的性質を有する新規なアルカリアルギン酸リアーゼ:
(1) 作用:
アルギン酸を構成するマンニュロン酸グルロン酸ブロック及びポリグルロン酸に好んで作用し、β脱離によりアルギン酸を分解する。
(2) 最適反応pH:
50mMグリシン水酸化ナトリウム緩衝液中でpH10であり、また、0.2M塩化ナトリウムの存在下ではpH9である。
(3) 最適反応温度は30℃付近である。
(4) 分子量:
ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子量が、約30,000である。
(5) pH安定性:
30℃で60分間恒温した場合に、pH6〜9で安定である。 - 配列表の配列番号1で示されるアミノ酸配列、若しくはこの配列中の1個もしくは複数のアミノ酸が欠失、置換、若しくは付加されたアミノ酸配列を有する、又は配列表の配列番号1で示されるアミノ酸配列と60%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有する、請求項1に記載の新規なアルカリアルギン酸リアーゼ。
- アガリボランス エスピー JAM−A1m由来のものである、請求項1又は2に記載の新規なアルカリアルギン酸リアーゼ。
- 下記(a)〜(d)からなる群、
(a)配列番号1に示すアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするDNA、
(b)配列番号1に示すアミノ酸配列の1個若しくは複数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするDNA、
(c)配列番号2に示すヌクレオチド配列を有するDNA、又は
(d)配列番号2に示すヌクレオチド配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつアルカリアルギン酸リアーゼ活性を有するタンパク質をコードするDNA、
から選ばれるアルカリアルギン酸リアーゼをコードする遺伝子。 - 請求項4に記載のいずれかの遺伝子を含有する組換えベクター。
- 請求項5に記載のベクターにより形質転換された微生物。
- アガリボランス エスピー JAM−A1m、又は請求項6に記載の形質転換された微生物を培養し、その培養液よりアルカリアルギン酸リアーゼを採取することを特徴とする、前記酵素学的性質又は前記アミノ酸配列を有するアルカリアルギン酸リアーゼの製造方法。
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