JP2009194439A - 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像を撮影した際に、著作権の保護や紙幣、有価証券等の偽造防止を図ることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、特定画像を記憶する記憶手段と、撮像手段により得られた撮影画像と記憶手段の特定画像とを照合する照合手段とを備える。また、記録制御手段を備える。記録制御手段は、照合手段による照合の結果、撮影画像に特定画像が含まれていると判断した場合には撮影画像を第1のフォーマットで記録媒体に記録する。また、記録制御手段は、撮影画像に特定画像が含まれていないと判断した場合には撮影画像を第2のフォーマットで記録媒体に記録する。各手段は、CPU1がその機能を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、著作権保護、偽造防止を目的とした画像処理を行う撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関するものである。
近年、カメラやプリンタの性能も向上してきており、簡単に鮮明(綺麗)な画像をプリントアウトすることが可能になってきている。しかし、あまりに鮮明にプリントアウトできるということから紙幣等の偽造に利用されるという懸念がある。
複写機やスキャナといった機器においては、従来から様々な偽造防止策が行われている。複写機には原稿の画像情報を読み取るためのスキャン部がある。ここに複写したい原稿を置き、CCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子で原稿の画像を読み取る。
そして、画像処理部において、読み取った画像を複写できるように加工処理する。即ち、画像処理部は、その画像の信号を色変換手段により特定の色信号に変換する、符号化手段により色変換された信号を符号化する、符号化手段で符号化されたデータを量子化手段により量子化するというように処理を行う。
次に、一定速度で回転する感光体ドラムの所定部分を、画像処理が行われたデータにより変調されたレーザビームによって感光させる。これによって帯電した部分と帯電していない部分ができる(電子潜像)。その後、現像器によって電子潜像を現像する。即ち、帯電した部分に薄く均一にトナーを付着させることによって可視のトナー像ができ上がる。
給紙機構によって給送された転写材(通常は紙)が一定速度で回転する転写ドラムに巻き付けられた後、転写ドラムにトナー像ができた感光体ドラムを近づけると感光体ドラム上のトナー像が転写材に転写される。
カラー画像の場合は4色(イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBK)について現像・転写を行う。その後、転写材は、定着器に送られて転写材からトナーが簡単に剥がれないように定着されて排紙トレイに排紙される。
このような複写機について、偽造防止策が取られた例として特許文献1に示すものが挙げられる。
図18は、特許文献1に示す複写機のイメージスキャナ部のブロック図である。
それぞれ、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の分光感度特性を持つCCD101r、101g、101bから、0〜255の8ビットに量子化された信号が出力される。
log変換器104〜106は、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより構成され、輝度信号が濃度信号に変換される。マスキング・UCR回路107は、入力された3原色信号により出力のためのY、M、C、Bkの信号が各読み取動作のたびに順次所定のビット長、例えば8ビットで出力される。
空間フィルタ108は、圧力信号の空間周波数の補正を行う。濃度変換回路109は、プリンタ部の持つ濃度特性を補正するものであり、log変換器104〜106と同様に、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより構成される。
一方、特定原稿の判定回路110は、特定原稿が読み込み中であるか否かの判定を行い、判定信号Hが0または1で出力される。ORゲート回路111は、濃度変換回路109の8ビット出力に対しそれぞれ判定回路110の出力である判定信号Hと論理和が取られる。判定信号H=1の時、即ち、特定原稿を読み取っていると判定される時は入力信号の値に関わらず出力は一定値となり、判定信号H=0の時、即ち。特定原稿を読み取っていると判定されない時は、入力信号がそのまま出力される。
以上のことから、入力画像が紙幣等の特定原稿であった場合、入力画像に関わらず同じ出力値を出す。即ち、黒や白のデータを出力するようにして、黒く塗りつぶすとか真っ白にするように動作することで、特定原稿の画像形成を防止することが可能となる。
図19は、特許文献2に示す監視カメラシステムの構成図である。
監視カメラシステムは、監視用カメラ201で撮影した人物の画像から顔画像を検出する検出手段と、スキャナ206やデジタルカメラ207を用いて特定の人物の顔画像を予め記憶する記憶手段205とを備える。
また、監視カメラシステムは、検出手段で検出された顔画像を記憶手段に記憶されている顔画像と照合して、両顔画像が一致するか否かを判定する判定手段を備える。また、監視カメラシステムは、検出手段で検出された顔画像のうち、所定の顔画像に対して顔の認識を不可能とする抽象化処理を施す抽象化手段を備える。
そして、判定手段により両顔画像が一致しないと判定された時は、抽象化手段によって検出された顔画像の部分にのみ抽象化処理を施す。一方、判定手段により両顔画像が一致すると判定された時は、検出された顔画像の部分に抽象化処理を施さないようになっている。
特許文献2における抽象化処理の例としてモザイク処理が挙げられている。これによって、人物の服装や周りの風景等は認識できるが、顔部分は認識できないようにすることができる。抽象化処理としてはモザイク処理だけに限らず、顔画像の部分をぼかしたり塗り潰したりする等、種々の形態が考慮されている。
以上のことから、検出された顔画像と登録された顔画像とが一致しない場合、即ち、検出された顔が特定人物でない場合は、顔画像に抽象化処理が施されるので、特定人物以外の者の肖像権に係るプライバシーを保護することができる。また、この抽象化処理は顔画像の部分にのみ施されるため、顔以外の服装や荷物、風景等の画像はそのまま残すことができる。
一方、検出された顔画像と登録された顔画像とが一致する場合、即ち、検出された顔が特定人物である場合は、顔画像の部分に抽象化処理は施されず、特定人物の顔の画像はそのまま残るため、特定人物の様子が判断できるようになっている。
また、特許文献2では、検出された顔画像と記憶されている顔画像とが一致すると判定された時に、検出された顔画像の部分に抽象化処理を施さず、マーカを付与するようにして特定人物を一目瞭然に識別できるようにしている。
また、特許文献2では、検出された顔画像と記憶されている顔画像とが一致すると判定された時に、顔及び顔以外の部分に抽象化処理が施されていない特定人物の画像と、顔の部分にのみ抽象化処理が施された特定人物以外の者の画像とを表示する。そして、それと共に、警報を出力するようにしている。
これによると、特定人物が検出された時点で警報が出力されるので、迅速な対応をとることができる。
図20は、特許文献3に示す携帯型通信端末システムの概念図である。
最近は、カメラ機能を持った携帯型通信端末装置(いわゆる携帯電話)やPDC(Personal Digital Cellular )といった小型で持ち運び可能な機器で場所を選ばすに自由に撮影し、撮影画像を簡単に伝送できるようになっている。
これらの装置においては、一般に、カメラ機能の動作/非動作状態の切り替え、カメラ機能部に対する電源投入/切断、カメラ機能部の通信端末本体部への通信路の接続/切断を、使用者が手動で行う。
銀行や劇場・映画館等では、警備上や権利上の問題から撮影禁止とされている場所や領域があるが、カメラ装置の小型化が進み、上記のように、使用者が手動で撮影動作を行うことができるため、容易に隠し撮りすることができるようになっている。
また、上記のような携帯電話と組み合わせることにより、撮影した映像を短時間で遠隔地に送信することが可能となり、更に警備上、秘密とすべき情報が漏洩したり、権利保持者の許可を得ない映像情報が流通したりする恐れがある。
このような不具合を回避するために、特許文献3では、ある撮影禁止対象物301の撮影を禁止したい場合に、撮影禁止信号送信装置302によってその近辺に、撮影禁止信号Sを送信しておく。
撮影機能を有した機器、例えば携帯型テレビ電話端末装置303では、カメラ部にて撮影禁止信号Sの到来監視を行い、撮影禁止信号Sが到来している時にはカメラ部が映像データの出力を停止する。このようにすることで隠し撮りを未然に防ぐことができるというものである。
特開平04−205272号公報 特開2004−62560号公報 特開2000−152217号公報
以上のように、従来は、入力画像と保存画像を比較して一致した場合、別の画像と入れ替えるとか、一致した以外の顔部分にモザイクを入れたりとかしていた。しかし、このような手法を取ると、入力画像がどんなものか全く分らなかったり、部分的にモザイク処理された画像が出力されても作品としての価値は低く、後から取り直しもきかないことから結局無駄な画像となってしまうという不具合があった。
また、電波等の無線装置によって機器の使用を制限するという方式では、制限用の電波を受け取る装置を持たない機器においてはいかなる拘束も受けない。また、受け取る装置を持っていたとしても受信を一時的にできない状態、例えば、アンテナを金属で覆ってしまう等の措置を取れば簡単に撮影ができてしまうという不具合があった。
また、禁止する必要のない音声通話やメール送信等も行うことができなくなってしまい、使用者にとって不利益となってしまう。
本発明の目的は、画像を撮影した際に、著作権の保護や紙幣、有価証券等の偽造防止を図ることができる撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、特定画像を記憶する記憶手段と、前記撮像手段により得られた撮影画像と前記記憶手段の特定画像とを照合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットで記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を第2のフォーマットで前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、画像を撮影した際に、著作権の保護や紙幣、有価証券等の偽造防止を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラのブロック図である。
図1において、以下、カメラの構成要素とその機能を説明する。
中央演算処理装置(CPU)1はカメラの動作を制御するとともに、半導体メモリ4や内蔵メモリ5への記録制御を行う。撮像素子2は被写体の画像を撮像する。A/D変換器3は、撮像素子2で受光した光線を光電変換することによって出力された電気信号をデジタルの信号に変換する。
半導体メモリ4は、撮像素子2によって撮像された画像データを保存するための取り外し可能な記録媒体である。内蔵メモリ5は、カメラの動作に関するデータや画像照合を行うための特定画像を保管する取り外し不可能なメモリである。
画像照合部6は、内蔵メモリ5に保存された特定画像と撮像素子2で撮像された画像を比較・照合を行う。表示装置7は情報を表示する。バッテリ8はカメラの電源である。
図2は、図1のカメラの被写体観察時の側面図、図3は、図1のカメラの撮影時の側面図である。
図2、3を用いてカメラの動作について説明する。
図2において、撮像素子2と撮影レンズ9の間にはメインミラー10が配置されており、撮影レンズ9からきた被写体からの光線はメインミラー10で上方に反射され、ファインダへ導かれるようになっている。
メインミラー10は、ハーフミラーで構成されているため、被写体からの光線のうち一部はメインミラー10を透過してサブミラー11へ到達する。サブミラー11は、全反射ミラーであるため光線を下方に全反射する。
この光線の先には、撮影レンズ9の焦点状態を検出するための焦点検出装置12が配置されており、撮影レンズ9の焦点調整を行うための情報を算出する。
次に、撮影が行われると、図3に示すように、メインミラー10がサブミラー11と共に上方へ跳ね上げられてファインダへの光路を閉じる。これにより撮影レンズ9からの光線は撮像素子2へ導かれて撮像が行われる。
図4は、図1における撮像素子の撮像面の概略を示す図である。
図4に示すように、撮像素子2において、被写体像を撮像する撮像部は画素と呼ばれる小さな受光部に分割されている。また、この画素はRGBのカラーフィルタをそれぞれ備えておいる。
図4では、画素2mnrがR(レッド)の画素、画素2mng、画素2mng2がG(グリーン)の画素、画素2mnbがB(ブルー)の画素で、この4つの画素を一組として規則的に配置されている。このような配置は、ベイヤー配列と呼ばれており、RGBの3色のカラーフィルタを用いた撮像素子には良く用いられる配列である。
このような画素配列では、緑色(グリーン)の画素は、青色(ブルー)、赤色(レッド)に比べて2倍の画素数を持つことになる。基本的には、3色が同数ずつあればカラーの画像を作り出すことが可能であるが、比較的視感度の高い緑色の画素を増やすことで画質を向上させることができる。
このように画素分割された撮像素子2の撮像部に光線を受けると、各画素に受光した光線の光量に応じた電荷を排出する。この電荷量の情報をA/D変換器3に受け渡すと、A/D変換器3は、電荷量の情報をデジタル情報に変換(デジタル変換)して数値化する。
この各画素の数値情報を全画素集めることで一つの画像データとなる。このA/D変換器3により生成され出力されたそのままの未加工の画像データを一般的にRAWデータと呼んでいる。このRAWデータを生成する生成手段(撮像手段により得られた撮影画像に第1の処理を施して第1のフォーマットの画像を生成する第1の生成手段)はこのA/D変換器3に限られない。このRAWデータは撮像素子に応じた画素補間や可逆圧縮されて生成されたデータである場合もあるので、それらの処理を実行する処理部も含まれることがある。このように、RAWデータは撮像素子からの出力信号がなんら劣化していない状態の多種多様なデータが含まれるので、カメラによってそのフォーマットが異なっており、そのままでは一般的に市販されている画像表示ソフトウェアで画像表示できない。
RAWデータを画像表示するためには、カメラメーカが提供している画像表示ソフトウェアを用いるか、市販されている画像表示ソフトウェアにメーカが提供するプラグインを導入しなければならない。
RAWデータは、撮像素子2から出力された情報そのままに近いため、画像を加工する際に非常に幅広い耐性を持っており、撮影後に細かい調整を行って好みの画像を作り出すのに適している。
しかし、RAWデータは、各画素のデータをそのまま一対一に保存するため、1000万画素ある撮像素子の場合、その画像データの大きさは約10MBもあり、非常に大きくなってしまうため、取り扱う際に非常に重くなってしまう。
カメラ内において、RAWデータに対してCPU1で画像処理と圧縮処理を行って、ある程度加工した画像データを作り出すこともできる。一般的な圧縮処理としてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)と呼ばれる非可逆の圧縮を行う形式のものが挙げられる。
JPEG形式であれば、通常、市販の画像表示ソフトウェアでも画像表示することが可能である。圧縮処理が施されているため、画像データの大きさもRAWデータに比べて小さくすることができ、取り扱いに非常に便利である。
このように、変換・圧縮処理され、一般的な市販ソフトウェアで読み込みのできる汎用フォーマット画像は取り扱いが楽ではあるが、画像処理が施されているため、この後の画像調整の幅はかなり狭くなっており、RAWデータを画像調整するようにはいかない。
また、圧縮処理されていることから当然画質についても劣化している。画質の劣化が気になる場合は、汎用フォーマットとしてTIFF(Tagged Image File Format)形式に変換するという方法もある。
TIFFデータは、RAWデータとは異なり、一般的な市販ソフトウェアで読み込みのできる形式であるが、ほとんど画質劣化がない分、データ量がRAWデータの3〜4倍になってしまうため、扱うにはデータが大き過ぎてハードに対する負担が大きい。
図5は、図1のカメラによって実行される画像保存処理の手順を示すフローチャートである。
本処理は、図1におけるCPU1の制御の下に実行される。
まず、ステップS101において撮影が行われると、ステップS102において撮影画像の照合が行われる。内蔵メモリ5には、予め紙幣のデータや顔画像のデータ等撮影するに当たって規制をかけたい画像が保管されている。撮影画像中にこれらの特定画像が含まれていないかどうか画像照合部6において照合を行う。
ステップS103において、ステップS102で画像比較を行った結果、特定画像が含まれないと判断された場合はステップS104へ進み、特定画像が含まれると判断された場合はステップS105へ進む。
登録されている特定画像と撮影画像を比較する際には、特定画像の一部が含まれている場合でも含まれていると判断する。また、「含まれている」、という判断は「含まれている可能性がある」という場合も含む方が良い。
カメラ等の小型機器において、詳細な照合を行うとかなりの時間を要することとなるため、あまり現実的ではない。従って、特定画像が含まれているかどうかをある程度の可能性までに留め、怪しいものは「含まれている」と判断するようにした方が合理的である。
特定画像が含まれていなかった場合は、ステップS104において、カメラで設定した保存形式で保存する。JPEG形式での保存を設定してあれば画像処理を行い、JPEG圧縮処理を行って半導体メモリ4に書き込みを行う。そして、本処理を終了する。
特定画像が含まれていると判断した場合には、ステップS105において、表示装置7に撮影画像を表示すると共に、『撮影画像に禁止画像が含まれています』等といった警告のメッセージを表示することにより操作者に通知する。その際、この画像は設定されている形式ではなく特定のフォーマット(第1のフォーマット、例えばRAWデータのフォーマット)で保存するというメッセージを出すようにしても良い。
ステップS105は、撮影画像中に特定画像の一部もしくは全部が含まれている場合、その旨表示及び警告を行う表示警告手段として機能する。
ステップS106において、特定のフォーマットで半導体メモリ4に保存する。この時、画像ファイル内に詳細な照合作業が必要である画像ということが分るようなフラグを立てておいて、別の機器で読み込む際にチェックをする指標とすると良い。そして、本処理を終了する。
保存するフォーマットとしては、一般的な画像表示ソフトウェアでは開くことができない特定のフォーマットで記録する。前述のようにJPEGやTIFFといったフォーマット(第2のフォーマット)は、ほとんどの画像表示ソフトウェアで開くことができてしまう。ここで、第2の生成手段は、第1の生成手段により生成した第1のフォーマットの画像に第2の処理を施して第2のフォーマットの画像を生成する。
そのため、RAWデータや独自のフォーマット、例えば、特定の変換ソフトウェアを用いることによってのみ正常な画像を形成することができるフォーマットで特定画像を保存する。
従って、問題のありそうな画像の内容をチェックすることなく、プリントアウトしたり閲覧したりすることができないため、偽造を防止しなければならない特定画像を確実に保護することができる。
図6は、図5の画像保存処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。
図5と同一の処理には、同一ステップ番号を付し、重複する説明は省略する。
図6では、撮影した画像に特定画像が含まれていた際に、ステップS105で、表示装置7に警告表示を行った後、ステップS201において、この画像を保存するかどうか確認のメッセージが表示装置7に表示される。
ステップS201において、「保存する」を選択すると、ステップS106へ進んで特定の形式で保存を行う。「保存しない」を選択するとそのまま終了して保存を行わない。
本変形例は、設定した保存形式で現像できないのであれば、半導体メモリ4の容量を圧迫するため、いらないということもあり、特定画像を保存するかどうかを選択できるようにしたものである。
また、撮影画像に特定画像が含まれていた場合に、保存するかどうかを、予めカメラ内に設定することができるようにしておいても良い。この場合、一々保存するかどうかを尋ねられて選択する必要が無いので、素早い動作が可能となる。
図7は、図5の画像保存処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。
図5と同一の処理には、同一ステップ番号を付し、重複する説明は省略する。
図7では、撮影した画像に特定画像が含まれていた際に、ステップS105で、表示装置7に警告表示を行った後、ステップS301において、撮影画像の暗号化処理を行うようにする。RAWデータ等のような機器独自のフォーマットであっても簡単には変換できないがさらに変換を難しくするためにデータを暗号化しておく。
これにより変換できる方法がさらに限定されるため、特定画像の保護が確実になる。その後、ステップS106で保存するのは上記動作と同じである。
以上のような動作により、特定画像が含まれている撮影データは、特定のフォーマットで保存する、あるいは暗号化して保存するということで、問題のある画像が市販の画像表示ソフトウェアで簡単に開くことができなくなる。そのため、偽造防止や肖像権の保護を図ることができる。
図8は、図1における半導体メモリをパーソナルコンピュータで使用するカメラシステムの第1の実施の形態を示す概念図である。
画像データは、簡単な画像照合の後、特定のフォーマットで半導体メモリ4に記録されている。カメラ800内で画像の照合作業を行う時、前述の通り、あまり詳細な照合を行うとカメラ800の動作に支障をきたし、快適な操作感が損なわれてしまう恐れがある。そのため、詳細な照合はパーソナルコンピュータ13に任せてカメラ800では大まかな判断のみとする。
この半導体メモリ4をカメラ800から取り出して、パーソナルコンピュータ13に接続する。また、パーソナルコンピュータ13では、画像データを読み込むことができる画像表示ソフトウェアを起動させておく。
図9は、図8におけるパーソナルコンピュータの画像表示ソフトウェアの処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
図9において、ステップS401で、画像データを読み込ませる。読み込ませる作業としては、図8に示したように、カメラ800から半導体メモリ4を取り出して、パーソナルコンピュータ13のメモリ読み取りのための接続スロットに挿入して読み込ませても良い。また、半導体メモリ4を入れたままカメラ800とパーソナルコンピュータ13をUSBケーブル等で接続して読み込ませても良い。
ステップS402において、カメラ800内で行ったように、読み込んだ画像データに特定画像が含まれているかどうか照合作業を行う。照合する特定画像は、画像表示ソフトウェアがデータベースとして持つことでパーソナルコンピュータ13内にすべてを持つようにしても良い。あるいは、パーソナルコンピュータ13をネットワークにつなげておいて、ネットワーク上のホストコンピュータ内に持つようにしても良い。
パーソナルコンピュータ13内にすべてのデータを持つようにすると、照合作業が比較的高速にできるが特定画像の更新がしにくくなる。ホストコンピュータ上にデータをすべて置くようにすると、特定画像の更新はリアルタイムにできるようになるが、ネットワークが高速でないと照合作業にかなりの時間を要してしまう。
紙幣等の画像データのように、変更・削除といったことがあまりないような画像については、パーソナルコンピュータ13内に置いておいて、人物のように比較的変更が入りやすい画像についてはホストコンピュータ上に置くようにするのが効率的である。
本実施の形態においては、照合するための特定画像がパーソナルコンピュータ13に取り込まれた撮影画像データと照合できるようになっていれば、別途メモリ手段、例えばCD−R等に特定画像が保存されていても良いものとする。
ステップS403において、画像を照合した結果、特定画像が含まれていた場合はステップS406へ進み、含まれていなかった場合はステップS404へ進む。
ステップS404において、特定画像が含まれていなかったので、画像データをJPEG形式等の汎用のフォーマットに変換する。この時、変換する形式や解像度、色等の現像パラメータは、カメラで設定したものを使用して設定しても良いし、新たに画像表示ソフトウェアで設定できるようにしても良い。カメラで設定した情報は、多くの場合Exifデータとして画像データに付加されているため、Exifデータを読み込めば簡単に設定することができる。
ステップS405において、変換された画像と一時的に保存されていた特定形式の画像を入れ替える。そして、本処理を終了する。
特定画像が含まれていた場合は、ステップS406において、ディスプレイに警告表示を行い、変換作業を行わずにそのまま終了する。カメラ800とパーソナルコンピュータ13がネットワーク接続されている場合は、カメラ800の表示装置7に警告表示を行ってもよい。
図10は、図9の画像表示ソフトウェアの処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。
図9と同一の処理には、同一ステップ番号を付し、重複する説明は省略する。
図10で、ステップS403において、画像を照合した結果、特定画像が含まれていた場合はステップS406へ進んで、ディスプレイに警告表示を行い、ステップS501へ進む。
ステップS501において、特定画像が含まれていた画像データを強制的に削除して終了する。図9のフローチャートのように、変換作業を行わないのであれば、特定画像は無駄な画像データになり、その保存のためにメモリの容量を消費してしまうので、削除するというものである。
図11は、図9の画像表示ソフトウェアの処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。
図9と同一の処理には、同一ステップ番号を付し、重複する説明は省略する。
図11では、ステップS403において、画像を照合した結果、特定画像が含まれていた場合はステップS406へ進んで、ディスプレイに警告表示を行い、ステップS601へ進む。
ステップS601において、画像データの解像度を、第1の解像度から第2の解像度に下げるように変換を行う(低解像度への変換を行う)。この場合の解像度を下げる変換作業に際し、どんな場合でも一律に同じ解像度まで下げてしまうというものでも良いが、場合によって変換する解像度を変えても良い。場合によって変える時の例として、図12に示すようなサブルーチンが考えられる。
解像度を下げる場合、ディスプレイではある程度写真として見ることができるが印刷しても鮮明に印刷できない程度に解像度を下げる、あるいは、ディスプレイで見てもなんとなく写っているものが解る程度に解像度を下げることが考えられる。
図12は、図11のステップS601によって実行される解像度ダウン処理(サブルーチン)の手順を示すフローチャートである。
図12において、ステップS701で、含まれていた画像がどのようなものかを判断する。ここでは紙幣や株券等の有価証券や絵画等、印刷物としての複製を制限したい画像であるか、人物画像のように肖像権保護を図りたい画像であるかの判断を行っている。
有価証券の場合は、偽造防止が主たる目的のため、ディスプレイで見るのはいいが鮮明な印刷ができないように解像度を変換する。人物の肖像権保護のためであればディスプレイでもあまりはっきり表示できないように解像度を変換する。
このように、用途によって使う解像度を変更するために判断を行っている。有価証券(あるいは絵画)でなければステップS702へ進み、そうであればステップS704へ進む。
ステップS702において、含まれていた画像が人物であるということでその人物の顔のサイズを算出する。
ステップS703において、算出された人物の顔のサイズによって解像度を変更する。この時、顔が判断できるかできないかといった程度のかなり低い解像度で変換を行う。変換を行ったらサブルーチンをリターンする。
次に、含まれていた画像が有価証券であった場合は、ステップS704において、画像のサイズを算出する。これは、ステップS702と同様に、最適な解像度を算出するためのパラメータとして使うためである。
ステップS705において、画像サイズに応じて解像度を変更する。この時、印刷に不向きな程度まで解像度を下げるようにする。
半導体メモリ4に保存されている画像データを、一度パーソナルコンピュータ13のハードディスクにコピーしてから、画像表示ソフトウェアで開く場合は以上のような流れになる。
半導体メモリ4から画像データを転送しながら特定画像の照合を行う場合の例を図13に示す。
図13は、図8におけるパーソナルコンピュータの画像表示ソフトウェアの処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
図9と同一の処理には、同一ステップ番号を付す。
図13において、ステップS401で画像を読み込むと、ステップS801において、読み込んだ画像データが特定画像との照合作業が必要かどうか判断する。上記のように、画像データに詳細な照合が必要かどうか判断するためのフラグが用意してあればこれを見て、照合が必要であれば、ステップS402へ進み、照合が不要である、即ち、特定画像が含まれていない場合であれば、ステップS802へ進む。
照合が必要な場合、ステップS402において、読み込んだ画像データに特定画像が含まれているかどうか照合作業を行う。
ステップS403において、画像を照合した結果、特定画像が含まれていた場合はステップS406へ進み、含まれていなかった場合はステップS404へ進む。
特定画像が含まれていた場合は、ステップS406において、警告表示を行ってステップS803へ進む。この場合、画像データをパーソナルコンピュータ13に保存しても意味がないので、保存せずに次の画像の読み込みへ進むようになっている。
特定画像が含まれていなかった場合は、ステップS404において、一般的な画像表示ソフトウェアで開くことができるような汎用のフォーマットに変換する。変換するフォーマットは、前述のようにカメラで設定したフォーマットでも良いし、画像表示ソフトウェアで新たに設定したフォーマットでも良い。
そして、ステップS802において、読み込まれた画像はパーソナルコンピュータ(PC)13内に保存する。
保存したら、ステップS803において、半導体メモリ4に保存されている画像をすべて読み込んだかどうか判断して、すべて読み込んでいなければ、ステップS401へリターンして読み込みを続ける。読み込みが終わっていれば、本処理を終了する。
以上のように、カメラで撮影画像に特定画像が含まれているかどうかを大まかに判断して、問題のありそうな画像を特定のフォーマットで記録しておいて、この画像をパーソナルコンピュータ13で詳細に照合することによって確実に照合を行うことができる。
また、照合後、特定画像が含まれていたと判断された画像データを所定の解像度以下に下げて保存したり、強制的に削除したりすることで偽造防止と肖像権保護を確実に図ることができる。
図14は、図1における半導体メモリをパーソナルコンピュータで使用するカメラシステムの第2の実施の形態を示す概念図である。
図8と同一箇所には同一符号を付す。
第2の実施の形態のカメラシステムでは、パーソナルコンピュータ13にプリンタ14が接続されている。
図15は、図8及び図14におけるパーソナルコンピュータの画像表示ソフトウェアの処理の第3の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
図9、図10、図11と同一の処理には、同一ステップ番号を付す。
図15において、パーソナルコンピュータ13に画像を読み込んで(ステップS401)照合後、特定画像が無ければ画像データを汎用フォーマット等に変更するルーチンについては、図9と同じであるので説明は省略する。
ステップS403において、読み込まれた画像に特定画像が含まれていた場合、ステップS406において警告表示を行う。
次に、ステップS601において、解像度を落とすように画像変換を行う。この際、前述のように、一定の解像度に落とすような設定であってもいいし、図12のサブルーチンのように、一致画像の判断を行って解像度を決定するようにしても良い。
そして、ステップS901において、パーソナルコンピュータ13に接続されているプリンタ14を用いてこの画像をプリントアウトする。
プリントアウト後、ステップS501において、画像データを削除して、本処理を終了する。
このようにすることで特定画像が含まれていた画像データであっても画像データを削除してしまうがプリントアウトされたものは残るためどのような画像であったか記録を残すことができる。
図16は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラのブロック図である。
図1に示す第1の実施の形態のカメラと同一箇所には同一符合を付し、重複する説明は省略する。
図16に示す第2の実施の形態のカメラは、第1の実施の形態のカメラの構成に加え、顔画像認識装置15を備える。顔画像認識装置15は、撮像素子2で撮像した被写体を調査して画像内に人間の顔があるかどうかを検出する装置で、顔の大きさや位置を認識することができる。
図17は、図16のカメラによって実行される画像保存処理の手順を示すフローチャートである。
図5と同一の処理には、同一ステップ番号を付す。
図17において、まず、ステップS101で撮影が行われたら、ステップS1001において、撮影された画像データを顔画像認識装置15にかけて人物の顔があるかどうかを調査する。
その結果、顔がない、即ち人物の画像データでないと判断された時は、前述したステップS102からステップS104の画像照合のルーチンを行う。
撮影された画像データが人物の画像データであると判断された時は、画像照合を行わずステップS105において表示装置7に画像と警告の表示を行った後、ステップS106において特定形式で画像を保存する。
人物が含まれている場合は、肖像権保護の必要があると判断して、すべて特定形式で保存するようにしている。これにより、カメラで画像照合するものは紙幣や有価証券のみとなるため、照合する特定画像のデータベースが小さくて済む。
また、これらの特定画像は頻繁に更新する必要がないため、カメラ内にデータを置いておいてもすぐに陳腐化することはない。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしても良い。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラのブロック図である。 図1のカメラの被写体観察時の側面図である。 図1のカメラの撮影時の側面図である。 図1における撮像素子の撮像面の概略を示す図である。 図1のカメラによって実行される画像保存処理の手順を示すフローチャートである。 図5の画像保存処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。 図5の画像保存処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。 図1における半導体メモリをパーソナルコンピュータで使用するカメラシステムの第1の実施の形態を示す概念図である。 図8におけるパーソナルコンピュータの画像表示ソフトウェアの処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図9の画像表示ソフトウェアの処理の第1の変形例の手順を示すフローチャートである。 図9の画像表示ソフトウェアの処理の第2の変形例の手順を示すフローチャートである。 図11のステップS601によって実行される解像度ダウン処理(サブルーチン)の手順を示すフローチャートである。 図8におけるパーソナルコンピュータの画像表示ソフトウェアの処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図1における半導体メモリをパーソナルコンピュータで使用するカメラシステムの第2の実施の形態を示す概念図である。 図8及び図14におけるパーソナルコンピュータの画像表示ソフトウェアの処理の第3の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラのブロック図である。 図16のカメラによって実行される画像保存処理の手順を示すフローチャートである。 特許文献1に示す複写機のイメージスキャナ部のブロック図である。 特許文献2に示す監視カメラシステムの構成図である。 特許文献3に示す携帯型通信端末システムの概念図である。
符号の説明
1 CPU
2 撮像素子
3 A/D変換器
4 半導体メモリ
5 内蔵メモリ
6 画像照合部
7 表示装置
8 バッテリ
9 撮影レンズ
10 メインミラー
11 サブミラー
12 焦点検出装置
13 パーソナルコンピュータ
14 プリンタ
15 顔画像認識装置

Claims (25)

  1. 被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、
    特定画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段により得られた撮影画像と前記記憶手段の特定画像とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットで記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を第2のフォーマットで前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像手段により得られた撮影画像に第1の処理を施して第1のフォーマットの画像を生成する第1の生成手段と、
    前記生成した第1のフォーマットの画像に第2の処理を施して第2のフォーマットの画像を生成する第2の生成手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の処理はA/D変換であり、前記第2の処理は非可逆の圧縮処理であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1のフォーマットの撮影画像はRAWデータであり、前記第2のフォーマットの撮影画像はJPEG又はTIFFデータであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記第2のフォーマットはパーソナルコンピュータに対応した汎用のフォーマットであり、前記第1のフォーマットは前記汎用のフォーマットではない前記撮像装置に対応したフォーマットであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第1のフォーマットは、前記パーソナルコンピュータで動作する画像表示ソフトウェアであって、前記撮像装置の撮影画像を処理できるソフトウェアにおいて利用できるフォーマットであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には、その旨、前記撮像装置の操作者に通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合、前記記録制御手段は、前記撮影画像を第1のフォーマットでかつ暗号化して記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記特定画像は顔画像であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記特定画像は有価証券の画像であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、
    特定画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段により得られた撮影画像と記憶手段の特定画像とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を第1の解像度で記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を前記第1の解像度よりも低い第2の解像度で前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、
    特定画像を記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段により得られた撮影画像と記憶手段の特定画像とを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を暗号化して記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を暗号化せずに前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  13. 被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、特定画像を記憶する記憶手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により得られた撮影画像と記憶手段の特定画像とを照合する照合工程と、
    前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットで記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を第2のフォーマットで前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、特定画像を記憶する記憶手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により得られた撮影画像と記憶手段の特定画像とを照合する照合工程と、
    前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を第1の解像度で記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を前記第1の解像度よりも低い第2の解像度で前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 被写体を撮影して撮影画像を得る撮像手段と、特定画像を記憶する記憶手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により得られた撮影画像と記憶手段の特定画像とを照合する照合工程と、
    前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には前記撮影画像を暗号化して記録媒体に記録し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていないと判断した場合には前記撮影画像を暗号化せずに前記記録媒体に記録するよう制御する記録制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 撮像装置により得られた撮影画像を処理する画像処理装置であって、
    前記撮像装置において撮影された第1のフォーマットの撮影画像を記録媒体から読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段により読み込まれた前記第1のフォーマットの撮影画像を、前記特定画像と照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれてないと判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットから第2のフォーマットへと変換し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれてないと判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットから第2のフォーマットへと変換しない制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  17. 撮像装置により得られた撮影画像を処理する画像処理方法であって、
    前記撮像装置において撮影された第1のフォーマットの撮影画像を記録媒体から読み込む読み込み工程と、
    前記読み込み工程により読み込まれた前記第1のフォーマットの撮影画像を、前記特定画像と照合する照合工程と、
    前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれてないと判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットから第2のフォーマットへと変換し、前記撮影画像に前記特定画像が含まれてないと判断した場合には前記撮影画像を第1のフォーマットから第2のフォーマットへと変換しない制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 前記第1のフォーマットの撮影画像はRAWデータであり、前記第2のフォーマットの撮影画像はJPEG又はTIFFデータであることを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  19. 前記第2のフォーマットはパーソナルコンピュータに対応した汎用のフォーマットであり、前記第1のフォーマットは前記汎用のフォーマットではない前記撮像装置に対応したフォーマットであることを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  20. 前記第1のフォーマットは、前記パーソナルコンピュータで動作する画像表示ソフトウェアであって、前記撮像装置の撮影画像を処理できるソフトウェアにおいて利用できるフォーマットであることを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  21. 前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合には、その旨、表示する表示工程をさらに有することを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  22. 前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合、前記制御工程は、前記撮影画像を低解像度の画像に変換し前記第2のフォーマットの画像に変換することを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  23. 前記照合工程による照合の結果、前記撮影画像に前記特定画像が含まれていると判断した場合、前記制御工程は、前記撮影画像を低解像度の画像に変換して印刷装置に印刷させた後、前記撮影画像及び低解像度の画像を削除することを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  24. 請求項13,14,15,及び17に記載の撮像装置の制御方法又は画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  25. 請求項24のプログラムを格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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