JP3656368B2 - 複写機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機に係り、より詳しくは、操作者が所定位置にセットした原稿を読み取って原稿イメージデータを得て、得られた原稿イメージデータに基づく画像を記録媒体に記録することで前記原稿の複写を行う複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、原稿をイメージスキャナで読み取ってデジタル画像データに変換し、該デジタル画像データに基づく画像を記録用紙に記録することで前記原稿の複写を行うデジタル複写機において、複写が禁止された原稿(例えば、有価証券等)がイメージスキャナで読み取られた場合に、警告音を鳴らし複写動作を中止する技術が提案されている。
【0003】
ところが、上記のような技術では、複写が禁止された原稿の複写を未然に防止できるものの、複写しようとした人物についての情報は記録されていないので、該人物を特定することは困難であった。
【0004】
一方、従来より、金融機関のキャッシュディスペンサーの設置場所や24時間営業の店舗(例えば、コンビニエンスストア等)には防犯用カメラが設置され、この防犯用カメラにより監視が行われている。
【0005】
そこで、このような監視技術を応用し、特公平7−44777号公報には、複写される原稿が、複写が禁止された原稿(例えば、有価証券等)である場合に、複写機の操作者を監視カメラ装置で撮影し、別室に待機した監視員が前記操作者の挙動を監視できるよう構成した複写機監視システムが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特公平7−44777号公報に記載の複写機監視システムでは、監視員が、監視カメラにより撮影されている前記操作者の挙動を監視し、最終的には現場で該操作者を取り押さえて、複写しようとした原稿の内容を確認する必要があり、原稿の内容及び操作者を後日確認することは困難であった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解消するために成されたものであり、複写しようとした原稿の内容と操作者の両方を確認するためのデータを保存することができる複写機を提供することを目的とする。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1記載の複写機は、操作者が所定位置にセットした原稿を読み取って原稿イメージデータを得て、得られた原稿イメージデータに基づく画像を記録媒体に記録することで前記原稿の複写を行う複写機であって、前記操作者を撮影するためのデジタルカメラと、前記デジタルカメラによる撮影で得られたイメージデータを格納するためのメモリと、所定のタイミングで前記デジタルカメラにより操作者を撮影し、該撮影で得られた操作者のイメージデータを取り込み、取り込んだ操作者のイメージデータを前記メモリに格納する制御手段と、前記デジタルカメラにおける撮影対象に対向する撮影部が塞がれている場合に、複写動作を禁止する禁止手段と、有することを特徴とする。
【0011】
また、請求項2記載の複写機では、請求項1に記載の複写機において、原稿を読み取って得られた原稿イメージデータが予め定められた複写禁止原稿イメージデータに一致するか否かを判定するデータ判定手段をさらに有し、前記制御手段は、前記データ判定手段により一致すると判定された場合に、前記原稿イメージデータと前記撮影で得られた操作者のイメージデータとを合成し、前記操作者のイメージデータに代わり前記合成したイメージデータを前記メモリに格納することを特徴とする。
【0013】
また、請求項3記載の複写機では、請求項2に記載の複写機において、前記制御手段は、前記合成したイメージデータに、原稿の複写が行われた時間に関する時間データを付加して前記メモリに格納することを特徴とする。
【0014】
また、請求項4記載の複写機は、請求項2又は請求項3に記載の複写機において、前記データ判定手段は、前記複写禁止原稿イメージデータの特徴を表す複数の画像パターンと前記原稿イメージデータとでパターンマッチングを行い、所定数以上の画像パターンで一致した場合に、前記原稿イメージデータが複写禁止原稿イメージデータに一致すると判定することを特徴とする。
【0015】
また、請求項5記載の複写機は、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の複写機において、前記メモリに格納された前記合成したイメージデータのうち所望のイメージデータを選択するためのデータ選択手段と、前記所望のイメージデータに対して実行したい処理を指定するための処理指定手段と、前記データ選択手段により選択されたイメージデータに対して、前記処理指定手段により指定された処理を実行する処理実行手段と、をさらに有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項6記載の複写機では、請求項5記載の複写機において、前記処理指定手段は、プリント出力、前記メモリからの消去、遠隔地の情報処理装置への転送のうち少なくとも1つを指定可能であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項7記載の複写機は、請求項5又は請求項6に記載の複写機において、予め定めた条件が満足された場合に、前記メモリに格納されたイメージデータのうち最も長く格納されているイメージデータを前記メモリから消去するデータ消去手段と、前記データ消去手段による消去動作を有効にするか否かを選択するための動作選択手段と、をさらに有することを特徴とする。
【0018】
また、請求項8記載の複写機は、請求項7記載の複写機において、暗証番号を入力するための番号入力手段と、前記番号入力手段により入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致するか否かを判定する番号判定手段と、前記番号判定手段により前記入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致すると判定された場合にのみ、前記データ選択手段による所望のイメージデータの選択、前記処理指定手段による前記実行したい処理の指定、及び前記動作選択手段による前記消去動作を有効にするか否かの選択、を有効とする処理制御手段と、をさらに有することを特徴とする。
【0019】
また、請求項9記載の複写機では、請求項8記載の複写機において、前記番号入力手段による暗証番号の入力、前記データ選択手段による所望のイメージデータの選択、前記処理指定手段による前記実行したい処理の指定、前記動作選択手段による前記消去動作を有効にするか否かの選択のうち少なくとも1つは、遠隔操作でも実行可能であることを特徴とする。
【0020】
上記請求項1記載の複写機は、操作者が所定位置にセットした原稿を読み取って原稿イメージデータを得て、得られた原稿イメージデータに基づく画像を記録媒体に記録することで原稿の複写を行う複写機(いわゆるデジタル複写機)である。
【0021】
このような複写機において、制御手段は、所定のタイミングでデジタルカメラにより操作者を撮影する。このデジタルカメラは、撮影した像を電荷結合素子(CCD)により電気信号に変換し、該電気信号に基づくデジタルデータを前記撮影した像のイメージデータとして記録するカメラであり、本発明に係るデジタルカメラとしては、テレビカメラのように連続的に像を撮影するものでも、いわゆる通常のカメラのようにある一時点で像を撮影するものでも採用することができる。
【0022】
但し、このうち前者のように連続的に像を撮影するデジタルテレビカメラを採用すれば、撮影した像(複写機の操作者)のイメージデータを、微小な時間間隔の多数の静止画データの集まりとして得ることができる。即ち、操作者のイメージデータを短時間で大量に得ることができる。
【0023】
そして、制御手段は、この撮影で得られた操作者のイメージデータを取り込み、取り込んだ操作者のイメージデータをメモリに格納する。このようにして請求項1記載の複写機では、原稿を読み取って原稿イメージデータを得るのみならず、操作者のイメージデータを取り込みメモリに格納することができる。これにより、複写禁止原稿を複写しようとした場合に、該原稿の内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータを保存することができる。
【0024】
このため、複写機を監視する側(以下、監視員と称し、前記操作者とは区別する)は、操作者が複写禁止原稿を複写しようとした時点ですぐに該原稿と操作者を識別する必要は無くなり、後日でも確実に原稿と操作者を識別することが可能となる。また、イメージデータを遠隔地の監視センター等へ転送することにより、遠隔地の監視員でも原稿と操作者を識別することが可能となる。
【0025】
なお、複写禁止原稿を複写しようとしている操作者が、撮影されないように、デジタルカメラにおける撮影対象に対向する撮影部を塞ぐおそれがある。このようなケースへの対処として、請求項1に記載したように、禁止手段を設け、デジタルカメラの撮影部が塞がれた場合に、禁止手段によって、一切の複写動作を禁止する。これにより、操作者を撮影できない状況で複写動作が実行されることを防止できる。
また、請求項1に記載の複写機に、請求項2に記載したように、原稿イメージデータが予め定められた複写禁止原稿イメージデータに一致するか否かを判定するデータ判定手段を設け、ここで、一致すると判定されれば、制御手段は、原稿イメージデータと撮影で得られた操作者のイメージデータとを合成し、該合成したイメージデータ(以下、合成イメージデータと称する)をメモリに格納する。これにより、原稿の内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータを、原稿と操作者とが対応付けられた状態で保存することができ、原稿と操作者の識別が容易になる。
【0026】
なお、制御手段は、請求項3に記載したように、合成イメージデータに、原稿の複写が行われた時間に関する時間データを付加してメモリに格納することが望ましい。これにより、メモリに格納された合成イメージデータを日付指定で検索することが可能となる。
【0027】
ところで、データ判定手段は、例えば、請求項4に記載したように、複写禁止原稿イメージデータの特徴を表す複数の画像パターンと原稿イメージデータとでパターンマッチングを行うことで一致判定を行っても良い。このパターンマッチングでは、複数の画像パターンの全てで一致しなくとも、所定数以上の画像パターンで一致した場合に、原稿イメージデータが複写禁止原稿イメージデータに一致すると判定することができる。
【0031】
ところで、監視員は、上記発明でメモリに格納された合成イメージデータに対して、以下の請求項5記載の発明により、所望の処理を行うことができる。
【0032】
即ち、請求項5に記載したように、複写機に、データ選択手段、処理指定手段及び処理実行手段をさらに設けることにより、監視員は、メモリに格納されたイメージデータのうち所望のイメージデータをデータ選択手段によって選択し、所望のイメージデータに対して実行したい処理を処理指定手段によって指定することができる。
【0033】
なお、処理指定手段は、例えば、請求項6に記載したように、イメージデータのプリント出力、メモリからのイメージデータの消去、遠隔地の情報処理装置へのイメージデータの転送のうち少なくとも1つを指定できるよう構成すれば良い。そして、処理実行手段は、選択されたイメージデータに対して、前記指定された所望の処理(例えば、プリント出力、メモリからの消去、遠隔地への転送等)を自動的に実行する。
【0034】
ところで、イメージデータを格納するためのメモリの記憶容量は有限であるので、メモリに格納された古いイメージデータは消去して、使用可能なメモリの残記憶容量を所定値以上確保することが望ましい。
【0035】
そこで、請求項7記載の発明では、複写機にデータ消去手段を設け、予め定めた条件が満足された場合(例えば、メモリの残記憶容量が所定値未満になった場合等)に、メモリに格納されたイメージデータのうち最も長く格納されているイメージデータをデータ消去手段によってメモリから自動的に消去することができる。また、監視員は、動作選択手段により、上記データ消去手段による消去動作を有効にするか否かを選択することができる。例えば、通常はデータ消去手段による消去動作を有効にしておき、自動的に消去されることを避けたい重要なイメージデータがメモリに格納されている場合はデータ消去手段による消去動作を無効にし、監視員が手動で重要なイメージデータ以外のイメージデータをメモリから消去する等の対応をとることができる。
【0036】
次に、請求項8記載の発明では、監視員が番号入力手段によって暗証番号を入力すると、番号判定手段は入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致するか否かを判定する。ここで、入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致すると判定された場合にのみ、処理制御手段は、データ選択手段による所望のイメージデータの選択、処理指定手段による実行したい処理の指定、及び動作選択手段による消去動作を有効にするか否かの選択、を有効とする。これにより、権限の無い者がかってに、前述したデータ選択手段による所望のイメージデータの選択、処理指定手段による実行したい処理の指定、及び動作選択手段による消去動作を有効にするか否かの選択、を実行することを禁止することができ、正規の暗証番号を入力した者のみが実行できるよう制御することができる。
【0037】
また、請求項9に記載したように、前述した番号入力手段による暗証番号の入力、データ選択手段による所望のイメージデータの選択、処理指定手段による実行したい処理の指定、動作選択手段による消去動作を有効にするか否かの選択のうち少なくとも1つは、遠隔操作でも実行可能に構成することが望ましい。もちろん、上記の全てについて遠隔操作可能に構成すれば、最も望ましいことは言う迄も無い。この場合、複写機の設置場所から遠く離れた監視センター等から遠隔操作により、暗証番号の入力、所望のイメージデータの選択、実行したい処理の指定、消去動作を有効にするか否かの選択、を行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る複写機の実施形態を説明する。まず、図1〜図3を用いて本実施形態における複写機の構成を説明する。図1(A)には複写機10の側面図が、図1(B)には複写機10の正面図が、図1(C)には複写機10の平面図が、それぞれ示されている。
【0039】
これら図1(A)、(B)、(C)に示すように、複写機10の本体部11の背面11Aに沿って平板16が立設されており、この平板16を挟んで本体部11と反対側の面の上方中央部にデジタルカメラ12が設置されている。このデジタルカメラ12は、連続的に像を撮影するデジタルテレビカメラにより構成されている。このデジタルカメラ12において図示しないズームレンズ等を内蔵した撮影部12Aは、平板16に設けられた円孔16Aに嵌め込まれている。これにより、デジタルカメラ12による撮影領域は、複写機10を操作する操作者を効果的に撮影可能な領域Aに設定される。なお、デジタルカメラ12の下方には、デジタルカメラ12の電源コード等を内包したカバー14が設置されている。
【0040】
図2には、複写機10の機能ブロック図を示す。この図2に示すように、複写機10には、CPU20、RAM21、ROM22を含んで構成された制御部19と、前述した操作者を撮影するデジタルカメラ12と、所定位置にセットされた原稿を読み取るイメージリーダー部18と、デジタルカメラ12で操作者を撮影して得られたイメージデータ(以下、操作者イメージデータと称する)及びイメージリーダー部18で原稿を読み取って得られたイメージデータ(以下、原稿イメージデータと称する)に対して所定の画像処理(例えば、色補正等)を行う画像処理部26と、画像処理部26で画像処理を施したイメージデータをプリント出力するプリンタ部30と、画像処理を施したイメージデータを記憶する不揮発性メモリとしてのハードディスク28と、画像処理を施したイメージデータを外部へ転送する際の通信制御を行う通信制御部24と、デジタルカメラ12の撮影部12Aにおける外部からの受光光量が急激に低下したことを検知することで該撮影部12Aが塞がれたことを検出するセンサ32と、操作者が各種複写動作条件(例えば、複写倍率、枚数、濃度等)の設定、ハードディスク28に格納された所望のイメージデータの選択、所望のイメージデータに対する処理内容の指定、暗証番号の入力等を行うためのキー入力部34と、操作者に対する警告メッセージや設定内容等を表示するディスプレイ36と、操作者に対する警告音等を発するスピーカ38とが、設けられている。
【0041】
このうち通信制御部24には電話回線42が接続されており、複写機10はこの電話回線42を介して遠隔地の監視センター40に接続される。
【0042】
また、画像処理部26は、CPU20の制御の下で、デジタルカメラ12やイメージリーダー部18からのイメージデータを受信して該イメージデータに画像処理を施した後、画像処理済のイメージデータを、プリンタ部30からプリント出力したり通信制御部24を介して監視センター40へ転送する機能を有する。また、画像処理部26は、画像処理済のイメージデータをTIFF又はJPEG等の圧縮データに変換し、該圧縮データをハードディスク28へ格納する機能、及びハードディスク28に格納された圧縮データを伸張して元のイメージデータに復元し、復元したイメージデータをプリンタ部30からプリント出力する機能を有する。
【0043】
ところで、複写機10では、複写が禁じられた原稿(複写禁止原稿)が予め定められており、この複写禁止原稿の特徴的な複数の部分の画像パターンがROM22に予め記憶されている。詳細は後述するが、CPU20は、上記複数の画像パターンとイメージリーダー部18からの原稿イメージデータとでパターンマッチングを行い、全ての画像パターンが一致した場合、複写された原稿が複写禁止原稿であると判定し、所定数以上の画像パターンが一致した場合、複写された原稿が複写禁止原稿らしいと判定する。
【0044】
複写された原稿が複写禁止原稿である又は複写禁止原稿らしいと判定された場合、画像処理部26は、CPU20による制御の下で図3に示すように、そのときの原稿イメージデータ(複写禁止原稿)60とデジタルカメラ12による撮影で得られた操作者のイメージデータ(操作者の写真イメージデータ)70とを合成し、その時の日付(複写しようとした日付)を付加して合成イメージデータ80を作成する。さらに、画像処理部26は、予め選択された又はキー入力部34から入力された処理選択情報に基づいて、合成イメージデータ80に対して、ハードディスク28への格納、監視センター40への転送、プリンタ部30からのプリント出力のうち何れかを選択的に実行する。
【0045】
以下、本実施形態の作用として、複写機10における複写処理ルーチン(図4)と保管された合成イメージデータに対する事後処理ルーチン(図5)とを順に説明する。
【0046】
複写機10の操作者が原稿を所定位置に載置し、必要に応じて複写動作条件を所望の条件に設定した後、スタートボタンを押すと、図4に示す複写処理ルーチンがCPU20により実行開始される。まず、図4のステップ104では、デジタルカメラ12の撮影部12Aが塞がれているか否かを、センサ32からの検出信号に基づいて判定する。ここで、センサ32によって撮影部12Aでの受光光量が急激に低下したことが検知され、該撮影部12Aが塞がれたことを検出した検出信号がCPU20に入力されると、撮影部12Aが塞がれていると判定し、ステップ106へ進み、スピーカ38から警告音を発すると共に撮影部12Aが塞がれているため複写を実行できない旨のメッセージをディスプレイ36に表示する。そして、撮影部12Aが塞がれた状態が解除されない限り複写動作を行わない。これにより、撮影部12Aを塞いで複写しようとする悪意の操作者により、複写が行われることを防止できる。
【0047】
一方、ステップ104で撮影部12Aが塞がれていなければ、ステップ108へ進み、デジタルカメラ12により操作者を撮影し、該撮影で得られた操作者のイメージデータを画像処理部26によって圧縮した後、ハードディスク28に格納する。
【0048】
次のステップ110では所定位置に載置された原稿をイメージリーダー部18によって読み取り、次のステップ112では、ROM22に予め記憶した複写禁止原稿の特徴的な複数の部分の画像パターンを読み出し、これら画像パターンと上記読取で得られた原稿イメージデータとでパターンマッチングを行う。そして、このパターンマッチングで一致した画像パターンが所定数以上であるか否かに基づいて、複写対象の原稿が複写禁止原稿らしいか否かを判定する。ここで、一致した画像パターンが所定数未満であれば複写対象の原稿は複写禁止原稿らしくないと判定し、ステップ114へ進み、通常通りのコピー出力を行う。即ち、前記読取で得られた原稿イメージデータに基づく画像を用紙に記録して出力する。そして、後述するステップ126へ進む。
【0049】
一方、ステップ112で一致した画像パターンが所定数以上であれば、複写対象の原稿が複写禁止原稿らしいと判定してステップ116へ進み、上記パターンマッチングで全ての画像パターンが一致したか否かに基づいて、複写対象の原稿が複写禁止原稿と断定できるか否かを判定する。ここで、全ての画像パターンが一致した場合は複写対象の原稿が複写禁止原稿と断定できるので、ステップ120へ進み、以下のようなコピー禁止処理を行う。例えば、読取で得られた原稿イメージデータに基づく画像ではなく、全面が黒の画像を用紙に記録して出力する。その後、後述するステップ122へ進む。
【0050】
一方、ステップ116で全ての画像パターンが一致したわけではない場合は複写対象の原稿が複写禁止原稿と断定できないので、ステップ118へ進み、通常通りのコピー出力を行う。但し、この場合、複写対象の原稿が複写禁止原稿であるおそれがあるので、ステップ122へ進み、上記撮影で得られた操作者のイメージデータ(圧縮状態)をハードディスク28から読み出して伸張し、この伸張により復元された操作者のイメージデータと上記読取で得られた原稿イメージデータとを合成し、さらにこの合成したイメージデータに当該時点の日時情報(複写日時情報)を該イメージ内の所定位置に付加することで、操作者のイメージ、原稿のイメージ及び複写日時情報を含む合成イメージデータを作成する。次のステップ124では、上記作成した合成イメージデータを画像処理部26により圧縮してハードディスク28に格納する。
【0051】
次のステップ126では次の原稿が有るか否かを判定し、次の原稿が有ればステップ110へ戻って操作者の撮影は行わずに、新たな原稿の読取処理を実行する。このように、ADF(原稿自動送り装置)等で原稿の連続読み取りを行っており、原稿間では操作者によるスタートボタンの操作が行われていない場合は、操作者の撮影は行わず次の原稿の読み取りを行うので、デジタルカメラ12による撮影で得られる操作者のイメージデータは更新されない。
【0052】
以上説明した複写処理ルーチンによれば、複写対象の原稿が禁止原稿らしい又は禁止原稿であると判定された場合に、原稿イメージデータと操作者イメージデータと日時情報とを合成した合成イメージデータをハードディスク28に格納するので、原稿の内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータを、原稿と操作者とが対応付けられた状態で保存することができる。
【0053】
また、上記複写処理ルーチンでは、操作者がスタートボタンを押した後、撮影部12Aが塞がれていなければ、すぐにデジタルカメラ12により操作者を撮影する例を示した。この場合、無駄な撮影動作は発生するものの、複写禁止原稿が複写される時間がかなり短かった場合でも、操作者が複写する前から複写した後までの時間、操作者を撮影し続けることができるので、操作者のイメージデータを確実且つ大量に得ることができる、という利点がある。但し、ハードディスク28の記憶容量が小さいため無駄な撮影動作を減らしたい場合は、図4のステップ112で複写対象の原稿が複写禁止原稿らしいと判定されてから、デジタルカメラ12により操作者を撮影しても良い。
【0054】
次に、図5に示す事後処理ルーチンを説明する。監視員が、保管された合成イメージデータに対する事後処理の実行開始コマンドをキー入力部34から入力すると、図5の事後処理ルーチンがCPU20により実行開始される。図5のステップ152ではディスプレイ36に暗証番号入力を促すメッセージを表示し、次のステップ154で暗証番号の入力待ちを行う。監視員がキー入力部34から暗証番号を入力すると、ステップ156へ進み、正規の暗証番号をROM22から読み出し、上記入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致するか否かを判定する。ここで、入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致しない場合は、ステップ158へ進み、スピーカ38から警告音を発すると共に、入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致しない旨のメッセージをディスプレイ36に表示して監視員に通知する。
【0055】
一方、ステップ156で前記入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致した場合はステップ160へ進み、格納された合成イメージデータを選択する条件の1つとして、複写日時の指定を促すメッセージを、ディスプレイ36に表示して、日時指定待ちに入る(ステップ162)。
【0056】
オペレータが、上記メッセージを見て、所望の日時を指定すると、ステップ164へ進み、指定された複写日時の条件を満たす合成イメージデータをハードディスク28から読み出し、画像処理部26により伸張して復元した後、ディスプレイ36に表示する。このときディスプレイ36の一画面に最大で所定数(例えば、4つ)の合成イメージデータを表示する。監視員は、上記所望の複写日時の条件を満たす合成イメージデータを見て、このうち所望の合成イメージデータを選択する。
【0057】
このようにして所望の合成イメージデータが選択されると、ステップ168へ進み、対象の合成イメージデータに対する処理の指定を促すメッセージを、ディスプレイ36に表示する。ここでは、例えば、合成イメージデータに対する処理として、ハードディスク28からの消去、監視センター40への転送、プリンタ部30からのプリント出力、の3つのうち1つを指定可能であるとする。
【0058】
監視員によりハードディスク28からの消去が指定されると、ステップ172へ進み、上記選択された合成イメージデータをハードディスク28から消去する。一方、監視員により監視センター40への転送が指定されると、ステップ176へ進み、上記選択された合成イメージデータを通信制御部24から電話回線42を介して監視センター40へ転送する。一方、監視員によりプリント出力が指定されると、ステップ180へ進み、上記選択された合成イメージデータをプリンタ部30によりプリント出力して処理を終了する。
【0059】
以上説明した事後処理によれば、監視員は、ハードディスク28に格納された合成イメージデータのうち所望の合成イメージデータを選択し、所望の処理を指定することで、所望の合成イメージデータに対して所望の処理を実行することができる。
【0060】
なお、上記事後処理では、監視員がキー入力部34から、暗証番号の入力、所望の合成イメージデータや所望の処理の指定を行う例を示したが、これらは監視センター40に駐在している監視員が入力、指定できるよう構成しても良い。これにより、例えば、監視センター40の監視員が正規の暗証番号を入力して所望の合成イメージデータを監視センター40へ転送するよう指定することで、監視センター40側で所望の合成イメージデータを速やかに入手することができ、複写禁止原稿を複写したおそれのある操作者の特定等の処理を迅速に実行することが可能になる。
【0061】
また、上記実施形態の複写機10では、ハードディスク28の記憶容量には上限があるので、ハードディスク28の残記憶容量が所定値未満になった場合に、ハードディスク28に格納された合成イメージデータのうち最も長く格納されているものを自動的に消去する自動消去機能が働いている。但し、この自動消去機能は、監視員によるキー入力部34からの所定操作で一時的に無効とすることもできる。例えば、自動的に消去されることを避けたい重要な合成イメージデータがハードディスク28に格納されている場合は自動消去機能を無効にし、監視員が手動で重要なイメージデータ以外のイメージデータをハードディスク28から消去する等の対応をとることができる。
【0062】
また、上記実施形態では、複写機能のみを備えた複写機を例示したが、本発明は、少なくとも複写機能を備えた画像形成装置全般に適用可能であり、近年普及しつつある複写機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能の3つの機能を備えたデジタル複合機等にも適用可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、原稿を読み取って原稿イメージデータを得るのみならず、操作者のイメージデータを取り込みメモリに格納するので、前記原稿の内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータを保存することができ、後日でも確実に原稿と操作者を識別することが可能となる。また、操作者を撮影できない状況で複写動作が実行されることを防止できる。
また、請求項2記載の発明によれば、原稿の内容と操作者の両方を確認するためのイメージデータを、原稿と操作者とが対応付けられた状態で保存することができ、原稿と操作者の識別が容易になる。
【0065】
また、請求項3記載の発明によれば、合成イメージデータに、原稿の複写が行われた時間に関する時間データを付加して格納するので、合成イメージデータを日付指定で検索することが可能となる。
【0066】
また、請求項4記載の発明によれば、複写禁止原稿イメージデータと原稿イメージデータとでパターンマッチングを行い、複写禁止原稿イメージデータの特徴を表す複数の画像パターンの全てで一致しなくとも所定数以上の画像パターンで一致した場合に、原稿イメージデータが複写禁止原稿イメージデータに一致すると判定するので、複写された原稿が疑わしい場合でも、原稿イメージデータと操作者イメージデータとの合成イメージデータを保管することができる。
【0070】
また、請求項5又は請求項6に記載の発明によれば、監視員は、メモリに格納した所望のイメージデータに対して所望の処理を行うことができる。
【0071】
また、請求項7記載の発明によれば、監視員は、メモリに格納された古いイメージデータを自動的に消去し使用可能なメモリ容量を確保するように設定することができる。
【0072】
また、請求項8記載の発明によれば、権限の無い者がかってに、データ選択手段による所望のイメージデータの選択、処理指定手段による実行したい処理の指定、及び動作選択手段による消去動作を有効にするか否かの選択、を実行することを禁止することができる。
【0073】
また、請求項9記載の発明によれば、複写機の設置場所から遠く離れた監視センター等から遠隔操作により、暗証番号の入力、所望のイメージデータの選択、実行したい処理の指定、消去動作を有効にするか否かの選択、を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る複写機の外観を示す図であり、(A)は複写機の側面図であり、(B)は複写機の正面図であり、(C)は複写機の平面図である。
【図2】複写機の機能ブロック図である。
【図3】複写機における原稿イメージデータと操作者イメージデータとの合成処理及びその保管・出力処理の概要を示す図である。
【図4】複写機における複写処理の処理ルーチンを示す流れ図である。
【図5】保管された合成イメージデータに対する事後処理の処理ルーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 複写機
12 デジタルカメラ
19 制御部
20 CPU
26 画像処理部
28 ハードディスク
30 プリンタ部
34 キー入力部
36 ディスプレイ
Claims (9)
- 操作者が所定位置にセットした原稿を読み取って原稿イメージデータを得て、得られた原稿イメージデータに基づく画像を記録媒体に記録することで前記原稿の複写を行う複写機であって、
前記操作者を撮影するためのデジタルカメラと、
前記デジタルカメラによる撮影で得られたイメージデータを格納するためのメモリと、
所定のタイミングで前記デジタルカメラにより操作者を撮影し、該撮影で得られた操作者のイメージデータを取り込み、取り込んだ操作者のイメージデータを前記メモリに格納する制御手段と、
前記デジタルカメラにおける撮影対象に対向する撮影部が塞がれている場合に、複写動作を禁止する禁止手段と、
を有する複写機。 - 原稿を読み取って得られた原稿イメージデータが予め定められた複写禁止原稿イメージデータに一致するか否かを判定するデータ判定手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記データ判定手段により一致すると判定された場合に、前記原稿イメージデータと前記撮影で得られた操作者のイメージデータとを合成し、前記操作者のイメージデータに代わり前記合成したイメージデータを前記メモリに格納する、
ことを特徴とする請求項1記載の複写機。 - 前記制御手段は、前記合成したイメージデータに、原稿の複写が行われた時間に関する時間データを付加して前記メモリに格納することを特徴とする請求項2に記載の複写機。
- 前記データ判定手段は、前記複写禁止原稿イメージデータの特徴を表す複数の画像パターンと前記原稿イメージデータとでパターンマッチングを行い、所定数以上の画像パターンで一致した場合に、前記原稿イメージデータが複写禁止原稿イメージデータに一致すると判定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の複写機。
- 前記メモリに格納された前記合成したイメージデータのうち所望のイメージデータを選択するためのデータ選択手段と、
前記所望のイメージデータに対して実行したい処理を指定するための処理指定手段と、
前記データ選択手段により選択されたイメージデータに対して、前記処理指定手段により指定された処理を実行する処理実行手段と、
をさらに有する請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の複写機。 - 前記処理指定手段は、プリント出力、前記メモリからの消去、遠隔地の情報処理装置への転送のうち少なくとも1つを指定可能であることを特徴とする請求項5記載の複写機。
- 予め定めた条件が満足された場合に、前記メモリに格納されたイメージデータのうち最も長く格納されているイメージデータを前記メモリから消去するデータ消去手段と、
前記データ消去手段による消去動作を有効にするか否かを選択するための動作選択手段と、
をさらに有する請求項5又は請求項6に記載の複写機。 - 暗証番号を入力するための番号入力手段と、
前記番号入力手段により入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致するか否かを判定する番号判定手段と、
前記番号判定手段により前記入力された暗証番号が正規の暗証番号に一致すると判定された場合にのみ、前記データ選択手段による所望のイメージデータの選択、前記処理指定手段による前記実行したい処理の指定、及び前記動作選択手段による前記消去動作を有効にするか否かの選択、を有効とする処理制御手段と、
をさらに有する請求項7記載の複写機。 - 前記番号入力手段による暗証番号の入力、前記データ選択手段による所望のイメージデータの選択、前記処理指定手段による前記実行したい処理の指定、前記 動作選択手段による前記消去動作を有効にするか否かの選択のうち少なくとも1つは、遠隔操作でも実行可能であることを特徴とする請求項8記載の複写機。
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