JP3528700B2 - デジタルカメラおよび画像改竄検出システム - Google Patents

デジタルカメラおよび画像改竄検出システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影した画像をデ
ジタルデータとして記録するデジタルカメラおよびデジ
タルカメラにより記録された画像データの改竄を検出す
るシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真を撮影するときには、レ
ンズから取り込まれた光がフィルムの上に照射され、化
学反応が起きることで画像が記録されるカメラが用いら
れている。上記のカメラでは、フィルムを現像し、印画
紙に焼き付けることにより写真をプリントすることがで
きる。上記の化学反応として一般に塩化銀の反応が利用
されるため、このようなカメラによって撮影された写真
を銀塩写真という。
【0003】一方、近年ではCCD等の光センサにより
光を電気信号に変換し、それをデジタル信号に変換して
から、フラッシュメモリ等の記録媒体に記録するデジタ
ルカメラが普及している。デジタルカメラを用いると、
パーソナルコンピュータ等の処理装置を用いて画像の保
存や様々な加工を個人で手軽に行えるほか、プリンタで
出力することによりフィルムの現像をすることなしに写
真を印刷することができる。プリンタの印刷品質の向上
により、銀塩写真とほとんど区別がつかないほど品質の
高い写真も印刷できるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、損害保
険等の証明写真に用いようとする場合など、重要な証拠
写真にデジタルカメラで撮影した写真を用いると、デジ
タルカメラで撮影された画像はパーソナルコンピュータ
等により容易に加工が可能であり、銀塩写真と比較して
加工の跡を残さずに加工することが容易であるため、不
正に改竄された写真が用いられていても判別することが
困難であり、悪用される恐れがあるという問題がある。
【0005】したがって、本発明の目的は撮影時の画像
データから改竄されたか否かを検出することのできる画
像データを出力するデジタルカメラおよびそれを用いた
画像改竄検出システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のデジタルカメラによれば、撮影対象からの光を画像デ
ータに変換する撮像部と、前記画像データの一部の最下
位ビットを0に変更し、前記変更後の画像データから第
1の特徴データを生成する手段と、前記一部の最下位ビ
ットに前記第1の特徴データを1ビットずつ埋め込む手
段と、前記第1の特徴データを埋め込んだ画像データを
記録媒体に記録する手段と、を備える。したがって、デ
ジタルカメラによる撮影時に記録媒体に記録された画像
データが、その後に1ビットでも変更された場合には、
画像データと第1の特徴データとが不整合となる、ある
いは特徴データが破壊されるため、撮影後に画像データ
が改竄されたと判断することができる。また、画像デー
タと第1の特徴データとの整合性がとれていれば、画像
は撮影時のままであると判断することができる。第1の
特徴データを生成する方法としては、画像データのチェ
ックサムを求める方法やCRC(Cyclic Redundancy ch
eck)のようなデータ通信における誤りの検出のための
方法や、一方向ハッシュ関数により算出されるハッシュ
値などを用いることができる。
【0007】本発明の請求項2に記載のデジタルカメラ
によれば、前記第1の特徴データを生成する手段は、前
記画像データの所定画素数のブロックごとに離散コサイ
ン変換及び量子化を施し、最高周波数項の量子化された
変換係数が0又は1でないブロックの前記最高周波数項
の量子化された変換係数の最下位ビットを0に変更し、
前記変更後の画像データから第1の特徴データを生成
し、前記第1の特徴データを分散させて埋め込む手段
は、前記変更後の画像データの最高周波数項の変換係数
が0又は1でないブロックの前記最高周波数項の量子化
された変換係数の最下位ビットに前記第1の特徴データ
を1ビットずつ埋め込み、前記記録媒体に記録する手段
は、前記第1の特徴データを埋め込んだ画像データを可
逆符号化して前記記録媒体に記録する。高い周波数にお
ける小さな変動は、肉眼ではほとんど判断することがで
きないため、画像の歪みは最小限となる。
【0008】本発明の請求項3に記載のデジタルカメラ
によれば、第1の特徴データを暗号化する手段を備え
る。そのため、画像の改竄に合わせて特徴データを書き
換えるのを防ぐことができる。
【0009】本発明の請求項4記載のデジタルカメラに
よれば、第1の特徴データを暗号化した秘密鍵に対応
し、暗号化された特徴データを復号するための公開鍵を
画像データに添付する。そのため、秘密鍵で暗号化され
たことを容易に認証することができる。
【0010】本発明の請求項5に記載の画像改竄検出シ
ステムによれば、画像データを入力する手段と、画像デ
ータから第1の特徴データを取り除く手段と、第1の特
徴データを取り除いた画像データから第2の特徴データ
を生成する手段と、第1の特徴データと第2の特徴デー
タとを比較する手段とを備える。そのため、第1の特徴
データと第2の特徴データとが一致していれば、入力さ
れた画像データがデジタルカメラによって記録された後
に変更されていないことを検出することができる。
【0011】本発明の請求項6記載の画像改竄検出シス
テムによれば、公開鍵が画像データに添付されていない
ときに改竄可能性有りと判断できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図2は本発明の実施例のデ
ジタルカメラ1を説明するためのブロック図である。制
御部11、集光レンズ12、光センサとしてのCCD
(Charge Coupled Device)13、A/D変換部14、
RAM(Random Access Memory)15、画像データを記
録する画像記録媒体としてのフラッシュメモリ16、フ
ラッシュメモリ16の内容を外部のパーソナルコンピュ
ータ20と入出力するためのインターフェイス17、画
像を表示可能な液晶表示部(LCD)19などから構成
される。制御部11はCPUと、デジタルカメラ1の様
々な制御を行うためのプログラムが記録されたROM
と、入出力手段とを備える。フラッシュメモリ16はデ
ジタルカメラ1に内蔵されるほか、デジタルカメラ1に
着脱自在なメモリカードであってもよく、その両方を備
えていてもよい。
【0013】図1はデジタルカメラ1により撮影が行わ
れる行程を示すフローチャートである。ユーザーがデジ
タルカメラ1のシャッターを押すと、ステップS101
で、集光レンズ12により集光された光がCCD13に
入力され、電気信号に変換される。集光レンズ12の絞
りやシャッタースピード、すなわちCCD13の蓄積時
間は制御部11によって自動的に、またはユーザーの指
示によって制御される。CCD13として、例えばR
(Red)、G(Green)、B(Blue)の原色フィルタを有
する複数の画素がマトリックス状に配置されたCCD1
3を用いることにより、カラー画像を撮影することがで
きる。C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、G
(Green)の補色フィルタを有するCCDを用いる場合
もある。
【0014】ステップS102では、CCD13から出
力された電気信号がA/D変換部14によりデジタル信
号に変換され、ステップS103ではA/D変換部14
から出力されたデジタルデータが高速化のためDMA
(Direct Memory Access)により制御部11を介さずに
直接RAM15のアドレスを指定して記録される。RA
M15としてはセルフリフレッシュ機能をもつDRAM
を用いることができる。
【0015】ステップS104では、RAM15に記録
されたデータについて、ホワイトバランスの調整、補間
処理、色補正などの各種の画像補正が行われる。ここ
で、画像の拡大・縮小など、その他の画像処理を行って
もよい。
【0016】ステップS105〜S110では、画像記
録媒体への記録枚数を多くするためにステップS104
で補正されたデータをJPEG(Joint Photographic E
xperts Group)などの方式により圧縮し、容量の小さな
画像データを生成する。JPEG圧縮は、制御部11に
よってソフトウェア的に行うほか、高速化のために専用
の回路を用いることができる。
【0017】以下にJPEG圧縮の手順を説明する。ス
テップS105では、まず画像データを8×8画素を1
単位とした複数のブロックに分割する。例えば、640
×480画素の画像データであれば、80×60=48
00ブロックに分割され、ブロック単位に処理が行われ
る。
【0018】次に、B1〜B480の各ブロックごとに
画素同士の濃度の相対関係(空間周波数)を調べ、DC
T(拡散コサイン変換)方式により、各ブロックを低周
波数項のDCT0から高周波数項のDCT63に分け
る。DCT0〜DCT63はそれぞれ8ビットの値であ
る。図3には、高周波数項のDCT63を16進数で示
している。そして、所定の量子化テーブルを用いて量子
化することにより高周波数項の多くが0となるように
し、後の行程でハフマン符号化したときに圧縮率が高く
なるようにする。
【0019】ステップS106では、後の行程で特徴デ
ータを埋め込む位置を決定するために、ブロック化され
DCT変換された画像データの先頭のブロックから順に
各ブロックで最も高周波側の成分であるDCT63を調
べる。そして、DCT63の値が、0および1以外のブ
ロックを埋め込みブロックとして記憶する。図3に示す
例では、B3、B4、B5及びB6が、、および
の埋め込みブロックとして選択され記憶される。本実
施例では128ビットのハッシュ値を用いるために、1
28のブロックを選択する。埋め込みブロックが128
ブロックに満たない場合は、足りない埋め込みブロック
数と未調査のブロックが一致した時点で、残りのブロッ
クを全て埋め込みブロックとする。そして埋め込みブロ
ックのDCT63の最下位ビットを全て0に置き換え
る。これにより、例えばブロックB4のDCT63はF
FからFEに書き換えられるが、高い周波数における小
さな変動は、肉眼ではほとんど判断することができない
ため、画像の歪みは最小限となる。
【0020】ステップS107では、ステップS106
で部分的に書き換えられた画像データに基づいて、制御
部11により特徴データを生成する。特徴データとして
は、例えば種々の一方向ハッシュ関数により算出される
ハッシュ値を用いることができる。また、ハッシュ値の
他に、チェックサム、CRC方式等、データがオリジナ
ルから変更されているか否かを検出することができる公
知の方法を本発明に適用することもできる。これらの方
法を用いることにより、各々の画像データに対して異な
る特徴データを割り当てることができ、また、特徴デー
タから元の画像データを再現することはほとんど不可能
となる。本実施例では、特徴データとして128ビット
のハッシュ値を算出する。例えば、MD5、SHAある
いはRIPEMDハッシュ関数を用いることができる。
【0021】ステップS108では、ハッシュ値などの
特徴データが解析されたり容易に書き換えられたりしな
いように、制御部11により暗号化して暗号化データと
する。暗号化の方法としては、公開鍵と秘密鍵を用いる
RAS方式など、公知の方法を用いることができる。秘
密鍵で暗号化した暗号化データは、秘密鍵と対になった
公開鍵を用いて復号することができる。秘密鍵はデジタ
ルカメラ1内に隠し属性のファイルとして記録されてい
る。秘密鍵は、他人に知られてはならず、また、本実施
例ではユーザーが秘密鍵を知る必要はない。一般に、公
開鍵から、それに対応する秘密鍵を求めることは非常に
困難である。これにより、画像データが同一の特徴デー
タを得られる別の画像データに変更されることや、画像
データの変更に合わせて特徴データが書き換えられるの
を防ぐことができる。
【0022】ステップS109では、ハッシュ値を暗号
化した暗号化データを、選択された埋め込みブロックの
DCT63の最下位ビットに1ビットずつ書き込むこと
により、画像の劣化を最小限にして特徴データを画像デ
ータの中に埋め込む。なお、JPEG形式の画像データ
は、カラー画像の場合は、Y(輝度)、U、V(色相)
の成分を有するが、暗号化された特徴データはY成分に
埋め込まれる。
【0023】ステップS110では、暗号化データが埋
め込まれたデータをハフマン符号化することにより、デ
ータの圧縮を行う。ハフマン符号化では、データの可逆
性は満足されており、処理の前後でデータの欠損はな
い。S105での量子化テーブルによる量子化の度合い
を変えることによって圧縮率を変更することができる。
【0024】ステップS111では、S110で圧縮さ
れた画像データをJPEGファイル30として画像記録
媒体としてのフラッシュメモリ16に記録する。フラッ
シュメモリ16は通電しなくても記録内容を保存するこ
とのできる書換え可能な記録媒体であり、デジタルカメ
ラ1に内蔵されるか、あるいは着脱自在にデジタルカメ
ラ1に取り付けられている。一般にJPEGファイル3
0は図4に示すようにデータ長、圧縮率等の付加情報を
含むヘッダ部31と、画像データ部32とから構成され
る。デジタルカメラ1によって記録されるJPEGファ
イル30の場合は、撮影日や撮影条件等の情報もヘッダ
部31に記録されることがある。本実施例では、暗号化
に用いた秘密鍵に対応する公開鍵33をヘッダ部31に
更に加えて記録している。
【0025】上記の例では、JPEG圧縮の途中の行程
で特徴データを埋め込んだが、特徴データの埋め込みを
行わずにハフマン符号化まで行う通常のJPEG圧縮を
行った後に、部分的に画像データを復号化し、ステップ
S106〜S109と同様の行程により特徴データを埋
め込み、再度ハフマン符号化してもよい。
【0026】上記のようなデジタルカメラ1と、デジタ
ルカメラ1から出力された画像データを入力する手段を
備えるパーソナルコンピュータ20等のコンピュータ
と、デジタルカメラ1によって記録された画像データが
変更されたか否かを判定するためにパーソナルコンピュ
ータ20等にインストールされた検出プログラムとによ
って画像改竄検出システムが構成される。
【0027】本実施例の画像改竄検出システムにより画
像の改竄を検出する行程を図5に示すフローチャートを
用いて説明する。ステップS201では、検出プログラ
ムにより、パーソナルコンピュータ20にデジタルカメ
ラから画像データが読み込まれる。パーソナルコンピュ
ータ20に画像データを読み込む手段としては、シリア
ルケーブル18等を介してデジタルカメラ1のインター
フェイス17と接続してフラッシュメモリ16内のJP
EGファイルをパーソナルコンピュータ20に転送する
方法や、フラッシュメモリ16が着脱自在でパーソナル
コンピュータ20と互換性のある形式でフォーマットさ
れている場合には、アダプタを介してフラッシュメモリ
16に記録されたJPEGファイル30をパーソナルコ
ンピュータ20で直接読取ることも可能である。
【0028】ステップS202では、読み込まれたJP
EGファイルのヘッダを調べ、公開鍵が添付されている
か否か、また、本実施例のデジタルカメラ特有の付加情
報が記録されているか否かを検出する。いずれか一方で
も見つからない場合、そのJPEGファイルは本実施例
のデジタルカメラ以外の機器により作成されたか、画像
データが改竄された可能性が有ると判断する。
【0029】ステップS203では、上記のステップS
106で特徴データを埋め込むブロックを選択したとき
と同様の手順で、特徴データが埋め込まれているべきブ
ロックを選択し、128ビットの暗号化データを抽出す
る。
【0030】ステップS204では、暗号化データが埋
め込まれていたビットに全て0を書き込み、暗号化デー
タが埋め込まれる前の元画像データを生成する。ステッ
プS205では、ステップS106と同様の手順で、1
28ビットのハッシュ値を算出する。
【0031】ステップS206では、ステップS203
で抽出した暗号化データを、JPEGファイルのヘッダ
に書き込まれた公開鍵を用いて、秘密鍵によって暗号化
されたことを確認すると同時に暗号を復号する。それに
より、暗号化前のハッシュ値を求める。
【0032】ステップS207では、ステップS205
で算出されたハッシュ値とステップS206で算出され
たハッシュ値を比較し、一致していれば画像データは本
実施例のデジタルカメラ1により撮影された後に改竄さ
れていないものであると判定し、一致しなければ画像デ
ータは撮影時から改竄されていると判定する。また、ス
テップS206で、暗号化データが公開鍵で復号できな
い場合にも、その画像データは本発明実施例のデジタル
カメラ1で撮影されたものではないか、撮影後に変更さ
れたものとみなされる。
【0033】したがって、本発明実施例の画像改竄検出
システムを使用する場合、写真の提出者は、デジタルカ
メラ1から出力して変更を加えていない画像データを含
むファイル(本実施例ではJPEGファイル30)をフ
ロッピー(登録商標)等の記録媒体に記録したもの、あ
るいは着脱可能な記録媒体であるフラッシュメモリ16
をデジタルカメラ1から取り外したものを、印刷した写
真と共に、あるいは相手の求めに応じて提出する。受け
取り側は、パーソナルコンピュータ20にインストール
された検出プログラムを用いて受け取ったファイルを読
み込んで調べることにより、そのファイルの画像データ
がデジタルカメラ1から出力された時点から変更されて
いないということを確認することができる。
【0034】また、検出プログラムにJPEGファイル
30等の画像データの画像を表示する機能をもたせるこ
とにより、印刷された写真と表示された画像が同一であ
ることを確認することができる。
【0035】以上、実施例によって説明したように、本
発明のデジタルカメラおよびそれを用いた画像改竄検出
システムを用いることにより、デジタルカメラで撮影し
た写真が撮影時から変更されていない、オリジナルのも
のであることを確認することができる。
【0036】上記の実施例では、JPEG圧縮したもの
を画像データとして画像記録媒体に記録したが、本発明
は他の圧縮方法で圧縮したものや、無圧縮のデータを画
像データとして記録したものにも適用できる。また、本
実施例では、特徴データを暗号化してJPEGファイル
の画像データ部分の中に埋め込んで記録したが、本発明
としてはヘッダ部に書き込むなど、特徴データは画像デ
ータのどの位置にあってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデジタルカメラにより
画像を記録する手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施例によるデジタルカメラを示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例による画像データの特徴データ
を算出する方法を説明するための模式図である。
【図4】本発明の実施例によるJPEGファイルの構造
を説明するための模式図である。
【図5】本発明の実施例により画像データの改竄を検出
する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 11 制御部 12 集光レンズ 13 CCD(撮像部) 14 A/D変換部 15 RAM 16 フラッシュメモリ 17 インターフェイス 18 接続ケーブル 19 液晶表示部(LCD) 20 パーソナルコンピュータ 30 JPEGファイル 31 ヘッダ部 32 画像データ 33 公開鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/781 H04N 5/91 J 5/91 7/08 Z 7/08 7/133 Z 7/081 7/30 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影対象からの光を画像データに変換す
    る撮像部と、 前記画像データの一部の最下位ビットを0に変更し、前
    記変更後の画像データから第1の特徴データを生成する
    手段と、前記一部の最下位ビット に前記第1の特徴データを1ビ
    ットずつ埋め込む手段と、 前記第1の特徴データを埋め込んだ画像データを記録媒
    体に記録する手段と、を備えることを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の特徴データを生成する手段
    は、前記画像データの所定画素数のブロックごとに離散
    コサイン変換及び量子化を施し、最高周波数項の量子化
    された変換係数が0又は1でないブロックの前記最高周
    波数項の量子化された変換係数の最下位ビットを0に変
    更し、前記変更後の画像データから第1の特徴データを
    生成し、前記第1の特徴データを分散させて埋め込む手段は、前
    記変更後の画像データの最高周波数項の変換係数が0又
    は1でないブロックの前記最高周波数項の量子化された
    変換係数の最下位ビットに前記第1の特徴データを1ビ
    ットずつ埋め込み、 前記記録媒体に記録する手段は、前記第1の特徴データ
    を埋め込んだ画像データを可逆符号化して前記記録媒体
    に記録することを特徴とする請求項1に記載のデジタル
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記第1の特徴データを暗号化する手段
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジ
    タルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記第1の特徴データを暗号化する秘密
    鍵に対応した公開鍵を、前記画像データに添付する手段
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のデジタルカ
    メラ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデ
    ジタルカメラを備える画像改竄検出システムであって、 前記画像データを入力する手段と、 前記画像データから前記第1の特徴データを取り除く手
    段と、 前記第1の特徴データを取り除いた画像データから第2
    の特徴データを生成する手段と、 前記第1の特徴データと前記第2の特徴データとを比較
    する手段と、 をさらに備えることを特徴とする画像改竄検出システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のデジタルカメラを備え
    画像改竄検出システムであって、 前記画像データを入力する手段と、 前記画像データから前記第1の特徴データを取り除く手
    段と、 前記第1の特徴データを取り除いた画像データから第2
    の特徴データを生成する手段と、 前記第1の特徴データと前記第2の特徴データとを比較
    する手段と、 前記公開鍵が画像データに添付されていないときに改竄
    可能性有りと判断する手段と、をさらに備えることを特
    徴とする画像改竄検出システム。
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