JP4338190B2 - 画像処理装置、方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、検証データ付きデジタル画像を生成可能な画像処理技術に関するものである。
デジタルカメラにおける画像記録方式には、「JPEG方式」及び「RAW方式」がある。
JPEG方式とは、撮像素子(CCDセンサ、CMOSセンサ等)によって撮像された被写体のデジタル画像データを予め設定された現像パラメータ(ホワイトバランス、色合い、色濃度、コントラスト、シャープネス、画像サイズ等の画質に関するパラメータ)に従って処理し、処理された画像データをJPEG方式で圧縮し、JPEG方式で圧縮された画像データをその付加データとともに記録媒体(メモリーカード等)に記録する画像記録方式である。以下、JPEG方式に従って生成された圧縮画像データをJPEG画像データと呼ぶ。
RAW方式とは、撮像素子(CCDセンサ、CMOSセンサ等)によって撮像された被写体のデジタル画像データを所定の可逆圧縮方式(例えば、DPCMとハフマン符号化の組み合わせ)で圧縮し、所定の可逆圧縮方式で圧縮された画像データをその付加データとともに記録媒体(メモリーカード等)に記録する画像記録方式である。以下、RAW方式に従って生成された圧縮画像データをRAW画像データと呼ぶ。RAW方式では、JPEG方式とは異なり、予め設定された現像パラメータ(ホワイトバランス、色合い、色濃度、コントラスト、シャープネス、画像サイズ等の画質に関するパラメータ)に従って画像データを処理しない。その代わり、予め設定された現像パラメータはRAW画像データの付加データとしてRAW画像データとともに記録される。
その一方で、デジタルデータは痕跡が残らないように合成などの改ざんを行うことが容易であるため、撮影されたデジタル画像の証拠としての信頼性が問題となる場合がある。このような問題は、一般ユーザーによる趣味的な撮影程度であればあまり生じないであろうが、建築現場での記録写真のように業務上あるいは法律上必要な撮影では大きな問題となってくる。また、デジタルデータはその複製・配布が極めて容易なために、画像の著作権者の権利が充分に保護されないという問題もある。
従って、撮影されたデジタル画像の証拠能力を高め、著作権を保護することの可能なデジタルカメラへの期待は大きい。そこで、近年、デジタルカメラで記録されたデジタルデータにデジタルデータが改変されていないことを検証するための検証データを付加する機能を有するデジタルカメラが提案されている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
米国特許第5499294号明細書 特開平9−200730号公報
しかしながら、検証データが付加されたRAW画像データからJPEG画像データを生成した場合生成されたJPEG画像データには検証データが付加されなかった。そのため、元のRAW画像データに対して改変が加えられたデータからJPEG画像データが生成されたのかどうかを確認することが困難であった。また、改変が加えられない画像データからJPEG画像データが生成された場合であっても、検証データがないためにその画像データのオリジナル性を保証することが困難となっていた。
そこで、本発明では、記録方式を変更して画像ファイル新たに生成した場合にも検証データの生成及び付加を可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、画像処理装置であって、第1の画像データと前記第1の画像データが改変されているかどうかを検証するための第1の検証データとを取得する手段と、前記第1の画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段によって処理された第1の画像データを、前記第1の画像データとは異なる形式の第2の画像データに変換する変換手段と、前記第1の検証データを用いて前記第1の画像データが改変されているかどうかを判定する判定手段と、前記第2の画像データが改変されているかどうかを検証するための第2の検証データを生成する生成手段と、前記第2の画像データを記録媒体に記録する手段であって、前記判定手段により前記第1の画像データが改変されていないと判定された場合に前記第2の画像データと共に前記第2の検証データを記録し、前記第1の画像データが改変されていると判定された場合に前記第2の検証データを記録せずに前記第2の画像データを記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
以上のように本発明では、記録方式を変更して画像ファイル新たに生成した場合にも検証データの生成及び付加を可能となる。
図1は、本発明の本実施例における画像処理システムの一構成例を示す図である。画像入力装置101は、被写体のデジタル画像を生成する機能と、デジタル画像が改変されていないことを検証するための検証データを生成する機能と、検証データ付き画像ファイルを生成する機能とを有する装置である。画像入力装置101は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナなどの画像入力装置であっても、カメラユニットを有する電子機器であってもよい。さらには、画像読み取りユニットを有するファクシミリ装置、複写機などの電子機器であってもよい。
画像処理装置102は、検証データを用いてデジタル画像の完全性を検証し、デジタル画像が改変されているか否かを検出する機能と、デジタル画像に画像処理を施す機能とを有する装置である。画像処理装置102は、パーソナルコンピュータであっても、パーソナルコンピュータ以外の電子機器(例えば、携帯型情報端末、携帯電話等)であってもよい。
図2は、本実施例に対応する画像入力装置101の主要な機能構成の一例を示すブロック図である。図2において、201は、撮像センサ(例えばCCDセンサやCMOSセンサ等)と撮像センサから出力されたアナログ画素信号をデジタル画素信号に変換するA/D変換器とで構成される撮像部である。撮像センサは、レリーズ動作によって撮像面上に被写体像が形成され、その像信号がアナログ画素信号として出力される。A/D変換器によってデジタル信号化された画像データが、本実施例におけるRAW画像データである。このRAW画像データは、メモリ部208に格納され、必要に応じて表示部205に表示される。RAW画像データがメモリ部208に格納される場合には、撮像時に設定されていた現像パラメータが付加される。
202は、デフォルト設定の、又はユーザーにより設定された現像パラメータに従ってRAW画像データを現像処理する現像処理部である。現像処理された画像データはメモリ部208に再度格納され、必要に応じて表示部205において表示される。
現像処理部202における現像処理は、デフォルト設定或いはユーザーが任意に設定可能な現像パラメータの設定に基づいて行われる。本実施例において現像パラメータとは、デジタル画像の画質に関するパラメータを意味し、より具体的には、デジタル画像のホワイトバランス、色補間、色補正、γ変換、エッジ強調に関するパラメータは、全て現像パラメータに相当する。本実施例の説明では、1つ以上の現像パラメータを用いてデジタル画像の画質を調整(変更)する処理のことを、簡単のために現像処理と呼ぶこととする。即ち、この現像処理は、CCD等の撮像素子により取得された画素値の情報(Raw画像)を、上記現像パラメータに基づいて調節、変更してデジタル画像の画質を調整する処理をいうものである。
203は、検証データを生成する検証データ生成部であり、メモリ部208に格納された画像データに対して検証データ生成部を生成する。検証データは、ハッシュ関数Hを用いて、画像データのハッシュ値(ダイジェストデータ)を生成し、ダイジェストデータを画像入力装置内部で保持している秘密鍵Kで演算処理することで生成される。ハッシュ関数Hとしては、MD−2MD−5、SHA−1、RIPEMD−128及びRIPEMD−160等が知られている。また、秘密鍵Kは公開鍵暗号方式(RSA暗号など)における秘密鍵に相当するものである。
204は、プログラム記憶部206に予め格納されているプログラムに従って各ブロックの動作制御を行う制御部である。205は表示部であり、画像データを再生表示したり、撮影情報を表示する。
206は、画像入力装置101全体の制御を行うプログラムを格納し、現像パラメータの設定内容や記録方式及び圧縮率に関する設定内容を格納するプログラム記憶部である。プログラム記憶部206は、例えば、フラッシュメモリー、EEPROMなどの読み出し、書き込みが可能な記憶媒体で構成される。
207は、操作部であり、ユーザーから所定の設定を受け付けたり、表示部205に表示する画像の選択を受け付ける。208はメモリ部であり、表示部205で画像データの再生表示を行う場合などや、検証データを生成する場合にRAW画像データやJPEG画像データがメモリーカード213から読み出されて格納される。
209は、シリアルインターフェイスであって、シリアルバス212を介してネットワークや画像処理装置102等の外部機器に接続して、画像データの配布を行う。210は、メモリカード213と画像入力装置101とを接続するメモリーカードインタフェースである。211は、各ブロックを相互に接続しブロック間で情報転送を行うためのシリアルバスである。212は、画像入力装置101をネットワークや外部接続機器と接続して情報転送を行うためのシリアルバスである。213は、RAW画像データに現像パラメータを付加した画像ファイルや、JPEG画像データなどの圧縮画像データを格納するメモリーカードであって、例えばフラッシュメモリー等で構成される。214は圧縮処理部であり、現像処理部で現像された画像データを、JPEG画像データなどの圧縮形式の画像データに変換する処理部である。
図3は、本実施の形態における画像処理装置102のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、301は現像処理部であり、RAW画像データのヘッダに付加された現像パラメータに従ってRAW画像データを現像処理する。302は、検証データ生成部であり、現像処理及び圧縮処理が施された画像データに検証データを生成、付加する。検証データの生成処理については図2における検証データ生成部203において実行される処理と同様である。303は、制御部であり、プログラム記憶部305に予め格納されているプログラムに従って画像処理装置の制御を行う。304は表示部であり、メモリ部307に格納された画像データを表示する。
305はプログラム記憶部であって、画像処理装置全体102の制御プログラムを格納する。306は検証データ判定部であって、メモリ部307に格納された画像データについて検証データの有無および画像改変の有無を判定する。307はメモリ部であって、表示部205で画像データの再生表示を行う場合などや、検証データを生成する場合、JPEG記録する場合などにシリアルインタフェース308やメモリカードインタフェース309を介してを入力される画像データを保存する。
308は、シリアルインタフェースであって、シリアルバス311を介して画像入力装置などの外部接続機器と接続する。309は、メモリカード312と画像処理装置102とを接続するメモリーカードインタフェースである。310は、各ブロック間の情報転送を行うためのシリアルバスである。311はシリアルバスである。312は、RAW画像データに現像パラメータを付加した画像ファイルや、圧縮画像データを格納するメモリカードであって、例えばフラッシュメモリー等で構成される。313は圧縮処理部であり、現像処理部で現像された画像データを、JPEG画像データなどの圧縮形式の画像データに変換する処理部である。314は、操作部であり画像処理装置102のユーザーからの操作を受け付ける。
図4は、画像入力装置101において現像パラメータを含む各パラメータの設定をユーザーから受け付ける場合に、表示部205に表示されるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の一例を示した図である。ユーザーが画像入力装置101の操作部207を操作すると、図4に示すようなGUIが表示部205に表示され現像パラメータを含む各パラメータを変更することができる。
ユーザーは、表示部205に表示されたGUIに従って、操作部207を用いて現像パラメータや記録方式の入力・変更が可能である。図4において、表示部205上に表示されるGUI400中、401から407はユーザーが設定可能なパラメータの種類を表し、現像パラメータ401〜405、記録方式406及び圧縮率407とが含まれる。ここで、記録方式406とは、画像入力装置101で撮像を行う際に取得するデジタル画像データの形式を設定するためのパラメータであり、RAW画像とJPEG画像のいずれかの選択を受け付ける。また圧縮率407とは記録方式406でJPEG画像が選択された場合の圧縮率を設定するためのパラメータである。
図4で記載した設定項目はあくまで一例であって、本発明の実施例を当該現像パラメータを表示する場合に限定するものではなく、これ以外の画質調整用のパラメータを表示部205に表示しても良い。また、ここで入力・変更される設定項目は、画像1枚ごとに設定されるのではなく、画像入力装置101で取得される画像の全てに共通に設定され、設定結果はメモリ部208に格納される。
各現像パラメータには、パラメータに関する設定内容が対応して示される。例えば、ホワイトバランス401についてはその設定内容として「オート」、「晴天」、「曇り」、「電球」等の7つが表示されている。このような設定内容について、ユーザーが選択した、あるいはデフォルトで選択された内容は、408のような枠線にて示される。よって「ホワイトバランス」では「オート」が選択されており、色あい402では「赤く」が選択されていることになる。
図4では、記録方式406について「JPEG」が選択されているが、この設定時に行われる撮影では、図4に示すような設定内容に基づく各現像パラメータを用いて画像データが現像処理部202にて現像処理され、圧縮処理部214にてJPEG画像データへ変換された後、メモリーカード213へ記録される。なお、JPEG画像データは、CCDやCMOS等の撮像素子で取り込んだアナログ画像信号に、上記設定された現像パラメータを利用した現像処理及び圧縮処理を施して生成されるので、生成されてしまったJPEG画像データについて現像パラメータを変更することはできない。
一方、記録方式406が「RAW」に設定された場合に行われる撮影では、撮像された画像データはCCDやCMOSの撮像素子の各画素で取得された画素値(デジタル値)で構成され、図4に示す設定内容に基づく現像パラメータは画像データの画素値そのものには反映されない。即ち、画像データは現像処理されずに、プログラム記憶部206に格納されている各現像パラメータが付加されて、1つの画像ファイルとしてメモリーカード213へ記録される。
メモリーカード213に記録されたRAW画像データは付加された現像パラメータを用いて、画像入力装置101内において、或いは、画像入力装置101から画像処理装置102へ読み出された場合には当該画像処理装置102において、現像処理及び圧縮処理を行うことができる。これにより、現像パラメータを利用して、RAW画像データからJPEG画像データなどの圧縮形式のデータへ変換することができる。このとき、画像ファイル内の現像パラメータは、画像入力装置101及び画像処理装置102において更に変更を加えることが可能である。
図5は、画像処理装置102において現像パラメータを含む各パラメータの設定をユーザーから受け付ける場合に、表示部304に表示されるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の一例を示した図である。ユーザーが画像処理装置102の操作部314を操作すると、図5に示すようなGUI500が表示部304に表示され現像パラメータを含む各パラメータを変更することができる。
GUI500に表示される内容は、画像入力装置101における図4の表示400とほぼ同様であるが、現像、圧縮されて「JPEG方式」で生成される画像データに対して、検証データを生成するかどうかのパラメータとして、検証データ生成501を設定することが可能となっている。
検証データの生成501が「入」に設定される場合、図5のGUI500に対応する設定内容に応じて、RAW画像データが現像処理部301において現像処理され、圧縮処理部313においてJPEG画像データへ変換される。その際に、検証データ生成部302において検証データが生成され、ヘッダ情報として画像データに付加される。この場合の検証データは、符号化データとしてのJPEG画像データのハッシュ値(ダイジェストデータ)を生成し、ダイジェストデータを画像処理装置102内で保持している秘密鍵Kで演算処理することにより生成される。ハッシュ関数Hとしては、上記検証データ生成部203について記載したのと同様である。
検証データが付されたJPEG画像データは、一旦メモリ部307に格納され、その後メモリーカードインターフェース309を介して、着脱可能なメモリーカード312に書き込まれる。また、JPEG画像データはシリアルインターフェース308を介して、シリアルバス311へも出力でき、ネットワークでの画像データの配布も容易に行うことができる。
一方、図5に対応するGUI500において検証データの生成501の設定が「切」となってるときは、図5の画面500に対応する設定内容に応じて、RAW画像データが現像処理部301において現像処理され、圧縮処理部313においてJPEG画像データへ変換されるが、検証データ生成部302において検証データは生成されない。
次に、画像処理装置102において画像再生を行う場合の処理を、図6を参照して説明する。図6は画像再生処理の一例を示すフローチャートである。
図6のフローチャートにおいて、ステップS601において操作部314を介してユーザーから再生指示を受け付ける。ステップS602では、メモリーカードI/F309を介して、メモリーカード312から画像データが読み出され、一旦メモリ部307に格納される。ステップS603では、表示部304において再生表示が行われる。このとき画像とともに「記録方式」が「RAW方式」か「JPEG方式」かが併せて表示される。「RAW方式」で生成された画像であれば、さらに現像処理、圧縮処理を施すことにより「JPEG方式」により画像生成が可能となる。
ステップS604では、表示されている画像データをJPEG方式により生成(JPEG記録)するかどうかの指示を受け付ける。ユーザーからJPEG記録を行う指示を受け付けた場合はステップS606へ移行する。一方、ユーザーからJPEG記録を行う指示を受け付けない場合には、ステップS605へ進み画像再生動作を続ける。ここでJPEG記録を行う指示を受け付けない場合には、表示部304に表示されている画像が既にJPEG記録されている画像データであった場合と、RAW記録されているがユーザーがJPEG記録を希望しなかった場合とが含まれる。
ステップS606では、図5に対応するパラメータ設定画面を表示させ、ユーザーがJPEG記録を行うに際してパラメータ変更を希望する場合に、設定内容の変更を受け付ける。ユーザーからのパラメータ変更を受け付けた後、[A]に移行して、図7を参照して説明するJPEG記録動作を実行する。
ステップS605では、他の画像を再生するか、再生動作を終了するかの選択をユーザーから受け付ける。他の画像を続けて再生する指示を受け付けた場合にはステップS602へ戻って処理を継続する。一方、再生動作を終了する旨の指示を受け付けた場合には、再生処理を終了する。
次に、図6のステップS604において、JPEG記録を行う旨の指示をユーザーから受け付けた場合に、画像処理装置102において実行される処理を、図7を参照して説明する。図7は、画像処理装置102でJPEG記録動作を行う場合の処理の一例に対応するフローチャートである。
まず、ステップS701において、プログラム記憶部305に格納されている現像パラメータを読み出して、現像処理部301において現像処理を行う。このとき、ユーザーがステップS604においてJPEG記録指示を行った際に、現像パラメータの設定が変更された場合には、変更後の現像パラメータの内容に基づいて現像処理が行われる。
次に、ステップS702において、現像されたRAW画像データが図5に対応する設定画面で設定された圧縮率において、圧縮処理部313により圧縮処理され、JPEG画像データに変換される。
次に、ステップS703において、図5に対応する設定画面で設定されたパラメータにおいて検証データの生成501の内容を判定する。検証データの生成501が「入」に設定されていると判定された場合には、ステップS704へ移行する。一方、検証データの生成501が「切」に設定されていると判定された場合は、ステップS707へ移行して、検証データを生成せずにJPEG画像データをメモリーカード312へ書き込んでJPEG記録動作を終了し、図6のステップS605へ移行する。
ステップS704では、検証データ判定部306において、JPEG記録される以前のRAW画像データに検証データが予め付加されていたかどうかが判定される。もし、検証データが予め付加されていた場合には、ステップS705に移行する。一方、検証データが予め付加されていなかった場合には、ステップS705以降の検証データ生成の為のプロセスを経ずにステップS707へ移行して、生成されたJPEG画像データをメモリーカード312へ書き込んでJPEG記録動作を終了し、図6のステップS605へ移行する。
ステップS705では、JPEG記録される以前のRAW画像データに付加されていた検証データを用いてJPEG記録された画像データが改変されていないかを判定する。具体的には、検証データ生成ぶ302においてJPEG記録される以前のRAW画像データから検証データを生成し、新たに生成された検証データと、予め付加されていた検証データとを検証データ判定部306において比較する。比較の結果、両検証データが一致する場合には改変がなされていないと判定され、一方で両検証データが互いに一致しない場合には、データに対する改変が行われていると判定される。
なお、検証データはRAW画像データそのものについて生成され、現像パラメータの情報は検証データに含まれないので、画像入力装置101においてRAW画像データが生成された後、現像パラメータが変更された場合であっても、当該現像パラメータの変更により画像データそのものが改変されたと判定されることはない。
ステップS705において、画像データが改変されていないと判定された場合には、ステップS706へ移行し、JPEG画像データについて検証データが生成される。更にステップS707において、生成された検証データJPEG画像データに付加されてメモリカード312へ書き込まれる。一方、ステップS705において画像データが改変されたと判定された場合には、S707へ移行して、検証データを生成せずにJPEG画像データをメモリーカード312へ書き込んでJPEG記録動作を終了し、図6のステップS605へ移行する。
なお、本実施例では検証データに必要な秘密鍵Kを共有する方法として、あらかじめ画像入力装置101と画像処理装置102との両方で保持していることとする。もちろん、ほかの方法にて秘密鍵Kを共有してもよい。
以上説明したように、本実施例に対応する本発明では、検証データが付加された「RAW記録」ファイルに対して、ユーザーが「JPEG記録」ファイルを生成する場合動作として、検証データ生成を行うモードと、検証データ生成を行わないモードの2つのモードを選択できる。よって、検証データの生成をユーザーが任意に設定することができる。
また、検証データ生成を行うモードを選択している場合でも、オリジナルの「RAW記録」ファイルが改変されているときは検証データが生成されず、オリジナルの画像データが改変されていない時のみ検証データが生成される。よって、元のRAW画像データに対して改変が加えられたデータからJPEG画像データが生成されたのかどうかを確認すること可能となる。また、改変が加えられない画像データからJPEG画像データが生成された場合には、JPEG画像データにも検証データが付加されるので、その画像データのオリジナル性を保証することが可能となる。
[その他の実施例]
本発明の構成は、上述の実施例での具体的な記述に限定されるものではなく、画像処理装置の仕様や想定ユーザー層などによって、様々な実施例が考えられることはいうまでもない。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施例における画像処理システムの一構成例を示す図である。 本発明の実施例における画像入力装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施例における画像処理装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施例における画像入力装置101におけるパラメータ設定のためのGUIの一例を示す図である。 本発明の実施例における画像処理装置102におけるパラメータ設定のためのGUIの一例を示す図である。 本発明の実施例における画像処理装置102における再生動作時の処理の一例に対応するフローチャートである。 本発明の実施例における画像処理装置102におけるJPEG記録動作の処理の一例に対応するフローチャートである。
符号の説明
101 画像入力装置
102 画像処理装置
201 撮像部
202 現像処理部
203 検証データ生成部
204 制御部
205 表示部
206 プログラム記憶部
207 操作部
208 メモリ部
209 シリアルインターフェース
210 メモリーカードインターフェース
211 データバス
212 シリアルバス
213 メモリーカード
214 圧縮処理部
301 現像処理部
302 検証データ生成部
303 制御部
304 表示部
305 プログラム記憶部
306 検証データ判定部
307 メモリ部
308 シリアルインターフェース
309 メモリーカードインターフェース
310 データバス
311 シリアルバス
312 メモリーカード
313 圧縮処理部
314 操作部

Claims (12)

  1. 第1の画像データと前記第1の画像データが改変されているかどうかを検証するための第1の検証データとを取得する手段と、
    前記第1の画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、
    前記画像処理手段によって処理された第1の画像データを、前記第1の画像データとは異なる形式の第2の画像データに変換する変換手段と、
    前記第1の検証データを用いて前記第1の画像データが改変されているかどうかを判定する判定手段と、
    前記第2の画像データが改変されているかどうかを検証するための第2の検証データを生成する生成手段と、
    前記第2の画像データを記録媒体に記録する手段であって、前記判定手段により前記第1の画像データが改変されていないと判定された場合に前記第2の画像データと共に前記第2の検証データを記録し、前記第1の画像データが改変されていると判定された場合に前記第2の検証データを記録せずに前記第2の画像データを記録する記録手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2の検証データを生成して前記第2の画像データと共に記録するかどうかを設定するための手段を更に備え、
    前記記録手段は、前記第2の検証データを生成して記録することが設定されていても、前記第1の画像データが改変されていると判定された場合には前記第2の検証データを記録せずに前記第2の画像データを記録する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記取得された第1の画像データに対して前記第1の検証データが付加されている場合に前記第1の検証データを用いて前記第1の画像データが改変されているかどうかを判定し、
    前記記録手段は、前記第1の画像データに前記第1の検証データが付加されていない場合に、前記第2の検証データを記録せずに前記第2の画像データを記録する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の画像データは所定の圧縮方式で圧縮されており、
    前記変換手段は、前記画像処理手段によって処理された第1の画像データを、前記所定の圧縮方式とは異なる圧縮方式により圧縮することにより前記第2の画像データに変換する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の画像データを処理するための処理パラメータであって前記第1の画像データに付加された処理パラメータを変更する手段を備え、
    前記画像処理手段は、変更された前記処理パラメータに従って前記第1の画像データを処理する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. 第1の画像データと前記第1の画像データが改変されているかどうかを検証するための第1の検証データとを取得する工程と、
    前記第1の画像データに対して画像処理を施す画像処理工程と、
    前記画像処理工程において処理された第1の画像データを、前記第1の画像データとは異なる形式の第2の画像データに変換する変換工程と、
    前記第1の検証データを用いて前記第1の画像データが改変されているかどうかを判定する判定工程と、
    前記第2の画像データが改変されているかどうかを検証するための第2の検証データを生成する生成工程と、
    前記第2の画像データを記録媒体に記録する記録工程であって、前記判定工程において前記第1の画像データが改変されていないと判定された場合に前記第2の画像データと共に前記第2の検証データを記録し、前記第1の画像データが改変されていると判定された場合に前記第2の検証データを記録せずに前記第2の画像データを記録する記録工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記第2の検証データを生成して前記第2の画像データと共に記録するかどうかを設定するための設定工程を更に備え、
    前記記録工程では、前記第2の検証データを生成して記録することが設定されていても、前記第1の画像データが改変されていると判定された場合には前記第2の検証データは記録されずに前記第2の画像データが記録されることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 前記判定工程では、前記取得された第1の画像データに対して前記第1の検証データが付加されている場合に前記第1の検証データを用いて前記第1の画像データが改変されているかどうかが判定され、
    前記記録工程では、前記第1の画像データに前記第1の検証データが付加されていない場合に、前記第2の検証データは記録されずに前記第2の画像データが記録される
    ことを特徴とする請求項6または7記載の画像処理方法。
  9. 前記第1の画像データは所定の圧縮方式で圧縮されており、
    前記変換工程では、前記画像処理工程において処理された第1の画像データを、前記所定の圧縮方式とは異なる圧縮方式により圧縮することにより前記第2の画像データに変換する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項記載の画像処理方法。
  10. 前記第1の画像データを処理するための処理パラメータであって前記第1の画像データに付加された処理パラメータを変更する変更工程を更に備え、
    前記画像処理工程では、変更された前記処理パラメータに従って前記第1の画像データが処理される
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項記載の画像処理方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
  12. 請求項10に記載の画像処理プログラムを格納する、コンピュータで読みとり可能な記録媒体。
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