JP4534923B2 - Rawデータ現像装置、rawデータ現像方法およびプログラム - Google Patents

Rawデータ現像装置、rawデータ現像方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、RAWデータ現像装置、RAWデータ現像方法およびプログラムに関する。より詳細には、デジタルカメラ等の撮像デバイスにより生成されたRAWデータを、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で扱うことができる特定のファイルフォーマットに変換する処理を実行するRAWデータ現像装置、RAWデータ現像方法およびプログラムに関する。
電荷結合素子(CCD)あるいは相補型金属酸化物半導体素子(C−MOSセンサ)等の撮像素子を用いたデバイスには、撮像素子の出力信号を殆ど処理せずに記録したRAWデータを保存できるものがある。RAWデータは、デバイス毎に固有の仕様で保存されるので、汎用の画像処理装置ではRAWデータから直接に画像を表示し、あるいは編集することはできない。従って、RAWデータを画像ファイルとして取り扱うためには、汎用の画像ファイルフォーマットに変換する現像処理を実行する。また、何らかの圧縮処理により生成されている多くの形式の画像ファイルと比較すると、RAWデータはファイルサイズも大きい。
しかしながら一方で、RAWデータは、撮像素子の性能を最大限に活かして、広い色空間、ダイナミックレンジ等で画像を記録している。従って、色補正、画質調整等を行う場合には大きな調整代がとれ、画質劣化も少ない。従って、画像処理により所望の画質の画像ファイルを生成できるという利点がある。
下記特許文献には、互いに仕様の異なる種々のRAWデータを取り扱うことができる画像処理システムが開示されている。この文献には、画像処理システムに通信回線を接続して、各種RAWデータのそれぞれに適合させるための画像処理データを供給して、高品質な画像を自動的に出力することが記載されている。
特願2004−064434号公報
特にデジタルカメラの高性能化に伴い、RAWデータに対する現像処理において、表現手段として画質調整、色調整等の処理を積極的に実行し、所望の画質の画像ファイルを生成することが増えている。このような場合、得られる画像ファイルの画質は、現像処理における種々のパラメータに設定される調整値に大きく依存する。
また、画像ファイルに求められる画質は個別に異なるので、最適な調整値は一意に決定されない。換言すれば、各ユーザにとって、所望の画質が得られた現像処理において採用した調整値は、所望の画質を再現するための貴重なデータである。従って、現像処理を実行する多くの手段において、実行した現像処理で用いた調整値は保存できる。
一方、記録媒体等の大容量化に伴い、取り扱われるRAWデータのファイル数は増加する一方である。従って、現像処理を実行する手段には、複数のRAWデータを一括して現像処理する機能を有するものもある。しかしながら、一括処理の場合は、複数のRAWデータに対して共通の調整値を用いることが普通である。その理由は、個別に調整値を設定するのならば、一括処理による総処理時間の短縮効果が少ないからである。
上記のように、大量のRAWデータを取り扱うためには、共通の調整値を複数のRAWデータに適用して一括して現像処理を実行することが有利である。しかしながら、現像処理の対象にすでに現像処理を受けたことがあるRAWデータが含まれていた場合、そのRAWデータについて最良の画質が得られないばかりではなく、以前に最良の画質を実現できた調整値が共通の調整値により上書きされてしまう。このため、個別に所望の画質を得るために有利であるというRAWデータの利点が失われてしまう。
上記課題を解決する目的で、本発明の第1の形態として、画像を離散化して撮影する撮像素子の出力信号を記録したRAWデータを、少なくともひとつのパラメータの値を調整値として参照しつつ、特定のファイル形式の画像ファイルに変換する現像処理を実行する現像処理実行部と、調整値として外部から入力される入力調整値を受け付ける調整値受付部と、現像処理の対象である対象RAWデータとして指定されたRAWデータに対して、既に実行された現像処理において参照された調整値が既存調整値として関連付けてられていた場合に、現像処理実行部が調整値として入力調整値および既存調整値のいずれを参照するかを選択する選択操作を外部から受け付ける画面を表示する選択要求部とを備えるRAWデータ現像装置が提供される。これにより、すでに用いられたことがある調整値を入力調整値で不用意に上書きすることが防止される。また、不用意な上書きが防止されるので、一括処理の利点も安全に利用できる。
また、ひとつの実施形態によると、上記RAWデータ現像装置において、対象RAWデータとなり得るRAWデータを複数格納するRAWデータ格納部と、既に実行された現像処理の対象となったRAWデータに関連付けて既存調整値を格納する既存調整値格納部とを更に備える。これにより、RAWデータ現像装置にRAWデータを蓄積して、RAWデータの再利用に供することができる。また、同じ装置内に現像処理の対象となるRAWデータが保存されているので、処理も迅速になる。また、RAWデータ現像装置にRAWデータを蓄積して、現像処理により所望の画質を再現するために活用できる。
また、他の実施形態によると、上記RAWデータ現像装置において、対象RAWデータとして複数のRAWデータが指定され、調整値受付部に複数の対象RAWデータについて共通に参照される入力調整値が入力され、且つ、現像処理実行部において複数の対象RAWデータに対して一括して現像処理が実行される場合に、関連付けられた既存調整値が存在する対象RAWデータに関して選択要求部が選択操作を受け付ける画面を表示する。これにより、複数のRAWデータに対して入力調整値を指定して一括して現像処理を実行する場合、実績のある調整値を、一括処理のための共通調整値で不用意に上書きすることが防止される。
また、他の実施形態によると、上記RAWデータ現像装置において、選択要求部は、対象RAWデータのうち、同じパラメータに関する既存調整値に関連付けられた複数の対象RAWデータに関して、一括して選択操作を要求する画面を表示する。これにより、多数のRAWデータを同時に取り扱う場合に、同じパラメータに関連した調整が行われたことのあるRAWデータに対しては、選択要求を一括して発生して総処理時間を短縮できる。
また、他の実施形態によると、上記RAWデータ現像装置において、現像処理実行部は、選択操作の画面に基づいた選択操作において選択された入力調整値または既存調整値を参照して、現像処理を実行する。これにより、現像処理を受けたことのあるRAWデータに対しては、個別の調整値による現像処理が実行されるので、所望の画質の画像ファイルが生成される。
更に、他の実施形態によると、上記RAWデータ現像装置において、選択要求部は、対象RAWデータに関連付けられた既存調整値が存在しなかった場合に、選択操作の画面を表示しない。これにより、不要な選択操作のために選択要求を発生して処理時間が増加することを防止できる。
また、本発明の第2の形態として、画像を離散化して撮影する撮像素子の出力信号を記録したRAWデータを、少なくともひとつのパラメータの値を調整値として参照しつつ、特定のファイル形式の画像ファイルに変換する方法であって、調整値として外部から入力される入力調整値を受け付ける手順と、現像処理の対象である対象RAWデータとして指定されたRAWデータに対して、既に実行された現像処理において参照された調整値が既存調整値として関連付けてられていた場合に、現像処理実行部が調整値として入力調整値および既存調整値のいずれを参照するかを選択する選択操作を外部から受け付ける画面を表示する手順とを含むRAWデータ現像方法が提供される。これにより、これにより、ハードウェア資源の如何にかかわらず、容易且つ確実な画像補正ができる。
また更に、本発明の第3の形態として、画像を離散化して撮影する撮像素子の出力信号を記録したRAWデータを、少なくともひとつのパラメータの値を調整値として参照しつつ、特定のファイル形式の画像ファイルに変換するRAWデータ現像プログラムであって、調整値として外部から入力される入力調整値を受け付けるステップと、現像処理の対象である対象RAWデータとして指定されたRAWデータに対して、既に実行された現像処理において参照された調整値が既存調整値として関連付けてられていた場合に、現像処理実行部が調整値として入力調整値および既存調整値のいずれを参照するかを選択する選択操作を外部から受け付ける画面を表示するステップとを含むRAWデータ現像プログラムが提供される。これにより、これにより、専用機はもとより、汎用情報処理装置等を用いても、容易且つ確実な画像補正ができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。ただし、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、RAWデータ現像装置10のひとつの形態を示す図である。同図に示すように、このRAWデータ現像装置10は、データ処理を実行する情報処理装置200と、それに接続された複数の入出力装置を用いて形成されている。この実施形態では、入力装置として、スキャナ110、デジタルカメラ120、マウス130およびキーボード140が接続されている。また、出力装置としては、ディスプレイ150およびプリンタ170が接続されている。なお、デジタルカメラ120は、情報処理装置200にRAWデータを転送するときに一時的に接続され、撮影するときには接続を断って単独で使用される。
また、情報処理装置200は、ディスクドライブ160を備えている。このディスクドライブ160に装入された記録媒体162(図1には不図示)から、情報処理装置200の動作を制御するプログラムを読み込んで、RAWデータ現像装置10として動作させることができる。また、記録媒体162上から、プログラムを情報処理装置200にインストールすることもできる。更に、ディスクドライブ160に装入された記録媒体162から、処理の対象となるRAWデータを読み込むこともできる。なお、プログラムおよびRAWデータの読み込みは、ディスクドライブ160だけではなく、通信回線等の他の媒体を経由してもできることはもちろんである。
図2は、図1に示したRAWデータ現像装置10における情報処理装置200の内部構造20を模式的に示す図である。なお、図1と共通の構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
同図に示すように、この情報処理装置200内には、調整値受付部210が形成されている。調整値受付部210は、マウス130、キーボード140等の入力装置を介して外部から入力された調整値を、新規な入力調整値として保持する。
また、この情報処理装置200内には、現像処理の対象となり得るRAWデータを格納するRAWデータ格納部220が形成されている。RAWデータ格納部220は複数のRAWデータを格納しているが、マウス130、キーボード140等を介して外部から指定されたRAWデータを、後述する現像処理実行部250に「対象RAWデータ」として提供する。なお、この実施形態では、RAWデータ格納部220が情報処理装置200の内部に形成されているが、例えば、情報処理装置200に接続されたデジタルカメラ120の記憶領域をRAWデータ格納部220として使用することもできる。
更に、この情報処理装置200内には、既存調整値格納部230が形成されている。既存調整値格納部230は、既に実行された現像処理において参照された調整値を既存格納値として格納している。また、格納された既存調整値は、現像処理にあたってその調整値が用いられたRAWデータに関連付けて格納されている。従って、すでに現像処理を実行されたことがあるRAWデータが再び現像処理の対象になった場合には、そのRAWデータに係る既存調整値を検索して、再び現像処理に利用することもできる。
また更に、情報処理装置200内に形成された選択要求部240は、上記調整値受付部210および既存調整値格納部230の出力を共に受ける。また、入力調整値または既存調整値のいずれか一方を、調整値転送部242を介して、現像処理実行部250に択一的に参照させる。
現像処理実行部250は、選択要求部240を介して獲得した調整値を参照しつつ、RAWデータ格納部220から獲得したRAWデータに対して現像処理を実行する。ここで実行される「現像処理」とは、RAWデータを汎用の画像ファイルフォーマット、例えばTIFF形式、GIF形式、JPEG形式等の特定のファイル形式の画像ファイルに変換する処理を含んでいる。また、ここでいう現像処理は、画質、色合い、ノイズ低減、コントラスト調整等の画質調整処理を同時に実行し、RAWデータから得られる画像ファイルを所望の画質とする処理も含んでいる。
図3は、図1および図2に示したRAWデータ現像装置10を用いてRAWデータの現像処理を実行するときに、現像処理の対象となるRAWデータを指定させる操作を行うために表示される画面表示30を示す図である。同図に示すように、この画面表示30には、複数の表示領域を統合したウインドウ300が含まれる。
ウインドウ300の最上段には、タイトルバー310が形成されている。タイトルバー310には、このウインドウ300におけるユーザの作業が、現像処理に供する「RAWデータの指定」であることを示すタイトル312が表示されている。また、タイトルバー310の右端には、このウインドウ300を閉じるためのクローズボタン314も表示されている。
ウインドウ300の次段には、操作パネル320が形成されている。操作パネル320には、RAWデータ格納部220に格納された複数のRAWデータから現像処理の対象となる対象RAWデータを指定するときに必要なディレクトリ操作等のコマンドを視覚化した操作ボタンが配置されている。即ち、上位階層に移動するための上位ディレクトリ移動ボタン324、ディレクトリ間の移動履歴を戻りあるいは進むためのディレクトリ移動ボタン326、直前の操作を取り消す操作取消ボタン328、選択した対象物を破棄する破棄ボタン329等がそれである。また、後述するRAWデータの選択に使用する選択ボタン322および現像処理において参照する調整値を設定するための調整値設定ボタン323も配置されている。マウス130等を操作してこれらのボタンを押すことにより、それぞれの機能に対応したコマンドが実行される。
ウインドウ300の次段は、リストパネル330およびサムネイルパネル340の2つの領域に分割されている。左側のリストパネル330には、RAWデータ格納部220に格納されているRAWデータのファイル名が列挙されたファイル名リスト334が表示されている。表示されたファイル名は、マウス130、キーボード140等の入力装置を介して個別に指定することができ、指定されたファイル名はフレーム336等により視覚的に強調表示される。なお、リストパネル330はスクロールバー338を備え、リストパネル330の高さに収まり切らない多数のファイル名を表示できる。
一方、右側のサムネイルパネル340には、リストパネル330において強調表示されているRAWデータのファイル名342、サムネイル画像344、関連データリスト346が表示されている。この関連データリスト346もスクロールバー348を備えており、関連データリスト346の高さに収まり切らない多数の関連データを表示できる。これにより、ユーザは、自身が指定しようとしているファイルの内容を、ファイル名以外の手がかりからも確認できる。
なお、ここでいう関連データとは、強調表示したRAWデータに関する種々のデータであり、その内容は、RAWデータが生成された日付、データを生成した機器の種類、データサイズ等である。ただし、この種の関連データの有無、項目、サムネイル画像等がRAWデータに付帯しているかどうかはRAWデータ個々の規格に依存するので表示されるとは限らない。
ウインドウ300の最下段には、ヘルプボタン352、実行ボタン354、取消ボタン356を含む実行パネル350が配置されている。実行ボタン354が押されたときには、この画面表示30における操作を終了して、後述する次の段階の操作に移行する。なお、実行ボタン354には、自身が押されたときに生じる動作を示すために「指定終了」と表示されている。また、ヘルプボタン352および取消ボタン356は、それぞれヘルプファイル参照および処理終了のための汎用ボタンであり、RAWデータの現像処理には直接関係は無い。
上記のようなウインドウ300において、リストパネル330においていずれかのファイル名が強調表示された状態で操作パネル320の選択ボタン322が押されると、そのファイル名の左側にはチェックマーク332が表示され、そのファイル名に係るRAWデータが現像処理の対象として指定されたことが示される。また、ひとつのファイル名にチェックを付けた後に、更に他のファイル名を強調表示して選択ボタン322を押すことにより、複数のRAWデータを指定できる。
また、リストパネル330においていずれかのファイル名が強調表示された状態で、操作パネル320の調整値設定ボタン323が押されると、そのファイル名に係るRAWデータを現像処理するときに参照される調整値を、個別に設定することができる。これにより、指定された複数のRAWデータに対して、個別に調整値を設定することができる。
図4は、調整値設定ボタン323が押されたときに表示される画面表示40を示す図である。同図に示すように、この画面表示40も、複数の表示領域を統合したウインドウ400として表示される。
ウインドウ400の最上段には、タイトルバー410が形成されている。タイトルバー410には、このウインドウ400におけるユーザの作業が、現像処理を実行するときに参照される調整値を設定する「調整値の設定」であることを示すタイトル412が表示されている。また、右端には、このウインドウ400を閉じるためのクローズボタン414も表示されている。更に、最下段には、ヘルプボタン452、実行ボタン454、455および取消ボタン456を含む実行パネル450が配置されている。ヘルプボタン352および取消ボタン356が現像処理に直接には関係無いことは、ウインドウ300の場合と同様である。
ウインドウ400の中段は調整項目選択パネル420、調整値設定パネル430およびプレビューパネル440の3つの領域に分割されている。調整項目選択パネル420は、このRAWデータ現像装置10において調整できる調整項目が列挙されており、任意の項目をマウス130等により選択することができる。選択された項目はフレーム426により強調表示される。また、調整項目選択パネル420の左側には、調整項目の階層関係を示す階層表示422も表示されている。
調整項目選択パネル420においていずれかの調整項目が選択されて強調表示されると、選択された調整項目の調整値を変更するためのオブジェクトが、調整値設定パネル430に表示される。図4に示した例では、調整項目選択パネル420において「フィルム選択」という調整項目が選択され、調整値設定パネル430には、そのときに選択されている調整項目表示432の名称と、その調整項目において調整値434がとり得る値が列挙されている。図4に示した例では、撮影時設定という選択項目の左側のラジオボタンに被選択表示436が示され、調整値として「撮影時設定」が選択されていることが判る。なお、調整値設定パネル430には、上記のような選択肢の一覧表示の他、文字入力用のフィールド、値を連続的に変化させることができるスライダ、トーンカーブ等の変形できる図形など、それぞれの調整項目に適したオブジェクトが表示される。
プレビューパネル440には、調整値設定の対象となっているファイルのファイル名442、プレビュー画像444および設定されつつある調整値を列挙した調整値リスト446が表示されている。好ましくは、ここに表示されたプレビュー画像444が、入力した設定値の変化に応じて変化すればユーザの調整を容易にできる。
以上のようなオブジェクトを含むウインドウ400において、調整項目選択パネル420において調整項目を選択しては調整値設定パネル430においてその値を決定するという操作を繰り返すことにより、所望の調整項目に対して所望の値を設定できる。こうして設定された調整値は、調整値リスト446にリスト表示される。必要な項目の調整値の設定が終了したときは、実行パネル450の実行ボタン454、455のいずれかが押される。
このウインドウ400は、2つの実行ボタン454、455を備えている。一方の実行ボタン454は、「設定終了」と表記されている通り、このウインドウ400で入力された調整値を調整値受付部210に設定した後、再びRAWデータを指定するウインドウ300に戻る機能を有する。他方の実行ボタン455は「現像開始」と表記され、ウインドウ300に戻ることなく現像処理に移行する機能を有する。これらのいずれかの実行ボタン454、455が押されるとウインドウ400は閉じる。
ここで、「現像開始」の実行ボタン455が押されたときに、調整値を設定する対象となったRAWデータがすでに現像されたことがあるものであった場合、調整値受付部210に保持された入力調整値と、既存調整値格納部230に格納された既存調整値との2つの調整値が存在することになる。そこで、選択要求部240は、いずれの調整値を参照して現像処理を実行するかをたずねる選択要求を発生する。
図5は、このような場合に、選択要求としてディスプレイに表示される画面表示50を示す図である。同図に示すように、この画面表示50は、いずれかの選択肢が選択されない限り処理が継続されないモーダルダイアログとして表示されるウインドウ500を含んでいる。
このウインドウ500は、その最上段に、タイトルバー510が形成されている。タイトルバー510には、ユーザに対して確認を促す旨のタイトル512が表示されている。また、右端にはクローズボタン514も配置されているが、これは、取消ボタン556と実質的に同じ機能を有する。更に、最下段には、ヘルプボタン552、実行ボタン554および取消ボタン556がそれぞれ配置されている。
このウインドウ500の中程には、選択すべき事項を説明する選択事項表示522と、選択し得る選択肢を表示する選択項目表示524とが配置されている。選択項目表示524の中から所望の処理を選択すると、実行ボタン554を押すことができるようになり、選択された選択項目に記載された処理が実行される。即ち、選択要求部240は、既存調整値格納部230に格納されていた既存調整値か、調整値受付部210に保持されている入力調整値かのいずれか一方を、調整値転送部242を介して現像処理実行部250に提供する。
図中では、上側の選択項目が選ばれていることが、選択項目の左に配置されたラジオボタン中の被選択表示526により強調表示されている。この状態で、実行ボタンを押すと、「既存の調整値を用いる」処理が続行される。従って、選択要求部240は、既存調整値格納部230に格納されていた既存調整値を、調整値転送部242を介して現像処理実行部250に調整値として提供する。こうして、現像処理実行部250は、指定されたRAWデータを現像処理することができる。なお、図4に示したウインドウ400において「設定終了」が表記された実行ボタン455が押された場合は、図3に示した画面表示30に戻って、他のRAWデータを追加指定できる。
また、図3に示したRAWデータの指定操作において、複数のファイル名が選択された状態で調整値設定ボタン323が押されたときは、やはり調整値の設定のためのウインドウ400が表示される。この場合、ウインドウ400において設定される調整値は、選択されたRAWデータに対して一括して適用されるものとなる。なお、複数のRAWデータに対して一括して調整値を設定する場合、プレビューパネル440に表示されるプレビュー画像444は、どれかひとつの画像に対するものか、あるいは、予めRAWデータ現像装置10に用意されている汎用のサンプル画像を用いることができる。
また、この場合も、ウインドウ400の実行ボタン454、455を押すことにより次の処理に進む。また、このときに、指定されたRAWデータの中に、すでに現像処理されたことがあり、既存調整値格納部230に格納された既存調整値に関連付けられたRAWデータが含まれていた場合、選択要求部240は、選択要求を発生する。
図6は、上記のような場合に選択要求としてディスプレイに表示される画面表示60を示す図である。同図に示すように、この画面表示60も、いずれかの選択肢が選択されない限り、処理が継続されないモーダルダイアログとして表示されるウインドウ600を含んでいる。また、選択項目表示624には、新たに、既存の調整値に関連付けられていたRAWデータを現像処理の対象から除くという項目が付加されている。これにより、複数のRAWデータを指定したときに、一部のRAWデータが既存調整値に関連付けられていた場合に対応することができる。なお、このダイアログにおけるヘルプボタン652、実行ボタン654および取消ボタン656の各機能は、図5に示したヘルプボタン552、実行ボタン554および取消ボタン556の各機能と同じなので、説明は省略する。
更に、上記のように複数のRAWデータを一括して処理する習慣がある場合、指定された既存調整値に関連付けられたRAWデータが複数含まれ、更に、それら既存調整値に関連付けられたRAWデータの中に共通の既存調整値を参照して現像処理されたグループが含まれている場合がある。そこで、このような場合、同じグループに属するRAWデータに対しては、選択要求に対する対応も一括して行うことが好ましい。
図7は、そのような場合に選択要求部240が発生する選択要求としてディスプレイに表示される画面表示70を示す図である。なお図5または図6と共通する構成および表示については対応する参照番号を付して、説明を省略する。この画面表示70も、いずれかの選択肢が選択されない限り、処理が継続されないモーダルダイアログとして表示されるウインドウ700を含んでいる。
図7に示すように、このウインドウ700に選択肢として表示される選択項目表示724は、図6に示した選択項目表示624と共通している。しかしながら、このウインドウ700には、共通の既存調整値によって現像されたことがあるRAWデータのグループに属するファイル名リスト738と、そのファイル名リスト738に含まれるRAWデータが関係付けられている既存の調整値を示す調整値リスト734とが併せて表示されている。なお、ファイル名リスト738および調整値リスト734の左側には、リストの内容表示732、736がそれぞれ表示されている。
ウインドウ700において上記のような表示をすることにより、ユーザは共通の既存調整値に関連付けられたRAWデータのグループに対して一括して処理方法を選択することができる。従って、既存調整値を有効利用できるだけではなく、すでに実行された一括処理の対象を再び一括して処理できるので、RAWデータの現像処理に係る総作業時間を短縮することができる。
なお、図3に示したウインドウ300において指定されたRAWデータに、既存調整値に関連付けられたものがひとつも含まれていなかった場合、選択要求は発生せず、図5、図6および図7に示したウインドウ500、600、700も表示されない。従って、無駄な選択要求が生じることはない。
以上詳細に説明したように、このRAWデータ現像装置10は、過去に現像処理されたことのあるRAWデータに対しては、以前の調整値を用いて現像処理することを選択できる。従って、以前に所望の画質を得た実績のある調整値を、新規に入力した調整値で不用意に上書きしてしまうことがない。また、選択要求に従って、既存の調整値を選択すれば、ユーザ毎に、あるいは、用途毎に所望した最良の画質を容易に得ることができる。
更に、既存の調整値が存在するRAWデータに対しては選択要求を発生するので、大量のRAWデータを取り扱う場合に、躊躇なく一括処理を利用することができる。従って、現像処理の総作業時間を短縮できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。更に、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
実施形態に係るRAWデータ現像装置10の構造を模式的に示す。 RAWデータ現像装置10の内部構造20を模式的に示す。 RAWデータ現像装置10におけるRAWデータ選択操作の画面表示30を示す。 RAWデータ現像装置10における調整値設定操作の画面表示40を示す。 選択要求部240が発生する選択要求の画面表示50を示す。 選択要求部240が発生する選択要求の他の画面表示60を示す。 選択要求部240が発生する選択要求の他の画面表示70を示す。
符号の説明
10 RAWデータ現像装置、20 内部構造、30、40、50、60、70 画面表示、110 スキャナ、120 デジタルカメラ、130 マウス、140 キーボード、150 ディスプレイ、160 ディスクドライブ、162 記録媒体、170 プリンタ、200 情報処理装置、210 調整値受付部、220 RAWデータ格納部、230 既存調整値格納部、240 選択要求部、242 調整値転送部、250 現像処理実行部、300、400、500、600、700 ウインドウ、310、410、510、610、710 タイトルバー、312、412、512、612、712 タイトル、314、414、514、614、714 クローズボタン、320 操作パネル、322 選択ボタン、324 上位ディレクトリ移動ボタン、326 ディレクトリ移動ボタン、328 操作取消ボタン、329 破棄ボタン、330 リストパネル、332 チェックマーク、334、738 ファイル名リスト、336、426 フレーム、338、348、448、733 スクロールバー、340 サムネイルパネル、342、442 ファイル名、344 サムネイル画像、346 関連データリスト、350、450 実行パネル、352、452、552、652 ヘルプボタン、354、454、455、554、654 実行ボタン、356、456、556、656 取消ボタン、420 調整項目選択パネル、422 階層表示、430 調整値設定パネル、432 調整項目表示、434 調整値、440 プレビューパネル、444 プレビュー画像、446、734 調整値リスト、520、620、720 選択パネル、522、622、722 選択事項表示、524、624、724 選択項目表示、732、736 内容表示

Claims (8)

  1. 画像を離散化して撮影する撮像素子の出力信号を記録したRAWデータを、少なくともひとつのパラメータの値を調整値として参照しつつ、特定のファイル形式の画像ファイルに変換する現像処理を実行する現像処理実行部と、
    前記調整値として外部から入力される入力調整値を受け付ける調整値受付部と、
    既に現像処理が実行されたことがあるRAWデータを前記現像処理の対象である対象RAWデータとして指定された場合に、前記対象RAWデータが既に実行された前記現像処理において参照された前記調整値であって前記対象RAWデータに関連づけられている既存調整値と前記入力調整値とのいずれを前記現像処理実行部が前記調整値として参照するかを選択する選択操作を外部から受け付ける画面を表示する選択要求部と
    を備えるRAWデータ現像装置。
  2. 前記対象RAWデータとなり得る前記RAWデータを複数格納するRAWデータ格納部と、前記RAWデータに関連付けて該RAWデータが既に実行された前記現像処理において参照された前記既存調整値を格納する既存調整値格納部とを更に備える請求項1に記載のRAWデータ現像装置。
  3. 前記対象RAWデータとして複数の前記RAWデータが指定され、前記調整値受付部に複数の前記対象RAWデータについて共通に参照される前記入力調整値が入力され、且つ、前記現像処理実行部において複数の対象RAWデータに対して一括して前記現像処理が
    実行される場合に、関連付けられた前記既存調整値が存在する前記対象RAWデータに関して前記選択要求部が前記選択操作を受け付ける画面を表示する請求項1または請求項2に記載のRAWデータ現像装置。
  4. 前記選択要求部は、前記対象RAWデータのうち、同じパラメータに関する前記既存調整値に関連付けられた複数の前記対象RAWデータに関して、一括して前記選択操作を要求する画面を表示する請求項3に記載のRAWデータ現像装置。
  5. 前記現像処理実行部は、前記画面に基づいた前記選択操作において選択された前記入力調整値または前記既存調整値を参照して、前記現像処理を実行する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のRAWデータ現像装置。
  6. 前記選択要求部は、前記対象RAWデータに関連付けられた前記既存調整値が存在しなかった場合に、前記画面を表示しない請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のRAWデータ現像装置。
  7. 画像を離散化して撮影する撮像素子の出力信号を記録したRAWデータを、少なくともひとつのパラメータの値を調整値として参照しつつ、特定のファイル形式の画像ファイルに変換する方法であって、
    前記調整値として外部から入力される入力調整値を受け付ける手順と、
    既に現像処理が実行されたことがあるRAWデータを現像処理の対象である対象RAWデータとして指定された場合に、前記対象RAWデータが既に実行された現像処理において参照された前記調整値であって前記対象RAWデータに関連づけられている既存調整値前記入力調整値のいずれを前記調整値として参照して前記現像処理を実行するかを選択する選択操作を外部から受け付ける画面を表示する手順と
    を含むRAWデータ現像方法。
  8. 画像を離散化して撮影する撮像素子の出力信号を記録したRAWデータを、少なくともひとつのパラメータの値を調整値として参照しつつ、特定のファイル形式の画像ファイルに変換するRAWデータ現像プログラムであって、
    前記調整値として外部から入力される入力調整値を受け付けるステップと、
    既に現像処理が実行されたことがあるRAWデータを現像処理の対象である対象RAWデータとして指定された場合に、前記対象RAWデータ既に実行された現像処理において参照された前記調整値であって前記対象RAWデータに関連づけられている既存調整値前記入力調整値のいずれを前記調整値として参照して前記現像処理を実行するかを選択する選択操作を外部から受け付ける画面を表示するステップと
    を含むRAWデータ現像プログラム。
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