JP2013121006A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】組画像の代表画像に対する処理と、該代表画像以外の他の画像群に対する処理とを簡単に行わせること。
【解決手段】画像処理装置100は、複数画像の画像群で構成される組画像を読出す読出し部103と、組画像の代表画像に対する処理を受け付ける第1処理受け付け部101と、組画像における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける第2処理受け付け部101と、第1処理受け付け部101で受け付けた処理を代表画像に行う、または第2処理受け付け部101で受け付けた処理を他の画像群にまとめて行う処理実行部103と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】画像処理装置100は、複数画像の画像群で構成される組画像を読出す読出し部103と、組画像の代表画像に対する処理を受け付ける第1処理受け付け部101と、組画像における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける第2処理受け付け部101と、第1処理受け付け部101で受け付けた処理を代表画像に行う、または第2処理受け付け部101で受け付けた処理を他の画像群にまとめて行う処理実行部103と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理プログラムに関する。
グループ化された画像群の画像を一覧表示させて、該グループ内の画像から印刷対象を選択する操作を受け付ける技術が知られている(特許文献1参照)。
従来技術では、グループを代表する代表画像であるか該代表画像以外の他の画像であるかにかかわらず、画像単位で個別に選択操作を受け付ける。このため、選択操作が面倒という問題があった。
本発明による画像処理装置は、複数画像の画像群で構成される組画像を読出す読出し部と、組画像の代表画像に対する処理を受け付ける第1処理受け付け部と、組画像における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける第2処理受け付け部と、第1処理受け付け部で受け付けた処理を代表画像に行う、または第2処理受け付け部で受け付けた処理を他の画像群にまとめて行う処理実行部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、組画像の代表画像に対する処理と、該代表画像以外の他の画像群に対する処理とを簡単に行わせることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態における画像表示装置の構成を例示するブロック図である。画像表示装置100は、たとえばPC(パーソナルコンピュータ)であって、操作部材101と、接続IF(インターフェース)102と、制御装置103と、HDD(ハードディスクドライブ)104と、モニタ105とを備えている。
操作部材101は、使用者によって操作される種々の装置、たとえばキーボードやマウスを含む。接続IF102は、デジタルカメラなどの外部装置を接続するためのインターフェースであって、たとえばデジタルカメラやビデオカメラと有線接続を行うためのUSBインターフェースや、無線接続を行うための無線LANモジュールなどが搭載される。本実施の形態では、この接続IF102を介してデジタルカメラから画像表示装置100へ画像ファイルを取り込む。モニタ105は、たとえば液晶モニタであって、制御装置103から出力される表示用データに基づく再生画像を表示する。
HDD104は、接続IF102を介して取り込まれた画像ファイルや、制御装置103で実行される種々のプログラム等を記録するための記録装置である。本実施の形態において接続IF102を介して取り込まれる画像ファイルは、当該画像を撮影したカメラによってあらかじめグループ化されたグループ画像群と、グループ化されていない個別画像とが混在しているものとする。
上記グループ画像群は、たとえば同時期に撮影した複数コマの画像で構成される。連写画像群や動画像を構成する複数コマの画像群である。そして、これらのグループ画像群は、カメラが各グループに含まれる画像の中から自動的に選んだ第1画像(Autobest画像と呼ぶ)を、そのグループの代表画像として定めている。グループ画像群は、それぞれがグループ用フォルダ内に格納される。すなわち、画像ファイルは、各グループごとにフォルダ分けされて、HDD104に記録されているものとする。一方、グループ化されていない画像は、上記グループ用フォルダと別の一般用フォルダに格納され、HDD104に記録されている。
制御装置103は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成される。なお、制御装置103を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置103が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
本実施の形態の制御装置103は、上述したようにHDD104に記録されている画像ファイルを使用者に提示するに当たって、グループ用フォルダ内に格納されているグループ画像群については代表画像をモニタ105に表示する。また、一般用フォルダ内に格納されている画像群については、各画像をそれぞれモニタ105に表示する。
−一覧表示画面−
図2は、モニタ105に表示された「一覧表示画面」を例示する図である。図2において、一般用フォルダ内に格納されている画像(一般の画像と呼ぶ)については、各画像の縮小画像21(たとえばサムネイル)をそれぞれ表示する。また、グループ用フォルダ内に格納されているグループ画像群であって、代表画像が使用者によって変更されている画像群については、変更後の代表画像(Userbest画像と呼ぶ)の縮小画像22およびアイコン23を表示する。代表画像の変更については後述する。さらに、グループ用フォルダ内に格納されているグループ画像群であって、代表画像がAutobest画像である画像群については、フォルダアイコン上に代表画像(Autobest画像)の縮小画像24、25(たとえばサムネイル)をそれぞれ表示する。
図2は、モニタ105に表示された「一覧表示画面」を例示する図である。図2において、一般用フォルダ内に格納されている画像(一般の画像と呼ぶ)については、各画像の縮小画像21(たとえばサムネイル)をそれぞれ表示する。また、グループ用フォルダ内に格納されているグループ画像群であって、代表画像が使用者によって変更されている画像群については、変更後の代表画像(Userbest画像と呼ぶ)の縮小画像22およびアイコン23を表示する。代表画像の変更については後述する。さらに、グループ用フォルダ内に格納されているグループ画像群であって、代表画像がAutobest画像である画像群については、フォルダアイコン上に代表画像(Autobest画像)の縮小画像24、25(たとえばサムネイル)をそれぞれ表示する。
本実施形態は、上述したグループ画像群に対する処理に特徴を有するので、以降の説明はこの点を中心に説明する。
−代表選択画面−
図2に例示する「一覧表示画面」において、グループ画像に対する「処理」ボタン26上にカーソル(不図示)が位置する状態で操作部材101の実行キー(不図示)が操作される(以降、ボタンが押されると表現する)と、制御装置103は、図2の画面に代えて図3に例示する「代表選択画面」をモニタ105に表示させる。
図2に例示する「一覧表示画面」において、グループ画像に対する「処理」ボタン26上にカーソル(不図示)が位置する状態で操作部材101の実行キー(不図示)が操作される(以降、ボタンが押されると表現する)と、制御装置103は、図2の画面に代えて図3に例示する「代表選択画面」をモニタ105に表示させる。
「代表選択画面」は、使用者が簡単に代表画像を選べる(変更できる)ようにモニタ105に表示する画面である。この「代表選択画面」では、図2において選択されていたフォルダアイコンに対応するグループ画像群のデータをモニタ105の画面上で比較しやすい形で表示する。
「代表選択画面」は、複数のフォルダアイコンを選択した場合にも表示される。これにより、フォルダアイコンを何回も選択する手間が省くことができる。図3において、たとえば画面の左側に代表画像31を表示する。画面の右側には、代表画像31を変更するための選択ウィンドウ40を表示する。選択ウィンドウ40の中には、代表画像以外の画像が表示される。このうち、選択ウィンドウ40の中央に、カメラがグループの中から選んだ第2画像32(Autobest画像の次にポイントが高い)を表示する。ここで、カメラがAutobest画像を選出する際に用いたポイント情報は、グループ画像群であることを示す情報とともにグループ画像群を管理する管理データベース(HDD104内)に登録されている。管理データベースに登録する情報は、デジタルカメラから画像表示装置100へ画像ファイルとともに取り込まれる。
選択ウィンドウ40の左端には、時系列上で第2画像32の1コマ前に撮影された画像33を表示する。選択ウィンドウ40の右端には、時系列上で第2画像32の1コマ後ろに撮影された画像34を表示する。このように、「代表選択画面」では左側に現時点での代表画像31を表示し、右側に代表画像31を他の画像に変更するための画像32〜34を表示する。
選択ウィンドウ40内の下部には、「Prev」ボタン35、「Next」ボタン37、および「Best」ボタン36をそれぞれ表示する。各ボタンの機能は以下の通りである。
「Prev」ボタン35は、選択ウィンドウ40の中央に現在表示している画像に代えて、該画像より前に撮影された画像を選択ウィンドウ40の中央に表示させる。
「Next」ボタン37は、選択ウィンドウ40の中央に現在表示している画像に代えて、該画像より後に撮影された画像を選択ウィンドウ40の中央に表示させる。
「Best」ボタン36は、選択ウィンドウ40の中央に現在表示している画像を代表画像に選ぶ。これに伴い、選択ウィンドウ40の中央に表示中の画像を画面左側へ移し、それまで画面左側に表示中の画像を画面右側の選択ウィンドウ40内へ移して表示させる。
「Prev」ボタン35は、選択ウィンドウ40の中央に現在表示している画像に代えて、該画像より前に撮影された画像を選択ウィンドウ40の中央に表示させる。
「Next」ボタン37は、選択ウィンドウ40の中央に現在表示している画像に代えて、該画像より後に撮影された画像を選択ウィンドウ40の中央に表示させる。
「Best」ボタン36は、選択ウィンドウ40の中央に現在表示している画像を代表画像に選ぶ。これに伴い、選択ウィンドウ40の中央に表示中の画像を画面左側へ移し、それまで画面左側に表示中の画像を画面右側の選択ウィンドウ40内へ移して表示させる。
「代表選択画面」の下部には、「Cancel」ボタン38、および「実行」ボタン39をそれぞれ表示する。各ボタンの機能は以下の通りである。
「Cancel」ボタン38は、代表画像の選択操作内容をキャンセルする。
「実行」ボタン39は、選択されている代表画像に基づいて、グループ画像群に対して個別処理を行なうための「個別処理画面」(図4)を図3の画面に代えてモニタ105に表示させる。なお、複数のフォルダアイコンが選択されている場合は、次のフォルダアイコンに対応するグループ画像群についての「代表選択画面」を表示させる。
「Cancel」ボタン38は、代表画像の選択操作内容をキャンセルする。
「実行」ボタン39は、選択されている代表画像に基づいて、グループ画像群に対して個別処理を行なうための「個別処理画面」(図4)を図3の画面に代えてモニタ105に表示させる。なお、複数のフォルダアイコンが選択されている場合は、次のフォルダアイコンに対応するグループ画像群についての「代表選択画面」を表示させる。
また、グループ用フォルダ内に格納されているグループ画像群であって、代表画像が使用者によって変更された場合の画像群についての「代表選択画面」では、画面左側にUserBest画像、画面右側の選択ウィンドウ40の中央にAutoBest画像が表示される。UserBest画像およびAutoBest画像が同じ画像を指している場合、画面右側の選択ウィンドウ40の中央には、一番最初に撮影された画像を表示させる。
−個別処理設定画面−
図3に例示する代表選択画面において、「実行」ボタン39が操作されると、制御装置103は、図3の画面に代えて図4に例示する「個別処理設定画面」をモニタ105に表示させる。「個別処理設定画面」は、使用者がグループ画像群に対する個別処理を簡単に指示できるように表示する画面である。
図3に例示する代表選択画面において、「実行」ボタン39が操作されると、制御装置103は、図3の画面に代えて図4に例示する「個別処理設定画面」をモニタ105に表示させる。「個別処理設定画面」は、使用者がグループ画像群に対する個別処理を簡単に指示できるように表示する画面である。
個別処理とは、グループ画像群に含まれる画像ファイルに対する処理を、代表画像と代表画像以外の他の画像とに分けて別々に行うことをいう。個別処理設定は、代表画像を選択する(変更する)前にしてもよいし、「実行」ボタン39が操作された後に設定できるようにしてもよい。「個別処理設定画面」で指定することができる処理項目を例示すると、次の通りである。
1.何もしない
2.画像にラベルを設定する
3.画像をフォルダへ移動する
4.画像のファイル名を変更する
5.画像を外部機器へ出力する(たとえば印刷、Mail、JPEG変換)
6.画像を削除する
1.何もしない
2.画像にラベルを設定する
3.画像をフォルダへ移動する
4.画像のファイル名を変更する
5.画像を外部機器へ出力する(たとえば印刷、Mail、JPEG変換)
6.画像を削除する
ボタン42の操作により、リストボックス41内に「代表画像に適用する処理」または「代表画像以外の他の画像に適用する処理」が選べるように構成されている。制御装置103は、リストボックス41内に指定された内容に応じて、処理対象の画像を切替える。また、制御装置103は、チェックボックス43〜46内がチェックされた処理項目について、上記処理対象の画像を対象に処理を行う。使用者は、1つの処理のみを行うようにチェック操作してもよいし、複数の処理を行うように複数チェックをしてもよい。
上記処理項目を順番に説明する。「何もしない」に対応するチェックボックス43がチェックされた場合の制御装置103は、画像に対して何も処理をしない。ただし、処理をしない対象が代表画像であるか、代表画像以外の他の画像であるかを示す情報を、上述した管理データベースに登録する。
「画像にラベルを設定する」に対応するチェックボックス44がチェックされた場合の制御装置103は、たとえば、代表画像であることを示すラベルまたはレーティングの設定を行う。ラベルまたはレーティング設定により、モニタ105に表示される画像が代表画像か否かを視覚的に明示することができる。
設定表示ボタン47が押された場合の制御装置103は、図5に例示するようにラベル入力用ウィンドウ53をモニタ105に表示させ、操作部材111からのラベル、またはレーティング入力操作を受け付ける。OKボタン54が押されると、受け付けたラベルまたはレーティング内容を確定させる。
「画像をフォルダへ移動する」に対応するチェックボックス45がチェックされた場合の制御装置103は、たとえば、「012345」という名称のフォルダを作成し、該フォルダへ代表画像を移動する。これにより、代表画像のみが存在するフォルダを作成することができる。また、「ごみ箱」という名称のフォルダを作成し、該フォルダへ画像を移動することにより、不要な画像をまとめておくこともできる。
設定表示ボタン48が押された場合の制御装置103は、図6に例示するように移動先フォルダ名入力用ウィンドウ55をモニタ105に表示させ、操作部材111からのフォルダ名称入力操作を受け付ける。OKボタン54が押されると、フォルダ名称を確定させる。Canselボタン56が押されると、フォルダ名称をキャンセルする。
「画像のファイル名を変更する」に対応するチェックボックス46がチェックされた場合の制御装置103は、たとえば、ファイル名「DSC_0001.JPG」を「B_DSC_0001.JPG」へ変更することで代表画像であることをファイル名に明示できる。また、たとえばファイル名「DSC_0001.JPG」を「R_DSC_0001.JPG」へ変更することで代表画像でないことをファイル名に明示できる。
設定表示ボタン49が押された場合の制御装置103は、図7に例示するようにファイル名入力用ウィンドウ57をモニタ105に表示させ、操作部材111からのファイル名称入力操作を受け付ける。OKボタン54が押されると、ファイル名称を確定させる。
「画像を外部機器へ出力する」に対応するチェックボックス(不図示)がチェックされた場合の制御装置103は、たとえば、外部プリンタで代表画像のみを印刷したり、代表画像以外の他の画像のみを印刷したりすることができる。また、代表画像には撮影情報を付して印刷し、代表画像以外の他の画像は縮小して印刷するようにしてもよい。
「画像を外部機器へ出力する」に対応する設定表示ボタン(不図示)が押された場合の制御装置103は、図8に例示するように出力先入力用ウィンドウ58をモニタ105に表示させ、操作部材111からの出力先入力操作を受け付ける。OKボタン54が押されると、出力先を確定させる。
「画像を削除する」に対応するチェックボックス(不図示)がチェックされた場合の制御装置103は、たとえば、リストボックス41内に指定された処理対象の画像を削除することができる。削除により、HDD104の使用済みディスク容量の削減をすることができる。
上述したように、制御装置103は、複数の処理を組み合わせて行うようにチェックボックスにおいて複数箇所のチェック操作を受け付ける。ただし、「画像を削除する」だけは、他の処理と組み合わせを禁じて受け付けない。
グループ画像群を構成する代表画像と、代表画像以外の他の画像とにそれぞれ行う複数の処理を例示する。図9は、処理内容を説明する図である。図9において、フォルダ名称が「GRP」であるグループ用フォルダに、ファイル名「1.JPG」、「2.JPG」、「3.JPG」、「4.JPG」、および「5.JPG」の画像が含まれる。このうち、ファイル名「1.JPG」の画像が代表画像である。制御装置103は、代表画像に対し、グループ用フォルダ「GRP」からフォルダ名称が「A」のフォルダへ移動させ、さらに、レーティング★を設定する。また、代表画像以外の他の画像に対し、グループ用フォルダ「GRP」からフォルダ名称「B」のフォルダへ移動させ、さらに、それぞれのファイル名に“R_”を付加する。
制御装置103は、実行する処理内容に応じてグループ画像群としての取り扱いを継続するか否かを切替える。制御装置103は、たとえば処理内容が「何もしない」、「画像にラベルを設定する」、および「画像を外部機器へ出力する」場合は、当該処理を実行後もグループ画像群としての取り扱いを継続する。
一方、制御装置103は、処理内容が「画像をフォルダへ移動する」、「画像のファイル名を変更する」、および「画像を削除する」場合は、当該処理を実行後に当該グループに対するグループ画像群としての取り扱いを終了する。具体的には、それまでグループ画像群を構成していた各画像のファイルを通常の画像ファイルとして扱う。このため、一覧表示画面(図2)に表示する場合には、一般用フォルダ内に格納されている画像群として各画像(サムネイル)をそれぞれモニタ105に表示する。この場合は、上述した管理データベースから当該グループ画像群の情報を削除する。
上述した制御装置103が実行する処理の流れについて、図10に例示するフローチャートを参照して説明する。図10のステップS10において、制御装置103は、接続IF102を介してデジタルカメラから画像ファイルを取り込んでステップS20へ進む。ステップS20において、制御装置103は、モニタ105に一覧表示画面(図2)を表示させてステップS30へ進む。
ステップS30において、制御装置103は、画面切替指示の有無を判定する。制御装置103は、グループ画像に対する「処理」ボタン26が押されるとステップS30を肯定判定してステップS40へ進む。制御装置103は、グループ画像に対する「処理」ボタン26が押されない場合にはステップS30を否定判定してステップS20へ戻る。
ステップS40において、制御装置103は、モニタ105に代表選択画面(図3)を表示させてステップS50へ進む。ステップS50において、制御装置103は、代表画像の変更操作の有無を判定する。制御装置103は、「実行」ボタン39が押されるとステップS50を肯定判定してステップS60へ進む。制御装置103は、「Cancel」ボタン38が押されるとステップS50を否定判定してステップS70へ進む。
ステップS60において、制御装置103は、変更操作に基づいて代表画像を変更してステップS70へ進む。ステップS70において、制御装置103は、モニタ105に個別処理設定画面(図4)を表示させてステップS80へ進む。ステップS80において、制御装置103は、操作部材111からの設定操作により個別処理を受け付けてステップS90へ進む。ステップS90において、制御装置103は、受け付けた個別処理を実行してステップS100へ進む。
ステップS100において、制御装置103は、実行した処理があらかじめ決められた処理に該当するか否かを判定する。制御装置103は、処理内容が「何もしない」、「画像にラベルを設定する」、および「画像を外部機器へ出力する」場合は、ステップS100を肯定判定してステップS110へ進む。制御装置103は、処理内容が「画像をフォルダへ移動する」、「画像のファイル名を変更する」、および「画像を削除する」場合は、ステップS100を否定判定してステップS120へ進む。
ステップS110において、制御装置103は、個別処理を実行後もグループ画像群としての取り扱いを継続し、ステップS130へ進む。ステップS120において、制御装置103は、個別処理を実行後にグループ画像群としての取り扱いを終了してステップS130へ進む。
ステップS130において、制御装置103は、処理を終了するか否かを判定する。制御装置103は、操作部材111から終了指示を受け付けた場合にステップS130を肯定判定して図10による処理を終了する。制御装置103は、操作部材111から終了指示を受け付けない場合には、ステップS130を否定判定してステップS20へ戻る。
以上説明した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)画像表示装置100は、複数画像の画像群で構成されるグループ画像群を読出す制御装置103と、グループ画像群の代表画像に対する処理を受け付ける操作部材101と、グループ画像群における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける操作部材101と、操作部材101で受け付けた処理を代表画像に行う、または操作部材101で受け付けた処理を他の画像群にまとめて行う制御装置103と、を備えるようにしたので、組画像の代表画像に対する処理と、該代表画像以外の他の画像群に対する処理とを簡単に行わせることができる。
(1)画像表示装置100は、複数画像の画像群で構成されるグループ画像群を読出す制御装置103と、グループ画像群の代表画像に対する処理を受け付ける操作部材101と、グループ画像群における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける操作部材101と、操作部材101で受け付けた処理を代表画像に行う、または操作部材101で受け付けた処理を他の画像群にまとめて行う制御装置103と、を備えるようにしたので、組画像の代表画像に対する処理と、該代表画像以外の他の画像群に対する処理とを簡単に行わせることができる。
(2)上記(1)の画像表示装置100において、操作部材101は、グループ画像群の代表画像に対する処理と、グループ画像群における代表画像以外の他の画像群に対する処理とで複数の処理をそれぞれ受け付けるようにしたので、代表画像および代表画像以外の他の画像群に対し、たとえば印刷以外の他の処理を合わせて行わせることができる。
(3)上記(2)の画像表示装置100において、操作部材101は、グループ画像群の代表画像に対する処理と、グループ画像群における代表画像以外の他の画像群に対する処理とで複数の同じ処理をそれぞれ受け付けるようにしたので、代表画像および代表画像以外の他の画像群に対し、共通の処理を合わせて行わせることができる。
(4)上記(3)の画像表示装置100において、操作部材101はさらに、複数の処理に含まれる個々の処理について、それぞれ実行するか否かを受け付けるようにしたので、代表画像および代表画像以外の他の画像群に対し、必要な処理のみ行わせることができる。
(5)画像表示装置100において、グループ画像群の代表画像を該グループ画像群における他の画像と変更する処理を受け付ける操作部材101をさらに備えるようにしたので、代表画像の変更も行える。
(6)画像表示装置100において、制御装置103が代表画像または他の画像群に行った処理が所定の処理に該当する場合にグループ画像群を通常の画像に変更する制御装置103をさらに備えるようにしたので、グループ画像群を適切に管理できる。
(変形例1)
カメラが撮影した画像について、所定の画像処理を施した画像(ファイル名「***.JPG」)と、画像処理を施さない画像(いわゆるRAW画像であり、ファイル名「***.NEF」で表す)とがセットで保存されている場合は、JPEG画像とRAW画像とを1つのセットとして扱う。すなわち、同時期に撮影した複数コマの画像について、それぞれファイル名「***.JPG」と、ファイル名「***.NEF」とを同じグループ用フォルダ内に格納する。そして、カメラがグループに含まれる画像の中から自動的に選んだ第1画像(Autobest画像)がそのグループの代表画像として定められ、それぞれファイル名「***.JPG」と、ファイル名「***.NEF」として当該グループ用フォルダ内に格納される。つまり、RAW画像とJPEG画像とで1つの代表画像として扱う。
カメラが撮影した画像について、所定の画像処理を施した画像(ファイル名「***.JPG」)と、画像処理を施さない画像(いわゆるRAW画像であり、ファイル名「***.NEF」で表す)とがセットで保存されている場合は、JPEG画像とRAW画像とを1つのセットとして扱う。すなわち、同時期に撮影した複数コマの画像について、それぞれファイル名「***.JPG」と、ファイル名「***.NEF」とを同じグループ用フォルダ内に格納する。そして、カメラがグループに含まれる画像の中から自動的に選んだ第1画像(Autobest画像)がそのグループの代表画像として定められ、それぞれファイル名「***.JPG」と、ファイル名「***.NEF」として当該グループ用フォルダ内に格納される。つまり、RAW画像とJPEG画像とで1つの代表画像として扱う。
図11は、変形例1の場合に、グループ画像群を構成する代表画像と代表画像以外の他の画像とにそれぞれ行う処理内容を説明する図である。図11において、フォルダ名称が「GRP」であるグループ用フォルダに、ファイル名「1.JPG」、「2.JPG」、「3.JPG」、「4.JPG」、および「5.JPG」の画像と、ファイル名「1.NEF」、「2.NEF」、「3.NEF」、「4.NEF」、および「5.NEF」の画像とが含まれる。このうち、ファイル名「1.JPG」の画像およびファイル名「1.NEF」の画像が代表画像である。制御装置103は、代表画像に対し、グループ用フォルダ「GRP」からフォルダ名称が「A」のフォルダへ移動させ、さらに、レーティング★を設定する。また、代表画像以外の他の画像に対し、グループ用フォルダ「GRP」からフォルダ名称「B」のフォルダへ移動させ、さらに、それぞれのファイル名に“R_”を付加する。
(変形例2)
なお、「代表選択画面」を表示せずに、代表画像の選択処理をいきなり行なうようにしてもよい。そうすることで代表画像を選択する手間を省くことができる。
なお、「代表選択画面」を表示せずに、代表画像の選択処理をいきなり行なうようにしてもよい。そうすることで代表画像を選択する手間を省くことができる。
(変形例3)
ボタン42の操作により、リストボックス41内に「代表画像に適用する処理」または「代表画像以外の他の画像に適用する処理」が選べる例を説明した。上記2つに加えて、「グループ内の全ての画像に適用する処理」を選べるようにしてもよい。変形例3の制御装置103は、リストボックス41内に「グループ内の全ての画像に適用する処理」が指定された場合には、当該グループ画像群を構成する全ての画像を処理対象にする。
ボタン42の操作により、リストボックス41内に「代表画像に適用する処理」または「代表画像以外の他の画像に適用する処理」が選べる例を説明した。上記2つに加えて、「グループ内の全ての画像に適用する処理」を選べるようにしてもよい。変形例3の制御装置103は、リストボックス41内に「グループ内の全ての画像に適用する処理」が指定された場合には、当該グループ画像群を構成する全ての画像を処理対象にする。
(変形例4)
上述した説明では、「代表画像に適用する処理」と「代表画像以外の他の画像に適用する処理」とで処理項目が同じである例を説明した。この代わりに、「代表画像に適用する処理」と「代表画像以外の他の画像に適用する処理」とで処理項目を異ならせてもよい。「代表画像に適用する処理」と「代表画像以外の他の画像に適用する処理」とで異なる処理項目は、全ての処理項目でもよいし、処理項目の一部でも構わない。
上述した説明では、「代表画像に適用する処理」と「代表画像以外の他の画像に適用する処理」とで処理項目が同じである例を説明した。この代わりに、「代表画像に適用する処理」と「代表画像以外の他の画像に適用する処理」とで処理項目を異ならせてもよい。「代表画像に適用する処理」と「代表画像以外の他の画像に適用する処理」とで異なる処理項目は、全ての処理項目でもよいし、処理項目の一部でも構わない。
変形例4によれば、操作部材101を介してグループ画像群の代表画像に対する処理と、グループ画像群における代表画像以外の他の画像群に対する処理とで複数の異なる処理をそれぞれ受け付けるようにするので、代表画像および代表画像以外の他の画像群に対し、それぞれ別の処理を行わせることができる。
画像表示装置100に対するプログラムのローディングは、プログラムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体(不図示)を画像表示装置100にセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線を経由する方法で画像表示装置100へローディングしてもよい。プログラムは、記憶媒体や通信回線を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給することができる。
なお、パーソナルコンピュータによって画像表示装置100を構成する他にも、デジタルフォトフレームやプロジェクタ等にも上述した処理をさせるように構成して構わない。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
100…画像表示装置
101…操作部材
102…接続IF
103…制御装置
104…HDD
105…モニタ
101…操作部材
102…接続IF
103…制御装置
104…HDD
105…モニタ
Claims (8)
- 複数画像の画像群で構成される組画像を読出す読出し部と、
前記組画像の代表画像に対する処理を受け付ける第1処理受け付け部と、
前記組画像における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける第2処理受け付け部と、
前記第1処理受け付け部で受け付けた処理を前記代表画像に行う、または前記第2処理受け付け部で受け付けた処理を前記他の画像群にまとめて行う処理実行部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
前記第1処理受け付け部および前記第2処理受け付け部は、複数の処理をそれぞれ受け付けることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置において、
前記第1処理受け付け部および前記第2処理受け付け部は、複数の同じ処理をそれぞれ受け付けることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2に記載の画像処理装置において、
前記第1処理受け付け部および前記第2処理受け付け部は、複数の異なる処理をそれぞれ受け付けることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3または4に記載の画像処理装置において、
前記第1処理受け付け部および前記第2処理受け付け部はさらに、前記複数の処理に含まれる個々の処理に対してそれぞれ実行するか否かを受け付けることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記組画像の代表画像を該組画像における他の画像と変更する処理を受け付ける第3処理受け付け部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記処理実行部が前記代表画像または前記他の画像群に行った処理が所定の処理に該当する場合に前記組画像を通常の画像に変更する変更部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。 - 複数画像の画像群で構成される組画像を読出す読出しステップと、
前記組画像の代表画像に対する処理を受け付ける第1処理受け付けステップと、
前記組画像における代表画像以外の他の画像群に対する処理を受け付ける第2処理受け付けステップと、
前記第1処理受け付けステップで受け付けた処理を前記代表画像に行う、または前記第2処理受け付けステップで受け付けた処理を前記他の画像群にまとめて行う処理実行ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011267203A JP2013121006A (ja) | 2011-12-06 | 2011-12-06 | 画像処理装置および画像処理プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011267203A JP2013121006A (ja) | 2011-12-06 | 2011-12-06 | 画像処理装置および画像処理プログラム |
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JP2013121006A true JP2013121006A (ja) | 2013-06-17 |
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ID=48773474
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2013121006A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020027545A (ja) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | オリンパス株式会社 | ファイル名付与装置 |
-
2011
- 2011-12-06 JP JP2011267203A patent/JP2013121006A/ja active Pending
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