JP2009193662A - 磁気ディスク装置、同装置を搭載した携帯型電子機器及び同電子機器の落下時における緊急ヘッドアンロード方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】FF検出器101は電子機器1の落下を検出すると、その旨を落下検出信号102によってHDD10に通知する。するとHDD10内の緊急アンロード制御回路164に含まれている等速度制御回路は、ヘッド12の移動速度が、通常にヘッド12を等速でランプ17にアンロードさせる場合に設定される第1の目標速度よりも高速に設定される第2の目標速度に一致するように、VCM15を駆動するための等速度制御を行うことにより、ヘッド12をランプ17にアンロードさせる。
【選択図】 図1
Description
図1は本発明の一実施形態に係る電子機器1の構成を示すブロック図である。電子機器1は、ポータブルパーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、音楽プレーヤー、携帯端末、携帯電話機のような携帯型電子機器である。
上記実施形態では、等速度制御における、逆起電力のサンプリング(ステップS16a、ヘッド移動速度vの算出(ステップS16b)及びVCM電流値の決定(ステップS16c)が緊急アンロード制御回路164で行われる。しかし、これらの処理がCPU21で行われても構わない。また、タイマ205を用いた判定(ステップS21)及びカウンタ204を用いた判定(ステップS20)がCPU21で行われても構わない。つまり、緊急アンロード制御回路164が、サンプリング周期でCPU21から指定される値のVCM電流をVCM15に供給することにより、ヘッド12を目標速度TVeでランプ17にアンロードしても構わない。この場合、緊急アンロード制御回路164に代えてVCMドライバ162を用いることも可能である。また、CPU21が緊急アンロード制御回路164に相当する回路を含んでいても良い。
Claims (16)
- 落下検出器を持つ電子機器に搭載して用いられる磁気ディスク装置において、
ヘッドを支持するアクチュエータであって、当該アクチュエータの駆動源として用いられるボイスコイルモータを含むアクチュエータと、
前記ボイスコイルモータが駆動されることによって発生する当該ボイスコイルモータの逆起電力を検出する逆起電力検出器と、
前記落下検出器から出力される落下を検出したことを示す落下検出信号を受信するCPUとを備え、前記CPUは、前記落下検出信号を割り込み信号として検出することにより、前記磁気ディスク装置を落下時のための緊急アンロードモードに設定し、当該緊急アンロードモードにおいて前記逆起電力検出器によって検出される逆起電力をサンプリングしながら、当該サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度が通常に前記ヘッドを等速でアンロードさせる場合に設定される第1の目標速度よりも高速に設定される第2の目標速度に略合致するように、ボイスコイルモータドライバを介して前記ボイスコイルモータを駆動することにより、前記ヘッドを前記第2の目標速度でランプにアンロードさせるための等速度制御を行うことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 前記CPUは、前記サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度の前記第2の目標速度に対する誤差に基づき、前記ヘッドの移動速度が前記第2の目標速度となるのに必要な、前記ボイスコイルモータに供給されるべき電流の値を決定し、その決定された値の電流を前記ボイスコイルモータドライバにより前記ボイスコイルモータに供給させるフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
- 前記第2の目標速度は、前記ヘッドが前記磁気ディスクの内周に位置している状態で、当該ヘッドを、前記電子機器が予め定められた距離だけ落下するのに要する第1の時間よりも短い第2の時間内に、前記ランプにアンロードさせるのに必要な速度であることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気ディスク装置。
- 前記CPUは、
前記等速度制御の開始時から前記第2の時間を計測し、
前記サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度が連続してゼロとなるサンプリング回数をカウントし、
前記第2の時間を計測し終える前に、前記カウントされたサンプリング回数が基準のサンプリング回数を超えた場合に、前記ヘッドのアンロードが正常に完了したと判定する
ことを特徴とする請求項3記載の磁気ディスク装置。 - 前記CPUは、前記カウントされたサンプリング回数が前記基準のサンプリング回数を超える前に前記第2の時間を計測し終えた場合に、前記ボイスコイルモータに供給可能な最大電流を前記ボイスコイルモータドライバにより当該ボイスコイルモータに供給させるオープンループ制御によって前記ヘッドを前記ランプにアンロードさせることを特徴とする請求項4記載の磁気ディスク装置。
- 前記CPUは、前記第1の時間と前記第2の時間との差分に相当する第3の時間だけ前記オープンループ制御を実行することを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
- 前記CPUは、前記カウントされたサンプリング回数が前記基準のサンプリング回数を超える前に前記第2の時間を計測し終えた場合に、前記等速度制御による前記ヘッドのアンロードの異常を判定して、前記オープンループ制御を開始することを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
- 磁気ディスク装置と、
前記磁気ディスク装置を記憶装置として利用するホストと
を具備する電子機器であって、
前記ホストは、
前記電子機器の落下を検出し、その旨を落下検出信号によって前記磁気ディスク装置に通知する落下検出器を含み、
前記磁気ディスク装置は、
ヘッドを支持するアクチュエータであって、当該アクチュエータの駆動源として用いられるボイスコイルモータを含むアクチュエータと、
前記ボイスコイルモータが駆動されることによって発生する当該ボイスコイルモータの逆起電力を検出する逆起電力検出器と、
前記落下検出器から出力される落下を検出したことを示す落下検出信号を受信するCPUとを備え、前記CPUは、前記落下検出信号を割り込み信号として検出することにより、前記磁気ディスク装置を落下時のための緊急アンロードモードに設定し、当該緊急アンロードモードにおいて前記逆起電力検出器によって検出される逆起電力をサンプリングしながら、当該サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度が通常に前記ヘッドを等速でアンロードさせる場合に設定される第1の目標速度よりも高速に設定される第2の目標速度に略合致するように、ボイスコイルモータドライバを介して前記ボイスコイルモータを駆動することにより、前記ヘッドを前記第2の目標速度でランプにアンロードさせるための等速度制御を行う
ことを特徴とする電子機器。 - 前記CPUは、前記サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度の前記第2の目標速度に対する誤差に基づき、前記ヘッドの移動速度が前記第2の目標速度となるのに必要な、前記ボイスコイルモータに供給されるべき電流の値を決定し、その決定された値の電流を前記ボイスコイルモータドライバにより前記ボイスコイルモータに供給させるフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項8記載の電子機器。
- 前記第2の目標速度は、前記ヘッドが前記磁気ディスクの内周に位置している状態で、当該ヘッドを、前記電子機器が予め定められた距離だけ落下するのに要する第1の時間よりも短い第2の時間内に、前記ランプにアンロードさせるのに必要な速度であり、
前記CPUは、
前記等速度制御の開始時から前記第2の時間を計測し、
前記サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度が連続してゼロとなるサンプリング回数をカウントし、
前記第2の時間を計測し終える前に、前記カウントされたサンプリング回数が基準のサンプリング回数を超えた場合に、前記ヘッドのアンロードが正常に完了したと判定する
ことを特徴とする請求項8または9に記載の磁気ディスク装置。 - 前記CPUは、前記カウントされたサンプリング回数が前記基準のサンプリング回数を超える前に前記第2の時間を計測し終えた場合に、前記ボイスコイルモータに供給可能な最大電流を前記ボイスコイルモータドライバにより当該ボイスコイルモータに供給させるオープンループ制御によって前記ヘッドを前記ランプにアンロードさせることを特徴とする請求項10記載の電子機器。
- 前記CPUは、前記第1の時間と前記第2の時間との差分に相当する第3の時間だけ前記オープンループ制御を実行することを特徴とする請求項11記載の電子機器。
- アクチュエータによって支持されたヘッドを含む磁気ディスク装置を搭載した電子機器の落下時に前記磁気ディスク装置のCPUによって実行される、前記ヘッドを所定の退避領域に緊急にアンロードさせるための緊急ヘッドアンロード方法であって、
前記電子機器の落下に応じて当該電子機器に搭載された落下検出器から出力される落下を検出したことを示す落下検出信号を前記CPUが受信した場合、前記落下検出信号を割り込み信号として検出することによって、前記磁気ディスク装置を落下時のための緊急アンロードモードに設定するステップと、
前記アクチュエータの駆動源として用いられるボイスコイルモータが駆動されることによって発生する当該ボイスコイルモータの逆起電力であって、前記緊急アンロードモードにおいて逆起電力検出器によって検出される当該ボイスコイルモータの逆起電力をサンプリングするステップと、
前記サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度を算出するステップと、
前記算出された前記ヘッドの移動速度が通常に前記ヘッドを等速でアンロードさせる場合に設定される第1の目標速度よりも高速に設定される第2の目標速度に略合致するように、ボイスコイルモータドライバを介して前記ボイスコイルモータを駆動することにより、前記ヘッドを前記第2の目標速度で前記退避領域にアンロードさせるための等速度制御を行うステップと
を具備することを特徴とする緊急ヘッドアンロード方法。 - 前記等速度制御を行うステップは、
前記サンプリングされた前記ヘッドの移動速度の前記第2の目標速度に対する誤差に基づき、前記ヘッドの移動速度を前記第2の目標速度に略合致させるのに必要な、前記ボイスコイルモータに供給されるべき電流の値を決定するステップと、
前記決定された値の電流を前記ボイスコイルモータドライバにより前記ボイスコイルモータに供給させるステップと
を含むことを特徴とする請求項13記載の緊急ヘッドアンロード方法。 - 前記第2の目標速度は、前記ヘッドが前記磁気ディスクの内周に位置している状態で、当該ヘッドを、前記電子機器が予め定められた距離だけ落下するのに要する第1の時間よりも短い第2の時間内に、前記ランプにアンロードさせるのに必要な速度であり、
前記緊急ヘッドアンロード方法は、
前記等速度制御の開始時から前記第2の時間を計測するステップと、
前記サンプリングされた逆起電力に対応する前記ヘッドの移動速度が連続してゼロとなるサンプリング回数をカウントするステップと、
前記第2の時間を計測し終える前に、前記カウントされたサンプリング回数が基準のサンプリング回数を超えた場合に、前記ヘッドのアンロードが正常に完了したと判定するステップと
を更に具備することを特徴とする請求項13または14に記載の緊急ヘッドアンロード方法。 - 前記カウントされたサンプリング回数が前記基準のサンプリング回数を超える前に前記第2の時間を計測し終えた場合に、前記ボイスコイルモータに供給可能な最大電流を前記ボイスコイルモータドライバにより当該ボイスコイルモータに供給させるオープンループ制御を実行するステップを更に具備することを特徴とする請求項15記載の緊急ヘッドアンロード方法。
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JP2009132063A JP2009193662A (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 磁気ディスク装置、同装置を搭載した携帯型電子機器及び同電子機器の落下時における緊急ヘッドアンロード方法 |
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JP2007183619A Division JP2009020968A (ja) | 2007-07-12 | 2007-07-12 | 磁気ディスク装置、同装置を搭載した携帯型電子機器及び同電子機器の落下時における緊急ヘッドアンロード方法 |
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JP2009193662A true JP2009193662A (ja) | 2009-08-27 |
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JP2009132063A Pending JP2009193662A (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 磁気ディスク装置、同装置を搭載した携帯型電子機器及び同電子機器の落下時における緊急ヘッドアンロード方法 |
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JP (1) | JP2009193662A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014042385A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 流体動圧軸受の摩耗を低減する方法および携帯式コンピュータ |
-
2009
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JP2014042385A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 流体動圧軸受の摩耗を低減する方法および携帯式コンピュータ |
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