JP2009192711A - プロジェクタ及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ランプ11と、ランプ11を点灯又は消灯させるバラスト40と、入力画像信号に基づいて表示画像用の画像信号を生成する画像信号処理部32と、画像信号処理部32により生成された画像信号に基づき、ランプ11から射出された光束を変調する光変調部と、光変調部により変調された光束を拡大投写する投写光学系13と、記憶部44と、ランプ11の着脱を検出するランプ交換検出部50と、ランプ11の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を記憶部44に記憶させる制御部20とを備え、制御部20は、ランプ交換検出部50がランプ11の着脱を検出した後、ランプ11が交換された旨を表示する画像信号を画像信号処理部32に生成させるものである。
【選択図】図1
Description
本発明においては、光源交換検出部が光源の着脱を検出した後、光源が交換された旨を表示するので、ランプ交換に係る点灯時間のリセット操作忘れを防止することができる。
本発明においては、電源オフの操作信号を受け取ったときの時刻情報と、光源交換検出部が光源の着脱を検出したときの時刻情報とを記憶して、電源オンの操作信号を受け取ったとき、光源の着脱検出時刻が、電源オフの操作時刻より後であるか否かを判断し、光源の着脱検出時刻が、電源オフの操作時刻より後のとき、光源が交換された旨を表示するので、電源オフ操作の後に光源が交換された場合、電源オン操作のときに光源が交換された旨を表示することができ、ランプ交換に係る点灯時間のリセット操作忘れを防止することができる。
本発明においては、時刻処理部は光源の着脱を検出したときの時刻情報を記憶させ、制御部は電源オフの操作信号を受け取ったときの時刻情報を記憶させ、電源オンの操作信号を受け取ったとき、光源の着脱検出時刻が、電源オフの操作時刻より後であるか否かを判断し、光源の着脱検出時刻が、電源オフの操作時刻より後のとき、光源が交換された旨を表示するので、電源オフ操作の後に光源が交換された場合、電源オン操作のときに光源が交換された旨を表示することができ、ランプ交換に係る点灯時間のリセット操作忘れを防止することができる。
本発明においては、光源の着脱を検出したときの時刻情報および点灯時間の累積値情報を交換履歴情報として記憶させた後、点灯時間の累積値情報をリセットし、交換履歴情報を表示するので、光源の交換がいつされたのか把握することができる。また、過去に使用した光源の点灯時間の累積値を把握することができる。
さらに、光源にメモリを付加する必要が無いので、コストを上げることなく過去に使用した光源の点灯時間を把握することができる。
本発明においては、電源オフの操作信号と電源オンの操作信号とを受け取ったときの時刻情報を、使用時間情報として記憶させ、使用時間情報を表示するので、プロジェクタの使用履歴を管理することができる。
本発明においては、光源の着脱を検出した後、光源が交換された旨を表示するので、ランプ交換に係る点灯時間のリセット操作忘れを防止することができる。
図1は実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。図に示すように、プロジェクタ1は、光源であるランプ11と、光変調部である液晶ライトバルブ12R,12G,12B(以下、区別しない場合は単に「液晶ライトバルブ12」という。)と、投写光学系13と、液晶ライトバルブ駆動部14と、制御部20と、画像入力部31と、画像信号処理部32と、フレームメモリ33と、光源駆動部であるバラスト40と、操作パネル41と、リモコン受光部42と、操作信号入力部43と、記憶部44と、光源交換検出部であるランプ交換検出部50と、時刻処理部51と、電池52とを備えている。このプロジェクタ1は、外部接続機器2から供給される入力画像信号に応じた画像光を投射して、スクリーン、白壁又はホワイトボード等の被投写体(以下「スクリーンSC」という。)に拡大投写するものである。
尚、本実施の形態では、光源としてランプ11を用いる場合を説明するが、本発明はこれに限らず、発光ダイオードやレーザダイオードなど任意の光源を用いても良い。
図2(a)に示すように、プロジェクタ1の筐体ケース61には、凹状のランプ収納部62が形成されている。そしてこのランプ収納部62には、ランプ11を含むランプユニット60が着脱自在に収納される。また、ランプ収納部62には当該開口部を覆うランプ蓋63が設けられており、ユーザによってランプ蓋63が開放された状態で、ランプユニット60の着脱操作(交換操作)が行われる。
まず、ランプ11の点灯時間の累積値を計測する動作について図3に基づき説明する。
制御部20は、プロジェクタ1の電源が投入されると点灯時間計測動作を開始し(S101)、ランプ点灯操作がされるまで待機する(S102)。ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オンキーなどの投写を開始する旨のキーが押下されると、操作信号入力部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号によりランプ点灯操作を検出し(S102)、バラスト40に対してランプ11の点灯を指示すると共に、時刻処理部51を参照して現在の時刻を点灯時刻として取得する(S103)。
ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オフキーが押下されると、操作信号入力部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は入力された操作信号により電源オフ操作を検出し(S201)、バラスト40に対してランプ11の消灯を指示する(S202)。そして制御部20は、時刻処理部51から現在の日時を参照し、当該現在日時の情報を電源オフ時刻情報として記憶部44に記憶させる。さらに制御部20は、記憶部44の使用履歴テーブル(使用時間情報)に登録された電源オン時刻(後述)を参照し、当該電源オン時刻と電源オフ時刻との差分から使用時間を算出して、この使用時間の情報と電源オフ時刻情報とを使用履歴テーブルに登録する(S203)。
例えばランプ11の寿命などにより、ランプ11を新品のランプに交換する場合、ユーザーは、上記電源オフ操作の後、ランプ11を取り外し、新品のランプ11をランプ収納部62に装着することになる。
制御部20は、ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オンキーが押下されると、操作信号入力部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は入力された操作信号により電源オン操作を検出し(S401)、バラスト40に対してランプ11の点灯を指示する(S402)。そして制御部20は、時刻処理部51から現在の日時を参照し、当該現在日時の情報を電源オン時刻情報として記憶部44に記憶させる。さらに制御部20は、この電源オン時刻情報を使用履歴テーブルに登録する(S403)。
ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCのメニューキーが押下されると、操作信号入力部43は、メニュー表示操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力されたメニュー表示操作の操作信号によりメニュー表示動作を開始し、記憶部44に記録されたメニュー画像に関するOSD情報を画像信号処理部32に出力する。画像信号処理部32は、入力されたメニュー画像に関する情報に基いて、メニュー画像を表示するOSD画像信号を生成する。そして、この画像信号に基づく画像光が投写光学系13を介して射出され、メニュー画像が投写される。
また交換履歴表示により、例えば、ランプ11が寿命前に切れてしまった場合などに、過去に使用したランプがどのくらい点灯していたか分かり、故障の原因がランプ11であるのか又はランプ11以外の回路であるのかを特定することができる。
さらに、ランプ11にメモリを付加する必要が無いので、ランプ11のコストを上げることなく過去に使用したランプの点灯時間を把握することができる。
Claims (6)
- 光源と、
前記光源を点灯又は消灯させる光源駆動部と、
入力画像信号に基づいて表示画像用の画像信号を生成する画像信号処理部と、
前記画像信号処理部により生成された画像信号に基づき、前記光源から射出された光束を変調する光変調部と、
前記光変調部により変調された光束を拡大投写する投写光学系と、
記憶部と、
前記光源の着脱を検出する光源交換検出部と、
前記光源の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を前記記憶部に記憶させる制御部と
を備え、
前記制御部は、
前記光源交換検出部が光源の着脱を検出した後、前記光源が交換された旨を表示する画像信号を前記画像信号処理部に生成させることを特徴とするプロジェクタ。 - 操作内容に応じた操作信号を入力するための操作信号入力部と、
現在時刻情報を生成する時計部と
を更に備え、
前記制御部は、
前記操作信号入力部から電源オフの操作信号を受け取ったときの時刻情報と、前記光源交換検出部が光源の着脱を検出したときの時刻情報とを前記記憶部に記憶させ、
前記操作信号入力部から電源オンの操作信号を受け取ったとき、前記光源の着脱検出時刻が、前記電源オフの操作時刻より後であるか否かを判断し、
前記光源の着脱検出時刻が、前記電源オフの操作時刻より後のとき、前記光源が交換された旨を表示する画像信号を前記画像信号処理部に生成させることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。 - 操作内容に応じた操作信号を入力するための操作信号入力部と、
現在時刻情報を生成する時刻処理部と
を更に備え、
前記時刻処理部は、
前記光源交換検出部が光源の着脱を検出したときの時刻情報を前記記憶部に記憶させ、
前記制御部は、
前記操作信号入力部から電源オフの操作信号を受け取ったときの時刻情報を前記記憶部に記憶させ、
前記操作信号入力部から電源オンの操作信号を受け取ったとき、前記記憶部に記憶された前記光源の着脱検出時刻が、前記電源オフの操作時刻より後であるか否かを判断し、
前記光源の着脱検出時刻が、前記電源オフの操作時刻より後のとき、前記光源が交換された旨を表示する画像信号を前記画像信号処理部に生成させることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。 - 前記制御部は、
前記操作信号入力部から点灯時間リセットの操作信号を受け取ったとき、
前記光源の着脱を検出したときの時刻情報および前記点灯時間の累積値情報を交換履歴情報として前記記憶部に記憶させた後、前記点灯時間の累積値情報をリセットし、
前記交換履歴情報を表示する画像信号を前記画像信号処理部に生成させることを特徴とする請求項2又は3記載のプロジェクタ。 - 前記制御部は、
前記操作信号入力部から電源オフの操作信号を受け取ったときの時刻情報と、前記操作信号入力部から電源オンの操作信号を受け取ったときの時刻情報とを使用時間情報として前記記憶部に記憶させ、
前記使用時間情報を表示する画像信号を前記画像信号処理部に生成させることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のプロジェクタ。 - 光源からの光を変調して画像を投写するプロジェクタの制御方法であって、
前記光源の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を記憶するステップと、
前記光源の着脱を検出するステップと、
前記光源の着脱が検出された後、前記光源が交換された旨を表示する画像を投写するステップと
を有することを特徴とするプロジェクタの制御方法。
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