JP2005292206A - 部品交換通知装置および投射型画像表示装置 - Google Patents

部品交換通知装置および投射型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】使用時間により特性が劣化する光源ランプ等の消耗部品を用いる投射型画像表示装置等において、消耗部品の交換時のリセット操作を適正に行う。
【解決手段】消耗部品の累積使用時間を計測する計測手段であるCPU1と、その計測結果を記憶する記憶手段である不揮発性メモリ2と、消耗部品の着脱による交換操作の有無を判定する部品交換操作判定手段3と、部品交換操作判定手段3において消耗部品の交換操作が為されたと判定された場合に、累積使用時間のリセットをユーザに勧告通知するリセット制御通知手段4を備え、実際に消耗部品の交換を行ったときのみ、リセット制御通知手段4の通知に従ってユーザによるリセットが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタ装置等の投射型画像表示装置の光源ランプ等、各種電子機器の消耗部品の交換後のリセット操作を適正に行うための部品交換通知装置および投射型画像表示装置に関するものである。
プロジェクタ装置等の各種電子機器は、光源ランプ等の消耗部品を含んで構成されている場合が多い。この消耗部品としては、消耗することによって機器自体の動作に直接影響を及ぼす種類のものと、機器の動作には直接影響を及ぼさないものの機器の性能あるいは品質に影響を及ぼすものとがある。前者の場合は消耗部品の交換時期が明確であるが、後者の場合は交換時期が明確ではない。そこで後者の場合、機器性能あるいは品質の劣化を防止するために交換時期が設定されており、この交換時期を報知するために、一般に消耗部品の使用開始からの使用時間、あるいは使用回数を計測し、一定時間あるいは一定回数に達した場合に消耗部品の交換を行うようにした機器が多い。
消耗部品の一例として、プロジェクタ装置における光源ランプがある。プロジェクタ装置では、例えばメタルハライドランプ等の光源ランプから出射される光を三原色のRGB光(赤色、緑色、青色)に分解して液晶表示素子、あるいはDMDに代表される反射型表示素子を照明することで光変調し、その透過光あるいは反射光を投射レンズによってスクリーンなどに拡大投影するように構成されている。ここで使用されているメタルハライドランプは、点灯時間と共に発光管が次第に劣化していき、輝度および全光束が低下する。そこで、メタルハライドランプの総点灯時間を積算する寿命計を用いて、積算点灯時間が所定値となるとメタルハライドランプを交換する方法が採られている。
ところで通常のランプ交換は、ユーザ自身が行うものとしており、ユーザはランプ交換を行うと共に積算点灯時間のリセットを行う必要がある。しかしながら、従来のプロジェクタ装置では、プロジェクタ装置の各種設定を行うメニュー操作の一項目として、積算点灯時間のリセットを行うように構成されていたり、特定のスイッチを操作することによりリセットを行うように構成されていたりして、リセット方法が分かり辛いという問題があった。また、このリセット操作はユーザに委ねられているため、誤ってリセット操作を行いランプ使用途中でリセットしたり、あるいはランプ交換したにも係わらずリセットを忘れるなど、適正なリセット操作が為されない可能性がある。その結果、正確な使用時間の計測が行えず、所定の使用時間を経過しなくてもランプ特性が劣化してしまうなどの不具合が生じる場合があった。
この不具合を解消するために、例えば特許文献1では、ランプ交換時に積算点灯時間を自動的にリセットする装置が開示されている。また、特許文献2には、消耗部品が所定の寿命時間を経過した場合のみにリセット操作を可能とする装置が示されている。
特開平10−268071号公報 特開平10−191192号公報
しかしながら、特許文献1で開示された装置では、例えばランプの点灯不具合があり一度ランプを抜いて再度装着するなど、ランプ交換とは別の目的でランプを抜き差しした場合、使用途中であるにもかかわらず積算点灯時間がリセットされてしまうという不具合があった。
また、特許文献2に開示される装置では、例えば所定の寿命時間に達する前に不具合が生じて消耗部品を交換した場合、新品であるにもかかわらず積算使用時間のリセットが為されないという不具合があった。
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、投射型画像表示装置の光源ランプ等、電子機器の消耗部品の交換時におけるリセット操作の信頼性を大幅に向上させることができる部品交換通知装置および投射型画像表示装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、本発明の部品交換通知装置は、機器本体に着脱自在に取り付けられ、寿命時間に応じて交換される消耗部品を備えた機器に搭載される部品交換通知装置であって、前記消耗部品の累積使用時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を記憶する記憶手段と、前記消耗部品の前記機器本体に対する着脱操作を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて、前記消耗部品の交換に伴う前記記憶手段のリセットを可能とし、勧告表示するリセット制御通知手段とを有することを特徴とする。
本発明の投射型画像表示装置は、機器本体に着脱自在である光源ランプから出射される光による画像を表示する投射型画像表示装置であって、前記光源ランプの累積使用時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を記憶する記憶手段と、前記光源ランプの前記機器本体に対する着脱操作を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて、前記光源ランプの交換に伴う前記記憶手段のリセットを可能とし、勧告表示するリセット制御通知手段とを有することを特徴とする。
寿命時間に達した消耗部品の交換等のための着脱操作を行った場合に、累積使用時間を記憶する記憶手段のリセットをするか否かを、電源投入時にユーザに通知する。これによって、実際に消耗部品を交換したときのリセット忘れを防ぐとともに、消耗部品を着脱しても新品に交換することなくそのまま戻した場合の誤操作によるリセットを防ぐことができ、リセット操作の信頼性が大幅に向上する。
図1は、一実施の形態による部品交換通知装置の概略構成を示すもので、消耗部品の累積使用時間を計測する計測手段であるCPU1、計測した累積使用時間を格納(記憶)する記憶手段である不揮発性メモリ2を有し、CPU1は、機器の電源が投入された時点で不揮発性メモリ2に格納されている使用時間データを読み出して、この使用時間データに対して使用時間をカウントアップする。機器の電源を切断する場合は、CPU1でカウントアップした使用時間データを不揮発性メモリ2に格納する。消耗部品を交換して取り付けた時点からこの処理を継続して行うことにより、累積使用時間を計測する。ここで、CPU1は消耗部品が搭載される機器本体を制御するCPUに組み込んだ機能の一部であってもよい。
検出手段である部品交換操作判定手段3は、状態変化保持部3aと状態検出部3bとで構成され、消耗部品は高電圧部分を含む部品もあるため、ユーザの感電事故等を防止する目的で、通常は機器の電源を切った状態で部品交換等を目的とした着脱作業を行う。すなわち、状態変化保持部3aは、機器の電源が切られた状態で、消耗部品の交換やメンテナンス等のために機器本体から消耗部品を脱着する操作である交換操作によって状態が変化したときに、その状態を保持する機能を有する。状態検出部3bは、機器の電源が投入された時点で状態変化保持部3aの状態を電気的に検出し、CPU1において検出結果が以前の状態検出結果から変化しているか否かを判定する。
リセット制御通知手段4は、状態検出部3bの検出結果からCPU1が消耗部品の着脱操作である交換操作が為されたと判定した場合、不揮発性メモリ2に格納されている消耗部品の累積使用時間をリセットするか否かをユーザに対して通知する。ユーザはこの通知を受けて、実際に消耗部品の交換を行ったのであれば通知に従って累積使用時間のリセットを実行する。交換操作を行っても実際に消耗部品の交換を行っていない場合には、累積使用時間のリセットは実行せずに通知を解除する。
図2は、部品交換通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101で機器の電源が投入されるとステップS102で部品交換操作が為されたか否かを判定する。具体的には上述したように、部品交換操作判定手段3において、電源が切断されていた間の消耗部品の着脱に伴う状態変化の有無を検出し、状態変化が検出されなかった場合は、部品の交換操作がなかったものとしてステップS106へ進み、状態変化が検出された場合は、部品交換操作が為されたものとしてステップS103へ進む。
ステップS103では、ユーザに対して消耗部品の累積使用時間のリセットを行うか否かを通知し、ユーザがリセットを行わないと選択した場合にはステップS106へ進み、リセットを行うと選択した場合にはステップS105において累積使用時間のリセットを行いステップS106へ進む。ステップS104で累積使用時間のリセットを選択した場合、CPU1を介して不揮発性メモリ2内に格納している累積時間の値を“0”にリセットする。
ステップS106では、消耗部品の使用時間を計測し、ステップS107において計測結果を不揮発性メモリ2へ格納する。そして、ステップS108で機器の電源が切断されない場合、ステップS106へ戻り機器の電源が切断されるまで使用時間の計測を行う。この使用時間の計測は、機器の連続使用時間や消耗部品の耐用時間などを考慮して設定すればよく、例えば1分周期で行う。
以上のフローにより、消耗部品の交換操作が行われ、ユーザによって累積使用時間のリセットが為された場合は、使用時間“0”から使用時間を計測し、それ以外の場合には機器の電源投入時点の累積使用時間からさらに使用時間を累積していくことが可能となる。
このように、部品交換操作の有無を自動的に判定してユーザに累積使用時間のリセット操作を促すことで、リセット忘れや、誤操作による累積使用時間のリセットを防止して、正確な累積使用時間の計測を実現できる。
図3に示す投射型画像表示装置であるプロジェクタ装置10の内部に、図1に示す部品交換通知装置を組み込んで構成した。プロジェクタ装置10は、画像投射ユニット11、消耗部品である光源ランプを含む光源ランプユニット12等を有し、光源ランプユニット12はランプユニット交換用扉13から交換(着脱)可能に構成される。部品交換操作判定手段3は、前述のように、CPU1および不揮発性メモリ2等とともに部品交換通知装置を構成する。ここで、CPU1は、プロジェクタ装置10を制御するCPUと共通に構成している。
図4は、部品交換操作判定手段3の構成を示すもので、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A線に沿ってとった断面図である。状態変化保持部3aは、光源ランプユニット12の交換操作(着脱操作)によって状態が変化する状態変化機構310を有し、状態検出部3bは、状態変化を電気的に検出するための検出部材321および検出センサ322とで構成される検出機構320を有する。
状態変化機構310は、ラックギア311と、平歯車312と、ラチェット機構部313と、バネ314とを有し、ラックギア311は平歯車312と噛合し、プロジェクタ装置10に形成されたガイド部10aに沿って、光源ランプユニット12の着脱方向に摺動可能である。
さらにラチェット機構部313は、平歯車312と同一回転中心を持つ回転軸313dでプロジェクタ装置10に固定する原動部313aと、従動部313bとで構成している。ここで、原動部313aは、連結ピン313cによって平歯車312と連結する。
検出部材321は、ラチェット機構部313の従動部313bに固定され、従動部313bと連動して回動するように構成される。
ラチェット機構部313は、回転軸313dに対して原動部313aにR1 方向への回転力が付与されると、従動部313bへ回転力を伝達し、逆にR2 方向への回転力が付与された場合は、従動部313bへ回転力を伝達しないように設定する。
これにより、平歯車312がR1 方向へ回転した場合は、連結ピン313cによって平歯車312の回転力がラチェット機構部313を介して検出部材321に伝達可能であり、従って、平歯車312の回転に連動して、検出部材321が回転する。
逆に、平歯車312がR2 方向へ回転した場合は、平歯車312の回転力をラチェット機構部313で遮断して、検出部材321は回動せずその位置を維持する。
上述した構成において状態変化保持手段3の動作を説明する。
ラックギア311はバネ314によって、光源ランプユニット12が装入されるP1 方向と逆向きのP2 方向(図4の(a)において左方向)に付勢されており、光源ランプユニット12がプロジェクタ装置10に取り付けられている状態では、光源ランプユニット12に設けられた突出部12aによってラックギア311がP1 方向へ押し付けられて移動しない。従って噛合する平歯車312は回転せず、同一回転中心で平歯車312に連結しているラチェット機構部313、およびラチェット機構部313に備えられる検出部材321も一定位置に止まった状態となる。
図5の(a)に示すように、光源ランプユニット12がプロジェクタ装置10から取り外されると、光源ランプユニット12に設けられた突出部12aからバネ314が開放されてラックギア311はP2 方向に移動し、ラックギア311の移動に合わせて平歯車312がR1 方向に回転する。従って、ラチェット機構部313に設置された検出部材321も、平歯車312と連動して光源ランプユニット12が取り付けられていた状態からR1 方向へ回転する。この時のラックギア311の移動量で平歯車312が180度回転するようにラックギア311および平歯車312のギアをそれぞれ設定しておく。
次に図5の(b)に示すように、光源ランプユニット12の交換操作により光源ランプユニット12がプロジェクタ装置10に取り付けられると、光源ランプユニット12に設けられた突出部12aに押されてラックギア311はP1 方向へ移動し、ラックギア311の移動に合わせて平歯車312がR2 方向に回転する。ラチェット機構部313は平歯車312がR1 方向へ回転した場合のみ回転力を伝達するので、平歯車312の回転は検出部材321に伝達されない。従って検出部材321は、光源ランプユニット12の交換操作の前後で180度回転した二つの状態を持つこととなる。
図6は検出部材321の構成を示す。検出部材321は光反射部321aと光吸収部321bとに分かれており、上述したように光源ランプユニット12の交換操作によって矢印で示すように180度回転する。検出センサ322は光学式センサであり、検出センサ322の前面に光反射部321aが来た状態で“High”信号を出力し、図7に示すように180度回転して光吸収部321bが来た状態で“Low”信号をCPU1へ出力する。CPU1は、状態変化の比較情報として前回起動時の状態を記憶回路に記憶しており、この出力信号と比較して“Low”から“High”あるいは“High”から“Low”へ変化があった場合、光源ランプユニット12の交換操作が為されたと判定する。ここで、前回起動時の状態を記憶する記憶回路は、不揮発性メモリ2と共通にしており、状態変化があった場合、部品交換操作の判定後に記憶情報を更新する。
光源ランプユニット12の交換操作が為されたと判定した場合、CPU1はプロジェクタ装置10の図示しないOSD表示機能により、例えば図9の(c)に示すように、光源ランプユニット12の交換操作が為されたことを通知するとともに、累積点灯時間のリセットを可能とし、実際にリセットを行うか否かの勧告通知をリセット制御通知手段4の通知画面4aに表示する。ユーザは、実際に光源ランプユニット12の交換を実施した場合にはリセットを行い、光源ランプユニット12の交換を行ったのでなければリセットをキャンセルすればよい。ここで、点灯時間のリセットあるいはそのキャンセルは、プロジェクタ装置10の機器本体に設けた図示しない操作キー、あるいは図示しない付属リモコンに設けた操作キーなどにより選択実行可能とする。
本実施例では、部品交換操作判定手段を消耗部品である光源ランプユニットの装着部に設ける構成としたが、消耗部品装着部の蓋に類する部材、例えばランプユニット交換用扉13がある場合、この扉の開閉部分に部品交換操作判定手段を設けてもよい。
本実施例によれば、プロジェクタ装置の電源が投入されていない状態で行われる光源ランプの交換操作(着脱操作)の有無を判定して表示することができる。また、光源ランプの交換操作を行った場合、光源ランプの累積使用時間のリセットを行うか否かの勧告通知を表示し、この通知表示に従ってユーザがリセット操作を行うようにしているので、リセット忘れや、誤操作によるリセットなどを防止して正確な累積使用時間の計測を行うことができる。
本実施例は、図8に示すように、実施例1における円形の検出部材321の代わりに、半円形の検出部材421を設け、検出センサ322の代わりに、レバー付のプッシュスイッチ422を用いた。検出部材421は、実施例1と同様に、光源ランプユニット12の交換操作により矢印で示す方向に180度回転し、図9に示す状態となる。
プッシュスイッチ422は、検出部材421の回転動作に連動してプッシュスイッチ422がON/OFFされる位置に配置されている。ここで、プッシュスイッチ422の一端は、図9の(c)に示すように抵抗423を介して電源電圧に接続し、もう一端を接地することで、プッシュスイッチ422がONした場合を“Low”、プッシュスイッチ422がOFFした場合を“High”として電気信号に変換し、CPU1へ出力する。
本実施例は、図10に示すように、部品交換操作判定手段を電気的手段で実現するもので、消耗部品の交換操作に連動して動作するスイッチ521を有し、消耗部品を装着している状態でOFF、消耗部品を取り外している状態でONとなるように構成している。コンデンサ523は、消耗部品の交換操作がなされるとスイッチ521がONとなって充電用電池522によって充電される。放電用のコンデンサ524は、CPU1により制御する放電用スイッチ525によりコンデンサ523に充電される電荷を放電する。
上記の構成による部品交換操作判定手段の動作を説明する。消耗部品が装着されている状態では、コンデンサ523は放電された状態でありCPU1は“Low”信号として認識する。ここで、スイッチ521および放電用スイッチ525はOFF状態である。
交換操作によって機器本体から消耗部品が取り外されると、スイッチ521がONしてコンデンサ523の充電を行う。消耗部品が、再装着されるとスイッチ521がOFFとなるが放電用スイッチ525もOFFなので、充電電位は保持されており、従ってCPU1は“High”信号として認識する。ここで、コンデンサ523は、交換操作で消耗部品が取り外されてから再装着されるまでの間に充電されてその電位を保持できるように容量を選択する。
CPU1でコンデンサ523の電位を検出して消耗部品の交換操作の有無を判定した後、CPU1は放電用スイッチ525をONしてコンデンサ523に充電された電荷を放電し、放電終了後放電用スイッチ525をOFFとする。
従って、消耗部品の交換操作がなされた場合は必ずコンデンサ523が充電され、交換操作が無い場合は放電されているので、装置の電源投入時にコンデンサ523の電位を検出して“High”であれば消耗部品の交換操作が為されたと判定することができる。
本実施例によれば、複雑なメカ機構を用いることなく実施例1あるいは実施例2と同様の効果が得られる。
本実施例は、図11に示すように、部品交換操作判定手段を電池を用いずに電気的手段で実現したもので、装置の電源により充電されるコンデンサ621、抵抗622、消耗部品の交換操作に連動して動作するスイッチ623、シュミットトリガインバータ624、Dフリップフロップ625等を有する。
上記構成において、コンデンサ621は装置電源により充電され消耗部品の交換操作時に装置電源が切られた状態でシュミットトリガインバータ624およびDフリップフロップ625のバックアップ電源として動作する。ここで、コンデンサ621は十分大きな容量のものを選択する。
スイッチ623は、消耗部品が装着されている場合にOFF状態、交換操作で取り外された状態でON状態となるように動作するよう構成している。スイッチ623とシュミットトリガインバータ624によって、消耗部品が取り外された場合にDフリップフロップ625のクロックへ立ち上がり信号を供給する。
Dフリップフロップ625は、D入力と反転出力QBを接続しており、クロックCKの立ち上がりで正転出力Qが反転するように構成している。従って、消耗部品を交換する度に正転出力Qが反転するので部品交換操作の有無を判定することができる。
本実施例によれば、電池を用いることなく実施例3と同様の効果が得られる。
本発明による部品交換通知装置は、投射型画像表示装置に限定されることなく、寿命時間の限定される電子部品等の消耗部品を用いる電子機器に広範囲に利用できる。
一実施の形態による部品交換通知装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の部品交換通知装置の動作の一例を示すフローチャートである。 実施例1によるプロジェクタ装置の概略を示す構成図である。 部品交換操作判定手段の構成を示すもので、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。 図4の装置における消耗部品の交換操作を説明する図である。 図5の検出機構を示すもので、(a)はその平面図、(b)は側面図である。 図6の検出機構における状態変化を示すもので、(a)はその平面図、(b)は側面図、(c)は通知画面を示す図である。 実施例2による検出機構を示すもので、(a)はその平面図、(b)は側面図である。 実施例2による検出機構における状態変化を示すもので、(a)はその平面図、(b)は側面図、(c)は回路図である。 実施例3による部品交換操作判定手段を示す概略図である。 実施例4による部品交換操作判定手段を示す概略図である。
符号の説明
1 CPU
2 不揮発性メモリ
3 部品交換操作判定手段
4 リセット制御通知手段
4a 通知画面
10 プロジェクタ装置
11 画像投写ユニット
12 光源ランプユニット
310 状態変化機構
311 ラックギア
313 ラチェット機構部
320 検出機構
321、421 検出部材
322 検出センサ
422 プッシュスイッチ
423 抵抗
522 充電用電池
523、524、621 コンデンサ
624 シュミットトリガインバータ
625 Dフリップフロップ

Claims (4)

  1. 機器本体に着脱自在に取り付けられ、寿命時間に応じて交換される消耗部品を備えた機器に搭載される部品交換通知装置であって、
    前記消耗部品の累積使用時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を記憶する記憶手段と、前記消耗部品の前記機器本体に対する着脱操作を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて、前記消耗部品の交換に伴う前記記憶手段のリセットを可能とし、勧告表示するリセット制御通知手段とを有することを特徴とする部品交換通知装置。
  2. 検出手段は、機器の電源が入っていない時に行う消耗部品の着脱操作によって状態が変化しその状態を保持する状態変化保持部と、前記状態変化保持部で保持される状態を検出する状態検出部を備え、前記状態検出部で前記状態変化保持部における状態変化を検出した場合に出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の部品交換通知装置。
  3. 検出手段の状態変化保持部は、消耗部品の着脱操作に伴って少なくとも二つの状態を取り、状態検出部は、機器の電源が入れられた時に前記状態変化保持部の状態を電気的に検出することを特徴とする請求項2記載の部品交換通知装置。
  4. 機器本体に着脱自在である光源ランプから出射される光による画像を表示する投射型画像表示装置であって、
    前記光源ランプの累積使用時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を記憶する記憶手段と、前記光源ランプの前記機器本体に対する着脱操作を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて、前記光源ランプの交換に伴う前記記憶手段のリセットを可能とし、勧告表示するリセット制御通知手段とを有することを特徴とする投射型画像表示装置。
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