JP5050867B2 - プロジェクタ、プロジェクタ管理システム及びプロジェクタの制御方法 - Google Patents

プロジェクタ、プロジェクタ管理システム及びプロジェクタの制御方法 Download PDF

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本発明は、光源の点灯時間を計測するプロジェクタ、プロジェクタ管理システム及びプロジェクタの制御方法に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に「ランプで発光した光を液晶で変調し、投写表示する液晶プロジェクタにおいて、前記ランプと、前記ランプの点灯時間を記憶するメモリとを有するランプユニットが、着脱可能に設けられることを特徴とする液晶プロジェクタ。」が提案されている(例えば、請求項1を参照)。
特開2000−267061号公報
従来、プロジェクタのランプの交換寿命をユーザーに知らせるため、ランプの点灯時間をプロジェクタの内部メモリに保持し、点灯時間が所定値に達した場合に所定のメッセージなどを表示させて、ユーザーにランプの交換を促している。この内部メモリに保持された点灯時間の情報は、ランプ交換時にメモリをリセットすることにより点灯時間をクリアし、使用するランプ毎に点灯時間を計測する方法が使われている。
しかしながら、例えばプロジェクタの修理などにより、内部メモリに保持された点灯時間の情報がクリアされてしまった場合、現在使用しているランプの点灯時間を把握することができない、という問題点があった。
また、上記特許文献1には、ランプユニットに点灯時間を記憶するメモリを持たせる方法が提案されているが、ランプユニットごとにメモリを付加する必要があり、ランプユニットのコストが上がってしまう、という問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、点灯時間の累積値情報がクリアされた場合であっても、ランプのコストを上げること無く、現在使用しているランプの点灯時間を把握することができるプロジェクタ、プロジェクタ管理システム及びプロジェクタの制御方法を得ることを目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、光源と、前記光源を点灯又は消灯させる光源駆動部と、入力画像信号に基づいて表示画像用の画像信号を生成する画像信号処理部と、前記画像信号処理部により生成された画像信号に基づき、前記光源から射出された光束を変調する光変調部と、前記光変調部により変調された光束を拡大投写する投写光学系と、記憶部と、操作内容に応じた操作信号を入力するための操作部と、外部の装置との間で情報を入出力する入出力部と、前記光源の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を前記記憶部に記憶させる制御部とを備え、前記制御部は、所定のタイミングで、前記記憶部に記憶された点灯時間の累積値情報を、前記入出力部に前記外部の装置へ出力させ、前記操作部が累積値情報を書き戻す旨の操作信号を入力したとき、前記外部の装置から前記点灯時間の累積値情報を前記入出力部に取得させ、該点灯時間の累積値情報を、当該光源の点灯時間の累積値情報として前記記憶部に記憶させるものである。
本発明においては、点灯時間の累積値情報を外部の装置に出力し、累積値情報を書き戻す旨の操作がされたとき、外部の装置から点灯時間の累積値情報を取得して、当該光源の点灯時間の累積値情報として記憶するので、点灯時間の累積値情報がクリアされた場合であっても、現在使用している光源の点灯時間を把握することができる。また、光源にメモリを付加する必要がないので、コストを上げることなく現在使用している光源の点灯時間を把握することができる。尚、光源としては、ランプ、発光ダイオード、レーザおよびレーザダイオード等がある。
本発明に係るプロジェクタにおいては、前記制御部は、前記記憶部に記憶された点灯時間の累積値がゼロのとき、点灯時間の累積値情報を書き戻すか否かの選択メッセージ画面の画像信号を、前記画像信号処理部に生成させるものである。
本発明においては、記憶部に記憶された点灯時間の累積値がゼロのとき、点灯時間の累積値情報を書き戻すか否かの選択メッセージ画面を表示するので、点灯時間の累積値情報がクリアされた場合に、累積値情報を書き戻すか否かの操作を促すことができる。
本発明に係るプロジェクタにおいては、前記制御部は、前記操作部が累積値情報を書き戻さない旨の操作信号を入力したとき、前記記憶部に記憶された点灯時間の累積値情報を前記入出力部に出力させるものである。
本発明においては、累積値情報を書き戻さない旨の操作がされたとき、点灯時間の累積値情報を外部の装置に出力するので、ユーザーの操作に応じて点灯時間の累積値情報を外部の装置に出力することができる。
本発明に係るプロジェクタ管理システムは、上記のプロジェクタと、前記プロジェクタから出力された点灯時間の累積値情報を記憶する外部の装置とを備えたものである。
本発明においては、上記のプロジェクタと、プロジェクタから出力された点灯時間の累積値情報を記憶する外部の装置とを備えるので、プロジェクタに記憶された点灯時間の累積値情報がクリアされた場合であっても、外部の装置に記憶された累積値情報により、現在使用している光源の点灯時間を把握することができる。
本発明に係るプロジェクタの制御方法は、光源からの光を変調して画像を投写するプロジェクタの制御方法であって、前記光源の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を記憶するステップと、記憶された前記点灯時間の累積値情報を、所定のタイミングで、外部の装置に出力するステップと、累積値情報を書き戻す旨の操作がされたとき、前記外部の装置から前記点灯時間の累積値情報を取得するステップと、取得した該点灯時間の累積値情報を、当該光源の点灯時間の累積値情報として記憶するステップとを有するものである。
本発明においては、点灯時間の累積値情報を外部の装置に出力し、累積値情報を書き戻す旨の操作がされたとき、外部の装置から点灯時間の累積値情報を取得して、当該光源の点灯時間の累積値情報として記憶するので、点灯時間の累積値情報がクリアされた場合であっても、現在使用している光源の点灯時間を把握することができる。また、光源にメモリを付加する必要がないので、コストを上げることなく現在使用している光源の点灯時間を把握することができる。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。図に示すように、プロジェクタ1は、光源であるランプ11と、光変調部である液晶ライトバルブ12R,12G,12B(以下、区別しない場合は単に「液晶ライトバルブ12」という。)と、投写光学系13と、液晶ライトバルブ駆動部14と、制御部20と、画像入力部31と、画像信号処理部32と、フレームメモリ33と、ランプ駆動部であるバラスト40と、操作パネル41と、リモコン受光部42と、操作信号処理部43と、記憶部44と、時計部50と、ネットワーク情報保存部60と、入出力部であるネットワーク接続部70とを備えている。このプロジェクタ1は、外部接続機器2から供給される入力画像信号に応じた画像光を投射して、スクリーン、白壁又はホワイトボード等の被投写体(以下「スクリーンSC」という。)に拡大投写するものである。更にプロジェクタ1は、外部の装置であるサーバー3とネットワークを介して接続され、後述する点灯時間の累積値情報や各種管理情報などを送受信する。
制御部20は、画像入力部31、画像信号処理部32、バラスト40、操作信号処理部43、記憶部44、時計部50、ネットワーク情報保存部60、及びネットワーク接続部70と接続され、プロジェクタ1の動作を統括制御する。この制御部20は、マイクロプロセッサ等により構成され、記憶部44に記憶された制御プログラム等を実行して、制御部20に接続された各部から入力される各種データを演算するとともに、演算結果を前記各部に出力する。また、後述する動作により、ランプ11の点灯時間の累積値の計測、及び点灯時間通知動作を行う。
画像入力部31は、外部接続機器2と接続する1又は複数の接続端子を備え、外部接続機器2から入力される1又は複数の入力画像信号を取り込んで、それが例えばアナログ画像信号の場合にはデジタルの画像信号に変換する等の処理をして、画像信号処理部32に出力する。尚、画像入力部31が備える接続端子としては、例えば、RGB端子、BNC端子、S端子、ビデオ端子、DVI端子などを備え、パーソナルコンピュータや各種ビデオ機器、DVD再生機器などと接続される。
画像信号処理部32は、例えばマイクロプロセッサ(例えばDSP)等の信号処理回路から構成され、それに内蔵した記憶部に格納された制御プログラムを実行することにより各種の処理を行う。また、画像信号処理部32にはフレームメモリ33が接続されており、画像入力部31からの画像信号を1フレーム(1画像画面)毎にフレームメモリ33に記憶させるとともに、フレームメモリ33に記憶された画像(以下「フレーム画像」ともいう。)を読み出す機能を有し、また、画像信号の解像度を液晶ライトバルブ12の解像度に合わせる解像度変換処理等の各種の信号処理を施して投写画像用の画像信号を生成する。
また、この画像信号処理部32はOSD(On−Screen Display)処理をする機能を備えており、制御部20の制御命令に従って、プロジェクタ1の各種状態を表す文字や記号、画質調整を行う際のメニュー画像や選択メッセージ画面(後述)などのOSD画像信号をフレーム画像信号と合成する処理を行う。具体的には、制御部20が例えば記憶部44から各種メニュー画像データを読み出して画像信号処理部32に供給し、画像信号処理部32は例えばメニュー画像データによりOSD画像信号を生成し、このOSD画像信号をフレーム画像信号と合成する。なお、OSD処理をしない場合には、フレーム画像信号がそのまま出力されることになる。上記のOSD処理によりメニュー画像が表示されると、ユーザーはメニュー画像に従ってプロジェクタ1の各部の機能を設定又は調整することになる。
液晶ライトバルブ駆動部14は、入力された画像信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動する。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、それぞれ、複数の画素(図示せず)がマトリクス状に形成されており、液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、ランプ11から射出され、色光分離光学系(図示せず)によって各色光に分離されたR(赤)、G(緑),B(青)の各色光を、対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bによって変調する。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bから射出された画像光は、クロスダイクロイックプリズム(図示せず)などの合成光学系により合成され、投写光学系13によってスクリーンSC上に拡大投写される。
バラスト40は、制御部20からの指示に従って、ランプ11を点灯又は消灯させるランプ駆動部であり、例えばランプ11が高圧放電灯の場合には、始動電圧を印加する点灯回路や、適正なランプ電流を供給する安定器などにより構成される。
操作パネル41は、プロジェクタ1の本体に設けられており、電源オン/オフキー、入力画像切り換え操作を行う入力切換キー、画質調整等の操作を行うメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像や選択メッセージ画面(後述)での項目選択操作を行う選択キー、及びプロジェクタ1の状態変更等を行うための各種スイッチ類を有し、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号を操作信号処理部43に入力する。
リモートコントローラ(以下「リモコンRC」という。)は、プロジェクタ1の外部に設けられ、上記操作パネル41と同様な各種スイッチ類や0〜9までの数字キーなどを有し、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号を送信する。そして、リモコンRCからの操作信号は、リモコン受光部42を介して操作信号処理部43に入力される。尚、操作パネル41又はリモコンRCは、本発明における操作部に相当する。
操作信号処理部43は、操作パネル41又はリモコン受光部42からの操作信号を受信し、これを制御部20に出力する。
記憶部44は、制御部20が実行する制御プログラム、画質調整等を行う際のメニュー画像の表示や、後述する選択メッセージ画面などのOSD画像を生成するためのOSD情報を記憶するとともに、プロジェクタ1の各種設定値等を記憶する。また、後述する動作により、点灯時間の累積値情報が記録される。
時計部50は、例えばRTC(Real Time Clock)により構成され、現在時刻情報を生成する。
ネットワーク情報保存部60は、IPアドレス、サーバー3からの識別番号など、ネットワーク通信に必要な情報が保存される。ネットワーク接続部70は、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワークを介してサーバー3と接続され、後述する動作により、点灯時間の累積値情報をサーバー3へ出力し、又はサーバー3から点灯時間の累積値情報を取得する。サーバー3は、ネットワーク接続部70から出力された点灯時間の累積値情報を記憶し、プロジェクタ1からの要求に応じて当該累積値情報をネットワーク接続部70に送信する。
上記のような構成により本実施の形態のプロジェクタ1は、ランプ11の点灯時間の累積値を計測し、電源オン時及び電源オフ時に点灯時間の通知動作を行い、ユーザーの操作に応じて累積情報の書き戻しを行う。このような動作の詳細について図2〜図5を用いて次に説明する。
図2は実施の形態1に係る点灯時間計測の動作フローチャートである。
まず、ランプ11の点灯時間の累積値を計測する動作について図2に基づき説明する。
制御部20は、プロジェクタ1の電源が投入されると点灯時間計測動作を開始し(S101)、ランプ点灯操作がされるまで待機する(S102)。ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オンキーなどの投写を開始する旨のキーが押下されると、操作信号処理部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号によりランプ点灯操作を検出し(S102)、バラスト40に対してランプ11の点灯を指示すると共に、時計部50を参照して現在の時刻を点灯時刻として取得する(S103)。
バラスト40は、制御部20からの指示によりランプ11を点灯させる。このような状態において、例えば外部接続機器2から画像入力部31に1又は複数の入力画像信号が入力され、ユーザーから入力切換キーが操作されると、制御部20は画像入力部31に入力画像切り換え操作を行わせ、外部接続機器2から入力される複数の入力画像信号のうち、操作に応じた入力画像信号を選択させる。そして、制御部20は画像信号処理部32に対し、選択された入力画像信号を変換して投写画像用の画像信号の生成を指示する。画像信号処理部32は、生成した画像信号を液晶ライトバルブ駆動部14へ入力し、液晶ライトバルブ駆動部14は、入力された画像信号に応じて、液晶ライトバルブ12を駆動する。液晶ライトバルブ12は、液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、ランプ11の光を変調して画像光を射出する。この画像光は、投写光学系13を介してスクリーンSCに投射される。
次に、ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オフキーなどの投写を終了する旨のキーが押下されると、操作信号処理部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号によりランプ点灯操作を検出し(S104)、バラスト40に対してランプ11の消灯を指示すると共に、時計部50を参照して現在の時刻を消灯時刻として取得する(S105)。
次に、制御部20は、消灯時刻と点灯時刻との差分からランプ11の点灯時間を算出する(S106)。そして、記憶部44に記憶された当該ランプ11の点灯時間の累積値に、算出した点灯時間を加算して当該累積値の情報を更新する(S107)。
このような動作により、ランプ11が点灯及び消灯する度に、記憶部44に記憶された当該点灯時間の累積値が更新されることとなる。尚、点灯時間の計測動作はこれに限らず、ランプ11が点灯している時間を計測できれば良く、例えば、ランプ点灯制御と共に時間計測を開始し、ランプ消灯制御と共に時間計測を終了して、計測した時間を記憶された点灯時間の累積値に加算して更新しても良い。
尚、点灯時間の累積値情報は、例えば、操作パネル41からの点灯時間リセット操作により、当該累積値情報のリセットが可能である。例えばランプ11を新品に交換した場合には、ユーザーの操作により点灯時間の累積値情報をリセットする。尚、点灯時間の累積値情報のリセットはこれに限らず、例えばスイッチなどによりランプ11の装着状態を検出する交換検出手段を設け、ランプ11が交換されたとき交換検出信号を制御部20に入力して、上記点灯時間リセットの動作を行っても良い。これにより、ユーザーはランプ11を交換する度に点灯時間リセット操作をする必要が無く、利便性を向上させることができる。
図3は実施の形態1に係る電源オン時の点灯時間通知動作を示すフローチャート、図4は実施の形態1に係る電源オフ時の点灯時間通知動作を示すフローチャート、図5は実施の形態1に係る選択メッセージ画面表示を示す図である。以下、電源オン時及び電源オフ時における点灯時間通知動作について、図3及び図4に基づき、図5を参照しながら説明する。
まず、電源オン時の点灯時間通知動作について説明する。
ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オンキーが押下されると、操作信号処理部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号により電源オン操作を検出する(S201)。そして、制御部20はバラスト40に対してランプ11の点灯を指示し、バラスト40は、制御部20からの指示によりランプ11を点灯させる(S202)。
次に、制御部20は、記憶部44に記憶された点灯時間の累積値情報を取得し(S203)、取得した点灯時間の累積値がゼロであるか否かを判断する(S204)。点灯時間の累積値がゼロでないと判断した場合、制御部20は、記憶部44に記憶された点灯時間の累積値情報を、ネットワーク接続部70からサーバー3に送信(通知)させる(S209)。この点灯時間の累積値情報を受信したサーバー3は、当該点灯時間の累積値情報を記憶する。そして、プロジェクタ1は通常の動作状態に移行する(S210)。
一方、ステップS204で点灯時間の累積値がゼロであると判断した場合、制御部20は、記憶部44に記録された選択メッセージ画面に関するOSD情報を画像信号処理部32に出力し、画像信号処理部32は、入力されたOSD情報に基いて、選択メッセージ画面のOSD画像信号を生成する。そして、この画像信号に基づく画像光が投写光学系13を介して射出され、図5に示すような選択メッセージ画面が投写される。
図5に示すように、選択メッセージ画面は、点灯時間の累積値がゼロである旨の表示、及び点灯時間の累積値情報を書き戻すか否かを選択する選択メニュー100から構成される。この選択メニュー100は、例えば、累積値情報を書き戻さない旨の操作として「ゼロで通知する。」、累積値情報を書き戻す旨の操作として「サーバーに最後に保存されている時間に書き戻す。」との操作項目を表示する。
このような選択メッセージ画面により、ユーザーは、操作パネル41又はリモコンRCのカーソルキー・決定キーなどを操作して、例えば、当該ランプ11が新品であり累積値情報を書き戻す必要がない場合は、選択メニュー100から「ゼロで通知する。」を選択する。また、例えば修理・点検などにより点灯時間の累積値情報がクリアされてしまったときなど、累積値情報を書き戻す必要がある場合には、選択メニュー100から「サーバーに最後に保存されている時間に書き戻す。」を選択する。
制御部20は、選択メニュー100から「ゼロで通知する。」が選択されると、ゼロクリア操作がされたと判断し(S206)、累積値がゼロである点灯時間の累積値情報を、ネットワーク接続部70からサーバー3に送信(通知)させる(S209)。この点灯時間の累積値情報を受信したサーバー3は、当該点灯時間の累積値情報を記憶する。そして、プロジェクタ1は通常の動作状態に移行する(S210)。
一方、選択メニュー100から「サーバーに最後に保存されている時間に書き戻す。」が選択されると、制御部20は、ゼロクリア操作でないと判断し(S206)、サーバー3に記憶された点灯時間の累積値情報を、ネットワーク接続部70を介して取得させ(S207)、取得した当該点灯時間の累積値情報を、当該ランプ11の点灯時間の累積値情報として記憶部44に記憶させる(S208)。そして、プロジェクタ1は通常の動作状態に移行する(S210)。
次に、電源オフ時の点灯時間通知動作について説明する。
ユーザーにより操作パネル41又はリモコンRCの操作キーから、電源オフキーが押下されると、操作信号処理部43は、当該操作の操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号により電源オフ操作を検出する(S301)。次に、制御部20は、記憶部44に記憶された点灯時間の累積値情報を取得し(S302)、取得した点灯時間の累積値情報を、ネットワーク接続部70からサーバー3に送信(通知)させる(S303)。この点灯時間の累積値情報を受信したサーバー3は、当該点灯時間の累積値情報を記憶する。そして、制御部20はバラスト40に対してランプ11の消灯を指示すると共に、所定のクールダウン処理を行った後(S304)、プロジェクタ1はスタンバイ状態に移行する(S305)。
尚、サーバー3においては、電源オン/オフの度に、点灯時間の累積値情報が通知されることとなるため、この通知情報を用いて、例えば、プロジェクタ1がオン及びオフされた日時を把握することにより、プロジェクタ1の使用履歴を管理するようにしても良い。
以上のように本実施の形態1においては、ランプ11の点灯時間の累積値を計測して点灯時間の累積値情報をサーバー3に出力し、累積値情報を書き戻す旨の操作がされたとき、サーバー3から点灯時間の累積値情報を取得して、当該ランプ11の点灯時間の累積値情報として記憶するので、例えば修理・点検などにより、点灯時間の累積値情報がクリアされた場合であっても、現在使用しているランプ11の点灯時間を把握することができる。
また、ランプ11にメモリを付加する必要がないので、ランプ11のコストを上げることなく現在使用しているランプ11の点灯時間を把握することができる。
また、記憶部44に記憶された点灯時間の累積値がゼロのとき、累積値情報を書き戻すか否かを選択する選択メッセージ画面を表示するので、例えば修理・点検などにより、点灯時間の累積値情報がクリアされた場合に、ユーザーに対して、累積値情報を書き戻すか否かの操作を促すことができる。
また、累積値情報を書き戻さない旨の操作がされたとき、点灯時間の累積値情報をサーバー3に出力するので、ユーザーの操作に応じて点灯時間の累積値情報をサーバー3に出力することができ、例えばランプ11を新品に交換した場合に累積値ゼロを通知することができる。
尚、本実施の形態1では、電源オン又は電源オフ時に点灯時間を通知させる動作を行ったが、本発明はこれに限らず所定のタイミングで点灯時間の累積値情報をサーバー3に送信するようにしても良い。例えば、ユーザーからの任意の操作によりメニュー画面を表示して上記選択メニューを選択するようにしても良い。
尚、本実施の形態1では、外部の装置としてサーバー3に、点灯時間の累積値情報を記憶する場合を説明したが、本発明はこれに限らず、外部の装置として、例えばUSBメモリ等の外部記憶装置を用いても良い。
尚、上記実施の形態1では、液晶ライトバルブ12を用いて、ランプ11から射出された光を変調したが、本発明はこれに限らず、他の空間光変調器を用いても良く、例えば、半導体基板の上に敷き詰められた微小面積のミラーの傾きを画像信号に基づいて制御することによって画像を投写するDMD(Digital Micromirror Device)を用いてもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の登録商標である。
実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る点灯時間計測の動作フローチャートである。 実施の形態1に係る電源オン時の点灯時間通知動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る電源オフ時の点灯時間通知動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る選択メッセージ画面表示を示す図である。
符号の説明
1 プロジェクタ、2 外部接続機器、3 サーバー、11 ランプ、12R 液晶ライトバルブ、12G 液晶ライトバルブ、12B 液晶ライトバルブ、13 投写光学系、14 液晶ライトバルブ駆動部、20 制御部、31 画像入力部、32 画像信号処理部、33 フレームメモリ、40 バラスト、41 操作パネル、42 リモコン受光部、43 操作信号処理部、44 記憶部、50 時計部、60 ネットワーク情報保存部、70 ネットワーク接続部、100 選択メニュー、RC リモコン、SC スクリーン。

Claims (5)

  1. 光源と、
    前記光源を点灯又は消灯させる光源駆動部と、
    入力画像信号に基づいて表示画像用の画像信号を生成する画像信号処理部と、
    前記画像信号処理部により生成された画像信号に基づき、前記光源から射出された光束を変調する光変調部と、
    前記光変調部により変調された光束を拡大投写する投写光学系と、
    記憶部と、
    操作内容に応じた操作信号を入力するための操作部と、
    外部の装置との間で情報を入出力する入出力部と、
    前記光源の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を前記記憶部に記憶させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    所定のタイミングで、前記記憶部に記憶された点灯時間の累積値情報を、前記入出力部に前記外部の装置へ出力させ、
    前記操作部が累積値情報を書き戻す旨の操作信号を入力したとき、前記外部の装置から前記点灯時間の累積値情報を前記入出力部に取得させ、該点灯時間の累積値情報を、当該光源の点灯時間の累積値情報として前記記憶部に記憶させることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記制御部は、
    前記記憶部に記憶された点灯時間の累積値がゼロのとき、点灯時間の累積値情報を書き戻すか否かの選択メッセージ画面の画像信号を、前記画像信号処理部に生成させることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記制御部は、
    前記操作部が累積値情報を書き戻さない旨の操作信号を入力したとき、前記記憶部に記憶された点灯時間の累積値情報を前記入出力部に出力させることを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のプロジェクタと、
    前記プロジェクタから出力された点灯時間の累積値情報を記憶する外部の装置と
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ管理システム。
  5. 光源からの光を変調して画像を投写するプロジェクタの制御方法であって、
    前記光源の点灯時間の累積値を計測し、該点灯時間の累積値情報を記憶するステップと、
    記憶された前記点灯時間の累積値情報を、所定のタイミングで、外部の装置に出力するステップと、
    累積値情報を書き戻す旨の操作がされたとき、前記外部の装置から前記点灯時間の累積値情報を取得するステップと、
    取得した該点灯時間の累積値情報を、当該光源の点灯時間の累積値情報として記憶するステップと
    を有することを特徴とするプロジェクタの制御方法。
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