JP2009190076A - 冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法 - Google Patents

冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009190076A
JP2009190076A JP2008035527A JP2008035527A JP2009190076A JP 2009190076 A JP2009190076 A JP 2009190076A JP 2008035527 A JP2008035527 A JP 2008035527A JP 2008035527 A JP2008035527 A JP 2008035527A JP 2009190076 A JP2009190076 A JP 2009190076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass filter
frequency
cut
thickness
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008035527A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Watanabe
幸一 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2008035527A priority Critical patent/JP2009190076A/ja
Publication of JP2009190076A publication Critical patent/JP2009190076A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

【課題】 AGCフィルタのカットオフ周波数を圧延速度に応じて変更することにより、板厚精度を向上させる。
【解決手段】 第1パスでは、従来と同様のAGC制御を行いつつ、出側板厚計5から得られる板厚偏差を板厚偏差記憶装置11に格納し、パス終了時に板厚偏差記憶装置11に格納していた板厚偏差を板厚変動周期長演算器28で解析することにより被圧延材の変動周期長を求め、第2パス以降では、解析によって求めた変動周期長と圧延速度によりFF−AGC、モニタAGCのローパスフィルタ、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を動的に変更することができる
【選択図】図1

Description

本発明は、圧延制御装置関して板出側に配置された板厚計からの信号を元に板厚が目標値になるように制御を行う、冷間圧延機の自動板厚制御装置およびその制御方法に関する。
従来の冷間圧延機の自動板厚制御装置は図2のようになっている。
図において、1は左リール、2は右リール、3は圧延ロールである。左リール1に巻かれた被圧延材は、右リール2により巻き取られて圧延ロール3により所望の板厚に圧延される。14は圧延ロール3の位置を制御する圧下制御装置である。15は増幅器である。16は位置検出器であり、圧下制御装置14のシリンダ変位量を検出する為のものである。4、5はそれぞれ、圧延ロール3に関して入側、出側に設けられた入側厚み計、出側厚み計である。6、7はそれぞれ、圧延ロール3に関して入側、出側に設けられた入側デフレクターロール、出側デフレクターロールである。8は、回転量を検出するPLG(パルスジェネレータ)である。12はシフトパルスであり、PLG8の検出量と入側デフレクターロール6のロール径から、被圧延材の移動量を算出し、算出された移動量が一定量を越える毎に出力されるパルスである。
10は、シフトレジスタであり、入側厚み計4からの板厚偏差Δhiを格納するものである。21は、ハイパスフィルタである。23は、ハイパスフィルタ21のカットオフ周波数であり、メモリ等の記憶手段に記憶されている。19は、FF−AGC演算器であり、ハイパスフィルタ21を通過した高周波成分の板厚偏差に対する圧下量を演算するものである。9は、回転量を検出するPLGである。22は、ローパスフィルタである。24は、ローパスフィルタ22のカットオフ周波数であり、メモリ等の記憶手段に記憶されている。20は、モニタAGC演算器であり、ローパスフィルタ22を通過した低周波成分の板厚偏差に対する圧下量を演算するものである。
次に、動作について、以下に説明する。
入側デフレクターロール6のロール径と、PLG8の検出量より算出された被圧延材の通過量が一定量を越える度に発生するシフトパルス12のタイミングで入側板厚計4から検出された板厚偏差Δhiは、シフトレジスタ10に蓄積される。
シフトレジスタ10に蓄積された板厚偏差の中で、定数設定されたカットオフ周波数23をしきい値として高周波の偏差は、ハイパスフィルタ21を通過し、FF−AGC演算器19へと伝達される。
出側板厚計5にて検出された板厚と所望する板厚との偏差は、定数設定されたカットオフ周波数24をしきい値として低周波の偏差は、ローパスフィルタ22を通過し、モニタAGC演算器20へと伝達される。
FF−AGC演算器19とモニタAGC演算器20の結果は、加算器18により加算され、位置検出器16からの値と減算器17にて比較され、結果が増幅器15から圧下制御装置14へと出力される。
また、同様の自動板厚制御装置として、特許文献1のようなものもある。
特開平7−124616号公報
従来の冷間圧延機の自動板厚制御装置は、モニタAGC制御とFF−AGC制御のしきい値となるカットオフ周波数が定数であるために、モニタAGCとFF−AGCの制御配分を圧延速度により変更することができず、板厚の精度が悪いという問題があった。
本発明は、第1パスで圧延ロール出側板厚計からの信号と所望板厚との偏差信号をシフトレジスタに格納し、パス終了時にシフトレジスタに格納された信号をFFTなどで解析して被圧延材の板厚変動周期を算出し、第2パス目以降で被圧延材の速度にあわせたカットオフ周波数の設定を行うことにより、板厚精度を向上させることができる自動板厚制御装置を提供することを目的としている
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、圧延ロールに対して入側と出側に被圧延材と所望の板厚との板厚偏差を測定する板厚計と圧下制御装置の位置検出器からの信号を元に板厚が目標値になるように圧下制御を行う圧下制御装置と被圧延材の速度を検出する手段を備えた冷間圧延機の自動板厚制御装置において、前記圧延ロール出側に設置された板厚計により検出された板厚偏差情報を前記圧延ロール出側の被圧延材を被圧延材一定長が送られる度または定時周期で保存する手段と、前記保存された板厚偏差情報をもとに被圧延材の板厚偏差変動周期の長さを演算する手段と、前記圧延ロール入側に設置された板厚計により検出された板厚偏差情報からしきい値となる周波数以上の板厚偏差を取り出す手段と、前記出側板厚計により検出された板厚偏差情報からしきい値となる周波数以下の板厚偏差を取り出す手段と、前記検出された被圧延材の速度と板厚偏差変動周期よりしきい値となる周波数を演算する手段と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を可変としたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を可変としたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めるカットオフ周波数演算器を備えたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、前記カットオフ周波数演算器は、前記出側の板厚偏差に基づいて、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、前記カットオフ周波数演算器は、前記出側の板厚偏差から求められた板厚変動周期長に基づいて、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、前記カットオフ周波数演算器は、前記出側の板厚偏差から求められた板厚変動周期長と圧延速度とに基づいて、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、前記カットオフ周波数は、次式f= α × ( v / Ln−1 )(ただし、f:カットオフ周波数、v:圧延速度、Ln−1:前回パスの変動周期長、α:演算係数)で求められることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数は、第1パスは所定のカットオフ周波数とし、第2パス以降は、前記カットオフ周波数演算器が求めたカットオフ周波数とすることを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9いずれかに記載の自動板厚制御装置を備えたことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めるカットオフ周波数演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を、第1パスは所定のカットオフ周波数とし、第2パス以降は、前記カットオフ周波数演算器が求めたカットオフ周波数とすることを特徴とするものである。
本発明によると、第2パス目以降は、被圧延材の速度にあわせたカットオフ周波数の設定を行うことにより板厚制御精度を向上できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の冷間圧延機の自動板厚制御装置の概略構成図である。従来例(図2)と同じ部分については、同一の符号を付しているので、その説明は省略する。
図において、13は、シフトパルスであり、PLG9の検出量を元にパルスを発生するものである。11は、板厚偏差記憶装置であり、シフトパルス13から発生するパルスにより板厚偏差を格納するものである。25は、スイッチであり、圧延時のパス終了時にオンとなるものである。28は、板厚偏差変動周期演算器であり、板厚偏差記憶装置11に格納されているデータをFFTなどで解析する為の装置である。32は、板厚偏差変動周期演算器28から出力された被圧延材の板厚偏差Δhoの変動を示す周期であり、以後、変動周期長と呼ぶ。この変動周期長は、メモリ等の記憶手段に記憶されている。30は、速度検出器であり、PLG9から被圧延材の速度を検出するものである。29は、カットオフ周波数演算器であり、速度検出器30と変動周期長31からローパスフィルタ22とハイパスフィルタ21のカットオフ周波数を演算するものである。27は、スイッチであり、ローパスフィルタ22のカットオフ周波数の切替を行うものである。24は、記憶手段に記憶された従来例と同様のローパスフィルタのカットオフ周波数で、固定値である。23は、記憶手段に記憶された従来例と同様のハイパスフィルタのカットオフ周波数で、固定値である。26は、スイッチであり、ハイパスフィルタ21のカットオフ周波数の切替を行うものである。
本発明が従来技術と異なる部分は、板厚偏差記憶装置11と、板厚変動周期長演算器28と、カットオフ周波数演算器29を備えた部分である。
次に、動作について説明する。
圧延ロール3の出側にある出側デフレクターロール7に接続されたPLG9のパルス信号と出側デフレクターロール7のロール径から算出される被圧延材の送り量が一定量を越えることにより発生するシフトパルス13のタイミングで出側板厚計5から検出された板厚偏差Δhoを板厚偏差記憶装置11に格納し、次のシフトパルス13が発生すると、前回発生したシフトパルス13のときに格納した板厚偏差Δhoを板厚偏差記憶装置11内でシフトし、今回検出された板厚偏差Δhoを板厚偏差記憶装置11に格納する。この格納作業が圧延開始時からパス終了まで繰り返されることにより、板厚偏差Δhoが被圧延可能な部分について板厚偏差記憶装置11に格納される。
出側板厚計5は、圧延ロール3と圧下制御装置14の出側になるので、ここで検出された板厚偏差Δhoは、次のパスの被圧延材の板形状となる。
パスが終了して、スイッチ25がオンになることにより、板厚変動周期長演算器28は、板厚偏差記憶装置11に格納されている被圧延材のデータをFFTなどで解析し変動周期長32のLを求める。ここで求められた変動周期長32は、次のパスで使用する。(パスの切り替わりにより、Ln−1となる)。
圧延方向が切り替わると、板厚変動周期長演算器28で求められた変動周期長32が変動周期長31にコピーされる。さらに、スイッチ27とスイッチ26がオンになり、固定値であるハイパスフィルタのカットオフ周波数23と固定値であるローパスフィルタのカットオフ周波数24が使用されなくなる。
その代わりに、圧延ロール3の出側にある出側デフレクターロール7に接続されたPLG9の信号を元に速度検出器30から出力される圧延速度vと板厚変動周期長演算器28の解析によって求められた前回パスの変動周期長31からカットオフ周波数演算器29より求められた次のカットオフ周波数fが使用される。
= α × ( v / Ln−1 ) ・・・(1)
ここで、式(1)のfはカットオフ周波数、vは圧延速度、Ln−1は前回パス(n−1パス)の変動周期長、αは演算係数である。式(1)により演算されたハイパスフィルタのカットオフ周波数はfCHP 、ローパスフィルタのカットオフ周波数はfCLPとなる。
第1パスはスイッチ26とスイッチ27が入る為、カットオフ周波数はそれぞれ、固定のfHP、fLPとなるため従来の圧延方法と同様となるが、2パス以降はカットオフ周波数演算器29により演算されたカットオフ周波数fCHP 、ローパスフィルタのカットオフ周波数はfCLPにより圧延を行う。
その他の信号の流れについては、従来の自動板厚制御装置と同じとなる。
本発明の実施例を示す自動板厚制御装置の概略構成図 従来の自動板厚制御装置の概略構成図
符号の説明
1 左リール
2 右リール
3 圧延ロール
4 入側板厚計
5 出側板厚計
6 入側デフレクターロール
7 出側デフレクターロール
8 PLG
9 PLG
10 シフトレジスタ
11 板厚偏差記憶装置
12 シフトパルス
13 シフトパルス
14 圧下制御装置
15 増幅器
16 位置検出器
17 減算器
18 加算器
19 FF−AGC演算器
20 モニタAGC 演算器
21 ハイパスフィルタ
22 ローパスフィルタ
23 カットオフ周波数(定数)
24 カットオフ周波数(定数)
25 スイッチ
26 スイッチ
27 スイッチ
28 板厚変動周期長 演算器
29 カットオフ周波数 演算器
30 速度検出器
31 板厚変動周期長(前回パス結果)
32 板厚変動周期長

Claims (11)

  1. 圧延ロールに対して入側と出側に被圧延材と所望の板厚との板厚偏差を測定する板厚計と圧下制御装置の位置検出器からの信号を元に板厚が目標値になるように圧下制御を行う圧下制御装置と被圧延材の速度を検出する手段を備えた冷間圧延機の自動板厚制御装置において、
    前記圧延ロール出側に設置された板厚計により検出された板厚偏差情報を前記圧延ロール出側の被圧延材を被圧延材一定長が送られる度または定時周期で保存する手段と、
    前記保存された板厚偏差情報をもとに被圧延材の板厚偏差変動周期の長さを演算する手段と、
    前記圧延ロール入側に設置された板厚計により検出された板厚偏差情報からしきい値となる周波数以上の板厚偏差を取り出す手段と、
    前記出側板厚計により検出された板厚偏差情報からしきい値となる周波数以下の板厚偏差を取り出す手段と、
    前記検出された被圧延材の速度と板厚偏差変動周期よりしきい値となる周波数を演算する手段と、を備えたことを特徴とする冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  2. 入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、
    前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数を可変としたことを特徴とする冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  3. 入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、
    前記ローパスフィルタのカットオフ周波数を可変としたことを特徴とする冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  4. 入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、
    前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めるカットオフ周波数演算器を備えたことを特徴とする冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  5. 前記カットオフ周波数演算器は、前記出側の板厚偏差に基づいて、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めることを特徴とする請求項4に記載の冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  6. 前記カットオフ周波数演算器は、前記出側の板厚偏差から求められた板厚変動周期長に基づいて、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めることを特徴とする請求項4に記載の冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  7. 前記カットオフ周波数演算器は、前記出側の板厚偏差から求められた板厚変動周期長と圧延速度とに基づいて、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めることを特徴とする請求項4に記載の冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  8. 前記カットオフ周波数は、次式
    = α × ( v / Ln−1
    (ただし、f:カットオフ周波数、v:圧延速度、Ln−1:前回パスの変動周期長、α:演算係数)
    で求められることを特徴とする請求項5乃至7いずれかに記載の冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  9. 前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数は、第1パスは所定のカットオフ周波数とし、第2パス以降は、前記カットオフ周波数演算器が求めたカットオフ周波数とすることを特徴とする請求項5乃至8いずれかに記載の冷間圧延機の自動板厚制御装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかに記載の自動板厚制御装置を備えたことを特徴とする冷間圧延機。
  11. 入側の板厚偏差がハイパスフィルタを介して入力されるFF−AGC演算器と、出側の板厚偏差がローパスフィルタを介して入力されるモニタAGC演算器と、前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を求めるカットオフ周波数演算器と、を備え、前記FF−AGC演算器および前記モニタAGC演算器の出力に基づいて圧延ロールを上下させて板厚を所定の値に制御する冷間圧延機の自動板厚制御装置において、
    前記ハイパスフィルタおよびローパスフィルタのカットオフ周波数を、第1パスは所定のカットオフ周波数とし、第2パス以降は、前記カットオフ周波数演算器が求めたカットオフ周波数とすることを特徴とする冷間圧延機の自動板厚制御方法。
JP2008035527A 2008-02-18 2008-02-18 冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法 Pending JP2009190076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035527A JP2009190076A (ja) 2008-02-18 2008-02-18 冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035527A JP2009190076A (ja) 2008-02-18 2008-02-18 冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009190076A true JP2009190076A (ja) 2009-08-27

Family

ID=41072576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008035527A Pending JP2009190076A (ja) 2008-02-18 2008-02-18 冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009190076A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102601126A (zh) * 2012-03-09 2012-07-25 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 钢轨对称通长波动控制方法
JP2019126833A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 株式会社神戸製鋼所 圧延機の板厚制御装置および該方法ならびに圧延機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102601126A (zh) * 2012-03-09 2012-07-25 攀钢集团攀枝花钢钒有限公司 钢轨对称通长波动控制方法
JP2019126833A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 株式会社神戸製鋼所 圧延機の板厚制御装置および該方法ならびに圧延機
JP6990116B2 (ja) 2018-01-26 2022-01-12 株式会社神戸製鋼所 圧延機の板厚制御装置および該方法ならびに圧延機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5631481B2 (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
US20110042437A1 (en) Web conveying apparatus and web conveying control method
KR101593812B1 (ko) 압연 제어 장치, 압연 제어 방법 및 기록 매체
JP4988171B2 (ja) 圧延機の制御装置
JP2009190076A (ja) 冷間圧延機の板厚制御装置およびその制御方法
KR20050036764A (ko) 압연 제어 장치 및 압연 제어 방법
US20130346460A1 (en) Method and device for filtering a signal and control device for a process
JP5465045B2 (ja) 油圧圧下制御装置、油圧圧下制御装置の調整方法及び制御プログラム
JP6324259B2 (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
JP4700444B2 (ja) 圧延機の走間板厚変更時の板厚制御方法
JP5552179B2 (ja) 圧延機の制御装置およびその制御方法
JP4214099B2 (ja) 金属板材の圧延方法および圧延装置
JP2002172406A (ja) 圧延機の板厚補正方法
JP4987625B2 (ja) 鋼板のセンタリング方法及びセンタリング装置
JP3586374B2 (ja) 板厚制御装置
JP2003245708A (ja) 被圧延材の蛇行制御方法
JP3826762B2 (ja) 板厚制御方法
JP2010000535A (ja) 板厚制御装置及び板厚制御方法
JPH09295019A (ja) 可逆式圧延機の板厚制御装置
KR101443107B1 (ko) 코일 길이의 측정 오차 감지 방법
JP2791170B2 (ja) 圧延制御装置
JP6189721B2 (ja) 熱間圧延制御装置及び熱間圧延制御方法
JP2018134661A (ja) 圧延機の板厚制御装置および該方法ならびに圧延機
JP6299682B2 (ja) 金属ストリップの蛇行制御方法及び蛇行制御装置
JP2002153906A (ja) リバース式圧延機における板厚制御装置