JP6324259B2 - 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム - Google Patents

圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6324259B2
JP6324259B2 JP2014166978A JP2014166978A JP6324259B2 JP 6324259 B2 JP6324259 B2 JP 6324259B2 JP 2014166978 A JP2014166978 A JP 2014166978A JP 2014166978 A JP2014166978 A JP 2014166978A JP 6324259 B2 JP6324259 B2 JP 6324259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll pair
speed
rolling mill
roll
rolled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014166978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016043360A (ja
Inventor
服部 哲
哲 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2014166978A priority Critical patent/JP6324259B2/ja
Priority to CN201510471782.1A priority patent/CN105363797B/zh
Publication of JP2016043360A publication Critical patent/JP2016043360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6324259B2 publication Critical patent/JP6324259B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

本発明は、圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラムに関する。
タンデム圧延機においては、被圧延材の製品品質に直結する板厚制御や操業の安定性に不可欠な張力制御は重要である。特に、板厚制御に関しては、板厚偏差を検出する板厚計や、被圧延材の速度を検出する板速計といった検出器を設置して高精度の制御が行われる。
しかしながら、それらの検出器は高価であるため、設備投資額を抑えるためには可能な限り少なくすることが望ましい。また、検出器が多いと、その分多くの保守作業が必要となるため、その点からも検出器は少なくすることが望まれる。
他方、圧延制御の基本式であるマスフロー一定則は、圧延機に流入する被圧延材の体積と、流出する被圧延材の体積は等しいという前提に則るものであり、圧延機スタンドの入側板厚H、入側板速Ve、出側板厚h、出側板速Voを用いて、以下の式(1)で表される。

この関係は、タンデム圧延機における各スタンドで成立すると共に、複数の圧延機スタンドを1つの圧延機スタンドとみなした場合においても成立する。例えば、#1から#4までの4つのスタンドがある場合に、#1に流入する被圧延材の体積と、#4から流出する被圧延材の体積との間でも成立する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−33612号公報
特許文献1に開示されているように、複数の圧延機スタンドを1つの圧延機スタンドとしてみなしてマスフロー一定則により制御を行う場合、その中間のセンサ類が省略可能となるため、上述した検出器の削減を行うことが出来る。
しかしながら、複数の圧延機スタンドをまとめて1つの圧延機スタンドとみなしたとしても、実際には複数の圧延機スタンドが含まれているため、それに応じた制御が必要となる。
例えば、1つの圧延機スタンドについてマスフロー一定則に基づく制御を行う場合には出側と入側で特にタイミングを考慮することなく制御を適用することが可能である。これに対して、複数の圧延機スタンドをまとめて1つの圧延機スタンドとみなす場合、1つの圧延機スタンドの制御状態を変更したことによる他の圧延機スタンドへの影響等を考慮する必要があり、制御が複雑化する。
本発明は上述した問題に対応したものであり、複数の圧延機スタンド全体の入側及び出側における被圧延材の状態に基づいて圧延制御を行う場合の好適な制御を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、被圧延材を複数のロール対で圧延するタンデム圧延機を制御する圧延制御装置であって、前記被圧延材に対して連続して配置された複数のロール対のうち、最上流側に配置された最上流ロール対から流出される被圧延材の板厚を計測する板厚計であり、前記最上流ロール対と、前記最上流ロール対の下流側に位置する一つ隣のロール対である最近隣ロール対との間に設けられる第1板厚計と、前記最上流ロール対から流出される被圧延材の搬送方向における速度を計測する板速計であり、前記最上流ロール対と前記最近隣ロール対との間に設けられる第1板速計と、前記第1板厚計の実測結果に基づき導出される、第1の厚さ設定値からの偏差である第1の厚さ偏差と、前記第1板速計の実測結果に基づき導出される、第1の速度設定値からの偏差である第1の速度偏差とに基づき、事前に定義される算出式を用いて、最下流側に配置された最下流ロール対の出側における被圧延材の第2の速度設定値と前記最下流ロール対の出側での目的板厚を保つための調整速度との比である速度比を、指標値として演算する流入量演算部と、前記流入量演算部によって演算された前記指標値を入力し、前記複数のロール対の中の前記最上流ロール対および前記最近隣ロール対以外のロール対のロール速度を制御するための制御値を、前記指標値と、制御対象のロール対ごとに規定される制御ゲインとに基づき、ロール対ごとに算出し、算出した各制御値を、対応する制御対象のロール対に向けてそれぞれ出力する流出量演算部とを有することを特徴とする。
本発明を用いることにより、複数の圧延機スタンド全体の入側及び出側における被圧延材の状態に基づいて圧延制御を行う場合の好適な制御を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るタンデム圧延機の全体構成を示す図である。 タンデム圧延機の圧延現象を示す図である。 従来技術に係るタンデム圧延機のサクセッシブ制御を示す図である。 従来技術に係るタンデム圧延機の速度設定方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るタンデム圧延機のサクセッシブ制御を示す図である。 タンデム圧延機の負荷バランスを示す図である。 本発明の実施形態に係る流入量演算装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る流出量演算装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る出側板厚制御装置の動作概要を示す図である。 本発明の比較例に係るタンデム圧延機の全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成を示す図である。
本実施形態においては、タンデム圧延機において、複数の圧延機スタンドを1つの圧延機とみなし、1つの圧延機とみなした複数の圧延機全体の流入側及び流出側における被圧延材の状態に基づくマスフロー制御を行う態様について説明する。これにより、1つの圧延機とみなした複数の圧延機全体の流入側及び流出側に検出器を設けるのみで、途中段階の検出器を省略して最少の検出器構成を実現することが出来る。
更に、本実施形態に係る圧延機においては、1つの圧延機とみなした複数の圧延機のうち、最も上流側に配置された圧延機スタンドをマスタースタンドとし、上流側の圧延機スタンドによって生じた偏差を解消するための制御を下流側の圧延機スタンドに適用する。これが本実施形態にかかる要旨の1つである。
ここで、上流側とは、タンデム圧延機において、被圧延材が供給される側を、下流側とは被圧延材が製品として出ていく側とする。また、検出器とは、被圧延材の被圧延材への流入量(板厚×板速度)が検出可能なものとし、板厚計および速度計、またはパルス発振器付きのロール等で板速度が検出可能なものとする。
本実施形態においては、図1に示すような4台の圧延機スタンド11、12、13、14から構成される4スタンドタンデム圧延機を例に実施例を説明する。図1に示すように
、夫々の圧延機スタンド11〜14には、ロールギャップを操作するためのロールギャップ制御装置31〜34、ロール速度を操作するための速度制御装置21〜24が設置されている。
そして、本実施形態に係る圧延機においては、必要最小限のセンサ構成によって適切な圧延制御を可能としている。図1に示すように、本実施形態に係る圧延機においては、#1圧延機スタンド11において、#1スタンド出側板厚計41、#1スタンド出側板速計81が設けられている。
また、#4圧延機スタンド14において、#4スタンド出側板厚計44、#4スタンド出側板速計84が設けられている。更に、各スタンド間には、スタンド間張力計51〜53が設けられている。
圧延機にとって重要なのは、製品品質に直結する被圧延材の板厚と、圧延操業の安定性のための張力である。本実施形態に係る圧延機においては、#1スタンド出側AGC61が、#1スタンド出側板厚計41の検出結果より#1ロールギャップ制御装置31を操作する。
他方、#4スタンド出側AGC64が、#4スタンド出側板厚計44の検出結果より#4スタンド速度制御装置24を操作する。尚、本実施形態に係る#4スタンド速度制御装置24は、#4スタンド出側AGC64による操作の他、各種の操作量が乗算されて制御される。
張力制御については、#1−#2スタンド間張力制御71が、#1圧延機スタンド11と#2圧延機スタンド12の間の張力を#1スタンド出側張力計51で検出し、#2圧延機スタンドロールギャップ制御装置32を操作する。
また、#2−#3スタンド間張力制御72が、#2圧延機スタンド12と#3圧延機スタンド13の間の張力を#2スタンド出側張力計52で検出して#3圧延機スタンドロールギャップ制御装置33を操作する。
また、#3−#4スタンド間張力制御73が、#3圧延機スタンド13と#4圧延機スタンド14の間の張力を#3スタンド出側張力計53で検出して#4圧延機スタンドロールギャップ制御装置34を操作する。
更に、本実施形態に係る圧延機においては、#1圧延機スタンド出側速度計81、#4圧延機スタンド出側速度計84の検知結果に基づき、#2圧延機スタンド12、#3圧延機スタンド13、#4圧延機スタンド14を1つの圧延機とみなして、マスフロー一定則による制御を行う。従って、#2圧延機スタンド12が最上流ロール対、#4圧延機スタンド14が最下流ロール対として用いられる。このような制御は、流入量演算装置101、流出量演算装置102の機能により実現される。
板厚計、板速度計は高価であり、設備投資額が膨大となる。また、測定精度を維持するために頻繁な保守作業が必要であるため、最低限の検出器構成としたい。本実施形態に係る図1の例においては、上述したように複数の圧延機スタンドを1つとみなしたことにより、その出側及び入側にのみ板厚計及び板速計を設けるだけでよい。そのため、上述したような最低限の検出器構成を実現することが出来る。
図2に、タンデム圧延機における#2スタンドから#4スタンドの圧延現象を示す。#2スタンドの入側板厚をH2、入側板速をVe2、#4スタンドの出側板厚をH4、出側
板速をVo4とすると、マスフロー一定則に基づき、以下の式(2)が成り立つ。

ただし、上記式(2)は、ある時点で#2圧延機スタンド12に流入した被圧延材の部分が、#2圧延機スタンド12から#4圧延機スタンド14まで移動して、#4圧延機スタンド14から流出した時の関係式である。
他方、圧延制御においては、圧延機スタンドのロール速度が制御に応じて加減速する。そのため、ロール速度が変化している場合、#2圧延機スタンドに被圧延材が流入したときの#4圧延機スタンド速度と、#2圧延機スタンドに流入した被圧延材が#4圧延機スタンドから流出する場合における#4圧延機スタンド速度が異なる。
結果的に上記式(2)を、各部のセンサ出力に対してそのまま適用することが出来ない。#2圧延機スタンド12の入側板厚H及び入側板速Ve2が、設定値に対して偏差を有する場合、上記式(2)のH、Ve2、Vo4を夫々設定値とし、入側板厚の偏差をΔH、入側板速の偏差をΔVe2とすると、目的の板厚であるhを保つために調整するべき出側板速の調整値ΔVo4との関係は、上記式(2)に基づいて以下の式(3)によって示される。

そして、上記式(3)を展開すると、以下の式(4)が得られる。

更に、上記式(4)を上記式(2)の関係を用いて整理すると、以下の式(5)が得られる。

上記式(5)は、速度が設定速度に対する比率表示となっており、タンデム圧延機が加減速中でも使用できる式となっている。
上記式(5)のパラメータのうち、ΔH、ΔVe2は、#1圧延機スタンド出側板厚41及び#1圧延機スタンド出側板速計81で検出可能である。また、ΔVo4は、#4圧延機スタンド出側板速計84で検出可能である。従って、上記式(5)が成立するよ
うに#4圧延機スタンド14のロール速度または#2圧延機スタンド12のロール速度を操作すれば、出側板厚hを一定とすることが可能である。
ここで、上記式(3)の左辺はある時点で#2圧延機スタンド12への流入量であり、右辺はそれが#4圧延機スタンド14まで移送された時点における#4圧延機スタンドへの流入量である。従って、上記式(3)の左辺から右辺までは時間のずれが有るため、上記式(5)の計算に基づいて#4圧延機スタンド14のロール速度を制御する場合、そのタイミングを考慮する必要がある。
ここで、Ve2は、後進率bを考慮して以下の式(6)で表される。


また、Vo4は、先進率fを考慮して以下の式(7)で表される。

#4圧延機スタンド14の出側板速Vo4は圧延現象によっても変化するため、Vo4を事前に予測することは困難である。そのため、板厚制御の操作端としては#4圧延機スタンド出側板速Vo4とするのが妥当である。
図3は、一般的なタンデム圧延機における圧延機スタンドの速度設定の態様を示す図である。図3に示すように、各圧延機スタンドの速度は、マスター速度指令MRHとスタンド速度指令SSRHの積で決定される。
タンデム圧延機全体の速度をMRHを用いて上下させ、加減速を行う。各圧延機スタンド間の速度バランスを決めるのがSSRHであり、各スタンドにおける入出側板厚よりマスフロー一定則により決定される。
タンデム圧延機においては、ある圧延機スタンドの速度変更による影響が他の圧延機スタンドに及ばないようにサクセッシブ制御が行われている。図4は、一般的なタンデム圧延機におけるサクセッシブ制御を示す図である。
図4に示すように、#4スタンド出側板厚計の検出値を用いた板厚制御は、タンデム圧延機の最終スタンドである#4圧延機スタンドの速度が変動しないように実施される。そのため、#3圧延機スタンドの板速が調整されるが、その調整により更に前段の圧延機スタンドにおける圧延状態に変化が生じないように、更に前段の圧延機スタンドの板速も調整される。この制御がサクセッシブ制御である。
また、板厚制御の出力時、速度が変動しないようにするスタンドをマスタースタンドと呼ぶ。この場合、マスタースタンドは#4圧延機スタンドとなる。速度が変動しないようにというのは、制御出力を出すときという意味であり、タンデム圧延機が加減速する場合は、当然#4圧延機スタンド14のロール速度も変動する。
従来の様に、マスタースタンドが#4圧延機スタンドの場合、板厚制御が#3圧延機スタンドの速度を操作すると、サクセッシブ制御により#2圧延機スタンドおよび#1圧延機スタンドの速度も操作することになる。そのため、上述した#2圧延機スタンド12の入側板速偏差ΔVe2も変動する。
他方、上記式(5)の制御を#4圧延機スタンドをマスタースタンドとして行う場合、操作端は#2圧延機スタンドの板速Ve2となる。ここで、#4圧延機スタンド14における圧延現象と#2圧延機スタンド12における圧延現象との間にはタイムラグがあり、#4圧延機スタンド14の方が時系列的に後である。
従って、#4圧延機スタンド14における圧延状態の検知を、直接#2圧延機スタンド12における被圧延材の同地点の圧延制御に用いることは出来ない。また、#2圧延機スタンド12の制御に際しては、上述したようにサクセッシブによって発生する#2圧延機スタンド12の入側板速偏差ΔVe2の変動も考慮する必要があるため、制御は複雑となる。
更に、サクセッシブによって発生する#2圧延機スタンド12の入側板速偏差ΔVe2の変動について、上記式(3)に応じた影響が発生する。そのため、その影響について、被圧延材が#4圧延機スタンド14に到達したタイミングで補正する必要がある。
ΔVe2は、上記式(6)で表されるように、#2圧延機スタンド12のロール速度の他、圧延現象である#2スタンド後進率bによっても変動するが、外乱として除去できるものは可能な限り除去する事が必要である。
このような問題について、本実施形態に係る圧延制御においては、マスタースタンドを#2圧延機スタンド12にすることで解決する。この場合、図1に示すように、#4圧延機スタンド14の出側板厚制御64の制御出力先を#4圧延機スタンド14とする。
図5は、#2圧延機スタンドをマスタースタンドとした場合のサクセッシブ制御方法を示す図である。#2圧延機スタンド12の板速を変更しないように、#3圧延機スタンドおよび#4圧延機スタンドの速度を修正する。
再度図1を参照して、本実施形態に係るタンデム圧延機の制御方法について説明する。流入量演算装置101は、上記式(5)を用いて、#4圧延機スタンド14における補正量を演算する。
流出量設定装置102は、#2圧延機スタンド12で流入量演算時点の被圧延材を♯4圧延機スタンド14まで移送処理し、#4圧延機スタンド14に対して制御出力を出力する。ここで、移送処理とは、ある地点で被圧延材の状態を検出した場合において、その検知位置が、その検出結果に応じた制御を行う位置に到達するまでの遅延期間を設けることである。流出量設定装置102の場合、#2圧延機スタンド12において圧延された被圧延材の部分が#3圧延機スタンド13や、#4圧延機スタンド14に到達するまでの遅延期間を設ける。
図6(a)は、各圧延機スタンドについて予め定められた出側板厚に応じて設定された各圧延機スタンドの圧延荷重を示す図である。このため、圧延荷重は、図6(a)に示すように設定値とほぼ一致する状態が正常状態である。
ここで、流出量制御装置102により#4圧延機スタンド速度のみを操作した場合、図6(b)に示すように、#4圧延機スタンドの圧延荷重が設定値からずれ、それに伴って
#3圧延機スタンドの圧延荷重も変化するという場合が発生する。
そのため、圧延荷重のスタンド配分を監視しながら、#4圧延機スタンドのみでなく、#3圧延機スタンドについても操作するようにする必要がある。これも考慮して、流出量設定装置102は#3圧延機スタンド、#4圧延機スタンドに対する制御出力を決定する。
流入量演算装置101の動作概要を図7に示す。図7に示すように、移送処理部110が、#1圧延機スタンド出側板厚計41の検出信号を板厚計位置から#2圧延機スタンド位置まで移送処理して、#2圧延機スタンド入側板厚偏差ΔHとする。
また、速度比算出部111が、♯1圧延機スタンド出側板速計81の検出信号からΔVe2/Ve2を求め、上記式(5)を用いて#4圧延機スタンド出側における速度比ΔVo4/Vo4を求める。この速度比ΔVo4/Vo4が、マスフロー一定側に基づく下流側のロール対のロール速度を制御するための指標値として用いられる。
流出量演算装置102の動作概要を図8に示す。図8に示すように、移送処理部121が、流入量演算装置101にて演算された速度比ΔVo4/Vo4を#3圧延機スタンド13まで移送処理して、#3圧延機スタンド直下における速度比(ΔVo4/Vo4)#3を求める。
また、移送処理部122が、(ΔVo4/Vo4)#3を更に移送処理して、#4圧延機スタンド直下における速度比(ΔVo4/Vo4)#4を求める。
そして、流出量演算装置102は、#3圧延機スタンドに対しては、上記(ΔVo4/Vo4)#3に制御ゲインGを乗じて#3圧延機スタンドに対する制御出力(1+ΔVR3/VR3CNTを出力する。
また、#4圧延機スタンドについては、制御ゲインGが上記(ΔVo4/Vo4)#4に乗じられ、速度指令演算部123が、#4スタンド圧延機スタンド出側板速計84の測定結果Vo4FBを用いて、以下の式()により#4圧延機スタンドの速度操作量ΔVR4を求める。

尚、制御ゲインGは、(1−G)である。そもそも、速度比ΔVo4/Vo4は、#2圧延機スタンド12から#4圧延機スタンド14までを1つの圧延機スタンドとみなしてマスフロー一定側により求めた値である。従って、基本的には、その制御値は#4圧延機スタンド14のみに適用すれば足りる。
これに対して、本実施形態に係る圧延機制御においては、その制御値を、ゲインG、Gにより#3圧延機スタンド13と#4圧延機スタンド14とに分散している。これにより、夫々の圧延機スタンドにおける圧延荷重の偏りを防ぐことが出来る。即ち、本実施形態においては、#2圧延機スタンド12をマスタースタンドとし、1つの圧延機スタンドとみなした#2〜#4圧延機スタンドのうち、マスタースタンドである#2圧延機スタンド12以外のロール対に対して、マスフロー一定側に基づくロール速度の制御を行う。
そして、流出量演算装置102は、上記式()により求めた速度操作量ΔV R4 に基づき、#4圧延機スタンドに対する制御出力(1+ΔVR4/VR4CNTを出力する。
このようにして求められた制御出力は、スタンド速度指令SSRHに乗算され、夫々の圧延機スタンド速度制御装置に出力される。尚、この場合、#3圧延機スタンドに対する制御出力については、#4圧延機スタンド速度指令に対してサクセッシブ制御が行われる。
また、この場合#4圧延機スタンド出側の板厚制御74は、図9に示すように動作する。これにより流出量設定装置102内の移送処理121、122の誤差による影響を除去する事ができる。以上の構成を用いることにより、#2圧延機スタンド〜#4圧延機スタンドのマスフロー一定則から#4圧延機スタンド出側の板厚変動を抑制することが可能となる。
ここで、本実施形態に係る比較例として、図10に示すような制御構成を採用する場合について説明する。図10に示す構成は、本実施形態に係る図1の例と同様に#1圧延機スタンド11の出側及び#4圧延機スタンド14の出側にのみ板厚計を設け、本実施形態に係る複数スタンドを1つのスタンドとみなしたマスフロー制御を採用しない場合を示す図である。
図10の例の場合、#2圧延機スタンド12および#3圧延機スタンド13の出側板厚が検出不可である。そのため、板厚制御の機会が減少するため板厚精度が悪化する問題が有る。また、#2圧延機スタンド12および#3圧延機スタンド13における圧下率が不明なため圧延荷重や電動機負荷が特定の圧延機スタンドに偏ったり、各圧延機スタンド間の比率が悪くなるといった問題が有る。
より具体的には、夫々の圧延機スタンドにおける圧延状態が当初の想定通りである場合には、#2圧延機スタンド12および#3圧延機スタンド13の出側板厚が検出不可であったとしても、板厚制度は大幅に悪化することはない。同様に、夫々の圧延機スタンドの負荷が偏ることもない。
これに対して、例えば#2圧延機スタンドにおける圧延状態に外乱が生じた場合に、そこで生じた外乱が#3圧延機スタンド13、#4圧延機スタンド14に影響する。図10の例においては、そのような影響を#4スタンド出側AGC64による#3圧延機スタンド13に対する操作で解消しようとするため、上述した問題が発生することとなる。
本実施形態に係る圧延機においては、図10に示すように検出器を省略した状態において検出可能な圧延状態、即ち、#2圧延機スタンド12の流入側と、#4圧延機スタンド14の流出側とでマスフロー一定側による制御を行う。その場合において、マスタースタンドを上流側である#2圧延機スタンド12とし、最終段である#4圧延機スタンド14の出側板厚を保つために下流側の圧延機スタンドの制御量を操作する。
このような態様によれば、例えば#2圧延機スタンドにおける圧延状態に外乱が生じた場合、その外乱は入側板厚の偏差ΔHや、入側板側の偏差ΔVe2としてマスフロー制御に取り入れられ、上述したように#3圧延機スタンド13や#4圧延機スタンド14に対する制御として用いられる。
その際には、マスタースタンドが上流側の#2圧延機スタンド12とされているために
、図8において説明した移送処理部121、移送処理部122の機能により、#2圧延機スタンド12において生じた外乱をフィードフォワード的に#3圧延機スタンド13、#4圧延機スタンド14に適用することが出来る。従って、本実施形態に係る圧延機制御によれば、複数の圧延機スタンド全体の入側及び出側における被圧延材の状態に基づいて圧延制御を行う場合の好適な制御を提供することが出来る。
尚、上記実施形態においては、4スタンドタンデム圧延機につき説明したが、同様の考え方で任意のスタンド数のタンデム圧延機に適用可能である。また、上記実施形態においては、#1圧延機スタンド11の出側と#4圧延機スタンド14の出側に検出器が設置されている場合につき説明したが、他の任意のスタンド出側に検出器が設置されている場合でも同様に適用可能である。
また、上記実施形態においては、#1圧延機スタンド11および#4圧延機スタンド14の出側に、板速計が設置された場合につき説明したが、被圧延材の板速度が検出可能であれば、手段は問わない。例えば、スタンド間の被圧延材速度を被圧延材に接触したロールの回転数を測定する事で求めても良いし、板厚計での測定結果から先進率を推定することで板速を求めても良い。その他の方法でも被圧延材の速度が求められれば利用可能である。
また、図7に示すような流入量演算装置101や、図8に示すような流出量演算装置102は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実現される。ここで、本実施形態に係る流入量演算装置101、流出量演算装置102等の情報処理装置の各機能を実現するためのハードウェアについて、図11を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図11に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を有する。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、HDD(Hard Disk Drive)204およびI/F205がバス208を介して接続されている。また、I/F205にはLCD(Liquid Crystal Display)206および操作部207が接続されている。
CPU201は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM202は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU201が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM203は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD204は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F205は、バス208と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。また、I/F205は、情報処理装置が情報をやり取りし、若しくは圧延機に対して情報を入力するためのインタフェースとしても用いられる。
LCD206は、オペレータが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部207は、キーボードやマウス等、オペレータが装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。このようなハードウェア構成において、ROM203に格納されたプログラムや、HDD204若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体からRAM202に読み出されたプログラムに従ってCPU101が演算を行
うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る流入量演算装置101、流出量演算装置102の機能が実現される。
尚、上記実施形態においては、流入量演算装置101、流出量演算装置102が夫々別の装置として構成されている場合を例として説明したが、双方の機能を有する1つの装置として構成されても良いし、更に複数の装置に機能を分散しても良い。
11 #1圧延機スタンド
12 #2圧延機スタンド
13 #3圧延機スタンド
14 #4圧延機スタンド
21、22、23、24 速度制御装置
31、32、33、34 ロールギャップ制御装置
41 #1スタンド出側板厚計
44 #4スタンド出側板厚計
51、52、53、54 スタンド間張力計
61 #1スタンド出側AGC
64 #4スタンド出側AGC
71 #1−#2スタンド間張力制御
72 #2−#3スタンド間張力制御
73 #3−#4スタンド間張力制御
81 #1圧延機スタンド出側速度計
84 #4圧延機スタンド出側速度計
101 流入量演算装置
102 流出量演算装置
110 移送処理部
111 速度比算出部
121 移送処理部
122 移送処理部
123 速度指令演算部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 I/F
206 LCD
207 操作部

Claims (5)

  1. 被圧延材を複数のロール対で圧延するタンデム圧延機を制御する圧延制御装置であって、
    前記被圧延材に対して連続して配置された複数のロール対のうち、最上流側に配置された最上流ロール対から流出される被圧延材の板厚を計測する板厚計であり、前記最上流ロール対と、前記最上流ロール対の下流側に位置する一つ隣のロール対である最近隣ロール対との間に設けられる第1板厚計と、
    前記最上流ロール対から流出される被圧延材の搬送方向における速度を計測する板速計であり、前記最上流ロール対と前記最近隣ロール対との間に設けられる第1板速計と、
    前記第1板厚計の実測結果に基づき導出される、第1の厚さ設定値からの偏差である第1の厚さ偏差と、前記第1板速計の実測結果に基づき導出される、第1の速度設定値からの偏差である第1の速度偏差とに基づき、事前に定義される算出式を用いて、最下流側に配置された最下流ロール対の出側における被圧延材の第2の速度設定値と前記最下流ロール対の出側での目的板厚を保つための調整速度との比である速度比を、指標値として演算する流入量演算部と、
    前記流入量演算部によって演算された前記指標値を入力し、前記複数のロール対の中の前記最上流ロール対および前記最近隣ロール対以外のロール対のロール速度を制御するための制御値を、前記指標値と、制御対象のロール対ごとに規定される制御ゲインとに基づき、ロール対ごとに算出し、算出した各制御値を、対応する制御対象のロール対に向けてそれぞれ出力する流出量演算部と、
    を有することを特徴とする圧延制御装置。
  2. 前記流出量演算部は、前記被圧延材がロール対それぞれに到達するタイミングごとに、前記被圧延材が到達したロール対に応じた前記制御値を算出し、当該ロール対に向けて出力することを特徴とする請求項に記載の圧延制御装置。
  3. 前記流出量演算部は、さらに、算出した制御値の中の前記最下流ロール対のロール速度の制御値と、前記最下流ロール対から流出する被圧延材の速度の実測結果とを合成した値により、前記最下流ロール対のロール速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の圧延制御装置。
  4. 被圧延材を複数のロール対で圧延するタンデム圧延機を制御する圧延制御装置であり、
    前記被圧延材に対して連続して配置された複数のロール対のうち、最上流側に配置された最上流ロール対から流出される被圧延材の板厚を計測する板厚計であり、前記最上流ロール対と、前記最上流ロール対の下流側に位置する一つ隣のロール対である最近隣ロール対との間に設けられる第1板厚計と、
    前記最上流ロール対から流出される被圧延材の搬送方向における速度を計測する板速計であり、前記最上流ロール対と前記最近隣ロール対との間に設けられる第1板速計と、
    を有する圧延制御装置の圧延制御方法であって、
    前記第1板厚計の実測結果に基づき導出される、第1の厚さ設定値からの偏差である第1の厚さ偏差と、前記第1板速計の実測結果に基づき導出される、第1の速度設定値からの偏差である第1の速度偏差とに基づき、事前に定義される算出式を用いて、最下流側に配置された最下流ロール対の出側における被圧延材の第2の速度設定値と前記最下流ロール対の出側での目的板厚を保つための調整速度との比である速度比を、指標値として演算し、
    前記指標値を入力し、前記複数のロール対の中の前記最上流ロール対および前記最近隣ロール対以外のロール対のロール速度を制御するための制御値を、前記指標値と、制御対象のロール対ごとに規定される制御ゲインとに基づき、ロール対ごとに算出し、算出した各制御値を、対応する制御対象のロール対に向けてそれぞれ出力することを特徴とする圧延制御方法。
  5. 被圧延材を複数のロール対で圧延するタンデム圧延機を制御する、コンピュータにより実装される圧延制御装置であり、
    前記被圧延材に対して連続して配置された複数のロール対のうち、最上流側に配置された最上流ロール対から流出される被圧延材の板厚を計測する板厚計であり、前記最上流ロール対と、前記最上流ロール対の下流側に位置する一つ隣のロール対である最近隣ロール対との間に設けられる第1板厚計と、
    前記最上流ロール対から流出される被圧延材の搬送方向における速度を計測する板速計であり、前記最上流ロール対と前記最近隣ロール対との間に設けられる第1板速計と、
    を有する圧延制御装置に実行させるための圧延制御プログラムであって、
    前記第1板厚計の実測結果に基づき導出される、第1の厚さ設定値からの偏差である第1の厚さ偏差と、前記第1板速計の実測結果に基づき導出される、第1の速度設定値からの偏差である第1の速度偏差とに基づき、事前に定義される算出式を用いて、最下流側に配置された最下流ロール対の出側における被圧延材の第2の速度設定値と前記最下流ロール対の出側での目的板厚を保つための調整速度との比である速度比を、指標値として演算するステップと、
    前記指標値を入力し、前記複数のロール対の中の前記最上流ロール対および前記最近隣ロール対以外のロール対のロール速度を制御するための制御値を、前記指標値と、制御対象のロール対ごとに規定される制御ゲインとに基づき、ロール対ごとに算出し、算出した各制御値を、対応する制御対象のロール対に向けてそれぞれ出力するステップとを、前記圧延制御装置に実行させることを特徴とする圧延制御プログラム。
JP2014166978A 2014-08-19 2014-08-19 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム Active JP6324259B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014166978A JP6324259B2 (ja) 2014-08-19 2014-08-19 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
CN201510471782.1A CN105363797B (zh) 2014-08-19 2015-08-04 轧制控制装置以及轧制控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014166978A JP6324259B2 (ja) 2014-08-19 2014-08-19 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016043360A JP2016043360A (ja) 2016-04-04
JP6324259B2 true JP6324259B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=55366708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014166978A Active JP6324259B2 (ja) 2014-08-19 2014-08-19 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6324259B2 (ja)
CN (1) CN105363797B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6627740B2 (ja) * 2016-12-20 2020-01-08 東芝三菱電機産業システム株式会社 タンデム冷間圧延機の板厚制御装置
JP6834829B2 (ja) * 2017-07-24 2021-02-24 日本製鉄株式会社 タンデム式冷間圧延設備およびタンデム式冷間圧延設備の板厚制御方法
WO2023157144A1 (ja) * 2022-02-16 2023-08-24 東芝三菱電機産業システム株式会社 タンデム圧延システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3027897B2 (ja) * 1993-03-18 2000-04-04 株式会社日立製作所 タンデム圧延機の速度制御方法及び装置
JP3569502B2 (ja) * 2001-06-14 2004-09-22 東芝三菱電機産業システム株式会社 連続圧延機の板厚制御装置
JP2004268084A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Jfe Steel Kk タンデム圧延機の板厚制御方法
JP4991576B2 (ja) * 2008-01-08 2012-08-01 株式会社日立製作所 板厚制御システム
DE102008007057A1 (de) * 2008-01-31 2009-08-13 Siemens Aktiengesellschaft Regelverfahren für eine Kaltwalzstraße mit vollständiger Massenflussregelung
CN101602068B (zh) * 2009-07-07 2011-08-17 东北大学 周期性变厚度带材轧制过程中张力的控制方法及控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016043360A (ja) 2016-04-04
CN105363797B (zh) 2019-02-26
CN105363797A (zh) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6672094B2 (ja) プラント制御装置、圧延制御装置、プラント制御方法およびプラント制御プログラム
JP6404195B2 (ja) プラント制御装置、圧延制御装置、プラント制御方法およびプラント制御プログラム
JP5631481B2 (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
JP6315818B2 (ja) タンデム圧延ミルの制御装置および制御方法
JP6324259B2 (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
WO2009136435A1 (ja) 圧延機の板厚制御装置
JP6627740B2 (ja) タンデム冷間圧延機の板厚制御装置
JP4988171B2 (ja) 圧延機の制御装置
EP3332883B1 (en) Metal thickness control model based inferential sensor
JPWO2015029171A1 (ja) 圧延機の板厚制御装置
JP2018043255A (ja) 蛇行予測システム及び蛇行予測方法
JP4214099B2 (ja) 金属板材の圧延方法および圧延装置
JP6031344B2 (ja) 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム
KR101879085B1 (ko) 연연속 열간 압연 장치 및 그 방법
JP5158772B2 (ja) 圧延機の板厚制御装置及び圧延機の板厚制御方法
JP3400965B2 (ja) 板厚制御装置
JPH0232041B2 (ja)
JP2697723B2 (ja) 熱間連続圧延方法
KR102679773B1 (ko) 탠덤 냉간 압연기의 제어 시스템
JP5244639B2 (ja) 連続圧延機の板厚制御方法及び板厚制御装置
JP7375947B2 (ja) タンデム冷間圧延機の制御システム
JP2018001271A (ja) 蛇行予測システム、蛇行予測方法及び圧延機のオペレータ支援方法
JP2005186085A (ja) 冷間連続圧延機の走間板厚変更制御装置
JP5700404B2 (ja) 板厚制御方法及び板厚制御装置
JP4345185B2 (ja) 連続圧延機のセットアップ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6324259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150