JP2009189497A - 管路内付着物採取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】管路の内面における目標とする特定の部位に付着した生体に由来する汚れ物質等の付着物を採取することができる管路内付着物採取装置を提供する。
【解決手段】長尺のシャフト部3が進退自在に挿通され、その先端の採取部4が先端開口内に収納された挿入シース2は、内視鏡12の処置具チャンネル25内における汚物が残留し易い分岐部材24の端部とチューブ26との連結部付近まで挿入される。シャフト部3を前方に繰り出して、採取部4を挿入シース2の先端開口から突出させ、さらに取手5を前後動させる等して、剥離液9を含浸したこの突出された採取部4により、連結部の内面を擦る等して、その内面に付着している汚物等の付着物を採取部4で採取する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡等の医療機器の管路の内面に付着した生体に由来する汚れ物質等の付着物を採取する管路内付着物採取装置に関する。
近年、医療分野などにおいて内視鏡は、広く用いられるようになっている。通常の内視鏡は、内視鏡検査に繰り返し使用されるため、内視鏡検査に使用された内視鏡は、洗浄消毒装置による洗浄消毒の処理が行われる。
そして、洗浄消毒の処理によって、清浄された内視鏡が、次の内視鏡検査に使用される。
内視鏡の洗浄消毒の処理は、マニュアルでの洗浄消毒または専用の洗浄消毒装置を用いて行われるが、確実に消毒を行なうためには消毒の前工程に当たる洗浄が十分行われ、内視鏡表面の汚れが徹底的に取り除かれている必要がある。日常的な洗浄消毒の処理の品質を確保するためには、適宜の期間毎に洗浄消毒の処理が行われた内視鏡に対して、その洗浄消毒の処理後の品質(換言すると清浄性)の評価を行うことが望ましい。
内視鏡等の医療器具の洗浄性の評価は、医療器具の表面に付着した付着物を剥離液を浸した回収ガーゼで表面を拭き取ったり、剥離液そのものを管路内に送液してこれを採取して、付着物もしくは回収液に含まれる生体に由来する汚れ物質としての蛋白質をアミドブラック法、ビュレット法、OPA法など多様な検出方法を用いて可視化、定量化することで行われる。
しかし、従来の汚れ物質(汚物)の採取方法或いは回収方法では、内視鏡等の細長の挿入部の長手方向に形成された処置具チャンネルなど極細で細長い内視鏡管路内における目標とする特定の部位だけに絞って、汚物を採取することが困難であった。
例えば、ガーゼ拭き取りではチャンネル両端の入り口近傍しか採取できず、剥離液送液では管路全長の汚物を一気に回収するため、特定部位のみに着目した汚染状態を知ることはできなかった。
なお、従来例として例えば特許2000−279418号公報には内視鏡の管路内に挿入される中空部材内にスライド移動可能な部材を挿通して、その先端部の開閉する採取部により生体組織等を切除することで採取する内視鏡用処置具が開示されている。
特許2000−279418号公報
上記公報の従来例は、内視鏡用処置具を内視鏡の管路の先端から突出させて、光学系の観察下で、観察方向正面に位置する生体組織を切り取るように採取するものであり、管路軸線に平行な管路内面に付着した付着物としての汚物を切除によって採取することは不可能に近い。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、内視鏡の処置具チャンネル等、医療機器の管路の内面における目標とする特定の部位に付着した生体に由来する汚れ物質等の付着物を採取することができる管路内付着物採取装置を提供することを目的とする。
本発明の管路内付着物採取装置は、医療機器における長尺の管路内に挿入可能で、その先端部が開口する中空の管路内挿入具と、
前記管路内挿入具内で該管路内挿入具の長手方向に進退可能な軸体と、
前記軸体の先端に設けられ、前記軸体の進退に応じて前記管路内挿入具の先端部から突没自在で、前記管路の内面に付着した付着物を採取する採取部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、管路の内面における目標とする特定の部位に付着した付着物を採取することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
図1から図4は本発明の実施例1に係り、図1は本発明の実施例1の管路内付着物採取装置の全体構成を示し、図2は内視鏡の概略の構成と共に、管路内付着物採取装置により処置具チャンネル内に挿通して、汚れ物質を採取する様子を示し、図3は本実施例による汚れ物質を採取して清浄性を検査する手順を示し、図4は処置具チャンネル内に挿入した挿入シースの先端開口から採取部を突出させた状態での挿入シースの先端側部分及びその周辺部を示す。
図1に示すように本発明の実施例1の管路内付着物採取装置(以下、単に採取装置と略記)1は、医療機器としての内視鏡12(図2参照)の管路内に挿通される可撓性(柔軟性)を有する長尺の管路内挿入具としての挿入シース2と、この挿入シース2内に収納可能でその長手方向に進退自在に挿通される可撓性を有する細長の軸体(又は採取棒)としてのシャフト部3とを有する。
長尺の内視鏡管路(以下、管路と略記)内に挿入される挿入シース2は、細長のシャフト部3を挿通可能とする中空で可撓性を有するプラスチックチューブ等で構成される。 この挿入シース2内に収納可能でその長手方向(前後方向とも言う)に進退自在のシャフト部3は、可撓性を有するワイヤ又は密巻きコイル等の細長の軸体により形成され、その先端には、管路内面に付着した付着物としての汚れ物質(汚物)を採取する採取部4が設けられている。
また、挿入シース2の後端側には、操作者が把持して操作を行う操作部が設けてある。具体的には、挿入シース2内に進退操作を操作者が行い易くするために、例えばシャフト部3の後端には拡径にされた取手5が設けられている。
汚物を採取する前の状態においては、図1における点線で示すようにシャフト部3の先端の採取部4が挿入シース2の先端開口の内側に収納されるように、シャフト部3の後端の取手5は挿入シース2の後端から後方側の位置に設定される。そしてこの状態で、内視鏡12の採取対象となる管路内に挿入される。
汚物を採取しようとする目標とする特定の部位に達した場合には、操作者は、挿入シース2に対して取手5を把持して前方側に押し出し、シャフト部3を前方側に移動して、図1の実線で示すように挿入シース2の先端開口から採取部4を突出させる。
挿入シース2の後端には、この挿入シース2の中空部とシャフト部3との間で適度の摩擦を持つように、挿入シース2に対してシャフト部3をスライド自在に保持する例えばゴムリング6が設けてある。
また、挿入シース2を管路の挿入側の開口端部から管路内の目標とする特定の部位まで挿入する挿入長を確認する目盛り(スケール)7が挿入シース2の外周面における長手方向に沿って設けてある。例えば、目盛り7は、挿入シース2の先端位置を0の目盛りとして、その先端からの距離を表すように目盛ってある。
また、挿入シース2の外周面には、その長手方向にスライド自在となるストッパ8が設けてあり、ストッパ8を固定ネジ8aにより、挿入シース2の長手方向における任意の位置で固定することができる。
従って、汚物を採取しようとする特定の部位が、管路の開口する端部からの距離が分かっている場合には、その距離に相当する目盛り位置にストッパ8を設定する。
そして、操作者は、ストッパ8が開口する端部に当接するまでこの挿入シース2を管路内に挿入すれば、挿入シース2の先端をその特定の部位付近に設定することができる。
シャフト部3の先端に取り付けられた採取部4は、例えばその先端及び後端を丸くした略円柱形状(又は球形状又は円筒形状等でも良い)であり、この採取部4は伸縮性に富む伸縮部材、例えばスポンジ或いは海面状部材で形成されている。なお、シャフト部3の先端部分にブラシを設けて採取部4を形成しても良い。
この採取部4は、伸縮性に富み、収縮させた状態においては挿入シース2の先端開口内に収納することができると共に、先端開口から突出させた場合にはこの挿入シース2の内径φ1よりも大きな外径φ2のサイズに戻る。
本実施例においては、この採取部4は、例えば汚物の採取対象となる管路(図1では2点鎖線示す)の内径φ3よりも大きく設定されている。なお、この場合に限定されるものでない。
また、この採取部4には、予め剥離液9が含浸されている。従って、操作者は、取手5を前後に操作したり、回転させる等の操作を行うことにより、管路の内面に圧接した状態の採取部4により、管路内面に付着している汚物を剥離液9で剥離し、剥離液9が含浸されたこの採取部4で採取する。
なお、剥離液9が含浸されていない場合でも、採取部4の外周面側が管路の内面に圧接した状態でシャフト部3を前後に複数回動かす等して、内面に付着している汚物を採取部4側に機械的に転写させて採取することもできる。
採取部4に剥離液9を含浸させることにより、この機械的な転写による採取の機能の他に、内面に強固に付着(残留)した汚物をより簡単に採取することが可能になる。
そして、この採取装置1により、汚物の採取を行った後、シャフト部3の先端の採取部4は、汚物が生体に由来する汚れ物質であるかを検査するために、例えば蛋白質等に対して変色或いは呈色する反応を引き起こす試薬10aを収納した試薬収納容器10に浸漬される。試薬10aとしては、公知のアミドブラック法、ビュレット法、OPA法による試薬(液)を採用することができる。
採取装置1とこの試薬収納容器10とにより、清浄性を検査する清浄性検査装置11が構成される。
また、採取装置1により清浄性の検査のために汚物の採取がされる医療機器としての内視鏡12は、図2に示すような構成である。
内視鏡12は、体腔内に挿入される細長の挿入部13と、この挿入部13の後端に設けられた操作部14と、この操作部14から延出されるユニバーサルケーブル部15とを有し、このユニバーサルケーブル部15の端部には、図示しないコネクタが設けられている。
挿入部13は、その先端に設けられた先端部16と、その後端に設けられた湾曲自在の湾曲部17と、この湾曲部17の後端から挿入部13の後端(或いは操作部14の前端)まで延出される長尺の可撓部18とを有する。
先端部16には図示しない照明窓に隣接して観察窓が設けられ、この観察窓には対物レンズ21が取り付けられている。この対物レンズ21の結像位置には撮像素子として、例えばCCD22が配置され、このCCD22の撮像面には対物レンズ21により体腔内の患部等の被写体の光学像が結像される。
このCCD22は、信号線を介してユニバーサルケーブル部15の端部が接続されるビデオプロセッサと接続される。
操作部14の前端付近には、処置具を挿入可能とする挿入口23が分岐部材24を用いて形成され、この挿入口23は、その内部において内視鏡管路としての処置具チャンネル25と連通している。
この処置具チャンネル25は、主に可撓性のチューブ26により形成されており、分岐部材24の先端部にその後端が連結されたチューブ26の先端は、挿入部13の先端部16の透孔に固着された口金27に連結される。そして、この透孔の先端開口が処置具チャンネル25の先端開口となっている。
また、分岐部材24における操作部14側に延びる後端部には、吸引管路28を形成するチューブ29の先端が連結固定されている。
チューブ26の後端と分岐部材24との連結部分、分岐部材24とチューブ29の先端との連結部分や、口金27とチューブ26の先端との連結部分は、内面が段差状になり易く、洗浄した場合に汚物が残留(付着)し易い部分となる。
また、対物レンズ21の外表面を清浄にするために、挿入部13には送気管路31と送水管路32とが挿通されている。
送気管路31と送水管路32は、先端側の分岐部33で合流して1本の送気送水管路34となり、先端のノズル35で開口している。この場合にも分岐部を形成する部材との連結部分が汚物の残留し易い部位となる。
送気管路31と送水管路32の後端側は、操作部14に設けられた送気送水スイッチ部36で開口している。
図2においては、図示しない送気送水スイッチ本体を取り外した状態の送気送水スイッチ部36を示す。
以下の説明例として、例えば処置具チャンネル25における分岐部材24の先端側の端部とチューブ26の後端との連結部付近の汚れを採取する場合の例で説明する。
次に本実施例による採取装置1を内視鏡12の管路内に挿入して特定の部位から汚物を採取し、その清浄性検査を行う手順を図3を参照して説明する。
最初のステップS1として、操作者は、洗浄された内視鏡12における検査対象となる管路(図2の例では処置具チャンネル25)内に採取装置1の挿入シース2を目標とする特定の部位付近まで挿入する。
なお、挿入口23から挿入して連結部付近の汚物等の付着物を採取することができるが、吸引管路28を形成する分岐部材24の後端側の端部とチューブ29との連結部付近の付着物も同様に適用できるように、挿入シース2を例えば処置具チャンネル25の先端開口側から挿入する場合で説明する。
この場合、図2の点線で示すように挿入シース2の先端開口の内側に採取部4を収納した状態で、操作者は、挿入シース2を管路内に挿入する。採取部4が挿入シース2の先端開口内に収納されている状態においては、採取部4が汚染される可能性を十分に低減できる。
また、挿入シース2を管路内の特定の部位、例えば図2に示すように分岐部材24の先端側の端部とチューブ26との連結部付近まで挿入する場合には、目盛り7を参照してストッパ8の位置を先端開口から分岐部材24の先端の連結部に至るまでの処置具チャンネル25の長さ(より少し短い長さ)に設定する。
このように設定して、ストッパ8が処置具チャンネル25の先端開口に当接して挿入が規制されるまで、図2に示すように挿入シース2を管路(具体例では処置具チャンネル25)内に挿入することにより、目標とする特定の部位付近まで挿入することができる。 図2はこの状態を示す。図2に示すようにストッパ8が処置具チャンネル25の先端開口に当接した状態まで挿入されると、挿入シース2の先端開口は、連結部付近に設定される。
次のステップS2において操作者は、取手5を前方に押す操作を行い、挿入シース2に対してシャフト部3を前方に移動し(繰り出し)、このシャフト部3の先端の採取部4を挿入シース2の先端開口から突出させる。
採取部4は、伸縮性に富み、挿入シース2の先端開口から突出されると収縮していた状態から通常の状態、具体的には収縮状態から拡径の通常のサイズ状態に戻り、その外径が管路の内径よりも大きなサイズの状態になる。
このため、採取部4は、その外周面が分岐部材24の連結部付近の管路内面に当接する。図4はこの状態を示す。図4に示すように採取部4は、伸縮性に富む部材で形成されているので、分岐部材24とチューブ26との連結部の内面に小さな凹部が在ってもその部分に採取部4が膨張して当接する。
次にステップS3に示すように操作者は、管路内面に当接した状態の採取部4により、管路内面に付着している汚物を採取する操作を行う。
例えば、操作者は取手5を複数回前後に移動したり、回転的な振動を与える操作をする。その操作はシャフト部3を介して採取部4に伝達され、管路内面に当接した状態の採取部4は、前後の移動(図4中の符号A)や、回転的な振動(図4中の符号B)が与えられる。
スポンジ状(或いは海面状)の採取部4には、剥離液9が含浸されているので、管路内面に汚物が付着していると剥離液9によりその汚物を剥離し、剥離液9が含浸されている採取部4で採取することができる。
この採取の操作を行った後、ステップS4に示すように操作者は、取手5を後方側に引いて、採取部4を挿入シース2の先端開口内に収納する。
その後、ステップS5に示すように操作者は、挿入シース2の後端を把持してこの挿入シース2を管路から引き抜き、汚物を採取した採取装置1を管路の外部に回収する。
上述したように採取部4を挿入シース2の先端開口内に収納した状態では、挿入シース2を移動しても内部の採取部4は管路と接触しないので、採取部4が他の管路部分から汚染される可能性は殆ど無い。
次のステップS6において操作者は、図1の2点鎖線で示すように(汚物の採取後の)採取部4を試薬10aが収納された試薬収納容器10内に浸漬してゆする等して、採取した汚物を、呈色を伴う試薬10aと反応させる。
そして、ステップS7に示すように反応させた後の試薬10aを分光器等を用いて呈色反応の有無程度を測定することにより管路の清浄性の評価結果を取得する。
例えば、試薬10aを分光器により、呈色の反応に対応する波長での吸収率や透過率の変化の有無や変化が有った場合の測定値を取得することにより、管路の清浄性の評価結果を定量的に取得することができる。
このように、本実施例によれば、管路内における目標とする特定の部位に汚物が付着(残留)していると、その特定の部位に対する汚物を簡単な操作で採取ができる。
また、取得した採取部4を試薬10aを用いることにより、汚物が残留していたか否かの清浄性の評価結果を取得することができると共に、定量的に評価することができる。 また、汚物を採取する前、及び汚物を採取した後には、採取部4を挿入シース2の先端開口内に収納して、他の管路と接触しない状態で管路内を進退移動できるので、他の管路での汚染の可能性を十分に低減できる。
従って、精度が高い清浄性の評価結果を得ることができる。
なお、図2或いは図4では処置具チャンネル25を形成するチューブ26と分岐部材24との連結部付近での汚物の採取を行う例で説明したが、図2或いは図4に示すように挿入シース2をより深部側に挿入することにより、吸引管路28を形成するチューブ29と分岐部材24との連結部付近での汚物の採取を行うことができる。
また、図2の口金27とチューブ26の連結部に対しても同様に適用することができる。また、より細い挿入シース2を用いることにより、送気管路31や送水管路32にも適用することができる。
また、上述の実施例は内視鏡12の先端部から採取装置1を挿通して管路内の汚物を採取する方法を示したが、操作部15の送気送水スイッチ部36または処置具チャンネル25の挿入口23から同装置を挿通して汚物採取行為を行なうことも勿論可能である。
次に図5を参照して本発明の実施例1の変形例を説明する。図5は、変形例の採取装置1Bにおける手元側部分を示す。本変形例は、図1に示した採取装置1において、挿入シース2の手元側(後端側)に剥離液を送液する送液手段を設けている。
具体的には、挿入シース2の後端は、注入ポート41が設けられた円筒形状で硬質の送液部材42の前端に連結固定される。
この送液部材42には、その外周面にコック43が介挿された注入ポート41が突設され、この注入ポート41は挿入シース2の中空部と連通している。
そして、注入ポート41に、その一端を接続したチューブ44を介して図示しない剥離液送液部から注入ポート41側に剥離液を送液することができる。コック43を開にすることにより、注入ポート41側に送液される剥離液は挿入シース2の中空部を経て採取部4に剥離液を供給することができる。
このように剥離液を送液する送液手段を備えた場合には、この送液手段により採取部4に剥離液を含浸させることができる。
また、本変形例は、実施例1のように採取部4に剥離液9を予め含浸させた場合においても、含浸させた剥離液9が不足するような場合、簡単に補充することができる。
なお、本変形例においては、挿入シース2と同心状に連結された送液部材42の開口する後端内には、水密を確保する例えばOリング6′がゴムリング6の代わりに設けてある。
このOリング6′は水密を確保する機能と挿入シース2に対してシャフト部3が不用意に移動しないで適度の摩擦が作用する上述したゴムリング6の機能を兼ねるようにしている。
その他の構成は、実施例1と同様である。本変形例によれば、送液手段を用いて採取部4に剥離液9を含浸させたり、剥離液9を補充することができる。その他、実施例1と同様の効果を有する。
なお、送液手段に逆流防止の弁を設けるようにしても良い。
(実施例2)
次に図6を参照して本発明の実施例2を説明する。図6は実施例2の採取装置1Cにおける挿入シース2の先端側の構成を示す。
実施例1においては、挿入シース2を管路内における目標とする特定の部位まで挿入する場合と、汚物を採取後、挿入シース2を管路内から引き出す場合には、採取部4を挿入シース2の先端開口内に収納することにより、挿脱する途中の管路部分と接触しないようにして、採取部4の汚染を防止している。
これに対して、本実施例は、より確実に汚染を防止する汚染防止手段を形成したものである。
本実施例においては、挿入シース2の先端部に、シャフト部3の進退操作により採取部4を突没自在に開閉して採取部4を収納する開閉部51を設けた構成にしている。
図6に示すように、円管形状であった挿入シース2の先端開口部分に、前端側が略円錐面形状に先細りする膜部52と、この膜部52の先細り形状となる先端側に設けた複数の切込、具体例では十字形状の切込53とを設けて開閉部51が形成されている。なお、切込53は、挿入シース2の略内径の長さ程度に形成されている。
また、この開閉部51は、伸縮性に富み、かつ弾性を備える柔軟な軟性の部材で形成されている。そして、採取部4が開閉部51の内部に収納された状態においては、その弾性力により切込53が閉じて挿入シース2の先端側は、外部との接触を遮断する密閉状態となる。
この状態において、挿入シース2に対してシャフト部3の手元側を押して採取部4を前方に押し出すと、採取部4により切込53は拡開し、採取部4をこの開閉部51の外部に突出させることができる。図6はこの状態を示す。
また、図6に示す状態において、挿入シース2に対してシャフト部3の手元側を引いて採取部4を後方に移動させる操作を行うことにより、採取部4により切込53を拡開させ、採取部4をこの開閉部51の内部に収納させることができる。
その他の構成は実施例1或いはその変形例と同様の構成であるが、ゴムリング6又はOリング6′として、その内側を外部と気密的に遮断する機能を有するものが用いられる。 本実施例によれば、採取部4をこの開閉部51の内部に収納した状態においては、採取部4を挿入シース2の外部と略気密的に遮断された状態に設定でき、テーパ状の先端形状が採取装置1Cの管路内挿通を容易とし、目的位置到達までの通過内壁との接触による汚染物質の混入も確実に排除できる。
このため、本実施例の採取装置1Cを用いて清浄性の評価を行った場合には、実施例1の場合よりも精度の高い清浄性の評価結果を取得することができる。
なお、開閉部51は、挿入シース2と同一の部材で形成しても良いし、開閉部51を別体の部材で形成(その場合の後端の連結部を点線で示す)し、その後端を接着剤などで挿入シース2の先端に固着して形成しても良い。
図7A及び図7Bは変形例の採取装置1Dの先端側を示す。この変形例においては、挿入シース2の先端面に、この挿入シース2の先端開口を覆う円板形状で弾性を有すると共に柔軟性を有する円蓋55が、回動可能な連結部56(図7B参照)により取り付けられている。
そして、挿入シース2の先端開口内に採取部4が収納された状態においては、図7Aに示すように円蓋55は挿入シース2の先端開口に密着し、先端開口を外部と気密的(或いは気密に近い状態に)遮断する密閉状態に保つ。
この状態において、挿入シース2に対してシャフト部3の手元側を押して採取部4を前方に押し出すと、円蓋55は押圧により開き、採取部4をこの円蓋55の外部に突出させることができる。図7Bはこの状態を示す。
また、図7Bに示す状態において、挿入シース2に対してシャフト部3の手元側を引いて採取部4を後方に移動させる操作を行うことにより、採取部4を先端開口の内部に収納することができる。また、円蓋55は、連結部56の弾性力により、図7Aの状態に戻る。
また、図示しない手元側からのワイヤ操作など引き戻し手段を用いて、強制的に閉状態に戻しても良い。
本変形例も実施例2と同様に、実施例1の場合よりも精度の高い清浄性の検査が可能になる。
(実施例3)
次に図8を参照して本発明の実施例3を説明する。図8は実施例3の採取装置1Eにおける挿入シース2の先端側の構成を示す。本実施例は、実施例1或いは実施例2において、シャフト部3の先端側にその軸方向と(0度よりも大きい値の)角度をなす方向を向くように曲がり癖の特性を持つ曲がり癖部を設けたものである。
例えばシャフト部3の先端部付近には例えばTi−Niのような超弾性金属或いは形状記憶金属等により、この図8に示すように曲がり癖の特性を持つように形状処理された先端シャフト部61の後端が連結されている。
この先端シャフト部61は、シャフト部3の軸方向と角度θをなす方向(軸方向から拡開する方向)を向くように形状処理されている。そして、この先端シャフト部61の先端に採取部4が設けられている。
なお、図8ではシャフト部3の先端に、別体の先端シャフト部61を接合等で設けた例で示しているが、先端シャフト部61の材質でシャフト部3と一体の先端シャフト部61を形成しても良い。
そして、先端シャフト部61の曲がり癖の特性の弾性力に抗してシャフト部3を手元側に引くことにより、採取部4を挿入シース2の先端開口内に収納することができる(図8において点線で示す)と共に、シャフト部3を押し出す操作を行うことにより、採取部4を先端開口から突出させることができる。
突出させた状態では、先端シャフト部61の曲がり癖の特性の弾性力により、図8に示すようにシャフト部3の軸方向と角度θをなす方向(軸方向から拡開する方向)を向くようになる。
従って、管路内における目標とする特定の部位において図8の実線で示すように挿入シース2の先端から採取部4を突出させて、例えばシャフト部3の手元側を回転的に操作する。この操作により先端側は大きな回転半径で同様に矢印で示すように回転する。
なお、図8の図示例では実施例1の挿入シース2の先端開口から突出させた状態で示しているが、実施例2のように切込53を設けた開閉部51の構成の場合にも同様に適用することができる。
本実施例によれば、採取部4を挿入シース2の先端から突出させた場合、曲がり癖部により採取部4がシャフト部3の軸方向から角度をなす方向に向かって突出し、採取部4が管路内面側に強く当たる状態に設定できる。
従って、上記のようにシャフト部3の手元側を回転的に操作することにより、採取部4で管路内面を押圧した状態で擦る如くに汚物の採取を行うことができ、汚物の採取の機能を向上できる。
その他、実施例1或いは実施例2に適用した場合と同様の効果を有する。また、本実施例においては、曲がり癖の特性を持つ先端シャフト部61の先端に採取部4を設ける構成にしているので、採取部4としては、その直径が管路の内径や挿入シース2の内径よりも小さい場合にも、管路の内面に当接させて汚物の採取が可能となる。
また、本実施例は、管路の内径が大きく異なる場合、つまり小さな内径の管路の場合から大きな内径の管路の場合にも、1種類の先端シャフト部61を備えたシャフト部3を用いて汚物等の付着物の採取が可能となる。
なお、上述した各実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
また、本実施例は、内視鏡の管路の場合に限定されるものでなく、中空の管路を備えた内視鏡用シース等の内視鏡周辺機器や処置具等の医療機器における長尺の管路の内面の特定の部位の汚物等、管路の内面に付着した付着物の採取に広く適用することができる。 また、医療機器における長尺の管路の内面における特定の部位としては、連結部の場合に限定されるものでなく、任意の部位に適用することができる。
内視鏡等の医療機器におけるその管路における連結部等、汚物が残留し易い特定の部位内面に対して汚物等の付着物を途中の管路内面での汚染を防止して採取する。
本発明の実施例1の管路内付着物採取装置の全体構成を示す図。 内視鏡の概略の構成と、内視鏡管路としての処置具チャンネル内に挿通して、汚れ物質を採取する様子を示す図。 実施例1による汚れ物質を採取して清浄性を検査する手順の代表例を示すフローチャート。 挿入シースの先端開口から採取部を突出させた状態における挿入シースの先端側部分及びその周辺部を示す図。 実施例1の変形例における管路内付着物採取装置の手元側の構成を示す図。 本発明の実施例2の管路内付着物採取装置の先端側の構成を示す斜視図。 実施例2の変形例における先端側の構成を、採取部を先端開口内に収納した状態で示す斜視図。 実施例2の変形例における先端側の構成を、採取部を先端開口から突出させた状態で示す斜視図。 本発明の実施例3の管路内付着物採取装置の先端側の構成を示す斜視図。
符号の説明
1…(管路内付着物)採取装置、2…挿入シース、3…シャフト部、4…採取部、5…取手、6…ゴムリング、7…目盛り、8…ストッパ、8a…固定ネジ、9…剥離液、10a…試薬、10…試薬収納容器、11…清浄性検査装置、12…内視鏡、13…挿入部、23…挿入口、24…分岐部材、25…処置具チャンネル、28…吸引管路

Claims (10)

  1. 医療機器における長尺の管路内に挿入可能で、その先端部が開口する中空の管路内挿入具と、
    前記管路内挿入具内で該管路内挿入具の長手方向に進退可能な軸体と、
    前記軸体の先端に設けられ、前記軸体の進退に応じて前記管路内挿入具の先端部から突没自在で、前記管路の内面に付着した付着物を採取する採取部と、
    を備えたことを特徴とする管路内付着物採取装置。
  2. 前記管路内挿入具は、開口するその先端部からの前記採取部の突没自在に応じて前記先端部の開口を開閉自在とする開閉部を有することを特徴とする請求項1に記載の管路内付着物採取装置。
  3. 前記採取部は、前記管路内挿入具の先端部の開口から突出された場合、該先端部の内径よりも大きな外径に膨張する伸縮性に富む部材により、略円柱又は球形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の管路内付着物採取装置。
  4. 前記採取部は、さらに剥離液が含浸されることを特徴とする請求項3に記載の管路内付着物採取装置。
  5. 前記軸体の先端部は、前記管路内挿入具から突出された時、前記管路内挿入具の軸方向に対し開角するように曲がり癖の特性を持つ曲がり癖部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかの請求項に記載の管路内付着物採取装置。
  6. 前記管路内挿入具は、その外周面における長手方向に目盛りが形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかの請求項に記載の管路内付着物採取装置。
  7. さらに前記管路内挿入具の手元側には、剥離液を送液する送液ポートが設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれかの請求項に記載の管路内付着物採取装置。
  8. 前記採取部は、前記管路の内面に当接することにより、該内面に付着している汚れを前記剥離液で剥離して採取することを特徴とする請求項4に記載の管路内付着物採取装置。
  9. 前記開閉部は、前記管路内挿入具の開口する先端部から先細り形状で突出する略円錐形状で軟性を有する膜部と、該膜部の先端側に形成され、前記採取部を挿通可能とする複数の切込とを備えることを特徴とする請求項2に記載の管路内付着物採取装置。
  10. 前記開閉部は、前記管路内挿入具の開口する先端部に前記採取部を収納した状態においては、外部と略気密状態に遮断する開閉蓋を有することを特徴とする請求項2に記載の管路内付着物採取装置。
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