JP3367376B2 - 細胞採取装置 - Google Patents

細胞採取装置

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JP3367376B2
JP3367376B2 JP09445597A JP9445597A JP3367376B2 JP 3367376 B2 JP3367376 B2 JP 3367376B2 JP 09445597 A JP09445597 A JP 09445597A JP 9445597 A JP9445597 A JP 9445597A JP 3367376 B2 JP3367376 B2 JP 3367376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸部の先端に把持
爪やブラシ等の細胞採取具が設けられ、内視鏡の処置具
挿通チャンネルを介して体腔内に導かれて、体内組織細
胞等を採取して回収するための細胞採取装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】医療用の内視鏡は、術者等が操作する本
体操作部に体腔内に挿入される挿入部を連設すると共
に、本体操作部からはユニバーサルコードを延在させる
ことにより大略構成されるものである。挿入部の先端部
分には、体腔内を照明するための照明手段と、この照明
手段による照明下で体腔内の観察を行う観察手段とが設
けられており、これによって体腔内の検査や診断が可能
となる。そして、この検査や診断の結果、病変部が発見
されたりした時には、鉗子や高周波処置具等の処置具を
用いて患部の切除や出血部分の凝固等の処置が施される
が、この処置具を所定の位置まで導くために、挿入部に
処置具を挿通させる処置具挿通チャンネルを設けてい
る。そして、処置具挿通チャンネルの先端部を観察手段
の近傍に開口させるように構成することによって、処置
具を観察手段による観察下で操作できるようになし、も
って処置の安全性,円滑性等が確保される。
【0003】処置具挿通チャンネルを介して挿入される
処置具の一例として、例えば細胞採取装置がある。この
細胞採取装置は、体腔内の組織細胞をサンプリングし
て、この細胞を分析することによって、病変の有無及び
その種類や状態等の確認や、どのような薬品が患部にと
って有効かの判定等を行えるようにするために用いられ
る。細胞採取装置は、可撓性のある軸部の先端に細胞採
取具を連結したものであるが、この細胞採取具として
は、例えば一対からなる把持爪を有し、この把持爪を開
閉することによって、体腔内壁から細胞を採取するよう
に構成したものや、ブラシを用い、このブラシで体腔内
壁を擦動することによって、細胞を採取するように構成
したもの等が広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した把
持爪やブラシ等の細胞採取具で細胞を採取した後には、
この細胞を回収しなければならない。この細胞の回収
は、細胞採取装置全体を処置具挿通チャンネルから引き
出すようにして行う。この時には、細胞採取具は処置具
挿通チャンネルの内面と摺接することになって、この細
胞採取具により採取された細胞が処置具挿通チャンネル
の内面に当接して、この処置具挿通チャンネルの内面が
汚損されることになる。また、処置具挿通チャンネルは
吸引通路としても利用されることから、この処置具挿通
チャンネル内には体内汚物が残留していることがあり、
細胞採取具で採取された細胞が体内汚物と接触して汚損
されるおそれもある。とりわけ、体腔内壁から細胞を採
取する際に、この体腔内壁に体液等が付着していると、
それを洗い流すために送水を行うようにするが、体腔内
壁を洗い流した廃液を回収しなければならない。この廃
液の回収は処置具挿通チャンネル内を負圧にして吸引す
ることにより行われるものであり、従ってその後に細胞
を採取して回収する時には、処置具挿通チャンネルの内
面が汚損されている可能性は極めて高い。この結果、回
収した細胞が体液等の不純物が付着することになり、採
取した細胞の検査等に支障を来すおそれがある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、細胞採取具で捕捉し
た細胞を処置具挿通チャンネルの内面に対して非接触状
態で取り出すことができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、可撓性のある軸部の先端に細胞採取
具を装着した採取装置本体と、この採取装置本体が挿通
可能なチューブとからなり、内視鏡の処置具挿通チャン
ネル内に挿通可能な細胞採取装置であって、前記チュー
ブの先端部を閉鎖する状態と、開放する状態とに変位可
能なカバー部材を設け、このカバー部材は複数のカバー
部片と、これら各カバー部片と前記チューブとの間を連
結して設けた弾性部材とから構成し、前記弾性部材先端
側に向けて内向きに湾曲させた形状であって、前記カバ
ー部片を外向きに押動した時には、真直ぐな状態の死点
位置を有し、この死点位置より内向きに変形したとき
に、前記各カバー部片が接合された閉鎖状態となり、ま
た死点位置を越して外向きに変形したときには、前記チ
ューブの延長線の部位を開放させるものであり、開放状
態となっているカバー部片は、前記チューブを前記処置
具挿通チャンネル内に引き込む際に、この処置具挿通チ
ャンネルの開口部の周壁に押されて閉鎖状態に変位する
ものであることをその特徴とするものである。
【0007】ここで、軸部の先端に設けられる細胞採取
具としては、例えば開閉可能な把持爪またはブラシによ
り構成することができる。そして、この細胞採取具を処
置具挿通チャンネルの内面に対して非接触状態で回収す
るには、細胞採取具で細胞を回収した後に、この細胞採
取具をカバー部材で覆うか、または細胞採取具が処置具
挿通チャンネルの内面に当接しないように保持して処置
具挿通チャンネルを通って回収できるようにする。
【0008】そして、カバー部材を構成する弾性部材
は、細胞採取具をチューブから突出させたときには、そ
の死点位置を越えて各カバー部片が外向きに変位して、
チューブの先端を開放させるようになし、またチューブ
を処置具挿通チャンネル内に引き込む動作に連動して各
カバー部片を閉鎖する状態に復帰させるように構成す
る。これによって、細胞採取具は処置具挿通チャンネル
の内面と接触せずに回収される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。まず、図1に内視鏡の概略
構成を示し、図2にその挿入部の先端部分の構成を示
す。これらの図において、1は本体操作部、2は体腔内
への挿入部、3はユニバーサルコードをそれぞれ示し、
本体操作部1は術者等が把持して操作を行うためのもの
であり、挿入部2は、この本体操作部1への連設側から
大半の長さ部分は体腔内への挿入経路に沿って任意の方
向に曲がる軟性部2aであって、この軟性部2aの先端
にはアングル部2bが、またアングル部2bの先端には
先端硬質部2cがそれぞれ連設されている。アングル部
2bは先端硬質部2cを任意の方向に向けるためのもの
であって、先端硬質部2cには照明窓4及び観察窓5か
らなる内視鏡観察機構を備えている。
【0010】また、これら以外にも、先端硬質部2cに
は処置具挿通チャンネル6が開口しており、観察窓5に
向けた洗浄ノズル7が設けられている。処置具挿通チャ
ンネル6は、挿入部2から本体操作部1内に延在されて
おり、この本体操作部1の挿入部2への連設部近傍位置
に設けた処置具導入部8に接続されている。また、図示
は省略するが、処置具挿通チャンネル6の処置具導入部
8への連設部近傍の部位は分岐した通路となって、吸引
通路が接続されている。従って、処置具挿通チャンネル
6は処置具を挿通させて、体腔内に導くだけでなく、吸
引通路としても利用されるようになっている。
【0011】処置具挿通チャンネル6には、様々な処置
具が挿通可能となっているが、例えば図3に示したサン
プリング鉗子10や、図4に示した細胞診ブラシ20が
挿通可能となっている。サンプリング鉗子10は、可撓
性のある軸部11の先端に一対の把持爪12,12を開
閉可能に装着してなるものであり、把持爪12は体内組
織細胞を切断できるようにするために、先端が刃状とな
っている。把持爪12,12の開閉を遠隔操作で行うた
めに、把持爪12にはリンク機構13が連結されてお
り、このリンク機構13には押し引き操作ワイヤ14が
接続されている。従って、操作ワイヤ14を押し込む
と、リンク機構13が作動して、把持爪12,12が開
くようになり、操作ワイヤ14を引っ張ると、把持爪1
2,12が閉じるようになる。この操作ワイヤ14は軸
部11内に挿通されて、その基端部には押し引き操作部
材(図示せず)が接続されている。また、細胞診ブラシ
20は、弾性部材からなる丸棒状の芯部材21の外周面
に多数の線体を植設することにより形成したブラシ本体
22を有し、このブラシ本体22は軸部23の先端に固
定して設けられている。ここで、前述した内視鏡は軟性
部2a及びアングル部2bを備えた軟性鏡であるから、
サンプリング鉗子10及び細胞診ブラシ20における軸
部11,23は曲げ可能な部材、例えば密着コイルから
構成される。
【0012】サンプリング鉗子10や細胞診ブラシ20
等、細胞採取を行うための処置具は以上のように構成さ
れるが、これらの処置具は単独で処置具挿通チャンネル
6内に挿入されるのではなく、図5に示したガイドチュ
ーブ30内に挿通されて体腔内に導かれる。ガイドチュ
ーブ30は、処置具挿通チャンネル6内に円滑に挿入で
きる程度の腰を持った可撓性があり、かつ滑りの良い樹
脂チューブから構成される。このガイドチューブ30の
先端には、図6に示したように、略六角形状の硬質部材
からなる口金部31が連設されており、この口金31に
はカバー部材32が連結されている。このカバー部材3
2は、6枚のカバー部片33から構成され、このカバー
部片33は、口金31における各辺に連結される弾性部
片33aにカバー部33bを連結することにより構成さ
れる。
【0013】カバー部材32を構成する各カバー部片3
3は、図7に示したように、ガイドチューブ30の先端
を閉鎖させる状態と、図8に示したように、このガイド
チューブ30の先端を開放する状態に変位可能となって
いる。このために、図9に示したように、カバー部片3
3における弾性部片33aは、幅方向には平坦で、先端
側に向けて僅かに内向きに湾曲する形状となっており、
この弾性部片33aの先端に連結したカバー部33bは
硬質板体の全体を湾曲形状に曲げたものから構成され
る。そして、図9の実線の状態では、口金31の各辺に
連結したカバー部片33の端面が相互に接合して、全体
としてのカバー部材32が閉鎖状態に保持されている。
そこで、サンプリング鉗子10や細胞診ブラシ20を挿
通させて、その先端でカバー部片33のカバー部33b
を外向きに押動した時には、弾性部片33aが仮想線
示したように、真直ぐな状態に変形した位置が死点位置
となり、この死点位置を越すと、弾性部片33aが矢印
で示したように外向きに反るように変形して、同図に
点線で示したように、この弾性部片33aが反転した位
置に保持されるようになり、これによってカバー部33
bが開放された状態となり、弾性部片33aの弾性力に
よりカバー部33bがその状態で安定する。
【0014】以上の構成を有するカバー部片33からな
るカバー部材32をガイドチューブ30の先端に設ける
ことによって、このガイドチューブ30内にサンプリン
グ鉗子10や細胞診ブラシ20を挿通して、これらの細
胞採取具がカバー部材32の内面に当接すると、この細
胞採取具がカバー部片33を押し出すようになる。この
結果、カバー部片33がガイドチューブ30の延長線の
部位を開放する状態に変位することになる。また、カバ
ー部片33の開放状態で、カバー部材32を処置具挿通
チャンネル6内に引き込むと、この処置具挿通チャンネ
ル6の開口部分の端部によって、カバー部片33がその
外側から押動されるから、この外力の作用によって閉鎖
位置に復帰する。
【0015】処置具挿通チャンネル6は鉗子その他の処
置具を挿通させる通路として機能するだけでなく、吸引
通路としても利用される。この吸引通路として利用する
場合には、処置具挿通チャンネル6の内部を負圧にしな
ければならない。このために、処置具挿通チャンネル6
における処置具導入部8には、図10に示したように、
処置具挿通チャンネル6の内部を密閉する栓部材9が装
着されている。この栓部材9には、スリット9aが設け
られており、このスリット9aを介して処置具等を挿入
できるようになっている。細胞採取装置を処置具挿通チ
ャンネル6内に挿入する際には、このスリット9aを広
げる必要があり、このためにガイドチューブ30の基端
側にはアダプタ34が遊嵌状に嵌合されている。従っ
て、このアダプタ34を処置具導入部8に設けた栓部材
9を貫通するように装着することによって、内部に細胞
ガイドしたにを挿通チャンネル6の入口の部位に嵌合す
ることによって、ガイドチューブ30の基端部を固定で
きると共に、処置具挿通チャンネル6の入口部分がシー
ルされる。なお、図5において、35はガイドチューブ
30とアダプタ34とを収納させる透明袋である。
【0016】以上のように構成することによって、内視
鏡の挿入部1を体腔内に挿入して所定の位置で検査を行
っている間に、病変等の疑いのある箇所が発見される
と、細胞採取装置を処置具挿通チャンネル6内に挿入し
て、当該の部位の体内組織細胞をサンプリングすること
ができる。例えば、細胞診ブラシ20を用いる場合に
は、ガイドチューブ30内にこの細胞診ブラシ20を挿
入するが、この細胞診ブラシ20におけるブラシ本体2
2はカバー部材32の内部に位置させた状態となし、か
つカバー部材32を構成する各カバー部片33を閉鎖位
置に保持して、カバー部材32によりガイドチューブ3
0の先端部分を覆うようにしておく。
【0017】このように組み込まれた細胞診ブラシ20
とガイドチューブ30とのアセンブリを処置具挿通チャ
ンネル6内に挿入して、少なくともカバー部材32の部
位を処置具挿通チャンネル6の先端から突出させる。そ
して、細胞診ブラシ20の軸部23をガイドチューブ3
0に対して押し出すように操作する。これによって、ブ
ラシ本体22がカバー部材32を構成する6枚のカバー
部片33が押し広げるようにして突出することになる。
このように、カバー部片33の弾性部片33aがブラシ
本体22により押動されると、その死点位置を越えて反
る方向に弾性変形するから、カバー部片33は開放位置
に保持されることになる。そして、ブラシ本体22をガ
イドチューブ30に連設したカバー部材32から所定の
長さ突出させて、体腔内壁に押し当てた状態で動かすこ
とにより細胞を掻き取るようにしてブラシ本体22に付
着させて、そのサンプリングを行うことができる。
【0018】ブラシ本体22に細胞が付着すると、カバ
ー部材32が開放状態となっているガイドチューブ30
をその位置に保持した状態で、細胞診ブラシ20におけ
る軸部23をガイドチューブ30内に引っ張り込むよう
に操作する。これによって、ブラシ本体22は開放され
ているカバー部材32の内部となる位置に変位する。そ
こで、細胞診ブラシ20と共にガイドチューブ30を処
置具挿通チャンネル6内から引き抜くようにする。この
結果、処置具挿通チャンネル6の開口部分の周壁に押さ
れて、開放位置となっているカバー部片33が弾性変形
して閉鎖状態に変位して、ブラシ本体22はカバー部材
32内に収容された状態になる。
【0019】従って、細胞診ブラシ20とガイドチュー
ブ30とのアセンブリをそのまま処置具挿通チャンネル
6から引き戻しても、細胞が付着したブラシ本体22は
処置具挿通チャンネル6の内面とは非接触状態で回収す
ることができる。これによって、ブラシ本体22に付着
した細胞が処置具挿通チャンネル6の内面に付着するお
それがない。また、細胞診ブラシ20で細胞を掻き取る
前の段階で、当該の部位が出血している等、体液が充満
している場合には、体腔内壁に洗浄水等を噴射させて体
液を洗い流すが、その洗浄廃液を処置具挿通チャンネル
6を吸引通路として吸引除去することがある。このよう
な場合には、処置具挿通チャンネル6の内部は体内汚物
等で著しく汚損されるが、このように処置具挿通チャン
ネル6の内面に残存している体内汚物がブラシ本体22
に付着して、サンプリングした細胞を汚損する等のおそ
れもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は細胞採取
具を挿通させるチューブの先端に、この細胞採取具を処
置具挿通チャンネルの内面と非接触状態で引き出すため
の保持部を設ける構成としたので、細胞採取具で捕捉し
た細胞を処置具挿通チャンネルの内面に対して非接触状
態で取り出すことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成図である。
【図2】挿入部の先端部分の外観図である。
【図3】サンプリング鉗子の先端部分の外観図である。
【図4】細胞診ブラシの先端部分の外観図である。
【図5】ガイドチューブの全体構成図である。
【図6】ガイドチューブの先端部の正面図である。
【図7】カバー部材が閉鎖状態にある時の断面図であ
る。
【図8】カバー部材から細胞診ブラシを突出させて、カ
バー部材を開放した状態の断面図である。
【図9】カバー部材の作動説明図である。
【図10】処置具導入部の断面図である。
【符号の説明】
1 本体操作部 2 挿入部 6 処置具挿通チャンネル 8 処置具導入
部 10 サンプリング鉗子 11 軸部 12 把持爪 20 細胞診ブ
ラシ 22 ブラシ本体 22 ブラシ本
体 23 軸部 30 ガイドチ
ューブ 31 口金 32 カバー部
材 33 カバー部片 33a 弾性部
片 33b カバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 A61B 10/00 G02B 23/24 - 23/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性のある軸部の先端に細胞採取具を
    装着した採取装置本体と、この採取装置本体が挿通可能
    なチューブとからなり、内視鏡の処置具挿通チャンネル
    内に挿通可能な細胞採取装置において、 前記チューブの先端部を閉鎖する状態と、開放する状態
    とに変位可能なカバー部材を設け、 このカバー部材は複数のカバー部片と、これら各カバー
    部片と前記チューブとの間を連結して設けた弾性部材と
    から構成し、 前記弾性部材は先端側に向けて内向きに湾曲させた形状
    であって、前記カバー部片を外向きに押動した時には、
    真直ぐな状態の死点位置を有し、この死点位置より内向
    きに変形したときに、前記各カバー部片が接合された閉
    鎖状態となり、また死点位置を越して外向きに変形した
    ときには、前記チューブの延長線の部位を開放させるも
    のであり、開放状態となっているカバー部片は、前記チ
    ューブを前記処置具挿通チャンネル内に引き込む際に、
    この処置具挿通チャンネルの開口部の周壁に押されて閉
    鎖状態に変位することを特徴とする細胞採取装置。
  2. 【請求項2】 前記細胞採取具は、開閉可能な把持爪ま
    たはブラシにより構成したことを特徴とする請求項1記
    載の細胞採取装置。
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