JP2009189467A - スリットランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 変倍光学系部の倍率の切り換えを行って高倍で観察した後、元の倍率に戻して撮影を行う場合であっても、被検眼に対する合焦ズレを回避することのできるスリットランプを提供する。
【解決手段】 本発明のスリットランプ1は、被検眼Eに対して前後・左右に可動される架台6と、被検眼Eを変倍光学系部12を介して拡大しつつ観察する接眼鏡部24と、変倍光学系部12を介して被検眼Eを撮像する撮像部25とを備えている。
スリットランプ1には、撮影スイッチ33の第1段の操作により撮影時の倍率よりも高い倍率に変倍光学系部12の倍率を設定しかつ撮影スイッチ33の第2段の操作により撮影時の倍率に変倍光学系部12の倍率を復帰させる制御部30が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影時の倍率よりも高倍で観察し、元の撮影時の倍率に戻して撮影を行うことが可能なスリットランプの改良に関する。
従来から、被検眼に対して前後・左右に可動される架台と、架台に設けられて被検眼にスリット光束を照明する照明光学系部と、被検眼を変倍光学系部を介して拡大しつつ観察する接眼鏡部と、変倍光学系部を介して被検眼を撮像する撮像部とを備え、撮影スイッチの操作により被検眼を撮影するスリットランプが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このものでは、コントロールレバーの操作により架台を前後左右に動かし、被検眼に対して位置合わせを行うと共に、接眼鏡部を覗きつつ架台を微動させて被検眼に対する合焦を行い、撮影を行っている。
特開2003−299619号公報
ところで、この種のスリットランプでは、変倍光学系部により低倍から高倍までに渡って倍率を変更して観察・撮影を行うことができるが、低倍で撮影を行う際に低倍のままで観察しながら合焦を行うことにすると、鮮明な画像を撮影により得難いという不都合がある。
そこで、従来、この種のスリットランプでは、変倍ノブを操作して撮影時の倍率よりも高い倍率(高倍)で被検眼を観察しながら被検眼に対して合焦を行い、その後、変倍ノブを操作して元の撮影倍率(低倍)に戻して、撮影スイッチを操作することにより被検眼の撮影を行っている。
従来のスリットランプは、このように、手動で変倍光学系部の倍率の切り換えを行う構成であるので、倍率の切り換えの際に、被検眼が動き、被検眼に対する合焦がずれるという不都合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、変倍光学系部の倍率の切り換えを行って高倍で観察した後、元の倍率に戻して撮影を行う場合であっても、被検眼に対する合焦ズレを回避することのできるスリットランプを提供することにある。
請求項1に記載のスリットランプは、被検眼に対して前後・左右に可動される架台と、前記被検眼を変倍光学系部を介して拡大しつつ観察する接眼鏡部と、前記変倍光学系部を介して前記被検眼を撮像する撮像部とを備え、撮影スイッチの操作により前記被検眼を撮影するスリットランプにおいて、前記撮影スイッチの第1段の操作により撮影時の倍率よりも高い倍率に前記変倍光学系部の倍率を設定しかつ前記撮影スイッチの第2段の操作により撮影時の倍率に前記変倍光学系部の倍率を復帰させる制御部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載のスリットランプは、前記変倍光学系部は回転軸部を有するレンズ保持筒と、該レンズ保持筒の回転方向に設けられかつ一対のレンズからなりしかも倍率の異なる複数個の変倍レンズと、前記撮影スイッチの操作により前記制御部の制御に基づき前記レンズ保持筒を回転軸部の回りに回転駆動する駆動機構とからなることを特徴とする。
請求項3に記載のスリットランプは、前記駆動機構は駆動モータと、該駆動モータの出力軸と前記回転軸部との間に掛け渡された歯付き駆動ベルトとからなることを特徴とする。
請求項4に記載のスリットランプは、前記変倍光学系部が変倍ノブを有し、該変倍ノブの手動操作により倍率を変更可能であることを特徴とする。
請求項1ないし請求項3に記載の発明によれば、撮影スイッチの操作に関連させて変倍光学系部の倍率の切り換えを自動で行う構成としたので、変倍光学系部の倍率を撮影時の倍率とは異なる高い倍率に切り換えて観察を行った後に、元の倍率に戻して撮影を行う場合であっても、被検眼に対する合焦ズレを回避することができる。
請求項4に記載の発明によれば、手動と自動との使い分けを行うことができる。
以下に、本発明に係わるスリットランプの発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係わるスリットランプの一例を示す外観図である。この図1において、1はスリットランプである。スリットランプ1はベース2を有する。ベース2の前部には顎受け部材3が設けられている。この顎受け部材3には顎受け部4と額当て部5とが設けられている。そのベース2の上部には架台6が設けられている。架台6にはコントロールレバー7が設けられている。架台6はそのコントロールレバー7の傾倒操作により移動機構部8を介して前後左右方向に移動される。
架台6には支持アーム9、10が設けられている。支持アーム9の上部には照明ケース11が設けられている。この照明ケース11の内部には照明光学系(図示を略す)が配設されている。その照明光学系は被検眼Eに向けてスリット照明光を照射する。
支持アーム10の上部には変倍光学系部12が設けられている。この変倍光学系部12は、図2に拡大して示すように、鏡筒部13、被検眼Eに対向する対物レンズ部14、支持アーム取り付け穴部15を有する。その変倍光学系部12は、図3に示す外観形状のレンズ保持筒16を有する。そのレンズ保持筒16の両端には回転軸部16a、16aが形成されている。
そのレンズ保持筒16の回転方向には変倍レンズ17、18が設けられている。その変倍レンズ17は凸レンズ17aと凹レンズ17bとの一対のレンズから構成されている。その変倍レンズ18は凸レンズ18aと凹レンズ18bとの一対のレンズから構成されている。その図2には凸レンズ17aが対物レンズ部14に対向する状態が示されている。その変倍レンズ17、18は、図3、図4に示すように、左右方向に一組設けられている。
変倍レンズ17は、例えば、拡大倍率を6倍と40倍とに設定する場合に用いられる。変倍レンズ18は、拡大倍率を10倍と25倍とに設定する場合に用いられる。例えば、対物レンズ部14に凸レンズ17aが対向しているとき、拡大倍率は40倍であり、凹レンズ17bが対物レンズ部14に対向しているとき、拡大倍率は6倍である。また、対物レンズ部14に凸レンズ部18aが対向しているとき、拡大倍率は25倍であり、対物レンズ部14に凹レンズ部18bが対向しているとき、拡大倍率は10倍である。なお、そのレンズ保持筒16には素通しの開口19、20が形成されている。この開口19、20が対物レンズ部14に対向しているとき、拡大倍率は16倍であり、この変倍光学系部12は倍率変更を5段階で行うことができる。
その鏡筒部13には、図2に示すようにマウント部21が形成されている。このマウント部21にはマウント部材22が図1に示すように止めネジ23によって着脱可能に固定される。そのマウント部材22には接眼鏡部24が設けられると共に撮像部としてのデジタルカメラ25が設けられている。被検眼Eは変倍光学系部12を介して接眼鏡部24を通じて撮影者に観察される。
鏡筒部13には、図4ないし図6に示すように一対の変倍ノブ26、26が設けられると共に、駆動機構27が設けられている。その変倍ノブ26は回転軸部16a、16aに固定されている。
駆動機構27は駆動モータ(例えば、ステッピングモータ)28と歯付き駆動ベルト29とから大略構成されている。その歯付き駆動ベルト29は駆動モータ28の出力軸28aと回転軸部16aとの間に掛け渡されている。
その駆動モータ28は、図1に示す制御部30によって回転制御される。この制御部30は例えば架台6に設けられている。その制御部30には撮影倍率設定スイッチ31と倍率変更スイッチ32とが設けられている。
撮影倍率設定スイッチ31はオフ、6倍、10倍、16倍、25倍、40倍の5段階で撮影倍率を設定可能である。撮影倍率設定スイッチ31がオフのときには、変倍ノブ26を手動操作することにより撮影倍率を設定可能である。撮影倍率設定スイッチ31を6倍〜40倍のいずれかに設定すると、制御部30はその設定された撮影倍率となるように駆動モータ28を駆動制御する。
倍率変更スイッチ32を操作すると、制御部30は指定された観察倍率となるように駆動モータ28を制御するための待機状態となる。コントロールレバー7には撮影スイッチ33が設けられ、この撮影スイッチ33は制御部30とデジタルカメラ25とに接続されている。
この撮影スイッチ33は第1段レリーズ操作(半押し)と第2段レリーズ操作との二段階操作が可能であり、制御部30は第1段レリーズ操作により、指定された観察倍率となるように駆動モータ28を駆動制御すると共に第2段レリーズ操作により元の撮影倍率に復帰するように駆動モータ28を制御する。
例えば、撮影倍率が16倍で、指定された観察倍率が25倍の場合、レンズ保持筒16は素通しの開口19(20)が対物レンズ部14に対向している状態から凸レンズ18aが対物レンズ部14に対向する状態に切り換えられる。
撮影者は、この撮影スイッチ33の第1段レリーズ操作時にコントロールレバー7を傾倒操作して、架台6を前後方向に微調整し、被検眼Eに対する合焦操作を行う。これにより、撮影倍率よりも高倍の倍率で撮影対象部位を観察しつつ被検眼Eに対するピント合わせを行うことができる。
撮影スイッチ33の第2段レリーズ操作を行うと、制御部30は元の設定された撮影倍率となるように駆動モータ28を駆動制御する。この例の場合には、凸レンズ18aが対物レンズ部14に対向している状態から素通しの開口19(20)が対物レンズ部14に対向する状態となる。その後、撮影信号がデジタルカメラ25に入力され、撮影が実行される。
なお、この発明の実施の形態では、制御部30は、撮影倍率が最大倍率に設定されている場合には、観察倍率を設定したとしても、観察倍率をキャンセルする構成となっている。
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明の趣旨を変更しない範囲内で、各種の態様を実施可能である。
本発明に係わるスリットランプの全体構成を示す概要図である。 図1に示す変倍光学系部の内部構造を示す断面図である。 図2に示すレンズ保持筒の外観形状を示す説明図である。 図2に示す変倍光学系部の後部形状を示す部分断面図である。 本発明に係わる変倍光学系の駆動機構の概略構成を示す内部構造図である。 図5に示す駆動機構を概略構成を示す側面図である。
符号の説明
1…スリットランプ
6…架台
12…変倍光学系部
24…接眼鏡部
25…デジタルカメラ(撮像部)
30…制御部
33…撮影スイッチ

Claims (4)

  1. 被検眼に対して前後・左右に可動される架台と、前記被検眼を変倍光学系部を介して拡大しつつ観察する接眼鏡部と、前記変倍光学系部を介して前記被検眼を撮像する撮像部とを備え、撮影スイッチの操作により前記被検眼を撮影するスリットランプにおいて、
    前記撮影スイッチの第1段の操作により撮影時の倍率よりも高い倍率に前記変倍光学系部の倍率を設定しかつ前記撮影スイッチの第2段の操作により撮影時の倍率に前記変倍光学系部の倍率を復帰させる制御部が設けられていることを特徴とするスリットランプ。
  2. 前記変倍光学系部は回転軸部を有するレンズ保持筒と、該レンズ保持筒の回転方向に設けられかつ一対のレンズからなりしかも倍率の異なる複数個の変倍レンズと、前記撮影スイッチの第1段の操作により前記制御部の制御に基づき前記レンズ保持筒を回転軸部の回りに回転駆動する駆動機構とからなることを特徴とする請求項1に記載のスリットランプ。
  3. 前記駆動機構は駆動モータと、該駆動モータの出力軸と前記回転軸部との間に掛け渡された歯付き駆動ベルトとからなることを特徴とする請求項2に記載のスリットランプ。
  4. 前記変倍光学系部が変倍ノブを有し、該変倍ノブの手動操作により倍率を変更可能であることを特徴とする請求項3に記載のスリットランプ。
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